JP2000032556A - Cdma通信方法、cdma通信システム、これに用いる送信機及び受信機 - Google Patents

Cdma通信方法、cdma通信システム、これに用いる送信機及び受信機

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JP2000032556A
JP2000032556A JP10197147A JP19714798A JP2000032556A JP 2000032556 A JP2000032556 A JP 2000032556A JP 10197147 A JP10197147 A JP 10197147A JP 19714798 A JP19714798 A JP 19714798A JP 2000032556 A JP2000032556 A JP 2000032556A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待ち受け時の消費電力を低く抑えることによ
り、同一バッテリーでの待ち受け時間を延長する。 【解決手段】 ページングチャネルと異なるページメッ
セージ予告チャネルを設定し、nスロット後のタイムス
ロットに、その移動局でモニターする必要のあるページ
メッセージが含まれているか否かを示すページメッセー
ジ予告信号を生成する。そして、ページメッセージ予告
信号をページメッセージ予告チャネルを用いて送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、北米EIA/T
IA標準IS−95に代表される、CDMA方式移動体
通信に適用される通信方式に関し、特に、移動局におけ
る待ち受け時の間欠受信方式の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信はユーザー数の増大に
伴い、アナログ通信方式から、北米TIA/EIA標準
IS−136に代表されるTDMA通信方式、あるい
は、北米標準TIA/EIA/IS−95に代表される
CDMA通信方式などのディジタル通信方式に移行して
いる。中でもCDMA通信方式は、周波数の利用効率が
高い等の種々のメリットを有し、今後の移動体通信方式
の主流となることが期待されている。
【0003】TDMA通信方式、あるいは従来のアナロ
グ通信方式に対して、CDMA通信方式は多くの利点を
有する反面、いくつかの欠点がある。すなわち、ユーザ
ーが通信を行わず、基地局からの呼び出しを待っている
待ち受け状態での移動局の処理量が多く、電流の消費量
を小さくすることが困難である。その結果、他の通信方
式に比べて、所謂待ち受け時間が短くなってしまうとい
う問題がある。
【0004】移動局においては、消費電流の削減を図る
ため、間欠受信と呼ばれる方法で待ち受け動作を行うの
が一般的である。基地局においては、ページングメッセ
ージのためのチャネルを複数のタイムスロットに時分割
し、各タイムスロット毎に特定の移動局に対するページ
ングメッセージを送る。各タイムスロットは、電話番号
やその他のIDをキーにして特定される。一方、移動局
側では、自分に対して割り当てられたタイムスロットの
みを監視する。すなわち、自己に割り当てられたタイム
スロット以外はページメッセージを監視する必要が無
く、自分のタイムスロット以外の時間は、移動局のシス
テムをSLEEP状態と呼ばれる低消費電流モードにす
る。そして、自己に割り当てられたタイムスロットの区
間のみページングチャネルの受信動作を行なうことによ
り、消費電流を大幅に削減できる。
【0005】CDMA方式での待ち受けの際も、この間
欠受信動作が可能である。TIA/EIA/IS−95
の6.6.2.1節には、間欠受信動作に関する仕様が
定められている。これによると、基地局から送信される
163.84秒のページングチャネルは2048のタイ
ムスロットに分割され、0から2047のスロット番号
(SLOT_NUM)が割り振られる。基地局からは、
また、SLOT_CYCLE_INDEXという間欠受
信の周期を指定する情報が移動局に送られる。各移動局
には、0から2047までのページスロット番号(PG
SLOT番号)が割り当てられ、以下に示す条件を満足
するタイムスロットにのみ自局宛てのページメッセージ
が存在するように設定されている。
【0006】(SLOT_NUM−自局のPGSLOT)mod(16
×2SLOT_CYCLE_INDEX)=0 例えば、SLOT_CYCLE_INDEX=0であれ
ば、間欠受信動作は16スロット単位の1.28秒毎に
起こる。この時、移動局のPGSLOTが6であれば、
この移動局は、SLOT_NUMが6、22、3
8、...2038であるタイムスロットを監視する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】CDMA方式で以上の
ような間欠受信を行った場合、移動局の待ち受け時の消
費電力を十分に削減できないという問題があった。すな
わち、CDMA方式においては、ページングチャネルを
受信している際の移動局で必要となる動作が複雑で、受
信中に消費する電流量が小さくできない。また、CDM
A方式では、スペクトラム逆拡散などのベースバンドで
の受信処理に関する回路が複雑となり、この部分での消
費電流は小さくすることが困難である。
【0008】別言すると、ページングチャネルの受信処
理中にも、通話時と同様にフルパワーで動作させなけれ
ばならない。更に、CDMA方式は通信方法が複雑であ
るため、受信動作を行う時間(IDLE時間)をあまり
短く出きない。すなわち、ページングチャネルは20m
s単位でインターリーブされ、さらに畳み込み符号化さ
れており、移動局がこのメッセージを正しく認識するた
めには、デインタリーブ、および畳み込み符号のビタビ
復号を行わねばならない。デインタリーブ、ビタビ復号
にはアルゴリズム上の遅延が存在するため、20ms分
のメッセージを得るためには、最低でもその40ms前
から受信動作を開始しなくてはならない。
【0009】IS−95の6.6.2.1.1.1節によれば、ペ
ージメッセージの中には「Slotted Page Message」とい
うメッセージがある。「Slotted Page Message」の中の
MORE_PAGESというフィールドは、現在受信中
のタイムスロットにこれ以上のメッセージがあるかどう
かを示している。移動局としては、「Slotted Page Mes
sage」を受信し、これ以外のメッセージが無いことがわ
かれば、受信動作を中断して、再度SLEEP状態にな
る。
【0010】例えば、「Slotted Page Message」が80
msのタイムスロット中の最初の20msに存在する場
合は、残りの60msに関しては、受信動作をする必要
がない。しかし、このメッセージ「Slotted Page Messa
ge」も前述のページングチャネルの仕様に従って送信さ
れるので、このメッセージ「Slotted Page Message」の
受信自体に最低でも60msを費やすことになる。
【0011】ほとんどの場合、タイムスロット内にはペ
ージメッセージは存在しないと考えられる。このため、
移動局は、自分に割り当てられたタイムスロットには特
にメッセージが無いという情報を受取るために、最低で
も60msの間、CDMA受信動作を行うことになる。
ここで、60msという値は、CPU、DSP等の移動
局内の装置が無限大の速度で動作する仮定で計算したも
のであり、現実的には60ms以上になる。
【0012】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、待ち受け時の消
費電力を低く抑えることにより、同一バッテリーでの待
ち受け時間の延長に寄与するCDMA通信方法を提供す
ることにある。
【0013】本発明の第2の目的は、待ち受け時の消費
電力が低く、従って、同一バッテリーでの待ち受け時間
の長いCDMA通信システムを提供することにある。
【0014】本発明の第3の目的は、CDMA通信シス
テムにおける待ち受け時の消費電力低減に寄与しうるC
DMA送信機を提供することにある。
【0015】更に、本発明の第4の目的は、CDMA通
信システムにおける待ち受け時の消費電力低減に寄与し
うるCDMA受信機を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
るCDMA通信方法においては、ページングチャネルと
異なるページメッセージ予告チャネルを設定し;nスロ
ット後のタイムスロットに、その移動局でモニターする
必要のあるページメッセージが含まれているか否かを示
すページメッセージ予告信号を生成し;更に、ページメ
ッセージ予告信号をページメッセージ予告チャネルを用
いて送信する。
【0017】本発明の第2の態様に係るCDMA通信シ
ステムは、複数のページングチャネルを用いてページメ
ッセージを送信し、nスロット後のタイムスロットにモ
ニターが必要なページメッセージが存在するか否かを示
すページメッセージ予告信号をページングチャネルと異
なるページメッセージ予告チャネルを用いて送信する基
地局を備える。更に、ページメッセージ予告チャネルを
常時モニターするとともに、nスロット後のタイムスロ
ットに自局がモニターすべきページメッセージが含まれ
ていることがページメッセージ予告信号によって判明し
た場合にのみ自局に割り当てられたページングチャネル
をモニターする移動局とを備える。
【0018】本発明の第3の態様に係るCDMA送信機
は、複数のページングチャネルを用いて送信されるペー
ジメッセージを生成するページメッセージ発生回路と;
ページングチャネルとは異なるページメッセージ予告チ
ャネルを用いて送信されるページメッセージ予告信号を
生成する予告信号発生回路とを備えている。そして、ペ
ージメッセージ予告信号は、nスロット後のタイムスロ
ットに、対応する移動局においてモニターが必要なペー
ジメッセージが存在するか否かを示す。
【0019】本発明の第4の態様に係るCDMA受信機
は、ページメッセージを処理するCPUと;ページメッ
セージ予告信号を処理するベースバンド処理部と;CP
Uとベースバンド処理部を制御する制御回路とを備えて
いる。
【0020】上記のような本発明の各態様において、望
ましくは、各移動局はページメッセージ予告チャネルを
常時モニターする。そして、ページメッセージ予告信号
によって、nスロット後に自局でモニターする必要のあ
るページメッセージが含まれていることが判明した場合
にのみ、自局に割り当てられたページングチャネルをモ
ニターする。
【0021】
【発明の実施の形態】IS−95の7.1.3.1節による
と、この方式の例では以下の様に全部で64のチャネル
が定義されており、それぞれ異なる用途で用いられる。
【0022】 チャネル0:パイロットチャネル(同期のための信号) チャネル1:ページングチャネル(全移動局に共通のシ
ステム情報を放送するために使用) チェネル2〜7:ページングチャネル(特定の移動局に
ページメッセージ等を送信するために使用) チャネル32:同期チャネル(ページチャネルの構成に
関する情報を送信するために使用) その他のチャネル:トラフィックチャネル(音声通話等
を送信するために使用)
【0023】ページングチャネルについて補足すると、
基地局から移動局へのページメッセージは、移動局の電
話番号などで一意に決定でき、2〜7番のチャネルのい
ずれかのページングチャネルで送信される。さらにこれ
らのページングチャネルは80msを単位としたタイム
スロットに時分割されており、やはり移動局の電話番号
などで一意に決定できるタイムスロットでのみ、その移
動局宛てのページングメッセージが送信される。
【0024】本発明においては、現在トラフィックチャ
ネルに割り当てられているチャネルのうちの一つを「ペ
ージメッセージ予告チャネル」とする。そして、この
「ページメッセージ予告チャネル」により、自局に割り
当てられたタイムスロットに、監視する必要のあるメッ
セージが含まれているか否かを事前に知らせる。
【0025】(1)第1の実施例 図1に、本発明の第1の実施例によるフォワードチャネ
ルの構成を、IS−95の図7.1.3.1.1と対比するよう
に示している。
【0026】現在のIS−95でトラフィックチャネル
に割り当てられているチャネルのうち、ある固定の1つ
のチャネルXを「ページメッセージ予告チャネル」とす
る。このチャネルXに流す情報量は75bpsとする。
これは80msあたり6ビットの情報を送信するためで
ある。
【0027】「ページメッセージ予告チャネル」の予告
情報ビットには、畳み込み符号化処理、インターリーブ
処理は行わず、生の情報を256回繰り返すことで、速
度19.2 kbpsの信号とする。そして、これを第X番のウ
ォルシュ関数で拡散し、1.288Mcpsの信号として送信す
る。このような処理は、ページメッセージ予告信号発生
器1において行われる。
【0028】図2は、本発明の第1の実施例の動作を示
す。「ページメッセージ予告チャネル」の80msあた
り6ビットの情報ビットは、図2のように、Nスロット
先のページングチャネルに自局が監視すべきメッセージ
が含まれているかどうかを示す。
【0029】図2の例では、Nが2の場合、即ち、割り
当てられたタイムスロットの2つ前のタイムスロットと
同期した80msの区間で「ページメッセージ予告チャ
ネル」の情報を送っている。
【0030】また、図2の例では、チャネル2番、4
番、5番のページングチャネルの注目しているタイムス
ロットには、このチャネルのこのタイムスロットを監視
すべき移動局の内の、少なくとも1局以上が受け取る必
要のある何らかのメッセージが含まれている。また、同
じタイムスロットの3番、6番、7番のページングチャ
ネルには、対応する何れの移動局にも受け取る必要のあ
るメッセージが含まれていない。すなわち、MORE_
PAGEフィールドが0である「Slotted Page Messag
e」以外の情報は含まれていない。このとき「ページメ
ッセージ予告チャネル」は第2から第7のページングチ
ャネルに対応して、「1,0,1,1,0,0」を送信
することになる。
【0031】本発明の第1の実施例によれば、間欠受信
動作において、各移動局は「ページメッセージ予告チャ
ネル」のみを監視する。そして、「ページメッセージ予
告チャネル」により、本来割り当てられていたタイムス
ロットに監視の必要な情報がある場合のみページングチ
ャネルの受信を行なう。
【0032】ページングチャネルの情報は呼処理(Call
Processing)が必要なメッセージとして定義されてい
るため、レイヤ2以上の層で受信しなくてはならない。
このため、間欠受信動作のIDLE状態では、呼処理を
担当しているCPUが目を覚まして動作をする。これに
対し、「ページメッセージ予告チャネル」の情報はレイ
ヤ1で判別可能であり、DSP、ASICなどで構成さ
れたディジタルベースバンド処理部さえ目を覚ませばよ
く、CPUがSLEEPのままでもよい。そして、受け
取った「ページメッセージ予告チャネル」の情報ビット
が1であると判別された場合にのみ、徐にCPUを起こ
す処理を行えば良い。
【0033】ここで、「ページメッセージ予告チャネ
ル」の情報は単に拡散されているだけなので、移動局で
は逆拡散して得られたシンボルを256回加算するだけ
で、所望の情報が受信できる。すなわち、ビタビ復号処
理、デインタリーブ処理機能をアクティブにする必要が
無い。更に、それぞれの移動局は、80msあたり6ビ
ットある予告情報のうち、自局が割り当てられているペ
ージングチャネルに関する1ビットのみを監視すれば良
い。従って、各移動局が目を覚まして、受信しなければ
ならない「ページメッセージ予告チャネル」は間欠受信
周期あたり13.33ms、つまり80÷6msだけで良い。
【0034】図3に、第1の実施例によるCDMA通信
システムに適用されるCDMA受信機の構成を示す。C
DMA受信機は、ベースバンド処理10と、制御回路1
2と、制御回路及びベースバンド処理部10とに接続さ
れたタイマー14とを備えている。ベースバンド処理部
10は、スペクトラム逆拡散回路16と、PNコード発
生回路18と、デ・リピティション回路20とを備えて
いる。
【0035】点線で囲んだベースバンド処理部10は、
自局に割り当てられたスロットよりNスロット前の、ペ
ージングチャネルに関する情報ビットが送信されている
区間13.3msの間のみ受信動作を行う。PNコードで逆拡
散された信号は、「ページメッセージ予告チャネル」に
割り当てられたウォルシュコードXで逆拡散され、19.2
kbpdsの信号となる。送信側では1ビットの予告情報ビ
ットを256回繰り返して送っているため、受信側では
256シンボルを加算して、速度75bpsの予告情報ビッ
トを取り出す。制御回路12は、取り出された予告情報
ビットを判定する。
【0036】そして、Nスロット後のスロットに自局が
受け取る必要のあるメッセージが存在すると判定した場
合には、制御回路12はCPUその他を起こす(ウェイ
クアップ)処理を行う。他方、Nスロット後のスロット
に受け取るべきメッセージが存在しないと判定した場合
には、制御回路12はCPUその他の装置は起こさず、
タイマー14の設定などのSLEEP処理を行う。ベー
スバンド処理部10に関しても、次の予告情報を受信す
るまでSLEEP状態となる。
【0037】(2)第2の実施例 図4に、本発明の第2の実施例によるフォワードチャネ
ルの構成を示す。
【0038】第1の実施例と第2の実施例の違いは、
「ページメッセージ予告チャネル」に対してインタリー
ブ処理を施すことにある。インタリーブ処理を加えるこ
とで、移動局で受信する区間が13.33msから80msに伸び
る。ただし、その代わりに、通信路でのフェージングな
どのバースト性の雑音に対しての耐性が強くなる。
【0039】(3)第3の実施例 第1の実施例では、ページメッセージの内で、「Slotte
d Page Message」のMORE_PAGESというフィー
ルドに注目し、これに対応する情報を予告情報として用
いている。IS−95の例では、他にももう一つ、割り
当てられたタイムスロットに受け取る必要のある情報が
含まれるかどうかを示すメッセージがある。
【0040】IS−95で用いられる移動局のID、即
ち電話番号にはMIN(Mobile Identification Numbe
r)と、IMSI(International Mobile Station Iden
tity)の2種類の体系がある。CDMA通信で用いられ
るIMSIについては、クラス0とクラス1の2種類に
分類されている。ページメッセージの中には、「Genera
l Page Message」というメッセージがあり、このメッセ
ージにはCLASS_0_DONE、CLASS_1_
DONEという2ビットのフィールドが含まれている。
これらは、クラス0、クラス1の移動局のそれぞれにつ
いて、この受信中の「General Page Message」以外に、
受信すべきメッセージがあるかどうかを示している。
【0041】本発明の第3の実施例では、この2ビット
の情報に注目し、クラス0、クラス1の移動局の各々に
ついて、受信すべきメッセージが含まれるか否かの情報
を「ページメッセージ予告チャネル」を用いて送信す
る。
【0042】図5に、本発明の第3の実施例によるフォ
ワードチャネルの構成を示す。基地局は、Nスロット先
のタイムスロットで、各ページングチャネルにクラス
0、クラス1の移動局宛てのメッセージがあるかどうか
を、あらかじめ判別する。そして、各ページングチャネ
ル毎に2ビットの情報を作成する。ページングチャネル
が6チャネルあるとすると、この情報は各80msのタ
イムスロット毎に12ビットとなる。
【0043】基地局ではこの12ビットの情報から速度
150 bpsの信号を生成し、この各信号ビットを128回
繰り返すことで19.2 kbpsの信号とする。さらに、この1
9.2kbpsの信号を、あらかじめ決めてある第X番目のウ
ォルシュコードで拡散し1.2288 Mcpsの信号を発生し、
この信号を他のチャネルの信号と合成して、PNコード
で拡散して送信する。
【0044】第3の実施例では、第1の実施例に比べ、
2つの利点が得られる。1つ目は、自分のクラスに対す
る情報のみを監視すれば良いため、「ページメッセージ
予告チャネル」の区間の長さは80ms÷12で6.67msだけで
すむ。 第1の実施例では、同一のタイムスロットを監
視している移動局のいずれか1つに対するメッセージが
あれば、「ページメッセージ予告チャネル」を流れる情
報は「1」となる。このため、このタイムスロットを監
視している全移動局が、メッセージ受信のために目を覚
ます必要がある。
【0045】第3の実施例では、例えば、クラス0宛て
のメッセージはあるが、クラス1宛てのメッセージはな
い場合、クラス1のIMSIを持つ移動局は目を覚ます
必要が無くなる。単純に、同じページングチャネルを監
視している移動局の半分がクラス0、残り半分がクラス
1で構成されていると仮定した場合、第3の実施例で
は、第1の実施例に比べ、CPU等が目を覚ます頻度が
約半分になる。
【0046】ただし、第1の実施例に比べ、第3の実施
例では、情報のくり返し回数が半分になったので、雑音
に対する耐性は弱くなる。そこで、第2の実施例の様
に、当該情報に対してインターリーブ処理を行うように
構成しても良い。
【0047】(4)第4の実施例 上述したように、IS−95の例では、6.3.1、及び2.
3.1節に述べているように、各移動局には電話番号とし
て、MIN(Mobile Identification Number)、IMSI
(International Mobile Station identity) と呼ばれる
ID番号が付与されている。
【0048】第4の実施例では、これらのID番号の一
部、もしくは全体を「ページメッセージ予告チャネル」
を用いて送信する。そして、ID番号が一致しなかった
移動局は目を覚まさなくても良いような構成とする。
【0049】例えば、IS−95の6.3.1節及び6.3.1.2
節で述べているIMSIの11文字目と12文字目の2
つの数字を、7ビットのIMSI_11_12というコ
ードとして取り出して用いる。
【0050】第4の実施例では、自局に割り当てられた
タイムスロットに関し、以下のようにケース毎に異なる
情報を送信する。 (1)メッセージを受信する必要のある局が1つも無い
場合 (2)メッセージを受信する必要のある局がただ1つで
ある場合 (3)メッセージを受信する必要のある局が2つ以上あ
る場合 第2の場合には、その特定の移動局のIMSI_11_
12の7ビットを送信する。
【0051】具体的には、基地局は、各ページングチャ
ネルの各タイムスロットに関し、次の様に、8ビットか
らなる情報(予告情報ビット)を構成し、これを「ペー
ジメッセージ予告チャネル」を通じて移動局に伝えるこ
とにする。
【0052】(1)メッセージを受信する必要のある局
が1つも無い場合 フィールド1(1ビット):0 フィールド2(7ビット):「00」から「99」に対
応するランダムなIMSI_11_12。 (2)メッセージを受信する必要のある局がただ1つで
ある場合 フィールド1(1ビット):1 フィールド2(7ビット):その特定の移動局のIMS
I_11_12 (3)メッセージを受信する必要のある局が2つ以上あ
る場合 フィールド1(1ビット):1 フィールド2(7ビット):「00」から「99」のど
れにも対応しないIMSI_11_12
【0053】フィールド1の1ビットには、メッセージ
を受信する必要のある局が1つも無い場合か、少なくと
も1つ以上の局に受信の必要がある場合かを示す情報を
与える。次のフィールド2にはIMSI_11_12に
相当する7ビットの情報を与える。
【0054】特に、場合(1)のメッセージを受信する
必要のある局が1つも無い場合に関しては、1ビットか
らなるフィールド1を0にすると共に、7ビットのフィ
ールド2には"00"から"99"までに対応するいずれかのI
MSI_11_12を毎回ランダムに選んで、予告情報
ビットを構成する。これにより、通信路においてフィー
ルド1に誤りが生じ、場合(2)の場合に化けても、9
9%の移動局は目を覚まさなくてもすむ。逆に場合
(2)が場合(1)に化けても、受信が必要な移動局は
目を覚ます様な制御が可能になる。
【0055】IMSIの11文字目と12文字目の組み
合わせは"00"から"99"であり、全部で100通りであ
る。これに対し、7ビットで表現できる組み合わせは1
28通りある。場合(2)に関しては、この残った28
通りのビットパターンのいずれかを、フィールド2に与
えることにする。
【0056】図6に、本発明の第4の実施例によるフォ
ワードチャネルの構成を示す。基地局は、Nスロット先
のタイムスロットで、各ページングチャネルに含まれる
メッセージが: (1)メッセージを受信する必要のある局が1つも無い
場合 (2)メッセージを受信する必要のある局がただ1つで
ある場合 (3)メッセージを受信する必要のある局が2つ以上あ
る場合 のいずれの場合であるかを判断し、上述した割り振りで
8ビットの予告情報を構成する。ページングチャネルが
6チャネルの場合、この情報は各80msのタイムスロ
ット毎に8×6で48ビットとなる。
【0057】基地局ではこの48ビットをならべて、速
度600 bpsの信号を発生し、この各信号ビットを32回
繰り返すことで19.2 kbpsの信号とする。さらにこの19.
2kbpsの信号を、あらかじめ決めてある第X番目のウォ
ルシュコードで拡散し1.2288Mcpsの信号を発生し、この
信号を他のチャネルの信号と合成して、PNコードで拡
散して送信する。
【0058】図7に、第4の実施例によるCDMA通信
システムに適用されるCDMA受信機の構成を示す。C
DMA受信機は、ベースバンド処理30と、制御回路3
2と、比較器34と、タイマー38とを備えている。制
御回路32は、ベースバンド処理部30と、比較器34
と、タイマー38及びCPU(図示せず)とに各々接続
され、統括的な制御を行うようになっている。比較器3
4は、CPUから送られてくる独自のIMSI_11_
12を受け、これを基地局から送られているIMSIデ
ータと比較する。ベースバンド処理部30は、スペクト
ラム逆拡散回路40と、PNコード発生回路42と、デ
・リピティション回路44と、受信ビットレジスター4
6とを備えている。
【0059】図中、点線で囲んだベースバンド処理部3
0は、割り当てられたスロットよりNスロット前の、ペ
ージングチャネルに関する情報ビットが送信されている
区間13.3msの間のみ受信動作を行う。PNコードで逆拡
散された信号は、さらに「ページメッセージ予告チャネ
ル」に割り当てられたウォルシュコードXで逆拡散さ
れ、19.2kbpdsの信号となる。送信側では1ビットの予
告情報ビットを32回繰り返して送っているので、受信
側では32シンボルを加算することで、速度が600bpsで
ある予告情報ビットの8ビットを取り出す。
【0060】取り出した8ビットの予告情報ビットは、
1ビットのフィールド1と、7ビットのフィールド2に
分解され、目を覚ますべきかどうかの判定に用いられ
る。フィールド2については、CPUから設定されてい
る、自局のIMSI_11_12の7ビット比較が行わ
れ、一致したかどうかが判定される。制御回路32で
は、例えば、IMSI_11_12が一致したかどうか
をもとに、割り当てられたタイムスロットに自局宛ての
ページメッセージがあるかどうかを判別する。
【0061】もし割り当てられたタイムスロットに自分
が受け取るべきメッセージが存在すれば、制御回路32
では、CPUその他を起こす処理を行う。他方、割り当
てられたスロットに受け取るべきメッセージが存在しな
いと判定されれば、CPUその他の装置は起こさず、タ
イマー38の設定などのSLEEP処理を行う。ベース
バンド処理部30に関しても次の予告情報を受信するま
で再度SLEEPさせる。
【0062】第4の実施例では、第3の実施例に比べて
も、さらに、目を覚まして実際に受信処理を行う確率が
小さくなる。何らかのメッセージがタイムスロット内に
ある時にも、2つ以上のメッセージが含まれている場合
は極めて少なく、殆どの場合には、1つの局宛てのメッ
セージが含まれている。従って、ほとんどの場合、目を
覚ます必要のある移動局は全体の1%に過ぎなくなる。
【0063】第4の実施例では、第3の実施例に比べ、
「ページメッセージ予告チャネル」情報の繰り返し回数
が更に減るため、雑音に対する耐性は弱くなる。そこ
で、第2の実施例の様に、インターリーブ処理を付け加
えることも出来る。
【0064】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に示された本発明の技術的思想とし
ての要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
地局から、ページングチャネルと異なるページメッセー
ジ予告チャネルを用いてページメッセージ予告信号を送
信し、nスロット後のタイムスロットに、その移動局で
モニターする必要のあるページメッセージが含まれてい
るか否かを予め移動局に知らせている。このため、移動
局における待ち受け時の消費電力を低く抑えることがで
きる。その結果、同一バッテリーでの待ち受け時間が著
しく延長されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係るCDMA通
信システムにおけるフォワードチャネル構成を示す説明
図である。
【図2】図2は、第1実施例の動作を示すタイムチャー
トである。
【図3】図3は、第1実施例に適用されるCDMA受信
機の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施例に係るCDMA通
信システムにおけるフォワードチャネル構成を示す説明
図である。
【図5】図5は、本発明の第3実施例に係るCDMA通
信システムにおけるフォワードチャネル構成を示す説明
図である。
【図6】図6は、本発明の第4実施例に係るCDMA通
信システムにおけるフォワードチャネル構成を示す説明
図である。
【図7】図7は、第4実施例に適用されるCDMA受信
機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ページメッセージ予告信号発生器 10、30 ベースバンド処理部 12、32 制御回路 14、38 タイマー 16、40 スペクトラム逆拡散回路 18、42 PNコード発生回路 34 比較器

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ページングチャネルを用いてページメッセ
    ージを移動局に送信するCDMA通信方法において、 前記ページングチャネルと異なるページメッセージ予告
    チャネルを設定し、 nスロット後のタイムスロットに、その移動局でモニタ
    ーする必要のあるページメッセージが含まれているか否
    かを示すページメッセージ予告信号を生成し、 前記ページメッセージ予告信号を前記ページメッセージ
    予告チャネルを用いて送信することを特徴とするCDM
    A通信方法。
  2. 【請求項2】各移動局において、前記ページメッセージ
    予告チャネルを常時モニターするとともに、 前記ページメッセージ予告信号によって、nスロット後
    に自局でモニターする必要のあるページメッセージが含
    まれていることが判明した場合にのみ、自局に割り当て
    られたページングチャネルをモニターすることを特徴と
    する請求項1に記載のCDMA通信方法。
  3. 【請求項3】前記ページメッセージ予告信号は、各ペー
    ジングチャネルに対して1ビットの情報として生成さ
    れ、 各ページメッセージ予告信号は、対応するページングチ
    ャネルが割り当てられた移動局の少なくとも1つがモニ
    ターすべきページメッセージが、nスロット後のタイム
    スロットに含まれているか否かを示すように設定されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のCDMA
    通信方法。
  4. 【請求項4】前記ページメッセージ予告信号は、各ペー
    ジングチャネルに対して、第1及び第2ビットからなる
    2ビット情報として生成され、 前記第1ビットは、ファーストIDクラスに属する移動
    局の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示し、 前記第2ビットは、セカンドIDクラスに属する移動局
    の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示すことを特徴とする請求項1又は2に記載のCD
    MA通信方法。
  5. 【請求項5】前記ファーストIDクラス及びセカンドI
    Dクラスは、それぞれ、IMSI(International Mobil
    e Station Identity)のCLASS_0とCLASS_
    1に対応していることを特徴とする請求項4に記載のC
    DMA通信方法。
  6. 【請求項6】前記ページメッセージ予告信号は、少なく
    とも各移動局のID情報の一部に基づいて生成されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のCDMA通信方
    法。
  7. 【請求項7】前記ページメッセージ予告信号は、IMS
    I(International Mobile StationIdentity)に用いられ
    るIM_11_12の7ビットコードと、対応するペー
    ジングチャネルが割り当てられた移動局の少なくとも1
    つがモニターすべきページメッセージがnスロット後の
    タイムスロットに含まれているか否かを示す1ビット情
    報とを含むことを特徴とする請求項6に記載のCDMA
    通信方法。
  8. 【請求項8】nスロット後のタイムスロットに、何れの
    移動局に対してもモニターすべきメッセージが存在しな
    い場合には、前記1ビット情報は0に設定され、前記7
    ビットコードは00〜99のうちのランダムな数に設定
    され、 1つの移動局に対してのみモニターすべきメッセージが
    存在する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、
    前記7ビットコードは当該移動局のID番号に設定さ
    れ、 複数の移動局に対してモニターすべきメッセージが存在
    する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、前記
    7ビットコードは00〜99以外の28数の1つに設定
    されることを特徴とする請求項7に記載のCDMA通信
    方法。
  9. 【請求項9】前記ページメッセージ予告信号に対してイ
    ンターリーブ処理を施すことを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6,7又は8に記載のCDMA通信方
    法。
  10. 【請求項10】複数のページングチャネルを用いてペー
    ジメッセージを送信し、nスロット後のタイムスロット
    にモニターが必要なページメッセージが存在するか否か
    を示すページメッセージ予告信号を前記ページングチャ
    ネルと異なるページメッセージ予告チャネルを用いて送
    信する基地局と;前記ページメッセージ予告チャネルを
    常時モニターするとともに、nスロット後のタイムスロ
    ットに自局がモニターすべきページメッセージが含まれ
    ていることが前記ページメッセージ予告信号によって判
    明した場合にのみ自局に割り当てられたページングチャ
    ネルをモニターする移動局とを備えたことを特徴とする
    CDMA通信システム。
  11. 【請求項11】各移動局は、前記ページメッセージを処
    理するCPUと、前記ページメッセージ予告信号を処理
    するベースバンド処理部と、前記CPUとベースバンド
    処理部を制御する制御回路とを備えていることを特徴と
    する請求項10に記載のCDMA通信システム。
  12. 【請求項12】前記制御回路は、nスロット後のタイム
    スロットに自局がモニターすべきページメッセージが含
    まれていることが前記ページメッセージ予告信号によっ
    て判明するまでは、前記CPUをスリープ状態に維持す
    ることを特徴とする請求項11に記載のCDMA通信シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記基地局は、各ページングチャネル毎
    に、1ビット情報として前記ページメッセージ予告信号
    を生成し、 各ページメッセージ予告信号は、共通のページングチャ
    ネルが割り当てられた移動局の少なくとも1つがモニタ
    ーすべきページメッセージがnスロット後のタイムスロ
    ット内に存在するか否かを示すことを特徴とする請求項
    10,11又は12に記載のCDMA通信システム。
  14. 【請求項14】前記基地局は、各ページングチャネルに
    対して、第1及び第2ビットからなる2ビット情報とし
    て前記ページメッセージ予告信号を生成し、 前記第1ビットは、ファーストIDクラスに属する移動
    局の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示し、 前記第2ビットは、セカンドIDクラスに属する移動局
    の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示すことを特徴とする請求項10,11又は12に
    記載のCDMA通信システム。
  15. 【請求項15】前記ファーストIDクラス及びセカンド
    IDクラスは、それぞれ、IMSI(International Mob
    ile Station Identity)のCLASS_0とCLASS
    _1に対応していることを特徴とする請求項14に記載
    のCDMA通信システム。
  16. 【請求項16】前記ページメッセージ予告信号は、各移
    動局のID情報の一部に基づいて生成されることを特徴
    とする請求項10,11又は12に記載のCDMA通信
    システム。
  17. 【請求項17】前記ページメッセージ予告信号は、IM
    SI(International Mobile StationIdentity)に用いら
    れるIM_11_12の7ビットコードと、対応するペ
    ージングチャネルが割り当てられた移動局の少なくとも
    1つがモニターすべきページメッセージがnスロット後
    のタイムスロットに含まれているか否かを示す1ビット
    情報とを含むことを特徴とする請求項16に記載のCD
    MA通信システム。
  18. 【請求項18】nスロット後のタイムスロットに、何れ
    の移動局に対してもモニターすべきメッセージが存在し
    ない場合には、前記1ビット情報は0に設定され、前記
    7ビットコードは00〜99のうちのランダムな数に設
    定され、 1つの移動局に対してのみモニターすべきメッセージが
    存在する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、
    前記7ビットコードは当該移動局のID番号に設定さ
    れ、 複数の移動局に対してモニターすべきメッセージが存在
    する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、前記
    7ビットコードは00〜99以外の28数の1つに設定
    されることを特徴とする請求項17に記載のCDMA通
    信システム。
  19. 【請求項19】前記基地局は、前記ページメッセージ予
    告信号に対してインターリーブ処理を施すインターリー
    ブ回路を含むことを特徴とする請求項10,11,1
    2,13,14,15,16,17又は18に記載のC
    DMA通信システム。
  20. 【請求項20】請求項10に記載のCDMA通信システ
    ムに用いられるCDMA送信機において、 複数のページングチャネルを用いて送信されるページメ
    ッセージを生成するページメッセージ発生回路と;前記
    ページングチャネルとは異なるページメッセージ予告チ
    ャネルを用いて送信されるページメッセージ予告信号を
    生成する予告信号発生回路とを備え、 前記ページメッセージ予告信号は、nスロット後のタイ
    ムスロットに、対応する移動局においてモニターが必要
    なページメッセージが存在するか否かを示すことを特徴
    とするCDMA送信機。
  21. 【請求項21】前記予告信号発生回路は、各ページング
    チャネル毎に、1ビット情報として前記ページメッセー
    ジ予告信号を生成し、 各ページメッセージ予告信号は、共通のページングチャ
    ネルが割り当てられた移動局の中の少なくとも1つがモ
    ニターすべきページメッセージがnスロット後のタイム
    スロット内に含まれているか否かを示すことを特徴とす
    る請求項20に記載のCDMA送信機。
  22. 【請求項22】前記予告信号発生回路は、各ページング
    チャネルに対して、第1及び第2ビットからなる2ビッ
    ト情報として前記ページメッセージ予告信号を生成し、 前記第1ビットは、ファーストIDクラスに属する移動
    局の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示し、 前記第2ビットは、セカンドIDクラスに属する移動局
    の少なくとも1つがモニターすべきページメッセージ
    が、nスロット後のタイムスロットに含まれているか否
    かを示すことを特徴とする請求項20に記載のCDMA
    送信機。
  23. 【請求項23】前記ファーストIDクラス及びセカンド
    IDクラスは、それぞれ、IMSI(International Mob
    ile Station Identity)のCLASS_0とCLASS
    _1に対応していることを特徴とする請求項22に記載
    のCDMA送信機。
  24. 【請求項24】前記予告信号発生回路は、各移動局のI
    D情報の一部に基づいて前記ページメッセージ予告信号
    を生成することを特徴とする請求項20に記載のCDM
    A送信機。
  25. 【請求項25】前記予告信号発生回路は、IMSI(Int
    ernational Mobile Station Identity)に用いられるI
    M_11_12の7ビットコードと、対応するページン
    グチャネルが割り当てられた移動局の少なくとも1つが
    モニターすべきページメッセージがnスロット後のタイ
    ムスロットに含まれているか否かを示す1ビット情報と
    を含むことを特徴とする請求項24に記載のCDMA送
    信機。
  26. 【請求項26】nスロット後のタイムスロットに、何れ
    の移動局に対してもモニターすべきメッセージが存在し
    ない場合には、前記1ビット情報は0に設定され、前記
    7ビットコードは00〜99のうちのランダムな数に設
    定され、 1つの移動局に対してのみモニターすべきメッセージが
    存在する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、
    前記7ビットコードは当該移動局のID番号に設定さ
    れ、 複数の移動局に対してモニターすべきメッセージが存在
    する場合には、前記1ビット情報は1に設定され、前記
    7ビットコードは00〜99以外の28数の1つに設定
    されることを特徴とする請求項25に記載のCDMA送
    信機。
  27. 【請求項27】前記ページメッセージ予告信号に対して
    インターリーブ処理を施すインターリーブ回路を更に含
    むことを特徴とする請求項20,21,22,23,2
    4,25又は26に記載のCDMA送信機。
  28. 【請求項28】請求項10に記載のCDMA通信システ
    ムに用いられるCDMA受信機において、 前記ページメッセージを処理するCPUと;前記ページ
    メッセージ予告信号を処理するベースバンド処理部と;
    前記CPUとベースバンド処理部を制御する制御回路と
    を備えていることを特徴とするCDMA受信機。
  29. 【請求項29】前記制御回路は、nスロット後のタイム
    スロット内に自局がモニターすべきページメッセージが
    含まれていることが前記ページメッセージ予告信号によ
    って判明するまでは、前記CPUのスリープ状態を維持
    することを特徴とする請求項28に記載のCDMA受信
    機。
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