JP2000096405A - ストラップ - Google Patents
ストラップInfo
- Publication number
- JP2000096405A JP2000096405A JP10272381A JP27238198A JP2000096405A JP 2000096405 A JP2000096405 A JP 2000096405A JP 10272381 A JP10272381 A JP 10272381A JP 27238198 A JP27238198 A JP 27238198A JP 2000096405 A JP2000096405 A JP 2000096405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap
- synthetic resin
- yarn
- yarns
- length direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のストラップのような織物を用いる場合に
比べて合成樹脂の含浸が速く、加工効率が向上し、安価
なストラップを提供する。 【解決手段】柔軟な合成樹脂からなるストラップ本体部
2の長さ方向に、長さ方向が沿う糸条1をストラップ本
体部2の幅方向に5〜50本/cmの密度で並ぶように
配設し、前記糸条1をストラップ本体部2で包み込む。
比べて合成樹脂の含浸が速く、加工効率が向上し、安価
なストラップを提供する。 【解決手段】柔軟な合成樹脂からなるストラップ本体部
2の長さ方向に、長さ方向が沿う糸条1をストラップ本
体部2の幅方向に5〜50本/cmの密度で並ぶように
配設し、前記糸条1をストラップ本体部2で包み込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパソコン、
ワープロ、コピー機などの電子機器やテレビジョン受像
機、ビデオデッキ、電子レンジ、冷蔵庫、たんすなどの
家具などをそれを載せる台や室内の壁面などに、地震や
何らかの外力に対して場所が移動したり、倒れたり、落
下したりすることを防止するために固定したり、商品を
梱包したりする場合などに使用するためのストラップに
関するものである。
ワープロ、コピー機などの電子機器やテレビジョン受像
機、ビデオデッキ、電子レンジ、冷蔵庫、たんすなどの
家具などをそれを載せる台や室内の壁面などに、地震や
何らかの外力に対して場所が移動したり、倒れたり、落
下したりすることを防止するために固定したり、商品を
梱包したりする場合などに使用するためのストラップに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、地震や何らかの外力に対して
場所が移動したり、倒れたり、落下したりすることを防
止するために、電子機器や家具などをそれを載せる台や
室内の壁面などに固定するためのストラップが知られて
いる。
場所が移動したり、倒れたり、落下したりすることを防
止するために、電子機器や家具などをそれを載せる台や
室内の壁面などに固定するためのストラップが知られて
いる。
【0003】この従来のストラップは、経糸および緯糸
からなる織物を柔軟な合成樹脂で包んで作られており、
織物に対する合成樹脂の含浸が遅いため、加工効率が悪
く、前述のように織物を用いていることと相俟って、コ
ストアップになるという問題があった。
からなる織物を柔軟な合成樹脂で包んで作られており、
織物に対する合成樹脂の含浸が遅いため、加工効率が悪
く、前述のように織物を用いていることと相俟って、コ
ストアップになるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、前記従来のストラップのような織
物を用いる場合に比べて合成樹脂の含浸が速く、加工効
率が向上し、安価なストラップを提供することを目的と
するものである。
題を解決するもので、前記従来のストラップのような織
物を用いる場合に比べて合成樹脂の含浸が速く、加工効
率が向上し、安価なストラップを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、柔軟な合成樹脂からなるストラップ本体部
の長さ方向に、長さ方向が沿う糸条をストラップ本体部
の幅方向に5〜50本/cmの密度で並ぶように配設
し、前記糸条をストラップ本体部で包み込んでなること
を要旨とするものである。
に本発明は、柔軟な合成樹脂からなるストラップ本体部
の長さ方向に、長さ方向が沿う糸条をストラップ本体部
の幅方向に5〜50本/cmの密度で並ぶように配設
し、前記糸条をストラップ本体部で包み込んでなること
を要旨とするものである。
【0006】この構成により、柔軟な合成樹脂からなる
ストラップ本体部の幅方向に5〜50本/cmの密度で
並ぶように配設された糸条の長さ方向がストラップ本体
部の長さ方向に向くように、前記糸条をストラップ本体
部で包み込んでなるので、ストラップとして必要な長さ
方向の強度を確保することができる。しかも、ストラッ
プの内部に設けられるのはストラップ本体部の長さ方向
に向く糸条であるので、前記従来のストラップのような
織物を用いる場合に比べて合成樹脂の含浸が速く、加工
効率が向上し、加工賃ならびに材料費において従来に比
べて安価なストラップを提供することができる。
ストラップ本体部の幅方向に5〜50本/cmの密度で
並ぶように配設された糸条の長さ方向がストラップ本体
部の長さ方向に向くように、前記糸条をストラップ本体
部で包み込んでなるので、ストラップとして必要な長さ
方向の強度を確保することができる。しかも、ストラッ
プの内部に設けられるのはストラップ本体部の長さ方向
に向く糸条であるので、前記従来のストラップのような
織物を用いる場合に比べて合成樹脂の含浸が速く、加工
効率が向上し、加工賃ならびに材料費において従来に比
べて安価なストラップを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1において、1は縦
方向に引き揃えられた多数本の糸条で、この糸条1は柔
軟な合成樹脂からなるストラップ本体部2で包まれ、帯
状のストラップ3が形成されている。詳しくは、前記糸
条1は5〜50本/cmの密度でストラップ本体部2の
幅方向に並ぶように配設され、前記合成樹脂を押し出し
成形する際にこの合成樹脂で包まれることになる。従っ
て、前記糸条1の長さ方向はストラップ本体部2の長さ
方向に沿うことになる。
いて、図面に基づいて説明する。図1において、1は縦
方向に引き揃えられた多数本の糸条で、この糸条1は柔
軟な合成樹脂からなるストラップ本体部2で包まれ、帯
状のストラップ3が形成されている。詳しくは、前記糸
条1は5〜50本/cmの密度でストラップ本体部2の
幅方向に並ぶように配設され、前記合成樹脂を押し出し
成形する際にこの合成樹脂で包まれることになる。従っ
て、前記糸条1の長さ方向はストラップ本体部2の長さ
方向に沿うことになる。
【0008】なお、本発明における糸条1は、フィラメ
ントヤーンの他、バルキーヤーン、スライバーヤーン、
モノフィラメントヤーン、シングルヤーン、プライドヤ
ーンなどの各種形態で使用され、またこの糸条1はガラ
スヤーンの他、ナイロンヤーン、アラミドヤーン、ポリ
エステルヤーン、カーボンヤーンなど、各種材料からな
るものが使用される。また、前記ストラップ本体部2を
構成する合成樹脂としては、ポリエチレン系、ポリプロ
ピレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系など、各
種材料が使用可能であるが、何れの材料にも共通して必
要なことはストラップ本体部2に柔軟性を有せしめるこ
とである。さらに、このストラップ本体部2は前記糸条
1が送り込まれながら押し出し成形により作られる他、
ディップによる成形やラミネート成形などによっても作
ることができる。ところで、前述のように糸条1の密度
を5〜50本/cmとしたのは、糸条1の材料太さなど
にもよるが、5本/cm未満ではストラップ3として必
要な長さ方向の強度を確保することができず、また50
本/cmを超えると、ストラップ3自体が硬くなり過
ぎ、使い勝手が悪いという問題がある。
ントヤーンの他、バルキーヤーン、スライバーヤーン、
モノフィラメントヤーン、シングルヤーン、プライドヤ
ーンなどの各種形態で使用され、またこの糸条1はガラ
スヤーンの他、ナイロンヤーン、アラミドヤーン、ポリ
エステルヤーン、カーボンヤーンなど、各種材料からな
るものが使用される。また、前記ストラップ本体部2を
構成する合成樹脂としては、ポリエチレン系、ポリプロ
ピレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系など、各
種材料が使用可能であるが、何れの材料にも共通して必
要なことはストラップ本体部2に柔軟性を有せしめるこ
とである。さらに、このストラップ本体部2は前記糸条
1が送り込まれながら押し出し成形により作られる他、
ディップによる成形やラミネート成形などによっても作
ることができる。ところで、前述のように糸条1の密度
を5〜50本/cmとしたのは、糸条1の材料太さなど
にもよるが、5本/cm未満ではストラップ3として必
要な長さ方向の強度を確保することができず、また50
本/cmを超えると、ストラップ3自体が硬くなり過
ぎ、使い勝手が悪いという問題がある。
【0009】以上のように柔軟な合成樹脂からなるスト
ラップ本体部2で縦方向に引き揃えられた多数本の糸条
1が包まれるようにして作られた帯状のストラップ3を
用いて、例えばデスクの上に載せられたOA機器をデス
クに対して固定する場合、19mm程度の幅で10cm
程度の長さのストラップ3の両端に裏面に両面粘着テー
プが装着されたバックルを取り付け、一方のバックルを
デスク天面に固着させるとともに、他方のバックルをO
A機器の側面に固着させることによりOA機器をデスク
に対して固定することができる。その他、上記と同様の
ストラップを用い、他の電子機器や家具などをそれを載
せる台や室内の壁面などに固定することもできる。その
場合、被固定物に応じてストラップの長さが異なり、固
定方法として上記のバックル以外の手段を用いることも
できる。また、前記ストラップは段ボール包装箱などの
梱包用ベルトとして使用することもできる。
ラップ本体部2で縦方向に引き揃えられた多数本の糸条
1が包まれるようにして作られた帯状のストラップ3を
用いて、例えばデスクの上に載せられたOA機器をデス
クに対して固定する場合、19mm程度の幅で10cm
程度の長さのストラップ3の両端に裏面に両面粘着テー
プが装着されたバックルを取り付け、一方のバックルを
デスク天面に固着させるとともに、他方のバックルをO
A機器の側面に固着させることによりOA機器をデスク
に対して固定することができる。その他、上記と同様の
ストラップを用い、他の電子機器や家具などをそれを載
せる台や室内の壁面などに固定することもできる。その
場合、被固定物に応じてストラップの長さが異なり、固
定方法として上記のバックル以外の手段を用いることも
できる。また、前記ストラップは段ボール包装箱などの
梱包用ベルトとして使用することもできる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、柔軟な合
成樹脂からなるストラップ本体部の幅方向に5〜50本
/cmの密度で並ぶように配設された糸条の長さ方向が
ストラップ本体部の長さ方向に向くように、前記糸条を
ストラップ本体部で包み込んでなるので、ストラップと
して必要な長さ方向の強度を確保することができる。し
かも、ストラップの内部に設けられるのはストラップ本
体部の長さ方向に向く糸条であるので、前記従来のスト
ラップのような織物を用いる場合に比べて合成樹脂の含
浸が速く、加工効率が向上し、加工賃ならびに材料費に
おいて従来に比べて安価なストラップを提供することが
できる。
成樹脂からなるストラップ本体部の幅方向に5〜50本
/cmの密度で並ぶように配設された糸条の長さ方向が
ストラップ本体部の長さ方向に向くように、前記糸条を
ストラップ本体部で包み込んでなるので、ストラップと
して必要な長さ方向の強度を確保することができる。し
かも、ストラップの内部に設けられるのはストラップ本
体部の長さ方向に向く糸条であるので、前記従来のスト
ラップのような織物を用いる場合に比べて合成樹脂の含
浸が速く、加工効率が向上し、加工賃ならびに材料費に
おいて従来に比べて安価なストラップを提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施の形態におけるストラップの拡
大斜視図である。
大斜視図である。
1 糸条 2 ストラップ本体部 3 ストラップ
Claims (1)
- 【請求項1】 柔軟な合成樹脂からなるストラップ本体
部の長さ方向に、長さ方向が沿う糸条をストラップ本体
部の幅方向に5〜50本/cmの密度で並ぶように配設
し、前記糸条をストラップ本体部で包み込んでなること
を特徴とするストラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272381A JP2000096405A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ストラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272381A JP2000096405A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ストラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000096405A true JP2000096405A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17513102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10272381A Pending JP2000096405A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ストラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000096405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4453931B1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-04-21 | 進 中谷 | 簡易テーブル |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10272381A patent/JP2000096405A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4453931B1 (ja) * | 2008-12-04 | 2010-04-21 | 進 中谷 | 簡易テーブル |
JP2010132153A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Susumu Nakatani | 簡易テーブル |
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