JP2000016991A - 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルおよびその製法、ならびにそれを用いた2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物の製法 - Google Patents

2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルおよびその製法、ならびにそれを用いた2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物の製法

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JP2000016991A
JP2000016991A JP10184977A JP18497798A JP2000016991A JP 2000016991 A JP2000016991 A JP 2000016991A JP 10184977 A JP10184977 A JP 10184977A JP 18497798 A JP18497798 A JP 18497798A JP 2000016991 A JP2000016991 A JP 2000016991A
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Shunichi Kaneko
俊一 金子
Tadashi Katsura
正 桂
Nobushige Itaya
信重 板谷
Tetsuo Santo
哲夫 山藤
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Toyama Chemical Co Ltd
Sumika Fine Chemicals Co Ltd
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Toyama Chemical Co Ltd
Sumika Fine Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジオキサン及びブロモホルムを使用しないで2
−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロ
キシ酢酸化合物を簡便にかつ工業的に製造しうる方法、
及び該製法に好適に使用しうる製造中間体及びその製法
を提供すること。 【解決手段】式(I): 【化1】 で表される化合物及びその製法、並びに式(I)で表さ
れる化合物を酸触媒の存在下、式(II): R1 OH (II) 〔式中、R1 は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基〕で表される化合物と反応させる式(III) : 【化2】 〔式中、R1 は前記と同じ〕で表される2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化
合物の製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルおよびその製法、ならびにそれを用いた2−
(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキ
シ酢酸化合物の製法に関する。さらに詳しくは、抗痴呆
症薬などの中間体として有用な2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物の製
法、ならびに該製法に用いられる2−(ベンゾ〔b〕チ
オフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、(±)−2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸の製法として
は、水酸化リチウムなどの塩基の存在下で、ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドを、ジオ
キサン中でブロモホルムと縮合させた後、加水分解させ
る方法が知られている〔ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー(J. Org. Chem. )33巻、2565−25
66頁 (1968年) 、特開平6-9615号公報〕。
【0003】しかしながら、前記方法では、発癌性が懸
念されているジオキサンおよびブロモホルムを必要とす
るという欠点がある。
【0004】したがって、近年、前記ジオキサンおよび
ブロモホルムを使用しないで、2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸を製造する方
法の開発が待ち望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、ジオキサンおよびブロ
モホルムを使用しないで、2−(ベンゾ〔b〕チオフェ
ン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物を簡便に、
かつ工業的に製造しうる方法、および該製法に好適に使
用しうる製造中間体およびその製法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
〔1〕 式(I):
【0007】
【化6】
【0008】で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル、〔2〕
光学活性を有する前記〔1〕記載の2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリル、〔3〕 ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル
−カルバルデヒドに青酸を付加することを特徴とする式
(I):
【0009】
【化7】
【0010】で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルの製法、
〔4〕 ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバル
デヒドとシリルシアニドとを反応させることを特徴とす
る式(I):
【0011】
【化8】
【0012】で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルの製法、
〔5〕 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−
2−ヒドロキシアセトニトリルが光学活性を有するもの
である前記〔4〕記載の製法、〔6〕 式(I):
【0013】
【化9】
【0014】で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルを酸触媒
の存在下、式(II): R1 OH (II) 〔式中、R1 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基を示す〕で表される化合物と反応させることを特徴と
する式(III) :
【0015】
【化10】
【0016】〔式中、R1 は前記と同じ〕で表される2
−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロ
キシ酢酸化合物の製法、〔7〕 2−(ベンゾ〔b〕チ
オフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
が光学活性を有するものである前記〔6〕記載の製法、
〔8〕 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−
2−ヒドロキシアセトニトリルを、式(II)において、R
1 が炭素数1〜4のアルキル基である化合物と反応させ
た後、アルカリ加水分解させる、式(III) において、R
1 が水素原子である前記〔6〕または〔7〕記載の製
法、ならびに
〔9〕 アルカリ加水分解させる際に、ア
ルカリとして、水酸化カリウムを用いる前記〔8〕記載
の製法に関する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
は、前記したように、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−
5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物に有用な製造中
間体であり、式(I):
【0018】
【化11】
【0019】で表される化合物である。
【0020】前記2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−
イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルは、(I)ベン
ゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドに青酸
を付加する方法〔以下、製法Iという〕、または(II)
ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドと
シリルシアニドとを反応させる方法〔以下、製法IIとい
う〕によって、製造することができる。
【0021】なお、光学活性な2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
は、例えば、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテ
ィ・コミュニケーションズ(J. CHEM. SOC., CHEM. COM
MUN)1364−1365頁 (1990年)に記載の方法に準じて製造
することもできる。
【0022】まず、製法Iについて説明をする。
【0023】製法Iにおいては、ベンゾ〔b〕チオフェ
ン−5−イル−カルバルデヒドから2−(ベンゾ〔b〕
チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリ
ルを製造する際に、有機溶媒を用いることが好ましい。
【0024】前記有機溶媒としては、例えば、酢酸エチ
ルなどのエステル類、メタノール、エタノールなどのア
ルコール類、トルエンなどの炭化水素系溶媒、テトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、それ
らの混合溶媒などがあげられる。これらの有機溶媒のな
かでは、酢酸エチルは、好適に使用しうるものである。
【0025】有機溶媒の使用量は、ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル−カルバルデヒド100重量部に対し
て、100重量部以上、好ましくは150〜300重量
部であることが望ましい。
【0026】製法Iにおいては、例えば、ベンゾ〔b〕
チオフェン−5−イル−カルバルデヒドを有機溶媒に溶
解させて得られた溶液を、青酸を含有する溶液に添加す
るか、または前記溶液に青酸を添加することにより、式
(I)で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−
イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルを製造すること
ができる。なお、本発明においては、前記溶液に直接、
青酸を添加するのではなく、シアン化ナトリウムまたは
シアン化カリウムと、硫酸、塩酸などの鉱酸とを組合せ
て使用し、前記溶液中で青酸を発生させることが工業的
観点から好ましい。
【0027】青酸の使用量は、ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル−カルバルデヒド1モルあたり、1モル以
上、好ましくは1.2〜1.5モルであることが望まし
い。
【0028】反応温度は、10〜35℃、好ましくは1
5〜30℃であることが望ましい。また、反応雰囲気に
ついては特に限定がなく、通常、大気をはじめ、窒素ガ
ス、アルゴンガスなどの不活性ガスであってもよい。
【0029】反応の終点は、高速液体クロマトグラフィ
ー(以下、HPLCという)を用いてベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル−カルバルデヒドの面積百分率が、例
えば、2%以下になることによって確認することができ
る。
【0030】かくして、製法(I)によれば、ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドに青酸を
付加することにより、式(I)で表される2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルを容易に得ることができる。
【0031】次に、製法(II)について説明をする。
【0032】製法IIによれば、ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル−カルバルデヒドとシリルシアニドとを反応
させることにより、式(I)で表される2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルが得られる。
【0033】前記シリルシアニドとしては、例えば、t
−ブチルジメチルシリルシアニド、トリメチルシリルシ
アニドなどがあげられる。これらのシリルシアニドのな
かでは、トリメチルシリルシアニドは好適に使用しうる
ものである。
【0034】シリルシアニドの使用量は、ベンゾ〔b〕
チオフェン−5−イル−カルバルデヒド1モルあたり、
1〜10モル、好ましくは1〜2モルであることが望ま
しい。
【0035】製法IIにおいては、ベンゾ〔b〕チオフェ
ン−5−イル−カルバルデヒドを有機溶媒に溶解させた
後、得られた溶液中で、ベンゾ〔b〕チオフェン−5−
イル−カルバルデヒドとシリルシアニドとを反応させる
ことができる。
【0036】前記有機溶媒としては、例えば、酢酸メチ
ル、酢酸エチルなどのエステル類、塩化メチレンなどの
ハロゲン化炭化水素類、トルエン、キシレンなどの芳香
族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
などのエーテル類、n−ヘキサン、シクロヘキサンなど
の炭化水素類などがあげられ、これらは単独でまたは2
種以上を混合して用いることができる。これらの有機溶
媒のなかでは、塩化メチレンは好ましいものである。
【0037】有機溶媒の使用量は、ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル−カルバルデヒド100重量部に対し
て、150〜2000重量部であることが好ましい。
【0038】なお、ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル
−カルバルデヒドとシリルシアニドとを反応させる際に
は、触媒を用いることができる。
【0039】前記触媒としては、例えば、光学活性な
1,1’−(2,2’−ビナフトール)のアルコキシチ
タニウム錯体、光学活性なジイソプロピル酒石酸のアル
コキシチタニウム錯体などがあげられる。これらの触媒
のなかでは、L−(+)−ジイソプロピル酒石酸のアル
コキシチタニウム錯体が好ましい。触媒として、これら
の光学活性を有する化合物を用いた場合には、光学活性
を有する2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−
2−ヒドロキシアセトニトリルを得ることができる。
【0040】前記触媒の使用量は、ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル−カルバルデヒド1モルあたり、0.1
モル以上、好ましくは0.1〜1.0モルであることが
望ましい。
【0041】ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カル
バルデヒドとシリルシアニドとを反応させる際の反応温
度は、−20〜50℃、好ましくは−10〜5℃である
ことが望ましい。また、反応雰囲気については特に限定
がなく、通常、大気をはじめ、窒素ガス、アルゴンガス
などの不活性ガスであってもよい。
【0042】反応の終点は、HPLCを用いてベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドの面積百
分率が、例えば、2%以下になることによって確認する
ことができる。
【0043】かくして、製法(II)によれば、ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒドとシリル
シアニドとを反応させることにより、式(I)で表され
る2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒ
ドロキシアセトニトリルを得ることができる。
【0044】式(I)で表される2−(ベンゾ〔b〕チ
オフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
は、前記したように、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−
5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物の中間体として
好適に使用しうるものである。
【0045】次に、式(I)で表される2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルを酸触媒の存在下で、式(II): R1 OH (II) 〔式中、R1 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基を示す〕で表される化合物と反応させることにより、
式(III) :
【0046】
【化12】
【0047】〔式中、R1 は前記と同じ〕で表される2
−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロ
キシ酢酸化合物を得ることができる。
【0048】かかる反応は、式(II)で表される化合物に
おいて、R1 が水素原子である場合、2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルの加水分解反応であり、またR1 が炭素数1〜
4のアルキル基である場合、2−(ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルの加
アルコール分解反応である。
【0049】一般式(II)で表される化合物において、R
1 は、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基である
が、これらのなかでは、水素原子、メチル基およびエチ
ル基が好ましい。
【0050】一般式(II)で表される化合物の使用量は、
2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒド
ロキシアセトニトリル1モルに対して、反応試薬として
だけではなく、溶媒としての機能を持たせる観点から、
5モル以上、好ましくは10モル以上とすることが望ま
しく、また経済性の観点から、20モル以下、好ましく
は15モル以下とすることが望ましい。
【0051】前記酸触媒としては、例えば、塩酸、塩化
水素ガス、硫酸などの鉱酸などがあげられるが、本発明
はかかる例示のみに限定されるものではない。なお、酸
触媒として、塩酸を用いる場合、該塩酸として濃塩酸を
用いることが好ましい。
【0052】酸触媒の量は、ベンゾ〔b〕チオフェン−
5−イル−カルバルデヒド1当量に対して、1当量以
上、好ましくは3〜4当量であることが望ましい。
【0053】反応の際には、必要により、溶媒を用いる
ことができる。該溶媒としては、例えば、酢酸エチル、
トルエンなどがあげられ、これらは単独でまたは混合し
て用いることができる。
【0054】なお、溶媒として酢酸エチルを用いる場
合、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−
ヒドロキシアセトニトリルの加水分解または加アルコー
ル分解反応によって生成する2−(ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸またはその光学
活性体が酢酸エチルの加水分解または加アルコール分解
反応によって生成するエタノールによりエステルとなる
ので、この反応の後に直接、目的の酸として取得する場
合には、反応の後に、酢酸エチルおよびエタノールを留
去しながら反応を行なうことが好ましい。このような条
件で、反応を進行させた場合には、2−(ベンゾ〔b〕
チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸エチルま
たはその光学活性体を2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−
5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸またはその光学活性体
に導くことができる。なお、一旦、生成物をエステルの
状態で取り扱う場合には、前記の操作を行なう必要がな
い。
【0055】また、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5
−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルと、一般式(I
I)で表される化合物として、例えば、メタノールなどの
炭素数1〜4の1価アルコールとを反応させる場合、該
1価アルコールの塩酸溶液を用いるか、または2−(ベ
ンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシア
セトニトリルと該1価アルコールとを混合した後、これ
に塩化水素ガスを吹き込むことにより、2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸メ
チルエステルまたはその光学活性体を短時間で調製する
ことができる。
【0056】前記1価アルコールの塩酸溶液を用いる場
合、該溶液に含まれる塩酸量は、特に限定がないが、通
常、10〜30重量%程度であることが好ましい。
【0057】また、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5
−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルと1価アルコ
ールとを混合した後、これに塩化水素ガスを吹き込む場
合には、塩化水素ガスの吹き込み量は、ベンゾ〔b〕チ
オフェン−5−イル−カルバルデヒド1モルあたり、反
応速度を速める観点から、3モル以上、好ましくは4モ
ル以上とすることが望ましく、また経済性の観点から、
10モル以下、好ましくは6モル以下とすることが望ま
しい。
【0058】2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イ
ル)−2−ヒドロキシアセトニトリルと一般式(II)で表
される化合物との反応の際の反応温度は、20〜100
℃であることが好ましく、なかでも、2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリルを効率よく加水分解または加アルコール分解さ
せる観点から、70〜100℃であることがより好まし
い。また、加アルコール分解を優先させる場合には、2
0〜40℃であることが好ましい。
【0059】反応雰囲気については特に限定がなく、通
常、大気をはじめ、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活
性ガスであってもよい。
【0060】反応の終点は、HPLCを用いて2−(ベ
ンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシア
セトニトリルの面積百分率が、例えば、2%以下になる
ことによって確認することができる。
【0061】なお、反応終了後、残存している水分によ
って生成したアミド体は、例えば、50〜70℃程度の
温度に加熱することにより、エステル体にすることがで
きる。
【0062】反応終了後、反応溶液には、生成した2−
(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキ
シ酢酸アルキルエステルまたはその光学活性体、ならび
に目的化合物である式(III) :
【0063】
【化13】
【0064】〔式中、R1 は前記と同じ〕で表される2
−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロ
キシ酢酸化合物またはその光学活性体が含まれている。
【0065】したがって、前記2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸を効率よく得
るために、前記反応溶液に、トルエンおよび水を添加
し、酸性水を分液後、有機層に含まれているエステル化
合物をアルカリ加水分解させることが好ましい。
【0066】アルカリ加水分解させる際には、アルカリ
として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを用い
ることができる。これらのなかでは、水酸化ナトリウム
を用いた場合、生成する2−(ベンゾ〔b〕チオフェン
−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸またはその光学活性
体のナトリウム塩は水への溶解度が小さいので、水酸化
カリウムが好ましい。該アルカリは、通常、水溶液とし
て使用することができる。
【0067】アルカリ加水分解は、例えば、前記反応溶
液にアルカリの水溶液などをpHが10以上となるよう
に添加することにより、容易に行なうことができる。
【0068】アルカリ加水分解を行なう際の温度は、2
0℃から溶媒の沸点温度まで、好ましくは40〜70℃
であることが望ましい。
【0069】アルカリ加水分解後には、分液により有機
層を除去し、得られた2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−
5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物またはその光学
活性体のアルカリ水溶液から、例えば減圧などにより、
含有されているアルコール分を除去した後、塩酸を滴下
することにより、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−
イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物またはその光学活性
体を析出させることができ、これを単離精製することが
できる。
【0070】なお、式(II)において、R1 が炭素数1〜
4のアルキル基である化合物を用いた場合、アルカリ加
水分解させた際には、式(III) においてR1 が水素原子
である2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2
−ヒドロキシ酢酸化合物またはその光学活性体を得るこ
とができる。
【0071】また、2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5
−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルと一般式(II)
で表される化合物とを反応させた後の反応溶液から、テ
トラヒドロフランで抽出することにより、2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化
合物またはその光学活性体を得ることもできる。
【0072】この場合、テトラヒドロフランの量は、ベ
ンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒド10
0重量部に対して300重量部以上であればよいが、通
常、300重量部程度であれば十分である。
【0073】かくして得られる2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸またはその光
学活性体は、抗痴呆症薬の医薬中間体として有用な化合
物である。
【0074】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
【0075】実施例1 シアン化ナトリウム18.13gを水72.5gに溶解
させ、これにベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カル
バルデヒド50gを酢酸エチル145gに溶解させた溶
液を添加した。15〜20℃の反応温度を保ちながら攪
拌下、35%塩酸13.49gを3時間かけて滴下し
た。
【0076】反応溶液を分液した後、有機層にメタノー
ル149gを添加し、内温を35〜42℃に保ちながら
塩化水素ガスを3時間吹き込んだ。
【0077】次に、内温が70℃になるまで昇温し、酢
酸メチル、酢酸エチル、メタノールおよびエタノールを
常圧で留去した。さらに、内温を58℃に保ち、160
mmHgに減圧しながら、それらを94g追加留去し
た。
【0078】次に、反応溶液を25℃まで冷却し、トル
エン100gおよび水100gを添加し、攪拌した。分
液後、分液水層にトルエン30gを添加した後攪拌し、
分液を行ない、抽出したトルエン層を先のトルエン層と
混合した。得られた混合トルエン溶液を水50gで洗浄
し、分液有機層に、内温を62℃に保ちながら、pHが
10.6になるまで20%水酸化カリウム水溶液を滴下
した。
【0079】次に、分液して有機層を除いた後、アルカ
リ水層部をトルエン30gで洗浄後、分液し、アルカリ
水層部から残存するエタノールおよびメタノールを内温
58℃、減圧116mmHgで留去した。
【0080】得られた溶液を10〜20℃にまで冷却し
た後、該溶液に、テトラヒドロフラン100gを添加
し、ついで内温が10〜20℃となるように調整しなが
ら、pHが0.78となるまで35%塩酸水を滴下し
た。得られた反応溶液を分液した後、テトラヒドロフラ
ン層を10%食塩水30gで洗浄し、分液した。
【0081】テトラヒドロフラン層に含まれる2−(ベ
ンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢
酸を液体クロマトグラフィーによって定量分析したとこ
ろ、原料のベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバ
ルデヒドに対して92.94%の反応収率で目的物であ
る2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒ
ドロキシ酢酸が得られていることがわかった。
【0082】実施例2 L−(+)−ジイソプロピル酒石酸1.36gを氷冷下
で塩化メチレン45mlに溶解させ、テトライソプロポ
キシチタニウム1.83gを添加した後、室温で30分
間攪拌した。得られた反応溶液を減圧下に留去した後、
ベンゼン20mlで3回共沸脱水し、L−(+)−ジイ
ソプロピル酒石酸のテトライソプロポキシチタニウム錯
体を得た。
【0083】次に、得られたL−(+)−ジイソプロピ
ル酒石酸のテトライソプロポキシチタニウム錯体を、塩
化メチレン60mlおよびイソプロパノール0.74g
に添加して溶解させ、得られた溶液を0℃に冷却した
後、該溶液にトリメチルシリルシアニド6.11gおよ
びベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カルバルデヒド
5.0gを順次添加し、0℃で18時間攪拌した。
【0084】次に、得られた反応溶液に、2mol/L
塩酸31mlを添加し、室温で30分間攪拌した後、分
液し、有機層にエタノール20mlと6mol/Lの塩
化水素エタノール溶液6.0mlを添加し、室温で30
分間攪拌した。
【0085】その後、前記反応溶液に、水50mlを添
加し、分液して有機層を分取した。得られた有機層を水
洗した後、減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣にn−
ヘキサンを添加して固化し、(+)−2−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセト
ニトリル5.70gを得た。
【0086】得られた(+)−2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル
は、以下の比旋光度(〔α〕D 20)を有していた。
〔α〕D 20 = +22.2°(c=1.5,CHCl
3
【0087】実施例3 実施例2で得られた(+)−2−(ベンゾ〔b〕チオフ
ェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリル1.
66gにメタノール33mlを添加し、還流下で塩化水
素ガス約5gを飽和になるまで(約10分間)吹き込
み、その後、66〜67℃で1時間還流した。得られた
反応溶液を室温まで冷却した後、該反応溶液に、酢酸エ
チル100mlおよび水100mlを順次添加した後、
飽和重曹水を添加し、pHを7.5に調節した。その
後、分液を行ない、有機層を分取し、水および飽和食塩
水で順次洗浄した後、減圧下に溶媒を留去し、得られた
残渣に石油エーテルを添加して固化し、(−)−2−
(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキ
シ酢酸メチルエステル1.78gを得た。
【0088】得られた(−)−2−(ベンゾ〔b〕チオ
フェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸メチルエステ
ルは、以下の比旋光度(〔α〕D 20)および融点を有し
ていた。 〔α〕D 20 = −68.0°(c=1.0,CH3
H) 融点 = 75.0〜76.9℃
【0089】以上の結果から、実施例の方法によれば、
2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒド
ロキシ酢酸化合物を簡便に、かつ工業的に製造しうるこ
とがわかる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、ジオキサンおよびブロ
モホルムを使用しないで、2−(ベンゾ〔b〕チオフェ
ン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物を簡便に、
かつ工業的に製造することができるという優れた効果が
奏される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 正 大阪市西淀川区歌島3丁目1番21号 住化 ファインケム株式会社総合研究所内 (72)発明者 板谷 信重 大阪市西淀川区歌島3丁目1番21号 住化 ファインケム株式会社総合研究所内 (72)発明者 山藤 哲夫 富山県婦負郡婦中町吉谷1−3 Fターム(参考) 4H039 CA65 CA66 CD10 CD50 CE20 (54)【発明の名称】 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシアセトニトリルおよびその製法、 ならびにそれを用いた2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化合物 の製法

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)
    −2−ヒドロキシアセトニトリル。
  2. 【請求項2】 光学活性を有する請求項1記載の2−
    (ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキ
    シアセトニトリル。
  3. 【請求項3】 ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カ
    ルバルデヒドに青酸を付加することを特徴とする式
    (I): 【化2】 で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)
    −2−ヒドロキシアセトニトリルの製法。
  4. 【請求項4】 ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル−カ
    ルバルデヒドとシリルシアニドとを反応させることを特
    徴とする式(I): 【化3】 で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)
    −2−ヒドロキシアセトニトリルの製法。
  5. 【請求項5】 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イ
    ル)−2−ヒドロキシアセトニトリルが光学活性を有す
    るものである請求項4記載の製法。
  6. 【請求項6】 式(I): 【化4】 で表される2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イル)
    −2−ヒドロキシアセトニトリルを酸触媒の存在下、式
    (II): R1 OH (II) 〔式中、R1 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を示す〕で表される化合物と反応させることを特徴と
    する式(III) : 【化5】 〔式中、R1 は前記と同じ〕で表される2−(ベンゾ
    〔b〕チオフェン−5−イル)−2−ヒドロキシ酢酸化
    合物の製法。
  7. 【請求項7】 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イ
    ル)−2−ヒドロキシアセトニトリルが光学活性を有す
    るものである請求項6記載の製法。
  8. 【請求項8】 2−(ベンゾ〔b〕チオフェン−5−イ
    ル)−2−ヒドロキシアセトニトリルを、式(II)におい
    て、R1 が炭素数1〜4のアルキル基である化合物と反
    応させた後、アルカリ加水分解させる、式(III) におい
    て、R1 が水素原子である請求項6または7記載の製
    法。
  9. 【請求項9】 アルカリ加水分解させる際に、アルカリ
    として、水酸化カリウムを用いる請求項8記載の製法。
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