JP2000053249A - 粉粒体の気体輸送方法 - Google Patents

粉粒体の気体輸送方法

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JP2000053249A
JP2000053249A JP22704498A JP22704498A JP2000053249A JP 2000053249 A JP2000053249 A JP 2000053249A JP 22704498 A JP22704498 A JP 22704498A JP 22704498 A JP22704498 A JP 22704498A JP 2000053249 A JP2000053249 A JP 2000053249A
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powder
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Kanji Aizawa
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    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送管路の途中に設置された粉粒体粗分離器
により搬送気体から抽出した抽出気体中の粉粒体を分離
回収してリサイクル使用する。 【解決手段】 気体輸送用加圧タンク4内から切り出し
た粉粒体を搬送気体7により輸送管路6を経由して粉粒
体使用先に輸送するに際し、輸送管路の途中に設置した
粉粒体粗分離器8により、粉粒体の含有濃度が薄い抽出
気体9と含有濃度が濃い搬送気体7とに分離し、抽出気
体9を粉粒体貯蔵ホッパ1を経由してバグフィルタ12に
導き、抽出気体9内の粉粒体を完全に除塵し、この粉粒
体を粉粒体貯蔵ホッパ1に回収してリサイクル使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体を受け入れ
て貯蔵する粉粒体貯蔵ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッパ
から切り出した粉粒体を収容する気体輸送用加圧タンク
と、この気体輸送用加圧タンクから切り出した粉粒体を
搬送気体により粉粒体使用先に輸送する輸送管路とを備
えた粉粒体の気体輸送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、容器内の溶融金属中に製錬用の
粉粒体を添加して金属中の不純物を除去するために、粉
粒体を搬送気体と共に吹き込むことが広く行われてい
る。例えば、溶銑予備処理では、取鍋や混銑車等の溶融
金属用容器内に収容された溶銑中に粉粒体を添加するた
め、吹込タンク内に収容した酸化鉄、生石灰、炭酸カル
シウム等を混合した粉粒体が空気、窒素等の搬送気体に
よって輸送管路内を浮遊状態で輸送される。輸送管路の
末端にはランス昇降装置が配置されており、昇降自在に
保持されたランスホルダに保持された浸漬ランスが接続
され、浸漬ランスの先端から粉粒体を容器内の溶銑中に
吹き込み脱珪、脱燐等の溶銑予備処理が行われる。
【0003】粉粒体を貯蔵する吹込タンクから溶融金属
を収容した溶融金属用容器まで粉粒体を気送する輸送管
路はできるだけ短くするのが好ましいが、既設の諸設備
が錯綜する場所に溶銑処理設備等を設置するような場合
には、設備制約により輸送管路を長くするのを余儀なく
されることがある。輸送管路の距離が長くなると搬送気
体の圧損が増加するため、輸送管路の上流端部と下流端
部とでは絶対圧力に大きな差が生じ、下流端では圧力低
下により搬送気体が膨張して輸送管路の一様な断面のま
までは、搬送気体の流速が非常に大きくなる結果、単位
長さ当たりの圧損が急増する。また、流速の増加に伴
い、粉粒体による輸送管路の磨耗や輸送される粉粒体の
破損が生じて問題となることが多い。
【0004】また、圧損が大きいと上流端部の絶対圧が
大きくなるので、気体流速が小さくなり、粉粒体を円滑
に輸送できなくなる。そこで、輸送可能にするため搬送
ガス量を増やすと、下流端部での流速増加や圧損増加を
さらに助長することになる。このため、一般に、輸送管
路の下流端部に至るまでに管路断面積を順次大きくし
て、流速増加を抑制しているが、長距離輸送になると、
末端部管径が始端部の2倍以上になる場合もあり、設備
費の上昇を招いている。他方、粉粒体を空気等により気
送して浸漬ランスを介して溶融金属中に吹き込む場合、
輸送速度を上げるために搬送気体量を増すと溶融金属の
飛散が激しくなり、粉粒体の吹き込みが困難になるとい
う問題点があった。
【0005】このような問題点を改善するため搬送気体
により粉粒体を溶融金属中に吹き込む場合に、例えば、
特開昭60-181218 号公報に示されているように、吹込タ
ンクと浸漬ランスの中間経路にサイクロン等の気体分離
器を設けて、搬送ガスの一部を輸送管路外に放出して、
搬送気体流量や圧力をコントロールする手段が公知であ
る。また、特開平5-195031 号公報には、輸送管路の途
中に設けた多孔質円筒体を介して、同多孔質円筒体を通
過する搬送気体だけを抽出し、搬送気体が該円筒体の多
孔質部に流入する際に補足された粉粒体については、逆
洗により元の輸送管路内に戻すものが提示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記特開昭
60-181218 号公報のようにサイクロン等の気体分離器を
設け、搬送ガスの一部を輸送管路外に分離する場合に
は、一般に粉粒体の分離が不十分であるため、抽出気体
中に多くの粉粒体が含有されており、気体の放出場所を
確保するのが困難であるという問題点があった。また、
特開平5-195031 号公報のように、輸送管路の途中に設
けた多孔質円筒体を介して、同多孔質円筒体を通過する
搬送気体だけを抽出した場合には、搬送気体の分離は十
分であるが、輸送管路壁に多孔質円筒体を設けると粉粒
体によって磨耗し易く、多孔質円筒体に適応し得る粉粒
体が限られ汎用性に欠けるという問題点があった。
【0007】本発明は、前記従来の技術の問題点を解決
し、輸送管路の途中に設置された粉粒体粗分離器により
搬送気体中の粉粒体を完全に分離回収すると共に、粉粒
体使用先に供給する搬送気体の圧力および/または流量
を容易に調整することができる耐久性に優れた粉粒体の
気体輸送装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、粉粒体を受け入れて貯蔵す
る粉粒体貯蔵ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッパから切り
出した粉粒体を収容する気体輸送用加圧タンクと、この
気体輸送用加圧タンクから切り出した粉粒体を搬送気体
により粉粒体使用先に輸送する輸送管路とを備えた粉粒
体の気体輸送装置において、前記輸送管路の途中に設置
され、粉粒体の含有濃度が薄い抽出気体を分離して輸送
管路外に取り出すと共に粉粒体の含有濃度が濃い搬送気
体の圧力および/または流量を調整して輸送管路により
粉粒体使用先に供給する粉粒体粗分離器と、該粉粒体粗
分離器から輸送管路外に取り出された粉粒体の含有濃度
が薄い抽出気体を前記粉粒体貯蔵ホッパにリサイクルさ
せる導管とを具備したことを特徴とする粉粒体の気体輸
送装置である。
【0009】請求項2記載の本発明は、前記粉粒体貯蔵
ホッパの上部空間を、前記粉粒体粗分離器より抽出され
た抽出気体に含有する粉粒体の分離室とすることを特徴
とする請求項1記載の粉粒体の気体輸送装置である。請
求項3記載の本発明は、前記粉粒体貯蔵ホッパにリサイ
クルさせた抽出気体を取り出して除塵する除塵器を具備
したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の気体輸送
装置である。
【0010】請求項4記載の本発明は、前記粉粒体貯蔵
ホッパの上にこれと一体に除塵器を設置し、該除塵器に
より回収された粉粒体を粉粒体貯蔵ホッパに落下させて
回収するように構成したことを特徴とする請求項1記載
の粉粒体の気体輸送装置である。請求項5記載の本発明
は、前記粉粒体貯蔵ホッパの上部を形成する分離室内に
バグフィルタを設置したことを特徴とする請求項2記載
の粉粒体の気体輸送装置である。
【0011】請求項6記載の本発明は、粉粒体を受け入
れて貯蔵する粉粒体貯蔵ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッ
パから切り出した粉粒体を収容する気体輸送用加圧タン
クと、この気体輸送用加圧タンクから切り出した粉粒体
を搬送気体により粉粒体使用先に輸送する輸送管路とを
備えた粉粒体の気体輸送装置において、前記輸送管路の
水平部途上から上向きに分岐して配設された1つまたは
複数の取出管路と、該取出管路の上に一体に設置され、
粉粒体を分離するフィルタを内蔵し、かつ粉粒体の含有
濃度が薄い抽出気体を管路外に抽出すると共に粉粒体の
含有濃度が濃い搬送気体の圧力および/または流量を調
整して輸送管路により粉粒体使用先に供給する粉粒体粗
分離器とを備えたことを特徴とする粉粒体の気体輸送装
置である。
【0012】請求項7記載の本発明は、粉粒体を受け入
れて貯蔵する粉粒体貯蔵ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッ
パから切り出した粉粒体を収容する気体輸送用加圧タン
クと、この気体輸送用加圧タンクから切り出した粉粒体
を搬送気体により粉粒体使用先に輸送する輸送管路とを
備えた粉粒体の気体輸送装置において、前記輸送管路の
途中に設置され、粉粒体の含有濃度が薄い抽出気体を分
離して輸送管路外に取り出すと共に粉粒体の含有濃度が
濃い搬送気体の圧力および/または流量を調整して輸送
管路により粉粒体使用先に供給する粉粒体粗分離器と、
前記粉粒体粗分離器より抽出された粉粒体の含有濃度が
薄い抽出気体を導く導管上に設置したバグフィルタと、
該バグフィルタにより回収された粉粒体を前記輸送管路
にリサイクルする戻し管路とを備えたことを特徴とする
粉粒体の気体輸送装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、粉粒体貯蔵ホ
ッパ1(以下、貯蔵ホッパという)の下方に気体輸送用
加圧タンク4が配置されており、貯蔵ホッパ1の下端出
口と気体輸送用加圧タンク4の上端部とは連結管19によ
り接続されており、連結管19の途中に開閉バルブ3が取
り付けてある。気体輸送用加圧タンク4の下端出口に設
けた供給管20には上側から開閉バルブ21およびロータリ
フィーダ5が配設されており、供給管20下端部は輸送管
路6に接続されている。
【0014】輸送管路6の上流側から空気や窒素等の搬
送気体7が供給され、輸送管路6の途上には粉粒体粗分
離器8(ここではサイクロンタイプを使用)が設置され
ており、輸送管路6の下流側端部は、溶銑処理設備等の
粉粒体使用先に連結されている。また、粉粒体粗分離器
8の上端部から取り出された導管11は貯蔵ホッパ1の上
端部に連結されており、導管11には抽気流量調整バルブ
10が配設してある。さらに、貯蔵ホッパ1の上部空間は
分離室17を形成しており、さらに貯蔵ホッパ1の上に一
体に除塵器としてバグフィルタ12が配置されている。
【0015】次に、本発明の作用を説明する。貯蔵ホッ
パ1内に予め装入してある粉粒体2は、開閉バルブ3を
開け連結管19を介して気体輸送用加圧タンク4内に適当
量の粉粒体2が装入される。気体輸送用加圧タンク4が
加圧気体供給ライン(図示省略)により空気等の気体で
所定の圧力に加圧された後に開閉バルブ21を開き、気体
輸送用加圧タンク4内の粉粒体2が、ロータリフィーダ
5による切り出し量の制御により所定速度で供給管20を
介して輸送管路6に供給される。輸送管路6には、粉粒
体2を輸送するのに必要な搬送気体7が供給され、搬送
気体7と混合された粉粒体2は浮遊状態で輸送管路6内
を流れて行く。
【0016】輸送管路6により搬送気体7と共に輸送さ
れる粉粒体2は、粉粒体粗分離器8で搬送気体7中に存
在する粉粒体2が微粒と粗粒とに粗分離されると共に、
搬送気体7の一部が余剰分として分離され、粉粒体の含
有濃度が低い抽出気体9(微粒が多い)が導管11を介し
て低圧力に保たれた貯蔵ホッパ1の上部を形成する分離
室18内に返送される。一方、粉粒体粗分離器8の下端部
からは、搬送気体7から余剰の気体を除いて固気比を高
めた粉粒体2の濃度が高い搬送気体7(粗粒が多い)が
輸送管路6を経由して溶銑予備処理設備等の使用先に供
給される。このとき、輸送先に供給する搬送気体7の圧
力および/または流量は、抽気流量調整バルブ10を調整
することにより導管11に抽出する抽出気体9の量により
調整する。
【0017】これにより使用先に供給する輸送管路6に
粉粒体詰まり等のトラブルを起こすことなく輸送するこ
とが可能になる。また、例えば、溶銑予備処理工場で混
銑車内の溶銑中に浸漬ランスを浸漬して搬送気体7を粉
粒体2と共に吹き込むような場合、搬送気体7の過剰供
給による溶銑の飛散等を生じることなく安定した吹き込
みを行うことができる。
【0018】粉粒体粗分離器8の抽気流下流側に形成す
る分離室18に導かれた抽出気体9は、ここで粉粒体が自
然降下して一部が貯蔵ホッパ1内に回収される。さら
に、分離室18を通過した抽出気体9は、上方のバグフィ
ルタ12に供給され内部に配列した多数のフィルタバッグ
に導入され、ここで抽出気体9に残っている粉粒体2を
完全に分離し、清浄ガス13を大気中に放出する。バグフ
ィルタ12内に配列したフィルタバッグに付着した粉粒体
は定期的に行われる逆洗時に払い落され、重力により貯
蔵ホッパ1の底部に戻される。
【0019】一般に、バグフィルタは下部に粉粒体を貯
蔵するホッパを備えているので、図1に示すように貯蔵
ホッパ1の上端部にこれと一体にバグフィルタ12を設置
する代わりに、分離室18内にフィルタバッグを配列した
除塵部と下部の貯蔵部とを兼用したバグフィルタ構造に
することが可能であり、これにより設備がコンパクトに
でき、設備費の節減が達成される。
【0020】図2は、本発明の他の実施の形態を示して
おり、気体輸送用加圧タンク4の下流側における輸送管
路6の水平部途上に鉛直方向に1つまたは複数(図では
3個)の分岐管路14を上向きに設け、各分岐管路14を介
して粉粒体粗分離器8が設置されている。この粉粒体粗
分離器8の下部は粉粒体2を貯蔵するホッパ部22を形成
し、その上方は分離室17となっており、分離室17内には
フィルタ16が張設されている。また、粉粒体粗分離器8
の上端部に接続された導管11には抽気流量調整バルブ10
が取り付けてある。
【0021】分岐管路14の流路断面積は十分に大きくす
ると共に、抽気流量調整バルブ10を開度を操作すること
によって分岐管路14内を上昇し分離室17内に導かれる抽
出気体の上昇流速15を調整し、同流速がおおむね粉粒体
2の浮遊速度以下になるように維持する。これにより、
ホッパ部22内での粉粒体2の粗分離を図り、引き続き粉
粒体粗分離器8の分離室17に張設されたフィルタ16によ
り抽出気体に残留する粉粒体を完全に分離する。フィル
タ16で分離された粉粒体2は重力によりホッパ部22内に
戻されるか、または分岐管路14の途中で滞留する。分岐
管路の本数は、分岐管路上部の上昇速度を適正な範囲
(浮遊速度以下)に保てるなら1本でも複数でもよい。
【0022】粉粒体2の輸送末期に輸送管路6内の粉粒
体2が減少して輸送管路6内の圧力が低下すると、粉粒
体粗分離器8ならびに分離室17内の粉粒体2は輸送管路
6内に戻され、使用先に輸送される。この方式によれ
ば、長い輸送管路6の途中に粉粒体粗分離器8をコンパ
クトにまとめることができる。なお、この実施形態にお
いては、分岐管路とフィルタを有する一対の粗分離器を
輸送管路に沿って複数設置してもよい。
【0023】図3は、前記図1の実施の形態で粉粒体粗
分離器8に続く除塵器を貯蔵ホッパ1とは独立してバグ
フィルタ12を切り離して設けたものである。この場合、
粉粒体粗分離器8で抽出した抽出気体9は残留した粉粒
体と共に導管11を経由してバグフィルタ12に導かれ、こ
こで分離された粉粒体は、下方に配置した移送用スクリ
ューフィーダ23により切り出され戻し管24を介して高圧
側になる輸送管路6に返送され、粉粒体粗分離器8から
輸送される粉粒体と一緒に粉粒体使用先に輸送される。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、輸送管
路の途中に設置された粉粒体粗分離器により搬送気体中
の粉粒体を完全に分離回収すると共に、粉粒体使用先に
供給する搬送気体の圧力および/または流量を容易に調
整することができる。また、粉粒体粗分離器により輸送
管路外に抽出された粉粒体の濃度が薄い抽出気体をさら
に除塵器に供給し、粉粒体を完全に回収するので、粉粒
体を余すことなく使用先に供給することができる。粉粒
体粗分離器から抽出した抽出気体を輸送管路から切り離
して除塵処理するので破損、磨耗等のトラブルが減少
し、搬送気体の抽気処理コストの低減が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粉粒体の気体輸送装置を示す模式
断面図である。
【図2】本発明による粉粒体の気体輸送装置の変形例を
示す模式断面図である。
【図3】本発明による粉粒体の気体輸送装置の他の変形
例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体貯蔵ホッパ 2 粉粒体 3、21 開閉バルブ 4 気体輸送用加圧タンク 5 ロータリフィーダ 6 輸送管路 7 搬送気体 8 粉粒体粗分離器 9 抽出気体 10 抽気流量調整バルブ 11 導管 12 バグフィルタ(除塵器) 13 清浄ガス 14 分岐管路 15 上昇流速 16 フィルタ 17、18 分離室 19 連結管 20 供給管 22 ホッパ部 23 移送用スクリューフィーダ 24 戻し管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を受け入れて貯蔵する粉粒体貯蔵
    ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッパから切り出した粉粒体
    を収容する気体輸送用加圧タンクと、この気体輸送用加
    圧タンクから切り出した粉粒体を搬送気体により粉粒体
    使用先に輸送する輸送管路とを備えた粉粒体の気体輸送
    装置において、前記輸送管路の途中に設置され、粉粒体
    の含有濃度が薄い抽出気体を分離して輸送管路外に取り
    出すと共に粉粒体の含有濃度が濃い搬送気体の圧力およ
    び/または流量を調整して輸送管路により粉粒体使用先
    に供給する粉粒体粗分離器と、該粉粒体粗分離器から輸
    送管路外に取り出された粉粒体の含有濃度が薄い抽出気
    体を前記粉粒体貯蔵ホッパにリサイクルさせる導管とを
    具備したことを特徴とする粉粒体の気体輸送装置。
  2. 【請求項2】 前記粉粒体貯蔵ホッパの上部空間を、前
    記粉粒体粗分離器より抽出された抽出気体に含有する粉
    粒体の分離室とすることを特徴とする請求項1記載の粉
    粒体の気体輸送装置。
  3. 【請求項3】 前記粉粒体貯蔵ホッパにリサイクルさせ
    た抽出気体を取り出して除塵する除塵器を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の粉粒体の気体輸送装置。
  4. 【請求項4】 前記粉粒体貯蔵ホッパの上にこれと一体
    に除塵器を設置し、該除塵器により回収された粉粒体を
    粉粒体貯蔵ホッパに落下させて回収するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の気体輸送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記粉粒体貯蔵ホッパの上部を形成する
    分離室内にバグフィルタを設置したことを特徴とする請
    求項2記載の粉粒体の気体輸送装置。
  6. 【請求項6】 粉粒体を受け入れて貯蔵する粉粒体貯蔵
    ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッパから切り出した粉粒体
    を収容する気体輸送用加圧タンクと、この気体輸送用加
    圧タンクから切り出した粉粒体を搬送気体により粉粒体
    使用先に輸送する輸送管路とを備えた粉粒体の気体輸送
    装置において、前記輸送管路の水平部途上から上向きに
    分岐して配設された1つまたは複数の取出管路と、該取
    出管路の上に一体に設置され、粉粒体を分離するフィル
    タを内蔵し、かつ粉粒体の含有濃度が薄い抽出気体を管
    路外に抽出すると共に粉粒体の含有濃度が濃い搬送気体
    の圧力および/または流量を調整して輸送管路により粉
    粒体使用先に供給する粉粒体粗分離器とを備えたことを
    特徴とする粉粒体の気体輸送装置。
  7. 【請求項7】 粉粒体を受け入れて貯蔵する粉粒体貯蔵
    ホッパと、この粉粒体貯蔵ホッパから切り出した粉粒体
    を収容する気体輸送用加圧タンクと、この気体輸送用加
    圧タンクから切り出した粉粒体を搬送気体により粉粒体
    使用先に輸送する輸送管路とを備えた粉粒体の気体輸送
    装置において、前記輸送管路の途中に設置され、粉粒体
    の含有濃度が薄い抽出気体を分離して輸送管路外に取り
    出すと共に粉粒体の含有濃度が濃い搬送気体の圧力およ
    び/または流量を調整して輸送管路により粉粒体使用先
    に供給する粉粒体粗分離器と、前記粉粒体粗分離器より
    抽出された粉粒体の含有濃度が薄い抽出気体を導く導管
    上に設置したバグフィルタと、該バグフィルタにより回
    収された粉粒体を前記輸送管路にリサイクルする戻し管
    路とを備えたことを特徴とする粉粒体の気体輸送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306514A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Toyo Rice Cleaning Machine Co Ltd 粒状物の空気搬送式張り込み装置
CN108861612A (zh) * 2018-07-05 2018-11-23 珠海市盛西源机电设备有限公司 Ath粉体自动输送、管理、计量方法

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