JP2000057015A - ソフトウェアのテスト装置および記録媒体 - Google Patents

ソフトウェアのテスト装置および記録媒体

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JP2000057015A
JP2000057015A JP10236398A JP23639898A JP2000057015A JP 2000057015 A JP2000057015 A JP 2000057015A JP 10236398 A JP10236398 A JP 10236398A JP 23639898 A JP23639898 A JP 23639898A JP 2000057015 A JP2000057015 A JP 2000057015A
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test
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tool
software
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JP10236398A
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Chisato Kotani
千里 小谷
Nobuyuki Takatani
暢之 高谷
Takeshi Sakaguchi
雄 坂口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアのテスト作業全体を自動化し、
テストをより効率的に行えるようにする。 【解決手段】 ソフトウェアのテストで行われる一連の
内部作業をそれぞれ支援するための複数種類の内部作業
支援手段3〜9のうち、ユーザからの指示に従った適切
な内部作業支援手段を適切な順番で起動するように制御
するテスト作業フロー制御手段2を設けることにより、
テスト計画以降のソフトウェアのテスト作業全体を自動
化することができるようにし、テスト内の各内部作業間
で行われていたデータの過不足の調整や、自動化されて
いない作業を行うための人間の労力を大幅に削減するこ
とができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウェアのテス
ト装置および記録媒体に関し、特に、プログラム開発の
テスト工程においてテストを行う際に使用するテスト支
援ツールに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムが世の中の
至る所において多種多様な用途で使用されており、その
利用範囲はますます広がりつつある。そして、エンドユ
ーザのコンピュータシステムに対する要望も日増しに膨
れ上がり、非常に高機能なものが求められるようになっ
てきている。これに伴い、これらのコンピュータシステ
ムに搭載するために開発されるソフトウェア(プログラ
ム)は、複雑かつ膨大な規模のものとなってきている。
そのため、このソフトウェアの開発工程の一環として行
うべきテストも膨大な量となってきている。
【0003】ところが、実際のソフトウェア開発工程で
は、最終的な製品の納期が決められる一方で、設計や実
装といったテスト以外の工程により多くの労力を投入さ
れる傾向があるため、後工程であるテスト作業に十分な
期間や人的資源を投入することは現実上困難な場合が多
く、その効率化が強く望まれている。特に、プログラム
修正後や保守段階で繰り返し行われる再テストは、自動
化への要望が強い。また、テスト作業において定型化可
能なものを極力自動化し、テスト担当者の作業負荷を軽
減することも望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような背景のもと
で、テスト作業の自動化への試みが続けられてきている
が、従来、この自動化は、テスト工程で行われる複数の
内部作業のうちのどれか1つ、あるいは幾つかの作業だ
けに対象を絞って行われており、テスト工程全体を通し
て行われることはなかった。
【0005】すなわち、テスト工程は大別して、テスト
計画、テスト設計、テスト作成、テスト実行、テスト評
価およびテスト管理の各内部作業から成るが、従来のテ
スト支援ツールは、各内部作業ごと、しかもその多くは
テスト実行作業を更に分割した作業ごとに別個に開発さ
れていた。特に、テスト評価作業を支援するためのテス
ト支援ツールは、機能的に乏しいものであった。つま
り、テスト評価作業では、ソフトウェア仕様書などから
期待される正解値(以下、これをテストオラクルと呼
ぶ)とテスト実行結果とを比較することができるだけ
で、総合的なテスト評価を行うことはできなかった。
【0006】このため、ある作業を受け持つツールと別
の作業を受け持つツールとの間で伝えられるべきテスト
情報の種類が食い違ったり、情報の形式が異なったりす
ることが多かった。また、1つのツールで支援される範
囲は、テスト工程全体に及ぶことはなかった。
【0007】したがって、人間がテスト情報の過不足を
調整したり、ツール間でテスト情報を伝達するために、
テスト情報を記述したファイルの形式を変換したりする
必要があった。また、テスト作業の進行に合わせて、そ
の都度人間が適切なツールを選択し、それを起動させて
操作する必要があった。
【0008】しかしながら、これら人間によって行われ
ている作業は、本来余分なものであり、各内部作業が自
動化されたとしても依然としてテスト作業に多大な労力
がかかってしまうという問題があった。また、これらの
作業を人間が行うことによって人為的なミスが生じる恐
れもあり、テストの信頼性が低下するという問題もあっ
た。
【0009】また、テスト作業においては、テスト対象
となるソースコードおよび設計仕様書に対して、テスト
対象を実行するためのテストドライバ、テストの際に使
用するテストデータ、テストオラクル、テスト仕様など
の各テスト成果物を作成するが、これらをどのような構
成とするか、そして、ファイルシステム上にどのように
格納するかについては、作業を行う人間の各自の判断に
任されていた。
【0010】このため、テスト成果物の構成や品質は、
実際に作業を行う人間のノウハウに依存していた。その
結果、未熟な作業者が作成するテスト成果物の構成が歪
であったり、他人の作成したテスト成果物の内容を理解
するのに手間取ったりするという問題もあった。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、ソフトウェアのテスト作業全体
を自動化し、テストをより効率的に行えるようにするこ
とを目的とする。例えば、テストの各内部作業間でテス
ト情報の伝達を正確に行えるようにし、これにより、テ
スト全体の作業効率と作業品質とを共に向上させること
を目的とする。また、個々の内部作業を支援するための
複数のテスト支援ツールを制御できるようにし、テスト
作業者が直接的に複数のテスト支援ツールを制御しなけ
ればならなくなる面倒を極力避けることで、テスト作業
者の負荷を軽減できるようにすることを目的とする。ま
た、上記個々の内部作業を支援するための複数のテスト
支援ツールが出力したテスト情報を、自動的に1つの報
告書にまとめ上げることにより、テスト作業者の負荷を
軽減できるようにすることを目的とする。
【0012】また、本発明は、テスト評価作業における
テスト終了判定を支援する際に、従来のようにテスト実
行結果とテストオラクルとの比較結果を利用するだけで
なく、例えば、メモリエラーの検出結果やテストカバレ
ッジ(テスト対象のプログラムに対するテストの達成度
を定量的に測定するための指標の1つ)の計測結果等を
合わせて総合的にテスト結果を判定することにより、テ
スト評価作業の品質をより向上させることを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、テスト作業の間に作成さ
れるテスト成果物の構成を規定し、その雛形を提供する
ことで標準化を図り、テスト作業者によるばらつきをな
くすことにより、テスト成果物の品質とテスト作業効率
とを共に向上させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるソフトウェ
アのテスト装置は、ソフトウェアのテストで行われる一
連の内部作業をそれぞれ支援するための複数種類の内部
作業支援手段と、ユーザからの指示に従った適切な内部
作業支援手段を適切な順番で起動するように制御するテ
スト作業フロー制御手段とを設けたことを特徴とする。
このように構成した本発明によれば、ユーザがテスト作
業フロー制御手段に対して所望の作業指示を与えれば、
テスト作業フロー制御手段によってユーザからの作業指
示に従った適切な内部作業支援手段が適切な順番で自動
的に起動されるようになるので、ユーザは、適切なツー
ルを一々選択して起動したり、各内部作業間でデータの
過不足を調整したりすることなどを行わなくても済む。
【0015】本発明の他の態様では、上記複数種類の内
部作業支援手段のうちの1つであるテスト実行支援手段
が、上記実質的に内部作業を行う各種ツールへの制御情
報を個別に管理し、同等の機能を持つ複数のツールを選
択的に利用することができるように構成されることを特
徴とする。このように構成した本発明によれば、同じ機
能を有する複数のツールを、それらのツールに合わせて
制御情報を変えてやることによって選択的に切り替えて
利用することが可能となる。
【0016】本発明のその他の態様では、上記複数種類
の内部作業支援手段のうちの1つであるテスト評価支援
手段が、実質的に内部作業を行う各種ツールの少なくと
も1つがテスト実行時に出力するテスト情報を読み込
み、それらの情報を統合したものをテスト結果として出
力することを特徴とする。このように構成した本発明に
よれば、テスト評価作業において、テスト実行結果とテ
ストオラクルとを比較した結果だけでなく、テスト対象
のプログラム内に潜むメモリ処理関連のバグの検出結果
や、テスト対象のプログラムに対してどの程度テストが
達成しているかの定量的な検出結果が合わせて評価され
るようになるので、実際の製品に合わせた総合的なテス
ト評価を行うことが可能となる。
【0017】本発明のその他の態様では、ソフトウェア
のテストで行われる一連の内部作業全体に対して統一的
なGUI手段を設けたことを特徴とする。このように構
成した本発明によれば、各ツール毎に起動方法や操作方
法が異なっていても、統一的なGUI手段を通じて各ツ
ールの起動および操作を実行することが可能となる。
【0018】本発明のその他の態様では、テスト成果物
の雛形を典型的なテスト種類ごとに予め用意しておき、
上記複数種類の内部作業支援手段のうちの1つであるテ
スト設計支援手段およびテスト作成支援手段が、作成対
象のテスト成果物を上記雛形を基に作成することを特徴
とする。このように構成した本発明によれば、テスト成
果物の作成作業を簡易化することが可能となるととも
に、誰が作成してもある程度同じレベルのものが作成さ
れるようになる。
【0019】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、ソフトウェアのテストで行われる一連の
内部作業をそれぞれ支援するための複数種類の内部作業
支援手段、およびユーザからの指示に従った適切な内部
作業支援手段を適切な順番で起動するように制御するテ
スト作業フロー制御手段としてコンピュータを機能させ
るためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】本発明の他の態様では、上記複数種類の内
部作業支援手段は、ビルドツール、クリーンツール、テ
スト実行ツール、メモリエラー検出ツール、カバレッジ
計測ツール、およびパフォーマンス計測ツールのうちの
少なくとも1つを、それぞれ個別にあるいは組み合わせ
て起動して、これらのツールと協働することによりテス
ト実行作業を支援するテスト実行支援手段を少なくとも
含むことを特徴とする。
【0021】本発明のその他の態様では、上記複数種類
の内部作業支援手段は、ビルドツール、クリーンツー
ル、テスト実行ツール、メモリエラー検出ツール、カバ
レッジ計測ツール、およびパフォーマンス計測ツールの
うちの少なくとも1つがテスト実行時に出力するテスト
情報を読み込み、それらの情報を統合したものをテスト
結果として出力するテスト評価支援手段を少なくとも含
むことを特徴とする。
【0022】本発明のその他の態様では、上記複数種類
の内部作業支援手段は、作成対象のテスト成果物を、典
型的なテスト種類ごとに予め用意しておいたテスト成果
物の雛形を基に作成するテスト設計支援手段およびテス
ト作成支援手段を少なくとも含むことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるソフ
トウェアのテスト装置の機能構成を示すブロック図であ
る。
【0024】図1に示すように、本実施形態によるソフ
トウェアのテスト装置は、GUI手段1と、テスト作業
フロー制御手段2と、テスト設計支援手段3と、テスト
作成支援手段4と、テスト実行支援手段5と、テスト評
価支援手段6と、テストデータ管理支援手段7と、テス
ト管理支援手段8と、画面管理手段9とを備えており、
これらは、例えばCPU、ROMおよびRAMなどから
なるマイクロコンピュータにより構成されている。
【0025】また、上記テスト実行支援手段5により起
動される既存のテスト内部作業支援ツールとしては、ビ
ルドツール11、クリーンツール12、テスト実行ツー
ル13、メモリエラー検出ツール14、カバレッジ計測
ツール15、パフォーマンス計測ツール16がある。同
様に、上記テスト管理支援手段8により起動される既存
のテスト内部作業支援ツールとして、版構成管理ツール
17がある。
【0026】上記GUI手段1は、図示しないディスプ
レイ上に表示されるグラフィカル・ユーザ・インタフェ
ースを用いてユーザから入力されたテスト作業指示を、
テスト作業フロー制御手段2に通知するものである。ま
た、画面管理手段9から画面データ29として受け取っ
た各テスト作業支援手段3〜8の作業結果を図示しない
ディスプレイ上に表示する。
【0027】テスト作業フロー制御手段2は、GUI手
段1から伝達されたテスト作業指示の内容を解釈し、そ
の作業指示内容に照らし合わせて、テスト設計支援手段
3、テスト作成支援手段4、テスト実行支援手段5、テ
スト評価支援手段6、テストデータ管理支援手段7、テ
スト管理支援手段8および画面管理手段9の中から適切
なものに対し、適切な順序で適切な作業指示を行うもの
である。
【0028】すなわち、GUI手段1から伝えられるユ
ーザのテスト作業指示は、例えば、どういう言語のソー
スに対してどういうテストをどういう範囲で行うかとい
ったテスト条件として与えられる。このテスト条件によ
って、各手段3〜9の中で使用する手段が異なってく
る。そこでテスト作業フロー制御手段2は、そのテスト
条件を解釈して適切なテスト作業支援手段に対する作業
指示に分解し、それらの作業指示を適切な順番に従って
供給する。
【0029】テスト設計支援手段3は、与えられた作業
指示に従って、テストを作成あるいは削除するものであ
る。また、テスト作成支援手段4は、与えられた作業指
示に従って、テスト内の個々の成果物(テストシナリ
オ、テストプログラム、テストドライバ、テストデー
タ、テストオラクルなど)を編集するものである。
【0030】本実施形態においては、テスト設計および
作成のための雛型を数種類備えている。例えば、テスト
設計支援手段3が起動されると、ユーザにより指定され
たテスト種別(単体テスト、結合テスト、システムテス
トなど)やテスト対象言語(C++、Javaなど)か
ら、テスト成果物構造に従ったディレクトリ構造の雛形
がまず自動的に生成される。また、テスト作成支援手段
4が起動されると、上記ディレクトリ構造に従った各テ
スト成果物のテンプレートファイルが自動的に生成され
る。なお、テストデータとテストオラクルは自動生成さ
れない。
【0031】すなわち、本実施形態では、テスト成果物
の雛形を典型的なテスト種類ごとに予め容易しておき、
テスト設計作業においてはテスト設計支援手段3が、テ
スト作成作業においてはテスト作成支援手段4が、作成
対象のテスト成果物を上記雛形を基にその時点での作業
情報を追加した上で自動的に生成する。このようにして
生成された雛形の内容はカスタマイズすることが可能で
あり、ユーザの好みに合ったテスト成果物を最終的に作
ることが可能である。
【0032】このように、本実施形態では、テスト作業
の間に作成されるテスト成果物の構成をテストの内容に
応じて規定し、その雛形を提供することで標準化を図っ
ている。これにより、テスト成果物の構成や品質が、実
際に作業を行う人間のノウハウに依存することがなくな
り、テスト作業者によるばらつきをなくすことができ
る。よって、未熟な作業者が作成しても熟練した作業者
が作成してもほぼ同じ結果を得ることができるようにな
るとともに、他人の作成したテスト成果物でも内容を理
解するのが容易になる。
【0033】次いで、テスト実行支援手段5は、与えら
れた作業指示に従って、テスト対象プログラムを構築し
たり、実行したり、削除したりするものである。これら
の作業を行う際には、必要に応じて既存のビルドツール
11、クリーンツール12、テスト実行ツール13、メ
モリエラー検出ツール14、カバレッジ計測ツール1
5、パフォーマンス計測ツール16を起動する。
【0034】このテスト実行支援手段5は、テスト作業
フロー制御手段2より与えられた作業指示に従って、テ
スト実行単位を任意に選択することが可能である。すな
わち、作業指示の内容によってどのツールを使用するか
が異なるので、テスト実行支援手段5は、与えられた作
業指示から各ツール11〜16のうちのどのツールをど
の順番で使用するかを解釈し、適切な順番で各ツールを
起動する。
【0035】すなわち、このテスト実行支援手段5は、
既存のビルドツール11、クリーンツール12、テスト
実行ツール13、メモリエラー検出ツール14、カバレ
ッジ計測ツール15、およびパフォーマンス計測ツール
16を、それぞれ個別にあるいは組み合わせて起動する
ことができるように構成され、これらのツールと協働す
ることによりテスト実行作業を支援する。
【0036】また、このテスト実行支援手段5は、GU
I手段1を通じて、使用するツールに依存することのな
い単純かつ統一的なGUI操作を提供するものである。
すなわち、ビルドツール11を1つ例にとっても、既存
のものは各社から提供されており、起動方法や操作方法
がそれぞれ異なっている。しかしながら、ユーザが直接
目にするインタフェースはテスト実行支援手段5が備え
る単純なものであり、個々のツール11〜16が備える
ものではない。
【0037】個々のツール11〜16のユーザ・インタ
フェースに対する入力は、GUI手段1を通じて入力さ
れた指示をテスト実行支援手段5自身が解釈し、その指
示を必要に応じて各ツール11〜16用のものに翻訳し
て同等のユーザ・インタフェース部分に与えることによ
って実現される。これにより、ユーザは、使用するツー
ルが変わってもそのユーザ・インタフェースを特に意識
することなく同じ操作でテストを実行することができ
る。
【0038】つまり、テスト作業フロー制御手段2によ
り制御されるテスト実行支援手段5は、実質的に内部作
業を行う各ツール11〜16への制御情報を個別に管理
することができ、入出力インタフェースが根本的に変わ
らなければ、同等の機能を持つ複数のツールを選択的に
利用することができる。例えば、本実施形態のテスト装
置を利用する組織ごとに内部作業を行うツールが異なっ
ていても、制御情報だけを変更すれば本実施形態のテス
ト装置と協働することが可能となる。
【0039】なお、上記の各ツール11〜16は既存の
ものであり、そのもの自体は本発明に特有の機能を持た
ないので、ここでは詳しい説明を省略し、以下に一般的
な機能のみを簡単に説明する。ビルドツール11は、テ
スト対象の実行プログラムを構築するためのツールであ
る。クリーンツール12は、テスト実行において作成さ
れる中間成果物を削除するためのツールである。
【0040】また、テスト実行ツール13は、テストシ
ナリオによって定められた範囲でテストを実行するため
のツールである。メモリエラー検出ツール14は、作成
されたテストプログラム内に潜むメモリ処理関連のバグ
を自動的に見つけ出すためのツールである。カバレッジ
計測ツール15は、テスト対象のプログラムに対してど
の程度テストが達成しているかを定量的に見定めること
を自動的に行うためのツールである。パフォーマンス計
測ツール16は、プログラムのパフォーマンスが思わし
くない場合に、当該個所の特定を自動的に行うためのツ
ールである。
【0041】次いで、テスト評価支援手段6は、上記既
存の各種テスト内部作業支援ツール11〜16の実行出
力を統合し、総合的なテスト結果27を作成するもので
ある。すなわち、従来の評価ツールにおいては、テスト
実行結果とテストオラクルとを比較するだけであった
が、本実施形態では、各ツール11〜16の実行出力、
つまり、ビルド結果出力21、クリーン結果出力22、
テスト実行結果出力23、メモリエラー検出結果出力2
4、カバレッジ計測結果出力25、パフォーマンス計測
結果出力26のうち実際に出力されたものを全て統合し
て評価を行っている。
【0042】すなわち、テスト評価支援手段6は、上記
ビルドツール11、クリーンツール12、テスト実行ツ
ール13、メモリエラー検出ツール14、カバレッジ計
測ツール15、およびパフォーマンス計測ツール16が
テスト実行時に出力するテスト情報を読み込み、それら
の情報を統合したもの(各実行出力ファイルの記載内容
を適切な形式にまとめ、1つのファイルとしたもの)を
テスト結果27としてGUI手段1およびテキスト形式
のファイルに出力する。
【0043】図2は、このテスト評価支援手段6より出
力されるテスト結果27の例を示している。この図2の
例では、テスト実行結果出力23とテストオラクル(図
示せず)との比較結果に加えて、メモリエラーの検出結
果やテストカバレッジの計測結果が合わせて評価されて
いる。
【0044】すなわち、テスト実行結果出力23とテス
トオラクルとの照合結果(テストケース結果一覧)、メ
モリエラー検出結果出力24、テストカバレッジ計測結
果出力25がそれぞれ示されるとともに、これらを総合
的に判断した結果が最上段にPASS/FAILの別で
表されている。最上段のテスト総合結果は、個々のツー
ルのテスト結果が全てPASSで、総合カバレッジ値が
所定の値以上で、しかもメモリエラーが全くない場合に
PASSとなり、それ以外の場合にはFAILとなる。
【0045】このように、本実施形態によれば、単にテ
スト実行結果出力とテストオラクルとの照合を行うだけ
でなく、他のツールでの実行結果出力を加味して評価す
るようにしたので、総合的でより詳細なテスト結果を自
動的に判定することができ、テスト評価作業の品質をよ
り向上させることができる。また、テスト作業者は、総
合判定結果である図2のようなテスト結果27の最上段
の表示を見れば、良い結果が得られたかどうかを直ちに
判断することができる。
【0046】次いで、テストデータ管理支援手段7は、
各テスト作業において発生した各種のテスト情報を管理
するものである。例えば、テストの進捗度(生成した複
数のテストがそれぞれどの段階まで完了しているか等)
を表わすグラフを作成したり、あるテスト対象のテスト
中に発見されたバグの件数を表わすグラフを作成したり
する。各支援手段3〜9で作成された各種データは、テ
スト作業データ28としてデータベースに順次蓄積され
るので、テストデータ管理支援手段7はこのテスト作業
データ28を用いて上述した処理を行う。
【0047】このように、本実施形態では、各テスト作
業支援手段3〜9で作成された各種テスト作業データ2
8は、全て同じデータベース内に統一された記述形式で
格納される。これにより、各ツール間で伝達されるテス
ト情報の形式統一が図られ、ユーザが形式統一のために
データの過不足を調整したり変更を加えたりしなくても
済む。
【0048】テスト管理支援手段8は、与えられた作業
指示に従って、作成されたテスト成果物の版および構成
の管理を行うものである。この作業を行う際には、必要
に応じて既存の版構成管理ツール17を起動し、これと
協働してテスト管理作業を支援する。すなわち、テスト
工程の間には、テスト仕様書、テストデータファイル等
多数のファイルが作成されるが、テスト管理支援手段8
は、これらのデータの整合性をとりながら版および構成
を管理する。
【0049】このテスト管理支援手段8もテスト実行支
援手段5と同様に、使用するツールに依存することのな
い単純かつ統一的なGUI操作を提供するものである。
したがって、ユーザは、使用するツールが変わってもそ
のユーザ・インタフェースを特に意識することなく同じ
操作で版構成管理を実行することができる。
【0050】画面管理手段9は、上記各種テスト作業支
援手段3〜8が行った作業結果を画面情報に変換し、そ
れをGUI手段1に引き渡すものである。この画面管理
手段9は、各種テスト作業の結果を例えばHTML形式
のドキュメントとして表示するためのテンプレートを持
ち、テンプレートの各項目内にテスト作業の結果得られ
たデータを挿入して、GUI手段1に供給する。
【0051】以下に、本実施形態における動作の概要を
示す。まず、ユーザがGUI手段1に対し、テスト作業
内容を指示する。GUI手段1は、ユーザから指示され
たテスト作業内容を、テスト作業フロー制御手段2に伝
える。このとき、ユーザからの指示内容が不適切な場合
は、その旨を画面上に表示する。
【0052】テスト作業フロー制御手段2は、当該指示
されたテスト作業を行うのに必要な1つ以上のテスト作
業支援手段(各支援手段3〜8のどれか)を選択し、適
切な順序で呼び出す。ここで呼び出されたテスト作業支
援手段は、それぞれが担当するテスト作業を自ら行う
か、あるいは、組み込まれた内部作業支援ツール(各ツ
ール11〜17のどれか)に行わせ、その作業結果をテ
スト作業データ28として報告する。
【0053】指示されたテスト作業が完了すると、テス
ト作業フロー制御手段2は、次に画面管理手段9を呼び
出す。画面管理手段9は、蓄積されたテスト作業データ
28から作業結果を報告するための画面データ29を作
成し、GUI手段1を呼び出す。GUI手段1は、作成
された画面データ29を表示して、テスト作業結果をユ
ーザに通知する。
【0054】以下、図1に示した本実施形態によるソフ
トウェアのテスト装置の動作を、図3および図4に示す
具体例を参照しながら説明する。図3は、メモリエラー
検出とカバレッジ計測とを伴ったテストプログラムのビ
ルドおよびテスト実行を行う場合の動作を説明するため
の流れ図である。なお、図3において、処理の順序は図
の上から下に向かって流れるものとする。
【0055】図3において、ユーザからメモリエラー検
出とカバレッジ計測とを伴ったテストプログラムのビル
ドとテスト実行を行うように指示を受けたGUI手段1
は、テスト作業フロー制御手段2にその指示内容を伝え
る。テスト作業フロー制御手段2は、その指示内容を解
釈し、その指示に合った適切なテスト作業支援手段に対
して作業内容を伝える。今の例では、まずテスト実行支
援手段5に適切な作業内容を伝える。
【0056】指示を受けたテスト実行支援手段5は、ま
ず、メモリエラー検出ツール14とカバレッジ計測ツー
ル15とを起動し、それぞれが持つメモリエラー検出用
ライブラリおよびテストカバレッジ計測用ライブラリ
と、テスト対象ソースファイル31とをリンクさせるよ
うに、ビルドツール11に対して指示を出す。これを受
けてビルドツール11は、指示に従い、メモリエラー検
出用ライブラリ14とテストカバレッジ計測用ライブラ
リ15とテスト対象ソースファイル31とをリンクし、
テストプログラム32を作成する。
【0057】次にテスト実行支援手段5は、テスト実行
ツール13を呼び出し、指定されたテストを実行する。
テスト実行後、テストプログラムはテスト実行結果出力
23と、これとテストオラクルとの照合結果出力33
と、メモリエラー検出結果出力24と、カバレッジ計測
結果出力25とをそれぞれ別のファイルに書き出す。
【0058】次に、テスト作業フロー制御手段2は、テ
スト評価支援手段6を呼び出し、上記4つの出力ファイ
ル23〜25,33の記載内容と、ビルド結果出力21
の記載内容とを適切な形式にまとめ、1つのファイルと
してテスト結果27を生成する。画面管理手段9は、こ
のテスト結果27を画面データ29に取り入れてGUI
手段1を呼び出す。GUI手段1は、画面上にテスト結
果27を表示する。
【0059】図4は、新規にテスト設計を行う場合の動
作を説明するための流れ図である。この図4においても
処理の順序は図の上から下に向かって流れるものとす
る。図4において、ユーザから新規テストの設計指示を
受けたGUI手段1は、テスト作業フロー制御手段2に
その指示内容を伝える。テスト作業フロー制御手段2
は、その指示内容を解釈し、その指示に合った適切なテ
スト作業支援手段に対して作業内容を伝える。今の例で
は、まずテスト設計支援手段3に適切な作業内容を伝え
る。
【0060】テスト設計支援手段3は、テストの雛形4
1を利用して、指定された名称でテスト用ディレクトリ
42を作成する。テスト用ディレクトリ42には、例え
ばテスト仕様格納用のディレクトリが作成され、更にこ
のテスト仕様格納用のディレクトリには、テスト仕様書
ファイルが作成される。テスト設計支援手段3は、この
作業結果をテスト作業データ28として報告する。
【0061】次に、テスト作業フロー制御手段2は、画
面管理手段9を呼び出す。画面管理手段9は、報告され
たテスト作業データ28の内容に従って、適切な画面デ
ータ29を生成し、その表示をGUI手段1に指示す
る。GUI手段1は、テストを設計した旨のメッセージ
を画面に出力する。
【0062】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、ソフトウェアのテスト工程で行われる一連の内
部作業をそれぞれ支援するための複数種類のテスト作業
支援手段3〜9のうち、ユーザからの指示に従った適切
なテスト作業支援手段を適切な順番で起動するように制
御するテスト作業フロー制御手段2を設けたので、テス
ト計画以降のソフトウェアのテスト作業全体を自動化す
ることができる。しかもこの自動化は、テスト設計から
テスト完了までの一連の作業を必ず全て行ってしまうも
のではなく、ユーザが希望するテスト作業内容に合った
もののみの自動化であるので、より作業現場の実態に即
した自動化を図ることができる。
【0063】このようなテスト作業の自動化により、テ
スト内の各内部作業間で行われていたデータの過不足の
調整や、自動化されていない作業を行うための人間の労
力を大幅に削減することができる。しかも、このように
人間の作業を排除することにより、人為的なミスの入り
込む余地を削減し、テスト作業の品質を向上させること
もできる。
【0064】また、上記テスト作業フロー制御手段2
は、実質的に内部作業を行う既存のテスト支援ツール1
1〜17への制御情報を個別に管理することができるの
で、同等の機能を持つ複数のツールを選択的に利用する
ことができる。例えば、本実施形態のテスト装置を利用
する組織ごとに内部作業を行う既存テスト支援ツールが
異なっていても、制御情報だけを変更すれば本実施形態
のテスト装置と協働することが可能となる。
【0065】また、従来複数のテスト支援ツールを用い
た場合は、各ツール毎に起動方法や操作方法が異なって
いたが、本実施形態ではテスト作業全体に対して統一的
なGUI手段1を設けたので、利用者からみた操作性が
格段に向上するととともに、本実施形態のツールを容易
に習熟することができる。
【0066】また、テスト評価作業においてテスト結果
の判定を行う際に、単にテスト実行出力とテストオラク
ルとの照合を行うだけではなく、メモリエラー検出結果
やカバレッジ計測結果など他のツール出力も加味して評
価するテスト評価支援手段6を設けたので、総合的なテ
スト結果を自動的に判定することができ、テスト評価の
品質を向上させることができる。
【0067】また、テスト成果物の雛形をファイルある
いはディレクトリの形で作成するテスト設計支援手段3
およびテスト作成支援手段4を設けたので、これまでテ
スト成果物の構成を検討するために人間が費やした労力
や具体的な作成作業の一部を排除することができ、作業
効率を向上させるとともに、テスト成果物に対して一定
レベルの品質を確保することができる。
【0068】なお、以上の実施形態で説明した各手段と
してコンピュータのCPU、記憶装置等を動作させるよ
うに作成したプログラムを用いることによって、コンピ
ュータを上記テスト装置として使用することができる。
その場合、当該プログラムを情報記録媒体に記録し、そ
の情報記録媒体をコンピュータに読み込ませることで達
成できる。情報記録媒体の例としては、例えばROM、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード等を用いることができる。
【0069】
【発明の効果】本発明は上述したように、ソフトウェア
のテストで行われる一連の内部作業をそれぞれ支援する
ための複数種類の内部作業支援手段に関し、ユーザから
の指示に従った適切な内部作業支援手段を適切な順番で
起動するように制御するテスト作業フロー制御手段を設
けたので、ソフトウェアのテスト作業全体を自動化する
ことができ、テスト内の各内部作業間で行われていたデ
ータの過不足の調整や、自動化されていない作業を行う
ための人間の労力を大幅に削減することができる。しか
も、このように人間の作業を排除することにより、人為
的なミスの入り込む余地を削減し、テスト作業の品質を
向上することもできる。
【0070】本発明の他の特徴によれば、実質的に内部
作業を行う各種ツールへの制御情報を個別に管理し、同
等の機能を持つ複数のツールを選択的に利用することが
できるようにテスト実行支援手段を構成したので、例え
ば、本発明を利用する組織毎に内部作業を行う既存テス
ト支援ツールが異なっていても、制御情報だけを変更す
れば本発明のテスト装置と協働することが可能となる。
【0071】本発明のその他の特徴によれば、実質的に
内部作業を行う各種ツールがテスト実行時に出力するテ
スト情報を読み込み、それらの情報を統合したものをテ
スト結果として出力するようにテスト評価支援手段を構
成したので、テスト評価作業においてテスト結果の判定
を行う際に、単にテスト実行出力とテストオラクルとの
照合を行うだけではなく、例えばメモリエラー検出結果
やカバレッジ計測結果も加味して評価することで、総合
的なテスト結果を自動的に判定することができ、テスト
評価作業の品質を向上させることができる。
【0072】本発明のその他の特徴によれば、ソフトウ
ェアのテストで行われる一連の内部作業全体に対して統
一的なGUI手段を設けたので、各ツール毎に起動方法
や操作方法が異なっていても、上記統一的なGUI手段
を通じて各ツールの起動および操作を実行することがで
き、ユーザからみた操作性が格段に向上するとととも
に、本発明のテスト装置を容易に習熟することができ
る。
【0073】本発明のその他の特徴によれば、テスト成
果物の雛形を典型的なテスト種類ごとに予め用意してお
き、テスト設計支援手段およびテスト作成支援手段が、
作成対象のテスト成果物を上記雛形を基に作成するよう
にしたので、これまでテスト成果物の構成を検討するた
めに人間が費やした労力や具体的な作成作業の一部を排
除することができ、作業効率を向上させるとともに、テ
スト成果物に対して一定レベルの品質を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるソフトウェアのテス
ト装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】テスト評価支援手段によるテスト評価のレポー
トの一例を示す図である。
【図3】メモリエラー検出とカバレッジ計測とを伴った
テストプログラムのビルドおよびテスト実行を行う場合
の動作を説明するための流れ図である。
【図4】新規にテスト設計を行う場合の動作を説明する
ための流れ図である。
【符号の説明】
1 GUI手段 2 テスト作業フロー制御手段 3 テスト設計支援手段 4 テスト作成支援手段 5 テスト実行支援手段 6 テスト評価支援手段 7 テストデータ管理支援手段 8 テスト管理支援手段 9 画面管理手段 11 ビルドツール 12 クリーンツール 13 テスト実行ツール 14 メモリエラー検出ツール 15 カバレッジ計測ツール 16 パフォーマンス計測ツール 17 版構成管理ツール 28 テスト作業データ 29 画面データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 雄 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 Fターム(参考) 5B042 AA01 BB12 BB14 BB19 FA04 FA08 FB09 FD07 FD08 FD13 FD15 5B076 EC05 EC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアのテストで行われる一連の
    内部作業をそれぞれ支援するための複数種類の内部作業
    支援手段と、 ユーザからの指示に従った適切な内部作業支援手段を適
    切な順番で起動するように制御するテスト作業フロー制
    御手段とを設けたことを特徴とするソフトウェアのテス
    ト装置。
  2. 【請求項2】 上記複数種類の内部作業支援手段は、テ
    スト設計作業を支援するためのテスト設計支援手段と、 テスト作成作業を支援するためのテスト作成支援手段
    と、 テスト実行作業を支援するためのテスト実行支援手段
    と、 テスト評価作業を支援するためのテスト評価支援手段
    と、 テストデータ管理作業を支援するためのテストデータ管
    理支援手段と、 テスト管理作業を支援するためのテスト管理手段のうち
    の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1に
    記載のソフトウェアのテスト装置。
  3. 【請求項3】 上記テスト実行支援手段は、実質的に内
    部作業を行う各種ツールの少なくとも1つを、それぞれ
    個別にあるいは組み合わせて起動することができるよう
    に構成され、これらのツールと協働することによりテス
    ト実行作業を支援することを特徴とする請求項2に記載
    のソフトウェアのテスト装置。
  4. 【請求項4】 上記テスト実行支援手段は、上記実質的
    に内部作業を行う各種ツールへの制御情報を個別に管理
    し、同等の機能を持つ複数のツールを選択的に利用する
    ことができるように構成されることを特徴とする請求項
    3に記載のソフトウェアのテスト装置。
  5. 【請求項5】 上記テスト評価支援手段は、実質的に内
    部作業を行う各種ツールの少なくとも1つがテスト実行
    時に出力するテスト情報を読み込み、それらの情報を統
    合したものをテスト結果として出力することを特徴とす
    る請求項2に記載のソフトウェアのテスト装置。
  6. 【請求項6】 上記テスト評価支援手段は、各ツール出
    力の各記載内容を適切な形式にまとめ、1つのファイル
    として出力することを特徴とする請求項5に記載のソフ
    トウェアのテスト装置。
  7. 【請求項7】 上記ソフトウェアのテストで行われる一
    連の内部作業全体に対して統一的なGUI手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェアのテス
    ト装置。
  8. 【請求項8】 テスト成果物の雛形を典型的なテスト種
    類ごとに予め用意しておき、上記テスト設計支援手段お
    よびテスト作成支援手段は、作成対象のテスト成果物を
    上記雛形を基に作成することを特徴とする請求項2に記
    載のソフトウェアのテスト装置。
  9. 【請求項9】 ソフトウェアのテストで行われる一連の
    内部作業をそれぞれ支援するための複数種類の内部作業
    支援手段、およびユーザからの指示に従った適切な内部
    作業支援手段を適切な順番で起動するように制御するテ
    スト作業フロー制御手段としてコンピュータを機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記複数種類の内部作業支援手段は、
    ビルドツール、クリーンツール、テスト実行ツール、メ
    モリエラー検出ツール、カバレッジ計測ツール、および
    パフォーマンス計測ツールのうちの少なくとも1つを、
    それぞれ個別にあるいは組み合わせて起動して、これら
    のツールと協働することによりテスト実行作業を支援す
    るテスト実行支援手段を少なくとも含むことを特徴とす
    る請求項9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 上記複数種類の内部作業支援手段は、
    ビルドツール、クリーンツール、テスト実行ツール、メ
    モリエラー検出ツール、カバレッジ計測ツール、および
    パフォーマンス計測ツールのうちの少なくとも1つがテ
    スト実行時に出力するテスト情報を読み込み、それらの
    情報を統合したものをテスト結果として出力するテスト
    評価支援手段を少なくとも含むことを特徴とする請求項
    9または10に記載のコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 上記複数種類の内部作業支援手段は、
    作成対象のテスト成果物を、典型的なテスト種類ごとに
    予め用意しておいたテスト成果物の雛形を基に作成する
    テスト設計支援手段およびテスト作成支援手段を少なく
    とも含むことを特徴とする請求項9〜10の何れか1項
    に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP10236398A 1998-08-07 1998-08-07 ソフトウェアのテスト装置および記録媒体 Withdrawn JP2000057015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115071A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Hitachi Software Eng Co Ltd テスト支援システム
CN113590477A (zh) * 2021-07-16 2021-11-02 四川大学 一种移动应用功能测试用例生成方法

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