JP2000090025A - ネットワーク監視装置 - Google Patents
ネットワーク監視装置Info
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- JP2000090025A JP2000090025A JP10256587A JP25658798A JP2000090025A JP 2000090025 A JP2000090025 A JP 2000090025A JP 10256587 A JP10256587 A JP 10256587A JP 25658798 A JP25658798 A JP 25658798A JP 2000090025 A JP2000090025 A JP 2000090025A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大規模ネットワークで障害の検出時及び通常
運用時の監視が、本来の情報伝達の流れを妨げないよう
にする。 【解決手段】 受信情報が異常イベントの時は生存監視
検証手段１２ｂが起動され、異常通信機器を検出すると
その通信機器の影響下にある範囲を除いてポーリングを
行うようにして、またその他の通常イベント受信時には
監視方式最適化手段１２ｃでトラフィックに応じた情報
収集ルートやポーリング周期の設定を行って、特に高ト
ラフィック時に本来の伝達情報の流れを監視情報が妨害
しないようにする。
運用時の監視が、本来の情報伝達の流れを妨げないよう
にする。 【解決手段】 受信情報が異常イベントの時は生存監視
検証手段１２ｂが起動され、異常通信機器を検出すると
その通信機器の影響下にある範囲を除いてポーリングを
行うようにして、またその他の通常イベント受信時には
監視方式最適化手段１２ｃでトラフィックに応じた情報
収集ルートやポーリング周期の設定を行って、特に高ト
ラフィック時に本来の伝達情報の流れを監視情報が妨害
しないようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されている通信機器、或いはネットワーク状態を監視
するためのネットワーク監視装置に係り、特に大規模な
ネットワークの監視に適したネットワーク監視装置に関
する。
続されている通信機器、或いはネットワーク状態を監視
するためのネットワーク監視装置に係り、特に大規模な
ネットワークの監視に適したネットワーク監視装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来のネットワーク監視方法としては、
ネットワークに接続されている通信機器に対して一定周
期でポーリングを行い、ポーリングタイムアウトが発生
したら当該通信機器はネットワーク上でアクティブ（生
存）になっていないものとみなし、こうして生存してい
ない通信機器を全て表示手段へ表示するのが一般的であ
る。また、詳細なネットワーク状況を把握するための局
部的な監視を行う方法もある。
ネットワークに接続されている通信機器に対して一定周
期でポーリングを行い、ポーリングタイムアウトが発生
したら当該通信機器はネットワーク上でアクティブ（生
存）になっていないものとみなし、こうして生存してい
ない通信機器を全て表示手段へ表示するのが一般的であ
る。また、詳細なネットワーク状況を把握するための局
部的な監視を行う方法もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によるネ
ットワーク監視では、１つの通信機器での障害がその通
信機器の影響範囲全体の障害として認識される場合があ
るため、その場合に障害が発生した通信機器を特定する
には監視対象の通信機器をある一定順序で全てをポーリ
ングしないと判断がつかない。このとき、監視対象機器
に比例した時間がかかるため、大規模なネットワークを
一台、或いは少数のネットワーク監視装置で監視しよう
とする場合、大きな問題となる。また、一定周期で収集
する監視情報はネットワークシステムの規模、通信機器
の数に比例して多くなり、本来のネットワークシステム
の利用目的である業務データの通信を圧迫し、終いには
ネットワークシステムのメルトダウンを引き起こすこと
もある。
ットワーク監視では、１つの通信機器での障害がその通
信機器の影響範囲全体の障害として認識される場合があ
るため、その場合に障害が発生した通信機器を特定する
には監視対象の通信機器をある一定順序で全てをポーリ
ングしないと判断がつかない。このとき、監視対象機器
に比例した時間がかかるため、大規模なネットワークを
一台、或いは少数のネットワーク監視装置で監視しよう
とする場合、大きな問題となる。また、一定周期で収集
する監視情報はネットワークシステムの規模、通信機器
の数に比例して多くなり、本来のネットワークシステム
の利用目的である業務データの通信を圧迫し、終いには
ネットワークシステムのメルトダウンを引き起こすこと
もある。
【０００４】本発明の目的は、大規模ネットワークであ
っても監視のためにネットワークがメルトダウンを起こ
すことがなく、また障害発生時も迅速にその障害発生機
器を特定できるようにしたネットワーク監視装置を提供
することにある。
っても監視のためにネットワークがメルトダウンを起こ
すことがなく、また障害発生時も迅速にその障害発生機
器を特定できるようにしたネットワーク監視装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポーリングに
よりネットワークの情報収集を行うとともにその収集情
報からネットワーク各部のトラフィックを求めて記憶す
る情報収集記憶手段と、この手段によるポーリングの周
期及びポーリング対象通信機器とその使用インタフェー
スを可変設定するための情報収集制御手段と、前記情報
収集記憶手段により収集された収集情報が通信機器の異
常を示す異常イベントかその他の通常イベントかを判定
するための収集情報判定手段と、この手段により、前記
収集情報が前記異常イベントと判定されたときに起動さ
れ、その異常が始めて検出されたものであったときはそ
の異常を示した通信機器からトレースルート方式により
ポーリングを行うように前記情報収集制御手段を制御し
て実際に故障している通信機器を特定するとともに、そ
の特定が終わると当該故障している通信機器の影響範囲
を除いてステータスポーリングを行うように前記情報収
集制御手段を制御する生存監視検証手段と、を備えたこ
とを特徴とするネットワーク監視装置を開示する。
よりネットワークの情報収集を行うとともにその収集情
報からネットワーク各部のトラフィックを求めて記憶す
る情報収集記憶手段と、この手段によるポーリングの周
期及びポーリング対象通信機器とその使用インタフェー
スを可変設定するための情報収集制御手段と、前記情報
収集記憶手段により収集された収集情報が通信機器の異
常を示す異常イベントかその他の通常イベントかを判定
するための収集情報判定手段と、この手段により、前記
収集情報が前記異常イベントと判定されたときに起動さ
れ、その異常が始めて検出されたものであったときはそ
の異常を示した通信機器からトレースルート方式により
ポーリングを行うように前記情報収集制御手段を制御し
て実際に故障している通信機器を特定するとともに、そ
の特定が終わると当該故障している通信機器の影響範囲
を除いてステータスポーリングを行うように前記情報収
集制御手段を制御する生存監視検証手段と、を備えたこ
とを特徴とするネットワーク監視装置を開示する。
【０００６】更に本発明は、収集情報判定手段により収
集情報が通常イベントと判定されたときに起動され、予
め定めておいたトラフィックのしきい値よりも前記情報
収集記憶手段に記憶された実トラフィック値の方が大き
いときは、複数のインタフェースを有する通信機器の使
用インタフェースを変更して情報収集を行うように前記
情報収集制御手段を制御し、その後さらに前記実トラフ
ィック値の方が前記しきい値よりも大きいときは、ポー
リング周期をより長くするように前記情報収集制御手段
を制御する監視方式最適化手段を設けたことを特徴とす
るネットワーク監視装置を開示する。
集情報が通常イベントと判定されたときに起動され、予
め定めておいたトラフィックのしきい値よりも前記情報
収集記憶手段に記憶された実トラフィック値の方が大き
いときは、複数のインタフェースを有する通信機器の使
用インタフェースを変更して情報収集を行うように前記
情報収集制御手段を制御し、その後さらに前記実トラフ
ィック値の方が前記しきい値よりも大きいときは、ポー
リング周期をより長くするように前記情報収集制御手段
を制御する監視方式最適化手段を設けたことを特徴とす
るネットワーク監視装置を開示する。
【０００７】更に本発明は、繁忙／閑散期の時刻とその
時のトラフィック値を与えた繁忙／閑散期テーブルと、
このテーブルに定められた時刻に通常イベントとしての
繁忙／閑散イベントと対応トラフィック値を前記収集情
報判定手段へ出力する繁忙／閑散イベント発生手段と、
この手段から繁忙／閑散イベントが発生されて前記収集
情報判定手段がこれを通常イベントと判定することによ
り起動され、前記情報収集記憶手段に記憶されたトラフ
ィック値と前記繁忙／閑散イベントに伴って入力された
繁忙／閑散イベントのトラフィック値が所定の誤差範囲
で一致し、かつ前記繁忙／閑散イベントのトラフィック
値が前記しきい値より大きい時は、ポーリング周期をよ
り長くするように前記情報収集制御手段を制御する別の
監視方式最適化手段とを設けたことを特徴とするネット
ワーク監視装置を開示する。
時のトラフィック値を与えた繁忙／閑散期テーブルと、
このテーブルに定められた時刻に通常イベントとしての
繁忙／閑散イベントと対応トラフィック値を前記収集情
報判定手段へ出力する繁忙／閑散イベント発生手段と、
この手段から繁忙／閑散イベントが発生されて前記収集
情報判定手段がこれを通常イベントと判定することによ
り起動され、前記情報収集記憶手段に記憶されたトラフ
ィック値と前記繁忙／閑散イベントに伴って入力された
繁忙／閑散イベントのトラフィック値が所定の誤差範囲
で一致し、かつ前記繁忙／閑散イベントのトラフィック
値が前記しきい値より大きい時は、ポーリング周期をよ
り長くするように前記情報収集制御手段を制御する別の
監視方式最適化手段とを設けたことを特徴とするネット
ワーク監視装置を開示する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図２は、本発明のネットワ
ーク監視装置と監視対象とするネットワークの例を示し
ており、ネットワーク監視装置１は支線２ａにより通信
機器４ａに接続されている。通信機器４ａはネットワー
ク３ａを経由して通信機器４ｂ、４ｃに接続されてい
る。同様に通信機器４ｂ及び４ｃはそれぞれネットワー
ク３ｂ及び３ｃを経由し、それぞれ通信機器４ｄ、４ｅ
及び通信機器４ｆ、４ｇに接続されている。同様に通信
機器４ｄ及び４ｇはそれぞれネットワーク３ｄ及び３ｆ
を経由してそれぞれ通信機器４ｊ、４ｋ、４ｈ、及び通
信機器４ｉ、４ｎ、４ｏに接続されている。また通信機
器４ｅ、４ｆはネットワーク３ｅを経由して通信機器４
ｈ、４ｌ、４ｍ、４ｉに接続されている。ここで各通信
機器は各ネットワークと接続するための複数のインタフ
ェースを有しており、ネットワーク監視装置１は、通信
機器４ａ〜４ｏを監視して、ネットワークシステムの構
成、障害の有無、性能等を監視する。
を参照して詳細に説明する。図２は、本発明のネットワ
ーク監視装置と監視対象とするネットワークの例を示し
ており、ネットワーク監視装置１は支線２ａにより通信
機器４ａに接続されている。通信機器４ａはネットワー
ク３ａを経由して通信機器４ｂ、４ｃに接続されてい
る。同様に通信機器４ｂ及び４ｃはそれぞれネットワー
ク３ｂ及び３ｃを経由し、それぞれ通信機器４ｄ、４ｅ
及び通信機器４ｆ、４ｇに接続されている。同様に通信
機器４ｄ及び４ｇはそれぞれネットワーク３ｄ及び３ｆ
を経由してそれぞれ通信機器４ｊ、４ｋ、４ｈ、及び通
信機器４ｉ、４ｎ、４ｏに接続されている。また通信機
器４ｅ、４ｆはネットワーク３ｅを経由して通信機器４
ｈ、４ｌ、４ｍ、４ｉに接続されている。ここで各通信
機器は各ネットワークと接続するための複数のインタフ
ェースを有しており、ネットワーク監視装置１は、通信
機器４ａ〜４ｏを監視して、ネットワークシステムの構
成、障害の有無、性能等を監視する。
【０００９】図１は、本発明になるネットワーク監視装
置の構成例を示す機能ブロック図である。このネットワ
ーク監視装置１は、ネットワーク監視部１１、監視方式
決定部１２、及びタイマ処理部１３から成っている。ネ
ットワーク監視部１１は、従来のネットワーク監視装置
と同様な手段として、監視情報の収集要求の送信とその
回答の受信、及び通信機器が異常状態や状態変化を一方
的にネットワーク監視装置に送信してくるイベントトラ
ップの受信を行う監視情報送受信手段１１ａ、監視対象
範囲、ポーリング周期等の制御を行い、監視情報送受信
手段１１ａに指示を行う監視情報収集制御手段１１ｂ、
この監視情報収集制御手段における制御の基になるパラ
メータが格納されている監視パラメータテーブル１１
ｃ、上記監視情報送受信手段１１ａにて収集した詳細情
報を格納しておくトラフィック情報ＤＢ１１ｅ、障害情
報ＤＢ１１ｆ、構成情報ＤＢ１１ｇ、これら各ＤＢの情
報を基に監視画面にネットワークシステムの状態を表示
し、制御を行う監視画面制御手段１１ｄにより構成され
ている。
置の構成例を示す機能ブロック図である。このネットワ
ーク監視装置１は、ネットワーク監視部１１、監視方式
決定部１２、及びタイマ処理部１３から成っている。ネ
ットワーク監視部１１は、従来のネットワーク監視装置
と同様な手段として、監視情報の収集要求の送信とその
回答の受信、及び通信機器が異常状態や状態変化を一方
的にネットワーク監視装置に送信してくるイベントトラ
ップの受信を行う監視情報送受信手段１１ａ、監視対象
範囲、ポーリング周期等の制御を行い、監視情報送受信
手段１１ａに指示を行う監視情報収集制御手段１１ｂ、
この監視情報収集制御手段における制御の基になるパラ
メータが格納されている監視パラメータテーブル１１
ｃ、上記監視情報送受信手段１１ａにて収集した詳細情
報を格納しておくトラフィック情報ＤＢ１１ｅ、障害情
報ＤＢ１１ｆ、構成情報ＤＢ１１ｇ、これら各ＤＢの情
報を基に監視画面にネットワークシステムの状態を表示
し、制御を行う監視画面制御手段１１ｄにより構成され
ている。
【００１０】監視方式決定部１２は、上記ネットワーク
監視部１１で受信したイベント情報と、タイマ処理部１
３から来る繁忙／閑散イベントを受信し、通信機器異常
検知時は生存監視検証手段１２に処理を渡し、それ以外
のイベントや詳細情報の受信時は監視方式最適化手段１
２ｃに処理を渡す収集情報判断手段１２ａ、この収集情
報判断手段から通信機器異常検知イベントを受信し、構
成情報ＤＢ１１ｇを基に障害監視ポーリング方式を変更
して障害発生通信機器の特定を行い、その情報を障害情
報ＤＢ１１ｆに保存する生存監視検証手段１２ｂ、上記
収集情報判断手段１２ｅより通信機器異常イベント以外
のイベント受信や詳細情報の受信、トラフィックしきい
値テープル１２ｅと通信機器インタフェーステーブル１
２ｆを基にトラフィック情報ＤＢ１１ｅを参照し、現在
のネットワーク監視方式を変更する必要があるかを検討
し、変更の必要がある場合、現状のネットワークシステ
ムの状態にあったネットワーク監視方式を決定する監視
方式最適化手段１２ｃ、予め各ネットワークのトラフィ
ックしきい値を定めておくトラフィックしきい値テーブ
ル１２ｅ、予め監視対象の各通信機器にバックアップル
ートが存在するか、存在すればその通信機器のバックア
ップルート側のインタフェースを保存しておく通信機器
インタフェーステーブル１２ｆ、上記生存監視検証手段
１２ｂ、監視方式最適化手段１２ｃより監視方式の基に
なるパラメータを受信し、まとめて上記ネットワーク監
視部１１の監視パラメータテーブル１１ｃに保存し、監
視情報収集制御手段１１ｂに監視制御の指示を与える監
視パラメータ決定手段１２ｄにより構成されている。
監視部１１で受信したイベント情報と、タイマ処理部１
３から来る繁忙／閑散イベントを受信し、通信機器異常
検知時は生存監視検証手段１２に処理を渡し、それ以外
のイベントや詳細情報の受信時は監視方式最適化手段１
２ｃに処理を渡す収集情報判断手段１２ａ、この収集情
報判断手段から通信機器異常検知イベントを受信し、構
成情報ＤＢ１１ｇを基に障害監視ポーリング方式を変更
して障害発生通信機器の特定を行い、その情報を障害情
報ＤＢ１１ｆに保存する生存監視検証手段１２ｂ、上記
収集情報判断手段１２ｅより通信機器異常イベント以外
のイベント受信や詳細情報の受信、トラフィックしきい
値テープル１２ｅと通信機器インタフェーステーブル１
２ｆを基にトラフィック情報ＤＢ１１ｅを参照し、現在
のネットワーク監視方式を変更する必要があるかを検討
し、変更の必要がある場合、現状のネットワークシステ
ムの状態にあったネットワーク監視方式を決定する監視
方式最適化手段１２ｃ、予め各ネットワークのトラフィ
ックしきい値を定めておくトラフィックしきい値テーブ
ル１２ｅ、予め監視対象の各通信機器にバックアップル
ートが存在するか、存在すればその通信機器のバックア
ップルート側のインタフェースを保存しておく通信機器
インタフェーステーブル１２ｆ、上記生存監視検証手段
１２ｂ、監視方式最適化手段１２ｃより監視方式の基に
なるパラメータを受信し、まとめて上記ネットワーク監
視部１１の監視パラメータテーブル１１ｃに保存し、監
視情報収集制御手段１１ｂに監視制御の指示を与える監
視パラメータ決定手段１２ｄにより構成されている。
【００１１】図６は、トラフィックしきい値テープル１
２ｅの構成例を示すもので、各ネットワークに対してト
ラフィックしきい値テープルは各ネットワーク名称、Ｍ
ＡＸ値、ＭＩＮ値を予め定めた値より構成され、監視方
式最適化手段１２ｃの判断材料として用いられる。ま
た、図７は通信機器インタフェーステーブルの構成例を
示すもので、各通信機器の名称、その通信機器にバック
アップルートが有るか無いか、その通信機器が有してい
るインタフェースの優先順位、インタフェースのアドレ
スを予め定めた値より構成され、これも監視方式最適化
手段１２ｃの判断材料として用いられる。
２ｅの構成例を示すもので、各ネットワークに対してト
ラフィックしきい値テープルは各ネットワーク名称、Ｍ
ＡＸ値、ＭＩＮ値を予め定めた値より構成され、監視方
式最適化手段１２ｃの判断材料として用いられる。ま
た、図７は通信機器インタフェーステーブルの構成例を
示すもので、各通信機器の名称、その通信機器にバック
アップルートが有るか無いか、その通信機器が有してい
るインタフェースの優先順位、インタフェースのアドレ
スを予め定めた値より構成され、これも監視方式最適化
手段１２ｃの判断材料として用いられる。
【００１２】タイマ処理部１３は、繁忙／閑散期テーブ
ル１３ｂを参照し、時刻的にネットワークシステムの利
用率に大きな変化があると予想された場合、上記監視方
式決定部１２の収集情報判断手段１２ａに繁忙／閑散イ
ベントとしてしらせるタイマ処理手段１３ａ、予めネッ
トワークシステムの時間的利用率を定めておく繁忙／閑
散期テーブル１３ｂにより構成されている。図８はこの
繁忙／閑散期テーブル１３ｂの構成例を示すもので、各
ネットワークの名称、繁忙か閑散かの区別、その時刻、
その時刻の平均トラフィック量を予め定めた値より構成
され、タイマ処理手段１３ａの判断材料として用いられ
る。
ル１３ｂを参照し、時刻的にネットワークシステムの利
用率に大きな変化があると予想された場合、上記監視方
式決定部１２の収集情報判断手段１２ａに繁忙／閑散イ
ベントとしてしらせるタイマ処理手段１３ａ、予めネッ
トワークシステムの時間的利用率を定めておく繁忙／閑
散期テーブル１３ｂにより構成されている。図８はこの
繁忙／閑散期テーブル１３ｂの構成例を示すもので、各
ネットワークの名称、繁忙か閑散かの区別、その時刻、
その時刻の平均トラフィック量を予め定めた値より構成
され、タイマ処理手段１３ａの判断材料として用いられ
る。
【００１３】次に図１のネットワーク監視装置の動作を
説明する。図３は、監視方式決定部１２がネットワーク
監視部１１より詳細情報を受信した後の処理を表した概
略フローである。まず収集情報判断手段１２ａは、監視
情報送受信手段１１ａ、或いはタイマ処理手段１３ａよ
り収集した詳細情報、及び各種イベントを受信する（Ｓ
０１）。次に受信した情報が異常イベントかその他の通
常イベントかを判定し（Ｓ０２）、受信した情報が通信
機器の異常イベントの場合、生存監視検証手段１２ｂに
処理を渡し（Ｓ０３）、それ以外のイベント、詳細情報
の場合、監視方式最適化し１２ｃに処理を渡す（Ｓ０
４）。生存監視検証手段１２ｂまたは監視方式最適化手
段１２ｃは、後述するように、ポーリング方式、監視方
式を決定し、監視パラメータ決定手段１２ｄに処理を渡
し、決定したパラメータをまとめ、監視パラメータテー
ブル１１ｃに保存し監視情報収集制御手段１１ｂに監視
制御の指示をする。
説明する。図３は、監視方式決定部１２がネットワーク
監視部１１より詳細情報を受信した後の処理を表した概
略フローである。まず収集情報判断手段１２ａは、監視
情報送受信手段１１ａ、或いはタイマ処理手段１３ａよ
り収集した詳細情報、及び各種イベントを受信する（Ｓ
０１）。次に受信した情報が異常イベントかその他の通
常イベントかを判定し（Ｓ０２）、受信した情報が通信
機器の異常イベントの場合、生存監視検証手段１２ｂに
処理を渡し（Ｓ０３）、それ以外のイベント、詳細情報
の場合、監視方式最適化し１２ｃに処理を渡す（Ｓ０
４）。生存監視検証手段１２ｂまたは監視方式最適化手
段１２ｃは、後述するように、ポーリング方式、監視方
式を決定し、監視パラメータ決定手段１２ｄに処理を渡
し、決定したパラメータをまとめ、監視パラメータテー
ブル１１ｃに保存し監視情報収集制御手段１１ｂに監視
制御の指示をする。
【００１４】図４は、収集情報判断手段１２ａより処理
を渡された後の生存監視検証手段１２ｂの処理を示した
フローである。まず収集情報判断手段１２ａより通信機
器異常イベントを受信する（Ｓ０３０１）。次に検証中
に発生したイベントなのかを判断するために設けたＦｌ
ａｇの値が“１”なのか“０”なのかを判断し、“１”
の場合はＳ０３０５に、“０”の場合はＳ０３０３に処
理を渡す（Ｓ０３０２）。Ｆｌａｇの値が“０”の場合
はそのＦｌａｇの値を“１”にし（Ｓ０３０３）、構成
情報ＤＢ１１ｇを参照してポーリング方式をトレースル
ート（特定の通信機器を定め、その通信機器に至るまで
に、介在する通信機器を順次ポーリングする）に変更す
る指示を監視パラメータ決定手段１２ｄに通知する（Ｓ
０３０４）。Ｆｌａｇの値が“１”であったときは、今
回検知した障害発生通信機器が前回のものと一致するか
判断し（Ｓ０３０５）、一致した場合、前回検知した通
信機器を障害発生通信機器とし、そのことを障害情報Ｄ
Ｂ１１ｆに保存する（Ｓ０３０６）。前回検知した通信
機器と一致しなかった場合は、今回検知した通信機器を
障害発生通信機器とし、障害情報ＤＢ１１ｆに保存する
（Ｓ０３０７）。Ｓ０３０６或いはＳ０３０７の処理が
終わると、生存監視範囲を当該障害発生通信機器の影響
範囲外からとすることを監視パラメータ決定手段１２ｄ
に通知する（Ｓ０３０８）。更にポーリング方式をステ
ータスポーリング（一定順序でポーリングを繰り返す）
とするように監視パラメータ決定手段１２ｄに通知し
（Ｓ０３０９）、Ｆｌａｇを“０”とし（Ｓ０３１
０）、終了する。
を渡された後の生存監視検証手段１２ｂの処理を示した
フローである。まず収集情報判断手段１２ａより通信機
器異常イベントを受信する（Ｓ０３０１）。次に検証中
に発生したイベントなのかを判断するために設けたＦｌ
ａｇの値が“１”なのか“０”なのかを判断し、“１”
の場合はＳ０３０５に、“０”の場合はＳ０３０３に処
理を渡す（Ｓ０３０２）。Ｆｌａｇの値が“０”の場合
はそのＦｌａｇの値を“１”にし（Ｓ０３０３）、構成
情報ＤＢ１１ｇを参照してポーリング方式をトレースル
ート（特定の通信機器を定め、その通信機器に至るまで
に、介在する通信機器を順次ポーリングする）に変更す
る指示を監視パラメータ決定手段１２ｄに通知する（Ｓ
０３０４）。Ｆｌａｇの値が“１”であったときは、今
回検知した障害発生通信機器が前回のものと一致するか
判断し（Ｓ０３０５）、一致した場合、前回検知した通
信機器を障害発生通信機器とし、そのことを障害情報Ｄ
Ｂ１１ｆに保存する（Ｓ０３０６）。前回検知した通信
機器と一致しなかった場合は、今回検知した通信機器を
障害発生通信機器とし、障害情報ＤＢ１１ｆに保存する
（Ｓ０３０７）。Ｓ０３０６或いはＳ０３０７の処理が
終わると、生存監視範囲を当該障害発生通信機器の影響
範囲外からとすることを監視パラメータ決定手段１２ｄ
に通知する（Ｓ０３０８）。更にポーリング方式をステ
ータスポーリング（一定順序でポーリングを繰り返す）
とするように監視パラメータ決定手段１２ｄに通知し
（Ｓ０３０９）、Ｆｌａｇを“０”とし（Ｓ０３１
０）、終了する。
【００１５】図５は、収集情報判断手段１２ａより処理
を渡された後の監視方式最適化手段１２ｃの処理を示し
たフローである。まず収集情報判断手段１２ａより繁忙
／閑散イベント、或いは詳細情報収集データを受信する
（Ｓ０４０１）。次に受信したデータが繁忙／閑散イベ
ントか判断し（Ｓ０４０２）、繁忙／閑散イベントの場
合、トラフィック情報ＤＢ１１ｅの示すトラフィック値
と繁忙／閑散イベントのトラフィック値を比較する（Ｓ
０４０３）。この結果が所定の誤差内で一致していない
ときは処理Ｓ０４０８へ移り監視方式を変更しないよう
にするが、所定の誤差内で一致していたときは次にトラ
フィック（しきい値テーブル１２ｅ）の示すしきい値と
繁忙／閑散イベントのトラフィック値とを比べる（Ｓ０
４０５）。ここで繁忙／閑散イベントのトラフィック値
の方が大きいときは後述の処理Ｓ０４０９に処理を渡
し、逆のときは処理Ｓ０４０８に処理を渡す。
を渡された後の監視方式最適化手段１２ｃの処理を示し
たフローである。まず収集情報判断手段１２ａより繁忙
／閑散イベント、或いは詳細情報収集データを受信する
（Ｓ０４０１）。次に受信したデータが繁忙／閑散イベ
ントか判断し（Ｓ０４０２）、繁忙／閑散イベントの場
合、トラフィック情報ＤＢ１１ｅの示すトラフィック値
と繁忙／閑散イベントのトラフィック値を比較する（Ｓ
０４０３）。この結果が所定の誤差内で一致していない
ときは処理Ｓ０４０８へ移り監視方式を変更しないよう
にするが、所定の誤差内で一致していたときは次にトラ
フィック（しきい値テーブル１２ｅ）の示すしきい値と
繁忙／閑散イベントのトラフィック値とを比べる（Ｓ０
４０５）。ここで繁忙／閑散イベントのトラフィック値
の方が大きいときは後述の処理Ｓ０４０９に処理を渡
し、逆のときは処理Ｓ０４０８に処理を渡す。
【００１６】処理Ｓ０４０２の判定で、受信したデータ
が繁忙／閑散イベント以外の場合、トラフィック情報Ｄ
Ｂ１１ｅのトラフィック値とトラフィックしきい値テー
ブル１２ｅのトラフィック値を比較し、トラフィック情
報ＤＢのトラフィック値が大きかった場合は処理Ｓ０４
０６に、小さい場合処理Ｓ０４０８に処理を渡す（Ｓ０
４０４）。処理Ｓ０４０６では、通信機器インタフェー
ステーブル１２ｆを参照し、優先順位の低いインタフェ
ースから詳細情報を収集するように変更し、処理をＳ０
４０７に渡す。処理Ｓ０４０７では、上記処理Ｓ０４０
６で変更された内容を反映し、再度トラフィック情報Ｄ
Ｂ１１ｅのトラフィック値とトラフィックしきい値テー
ブル１２ｅのトラフィック値を比較し、トラフィック情
報ＤＢの値の方が大きい場合は処理Ｓ０４０９に、小さ
い場合処理Ｓ０４０８に処理を渡す。処理Ｓ０４０８で
は、監視方式を変更しない指示を監視パラメータ決定手
段１２ｄに通知する。また処理Ｓ０４０９では詳細情報
収集の周期を長くする指示を監視パラメータ決定手段１
２ｄに通知する。尚、処理Ｓ０４０４、Ｓ０４０５、及
びＳ０４０７で用いるトラフィックしきい値は、図６の
ＭＡＸ値を用いるものとする。
が繁忙／閑散イベント以外の場合、トラフィック情報Ｄ
Ｂ１１ｅのトラフィック値とトラフィックしきい値テー
ブル１２ｅのトラフィック値を比較し、トラフィック情
報ＤＢのトラフィック値が大きかった場合は処理Ｓ０４
０６に、小さい場合処理Ｓ０４０８に処理を渡す（Ｓ０
４０４）。処理Ｓ０４０６では、通信機器インタフェー
ステーブル１２ｆを参照し、優先順位の低いインタフェ
ースから詳細情報を収集するように変更し、処理をＳ０
４０７に渡す。処理Ｓ０４０７では、上記処理Ｓ０４０
６で変更された内容を反映し、再度トラフィック情報Ｄ
Ｂ１１ｅのトラフィック値とトラフィックしきい値テー
ブル１２ｅのトラフィック値を比較し、トラフィック情
報ＤＢの値の方が大きい場合は処理Ｓ０４０９に、小さ
い場合処理Ｓ０４０８に処理を渡す。処理Ｓ０４０８で
は、監視方式を変更しない指示を監視パラメータ決定手
段１２ｄに通知する。また処理Ｓ０４０９では詳細情報
収集の周期を長くする指示を監視パラメータ決定手段１
２ｄに通知する。尚、処理Ｓ０４０４、Ｓ０４０５、及
びＳ０４０７で用いるトラフィックしきい値は、図６の
ＭＡＸ値を用いるものとする。
【００１７】以上のようにして、生存監視検証手段１２
ｂの処理Ｓ０３０４、Ｓ０３０８、Ｓ０３０９、あるい
は監視方式最適化手段１２ｃの処理Ｓ０４０８、Ｓ０４
０９によりポーリング方式やその範囲に関する指定が行
われると、監視パラメータ決定手段１２ｄは、これらの
指示内容をまとめて監視パラメータテーブル１１ｃに保
存し、監視情報収集手段１１ｂに監視制御の実行を指示
するから、ネットワークのトラフィックに応じた情報の
収集が行え、また障害発生とみなされた通信機器の特定
も迅速に行うことができる。
ｂの処理Ｓ０３０４、Ｓ０３０８、Ｓ０３０９、あるい
は監視方式最適化手段１２ｃの処理Ｓ０４０８、Ｓ０４
０９によりポーリング方式やその範囲に関する指定が行
われると、監視パラメータ決定手段１２ｄは、これらの
指示内容をまとめて監視パラメータテーブル１１ｃに保
存し、監視情報収集手段１１ｂに監視制御の実行を指示
するから、ネットワークのトラフィックに応じた情報の
収集が行え、また障害発生とみなされた通信機器の特定
も迅速に行うことができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークのトラフ
ィックまたは、ネットワークを流れるデータ量の時間的
特性を確実に把握し、監視方式を変化させることによ
り、効率よくネットワーク監視が可能になり、かつ、大
規模なネットワークシステムにおいても迅速な障害発生
通信機器の特定が可能となる。
ィックまたは、ネットワークを流れるデータ量の時間的
特性を確実に把握し、監視方式を変化させることによ
り、効率よくネットワーク監視が可能になり、かつ、大
規模なネットワークシステムにおいても迅速な障害発生
通信機器の特定が可能となる。
【図１】本発明になるネットワーク監視装置の構成例を
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図２】ネットワークシステムの構成例を示す図であ
る。
る。
【図３】監視方式決定部の処理を示す概略フローチャー
トである。
トである。
【図４】生存監視検証手段の処理を示すフローチャート
である。
である。
【図５】監視方式最適化手段の処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図６】トラフィックしきい値テーブルの構成例を示す
図である。
図である。
【図７】通信機器インタフェーステーブルの構成例を示
す図である。
す図である。
【図８】繁忙／閑散期テーブルの構成例を示す図であ
る。
る。
１ ネットワーク監視装置 ３ａ〜３ｆ ネットワーク ４ａ〜４ｏ 通信機器 １１ ネットワーク監視部 １１ａ 監視情報送受信手段 １１ｂ 監視情報収集制御手段 １１ｃ 監視パラメータテーブル １１ｄ 監視画面制御手段 １１ｅ トラフィック情報ＤＢ １１ｆ 障害情報ＤＢ １１ｇ 構成情報ＤＢ １２ 監視方式決定部 １２ａ 収集情報判断手段 １２ｂ 生存監視検証手段 １２ｃ 監視方式最適化手段 １２ｄ 監視パラメータ決定手段 １２ｅ トラフィックしきい値テーブル １２ｆ 通信機器インタフェーステーブル １３ タイマ処理部 １３ａ タイマ処理手段 １３ｂ 繁忙／閑散期テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B089 AA03 AA11 AC03 AD17 AF03 AF05 CA02 CB02 CD02 CF02 CF03 CF09 CF10 EA02 EA07 EA10 EB02 EB03 EB06 EB10 FF10 5K030 GA12 HC01 KA07 MA01
Claims (3)
- 【請求項１】 ポーリングによりネットワークの情報収
集を行うとともにその収集情報からネットワーク各部の
トラフィックを求めて記憶する情報収集記憶手段と、 この手段によるポーリングの周期及びポーリング対象通
信機器とその使用インタフェースを可変設定するための
情報収集制御手段と、 前記情報収集記憶手段により収集された収集情報が通信
機器の異常を示す異常イベントかその他の通常イベント
かを判定するための収集情報判定手段と、 この手段により、前記収集情報が前記異常イベントと判
定されたときに起動され、その異常が始めて検出された
ものであったときはその異常を示した通信機器からトレ
ースルート方式によりポーリングを行うように前記情報
収集制御手段を制御して実際に故障している通信機器を
特定するとともに、その特定が終わると当該故障してい
る通信機器の影響範囲を除いてステータスポーリングを
行うように前記情報収集制御手段を制御する生存監視検
証手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク監視装置。 - 【請求項２】 前記収集情報判定手段により収集情報が
通常イベントと判定されたときに起動され、予め定めて
おいたトラフィックのしきい値よりも前記情報収集記憶
手段に記憶された実トラフィック値の方が大きいとき
は、複数のインタフェースを有する通信機器の使用イン
タフェースを変更して情報収集を行うように前記情報収
集制御手段を制御し、その後さらに前記実トラフィック
値の方が前記しきい値よりも大きいときは、ポーリング
周期をより長くするように前記情報収集制御手段を制御
する監視方式最適化手段を設けたことを特徴とする請求
項１記載のネットワーク監視装置。 - 【請求項３】 繁忙／閑散期の時刻とその時のトラフィ
ック値を与えた繁忙／閑散期テーブルと、このテーブル
に定められた時刻に通常イベントとしての繁忙／閑散イ
ベントと対応トラフィック値を前記収集情報判定手段へ
出力する繁忙／閑散イベント発生手段と、 この手段から繁忙／閑散イベントが発生されて前記収集
情報判定手段がこれを通常イベントと判定することによ
り起動され、前記情報収集記憶手段に記憶されたトラフ
ィック値と前記繁忙／閑散イベントに伴って入力された
繁忙／閑散イベントのトラフィック値が所定の誤差範囲
で一致し、かつ前記繁忙／閑散イベントのトラフィック
値が前記しきい値より大きい時は、ポーリング周期をよ
り長くするように前記情報収集制御手段を制御する別の
監視方式最適化手段とを設けたことを特徴とする請求項
２記載のネットワーク監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10256587A JP2000090025A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | ネットワーク監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10256587A JP2000090025A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | ネットワーク監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000090025A true JP2000090025A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17294710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10256587A Pending JP2000090025A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | ネットワーク監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000090025A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002297462A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Minolta Co Ltd | 管理装置、管理プログラムおよび管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
| GB2418795A (en) * | 2004-10-01 | 2006-04-05 | Agilent Technologies Inc | Monitoring traffic in a packet switched network |
| US7831696B2 (en) | 2002-03-12 | 2010-11-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for providing device information via network and a method thereof |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP10256587A patent/JP2000090025A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002297462A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Minolta Co Ltd | 管理装置、管理プログラムおよび管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
| US7831696B2 (en) | 2002-03-12 | 2010-11-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for providing device information via network and a method thereof |
| GB2418795A (en) * | 2004-10-01 | 2006-04-05 | Agilent Technologies Inc | Monitoring traffic in a packet switched network |
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