JP2000070692A - ディフューザホースジョイント構造 - Google Patents

ディフューザホースジョイント構造

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JP2000070692A
JP2000070692A JP10248845A JP24884598A JP2000070692A JP 2000070692 A JP2000070692 A JP 2000070692A JP 10248845 A JP10248845 A JP 10248845A JP 24884598 A JP24884598 A JP 24884598A JP 2000070692 A JP2000070692 A JP 2000070692A
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JP
Japan
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pipe
diffuser
suction
joint structure
hose joint
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JP10248845A
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English (en)
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Tomiharu Kawase
富春 河瀬
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本の管体で特別の動力を要することなく複
数の媒体や添加物を適量混合して排送することができる
と共に、不動側への吸着が特別の固定具等を用いること
なく確実に行われるディフューザホースジョイント構造
を提供する。 【解決手段】 ディフューザホースジョイント構造1は
ホース8,9間に介在され、排水口ソケット管2とこの
上流側に挿入されるディフューザ異径ノズル管3等とか
らなる。ディフューザ異径ノズル管3のノズル部6から
の媒体の噴出により、その周辺に吸引ゾーン11が形成
され、その近傍に配設される吸引管4から他の媒体や添
加物等を吸引し、管体内の媒体と混合して排送すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースや配管、又
はこれ等と容器側とを連結するために介設されるホース
ジョイント構造に係り、特に、媒体を内部に流通させる
のみならず、内部に吸引力を発生せしめて他媒体等を吸
引することを可能にするディフューザホースジョイント
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ホースとホースとを連結したり、ホース
と配管とを連結したり、ホース又は配管を容器,タンク
等に連結するために従来よりホースジョイントが使用さ
れている。然し乍ら、従来のホースジョイントはホース
や配管内を流れる水や空気等の媒体を流通させるための
もので、その内部には吸引力が発生しない。また、従来
技術では一本のホースや配管では一種類の媒体しか流通
させることができず、一本のホースや配管で他の媒体を
同時に供給することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば草木や畑に水や
液体肥料を与える場合、従来では別々のホースや配管を
使用して行っていた。また、流通又は循環している媒体
に他の添加物等を与える場合には別系統で該添加物を流
入させる手段が必要である。また、ホースや配管による
媒体の流通の系路が長い場合にはその途中でホースや配
管を保持する固定具が必要である。この固定具をホース
や配管に連結するには何等かの連結手段が必要であり、
且つ固定具を不動側に固定するために専用の連結具が一
般に必要になる。また、水槽等の内部においてホースや
配管等を固定するには専用の固定パッドが従来使用され
ているが、この固定パッドの吸引力は比較的弱く、途中
で固定パッドが外れてしまう問題点があった。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するために
創案されたものであり、一本の流通系路によって他の媒
体や添加物を同時に流通させることができ、且つ特別な
外部動力を必要とせず省エネルギー効果とコスト低減が
可能になり、且つ吸着パッド等の吸着手段に吸着力を増
大せしめることが可能なディフューザホースジョイント
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、ホースや配管又はこれ等と容器とを連
結するために介設されると共に内部に媒体の吸引力を発
生させるディフューザを有するディフューザホースジョ
イント構造であって、該ディフューザホースジョイント
構造は、前記ホース等に一端側を挿着する中空管体状の
排水口ソケット管と、該排水口ソケット管の他端側に挿
着されホース等に一端側を連結する中空管体状のディフ
ューザ異径ノズル管とを有し、該ディフューザ異径ノズ
ル管は、その他端側に媒体の流れ方向に沿って序々に縮
径するノズル部を形成するものからなり、前記排水口ソ
ケット管には、管内外を連通する吸引管が設けられるデ
ィフューザホースジョイント構造を構成するものであ
る。
【0006】ディフューザ異径ノズル管の給水口から導
入された媒体はディフューザ異径ノズル管の排水ノズル
口から流出する際にその周辺を略真空状態にする。吸引
管は前記排水ノズル口の近傍の吸引ゾーンに配置されて
いるため、例えば、吸引管に連結する媒体供給源等から
媒体が吸引される。そのため、流通している1つの媒体
に他の媒体を混合させることができる。また、吸引管の
上流側に媒体流量調整弁を設けることにより媒体の導入
量のコントロールができる。また、逆止弁を設けること
により吸引管側への逆流が防止される。また、吸引管の
上流側に吸着パッドのような吸着手段を設けることによ
り吸着パッドの吸着力が大となり、吸着パッドのみでホ
ースや配管等を確実に保持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディフューザホー
スジョイント構造の実施の形態を図面を参照して詳述す
る。図1は本発明のディフューザホースジョイント構造
1をホース8,9間に介設した状態を示す軸断面図であ
る。ディフューザホースジョイント構造1は、大別して
排水口ソケット管2と、ディフューザ異径ノズル管3と
からなり、排水口ソケット管2には吸引管4が連結され
る。排水口ソケット管2は中空管体状のものからなり、
その一端側の排水口側にはホース8が挿着される。ま
た、排水口ソケット管2の他端側の接続口側にはディフ
ューザ異径ノズル管3が挿入される。なお、両者の接続
部5は管内を流通する媒体の洩れがないように十分にシ
ールされる。また、吸引管4は排水口ソケット管2の外
周に挿着され、内部と連通する。
【0008】ディフューザ異径ノズル管3は、排水口ソ
ケット管の前記接続口に挿入され、その他端側にノズル
部6を形成し、一端側の給水口側にはホース9が連結さ
れる。ノズル部6は挿入方向に向かって次第に縮径する
テーパ部6aと、その縮径端から同一直径で挿入方向に
伸延する直管部6bとからなり、直管部6bの挿入端に
排水ノズル口7を形成する。
【0009】排水口ソケット管2とホース8との連結部
はホースバンド10により緊締され、且つシールされ
る。一方、ディフューザ異径ノズル管3とホース9とも
ホースバンド10により緊締され、且つシールされる。
以上により、ホース9内に導入された媒体は、ディフュ
ーザ異径ノズル管3の前記給水口から管内に入り、ノズ
ル部6を通過し、排水ノズル口7から流出し、排水口ソ
ケット管2内に導入され、その排水口12からホース8
内に入り、下流側に流出される。図2は前記の排水口ソ
ケット管2の外観形状を示し、図3はディフューザ異径
ノズル管3の外観形状を夫々示すものである。
【0010】図1及び図4に示すように、媒体がディフ
ューザ異径ノズル管3のノズル部6に導入されると、媒
体の流速がテーパ部6aで次第に加速され、且つ直管部
6bで整流化された状態でその排水ノズル口7から噴出
される。そのため、排水ノズル口7のまわりは略真空と
なり、吸引ゾーン11を形成する。図4に示すようにこ
の吸引ゾーン11は2点鎖線間のAで示された範囲であ
る。吸引管4はこの吸引ゾーン11内に配設されるため
吸引管4内には吸引力が発生する。従って、この吸引管
4内に媒体が導入されると、その媒体は吸引管4内の吸
引力により排水口ソケット管2内に吸引され、排水口ソ
ケット管2内を流通している媒体と混合し、排水口ソケ
ット管2内を流通してその排水口12からホース8側に
導入される。
【0011】図5は排水口ソケット管2に傾斜して配設
された吸引管4aを示す。この吸引管4aは、本例では
他の媒体を蓄溜する媒体供給源13に上流側が連結され
る。なお、媒体供給源13は気体や流体状の媒体に限ら
ず、添加物のような固形体、粉体を蓄溜するものでもよ
い。吸引管4aの排出口と媒体供給源13との間の吸引
間4aの上流側には媒体の導入量を調整するための媒体
流量調整弁14や逆止弁15が介設される。逆止弁は吸
引管4aの排出口からの逆流を防止するものである。
【0012】以上の構造により、ディフューザ異径ノズ
ル管3により発生した吸引力により、媒体供給源13内
の媒体や添加物が排水口ソケット管2内に導入され、排
水口ソケット管2内を予め流通している媒体と混合す
る。これにより、従来技術のように別系統の供給手段を
用いることなく、複数種類の媒体や添加物を一体の系統
により使用側に供給することができる。
【0013】図6は吸引管4aを吸着パッド16の吸引
口17に連結した実施の形態を示す。配管は管長が長い
場合にはディフューザホースジョイント構造1は図6に
示す不動側18に何等かの固定具により固定し、その重
量を支持する必要がある。一般に固定具は管側と不動側
に設けた部材と連結する構造のものからなり、かなり専
用的のものである。従って、コスト高となり、且つ取り
付け作業には時間,労力が必要となる。一方、従来でも
吸着パッド16を使用していたが、吸着パッド16は管
系路の長さによっては十分の保持力を接続することが難
しい。本例では、吸引管4aを吸着パッド16の吸引部
に連結することにより吸着パッド16の吸引力を大幅に
向上させることができる。従って、吸着パッド16のみ
でディフューザホースジョイント構造1等を不動側18
に固持せしめることができる。
【0014】図5,図6は媒体供給源13及び吸着パッ
ド16を設けた場合について説明したが、この両者を併
用しても勿論よい。また、ディフューザ異径ノズル管3
のノズル部6の形状も図示のものに限定するものではな
い。
【0015】
【発明の効果】1)本発明の請求項1のディフューザホ
ースジョイント構造によれば、ホースや管内を流れる媒
体の流速はディフューザホースジョイント構造のディフ
ューザ異径ノズル管により加速され、その排水ノズル口
から噴出することによりその周辺に吸引ゾーンを形成
し、吸引管を介して他の媒体を吸引し、混合された媒体
を下流側に送ることができる。即ち、一本の管体により
複数の媒体を送ることができる。
【0016】2)本発明の請求項2のディフューザホー
スジョイント構造によれば、吸引管が吸引ゾーン内に配
設されるため、効果的の吸引が行われる。
【0017】3)本発明の請求項3のディフューザホー
スジョイント構造によれば、吸引管に媒体供給源を連結
することにより媒体供給源内の媒体や添加物等を管内に
円滑に導入することができる。
【0018】4)本発明の請求項4のディフューザホー
スジョイント構造によれば、吸引管が吸着手段の吸引側
に連結されるため、吸着手段の吸着力が向上し、特別の
固定具等を用いることなく、管体を不動側に確実に保持
することができる。
【0019】5)本発明の請求項5のディフューザホー
スジョイント構造によれば、媒体流量調整弁を設けるこ
とにより管体内に導入される他の媒体や添加物等の量を
コントロールすることができ、所望の混合体を作ること
ができる。また、逆止弁を設けることにより吸引管側か
らの逆流が確実に防止される。
【0020】6)本発明の請求項6のディフューザホー
スジョイント構造によれば、吸着手段として吸着パッド
を用いることにより、吸着力のある吸着パッドとなり、
管体の不動側への保持が簡単に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディフューザホースジョイント構造の
全体構造を示す軸断面図。
【図2】本発明のディフューザホースジョイント構造の
排水口ソケット管の外観構造を示す斜視図。
【図3】本発明のディフューザホースジョイント構造の
ディフューザ異径ノズル管の外観構造を示す斜視図。
【図4】本発明のディフューザホースジョイント構造の
吸引管の配置される吸引ゾーンを示す部分軸断面図。
【図5】本発明のディフューザホースジョイント構造の
媒体流量調整弁,逆止弁等を示す部分軸断面図。
【図6】本発明のディフューザホースジョイント構造の
吸着手段等を示す部分軸断面図。
【符号の説明】
1…ディフューザホースジョイント構造、2…排水口ソ
ケット管、3…ディフューザ異径ノズル管、4…吸引
管、4a…吸引管、5…接続部、6…ノズル部、6a…
テーパ部、6b…直管部、7…排水ノズル口、8…ホー
ス、9…ホース、10…ホースバンド、11…吸引ゾー
ン、12…排水口、13…媒体供給源、14…媒体流量
調整弁、15…逆止弁、16…吸着パッド、17…吸引
口、18…不動側

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースや配管又はこれ等と容器とを連結
    するために介設されると共に内部に媒体の吸引力を発生
    させるディフューザを有するディフューザホースジョイ
    ント構造であって、該ディフューザホースジョイント構
    造は、前記ホース等に一端側を挿着する中空管体状の排
    水口ソケット管と、該排水口ソケット管の他端側に挿着
    されホース等に一端側を連結する中空管体状のディフュ
    ーザ異径ノズル管とを有し、該ディフューザ異径ノズル
    管は、その他端側に媒体の流れ方向に沿って序々に縮径
    するノズル部を形成するものからなり、前記排水口ソケ
    ット管には、管内外を連通する吸引管が設けられること
    を特徴とするディフューザホースジョイント構造。
  2. 【請求項2】 前記吸引管の前記排水口ソケット管との
    連結位置は、少なくとも前記排水口ソケット管と前記デ
    ィフューザ異径ノズル管との間に形成される吸引ゾーン
    内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のディ
    フューザホースジョイント構造。
  3. 【請求項3】 前記吸引管には、媒体供給源が連結され
    るものである請求項1に記載のディフューザホースジョ
    イント構造。
  4. 【請求項4】 前記吸引管が吸着手段の吸引側に接続さ
    れるものである請求項1に記載のディフューザホースジ
    ョイント構造。
  5. 【請求項5】 前記吸引管と前記媒体供給源又は前記吸
    着手段との間には媒体流量調整弁及び/又は逆止弁が介
    設されるものである請求項3に記載のディフューザホー
    スジョイント構造。
  6. 【請求項6】 前記吸着手段が、ディフューザホースジ
    ョイント構造を固定側に吸着保持するための吸着パッド
    である請求項4に記載のディフューザホースジョイント
    構造。
JP10248845A 1998-09-02 1998-09-02 ディフューザホースジョイント構造 Pending JP2000070692A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072884A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Toshiba Teli Corp 冷却管継手構造
JP2015083302A (ja) * 2008-05-28 2015-04-30 ブイダブリュエス・ウエストガース・リミテッド 排出ノズル装置およびその製造方法、並びに、該排出ノズル装置を用いた流体の分配方法および処理方法
KR20180064187A (ko) * 2016-12-05 2018-06-14 한국원자력연구원 배관 혼합 장치

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