JP2000066806A - 力覚呈示装置 - Google Patents

力覚呈示装置

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JP2000066806A
JP2000066806A JP23862198A JP23862198A JP2000066806A JP 2000066806 A JP2000066806 A JP 2000066806A JP 23862198 A JP23862198 A JP 23862198A JP 23862198 A JP23862198 A JP 23862198A JP 2000066806 A JP2000066806 A JP 2000066806A
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Hide Sawai
秀 沢井
Tsukasa Yoshimura
司 吉村
Takuya Makino
拓也 牧野
Tomoharu Mukasa
智治 武笠
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量で安価であると共に、故障も少な
く、さらに、暴走等によりユーザーに損傷を与える惧が
無く、且つ、現実の操作時に近い力覚を得ることができ
る力覚呈示装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 柔軟な材料により形成され外皮部3内に
電気粘性流体7が満たされた外殻部材2と、上記電気粘
性流体を挟むように外皮部に配置された複数対の電極
9、10から成る電界発生手段8と、上記電界発生手段
を制御する制御手段11とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な力覚呈示装置
に関する。詳しくは、小型軽量で安価であると共に、故
障も少なく、さらに、暴走等によりユーザーに損傷を与
える惧が無く、且つ、現実の操作時に近い力覚を呈示す
ることができる力覚呈示装置を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター上にデータとして構築さ
れた仮想世界において、仮想の対象をあたかも現実の対
象であるかのように感じ、操作することができる、仮想
物体操作システムがある。
【0003】実空間での三次元位置をコンピュータグラ
フィックスなどの手法を用いて表示された映像(仮想空
間)の三次元座標に変換することにより、映像中に表示
されたユーザーの仮想の手の仮想空間における位置と実
空間における位置との対応をとることができ、これによ
って、ユーザーは仮想物体を操作することが可能とな
る。
【0004】ただ、それだけでは、ユーザーは、視覚的
に仮想物体を操作していると感じるだけで、あたかも仮
想物体を触ったり、掴んだりしたかのような感覚を得る
ことはできない。
【0005】そこで、仮想世界で、上記のような感覚を
ユーザーに伝達する力覚呈示装置としていくつかのもの
が提案されている。
【0006】従来は、例えば、手袋型あるいは手袋型に
はなっていないにしても各手指の関節間にバンドなどの
手段を用いて固定した指輪状の部材に一端を固定したワ
イヤーをプーリ等を介して手首の辺りまで引き回して外
部に引き出し、それぞれのワイヤーの他端をモータで巻
き取ることにより、手指の各関節に力を加える方法(特
開平6−324622号参照)や、ワイヤーとモータを
組み合わせる替わりにエアシリンダを用いるものや、バ
イブレータを用いるものなどがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤーとモータを組
み合わせる方法やエアシリンダを用いる方法では、手指
に装着する装置そのものが大きくなるだけでなく重くな
ってしまうので、自由な手指の動きを阻害する要因とな
るだけでなく、手腕の疲労により長時間の使用が困難で
ある。また、バイブレータを用いる方法では、仮想物体
を触ったという、いわゆる触感覚はある程度得られる
が、仮想物体からの反力、すなわち、力覚を得ることは
できない。
【0008】さらに、これらの方法では、手指に外力を
加えるので、正常動作中でも加えた力が強すぎた場合
や、制御装置の異常(暴走)などによりきわめて強い力
が働いた場合などには、手指に損傷を与える惧がある。
これを回避するために、リミッタなどの安全装置を設け
たとしても、リミッタの信頼性を100%保証すること
は困難である。また、最大トルクの小さなモータを用い
るなどの方法で回避することもできるが、この場合に
は、ユーザーの力がモータのトルクを上回って、力覚呈
示という本来の機能を果たせなくなる場合が頻繁に起こ
りうる。
【0009】上記のような問題を解決するものとして、
手指の周りにワイヤの替わりに液体を満たした管を配し
て、その液体の流動抵抗を調節することにより操作者に
反力を与える装置が考えられるが、かかる方式において
は、例えば、指の一自由度の方向に対して一本のチュー
ブを必要とする。このため、指の屈伸動作に加えて指と
指との間の開閉動作に対しても力感覚を与えようとする
と、さらに指の側面にもチューブを配する必要があっ
た。しかしながら、指と指との間は指の屈伸方向に比べ
て間隔が狭く、チューブを配するのが難しかった。この
配設の難しさは、ワイヤーを用いる場合も同様である。
【0010】また、ワイヤーやチューブを指等に沿って
這わせる方法は、ワイヤーやチューブなどによって指の
一部分へ力を与えているので、ユーザーは反力をワイヤ
ーやチューブのある場所に感じることとなってしまい、
仮想空間への没入感に欠けるという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、小型軽量で安価である
と共に、故障も少なく、さらに、暴走等によりユーザー
に損傷を与える惧が無く、且つ、現実の操作時に近い力
覚を呈示することができる力覚呈示装置を提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明力覚呈示装置は、
上記した課題を解決するために、柔軟な材料により形成
され外皮部内に流体が満たされた外殻部材と、上記流体
の粘性を増減させるための粘性増減手段と、上記粘性増
減手段を制御する制御手段とを備えて成るものである。
【0013】従って、本発明力覚呈示装置にあっては、
ユーザーの手指等のあらゆる箇所に力覚を与えることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明力覚呈示装置の実
施の形態について添付図面を参照して説明する。なお、
図示した力覚呈示装置は、本発明を、手指による仮想物
体の操作時に該手指に力覚を与えるための力覚呈示装置
に適用したものである。
【0015】力覚呈示装置1は、ユーザーの手を挿入す
ることができる外殻部材2を備える。該外殻部材2は柔
軟な材料で手袋状に形成されいる。該外殻部材2の外皮
部3は外側外皮3aと内側外皮3bとによって2重構造
をしており、これら2つの外皮によって袋状の密閉空間
4が形成されている。該外殻部材2は所定の数の手指部
5、5、・・・及び掌部6を備えていて、ユーザーの手
指及び掌を手首の部分まで覆うようになっている。そし
て、上記密閉空間4内には電気粘性流体7が満たされて
いる。
【0016】上記外殻部材2の外皮3a、3bの材料と
しては、柔軟ではあるが外殻部材2内に挿入されたユー
ザーの手指の屈伸による電気粘性流体7の流動によって
大きく伸び縮みしない材料が用いられる。
【0017】上記電気粘性流体7は、電気絶縁性の液
体、例えば、シリコンオイル、炭化水素系鉱油、ハロゲ
ン化炭化水素等に電場の印加により電気分極する固体微
粒子、例えば、セルロース、シリカ、ゼオライト等の微
粒子を分散・懸濁させたものであり、電界を加えること
により流体の粘性が変化する特性を持ったものである。
すなわち、電界を加えることにより粘性が著しく増大
し、電界を取り去ると、元の粘性に戻るものである。
【0018】そして、上記外殻部材2には電気粘性流体
7の粘性を増減する粘性増減手段として電界発生手段8
が設けられる。そして、該電界発生手段8は外殻部材2
の外側外皮3a及び内側外皮3bにそれぞれ電気粘性流
体7を挟むように配設された複数対の電極9、9、・・
・及び10、10、・・・によって構成される。これら
電極9、9、・・・及び10、10、・・・は外殻部材
2内に満たされた電気粘性流体7を挟むように配設され
るものであり、上記外殻部材2にあっては、手指部5、
5、・・・及び掌部6の全てを覆うように電気粘性流体
7が満たされているので、上記電極9、9、・・・及び
10、10、・・・は外殻部材2の表面の全体に亘って
配設されている(図3参照)。これら電極9、9、・・
・及び10、10、・・・は電気粘性流体7に電界を加
えるためのものであり、この機能が満たされるものであ
れば、どのような材質のものであっても構わないが、そ
れ自体がユーザーの手指の屈伸を妨げないような材質及
び形状であることが望ましい。
【0019】そして、前記電極9、9、・・・及び1
0、10、・・・は制御手段11に接続され、該制御手
段11によって、各電極9、9、・・・及び10、1
0、・・・に印加される電圧が個別に制御される。該制
御手段11にはコンピュータを使用して、どの位置のど
の電極にどのくらいの電圧をかけるかを制御することが
できる。
【0020】しかして、ユーザーは、その手12を手首
13の部分まで外殻部材2内に挿入して使用する。この
時、ユーザーの手指14、14、・・・は外殻部材2の
手指部5、5、・・・内に挿入される。そして、ユーザ
ーがその手指14を屈伸させると、外殻部材2が曲げら
れ、この動作により外殻部材2の密閉空間4の内容積が
変化し、これに伴い密閉空間4内に充填された電気粘性
流体7が流動する。
【0021】そこで、ユーザーが、コンピュータ上など
に構築された仮想空間内で作業を行い、例えば、その手
12で仮想的なリンゴを握ろうとする。この時、ユーザ
ーの手12は把握動作を行い、リンゴに触れたと判断さ
れる位置で、手指14、14、・・・の把握動作が妨げ
られる必要がある。このような把握動作に際し、外殻部
材2は手12の動作に伴って変形し、また、密閉空間4
内に満たされている電気粘性流体7も手12の動作を妨
げることなく手12の動きに追従する。
【0022】そこで、制御手段11により所定の位置の
電極9、9、・・・及び10、10、・・・に電圧を加
えることにより、当該部位における電気粘性流体7の粘
性が増加することになり、当該部位の電気粘性流体7は
変形し難くなる。これにより、ユーザーの手12はその
状態で保持されることになり、更なる動作を行おうとし
た際には、その動作が妨げられ、それによって、ユーザ
ーは反力を感じることになる。
【0023】ここで、電極9、9、・・・及び10、1
0、・・・に加える電圧を小さくすれば、電気粘性流体
7の粘性の増加も小さくなり、手12は負荷を受けつつ
も動作が可能となり、電極9、9、・・・及び10、1
0、・・・に加える電圧を大きくすれば、電気粘性流体
7の粘性は増加し、手12の動作は著しく妨げられるこ
とになる。
【0024】図4及び図5に外殻部材の変形例を示す。
【0025】該外殻部材2Aは、外側外皮3aと内側外
皮3bとの間に隔壁15、15、・・・を形成し、これ
によって、外皮部3に複数の独立した流体室16、1
6、・・・を形成し、これら流体室16、16、・・・
に電気粘性流体7、7、・・・を満たしたものである。
なお、電気粘性流体7、7、・・・を挟むように外側外
皮3a及び内側外皮3bに配設される電極は図示を省略
してある。
【0026】かかる外殻部材2Aにあっては、電気粘性
流体7、7、・・・は隔壁15、15、・・・によって
隣接する流体室16、16、・・・への流入が妨げられ
るため、電気粘性流体7、7、・・・が部位によって偏
って位置してしまうことを防止することができる。
【0027】上記した力覚呈示装置1にあっては、手指
を含む手全体を取り巻くように電気粘性流体7が配置さ
れるため、手全体で行う操作に対して的確な反力を与え
ることが可能である。しかも、ユーザーに直接的に強制
的な外力を与えるのではなく、ユーザーの力を妨げるこ
とにより力覚の呈示を行うので、誤動作によりユーザー
を傷付けてしまう惧がない。
【0028】また、手指を含めての全体を電気粘性流体
7が取り巻いているため、電極9、9、・・・及び1
0、10、・・・の配置を適正に行うことによって手指
等の持つ全ての自由度に対して反力を与えることがで
き、これによって複雑な力覚呈示を行うことができる。
【0029】電極9、9、・・・及び10、10、・・
・は複数配置されているので、手指等のどのような動き
に対してもその動きを妨げる位置にある電気粘性流体7
の粘性を変化させるための電極9、9、・・・及び1
0、10、・・・が存在することになり、ユーザーの複
雑な動きに対しても反力を与えることができる。また、
ユーザー個々の特性の違いにより反力を与える位置が異
なるような場合、例えば、手指の長さの違いにより関節
の位置が相違するような場合でも、電極9、9、・・・
及び10、10、・・・の配置を変えることなく、制御
手段11から出力される信号を制御するだけで、反力を
与える位置を調整することができる。
【0030】手指や掌の全体に亘って電極9、9、・・
・及び10、10、・・・を配置することができるの
で、複数の電極9、9、・・・及び10、10、・・・
による流動抵抗の変化を起こさせることにより、一つの
電極にかける電圧をそれほど高くしなくても済むので、
回路の簡略化を図ることが出来る。
【0031】上記した実施の形態では、外殻部材は手袋
状をしていて、手指及び掌の全体を覆う形態のものを示
したが、これは手指のみを覆うものでも、あるいはまた
手首より腕側をさらに広範囲に覆うようなものであって
も良い。さらには、手袋型に限らず、シャツ状、図6に
2Bで示すボデイスーツ状のもの等であっても良く、あ
るいはまた、シャツ状やボデイスーツ状のものに手袋型
のものが一体に結合されたようなものであっても良い。
【0032】また、電極は上記実施の形態で示したよう
に、ドット状に、且つ、外側の電極9と内側の電極10
とが対向配置されたものに限らず、一方の電極をドット
状に、これに対向する他方の電極を一方の電極の全てと
対になる一枚の電極としても良いし、あるいは、一方の
電極と他方の電極とが交差して交差点に対向電極部が形
成されるように、すなわち、マトリックス状に配置して
も良く、電極の配置は特に限定されるものではない。
【0033】また、電界発生手段として対を為す電極の
他の手段を用いても良い。
【0034】さらに、外殻部材に満たされる流体は電気
粘性流体に限られるものではなく、その粘性を増減させ
ることのできるものであれば良く、例えば、流体として
の磁性流体と粘性増減手段としての磁界発生手段との組
み合わせ、適当な流体と粘性増減手段としての電磁弁と
の組み合わせ等、種々のものが使用可能である。
【0035】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0036】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明力覚呈示装置は、柔軟な材料により形成され
外皮部内に流体が満たされた外殻部材と、上記流体の粘
性を増減させるための粘性増減手段と、上記粘性増減手
段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0037】従って、本発明力覚呈示装置にあっては、
外皮部内の全体に亘って流体が満たされているので、ユ
ーザーの手指等のあらゆる箇所に力覚を与えることがで
きる。これによって複雑な力覚呈示を行うことができ
る。しかも、ユーザーに直接的に強制的な外力を与える
のではなく、ユーザーの力を妨げることにより力覚の呈
示を行うので、誤動作によりユーザーを傷付けてしまう
惧がない。
【0038】請求項2に記載した発明にあっては、流体
が満たされた上記外皮部が隔壁により複数の流体室に区
画されているので、流体は隔壁によって隣接する流体室
への流入が妨げられるため、流体が部位によって偏って
位置してしまうことを防止することができる。
【0039】請求項3及び請求項4に記載した発明にあ
っては、上記流体を電気粘性流体としたので、対向した
電極等の簡単な構成の電界発生手段を粘性増減手段とし
て採用することができ、小型軽量で制御の容易な力覚呈
示装置を提供することが可能となる。
【0040】請求項5及び請求項6に記載した発明にあ
っては、上記粘性増減手段を電気粘性流体に電界を加え
る電界発生手段としたので、小型軽量で制御の容易な力
覚呈示装置を提供することが可能となる。
【0041】請求項7及び請求項8に記載した発明にあ
っては、上記電界発生手段として上記外殻部材の任意の
複数の箇所において電気粘性流体を挟むように配設され
た複数の電極を設け、上記制御手段により適宜の電極に
電圧を印加するようにしたので、手指等のどのような動
きに対してもその動きを妨げる位置にある電気粘性流体
の粘性を変化させるための電極が存在することになり、
ユーザーの複雑な動きに対しても反力を与えることがで
きる。また、ユーザー個々の特性の違いにより反力を与
える位置が異なるような場合、例えば、手指の長さの違
いにより関節の位置が相違するような場合でも、電極の
配置を変えることなく、制御手段から出力される信号を
制御するだけで、反力を与える位置を調整することがで
きる。また、手指や掌等の全体に亘って電極を配置する
ことができるので、複数の電極による流動抵抗の変化を
起こさせることにより、一つの電極にかける電圧をそれ
ほど高くしなくても済むので、回路の簡略化を図ること
が出来る。
【0042】請求項9及び請求項10に記載した発明に
あっては、上記電極をマトリックス状に設けたので、電
極の配置が容易であり、且つ、より細密な電極の配置を
行うことができると共に、制御線の数を少なくして回路
の簡略化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明力覚呈示装置の実施の形態を示す
ものであり、本図は外殻部材の断面図である。
【図2】電気粘性流体、電界発生手段及び制御手段を示
す概略図である。
【図3】電極の配置例を示す図である。
【図4】図5と共に外殻部材の変形例を示すものであ
り、本図は一の部位の断面図である。
【図5】別の部位の断面図である。
【図6】外殻部材の別の変形例を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…力覚呈示装置、2…外殻部材、3…外皮部、7…電
気粘性流体(流体)、8…電界発生手段(粘性増減手
段)、9…電極、10…電極、11…制御手段、2A…
外殻部材、15…隔壁、16…流体室、2B…外殻部材
フロントページの続き (72)発明者 牧野 拓也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 武笠 智治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H309 AA20 BB16 BB20 CC10 CC12 EE10 FF20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な材料により形成され外皮部内に流
    体が満たされた外殻部材と、 上記流体の粘性を増減させるための粘性増減手段と、 上記粘性増減手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする力覚呈示装置。
  2. 【請求項2】 流体が満たされた上記外皮部が隔壁によ
    り複数の流体室に区画されていることを特徴とする請求
    項1に記載の力覚呈示装置。
  3. 【請求項3】 上記流体が電気粘性流体であることを特
    徴とする請求項1に記載の力覚呈示装置。
  4. 【請求項4】 上記流体が電気粘性流体であることを特
    徴とする請求項2に記載の力覚呈示装置。
  5. 【請求項5】 上記粘性増減手段が電気粘性流体に電界
    を加える電界発生手段であることを特徴とする請求項3
    に記載の力覚呈示装置。
  6. 【請求項6】 上記粘性増減手段が電気粘性流体に電界
    を加える電界発生手段であることを特徴とする請求項4
    に記載の力覚呈示装置。
  7. 【請求項7】 上記電界発生手段として上記外殻部材の
    任意の複数の箇所において電気粘性流体を挟むように配
    設された複数の電極を設け、 上記制御手段により適宜の電極に電圧を印加することを
    特徴とする請求項5に記載の力覚呈示装置。
  8. 【請求項8】 上記電界発生手段として上記外殻部材の
    任意の複数の箇所において電気粘性流体を挟むように配
    設された複数の電極を設け、 上記制御手段により適宜の電極に電圧を印加することを
    特徴とする請求項6に記載の力覚呈示装置。
  9. 【請求項9】 上記電極がマトリックス状に設けられた
    ことを特徴とする請求項7に記載の力覚呈示装置。
  10. 【請求項10】 上記電極がマトリックス状に設けられ
    たことを特徴とする請求項8に記載の力覚呈示装置。
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