JP2000076464A - 図形認識方法、図形認識装置、図形分類方法、図形分類装置、記録媒体、及び、図形特徴抽出方法 - Google Patents

図形認識方法、図形認識装置、図形分類方法、図形分類装置、記録媒体、及び、図形特徴抽出方法

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JP2000076464A
JP2000076464A JP10247481A JP24748198A JP2000076464A JP 2000076464 A JP2000076464 A JP 2000076464A JP 10247481 A JP10247481 A JP 10247481A JP 24748198 A JP24748198 A JP 24748198A JP 2000076464 A JP2000076464 A JP 2000076464A
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Hirofumi Nishida
広文 西田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形(自然界の物体を含む)の効率的な認
識、分類のため、階層的な形状の構造を利用する。 【解決手段】 特徴抽出部101において、入力図形の
輪郭の凸包の近似多角形を求め、該近似多角形を初期多
角形として辺を再帰的に2分割していくことにより該入
力図形を階層的に多角形近似し、該初期多角形を記述す
るパラメータと、該階層的な多角形近似の過程における
各階層での多角形の生成パラメータをそれぞれ特徴量と
して抽出する。特徴照合部103は、特徴抽出部により
抽出された特徴量を、大局的なものから順にモデル記憶
部104に格納されているモデルの特徴量と照合するこ
とにより認識候補を絞り込む。対象図形の複雑さに応じ
適応的にかいそうの深さを調節し効率的に図形を認識す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形の認識及び分
類の分野に係り、特に、図形の輪郭の階層的な形状構造
を利用する図形認識及び分類技術に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、画像認識の応用としては、文
字認識や文書認識が主なものであったが、デジタルカメ
ラの普及などにより、自然画像を容易にコンピュータに
取り込むことができるようになるにつれ、自然界の物体
を対象とした認識技術の重要性が増しつつある。
【0003】文字や文書は人間が取り決めた規則によっ
て生成される。これに対し、自然界の物体、例えば山、
谷、海岸線、島、星、雲、植物の葉などの形状は、ある
物理的な規則により記述できることが知られている。特
に、フラクタルの理論は、このような自然界の物体の形
状を合成する場合に威力を発揮することが知られおり、
コンピュータ・グラフィックスにも応用されてきた。
【0004】2次元の閉輪郭図形の生成アルゴリズムの
一つとして、次に述べるように、凸多角形から出発し
て、辺を再帰的に分割していくものがある。 (ステップ1)初期多角形として、凸n角形を指定す
る。 (ステップ2)多角形の各辺に点を1つずつ選び、法線
方向に動かして、倍の数の辺からなる多角形を作る。 (ステップ3)終了条件が満たされれば終了、さもなけ
ればステップ(2)に戻る。
【0005】この図形生成アルゴリズムにおいて、ステ
ップ2がm回実行されると、図形はn・2m 角形になる。
この中には、いくつかのパラメータがあるが、ステップ
2で辺の中点を選ぶ場合には、いわゆる「midpoint dis
placement algorithm」と呼ばれるフラクタル図形合成
のアルゴリズムの一つになる。
【0006】しかし、自然界の物体は一見すると文字や
文書画像に比べて複雑な構造を持っており、しかも画像
入力が難しかったため、自然界の物体の形状などを効率
的かつ高性能に認識、分類する技術はいまだ開発されて
いないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自然
界の物体の輪郭図形を含む図形の効率的な認識、分類の
ための方法及び装置と、そのための図形特徴抽出方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の図形生成アルゴリ
ズムが示すように、自然界の物体は再帰的な階層構造を
持っていることが知られている。本発明においては、そ
のような再帰的な階層構造を、図形の認識及び分類、並
びに、図形特徴の抽出に利用する。
【0009】すなわち、請求項1の図形認識方法は、入
力図形の輪郭の凸包の近似多角形を記述するパラメータ
と、該凸包の近似多角形を初期多角形として辺を再帰的
に2分割していくことにより該入力図形を階層的に多角
形近似する過程における各階層での多角形の生成パラメ
ータをそれぞれ特徴量として用い、該入力図形を階層的
に認識する構成である。
【0010】請求項2の図形認識装置は、特徴抽出部、
特徴照合部及びモデル記憶部を具備し、該特徴抽出部が
入力図形の輪郭の凸包の近似多角形を求め、該近似多角
形を初期多角形として辺を再帰的に2分割していくこと
により該入力図形を階層的に多角形近似し、該初期多角
形を記述するパラメータと、該階層的な多角形近似の過
程における各階層での多角形の生成パラメータをそれぞ
れ特徴量として抽出し、該特徴照合部が該特徴抽出部に
より抽出された各特徴量を該モデル記憶部に格納されて
いるモデルの特徴量と階層的に照合することにより認識
候補を絞り込む構成である。
【0011】請求項3の図形分類方法は、分類対象の図
形集合中の各図形の輪郭の凸包の近似多角形を記述する
パラメータと、該各図形の凸包の近似多角形を初期多角
形として辺を再帰的に2分割していくことにより該各図
形を階層的に多角形近似していく過程における各階層で
の多角形の生成パラメータをそれぞれ特徴量として用い
て、該図形集合中の図形を階層的に複数のクラスタに分
割する構成である。
【0012】請求項4の図形分類装置は、特徴抽出部と
クラスタリング部を具備し、該特徴抽出部が、分類対象
の図形集合中の各図形の輪郭の凸包の近似多角形を記述
するパラメータと、該各図形の凸包の近似多角形を初期
多角形として辺を再帰的に2分割していくことにより該
各図形を階層的に多角形近似していく過程における各階
層での多角形の生成パラメータをそれぞれ特徴量として
抽出し、該クラスタリング部が該特徴抽出部により抽出
された各特徴量にクラスタリング・アルゴリズムを適用
することにより該図形集合中の図形を階層的に複数のク
ラスタに分割する構成である。
【0013】請求項5の記録媒体は、入力図形の輪郭の
凸包を求める処理、該凸包の近似多角形を求める処理、
該近似多角形を初期多角形として辺を再帰的に2分割し
ていくことにより該入力図形を階層的に多角形近似する
処理、該初期多角形を記述するパラメータと、該階層的
な多角形近似の過程における各階層での多角形の生成パ
ラメータをそれぞれ特徴量として抽出する処理、及び、
該抽出された各特徴量をモデルの特徴量と階層的に照合
することにより認識候補を順次絞り込む処理を、コンピ
ュータに実行させるためのプログラムが記録されている
ことを特徴とする。
【0014】請求項6の記録媒体は、分類対象の図形集
合中の各図形の輪郭の凸包の近似多角形を記述するパラ
メータを特徴量として抽出する処理、該近似多角形を初
期多角形として辺を再帰的に2分割していくことにより
該各図形を階層的に多角形近似していく過程における各
階層での多角形の生成パラメータを特徴量として抽出す
る処理、及び、該抽出された各特徴量にクラスタリング
・アルゴリズムを適用することにより、該図形集合中の
図形を階層的に複数のクラスタに分割する処理を、コン
ピュータに実行させるたのプログラムが記録されている
ことを特徴とする。
【0015】請求項7の図形特徴抽出方法は、図形の輪
郭の凸包の近似多角形を求め、該近似多角形を初期多角
形として辺を再帰的に2分割していくことにより該図形
を階層的に多角形近似し、該初期多角形を記述するパラ
メータと、該階層的な多角形近似の過程における各階層
での多角形の生成パラメータとを特徴量として抽出する
構成である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による図形認識方
法及び装置の一実施形態としての図形認識システムのブ
ロック図である。
【0017】図1において、100はデジタルカメラや
イメージスキャナなどを利用して画像を入力する画像入
力部である。101は図形輪郭抽出部であり、画像入力
部100より入力された画像から、例えばエッジ検出や
2値化などによって、認識対象図形(入力図形)の輪郭
を抽出する。抽出された図形輪郭は特徴抽出部102に
入力される。なお、初めから図形輪郭を入力可能な場合
は、その図形輪郭を直接的に特徴抽出部102に入力し
てよい。特徴抽出部102は、図形輪郭が前述の如き図
形生成アルゴリズムによって作られていると仮定し、図
形輪郭の階層的な形状特徴の抽出を行う。104は認識
のためのモデル特徴が格納されているモデル記憶部であ
る。モデルの構築は、各クラスについて多数のモデル図
形を用意しておき、入力図形の特徴抽出の場合と同じ方
法で各サンプルの輪郭の階層的な形状特徴を抽出するこ
とによって行われ、抽出された特徴がモデル特徴として
モデル記憶部104に格納される。103は特徴照合部
であり、特徴抽出部102により抽出された入力図形の
輪郭の階層的な形状特徴とモデル記憶部104に格納さ
れているモデル特徴とを、大局的な特徴から順に階層的
に照合することにより、入力図形の認識候補を絞り込む
部分である。105は各部の処理の制御及びシステム全
体の処理の流れを制御する制御部である。
【0018】特徴抽出部102の特徴抽出処理の内容に
ついて、図2に示すフローチャートに沿って、より具体
的に説明する。
【0019】入力図形の輪郭の凸包を計算し(ステップ
201)、得られた凸包を多角形近似する(ステップ2
02)。ただし、近似された多角形の頂点は、入力図形
の輪郭上のある点と一致させるものとする。凸包の計算
には、例えば当業者に周知のグラハム(Graham)のアル
ゴリズムなどを用いることができる。多角形近似は、例
えば当業者に周知のラマー(Ramer)のアルゴリズムに
よればよい。
【0020】例えば、図3の(a)及び(b)に示すよ
うな輪郭を持つ図形が入力されたとすると、ステップ2
01,202によって、図4の(a)及び(b)に示す
凸多角形が得られる。
【0021】以上のようにして得られた入力図形の輪郭
の凸包の近似多角形を記述するパラメータとして、辺の
数n、各辺の長さLi(i=1,...,n)、各頂点の角度
I (i=1,...,n)を考え、特徴ベクトルF(0)=
(n,L1,...,Ln,A1,...,An)を計算する(ステッ
プ203)。この際、最も上にある頂点(そのような頂
点が2つある場合は左にあるもの)から、多角形の内部
を左手に見るように辺を辿って(多角形の辺を辿って一
周するときに反時計周りになるような向き)、その順に
頂点に順番をつける。また、各辺をそのように辿った場
合の出発点と終着点を、その辺の始点と終点とし、i番
目の頂点を始点とする辺をi番目の辺とする。したがっ
て、図4(a)の多角形の各辺の長さLi、頂点の角度
iは、図5に示すように番号付けされることになる。
【0022】次に、入力図形輪郭の凸包の近似多角形を
初期多角形として、辺を再帰的に2分割し入力図形を階
層的に多角形近似する操作を繰り返し、その過程におい
て、各階層での多角形の生成パラメータを特徴量として
特徴ベクトルF(k)を計算する(ステップ204〜206
のループ)。この処理ループは、ある終了条件が満たさ
れるまで(ステップ206の判定結果がYESになるま
で)続けられる。その終了条件は、例えば、繰り返し回
数もしくは多角形と元の輪郭の誤差の収束状況、あるい
は図形認識の終了(認識候補が1つに絞り込まれた、候
補が見つからないことが確定した等)などである。
【0023】より具体的に述べれば、いま、m角形が与
えられているとし、そのm角形の辺をEi(i=1,...,
m)、Eiの長さをLi、頂点をViとする。ステップ2
02を終了した段階では、m=nである。
【0024】ステップ204において、m角形の各辺E
iを2分割することにより、2m個の辺からなる多角形
を作るが、その方法は次のとおりである。まず、各辺E
iについて、その始点と終点に囲まれた、元の輪郭の一
部(開曲線)を考え、その開曲線上の各点pについて、
関数gi(p)=(1−4×(ti(p)/Li−0.5)2)×DI (p)
の値を計算する。ここで、ti(p)は点pの辺Eiへの射
影と頂点Viとの距離であり、Di(p)は点pと辺Eiとの
距離である。そして、gi(p)が最大になる点Piに新し
く多角形の頂点を設け、Eiの両端点と結ぶことによ
り、辺Eiを2分割する。図4の(a)及び(b)に示
す多角形に対し、ステップ204の辺分割を1回行うこ
とにより作られる多角形を図6(a)及び(b)に示
す。
【0025】そして次のステップ205において、前ス
テップで作られたm角形の特徴ベクトルF(1)=(S
(1),...,S(m),T(1),...,T(m))を計算する。ただ
し、辺Ei を分割した新しい頂点Piに関し、T(i)=ti
(Pi)/Liと定義され、そしてPi が元の多角形の外側
にあるときにはS(i)=Di(Pi)/Li、Piが元の多角
形の内側にあるときにはS(i)=−Di(Pi)/Li と定
義される。図7は、図6(a)に示す多角形における頂
点P1に関するT(1),S(1)を説明している。 T(1)×
1は、その定義及び図7から明らかなように頂点P1
辺E1への射影と頂点V1との距離t1(P1)と等しく、S
(1)×L1は頂点P1と辺E1との距離D1(P1)と等しい。
【0026】図4の(a)及び(b)に示す多角形にス
テップ204〜206のループを2回繰り返して作られ
る多角形は、それぞれ図8の(a)及び(b)に示すよ
うなものになる。図8を図3を対比すれば、2回の辺の
分割処理でも、元の輪郭にかなり近い近似多角形が得ら
れることが理解されるであろう。
【0027】同様の処理がk回繰り返された段階で終了
条件が成立したとする。k回目の処理でn・2k角形が生
成され、特徴ベクトル F(k)=(Sk(1),...,Sk(n・2k),Tk(1),...,Tk(n・
2k)) が抽出される。かくして、特徴ベクトル列(F(0),F
(1),...,F(k))により入力図形が階層的に記述された
ことになる。ただし、 F(0)=(n,L1,...,Ln,A1,...,An) F(1)=(S1(1),...,S1(2n),T1(1),...,T1(2n)) F(2)=(S2(1),...,S2(4n),T2(1),...,T2(4n)) ・・・・・ F(k)=(Sk(1),...,Sk(n・2k),Tk(1),...,Tk(n・
2k)) である。
【0028】ここで図3の(a)及び(b)に示す2つ
の図形の識別を考える。図6の(a)及び(b)を見れ
ば明らかなように、2つの図形の特徴ベクトルF(1)は
ほぼ同じ値をとるため、特徴ベクトルF(1)では識別で
きない。しかし、図8の(a)及び(b)を比較すれば
明らかなように、それぞれの特徴ベクトルF(2)では明
確な差が生じるため、2つの図形は特徴ベクトルF(2)
で識別可能になる。
【0029】ここまでの説明から理解されるように、こ
こで述べている階層的な特徴抽出の方法によれば、対象
図形の複雑度などに応じて、適応的に特徴の細かさ、つ
まり階層の深さを調節することにより、効率的な図形特
徴の抽出が可能である。
【0030】以下、図形認識システムの画像入力から認
識候補の出力までの全体的な処理を説明する。図9は全
体的な処理フローを示すフローチャートである。
【0031】まず、画像入力部100によって認識しよ
うとする図形の画像が入力され(ステップ300)、図
形輪郭抽出部101によって入力図形の輪郭が抽出され
る(ステップ301)。特徴抽出部102により、前述
した手順に従って入力図形の特徴ベクトルF(0)=
(n,L1,...,Ln,A1,...,An)が計算される(ステ
ップ302)。
【0032】特徴照合部103において、モデル記憶部
104に格納されているモデル集合から、入力図形より
計算されたF(0)とnが同じ値の特徴ベクトルF(0)を持
つモデルを全て選び出す(ステップ303)。そして、
選び出したモデルの中で、入力図形から計算されたF
(0)と(L1,...,Ln,A1,...,An)の値が近いF(0)を
持つモデルを選び出す(ステップ304)。選び出され
たモデルの集合をSとする。なお特徴の比較では、各ク
ラスの学習サンプルに対して当業者周知の最近傍法を使
ってもよいし、各クラスについて予め計算しておいた特
徴の統計量(平均、分散、共分散など)を用いて当業者
周知のマハラノビス(Mahalanobis)距離などを計算し
てもよい。
【0033】制御部105において、パラメータkが0
に初期設定され(ステップ305)、終了判定が行われ
る(ステップ306)。ここに述べる例では、終了条件
は、 モデル集合Sの要素が1つ以下である、又は、パラ
メータkの値が予め決められた最大値以上である、こと
である。
【0034】終了条件が不成立の場合、制御部105に
よってパラメータkの値が1だけインクリメントされ
(ステップ307)、特徴抽出部102により入力図形
の特徴ベクトルF(k)=(Sk(1),...,Sk(n・2k),T
k(1),...,Tk(n・2k))が計算される(ステップ30
8)。そして、特徴照合部309において、入力図形か
ら計算された特徴ベクトルF(k)と近い値の特徴ベクト
ルF(k)を持つモデルがモデル集合Sから選び出され、
選び出されたモデルの集合が改めてモデル集合Sとされ
る(ステップ309)。そして、再び終了判定が行われ
る(ステップ306)。終了条件が成立するまで、ステ
ップ307〜309の処理が繰り返される。終了条件が
成立すると、特徴照合部103から、モデル集合Sに含
まれる各モデルが認識候補として出力され(ステップ3
10)、認識処理を終了する。なお、モデル集合Sが空
ならば認識結果は「リジェクト」となる。
【0035】ごこで、例えば図3の(a)に示すような
図形が入力されたとする。また、図3の(a)及び
(b)に示す図形に相当するモデルが存在するものとす
る。図4の(a)及び(b)に示す凸包の近似多角形を
見れば明らかなように、2つのモデル及び入力図形の特
徴ベクトルF(0)では、nが共に7であり、その他の
要素(L1,...,Ln,A1,....,An)は近い値をとる。
したがって、ステップ304の段階で選ばれるモデル集
合S中に、図3の(a)及び(b)に示す図形に相当す
る2つのモデルが含まれているであろう。次に、特徴ベ
クトルF(1)の計算と照合が行われるが、図6の(a)
及び(b)を見れば明らかなように、2つのモデルと入
力図形の特徴ベクトルF(1)はほぼ同じ値をとるため、
特徴ベクトルF(1)では認識候補を2つのモデルの一方
に絞り込むことはできない。そこで、次に特徴ベクトル
F(2)の計算と照合が行われる。図8の(a)及び
(b)を比較すれば明らかなように、それぞれの特徴ベ
クトルF(2)では明確な差が生じ、図3(a)に示す図
形に相当するモデルだけが認識候補として残る。この例
のように、特徴ベクトル列(F(0),F(1),...)を使っ
て階層的に認識候補を絞り込むことが可能であり、対象
図形の複雑度などに応じて適応的に特徴の細かさ、つま
り階層数を調節し、効率的な図形認識が可能である。
【0036】図10は、本発明の図形分類方法及び装置
の一実施形態としての図形分類システムのブロック図で
ある。図10において、400は分類対象の図形の集合
が格納されている図形集合記憶部、401は前記図形認
識システムにおける特徴抽出部102と同様の階層的な
図形特徴を抽出する特徴抽出部である。図形集合記憶部
400内の図形は既に輪郭抽出が済んでいるものとして
説明するが、輪郭抽出が必要な場合は特徴抽出部401
において特徴抽出に先だって図形の輪郭抽出が行われ
る。402はクラスタリング部であり、特徴抽出部40
1によって抽出された階層的な図形特徴を用いて階層的
に図形のクラスタリングを行う。404は分類結果が格
納される分類結果記憶部である。403はシステムの各
部の制御及び全体の処理の流れの制御を行うとともに、
クラスタリング部402によるクラスタリングの結果か
ら分類結果データを作成し分類結果記憶部404に格納
する制御部である。
【0037】図11は、この図形分類システムの処理の
流れを示すフローチャートである。以下、このフローチ
ャートを参照しながら図形分類処理の内容を説明する。
【0038】まず、制御部403において図形集合記憶
部400に記憶されている全ての図形の集合をC0と設
定し(ステップ500)、一連の処理が開始する。まず
特徴抽出部401において、図形集合C0の各図形の特
徴ベクトルF(0)=(n,L1,...,Ln,A1,...,An
を計算する(ステップ501)。クラスタリング部40
2において図形集合C0を、F(0)のnの値が同じ図形の
クラスタに分割する(ステップ502)。制御部403
は、分割してできたクラスタの数をNとして、各図形ク
ラスタをC1,C2,...,CNとする(ステップ502)。
【0039】次に、制御部403でパラメータkの値を
1に設定する(ステップ503)。クラスタリング部4
02において、図形集合Ckの各図形に対し、F(0)のn
を除いたベクトル(L1,...,Ln,A1,...,An)にクラ
スタリングのアルゴリズムを適用し(当業者周知の階層
的クラスタリング、最大距離クラスタリング、K平均ア
ルゴリズム、Isodataアルゴリズム等、任意のア
ルゴリズムを使用してよい)、図形集合Ckをいくつか
の図形クラスタに分割する(ステップ504)。制御部
403で、パラメータkを1だけインクリメントし(ス
テップ505)、kの値がN以下であるかチェックする
(ステップ506)。kの値がN以下ならば、クラスタ
リング部402において図形集合Ckに対し(L1,...,
n,A1,...,An)によるクラスタリングを行い、図形
集合Ckをいくつかの図形クラスタに分割する(ステッ
プ504)。パラメータkの値がNを超えるまで、同様
のクラスタリング処理が繰り返される。
【0040】制御部403は、分割してできた図形クラ
スタの総数を改めてNとし、それら図形クラスタを
0 1,C0 2,...,C0 Nとし(ステップ507)、パラメ
ータjとkの値を1に設定する(ステップ508,50
9)。そして、特徴抽出部401において、図形クラス
タCj-1 kの各図形について、特徴ベクトルF(j)=(Sj
(1),...,Sj(n・2j),Tj(1),...,Tj(n・2j))を計算し
(ステップ510)、クラスタリング部402におい
て、特徴ベクトルF(j)にクラスタリングのアルゴリズ
ムを適用することにより、図形集合Cj-1 kをいくつかの
図形クラスタに分割する(ステップ511)。制御部4
03でパラメータkの値が1だけインクリメントされ
(ステップ512)、その値がN以下であるかチェツク
される(ステップ513)。パラメータkの値がN以下
であれば、ステップ510からの処理が繰り返され、次
の図形集合Cj-1 kについて同じ階層の特徴ベクトルF(j)
によるクラスタリングが行われる。
【0041】パラメータkの値がNを超えると、制御部
403は、分割してできた図形クラスタの総数を改めて
Nとし、それら図形クラスタをCj 1,Cj 2,...,Cj N
し(ステップ514)、パラメータjを1だけインクリ
メントし(ステップ515)、パラメータjの値が予め
決めた最大値以下であるかチェックする(ステップ51
6)。
【0042】パラメータjの値が最大値以下ならば、ス
テップ509からの処理が繰り返され、次の階層の特徴
ベクトルF(j)によるクラスタリング処理が繰り返され
る。パラメータjの値が最大値を超えたときに分類処理
が終了する。
【0043】以上の分類処理により、図形集合C0は、
図12に示すように階層的に分類され、この分類結果を
記述するデータが制御部403によって作成され分類結
果記憶部404に格納される。図12において、図形ク
ラスタCj kのパラメータjは分類の階層レベルを表し、
パラメータkは同一階層でのクラスタ番号である。な
お、ステップ502による図形クラスタC1
2,...は図12には表されていない。
【0044】ここまでの説明から理解されるように、こ
の図形分類システムによれば、対象図形の複雑度などに
応じて、適応的に分類に利用する特徴の細かさ、すなわ
ち階層の深さを調節することにより、効率的な図形分類
が可能である。
【0045】本発明は、例えば図13に示すようなCP
U600、メモリ601、ハードディスク等の大容量記
憶装置602、イメージスキャナ603、フロッピーデ
ィスクやCD−ROMなどの記録媒体605の読み書き
のための媒体ドライブ604、外部機器との入出力イン
ターフェース606などをシステムバス607で接続し
たようなコンピュータを利用し、ソフトウエアにより実
施することも可能である。この場合、図9に示すような
図形認識の各処理ステップもしくは図1に示すような図
形分類システムの各機能部の機能をコンピュータ上で実
行、実現させるためのプログラム610、あるいは、図
11に示すような図形分類の各処理ステップもしくは図
10に示す図形認識システムの各機能部の機能をコンピ
ュータ上で実行、実現させるためのプログラム611
は、それが記録された記録媒体605から媒体ドライブ
604により読み込まれ、例えば大容量記憶装置602
に格納され、実行時にメモリ601にロードされる。モ
デル記憶部104、図形集合記憶部400、分類結果記
憶部404として、大容量記憶装置602又はメモリ6
01が利用される。また、認識すべき画像は、例えばイ
メージスキャナ603を利用して入力され、又は、記録
媒体605から読み込まれ、あるいは入出力インターフ
ェース606を介して外部機器から入力される。図形認
識の結果は、例えば大容量記憶装置602に書き出さ
れ、あるいは入出力インターフェース606を介して外
部機器に出力される。
【0046】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、請求項1
乃至4の各項記載の発明によれば、図形輪郭の階層的な
形状特徴を利用することにより、認識対象に応じて適応
的に階層の深さを調節し効率的に図形の認識又は階層的
分類を行うことができる。請求項5又は6記載の発明に
よれば、そのような効率的な図形認識又は分類をコンピ
ュータを利用して容易に実施することができる。請求項
7記載の発明によれば、図形輪郭の再帰的な階層構造を
利用し、対象図形の複雑さに応じた階層的な図形特徴を
効率よく抽出することができる、等々の効果を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による図形認識システムのブロック図で
ある。
【図2】特徴抽出処理のフローチャートである。
【図3】図形輪郭の例を示す図である。
【図4】図3の図形輪郭の凸包の近似多角形を示す図で
ある。
【図5】図4の(a)の多角形の特徴ベクトルF(0)の
説明図である。
【図6】図6は図4の多角形の辺分割を1回行って得ら
れる多角形を示す図である。
【図7】図4の(a)の多角形の辺分割と、その特徴の
説明図である。
【図8】図4の多角形の辺分割を2回行って得られる多
角形を示す図である。
【図9】図形認識処理のフローチャートである。
【図10】本発明の図形分類システムのブロック図であ
る。
【図11】図形分類システムのフローチャートである。
【図12】図形分類結果を示す図である。
【図13】本発明をソフトウエアにより実施するための
コンピュータの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 画像入力部 101 図形輪郭抽出部 102 特徴抽出部 103 特徴照合部 104 モデル記憶部 105 制御部 400 図形集合記憶部 401 特徴抽出部 402 クラスタリング部 403 制御部 404 分類結果記憶部 605 記録媒体 610 図形認識のためのプログラム 611 図形分類のためのプログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力図形の輪郭の凸包の近似多角形を記
    述するパラメータと、該凸包の近似多角形を初期多角形
    として辺を再帰的に2分割していくことにより該入力図
    形を階層的に多角形近似する過程における各階層での多
    角形の生成パラメータをそれぞれ特徴量として用い、該
    入力図形を階層的に認識することを特徴とする図形認識
    方法。
  2. 【請求項2】 特徴抽出部、特徴照合部、及び、モデル
    記憶部を具備し、該特徴抽出部は入力図形の輪郭の凸包
    の近似多角形を求め、該近似多角形を初期多角形として
    辺を再帰的に2分割していくことにより該入力図形を階
    層的に多角形近似し、該初期多角形を記述するパラメー
    タと、該階層的な多角形近似の過程における各階層での
    多角形の生成パラメータをそれぞれ特徴量として抽出
    し、該特徴照合部は該特徴抽出部により抽出された各特
    徴量を該モデル記憶部に格納されているモデルの特徴量
    と階層的に照合することにより認識候補を絞り込むこと
    を特徴とする図形認識装置。
  3. 【請求項3】 分類対象の図形集合中の各図形の輪郭の
    凸包の近似多角形を記述するパラメータと、該各図形の
    凸包の近似多角形を初期多角形として辺を再帰的に2分
    割していくことにより該各図形を階層的に多角形近似し
    ていく過程における各階層での多角形の生成パラメータ
    をそれぞれ特徴量として用いて、該図形集合中の図形を
    階層的に複数のクラスタに分割することを特徴とする図
    形分類方法。
  4. 【請求項4】 特徴抽出部、及び、クラスタリング部を
    具備し、該特徴抽出部は、分類対象の図形集合中の各図
    形の輪郭の凸包の近似多角形を記述するパラメータと、
    該各図形の凸包の近似多角形を初期多角形として辺を再
    帰的に2分割していくことにより該各図形を階層的に多
    角形近似していく過程における各階層での多角形の生成
    パラメータをそれぞれ特徴量として抽出し、該クラスタ
    リング部は該特徴抽出部により抽出された各特徴量にク
    ラスタリング・アルゴリズムを適用することにより該図
    形集合中の図形を階層的に複数のクラスタに分割するこ
    とを特徴とする図形分類装置。
  5. 【請求項5】 入力図形の輪郭の凸包を求める処理、該
    凸包の近似多角形を求める処理、該近似多角形を初期多
    角形として辺を再帰的に2分割していくことにより該入
    力図形を階層的に多角形近似する処理、該初期多角形を
    記述するパラメータと、該階層的な多角形近似の過程に
    おける各階層での多角形の生成パラメータをそれぞれ特
    徴量として抽出する処理、及び、該抽出された各特徴量
    をモデルの特徴量と階層的に照合することにより認識候
    補を絞り込む処理をコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムが記録されていることを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能記録媒体。
  6. 【請求項6】 分類対象の図形集合中の各図形の輪郭の
    凸包の近似多角形を記述するパラメータを特徴量として
    抽出する処理、該近似多角形を初期多角形として辺を再
    帰的に2分割していくことにより該各図形を階層的に多
    角形近似していく過程における各階層での多角形の生成
    パラメータを特徴量として抽出する処理、及び、該抽出
    された各特徴量にクラスタリング・アルゴリズムを適用
    することにより、該図形集合中の図形を階層的に複数の
    クラスタに分割する処理をコンピュータに実行させるた
    のプログラムが記録されていることを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能記録媒体。
  7. 【請求項7】 図形の輪郭の凸包の近似多角形を求め、
    該近似多角形を初期多角形として辺を再帰的に2分割し
    ていくことにより該図形を階層的に多角形近似し、該初
    期多角形を記述するパラメータと、該階層的な多角形近
    似の過程における各階層での多角形の生成パラメータと
    を特徴量として抽出することを特徴とする階層的な図形
    特徴抽出方法。
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