JP2000020380A - 分散トランザクション処理システム、分散トランザクション処理方法および分散トランザクション処理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

分散トランザクション処理システム、分散トランザクション処理方法および分散トランザクション処理用プログラムを記録した記録媒体

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JP2000020380A
JP2000020380A JP10182743A JP18274398A JP2000020380A JP 2000020380 A JP2000020380 A JP 2000020380A JP 10182743 A JP10182743 A JP 10182743A JP 18274398 A JP18274398 A JP 18274398A JP 2000020380 A JP2000020380 A JP 2000020380A
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Seiji Furuse
精治 古瀬
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分散トランザクション処理システムにおいて、
クライアントコンピュータから処理要求を受信したサー
バコンピュータが、他のサーバコンピュータへ該処理要
求に対応する処理を依頼をするとき、何らかの通信障害
によりこの処理依頼をすることができない場合において
も、クライアントコンピュータの利用者に障害復旧後に
同じ処理要求を再度行わせることなく処理の依頼を他の
サーバコンピュータに行えるシステムを提供する。 【解決手段】障害時にトランザクション転送手段が他の
サーバコンピュータへの処理依頼情報を処理依頼情報記
憶手段へ格納することにより、障害復旧後において、ト
ランザクション検索手段が該処理依頼情報を取り出し、
トランザクション転送手段が該処理依頼情報を転送する
ことにより、障害復旧後においてもサーバコンピュータ
は処理を継続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに接続
された複数のコンピュータでトランザクションを分散し
て処理するシステムにおいて、トランザクション処理中
にコンピュータ間の通信処理に障害が発生した場合に該
トランザクション処理を継続するための分散トランザク
ション処理システム、分散トランザクション処理方法お
よび分散トランザクション処理用プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散トランザクション処理システ
ムは、図7に示すように、通信ネットワーク900を介
して接続された複数のクライアントコンピュータ100
a〜nと、複数のサーバコンピュータ200a〜nとか
ら構成されている。
【0003】このような構成を有する従来の分散トラン
ザクション処理システムはつぎのように動作する。
【0004】サーバコンピュータ200a〜nの各々
は、クライアントコンピュータ100a〜nの各々から
受信した処理要求を受付け、該処理要求に対応する処理
を行う。しかしながら、例えば、サーバコンピュータ2
00aが、クライアントコンピュータaから受付けた処
理要求を処理できないと判断した場合には、その処理要
求を処理できるサーバコンピュータ(例えば、サーバコ
ンピュータ200b)に該処理要求に対応する処理の依
頼をする。ここで、サーバコンピュータ200b本体の
障害やサーバコンピュータ200bとサーバコンピュー
タ200aとの間の論理的な通信パスの障害等により、
サーバコンピュータ200bへ該処理要求に対応する処
理の依頼をすることができない場合には、サーバコンピ
ュータ200aは、処理要求元のクライアントコンピュ
ータ100aへその旨を通知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムでは、クライアントコンピュータ100aの利用者
は、上述の障害通知を受けた場合には、その障害の回復
を待ち、障害復旧後に、同じ処理要求を再度行わなけれ
ばならないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
障害の復旧後に同じ処理要求を再度行う必要がない分散
トランザクション処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の分散トラ
ンザクション処理システムは、通信ネットワークを介し
て接続された複数の第1のコンピュータと第2のコンピ
ュータとを含む分散トランザクション処理システムにお
いて、前記複数の第1のコンピュータのうちの少なくと
も1つは、前記第2のコンピュータから処理要求を受信
する受信手段と、記憶手段と、前記受信手段で受信した
処理要求が自コンピュータで処理されるべきかまたは前
記複数の第1のコンピュータのうちの他の1つで処理さ
れるべきかを判断し、該他の1つの第1のコンピュータ
で処理すべきと判断された場合には、自コンピュータと
該他の1つの第1のコンピュータとの間の通信に障害が
発生しているか否かを調べ、障害が発生しているときに
は、当該処理要求を依頼するための処理依頼情報を前記
記憶手段に記憶する処理依頼中断手段と、前記障害が回
復した場合に、前記記憶手段に記憶された前記処理依頼
情報を読み出し、前記他の1つの第1のコンピュータに
送信する通知手段とから構成されている。
【0008】本発明の第2の分散トランザクション処理
システムは、第1の分散トランザクション処理システム
において、前記他の1つの第1のコンピュータは、前記
通知手段から送信される前記処理依頼情報を受信し、該
処理依頼情報に基づいた処理を行うことを特徴とする。
【0009】本発明の第3の分散トランザクション処理
システムは、第2の分散トランザクション処理システム
において、前記他の1つの第1のコンピュータにより行
われた前記処理の結果を、前記他の1つの第1のコンピ
ュータに前記処理依頼情報を送信した第1のコンピュー
タを介して、前記第2のコンピュータに送信することを
特徴とする。
【0010】本発明の第4の分散トランザクション処理
システムは、第1の分散トランザクション処理システム
において、前記処理依頼中断手段は、前記処理依頼情報
と該処理依頼情報を特定するための識別情報とを前記記
憶手段に記憶するとともに、該識別情報を前記第2のコ
ンピュータに送信することを特徴とする。
【0011】本発明の第5の分散トランザクション処理
システムは、第4の分散トランザクション処理システム
において、前記処理依頼中断手段は、前記第2のコンピ
ュータから前記識別情報を含む削除要求を受信した場合
には、該識別情報により特定される前記処理依頼情報を
前記記憶手段から消去することを特徴とする。
【0012】本発明の第1のトランザクション処理コン
ピュータは、他の第1のコンピュータから処理要求を受
信する受信手段と、記憶手段と、前記受信手段で受信し
た処理要求が自コンピュータで処理されるべきかまたは
他の第2のコンピュータで処理されるべきかを判断し、
該他の第2のコンピュータで処理すべきと判断された場
合には、自コンピュータと該他の第2のコンピュータと
の間の通信に障害が発生しているか否かを調べ、障害が
発生しているときには、当該処理要求を依頼するための
処理依頼情報を前記記憶手段に記憶する処理依頼中断手
段と、前記障害が回復した場合に、前記記憶手段に記憶
された前記処理依頼情報を読み出し、前記他の第2のコ
ンピュータに送信する通知手段とから構成されている。
【0013】本発明の第2のトランザクション処理コン
ピュータは、第1のトランザクション処理コンピュータ
において、前記処理依頼中断手段は、前記処理依頼情報
と該処理依頼情報を特定するための識別情報とを前記記
憶手段に記憶するとともに、該識別情報を前記他の第1
のコンピュータに送信することを特徴とする。
【0014】本発明の第3のトランザクション処理コン
ピュータは、第2のトランザクション処理コンピュータ
において、前記処理依頼中断手段は、前記他の第1のコ
ンピュータから前記識別情報を含む削除要求を受信した
場合には、該識別情報により特定される前記処理依頼情
報を前記記憶手段から消去することを特徴とする。
【0015】本発明の第1の分散トランザクション処理
方法は、第1のコンピュータが、第2のコンピュータか
ら処理要求を受信する受信ステップと、前記第1のコン
ピュータが、前記受信ステップで受信した処理要求が自
コンピュータで処理されるべきかまたは第3のコンピュ
ータで処理されるべきかを判断し、該第3のコンピュー
タで処理すべきと判断された場合には、自コンピュータ
と該第3のコンピュータとの間の通信に障害が発生して
いるか否かを調べ、障害が発生しているときには、当該
処理要求を依頼するための処理依頼情報を記憶手段に記
憶する処理依頼中断ステップと、前記第1のコンピュー
タが、前記障害が回復した場合に、前記記憶手段に記憶
された前記処理依頼情報を読み出し、前記第3のコンピ
ュータに送信する通知ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0016】本発明の第2の分散トランザクション処理
方法は、第1の分散トランザクション処理方法におい
て、前記第3のコンピュータは、前記通知ステップで前
記第1のコンピュータから送信される前記処理依頼情報
を受信し、該処理依頼情報に基づいた処理を行うことを
特徴とする。
【0017】本発明の第3の分散トランザクション処理
方法は、第2の分散トランザクション処理方法におい
て、前記第3のコンピュータにより行われた前記処理の
結果を、前記第3のコンピュータに前記処理依頼情報を
送信した前記第1のコンピュータを介して、前記第2の
コンピュータに送信することを特徴とする。
【0018】本発明の第4の分散トランザクション処理
方法は、第1の分散トランザクション処理方法におい
て、前記処理依頼中断ステップにおいて、前記処理依頼
情報と該処理依頼情報を特定するための識別情報とを前
記記憶手段に記憶するとともに、該識別情報を前記第2
のコンピュータに送信することを特徴とする。
【0019】本発明の第5の分散トランザクション処理
方法は、第4の分散トランザクション処理方法におい
て、前記処理依頼中断ステップにおいて、前記第2のコ
ンピュータから前記識別情報を含む削除要求を受信した
場合には、該識別情報により特定される前記処理依頼情
報を前記記憶手段から消去することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】まず、本発明の第1の実施の形態について
詳細に説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、複数のクライアントコンピュータ300a〜n
と、複数のサーバコンピュータ400a〜nと、サーバ
コンピュータ400a〜nにそれぞれ接続された複数の
記憶装置500a〜nとから構成されている。これらの
クライアントコンピュータ300a〜nおよびサーバコ
ンピュータ400a〜nはプログラム制御により動作
し、通信ネットワーク1000を介して相互に接続され
ている。
【0023】サーバコンピュータ400a〜nの各々
は、通信手段410と、トランザクション振分手段42
0と、トランザクション転送手段421と、トランザク
ション実行手段422と、トランザクション応答手段4
23と、トランザクション検索手段430と、トランザ
クション待機通知手段431と、障害監視手段440と
を含む。
【0024】記憶装置500a〜nの各々は、処理依頼
情報記憶手段510と、依頼先決定情報記憶手段520
とを含む。
【0025】上記の各手段はそれぞれ概略つぎのように
動作する。
【0026】通信手段410は、クライアントコンピュ
ータ300a〜nからの処理要求の受信と、クライアン
トコンピュータ300a〜nへの該処理要求に対応する
処理結果の送信と、自サーバコンピュータ以外の他のサ
ーバコンピュータへの処理依頼情報の転送と、当該他の
サーバコンピュータからの該処理依頼情報に対応する処
理結果の受信とを行う。
【0027】トランザクション振分手段420は、自サ
ーバコンピュータ内においてクライアントコンピュータ
300a〜nからの処理要求に対応する処理を行うこと
ができるか否かの判断をする。
【0028】トランザクション転送手段421は、自サ
ーバコンピュータ以外の他のサーバコンピュータへの処
理依頼情報を作成し、該処理依頼情報を自サーバコンピ
ュータに接続された記憶装置500の処理依頼情報記憶
手段510へ格納し、該処理依頼情報を転送する。
【0029】トランザクション実行手段422は、クラ
イアントコンピュータ300a〜nからの処理要求に対
応する処理を実行する。
【0030】トランザクション応答手段423は、クラ
イアントコンピュータ300a〜nへ送信するための処
理要求に対応する処理結果を作成する。
【0031】障害監視手段440は、常時、他のサーバ
コンピュータとの間でヘルスチェックを行うことによ
り、他のサーバコンピュータとの通信が可能であるか否
かを監視する。
【0032】トランザクション待機通知手段431は、
何らかの障害により処理依頼先である他のサーバコンピ
ュータとの通信ができなくなったとき、処理要求元のク
ライアントコンピュータへ一時的に処理を中断する旨を
通知する。
【0033】トランザクション検索手段430は、処理
依頼先のサーバコンピュータとの通信が可能となったと
き、自サーバコンピュータに接続された記憶装置500
に格納されている該処理依頼先のサーバコンピュータへ
の処理依頼情報を取り出す。
【0034】処理依頼情報記憶手段510は、他のサー
バコンピュータへ転送する処理依頼情報を記憶してい
る。
【0035】依頼先決定情報記憶手段520は、サーバ
コンピュータ400a〜nの各々とそれが行うことので
きる処理との対応関係を示す処理一覧情報を記憶してい
る。
【0036】次に、図1〜図3を参照して本実施の形態
の全体の動作について詳細に説明する。以下では、一例
として、サーバコンピュータ400aがクライアントコ
ンピュータ300aからの処理要求を受信する場合につ
いて説明する。
【0037】まず、クライアントコンピュータ300a
がサーバコンピュータ400aに処理要求を送信する
と、サーバコンピュータ400a内の通信手段410
が、クライアントコンピュータ300aからのこの処理
要求を受信する(図2のステップA1)。トランザクシ
ョン振分手段420は、依頼先決定情報記憶手段520
の内容を参照し、自サーバコンピュータ400a内で該
受信した処理要求に対応する処理を行うことができるか
否かを判断する(ステップA2)。
【0038】トランザクション振分手段420が、自サ
ーバコンピュータ400a内で該処理要求に対応する処
理を行うことができると判断した場合は、トランザクシ
ョン実行手段422が該処理要求に対応する処理を行い
(ステップA8)、この処理の結果を、トランザクショ
ン応答手段423が通信手段420を介して処理要求元
のクライアントコンピュータ300aに送信する(ステ
ップA9)。
【0039】一方、ステップA2で自サーバコンピュー
タ400a内で上記処理要求に対応する処理を行うこと
ができないと判断された場合には、トランザクション転
送手段421が、依頼先決定情報記憶手段520に記憶
された処理一覧情報を参照して、当該処理要求に対応す
る処理を行うことができる他のサーバコンピュータ(例
えば、サーバコンピュータ400bとする。)を決定し
(ステップA3)、当該処理要求に対応する処理を依頼
するための処理依頼情報を作成する(ステップA4)。
【0040】次に、障害監視手段440がサーバコンピ
ュータ400bとの通信が可能であることを示している
か否かを調べ(ステップA5)、サーバコンピュータ4
00bとの通信が可能であることを示している場合に
は、トランザクション転送手段421はサーバコンピュ
ータ400bへ上記処理依頼情報を転送する(ステップ
A10)。サーバコンピュータ400bは該処理依頼情
報に基づく処理を行った後、その処理結果をサーバコン
ピュータ400aを経由して処理要求元のクライアント
コンピュータ300aへ送信する(ステップA11)。
【0041】また、ステップA5でサーバコンピュータ
400bとの通信ができないことを、障害監視手段44
0が示している場合には、トランザクション転送手段4
21は上記処理依頼情報を、記憶装置500a内の処理
依頼情報記憶手段510に、サーバコンピュータ400
aへの処理依頼情報として格納し(ステップA6)、ト
ランザクション待機通知手段431は処理要求元のクラ
イアントコンピュータ300aへ一時的に処理を中断す
る旨を通知する(ステップA7)。
【0042】このあと、障害が復旧すると、障害監視手
段440は、サーバコンピュータ400bとの通信が可
能となった旨の通知をトランザクション検索手段430
に行い(図3のステップB1)、トランザクション検索
手段430は、処理依頼情報記憶手段510に格納され
ている、通信が可能となったサーバコンピュータ400
bへの処理依頼情報を取り出し、トランザクション転送
手段421が、取り出された処理依頼情報をサーバコン
ピュータ400bに送信する(ステップB2)。こうし
て送信された処理依頼情報に基づいてサーバコンピュー
タ400bは処理を行い、その処理結果をサーバコンピ
ュータ400a経由で処理要求元のクライアントコンピ
ュータ300へ送信する(ステップB3)。
【0043】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0044】本実施の形態では、何らかの障害により他
のサーバコンピュータとの通信ができない場合には、自
サーバコンピュータのトランザクション転送手段421
が該他のサーバコンピュータへの処理依頼情報を処理依
頼情報記憶手段510に一時的に格納しておくことによ
り、障害の復旧後に自動的に該処理依頼情報を取り出し
て当該他のサーバコンピュータへ該処理依頼情報を転送
することができるため、処理要求元のクライアントコン
ピュータの利用者は、障害の復旧後に同じ処理要求を再
度行う必要がないという効果がある。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0046】図4を参照すると、本発明の第2の実施の
形態においては、第1の実施の形態におけるサーバコン
ピュータ400a〜nが、さらにトランザクション一連
番号付加手段432と、トランザクション削除手段43
3とを含んだ構成となっている。
【0047】これらの手段はそれぞれ概略つぎのように
動作する。
【0048】トランザクション一連番号付加手段432
は、自サーバコンピュータ内で一意となるような一連番
号を処理依頼情報に付加する。
【0049】トランザクション削除手段433は、クラ
イアントコンピュータにより指定された一連番号に対応
する処理依頼情報を処理依頼情報格納手段510から削
除する。
【0050】次に、図4〜図5を参照して本実施の形態
の全体の動作について詳細に説明する。以下では、サー
バコンピュータ400aは、クライアントコンピュータ
300aからの処理要求を該処理要求を行うことのでき
る他のサーバコンピュータ400bに転送する必要があ
るが、何らかの障害のためサーバコンピュータ400b
へ該処理要求の転送が行えない場合について説明する。
なお、本実施の形態において、トランザクション一連番
号付加手段432およびトランザクション削除手段43
3以外の各構成要素の動作は第1の実施の形態のそれと
同様であるためその詳細な説明は省略する。
【0051】他のサーバコンピュータ400bへの処理
要求の転送が行えない場合には、第1の実施の形態と同
様に、トランザクション転送手段421は処理依頼情報
を作成する。
【0052】次に、トランザクション一連番号付加手段
432が、自サーバコンピュータ400a内で一意とな
るような一連番号をこの作成した処理依頼情報に付加し
(図5のステップC1)、トランザクション転送手段4
21が、この一連番号を付加した処理依頼情報を記憶装
置500aの処理依頼情報記憶手段510に格納する
(ステップC2)。
【0053】一方、トランザクション待機通知手段43
1は、通信手段410を介して、クライアントコンピュ
ータ300aへ一時的に処理を中断する旨の通知と当該
一連番号の通知とを行う(ステップC3)。
【0054】これらの通知を受けたクライアントコンピ
ュータ300aの利用者は、障害の復旧を待つことなく
処理要求を取り消したいと考えた場合には、クライアン
トコンピュータ300aに当該一連番号を入力する。ク
ライアントコンピュータ300aは、入力された一連番
号を含む削除要求をサーバコンピュータ400aに送信
し(図5のステップD1)、サーバコンピュータ400
aの通信部410は該削除要求を受信する(ステップD
2)。トランザクション削除手段433は、処理依頼情
報格納手段510内の該削除要求に含まれる一連番号に
対応する処理依頼情報を削除する(ステップD3)。
【0055】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0056】本実施の形態では、トランザクション一連
番号付加手段432が自サーバコンピュータ内で一意と
なるような一連番号を処理依頼情報に付加することで、
該一連番号をクライアントコンピュータの利用者が指定
することにより、トランザクション削除手段433が該
処理依頼情報を削除することができるため、障害が発生
した場合、処理要求毎に、障害の復旧後にその要求した
処理を実行するか否かの判断をクライアントコンピュー
タの利用者が自由に行うことができるという効果があ
る。
【0057】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0058】図7を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、分散トランザクション処理プログラムを記録し
た記録媒体600を備える。この記録媒体600はフロ
ッピーディス磁気ディスク、半導体メモリその他の記録
媒体であってよい。分散トランザクション処理プログラ
ムは、記録媒体600からサーバコンピュータ400a
〜nに読み込まれ、サーバコンピュータ400a〜nの
動作を制御する。サーバコンピュータ400a〜nは分
散トランザクション処理プログラムの制御により上述の
処理、すなわち第1および第2の実施の形態における処
理と同一の処理を実行する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には、クラ
イアントコンピュータから処理要求を受信したサーバコ
ンピュータが、他のサーバコンピュータへ該処理要求に
対応する処理の依頼をするとき、何らかの通信障害によ
りこの処理依頼をすることができない場合においても、
クライアントコンピュータの利用者に障害復旧後に同じ
処理要求を再度行わせることなく処理の依頼を他のサー
バコンピュータに行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作を示す流れ図
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】従来の発明の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
100 クライアントコンピュータ 200 サーバコンピュータ 300 クライアントコンピュータ 400 サーバコンピュータ 410 通信手段 420 トランザクション振分手段 421 トランザクション転送手段 422 トランザクション実行手段 423 トランザクション応答手段 430 トランザクション検索手段 431 トランザクション待機通知手段 432 トランザクション一連番号付加手段 433 トランザクション削除手段 440 障害監視手段 500 記憶装置 510 処理依頼情報記憶手段 520 依頼先決定情報記憶手段 600 記録媒体 900 通信ネットワーク 1000 通信ネットワーク

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して接続された複
    数の第1のコンピュータと第2のコンピュータとを含む
    分散トランザクション処理システムにおいて、 前記複数の第1のコンピュータのうちの少なくとも1つ
    は、 前記第2のコンピュータから処理要求を受信する受信手
    段と、 記憶手段と、 前記受信手段で受信した処理要求が自コンピュータで処
    理されるべきかまたは前記複数の第1のコンピュータの
    うちの他の1つで処理されるべきかを判断し、該他の1
    つの第1のコンピュータで処理すべきと判断された場合
    には、自コンピュータと該他の1つの第1のコンピュー
    タとの間の通信に障害が発生しているか否かを調べ、障
    害が発生しているときには、当該処理要求を依頼するた
    めの処理依頼情報を前記記憶手段に記憶する処理依頼中
    断手段と、 前記障害が回復した場合に、前記記憶手段に記憶された
    前記処理依頼情報を読み出し、前記他の1つの第1のコ
    ンピュータに送信する通知手段とを備えたことを特徴と
    する分散トランザクション処理システム。
  2. 【請求項2】 前記他の1つの第1のコンピュータは、
    前記通知手段から送信される前記処理依頼情報を受信
    し、該処理依頼情報に基づいた処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載の分散トランザクション処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記他の1つの第1のコンピュータによ
    り行われた前記処理の結果を、前記他の1つの第1のコ
    ンピュータに前記処理依頼情報を送信した第1のコンピ
    ュータを介して、前記第2のコンピュータに送信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の分散トランザクション処
    理システム。
  4. 【請求項4】 前記処理依頼中断手段は、前記処理依頼
    情報と該処理依頼情報を特定するための識別情報とを前
    記記憶手段に記憶するとともに、該識別情報を前記第2
    のコンピュータに送信することを特徴とする請求項1記
    載の分散トランザクション処理システム。
  5. 【請求項5】 前記処理依頼中断手段は、前記第2のコ
    ンピュータから前記識別情報を含む削除要求を受信した
    場合には、該識別情報により特定される前記処理依頼情
    報を前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項
    4記載の分散トランザクション処理システム。
  6. 【請求項6】 他の第1のコンピュータから処理要求を
    受信する受信手段と、 記憶手段と、 前記受信手段で受信した処理要求が自コンピュータで処
    理されるべきかまたは他の第2のコンピュータで処理さ
    れるべきかを判断し、該他の第2のコンピュータで処理
    すべきと判断された場合には、自コンピュータと該他の
    第2のコンピュータとの間の通信に障害が発生している
    か否かを調べ、障害が発生しているときには、当該処理
    要求を依頼するための処理依頼情報を前記記憶手段に記
    憶する処理依頼中断手段と、 前記障害が回復した場合に、前記記憶手段に記憶された
    前記処理依頼情報を読み出し、前記他の第2のコンピュ
    ータに送信する通知手段とを備えたことを特徴とするト
    ランザクション処理コンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記処理依頼中断手段は、前記処理依頼
    情報と該処理依頼情報を特定するための識別情報とを前
    記記憶手段に記憶するとともに、該識別情報を前記他の
    第1のコンピュータに送信することを特徴とする請求項
    6記載のトランザクション処理コンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記処理依頼中断手段は、前記他の第1
    のコンピュータから前記識別情報を含む削除要求を受信
    した場合には、該識別情報により特定される前記処理依
    頼情報を前記記憶手段から消去することを特徴とする請
    求項7記載のトランザクション処理コンピュータ。
  9. 【請求項9】 第1のコンピュータが、第2のコンピュ
    ータから処理要求を受信する受信ステップと、 前記第1のコンピュータが、前記受信ステップで受信し
    た処理要求が自コンピュータで処理されるべきかまたは
    第3のコンピュータで処理されるべきかを判断し、該第
    3のコンピュータで処理すべきと判断された場合には、
    自コンピュータと該第3のコンピュータとの間の通信に
    障害が発生しているか否かを調べ、障害が発生している
    ときには、当該処理要求を依頼するための処理依頼情報
    を記憶手段に記憶する処理依頼中断ステップと、 前記第1のコンピュータが、前記障害が回復した場合
    に、前記記憶手段に記憶された前記処理依頼情報を読み
    出し、前記第3のコンピュータに送信する通知ステップ
    とを含むことを特徴とする分散トランザクション処理方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第3のコンピュータは、前記通知
    ステップで前記第1のコンピュータから送信される前記
    処理依頼情報を受信し、該処理依頼情報に基づいた処理
    を行うことを特徴とする請求項9記載の分散トランザク
    ション処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第3のコンピュータにより行われ
    た前記処理の結果を、前記第3のコンピュータに前記処
    理依頼情報を送信した前記第1のコンピュータを介し
    て、前記第2のコンピュータに送信することを特徴とす
    る請求項10記載の分散トランザクション処理方法。
  12. 【請求項12】 前記処理依頼中断ステップにおいて、
    前記処理依頼情報と該処理依頼情報を特定するための識
    別情報とを前記記憶手段に記憶するとともに、該識別情
    報を前記第2のコンピュータに送信することを特徴とす
    る請求項9記載の分散トランザクション処理方法。
  13. 【請求項13】 前記処理依頼中断ステップにおいて、
    前記第2のコンピュータから前記識別情報を含む削除要
    求を受信した場合には、該識別情報により特定される前
    記処理依頼情報を前記記憶手段から消去することを特徴
    とする請求項12記載の分散トランザクション処理方
    法。
  14. 【請求項14】 他の第1のコンピュータから処理要求
    を受信する受信処理と、 前記受信処理で受信した処理要求が自コンピュータで処
    理されるべきかまたは他の第2のコンピュータで処理さ
    れるべきかを判断し、該他の第2のコンピュータで処理
    すべきと判断された場合には、自コンピュータと該他の
    第2のコンピュータとの間の通信に障害が発生している
    か否かを調べ、障害が発生しているときには、当該処理
    要求を依頼するための処理依頼情報を前記記憶手段に記
    憶する処理依頼中断処理と、 前記障害が回復した場合に、前記記憶手段に記憶された
    前記処理依頼情報を読み出し、前記他の第2のコンピュ
    ータに送信する通知処理とをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 前記他の第2のコンピュータにより行
    われた前記処理依頼情報に基づく処理の結果を受信し、
    前記第1のコンピュータに送信することを特徴とする請
    求項14記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記処理依頼中断処理において、前記
    処理依頼情報と該処理依頼情報を特定するための識別情
    報とを前記記憶手段に記憶するとともに、該識別情報を
    前記第1のコンピュータに送信することを特徴とする請
    求項14記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記第1のコンピュータから前記識別
    情報を含む削除要求を受信した場合には、該識別情報に
    より特定される前記処理依頼情報を前記記憶手段から消
    去することを特徴とする請求項16記載の記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539289A (ja) * 2002-08-12 2005-12-22 イコールロジック, インク. 区分アプリケーション・サービスのための透過的な要求の経路指定
JP2012181803A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Nec Software Kyushu Ltd トランザクション管理システム、管理装置、サーバ装置、トランザクション管理方法、及びプログラム

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