JP2000091983A - 送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝送されるディジタルデ―タの符号化レベルを変更する方法 - Google Patents

送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝送されるディジタルデ―タの符号化レベルを変更する方法

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JP2000091983A
JP2000091983A JP11214682A JP21468299A JP2000091983A JP 2000091983 A JP2000091983 A JP 2000091983A JP 11214682 A JP11214682 A JP 11214682A JP 21468299 A JP21468299 A JP 21468299A JP 2000091983 A JP2000091983 A JP 2000091983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝
送されるディジタルデータの符号化レベルを変更する方
法を提供する。 【解決手段】 この方法では、符号化レベルが受信機に
よって受信される信号の品質に応じて決定され、ランク
0の符号化レベルが、前記伝送データの最大の保護度を
提供するものと規定され、ランクn−1の符号化レベル
が、伝送データの最小の保護度を提供するものと規定さ
れる。上記方法は、該方法が、ランクmの符号化レベル
(ここで、0≦m<n−1である)からランクm+qの
符号化レベル(ここで、0<m+q≦n−1であり、q
は正である)への切り替えを、前記受信された信号の品
質がレベルm+qでの符号化に対応した後に、非ゼロの
長さの固定時間の間、防ぐことからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の分野は、特に空中イ
ンタフェースを介した、送信機と受信機の間のディジタ
ルデータの伝送の分野である。より正確に言えば、本発
明は、送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝送さ
れるディジタルデータの符号化レベルを変更する方法で
あって、前記符号化レベルが、ディジタルデータ伝送チ
ャネルの品質に応じて決定される方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、規定により、ランク0の符号化
レベルは、伝送データの保護の最大レベルに対応でき、
一方、ランクn−1の符号化レベルは、伝送データの保
護の最小レベルに対応する。例を挙げると、そのような
方法は、GSMシステムの適応マルチレートコーデック
(AMR)プロジェクト内で実施される。特に、移動端
末との無線通信用のシステム内で、空中インタフェース
を適応させる方法を記載した仏国特許出願第27189
06号を参照するのが有益である。
【0003】以下の説明は、端末、一般には移動端末
が、空中インタフェースによって構成される伝送媒体を
介して、基地局(BTS)と通信するGSM通信システ
ムについて行う。ペイロードデータ(例えば音声デー
タ)を、GSMシステムの空中インタフェースを介して
伝送するために、端末またはBTSのインタフェース
は、それぞれ特定のレベルのチャネルとデータの符号化
および復号化とに対応する符号器−復号器のn個の対か
らなる組を有する。音声符号器の伝送速度にかかわら
ず、チャネル符号化後の伝送速度は、呼に割り振られた
伝送速度、例えばフルレートモードで22.8キロビッ
ト/秒、ハーフレートモードで11.4キロビット/秒
に対応する。
【0004】n個の符号器/復号器の対のうち任意の所
与の対iについて、音声符号化後の伝送速度が速い場
合、伝送されたペイロードデータは、ほとんど保護され
ない(冗長度が低い)。そのような状況でビット誤り率
(BER)が低い場合、受信データの音声品質は、優れ
たものになる。ただし、BERが高い場合、伝送は伝送
エラーに対して堅固でなく、音声品質は低くなる。使用
する符号器/復号器の対の音声符号化後の伝送速度が、
対iの音声符号化後の伝送速度より小さい場合、BER
が低いかまたはEb/Noが大きい場合に得られる音声
品質は低下するが、伝送チャネルの品質が低下した場合
には、伝送はより堅固になる。
【0005】したがって、AMRの原理は、大気状態に
よってだけでなく、基地局に対する端末の相対位置およ
び速度によって(特に多数の経路のために)、または他
の呼に起因する妨害の有無によって、変化することがあ
る空中インタフェースの品質に送信機および受信機を適
応させることである。伝送チャネルに対する妨害が大き
ければ大きいほど、音声に使用される符号化はより堅固
になり(その逆も同様)、したがって伝送されたペイロ
ードデータの品質と前記ペイロードデータの伝送速度と
の間の最善の妥協点が得られる。
【0006】原則として、伝送されたペイロードデータ
は、音声データで構成されるが、例えば画像やテキスト
などの音声データ以外のディジタルデータを伝送するこ
とも可能である。一般に、データはパケットの形で伝送
することができ、パケットは一定量の音声データ(音声
データの伝送への適用例での)またはその用語の広義の
意味において一定量のディジタルデータと規定される。
【0007】送信機が、現在の符号化レベルが伝播条件
にはもはや適当でないという趣旨の情報の受信後に、よ
り堅固な符号化レベルに切り替えるか、より堅固でない
符号化レベルに切り替えるために、符号化レベルを変更
する時に、理論的には、送信機はそれに対応して受信機
がその復号化レベルを変更するように受信機に通知する
必要がある。この情報は、ペイロードデータの伝送に割
り振られた通信帯域内で(例えばやはりペイロードデー
タを含むパケットのヘッダの形で)、またはそうでなけ
ればその他の帯域内で、適当な信号方式によって伝送さ
れる。
【0008】この結果、n個の使用可能な対から最も適
切な音声符号器とチャネル符号器を選択することで、遭
遇する伝播条件に自動的に適合することができる。した
がって、各伝送チャネルの品質範囲は、ペイロードデー
タの特定の符号化/復号化レベルに対応する。
【0009】既存のAMRモデムが抱える問題を、図1
Aおよび図1Bを参照しながら説明する。
【0010】図1Aに、時間に応じたビット誤り率(B
ER)の測定値の変化を示し、図1Bに、前記BER測
定値に応じて使用される符号化/復号化レベルを示す。
【0011】第1の段階P1で、BER測定値(例え
ば、時分割多重アクセス(TDMA)モードで伝送され
る複数のパケットを介した)は、しきい値Sより大き
い。伝送に使用されるそれに対応する符号化レベルは、
伝送データの最大の保護を提供するレベル0である。次
の段階P2で、伝送チャネルの品質は改善され、BER
はしきい値Sを下回り、したがって、より高い符号化レ
ベル、この場合符号化レベル2を使用することができ
る。この場合、符号化は、1フレームなどの短い期間、
符号化レベル1で実行される。符号化レベルを変更する
ことが決定された瞬間と、新しい符号化レベルが実際に
適用される瞬間との間に、システムの反応時間(特にB
ERを評価し、適用する符号化レベルに関する決定を行
い、前記符号化レベルに関する情報を伝送するための)
によって変化する時間Δtiが経過する。この時間Δt
iは固定値ではない。段階P2の最後に、BERは再度
劣化し、より堅固な符号化レベル、例えば符号化レベル
0に戻ることが決定される。にもかかわらず、符号化レ
ベル2から符号化レベル0へのこの切り替えには、一定
の長さの時間Δt2が必要であり、この時間に、チャネ
ルの品質が劣化してからシステムがレベル0に戻るまで
に伝送されたすべてのフレームが失われる危険がある。
この問題は、チャネル品質が急速に劣化して、符号化レ
ベル2から符号化レベル0への切り替えにおけるシステ
ムの反応時間に対応する時間Δt4の間に送信されたパ
ケットが失われる可能性が発生する時に、図1Aおよび
図1Bの、符号化レベル2が使用されていた期間P4の
終わりで再び発生する。同様に、適当な符号化レベルが
符号化レベル1の場合に、パケット損失が観測できる。
【0012】音声データの伝送時には、このパケット損
失によって、受信信号の音声品質が低下する。
【0013】さらに、伝送チャネルのエラーが信号デー
タ、すなわち、特に送信機が使用する符号化レベルを指
定するデータも破壊する程度であれば、符号化された検
出レベルは誤っており、受信機は、符号化に選択したレ
ベルと異なるレベルでフレームを復号化しようとする。
これによって、当該の信号が関与するフレームは自動的
に失われる。伝送エラーが検出されると、受信機は、最
も公算の高い符号化レベルを推定するために異なる戦略
を採用する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に、これ
らの欠点を修正することを目的とする。
【0015】より正確に言えば、本発明の一目的は、送
信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝送されるディ
ジタルデータの符号化レベルを変更する方法を提供する
ことであり、前記方法は、伝送チャネルが急激な品質の
変化を起こした時に、データ損失を回避するか少なくと
も最小限にする働きをする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的と下記のその他
の目的は、送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝
送されるディジタルデータの符号化レベルを変更する方
法によって達成され、前記符号化レベルは、前記受信機
が受信する信号の品質に応じて決定され、ランク0の符
号化レベルが、前記伝送データの最大の保護度を提供す
るものと規定され、ランクn−1の符号化レベルが、前
記伝送データの最小の保護度を提供するものと規定さ
れ、前記方法は、ランクmの符号化レベル(ここで、0
≦m<n−1である)からランクm+qの符号化レベル
(ここで、0<m+q≦n−1であり、qは正である)
への切り替えを、前記受信された信号の品質がレベルm
+qでの符号化に対応した後に、非ゼロの長さの固定時
間の間、防ぐことからなる。
【0017】本発明のその他の特徴と利点は、非限定的
な例示による好ましい実施の以下の説明と添付の図面と
から明らかになろう。
【0018】
【発明の実施の形態】従来技術に関して図1Aおよび図
1Bについて前述した。
【0019】以下の説明では、ペイロードデータは、レ
ベル0が最も堅固でレベルn−1が最も堅固でないn個
の可能なレベルの1つに基づいて符号化されるものとす
る。
【0020】本発明の原理は、チャネルの伝送条件にか
かわらず、現在の符号化レベルよりも堅固でないレベル
に向かって、あまりに早く起きる変化を防止することか
らなる。
【0021】言い換えれば、図1Bの例では、BER測
定値によってレベル2を使用できるようになった場合、
レベル0またはレベル1が使用されていた時間が時間T
minより短い場合は、送信機はレベル2を使用できな
い。
【0022】図1Cに、BER測定値に応じて使用され
る、本発明の方法によって決定される符号化レベルを示
す。
【0023】期間P1の間、図1Bと同様、使用される
符号化レベルはレベル0である。伝送データの受信機
が、BER測定値によって、受信機が符号化レベル2に
切り替えることができるようになったことを観測する
と、時間遅延Tminが起動される。時間Tminの間
に符号化レベル2がまだ使用できることが確認される
と、すなわち、Tminの間のBER測定値が、いかな
る時間にも符号化レベル0または符号化レベル1に対応
しない場合、システムは、時間遅延Tminの終わりに
レベル2に切り替わる。
【0024】ただし、時間遅延Tminの間の任意の時
間に、適用される符号化レベルがレベル0またはレベル
1であることが観測された場合、符号化レベル2への切
り替えは、当初予想した通りには行われない。この手法
の結果を図1Cに示す。BER測定値が符号化レベル2
に対応する期間P2の中の時間は、Tminより短いの
で、符号化レベル2は適用されない。その結果、そうで
なければ、時間Δt2の間、レベル2で送信され、した
がって不十分で結果的にデータの劣化を招く可能性があ
るレベルで符号化されていたはずのデータは、実際には
レベル1で符号化され、またはその上のレベル0で符号
化されて伝送される。
【0025】この原則に関して、図1Cから、BER測
定値の結果として符号化レベル2への切り替えが行われ
るはずであるとしても、符号化レベル1が使用されるこ
とが認められる。伝送条件が改善される時に、符号化レ
ベルを漸進的に増加するのが有利であることが同図に示
されている。例えば、現在の符号化レベルがレベル0
で、BER推定値がレベル3の符号化に対応する場合、
前記符号化レベル3が、本発明の方法を実施する時に到
達すべき符号化レベルに対応するとすれば、符号化レベ
ル3に移行する前に、第1の時間Tminにレベル1を
使用し、第2の時間Tminに符号化レベル2を使用す
ることが好ましい。当然、時間Tminの間符号化レベ
ル0を保持することも可能であるが、肝要な点は、伝播
条件が改善されるに従って測定される現在のBERに対
応する符号化レベルをただちに使用することを避けるこ
とである。この結果、時間長Tminは、より強力でな
い符号化レベルを使用できることを観測または確認する
期間を構成する。
【0026】より一般的には、本発明は、ランクmの符
号化レベル(ここで、0≦m<n−1である)からレベ
ルm+qの符号化レベル(ここで、0<m+q≦n−1
であり、qは正である)への任意の切り替えを、前記伝
送チャネルの品質がレベルm+qでの符号化に対応した
時に、非ゼロの時間長Tminの間、防ぐことからな
る。
【0027】符号化レベルの次善に最適な選択による品
質の損失が、フレーム損失を回避することで大幅に補償
されることが示されている。
【0028】従来技術では、無線チャネルのBERが一
定時間に大幅に改善され、次いで急激に再び悪化した時
に、n個の使用可能なレベル(音声符号器+チャネル符
号器)があるとして、適応機構によって、はるかに堅固
でない伝送レベル(レベル2または3)への変更が決定
された場合、チャネル品質が低下した後に、システムが
レベル0に戻るまでの間に伝送されるすべてのフレーム
が失われる危険がある。これとは対照的に、現在のレベ
ル(この例ではレベル0)またはわずかにより堅固なレ
ベル(レベル1)が本発明に従って使用される場合、こ
れらのフレームは、より堅固な符号化レベル(レベル0
またはレベル1)のために救済される機会がまだある。
【0029】受信機側では、システムがレベル0だった
時間がTminを経過していないとしても、次のX個の
フレームをレベル2または3で符号化するという趣旨の
情報が受信されると、受信された情報は不可能で、した
がって誤りであるということが導かれる。こうした状況
では、1つの可能な戦略は、X個の先行フレームに対応
する検出レベルを変更しないことである。
【0030】したがって、本発明によって、無線状態が
極めて悪いかまたは無線状態の品質が急激に変化した時
に、フレームを救済することができる。
【0031】本発明は特に、空中インタフェースを介し
た伝送に適用できるが、例えばBERやEb/Noに関
して、受信機側で測定できる品質が変化するその他の任
意のインタフェースにも適用できる。
【0032】図2は本発明の方法の1つの可能な実施を
示す流れ図である。
【0033】ステップ20は、受信信号の品質を推定す
るステップ21に先行する開始ステップである。ステッ
プ21も同様に、例えば、受信信号のバイナリ誤り率B
ER、信号対雑音比(S/N)、C/I率、送信機と受
信機の距離、時間アライメント、および伝送チャネルの
インパルス応答を推定するステップ、または受信信号電
力を測定するステップからなる。
【0034】ステップ22は、受信信号の品質が、より
堅固でない符号化レベルへの切り替え(現在のランクm
の符号化レベルからランクm+qの符号化レベルへの切
り替え)を保証できるのに十分な程度に改善されたかど
うかを検証する試験ステップである。応答が「no」の
場合、ランクmの符号化レベルが維持される(またはよ
り低いレベル、例えばレベル2に対応するBER推定値
の場合はレベル1が使用される)。応答が「yes」の
場合、時間遅延Tminがステップ23で起動される。
時間Tminの間、受信信号の品質は、信号が新たに受
信されるたびに更新され(ステップ24)、ステップ2
1で選択した符号化レベルm+qが、ステップ24で推
定された信号品質に少なくとも対応しているかどうかが
検証される(ステップ25)。応答が「yes」の場
合、信号品質は、ステップ22で決定されたレベルの変
化が不適切であるといえる程度には劣化していないこと
を意味し、ステップ26で、時間遅延Tminが経過し
たことが検証される。Tminが経過すると、ステップ
22で決定されたレベルの変化が実施され(ステップ2
7)、この方法は終了する(ステップ28)。ステップ
26で、時間Tminが経過していない場合、受信信号
の品質の新しい推定がなされる(ステップ24)。
【0035】ステップ25で、信号品質がステップ22
で決定されたレベルの変化が不適当であるといえる程度
に劣化していると観測された場合、時間遅延Tminが
ステップ23で再起動する。この結果、時間遅延Tmi
nは、符号化レベルを変更する決定がなされるたびに再
起動される。
【0036】あるいは、ステップ27は、現在の符号化
レベルをTminごとに1ずつ増分して、上記の各段階
のステップ21で推定したBERに対応する符号化レベ
ルに到達することからなる。
【0037】本発明の特定の適用例は、符号化レベル
を、例えば、GSMネットワーク内のセルラ通信ネット
ワークで遭遇する伝送条件に適合させることからなる。
【0038】好ましい実施では、任意の所与の呼につい
て、上りおよび下り経路を介して伝送されるデータに適
用される符号化レベルの変化が、常に基地局で決定され
る。下り経路(基地局から端末へ)を介して伝送される
データの場合、端末は受信信号を復調し、次いで受信デ
ータの品質に関する測定レポートを、信号チャネルを介
して基地局に送信する。次いで基地局は測定レポートに
基づいて、適用する必要がある符号化レベルを決定し、
この情報を端末に送信する。時間長Tminも所定の値
でない限り、端末に送信できる。別の実施態様では、端
末が、使用されている符号化レベルを自動的に認識する
モデムを利用する。このような状況では、時間長Tmi
nを送信する必要も認識する必要もない。
【0039】上り経路(端末から基地局へ)上で伝送さ
れるデータの場合、基地局は端末から伝送されたデータ
を復調し、符号化レベルを変更する必要があるかどうか
を決定する。レベルの変更を決定した場合、基地局は信
号チャネルを介して端末にその旨を通知する。
【0040】したがって、任意の所与の呼について、上
りおよび下り方向で使用される符号化レベルが、異なる
場合がある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】時間に応じたBER測定値の変化を示す図で
ある。
【図1B】BERに応じて使用される符号化レベルを示
す図である。
【図1C】BER測定値に応じて使用される、本発明の
方法によって決定される符号化レベルを示す図である。
【図2】本発明の1つの可能な実施を示す流れ図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機と受信機との間で一定の伝送速度
    で伝送されるディジタルデータの符号化レベルを変更す
    る方法であって、前記符号化レベルは前記受信機によっ
    て受信される信号の品質に応じて決定され、ランク0の
    符号化レベルが、前記伝送データの最大の保護度を提供
    するものと規定され、ランクn−1の符号化レベルが、
    伝送データの最小の保護度を提供するものと規定され、
    該方法が、ランクmの符号化レベル(ここで、0≦m<
    n−1である)からランクm+qの符号化レベル(ここ
    で、0<m+q≦n−1であり、qは正である)への切
    り替えを、前記受信された信号の品質がレベルm+qで
    の符号化に対応した後に、非ゼロの長さの固定時間の
    間、防ぐことからなる方法。
  2. 【請求項2】 前記受信機が、セルラネットワーク内の
    基地局によって構成される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 GSMタイプのネットワーク内で実施さ
    れる請求項1に記載の方法。
JP11214682A 1998-08-13 1999-07-29 送信機と受信機との間で一定の伝送速度で伝送されるディジタルデ―タの符号化レベルを変更する方法 Pending JP2000091983A (ja)

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