JP2000042012A - 生体注射装置 - Google Patents

生体注射装置

Info

Publication number
JP2000042012A
JP2000042012A JP10213877A JP21387798A JP2000042012A JP 2000042012 A JP2000042012 A JP 2000042012A JP 10213877 A JP10213877 A JP 10213877A JP 21387798 A JP21387798 A JP 21387798A JP 2000042012 A JP2000042012 A JP 2000042012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
motor
sensor
injection device
piston part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10213877A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsue Kaihara
睦衛 貝原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10213877A priority Critical patent/JP2000042012A/ja
Publication of JP2000042012A publication Critical patent/JP2000042012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような作業場所でも多数の生体へ正確に
かつ適量の注射ができる安全な注射装置を提供する。 【解決手段】 注射針5を備えた注射筒6のピストン部
7をモータ駆動の回転・直線変換減速装置3に進退ロッ
ド4で連結し、前記モータの作動スイッチ8を注射針近
傍に設けてなる生体注射装置であり、注射筒のピストン
部を進退させる進退ロッドにセンサ9を設け、該センサ
にアジャスタ10を設け、注射筒のピストン部の移動スト
ロークを調整可能とし、前記モータの作動回路中に負荷
が大きくなったときにモータ2が停止する緊急停止回路
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養魚場等において
防疫を目的としてワクチン等を生体に注射するための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の生体へ注射をする必要のあるとこ
ろ、例えば養鶏場では、従来より連続的に注射をするこ
とができる装置が用いられている。その構造は、例え
ば、一般化されているひよこ用の注射装置では、注射筒
のピストン部を進退させるためにコンプレッサからの加
圧空気でシリンダを操作するようにした構造であった
り、注射筒のピストン部をソレノイドで進退させるとい
った構造のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】養魚場では、従来の抗
生物質の水中への散布に代えて、魚にワクチンを与える
試みが始まっている。ワクチン投与の場合は抗生物質を
与える場合と違って個々の魚に注射する必要がある。作
業は養魚場のそばで行なわれることがほとんどである。
従来のような100V電源を必要とする装置や、ソレノイド
を組付けることによって大型化かつ複雑化したり、加圧
空気を供給するコンプレッサ等を必要とする装置では準
備に手間がかかったり、作業性が悪いか、或いは電源が
なくてほとんど作業ができない場合もある。場所的にも
そのような装置を設置できるほどに広くない。
【0004】また、ソレノイドのように瞬時に動く機構
で注射すると、魚体へ液が急激に入って内臓を破壊す
る。また、注射針が細くなると液が魚体内へ入りきれな
い。注射針を太くすると魚体に傷がつく難点がある。ま
た、コンプレッサ使用の手作業で注射する装置の場合、
魚体の一定部位へ打つことが困難であるし、打った跡が
よくない。そこで本発明者は、どのような作業場所でも
多数の生体へ正確にかつ適量の注射ができる安全な装置
について検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、注射針を備えた注射筒のピストン部をモータ駆動の
回転・直線変換減速装置に進退ロッドで連結し、前記モ
ータの作動スイッチを注射針近傍に設けてなる生体注射
装置とした。
【0006】また、注射液量を生体の大小及びワクチン
の種類によって変えることができるようにするために、
注射筒のピストン部を進退させる進退ロッドにセンサを
設け、該センサにアジャスタを設け、注射筒のピストン
部の移動ストロークを調整可能とした。具体的には注射
筒のピストン部を進退させる進退ロッドに光電センサの
発光体又は受光体の一方を設け、光電センサの他方を装
置本体外部に突出させたアジャスタボルトに設け、注射
筒のピストン部の移動ストロークを調整可能とする。光
電センサは近接センサ等の同様な感知手段を備えたもの
に置き換えることができる。更に、モータの作動回路中
に負荷が一定値以上に大きくなったときにモータが停止
する緊急停止回路を設けたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の生体注射装置の側
面図であり、図2はケーシングを破断した同生体注射装
置の平面図である。本装置では、装置後方のケーシング
1内にモータ2によって駆動される回転・直線変換減速
装置3がある。回転・直線変換減速装置3はモータによ
る回転運動を直線運動に変換するもので、特に高速回転
を低速の直進運動に変換できる。そのための機構として
は、モータに直結された雄ねじに内輪に雌ねじを有する
ベアリングを内接させた構造である。市販もされてい
る。雌ねじを有するベアリングに進退ロッド4を連結し
ているので、注射針5を備えた注射筒6のピストン部7
を前記回転・直線変換減速装置に進退ロッド4で連結し
ている。したがって装置は前記モータ2の作動スイッチ
8を注射針5の近くに設けている。モータ2の電源は電
池11である。
【0008】魚体の大小及びワクチンの種類によってワ
クチンの必要投与量が異なる。魚体が大きいとワクチン
を多く投与する必要がある。そこで、注射筒のピストン
部7を進退させる進退ロッド4に光電センサ9の遮光体
(又は受光体)9aを設け、光電センサの他方発光体9bを装
置本体外部に突出させたアジャスタボルト10に設けて、
注射筒のピストン部の移動ストロークを調整可能にして
アジャスタボルト10の回転によって任意に魚体の大小に
合った投与ができるようにしている。注射針5の下に配
置している可動載置板12を前後及び、上下させて魚の適
切な位置に注射できるようになっている。
【0009】故障等で注射装置に大きな荷重がかかった
場合、緊急停止する機構を設けている。それは、モータ
2の負荷に一定値以上の変化が生じた場合、モータ2の
回転が直ちに停止するように電気回路を構成したもの
で、緊急停止機構が働く負荷の範囲も選択できるように
なっている。この回路は電源を切ると元に復帰するよう
にしているので、再び注射作業ができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の装置は以上のような小規模かつ
電池使用の可搬構造とすることが可能であるから、養魚
場等の注射を行なう作業現場へ手軽に持参して作業がで
きる。魚体等の生物に安全に一定部位へワクチン等の注
射が可能である。連続作業ができて高能率な作業が可能
である。生体等の大小、ワクチンの種類によって適量の
注射をすることができる。
【0011】従来のエアシリンダ使用やソレノイド使用
の装置では、往運動が強制で復運動が復帰スプリングを
使用しているが、本発明の装置は往復運動共に強制運動
のため、装置の運転がスムーズで注射スピードが一定の
ため魚等の生体に与える衝撃が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生体注射装置の側面図である。
【図2】ケーシングを破断した同生体注射装置の平面図
である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 モータ 3 回転・直線変換減速装置 4 進退ロッド 5 注射針 6 注射筒 7 ピストン部 8 作動スイッチ 9 光電センサ 10 アジャスタボルト 11 電池 12 可動載置板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射針を備えた注射筒のピストン部をモ
    ータ駆動の回転・直線変換減速装置に進退ロッドで連結
    し、前記モータの作動スイッチを注射針近傍に設けてな
    る生体注射装置。
  2. 【請求項2】 注射筒のピストン部を進退させる進退ロ
    ッドにセンサを設け、該センサにアジャスタを設け、注
    射筒のピストン部の移動ストロークを調整可能としてな
    る請求項1記載の生体注射装置。
  3. 【請求項3】 注射針を備えた注射筒のピストン部をモ
    ータ駆動の回転・直線変換減速装置に進退ロッドで連結
    し、前記モータの作動回路中に負荷が大きくなったとき
    にモータが停止する緊急停止回路を設けてなる生体注射
    装置。
JP10213877A 1998-07-29 1998-07-29 生体注射装置 Pending JP2000042012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213877A JP2000042012A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 生体注射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213877A JP2000042012A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 生体注射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000042012A true JP2000042012A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16646503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10213877A Pending JP2000042012A (ja) 1998-07-29 1998-07-29 生体注射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000042012A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101201430B1 (ko) 2012-01-18 2012-11-23 대한민국 어류용 자동화 백신접종방법 및 백신접종장치
KR101277802B1 (ko) 2012-11-22 2013-06-27 대한민국 어류용 자동화 백신접종장치
JP2015093171A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 学校法人近畿大学 魚体注射装置
KR20160090039A (ko) * 2015-01-21 2016-07-29 최수봉 초소형 인술린펌프 구동장치
CN109644896A (zh) * 2019-02-22 2019-04-19 宋宏亮 一种自动化家禽饲养繁育设备
CN111012541A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 中国科学院南海海洋研究所 一种长棘海星水下注射器及其整合操控平台

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101201430B1 (ko) 2012-01-18 2012-11-23 대한민국 어류용 자동화 백신접종방법 및 백신접종장치
KR101277802B1 (ko) 2012-11-22 2013-06-27 대한민국 어류용 자동화 백신접종장치
JP2015093171A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 学校法人近畿大学 魚体注射装置
KR20160090039A (ko) * 2015-01-21 2016-07-29 최수봉 초소형 인술린펌프 구동장치
KR101672616B1 (ko) 2015-01-21 2016-11-03 최수봉 초소형 인술린펌프 구동장치
CN109644896A (zh) * 2019-02-22 2019-04-19 宋宏亮 一种自动化家禽饲养繁育设备
CN109644896B (zh) * 2019-02-22 2021-08-03 宋宏亮 一种自动化家禽饲养繁育设备
CN111012541A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 中国科学院南海海洋研究所 一种长棘海星水下注射器及其整合操控平台
CN111012541B (zh) * 2019-12-31 2022-04-01 中国科学院南海海洋研究所 一种长棘海星水下注射器及其整合操控平台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60131653D1 (de) Spritzenkolbenverriegelungsmechanismus
ATE363860T1 (de) Vorrichtung mit einer bewegbaren liege zur untersuchung von personen
DE59510817D1 (de) Injektionsgerät
MY150985A (en) Drive assembly suitable for use in a drug delivery device and drug delivery device
MXPA03005575A (es) Mecanismo impulsor para dispositivo de inyeccion.
US20060247578A1 (en) Powered automatic injection device
CA2129284A1 (en) Controlling Plunger Drives for Fluid Injection in Animals
EP2650033A3 (en) Automatic injection device
DE60107333D1 (de) Spritzenpumpen
EP1690561A3 (en) Injection device with a dose application counter
CN102652848A (zh) 电磁式可调剂量和注射深度的连续注射无针注射器
UY3932U (es) Dispositivo de pulverización automática de líquidos
CN214970077U (zh) 一种便于调节的造影剂推注器
JP2000042012A (ja) 生体注射装置
CN105943382B (zh) 一种无菌配药系统
CN203861699U (zh) 一种人力驱动的蓄能式无针注射器
CN206007397U (zh) 一种分体式手持自动注射器
CN103977481A (zh) 一种气动蓄能式无针注射器
CN214129789U (zh) 一种压电驱动的精密注射系统
CN108261589B (zh) 一种作用于病变靶细胞的微型注射器
CN219090594U (zh) 一种手轮控制的电动注射器
KR101962428B1 (ko) 무침 주사기
CN208935066U (zh) 一种一体式电液伺服液压油缸
CN216438254U (zh) 一种兽医用动物注射助推器
CN106345642A (zh) 树干涂白用的涂白机构及其使用方法