JP2000059362A - ネットワーク障害管理システム - Google Patents

ネットワーク障害管理システム

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JP2000059362A
JP2000059362A JP10223922A JP22392298A JP2000059362A JP 2000059362 A JP2000059362 A JP 2000059362A JP 10223922 A JP10223922 A JP 10223922A JP 22392298 A JP22392298 A JP 22392298A JP 2000059362 A JP2000059362 A JP 2000059362A
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resource
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JP10223922A
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Yoko Harada
洋子 原田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視装置の位置が制約されず、かつネットワ
ークへの負荷が小さな、全ての管理作業者に必要な障害
情報を確実に伝えることが可能なネットワーク障害管理
システムを提供する。 【解決手段】 少なくとも1つの監視代理サーバと、ネ
ットワークセグメントの各々に少なくとも1つの移動エ
ージェント管理装置と、を有し、監視代理サーバは監視
装置及び移動エージェント管理装置の間においてトラッ
プの受渡しを行い、移動エージェント管理装置は管理サ
ーバからのトラップの受取り及びトラップに関する移動
エージェントの発行及び受取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク障害管
理システム、特に、ネットワーク資源が発行するトラッ
プを管理するネットワーク障害管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの複雑化、大規模化
が著しく進展しており、これに伴い、ネットワーク管理
の重要性が高まっている。特に、安定で効率的なネット
ワークの実現のために、ネットワーク障害の迅速で正確
な検出が不可欠である。このようなネットワーク障害の
検出方法として、例えば森工氏等による「大規模ネット
ワークにおける分類、切り分け方式を用いた障害検出シ
ステムの構築」と題する文献(信学技報Vol.96
No.97 IN96−27、57−64頁、電子情報
通信学会、1996年)に開示のものがある。かかる文
献には、おもにネットワーク上を流れるパケットの状態
の監視に使用する、RMON−MIB(Remote Monitor
ing - Management Information Base)を実装した機器
をネットワーク上に配置し、ネットワークトラフィック
を分類するための分類データベースを設け、パケットを
フィルタリングすることで重要な障害を監視する方法が
開示されている。
【0003】しかしながら、上述したような方法では、
機器に実装されたRMON−MIBをベースとして監視
するため、RMON−MIBを実装した機器をネットワ
ーク上のどこに配置するかで障害検出が左右されるとい
う問題があった。また、ネットワーク上を流れるパケッ
トについて障害の監視を行っているので、例えばネット
ワーク上のある機器のメモリなど、機器の内部状態の異
常による障害は検出が難しいという問題点があった。
【0004】更に、分類データベースの更新及び参照は
ネットワーク上の多数の個所から管理作業者が分類デー
タベースにアクセスして実行することになり、一人の管
理作業者がネットワーク全体を集中的に管理するか、あ
るいは複数の管理作業者が分類データベースを更新し合
うことになり、管理作業者間で調整が必要になるという
問題点があった。更に、分類データベースは集中的にア
クセスされるので分類データベースを置いた個所は管理
のためのトラフィックが増大するという問題点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、監
視装置を配置する位置が制約されず全ての管理作業者に
確実にトラップを伝えることが可能なネットワーク障害
管理システムを提供することにある。また、ネットワー
クへの負荷が小さく、必要な障害情報を管理作業者に確
実に伝えることが可能なネットワーク障害管理システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、各々が
複数の情報装置及び複数の情報装置が発するトラップを
管理する少なくとも1つの管理サーバを含む複数のネッ
トワークセグメントからなるネットワークと、ネットワ
ークの障害監視を行う監視装置と、を有するネットワー
ク障害管理システムであって、少なくとも1つの監視代
理サーバと、ネットワークセグメントの各々に少なくと
も1つの移動エージェント管理装置と、を有し、監視代
理サーバは監視装置及び前記移動エージェント管理装置
の間において前記トラップの受渡しを行い、移動エージ
ェント管理装置は管理サーバからの前記トラップの受取
り及びトラップに関する移動エージェントの発行及び受
取りを行うことを特徴としている。
【0007】
【実施の形態】以下に、本発明によるネットワーク障害
管理システムを図面を参照しつつ詳細に説明する。図1
は、本発明の第1の実施例である分散型ネットワーク障
害管理システムを有するネットワークのブロック図であ
る。
【0008】ネットワーク全体は、複数のセグメントか
らなり、セグメント単位で分散的に動作する分散オブジ
ェクト環境を構成している。各ネットワークセグメント
3,5,7は、ネットワークで接続された計算機、プリ
ンタ、ルータ等の情報機器を有している。セグメント内
の各情報機器には、CPUやインタフェース、メモリな
どのネットワーク資源が実装されている。
【0009】第1セグメント3は、計算機、ルータ、プ
リンタなどの情報機器11に存在するネットワーク資源
13を管理する資源管理部15と、資源管理部15から
発行されるトラップ(障害情報を担う通知情報片)をセ
グメント3内で受取り、また、セグメント3内の資源管
理部15を管理する資源管理サーバ17と、移動エージ
ェントの発行/受取、資源管理サーバからのトラップの
受取りを行う移動エージェント管理部19と、を有して
いる。
【0010】同様に、第2セグメント5は、ネットワー
ク資源23を管理する資源管理部25と、資源管理部2
5から発行されるトラップをセグメント5内で受取り、
また、セグメント5の資源管理部25を管理する資源管
理サーバ27と、移動エージェントの発行/受取、資源
管理サーバからのトラップの受取りを行う移動エージェ
ント管理部29と、を有し、第3セグメント7は、ネッ
トワーク資源33を管理する資源管理部35と、資源管
理部35から発行されるトラップをセグメント7内で受
取り、また、セグメント7内の資源管理部35を管理す
る資源管理サーバ37と、移動エージェントの発行/受
取、資源管理サーバからのトラップの受取りを行う移動
エージェント管理部39と、を有している。
【0011】このネットワークは、第1セグメント3の
移動エージェント管理部19に接続された監視代理サー
バ(以下代理サーバと称する)41を有している。更
に、このネットワークには、代理サーバ41に接続され
ネットワーク資源の監視及び操作等の管理作業を行うた
めの監視装置(以下マネージャと称する)45が含ま
れ、管理作業者はこのマネージャ45を介して管理作業
を行うことができる。代理サーバ41は、第1セグメン
ト3の移動エージェント管理部19及びマネージャ45
に接続された計算機上で稼動し、マネージャ45と移動
エージェント管理部19の間でトラップの受渡しを行
う。
【0012】図2は、このネットワークの物理的な構成
を示している。図2において、第1〜3セグメント3,
5,7はルータあるいはゲートウェイ51,52,53
によって互いに接続されている。各セグメント上には計
算機、プリンタなどが接続されている。ネットワーク資
源はCPUやインタフェース、メモリなど各機器に実装
されている資源であり、これらの資源を管理する資源管
理部は計算機、ルータ、プリンタなどの機器上で動作し
ている。
【0013】第1セグメント3の計算機55aには、マ
ネージャ45と代理サーバ41が置かれ、計算機55c
には移動エージェント管理部19及び資源管理サーバ1
7が置かれている。第2セグメント5の計算機56bに
は、移動エージェント管理部29及び資源管理サーバ2
7が置かれている。また、第3セグメント7の計算機5
7cには、移動エージェント管理部39及び資源管理サ
ーバ37が置かれている。
【0014】資源管理部から発行されたトラップをその
セグメント内で受取る資源管理サーバは少なくとも1つ
のセグメントに1つ設けられる。セグメント内の機器が
多く1つでは効率が悪い場合などには、同一セグメント
内に複数の資源管理サーバを設けてもよい。機器が発行
したトラップを資源管理サーバの次に受取る移動エージ
ェント管理部は各セグメントに少なくとも1つ設けられ
る。
【0015】機器が発行したトラップを適当なマネージ
ャに伝える代理サーバはネットワーク全体に1つ以上設
けられる。例えば、図2には第2セグメント5の計算機
56bに代理サーバを更に設けた場合を示している。最
終的なトラップの受取をするネットワーク監視装置であ
るマネージャはネットワーク全体のいずれかの場所に設
けられる。ネットワーク全体に於けるマネージャ数に制
限は無く、例えば、図2には第3セグメント7の計算機
57aに更に設けた場合を示している。
【0016】次に、図3のフローチャートを参照しつ
つ、図1に示した第1の実施例のネットワーク障害管理
システムの動作について説明する。まず、資源管理部
は、機器に実装されているネットワーク資源の内部状態
が異常になった時、あるいはあらかじめ設定されている
閾値を超えた時にトラップを発行する(ステップS1
1)。トラップは各セグメントに1つ以上用意されてい
る資源管理サーバが受取り、同一セグメント内の移動エ
ージェント管理部に送付する(ステップS12)。
【0017】次に、トラップを受取った(ステップS1
3)移動エージェント管理部は、マネージャにこのトラ
ップを取り次ぎ可能な代理サーバがセグメント内に存在
するか否かを判別し(ステップS14)、セグメント内
にトラップ取り次ぎ可能な代理サーバがある場合はトラ
ップを代理サーバに登録する(ステップS15)。トラ
ップをマネージャに取り次ぎ可能な代理サーバがセグメ
ント内に無い場合は移動エージェント管理部において移
動エージェントを生成し、生成した移動エージェントを
他セグメントの移動エージェント管理部へ送付する(ス
テップS16)。移動エージェントはトラップを持って
移動し、移動先の移動エージェント管理部では同様にし
て、トラップ取り次ぎ可能な代理サーバがセグメント内
に存在するか否かを判別し、存在する場合はトラップを
代理サーバに登録する。
【0018】代理サーバはトラップを受取り(ステップ
S17)、トラップ取り次ぎの該当マネージャが存在す
る否かを判別し(ステップS18)、該当マネージャが
存在する場合、そのマネージャにトラップ情報を到着し
たことを通知する(ステップS19)。尚、トラップ情
報を受取りたいマネージャはあらかじめ、代理サーバに
トラップ受取りの意志を登録しておく。登録情報は代理
サーバ間で共通となるよう、一定時間間隔で代理サーバ
間で情報の授受を行う。代理サーバでは登録されている
情報からトラップを取り次ぐ該当マネージャ存在の有無
を調べる。
【0019】ステップS18において、該当マネージャ
が一次的に存在しない場合(ステップS20)は、トラ
ップを代理サーバが保存し、該当マネージャが現れた時
にトラップを通知する。他セグメントの代理サーバにト
ラップ受取りが登録されている場合(ステップS21)
は、セグメント内に代理サーバが無かった場合と同様に
して移動エージェントを生成して、別の移動エージェン
ト管理部に移動させる(ステップS16)。
【0020】ステップS21において、トラップ取り次
ぎ可能なマネージャが他セグメントの代理サーバを含む
代理サーバに登録されていない場合は、代理サーバにト
ラップ情報の通知を行った移動エージェント管理部に取
り次ぎ不可の情報を通知する(ステップS22)。以上
のステップによりトラップの処理を終了する。
【0021】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、ネットワーク内に代理サーバを設けて、トラップを
受取りたいマネージャをあらかじめ代理サーバに登録し
ておくことによりトラップは分散的に管理され、しか
も、もれなく伝えられるため、ネットワーク全体にマネ
ージャを1つしか有しない場合であっても、管理者がネ
ットワーク全体の構成や発生しうるトラップを把握して
いなくても管理することが可能となる。
【0022】また、ネットワーク全体をセグメントに分
けて各セグメントに資源管理サーバを設け、資源管理部
が発行するトラップをセグメント内で一時受取り、セグ
メント内の移動エージェント管理部でトラップをフィル
タリングした結果がマネージャに伝わるという分散的な
管理形態を採用しているので、不要なトラップがセグメ
ントを超えた先まで伝えられることが無く、ネットワー
クへの負荷を低減することが可能となった。
【0023】また、マネージャはトラップ受取りの意志
を代理サーバに登録するので、監視用の専用機器を置く
位置の制約を無くすことが可能となった。更に、代理サ
ーバに登録できるマネージャの数に制限は無いので物理
的にセグメントが離れている場合など、必要に応じてマ
ネージャを複数設けることも可能であり、全てのマネー
ジャに確実にトラップを伝えることが可能であると同時
に、マネージャ間での調整の必要が無くなった。
【0024】代理サーバに登録しているマネージャがト
ラップ発生時に存在しなくても代理サーバが一時的に受
取り、該当マネージャが現れた時に通知するので、管理
者が常時トラップを監視する必要が無くなった。図4は
本発明の第2の実施例である分散型ネットワーク障害管
理システムのブロック図である。第1〜3セグメント
3,5,7内の移動エージェント管理部、資源管理サー
バ、資源管理部、資源の構成は第1の実施例の場合と同
様である。
【0025】第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、トラップ情報のフィルタリングを行うための資源デ
ータベース(DB)60をネットワーク全体で1つ設け
ていることである。図4は、資源DB60を第1セグメ
ント内に設けた場合を示している。まず、本実施例にお
ける各セグメント3,5,7の移動エージェント管理部
19,29,39の基本的な動作を以下に説明する。
【0026】資源DB60への問い合わせは、資源DB
60が存在するセグメント(図4の場合では第1セグメ
ント)の移動エージェント管理部19が行う。資源DB
60に直接問い合わせができる移動エージェント管理部
はネットワーク全体で1つであるが、資源DB60及び
移動エージェント管理部の位置は任意である。また、資
源DBとは別セグメントの代理サーバにトラップ受取情
報が登録されている。
【0027】従って、例えば図4において、資源管理サ
ーバからトラップを受取った移動エージェント管理部が
第1セグメントの移動エージェント管理部19の場合、
すなわち、資源DB60と同一セグメント内の移動エー
ジェント管理部である場合は、直接その移動エージェン
ト管理部19が資源DB60に問い合わせる。資源DB
と別セグメントで同一セグメントに代理サーバが無い移
動エージェント管理部がトラップを受取った場合、例え
ば図4において第2セグメントの移動エージェント管理
部29の場合、移動エージェントにトラップ情報を持た
せて他セグメントへ移動させる。
【0028】資源DBと別セグメントで同一セグメント
に代理サーバがいて、この代理サーバにトラップ受取り
が登録されている状況で移動エージェント管理部がトラ
ップを受取った場合、例えば図4において第3セグメン
トの移動エージェント管理部39の場合、資源DB60
と同一セグメントの移動エージェント管理部19に移動
エージェントを発行してトラップのフィルタリングに関
する情報を調べ、再び移動エージェントを発行した移動
エージェント管理部39に情報を持ち帰る。
【0029】資源DB60から得られたトラップのフィ
ルタリング情報により、代理サーバにトラップ到着の登
録を行う/行わない、を決定する。資源DB60上のフ
ィルタリング情報の変更は管理者がマネージャにより行
う。マネージャは代理サーバにフィルタリング情報変更
を登録すると、代理サーバは同一セグメント上の移動エ
ージェント管理部に通知する。通知を受けた移動エージ
ェント管理部は同一セグメント内に資源DBがある場合
は資源DBの情報を更新する。同一セグメントに資源D
Bが無い場合は移動エージェントにフィルタリング情報
変更依頼を持たせて、資源DBが存在するセグメントの
移動エージェント管理部へ移動させる。
【0030】次に、図5のフローチャートを参照しつ
つ、本発明による第2の実施例のネットワーク障害管理
システムの動作を説明する。図4に示したデータベース
を用いたトラップ・フィルタリングの動作手順を含んで
いる。第1の実施例の動作の場合と同様、機器に実装さ
れているネットワーク資源の内部状態が異常になった
時、あるいは、あらかじめ設定されている閾値を超えた
時に資源管理サーバはトラップを発行する(ステップS
31)。
【0031】トラップは各セグメントに1つ以上用意さ
れている資源管理サーバが受取り、同一セグメント内の
移動エージェント管理部に送付する(ステップS3
2)。尚、資源管理サーバはトラップの受取り以外にも
一定間隔でセグメント内の資源管理部の位置を調べて資
源管理サーバ内で管理している。移動エージェント管理
部は、トラップを受取り(ステップS33)、受取った
トラップをフィルタリングするための資源DBがセグメ
ント内に存在するか否かを判別し(ステップS34)、
セグメント内に資源DBが存在する場合はその資源DB
へ問い合わせを行う。資源DBへの問い合わせにより、
必要に応じてトラップのフィルタリングを行う(ステッ
プS35)。
【0032】ステップS34において、セグメント内に
資源DBが存在しない場合は移動エージェントを生成
し、移動エージェントにトラップ情報を持たせて、資源
DBと同一セグメントの移動エージェント管理部へ移動
させる(ステップS36)。ステップ35におけるフィ
ルタリングの結果、代理サーバへ登録の必要があるか否
かを判別し(ステップS37)、必要があると判断した
場合は代理サーバへ登録する(ステップS38)。フィ
ルタリングの結果、代理サーバへ登録の必要が無いと判
断した場合(ステップS37)は処理を終了する。
【0033】次に、代理サーバはトラップを受取り(ス
テップS39)、登録されている情報からトラップを取
り次ぐ該当マネージャが存在するか否かを判別し(ステ
ップS40)、該当マネージャが存在する場合、そのマ
ネージャにトラップ情報を到着したことを通知する(ス
テップS41)。他代理サーバにトラップ受取りの意志
を登録しているマネージャが存在する場合はそのマネー
ジャにも通知する。
【0034】ステップS40において、該当マネージャ
が一次的に存在しない場合(ステップS42)は、トラ
ップを代理サーバが保存し、該当マネージャが現れた時
にトラップを通知する。他セグメントの代理サーバにト
ラップ受取りが登録されている場合(ステップS43)
は、セグメント内に代理サーバが無かった場合と同様に
して移動エージェントを生成して、別の移動エージェン
ト管理部に移動させる(ステップS36)。
【0035】ステップS43において、トラップ取り次
ぎ可能なマネージャが他セグメントの代理サーバを含む
代理サーバに登録されていない場合は、代理サーバにト
ラップ情報の通知を行った移動エージェント管理部に取
り次ぎ不可の情報を通知する(ステップS44)。以上
のステップによりトラップの処理を終了する。
【0036】以上詳細に説明したように第2の実施例に
よれば、ネットワーク全体で1つの資源DBを設け、資
源DBの更新/参照は移動エージェントが資源DBのあ
る移動エージェント管理部まで移動して実行するので、
移動エージェント間で同期/合意をとるだけで資源DB
の更新/参照を安全に、また、統一的に実行することが
可能である。また、分散的に行われるトラップのフィル
タリングをセグメントの位置によらずに同一の処理を施
すことが可能となった。
【0037】セグメント内に資源DBが存在しない場合
は、そのセグメント内の移動エージェント管理部がトラ
ップ情報を持たせた移動エージェントを発行して他セグ
メントの資源DBへ問い合わせるので、ネットワーク上
を移動する情報量を小さくすることが可能となり、ネッ
トワークへの負荷を低減することが可能となった。トラ
ップ情報は資源DBに記録されている情報をもとに各セ
グメントで分散的にフィルタリングされ、マネージャに
無駄な通知を行わないので、管理者の管理作業に関わる
負荷の低減、通知に必要なネットワークへの負荷の低減
が可能となった。
【0038】
【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明によれば、ネットワークをセグメントに分割してトラ
ップを分散的に管理し、監視代理サーバに管理作業者を
登録することにより、管理作業者がどこにいても確実に
トラップを伝えることが可能なネットワーク障害管理シ
ステムを実現できる。また、トラップをフィルタリング
することにより、ネットワークへの負荷が小さく、必要
な障害情報を管理作業者に確実に伝えることが可能なネ
ットワーク障害管理システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である分散型ネットワー
ク障害管理システムのブロック図である。
【図2】図1におけるネットワークの物理的な構成を示
す図である。
【図3】本発明による第1の実施例のネットワーク障害
管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例である分散型ネットワー
ク障害管理システムのブロック図である。
【図5】本発明による第2の実施例のネットワーク障害
管理システムの動作を説明するフローチャートである。
【主要部分の符号の説明】
3,5,7 セグメント 11,21,31 情報機器 13,23,33 ネットワーク資源 15,25,35 資源管理部 17,27,37 資源管理サーバ 19,29,39 移動エージェント管理部 41 代理サーバ 45 マネージャ 51,52,53 ルータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数の情報装置及び前記複数の情
    報装置が発するトラップ(障害情報片)を管理する少な
    くとも1つの管理サーバを含む複数のネットワークセグ
    メントからなるネットワークと、前記ネットワークの障
    害監視を行う監視装置と、を有するネットワーク障害管
    理システムであって、 少なくとも1つの監視代理サーバと、 前記ネットワークセグメントの各々に少なくとも1つの
    移動エージェント管理装置と、を有し、 前記監視代理サーバは、前記監視装置及び前記移動エー
    ジェント管理装置の間において前記トラップの受渡しを
    行い、 前記移動エージェント管理装置は、前記管理サーバから
    の前記トラップの受取り、及び前記トラップに関する移
    動エージェントの発行及び受取りを行うことを特徴とす
    るネットワーク障害管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークセグメントのうち少な
    くとも1つにデータベース装置を有することを特徴とす
    る請求項1記載のネットワーク障害管理システム。
JP10223922A 1998-08-07 1998-08-07 ネットワーク障害管理システム Pending JP2000059362A (ja)

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