JP2000046546A - 標識の認識及び測位装置 - Google Patents

標識の認識及び測位装置

Info

Publication number
JP2000046546A
JP2000046546A JP10214003A JP21400398A JP2000046546A JP 2000046546 A JP2000046546 A JP 2000046546A JP 10214003 A JP10214003 A JP 10214003A JP 21400398 A JP21400398 A JP 21400398A JP 2000046546 A JP2000046546 A JP 2000046546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sign
image
marker
size
mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10214003A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Machida
宏隆 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10214003A priority Critical patent/JP2000046546A/ja
Publication of JP2000046546A publication Critical patent/JP2000046546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視野中から標識を捜索し、その方向と距離を
測位し、その内容を読み取るために、いくつかある従来
の技術では、至近距離から遠距離に至るまでの広いレン
ジから標識を捜索できない、視野中のあらかじめ定めら
れた点でしか距離を測れない、イメージセンサとレーダ
のようなアクティブセンサを併用する必要がある、など
の問題点があった。 【解決手段】 電動レンズのピント位置を近距離側から
遠方に移動させながら、後側焦点範囲の距離で標識を捜
索し、標識の発見後は標識の投影像のイメージセンサ上
の位置や画素数から標識の方位や距離を測位し、標識ま
での距離の変化を標識が被写界深度内から外れる前に検
出してピントを合わせ続け、標識が一定距離以内になっ
たところで標識の内容を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、標識の自動認識
に関し、特に標識に対して相対的に移動するイメージセ
ンサの視野内に有する標識の捜索、その標識の認識およ
び測位を自動的に行う標識の認識および測位装置(以
下、標識認識測位装置と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の標識認識測位装置ではいくつも
のアプリケーションが考えられるが、例えば、飛行場や
港湾等における貨物ヤードの無人巡回監視ロボットへの
搭載などが考えられる。
【0003】一般に貨物ヤードの敷地内を監視する場
合、広い敷地に対して少数の監視員しか配備できないこ
とが多く、また貨物の高さが人間の目の高さより高い場
合は見通がきかないため、火災などの異常を早期に発見
するために巡回監視が必要であった。
【0004】この巡回監視を無人ロボットに行わせる無
人巡回監視ロボットの場合、貨物ヤードでは貨物の置か
れ方が常に同じではなく、巡回コースを貨物の置かれた
状況によって適宜変更する必要があるため、あらかじめ
巡回コースにレールを敷設しておくのは不適切である。
【0005】こういった状況下で無人巡回監視ロボット
の巡回コースを設定するには、例えば、図13のように
巡回コースに標識を設置し、右折標識22・左折標識2
3などの標識に記載された動作指示によって無人巡回監
視ロボット11を巡回させる方法がある。
【0006】図13の状態では、無人巡回監視ロボット
11はコンテナ21の間の通路を、左折標識23の方向
・距離を逐次測位しながら、左折標識23を追尾して標
識23に向かって走行しており、この後、左折標識23
の一定距離手前で停止して標識の内容を認識し、その内
容に従い左旋回を行い、次の標識を捜索する。捜索した
結果次の標識の右折標識22を発見し、またその標識2
2に向かって走行を始める。
【0007】この無人巡回監視ロボットには、たとえば
火災検知器と無線伝送装置を搭載しておくことで、火災
を検知し、その情報を警備事務所内のモニタに無線伝送
してアラートを発し、監視員に対処を促すといった機能
も実現できる。
【0008】このような標識の方向・距離の測位や標識
の内容の認識を実現するには従来いくつかの方法があっ
たが、図14にその一例を示す。図において、レーザレ
ーダ24はその視野中をレーザレーダビームで走査し、
レーザレーダビームを反射したレーザレーダエコーか
ら、反射物の方向と距離をレーダエコーパターンとして
標識識別フィルタ25に出力する。標識識別フィルタ2
5はこのレーダエコーパターンを入力される。レーザレ
ーダ24の視野中に所定の大きさと形状をもつ標識5が
存在する場合、標識識別フィルタ25は、標識5からの
レーザレーダエコーがレーザレーダ24の視野中に占め
る位置・大きさ・距離を標識空間情報として標識読取フ
ィルタ10に出力する。また標識識別フィルタ25は、
標識5のレーザレーダエコーから標識5の方向と距離を
標識位置としてコントローラ2に出力する。
【0009】コントローラ2は標識識別フィルタ25か
ら標識位置を入力され、その標識位置に有する標識5ま
での距離に対応したピント位置を、ピント位置信号とし
てレンズドライバ3に出力する。レンズドライバ3はピ
ント位置信号を基にレンズ駆動信号を電動レンズ4に送
り、電動レンズ4はピント位置をピント位置信号で指示
された位置に移動させる。
【0010】イメージセンサ6は、電動レンズ4を通し
て投影された投影像をイメージデータに変換して、標識
読取フィルタ10に出力する。標識読取フィルタ10
は、イメージセンサから入力したイメージデータ中の、
標識識別フィルタ25から入力した標識空間と対応する
部分の画素を取りだし、画像認識により標識5の内容を
読み取り、それを標識内容とコントローラ2に出力す
る。
【0011】コントローラ2は標識読取フィルタ10か
ら入力された標識内容と、標識識別フィルタ25から入
力された標識位置を標識情報として外部インターフェー
ス1に出力する。無人巡回監視ロボット11は、この標
識情報の標識内容に従って回頭や停止といった前述のよ
うな動作が指示され、またこの標識情報の標識位置に従
って、標識5に向かって走行するように走行方向が制御
される。
【0012】このように、無人巡回監視ロボットでは、
標識を捜索し、標識までの方向や距離を走行中も逐次測
位して標識を追尾するとともに、標識の内容を認識する
機能が必要であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の装置に
おける標識の捜索・追尾には、次のようないくつかの問
題点がある。
【0014】まず、図14に示すレーザレーダや電波式
のレーダのようなアクティブな捜索・測距装置により、
標識等の方向・距離を測位し、その測位結果によって光
学系のピント合わせを行い、イメージセンサによって標
識の内容を読み取るハイブリッド方式も考えられるが、
コストが高くなる上、レーダでは標識が壁面に貼られて
いる場合には標識からのエコーが壁面からのエコーに埋
もれて捜索できなくなるという欠点がある。さらに、能
動型センサを用いるため、例えば電波式のレーダの場合
には他の機器の電磁ノイズ障害を発生させる恐れがあ
る、あるいはレーザ式のレーダの場合にはレーザ光が眼
球への照射される可能性があるなど、センサが他のもの
になんらかの影響を与える可能性もある。
【0015】一方、イメージセンサの視野中から自動的
に標識を目標物として捜索するような受動型センサを用
いるものでは、自動車のナンバー自動読取機のように、
光学系の焦点位置(ピント)を固定してその前後の被写
界深度(ピントがあっている位置から多少ずれてはいる
が、映像のボケが小さく、被写体の認識が可能な程度し
かボケることのない距離の範囲)内にあるものから捜索
するものが多いが、ピントを固定する場合、被写体がピ
ント位置から離れていても被写体を認識できるように、
被写界深度を深く設定する必要がある。被写界深度を深
くするためには光学系の口径を小さく、焦点距離を短
く、イメージセンサの有効面積を小さくする必要があ
り、光学系の集光能力・イメージセンサの感度・SN比
などの性能を犠牲にしなければならない。特に、ピント
を固定して近距離から遠距離までを被写界深度内におさ
め、実用的な性能を得るのは困難であった。
【0016】また、自動的に目標物までの距離を測ると
いうものでは、ビデオムービーなどで用いられているコ
ントラスト検出方式や、オートフォーカス一眼レフカメ
ラなどで用いられている位相差検出方式、オートフォー
カスコンパクトカメラなどで用いられている赤外線アク
ティブ測距方式などが普及しているが、いずれも距離を
測る対象物を自動的に特定するものではなく、視野中の
あらかじめ定められた点にある対象物までの距離をはか
るものである。
【0017】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、受動型センサのみにより至近距
離から遠距離に至るまで広いレンジの視野中から標識を
捜索し、その方向と距離を測位することのできる標識認
識測位装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第一の発
明の標識認識測位位置は、前方に有する被写体の投影像
を結像させ、焦点位置を移動可能なレンズと、前記レン
ズにより結像された投影像からイメージデータを取得す
るイメージセンサと、所定の形状と大きさと図柄を有
し、前記イメージセンサとの相対位置が変化し得る標識
と、前記レンズの焦点距離を至近距離から遠方に向けて
移動させ、その移動中に前記イメージデータ中で合焦し
た像の中から、前記レンズの後側焦点範囲と予め設定さ
れた標識の大きさおよび形状の特徴を示す情報に基づい
て、前記標識の像を検出するとともにその位置と大きさ
を取得する標識捜索手段と、前記標識捜索手段で取得さ
れた標識の像の位置と大きさに基づいて、前記イメージ
センサで取得されるイメージデータにおける前記標識の
捕捉領域を設定する捕捉領域設定手段と、前記イメージ
センサで取得されたイメージデータから前記捕捉領域に
有する前記標識の像の位置及び大きさを測定し、この測
定された標識の像の位置及び大きさに基づいて、前記標
識を捕捉し続けるように前記捕捉領域を変更すると共
に、この測定された標識の像の大きさと前記標識の所定
の大きさとの比に基づいて前記標識までの距離を取得
し、当該取得された距離に応じて前記レンズの焦点位置
を移動させる標識追尾手段と、前記標識追尾手段で取得
される前記標識までの距離が所定値に達したところで、
前記標識の内容を認識する標識読取手段とを備えたもの
である。
【0019】また、第2の発明の標識認識測位装置は、
前方に有する被写体の投影像を結像させ、焦点位置を移
動可能なレンズと、前記レンズにより結像された投影像
からイメージデータを取得するイメージセンサと、所定
の形状と大きさと図柄を有し、前記イメージセンサとの
相対位置が変化し得る標識と、前記レンズの焦点距離を
至近距離から遠方に向けて移動させ、その移動中に前記
イメージデータ中で合焦した像の中から、前記レンズの
後側焦点範囲と予め設定された標識の大きさおよび形状
の特徴を示す情報に基づいて、前記標識の像を検出する
とともにその位置と大きさを取得する標識捜索手段と、
前記標識捜索手段で取得された標識の像の位置と大きさ
に基づいて、前記イメージセンサで取得されるイメージ
データにおける前記標識の捕捉領域を設定する捕捉領域
設定手段と、前記イメージセンサで取得されたイメージ
データから前記捕捉領域に有する前記標識の像の位置及
び大きさを測定し、この測定された標識の像の位置及び
大きさに基づいて、前記標識を捕捉し続けるように前記
捕捉領域を変更すると共に、この測定された標識の像の
大きさと前記標識の所定の大きさとの比に基づいて前記
標識までの距離を取得し、当該取得された距離に応じて
前記レンズの焦点位置を移動させる標識追尾手段と、前
記標識追尾手段で取得される前記標識の像の位置に基づ
いて前記イメージセンサと前記標識との相対位置を測る
標識測位手段とを備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック構成図である。図におい
て、1は本標識認識測位装置と例えば無人巡回監視ロボ
ット11のような外部機器との間で情報を交換する外部
インターフェース、2は本標識認識測位装置の主要な制
御を行うコントローラ、3はコントローラ2からのピン
ト位置信号に従いレンズ駆動信号と後側焦点範囲を計算
するレンズドライバ、4はレンズドライバ3からのレン
ズ駆動信号に従いピント位置を移動する電動レンズ、5
は本標識認識測位装置の認識対象である標識、6は電動
レンズ4による結像される標識5の投影像をイメージデ
ータに変換するイメージセンサ、7はイメージデータか
ら輪郭を抽出し輪郭データに変換する輪郭抽出フィル
タ、8は輪郭データと後側焦点範囲から輪郭データ中の
標識5の投影像の領域と標識5までの距離を捜索する標
識捜索フィルタ、9は輪郭データ中の標識5の投影像の
領域と標識5までの距離を逐次計算し追尾しつづける標
識追尾フィルタ、10は標識の内容を読み取る標識読取
フィルタである。
【0021】図2が本標識認識測位装置の動作の概要を
示すフローチャートである。以下に、図1、図2の詳細
について、捜索モードと追尾モードの2つのモードに分
けて説明する。
【0022】まず、外部インターフェース1より捜索開
始信号が入力されると、ステップ100にてコントロー
ラ2は標識捜索フィルタ8・標識追尾フィルタ9・標識
読取フィルタ10にリセット信号を、レンズドライバ3
に至近距離のピント位置信号をそれぞれ出力し、以後、
捜索モードの入る。このとき、標識捜索フィルタ8はリ
セット信号により起動し、標識追尾フィルタ9はリセッ
ト信号により停止する。また、標識読取フィルタ10は
リセット信号により標識未読取状態に入る。
【0023】レンズドライバ3はコントローラ2からの
ピント位置信号に従いレンズ駆動信号を電動レンズ4に
出力するとともに、数1により後側焦点範囲を計算し標
識捜索フィルタ8に出力する。
【0024】
【数1】
【0025】電動レンズ4はレンズドライバ3からのレ
ンズ駆動信号に従いピント位置を移動する。このピント
位置においてピンボケと認識されない範囲は、前側焦点
範囲と後側焦点範囲の間(被写界深度範囲)となる。こ
のとき、前側焦点範囲は数2により計算できる。また、
イメージセンサ6は電動レンズ4が投影する投影像をイ
メージデータに変換する。
【0026】
【数2】
【0027】なお、外部インターフェース1から捜索開
始信号が入力された直後において、ステップ101にて
ピント位置信号は所定の最近距離に設定されており、後
側焦点範囲が極めて近距離になるため、電動レンズ4は
なににもピントを合わせていない状態となる。
【0028】次に、ステップ102にて輪郭抽出フィル
タ7は、イメージデータ中のそれぞれの画素について、
その周辺の画素との明るさの差(コントラスト)が所定
値以上となる画素を輪郭を形成する画素として抽出し、
輪郭データとして標識捜索フィルタ8に出力する。この
とき、ピンボケとなる部分は被写体の一点から発した光
が複数の画素にわたる面となってイメージセンサ6に投
影されるためコントラストが低下し、輪郭として検出さ
れない。すなわち、被写界深度内の被写体のみ輪郭が抽
出される。
【0029】次にステップ103、104にて標識捜索
フィルタ8では、輪郭データの中から標識5に相当する
輪郭を捜索し、検出できなかった場合はコントローラ2
にピント送り信号を出力する。コントローラ2はピント
送り信号を入力されると、ステップ105にて現在のピ
ント位置から所定の距離だけわずかに遠方に移動したピ
ント位置をピント位置信号として出力する。以後、標識
捜索フィルタ8により輪郭データの中から標識5の輪郭
が検出されるまで、ピント位置を所定の距離だけわずか
に遠方に移動して標識5の輪郭を捜索する動作が繰り返
される。標識5の輪郭が検出された時点で、輪郭データ
中の標識5の輪郭の領域と後側焦点範囲を標識の存在す
る空間の情報として標識追尾フィルタ9に出力し、標識
捜索フィルタ8は停止する。
【0030】具体的な応用例として、無人巡回監視ロボ
ットに本標識認識測位装置を搭載した場合の模式図を図
3、図4および図5に示す。本標識認識測位装置はリセ
ットされてから、図3、図4のようにピント位置を徐々
に遠方にずらして標識5を捜索する。この段階では、標
識5は被写界深度にはいっていないため、その輪郭は検
出されない。図5の状態に至った時点で標識は後側焦点
範囲に入り、標識5の輪郭が検出される。なお、リセッ
トされてから、図5の状態にいたるまで無人巡回監視ロ
ボットは停止したままの状態が望ましいが、ピント位置
の移動に対して無人巡回監視ロボットの標識5に対する
相対的な動きが小さなものであれば、停止していなくと
もかまわない。
【0031】ここで、標識捜索フィルタ8における標識
5の輪郭データの捜索処理内容の一例を以下に説明す
る。
【0032】図6は本標識認識測位装置の認識対象であ
る標識5の一例を示す図である。図において、12は左
折標識、13は右折標識、14は停止標識である。標識
5の寸法はいかなる種類のものであっても同じであり、
イメージセンサ6の感度波長域に対して高反射率の下地
を低反射率の例えば正方形の枠で縁取り、枠内の下地と
正方形枠とのコントラストがはっきるするようにしてい
る。枠内の高反射率の下地に表示された図柄であるバー
コードが標識の内容を示し、「TURN LEFT」、
「TURN RIGHT」、「STOP」の文字は標識
の内容を人間が容易に読み取るためのものであり、本標
識認識測位装置の読取対象ではない。なお、標識5の所
定の枠の形状は、正方形以外の、例えば正三角形やその
他の形状でもよい。
【0033】図7は標識5の輪郭データの一例である。
イメージセンサ6の画素数は膨大であるため、図7では
標識5の輪郭を含む一部分のみを図示している。この例
では標識5が本標識認識測位装置に対して表示面が紙面
水平方向からやや斜めに設置されているため、正方形枠
が台形状に変形して捉えられており、また、標識が遠方
に設置されているためその内容を読み取るのに十分な情
報を得られていない状態を示す。
【0034】捜索モードにおいては、至近距離から順次
遠方にわずかずつピント位置を遠方に移動して標識5の
捜索を行うため、標識捜索フィルタ8がコントローラよ
りリセット信号を入力してから初めて標識5が発見され
るとき、標識5はそのときのピント位置の後側焦点範囲
の距離にあるものと考えられる。
【0035】そこで、標識捜索フィルタ8では、レンズ
ドライバ3から入力した後側焦点範囲の距離に標識5が
本標識認識測位装置に正対して設置されている場合に、
その後側焦点範囲の距離に基づいて輪郭データ内で標識
5の輪郭の一辺がどれだけの画素数になるかを数3によ
り計算する。
【0036】
【数3】
【0037】レンズドライバ3から入力した後側焦点範
囲に応じて、図8に例示したような標識輪郭の特徴パタ
ーンを生成する。図8に例示した特徴パターンは後側焦
点範囲が遠方の場合であり、比較的近い距離の場合の特
徴パターンは図8より多くの画素によって構成される
が、その形は基本的に同じで図8のパターンを距離に応
じて拡大したものである。
【0038】特徴パターンの生成の後、輪郭データから
左上特徴パターン16にマッチする部分を捜索する。図
7の例では、標識全体の輪郭データは台形状に変形して
いるが、その四隅には上記特徴パターンにマッチする部
分が存在する。たとえば、左から4画素目かつ上から3
画素目を左上とするパターンが図8(a)の左上特徴パ
ターン16とマッチする。ここで、特徴パターンとすべ
て一致していなくとも、特徴パターンの画素のうち所定
の割合以上の画素が一致していれば、マッチするものと
判定する。ただし、標識5が本標識認識測位装置に対し
て著しく斜めに設置されていた場合、輪郭データ中の台
形の頂点の角度が直角より大きく離れるため、図8の左
上特徴パターン16とマッチせず、認識の対象とはされ
ない。
【0039】次に、左上特徴パターン16を発見した場
合、輪郭データにおいて左上特徴パターン16を発見し
た部分から右および下方向に数3で算出した画素数の範
囲にある画素領域を対象に、図8の右上特徴パターン1
7(図8(b))、左下特徴パターン18(図8
(c))、右下特徴パターン19(図8(d))にマッ
チする部分を捜索する。
【0040】捜索の結果、左上特徴パターン16・右上
特徴パターン17・右下特徴パターン18・左下特徴パ
ターン19で囲まれる領域が存在し、それぞれのパター
ンの位置関係が正しい(右上特徴パターン17の位置が
右下特徴パターン19より下にある等の矛盾がない)場
合、すなわち矩形の輪郭であると判定された場合、次の
大きさの比較により標識5の輪郭かそれ以外のものの輪
郭かの判定を行う。
【0041】大きさの比較では、左上特徴パターン16
と右上特徴パターン17を結ぶ線分の長さ、右上特徴パ
ターン17と右下特徴パターン19を結ぶ線分の長さ、
右下特徴パターン19と左下特徴パターン18を結ぶ線
分の長さ、左下特徴パターン18と左上特徴パターン1
6を結ぶ線分の長さを、数3で計算した画素数と比較す
る。
【0042】大きさの比較において、いずれかの線分の
長さと数3で計算した画素数の差が所定の値より大きい
場合、標識5以外のものにおける輪郭の領域と判定し、
ステップ106以後のピント送り信号出力以降の標識追
尾処理における標識5の輪郭の捜索の対象とはされな
い。これにより、標識5と同じ形状をもち大きさの異な
るものが標識5と判定されることを回避する。
【0043】大きさの比較において、線分の長さと数3
で計算した画素数の差がすべての辺で所定値以内であっ
た場合、標識5の輪郭の標識と判定し、標識捜索フィル
タ8は、標識5の輪郭の領域と後側焦点範囲を標識の存
在する空間の情報として標識追尾フィルタ9に出力した
のち、停止する。
【0044】次に、ステップ106以降の標識追尾フィ
ルタ9における標識追尾の処理内容の一例を以下に示
す。標識追尾フィルタ9は、標識捜索フィルタ8から標
識の存在する空間の情報を入力された時点で起動し、標
識5の輪郭の領域を標識捜索領域とし、後側焦点範囲を
標識5までの距離としてそれぞれ記憶し、また標識5の
方向を数4により計算し、標識5の方向と標識5までの
距離を標識位置としてコントローラ2に出力する。
【0045】
【数4】
【0046】コントローラ2は標識追尾フィルタ9から
標識位置を入力されると、ステップ106にて標識5ま
での距離をピント位置信号としてレンズドライバ3に出
力し、以後、追尾モードに入る。追尾モードにおけるピ
ント位置信号は、標識5を後側焦点範囲の距離に捉える
ピント位置ではなく、ほぼ標識5までの距離をピント位
置として設定されるため、本標識認識測位装置と標識5
の相対的な位置が多少変化しても、後側焦点範囲および
前側焦点範囲の幅により、標識5の投影像がピンボケに
なることはない。
【0047】具体的な応用例として、無人巡回監視ロボ
ットに本標識認識測位装置を搭載した場合の模式図を図
5、図9および図10に示す。図5の状態で標識捜索フ
ィルタ8が出力した後側焦点範囲を、標識追尾フィルタ
9は標識5までの距離として入力するため、捜索モード
から追尾モードへの遷移において、レンズドライバ3が
電動レンズ4を駆動して、ピント位置を図5の状態から
図9の状態に変化させる。この状態になったあとでは、
無人巡回監視ロボットが走行し、本標識認識測位装置と
標識5の相対的な位置が多少変化しても、図10のよう
に標識5が被写界深度内にあるかぎり、標識5の投影像
がピンボケになることはない。
【0048】標識追尾フィルタ9は、輪郭データのうち
標識捜索領域とその近傍の領域を標識捕捉領域として、
その領域を対象として、標識捜索フィルタ8と同様に標
識を捜索する。ただし、レンズドライバ3から入力され
る後側焦点範囲の代わりに、記憶してある標識5までの
距離を用いる。この標識捕捉領域はもともと標識5の輪
郭が検出された領域であるため、ステップ108にて通
常、標識5の輪郭が検出される。もし検出されなかった
場合は、標識位置として「標識失探」をコントローラ2
に送り、コントローラ2は捜索開始信号を入力されたと
きと同様の動作を行う。
【0049】標識5の輪郭が検出された場合、前述の標
識捜索フィルタ8の標識捜索処理103と同様に、左上
特徴パターンと右上特徴パターンを結ぶ線分の長さ、右
上特徴パターンと右下特徴パターンを結ぶ線分の長さ、
右下特徴パターンと左下特徴パターンを結ぶ線分の長
さ、左下特徴パターンと左上特徴パターンを結ぶ線分の
長さのうち、最も長い線分の長さを標識の大きさとし、
数5により標識5までの距離を計算する。
【0050】
【数5】
【0051】検出された標識5の輪郭の領域を標識捜索
領域とし、その近傍の領域とともに新たな標識捕捉領域
として、また数5の計算結果を標識5までの距離として
それぞれ記憶の更新を行う。また、数4により標識5の
方向を計算し、標識5の方向と標識5までの距離をコン
トローラ2に出力する。さらに、ステップ109にて標
識5の距離が所定の距離より近くになったとき、標識5
の輪郭の領域と標識5までの距離を標識の存在する空間
の情報として、標識読取フィルタ10に出力する。
【0052】標識読取フィルタ10は、ステップ110
にて標識未読取状態において標識の存在する空間の情報
を入力された時、イメージデータにおける標識5の輪郭
の領域に対応する領域内の図柄からバーコード20を読
み取り、コントローラ2に出力し、ステップ111の標
識既読取状態となる。なお、標識5までの距離が遠い場
合は標識5の表示内容を読み取るのに十分な画素数のデ
ータを得られないが、ここでは標識5までの距離が所定
の距離より近く、図12のように標識5の内容を識別可
能となっている。図12の例では、図6(a)に示す左
折標識に対応したバーコードであると識別される。
【0053】コントローラ2は標識位置あるいは標識内
容が入力されるたびに、それらを標識情報として外部イ
ンターフェース1に出力する。また、標識位置が入力さ
れるたびに標識までの距離をピント位置信号に設定して
レンズドライバ3に出力する。
【0054】以後コントローラがリセット信号を出力す
るまで、以上の追尾処理を逐次繰り返し、本標識認識測
位装置と標識5の相対的な位置が変化しても、標識5が
電動レンズ4の視野からはずれたり、本標識認識測位装
置と標識5の相対的な位置の変化が急激に変化しない限
り、標識捕捉領域内で常に標識5を捕捉し続け、標識5
の方向と標識5までの距離を常に測位し続ける。
【0055】具体的な応用例として、無人巡回監視ロボ
ット11に本標識認識測位装置を搭載した場合の模式図
を図10および図11に示す。図10のように無人巡回
監視ロボットが本標識認識測位装置の外部インターフェ
ース1から出力される標識の位置に従い、標識5を目指
して走行し、標識5がピント位置からはずれても、標識
5が被写界深度内にあるうちに標識までの距離を逐次計
算しピント位置を設定することで、図11のように標識
5を再びピント位置に捉え、標識5を追尾しつづける。
また、無人巡回監視ロボット11が走行することで、無
人巡回監視ロボット11における本標識認識測位装置と
標識5までの距離が近くなると、無人巡回監視ロボット
11は、外部インターフェース1から出力される標識読
取フィルタ10で読み取られた標識5の表示内容に応じ
て、その挙動(右折、左折、停止等)の決定を行う。
【0056】以上の構成および動作により、本標識認識
測位装置は標識5を捜索し、その方向と距離を測位しつ
づけるとともに、その標識5の表示内容を取り込むこと
が可能となる。
【0057】
【発明の効果】本発明にかかわる第1、第2の発明によ
れば、以上説明したように構成されているので、以下に
記載するような効果を奏する。
【0058】標識の捜索・測位・読取をすべて一つのセ
ンサで行うため、装置の低コスト化、軽量化、消費エネ
ルギーの低減が可能となる。
【0059】また、至近距離から遠距離にいたるまで比
較的広いレンジから標識を捜索することができる。
【0060】また、能動型センサを使用しないことによ
り、能動型センサを用いることに起因する他の装置への
影響や人体への影響の心配がなくなる。
【0061】さらにまた、標識が壁面に貼られていては
捜索できないなどの制約がなく、標識が見えればよいた
め、標識設置の自由度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1の構成図である。
【図2】 本標識認識測位装置の動作の概要を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 無人巡回監視ロボットと標識の初期位置関係
を示す例である。
【図4】 無人巡回監視ロボットと標識の標識捜索中の
位置関係を示す例である。
【図5】 無人巡回監視ロボットと標識の標識検出時の
位置関係を示す例である。
【図6】 本標識認識測位装置の認識対象である標識の
一例である。
【図7】 輪郭データの一例である。
【図8】 特徴パターンの一例である。
【図9】 無人巡回監視ロボットと標識の標識追尾初期
の位置関係の例である。
【図10】 無人巡回監視ロボットと標識の標識追尾中
のピント位置移動前の位置関係の例である。
【図11】 無人巡回監視ロボットと標識の標識追尾中
のピント位置移動後の位置関係の例である。
【図12】 イメージデータの一例である。
【図13】 貨物ヤードの無人巡回監視ロボットの動作
例である。
【図14】 従来の標識認識測位装置のブロック構成図
の一例である。
【符号の説明】
1 外部インターフェース、2 コントローラ、3 レ
ンズドライバ、4 電動レンズ、5 標識、6 イメー
ジセンサ、7 輪郭抽出フィルタ、8 標識捜索フィル
タ、9 標識追尾フィルタ、10 標識読取フィルタ、
11 無人巡回監視ロボット、12 左折標識、13
右折標識、14 停止標識、15 標識5の輪郭デー
タ、16 左上特徴パターン、17 右上特徴パター
ン、18 左下特徴パターン、19 右下特徴パター
ン、20 イメージデータ、21 コンテナ、22 右
折標識、23 左折標識、24 レーザレーダ、25
標識識別フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に有する被写体の投影像を結像さ
    せ、焦点位置を移動可能なレンズと、 前記レンズにより結像された投影像からイメージデータ
    を取得するイメージセンサと、 所定の形状と大きさと図柄を有し、前記イメージセンサ
    との相対位置が変化し得る標識と、 前記レンズの焦点距離を至近距離から遠方に向けて移動
    させ、その移動中に前記イメージデータ中で合焦した像
    の中から、前記レンズの後側焦点範囲と予め設定された
    標識の大きさおよび形状の特徴を示す情報に基づいて、
    前記標識の像を検出するとともにその位置と大きさを取
    得する標識捜索手段と、 前記標識捜索手段で取得された標識の像の位置と大きさ
    に基づいて、前記イメージセンサで取得されるイメージ
    データにおける前記標識の捕捉領域を設定する捕捉領域
    設定手段と、 前記イメージセンサで取得されたイメージデータから前
    記捕捉領域に有する前記標識の像の位置及び大きさを測
    定し、この測定された標識の像の位置及び大きさに基づ
    いて、前記標識を捕捉し続けるように前記捕捉領域を変
    更すると共に、この測定された標識の像の大きさと前記
    標識の所定の大きさとの比に基づいて前記標識までの距
    離を取得し、当該取得された距離に応じて前記レンズの
    焦点位置を移動させる標識追尾手段と、 前記標識追尾手段で取得される前記標識までの距離が所
    定値に達したところで、前記標識の内容を認識する標識
    読取手段とを備えたことを特徴とする標識の認識装置。
  2. 【請求項2】 前方に有する被写体の投影像を結像さ
    せ、焦点位置を移動可能なレンズと、 前記レンズにより結像された投影像からイメージデータ
    を取得するイメージセンサと、 所定の形状と大きさと図柄を有し、前記イメージセンサ
    との相対位置が変化し得る標識と、 前記レンズの焦点距離を至近距離から遠方に向けて移動
    させ、その移動中に前記イメージデータ中で合焦した像
    の中から、前記レンズの後側焦点範囲と予め設定された
    標識の大きさおよび形状の特徴を示す情報に基づいて、
    前記標識の像を検出するとともにその位置と大きさを取
    得する標識捜索手段と、 前記標識捜索手段で取得された標識の像の位置と大きさ
    に基づいて、前記イメージセンサで取得されるイメージ
    データにおける前記標識の捕捉領域を設定する捕捉領域
    設定手段と、 前記イメージセンサで取得されたイメージデータから前
    記捕捉領域に有する前記標識の像の位置及び大きさを測
    定し、この測定された標識の像の位置及び大きさに基づ
    いて、前記標識を捕捉し続けるように前記捕捉領域を変
    更すると共に、この測定された標識の像の大きさと前記
    標識の所定の大きさとの比に基づいて前記標識までの距
    離を取得し、当該取得された距離に応じて前記レンズの
    焦点位置を移動させる標識追尾手段と、 前記標識追尾手段で取得される前記標識の像の位置に基
    づいて前記イメージセンサと前記標識との相対位置を測
    る標識測位手段とを備えたことを特徴とする標識の測位
    装置。
JP10214003A 1998-07-29 1998-07-29 標識の認識及び測位装置 Pending JP2000046546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10214003A JP2000046546A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 標識の認識及び測位装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10214003A JP2000046546A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 標識の認識及び測位装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000046546A true JP2000046546A (ja) 2000-02-18

Family

ID=16648662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10214003A Pending JP2000046546A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 標識の認識及び測位装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000046546A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8938282B2 (en) 2011-10-28 2015-01-20 Navigate Surgical Technologies, Inc. Surgical location monitoring system and method with automatic registration
WO2015022339A1 (en) * 2013-08-13 2015-02-19 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for focusing imaging devices
US9198737B2 (en) 2012-11-08 2015-12-01 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for determining the three-dimensional location and orientation of identification markers
US9489738B2 (en) 2013-04-26 2016-11-08 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for tracking non-visible structure of a body with multi-element fiducial
US9554763B2 (en) 2011-10-28 2017-01-31 Navigate Surgical Technologies, Inc. Soft body automatic registration and surgical monitoring system
US9566123B2 (en) 2011-10-28 2017-02-14 Navigate Surgical Technologies, Inc. Surgical location monitoring system and method
US9585721B2 (en) 2011-10-28 2017-03-07 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for real time tracking and modeling of surgical site
US9918657B2 (en) 2012-11-08 2018-03-20 Navigate Surgical Technologies, Inc. Method for determining the location and orientation of a fiducial reference
US11304777B2 (en) 2011-10-28 2022-04-19 Navigate Surgical Technologies, Inc System and method for determining the three-dimensional location and orientation of identification markers

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8938282B2 (en) 2011-10-28 2015-01-20 Navigate Surgical Technologies, Inc. Surgical location monitoring system and method with automatic registration
US9452024B2 (en) 2011-10-28 2016-09-27 Navigate Surgical Technologies, Inc. Surgical location monitoring system and method
US9554763B2 (en) 2011-10-28 2017-01-31 Navigate Surgical Technologies, Inc. Soft body automatic registration and surgical monitoring system
US9566123B2 (en) 2011-10-28 2017-02-14 Navigate Surgical Technologies, Inc. Surgical location monitoring system and method
US9585721B2 (en) 2011-10-28 2017-03-07 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for real time tracking and modeling of surgical site
US11304777B2 (en) 2011-10-28 2022-04-19 Navigate Surgical Technologies, Inc System and method for determining the three-dimensional location and orientation of identification markers
US9198737B2 (en) 2012-11-08 2015-12-01 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for determining the three-dimensional location and orientation of identification markers
US9918657B2 (en) 2012-11-08 2018-03-20 Navigate Surgical Technologies, Inc. Method for determining the location and orientation of a fiducial reference
US9489738B2 (en) 2013-04-26 2016-11-08 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for tracking non-visible structure of a body with multi-element fiducial
US9844413B2 (en) 2013-04-26 2017-12-19 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for tracking non-visible structure of a body with multi-element fiducial
WO2015022339A1 (en) * 2013-08-13 2015-02-19 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for focusing imaging devices
US9456122B2 (en) 2013-08-13 2016-09-27 Navigate Surgical Technologies, Inc. System and method for focusing imaging devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7684590B2 (en) Method of recognizing and/or tracking objects
KR101395089B1 (ko) 장애물 감지 시스템 및 방법
US7646917B2 (en) Method and apparatus for detecting corner
EP3089110B1 (en) Single-camera system for measuring vehicle distance and measurement method thereof
JP3123303B2 (ja) 車両用画像処理装置
US11669103B2 (en) System for obstacle detection
JP2002197444A (ja) 車両の走行路認識装置
JP5071945B2 (ja) 移動装置及び方法
JPH07332966A (ja) 車両用距離計測装置
JP2007280132A (ja) 走行誘導障害物検出装置および車両用制御装置
JPH0737100A (ja) 移動物体検出判定装置
JP3612970B2 (ja) トンネル検出装置及びそれを用いた車両制御装置
US9165364B1 (en) Automatic tracking image pickup system
JP2000046546A (ja) 標識の認識及び測位装置
KR101239718B1 (ko) 차량 주변 물체 검출 시스템 및 방법
JPH08156723A (ja) 車両用障害物検出装置
Naser et al. Shadowcam: Real-time detection of moving obstacles behind a corner for autonomous vehicles
JP2012198802A (ja) 侵入物検出システム
CN111380535A (zh) 基于视觉标签的导航方法、装置、移动式机器及可读介质
JP2004106682A (ja) 障害物検出装置
JP7176868B2 (ja) 監視装置
CN105929819B (zh) 一种控制电子设备的方法及电子设备
CN112912895B (zh) 一种检测方法、装置和车辆
US20230264938A1 (en) Obstacle detector and obstacle detection method
Wu et al. A vision-based collision warning system by surrounding vehicles detection

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427