JP2000007259A - 乗客コンベアの床板押上げ装置 - Google Patents

乗客コンベアの床板押上げ装置

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JP2000007259A
JP2000007259A JP17751798A JP17751798A JP2000007259A JP 2000007259 A JP2000007259 A JP 2000007259A JP 17751798 A JP17751798 A JP 17751798A JP 17751798 A JP17751798 A JP 17751798A JP 2000007259 A JP2000007259 A JP 2000007259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor plate
bracket
rod
spring
passenger conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP17751798A
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English (en)
Inventor
Kenji Kishida
憲治 岸田
Hidetoshi Ikeda
秀敏 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ迅速に床板を取外せることのできる
乗客コンベアの床板押上げ装置を提供する。 【解決手段】 機械室の静止部に取付けられたブラケッ
ト7と、このブラケット7に移動自在に支持されたロッ
ド8と、このロッド8の端部に固定されたばね受け9
と、ロッド8に嵌入され、ばね受け9とブラケット7と
の間に介在された床板押上げ用のスプリング10と、ロ
ッド8のスプリング10より下方位置に固定された係止
片11と、ブラケット7に取付けられ、前記係止片11
を把持するための釈放自在な把持部材12と、この把持
部材12に連結され、把持部材12を釈放させる釈放部
材13と釈放部材を作動させるスイッチ手段14とから
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの床
板押上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、実開昭50
−137789号公報及び、実開昭51−25389号
公報に記載されているように、床板と床板の支持枠との
間にばねを介在させ、床板の固定ボルトを緩めて外した
場合床板が浮き上がるようにしたものが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術においては、平常時床板が浮き上がらないようにする
ため、ボルト締めとしている。床板を脱着する際、その
都度ボルトを緩めたり、締め付けたりする必要があり、
煩雑であるばかりでなく、脱着に時間がかかる。
【0004】本発明の目的は、簡単かつ迅速に床板を取
外せることのできる乗客コンベアの床板押上げ装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、乗客コン
ベア乗降口の下部に機械室が設けられ、この機械室の開
口を床板で塞いだ乗客コンベアの床板押上げ装置におい
て、機械室の静止部に取付けられたブラケットと、この
ブラケットに移動自在に支持されたロッドと、このロッ
ドの端部に固定されたばね受けと、ロッドに嵌入され、
ばね受けとブラケットの間に介在された床板押上げ用の
スプリングと、ロッドのスプリングより下方位置に固定
された係止片と、ブラケットに取付けられ、前記係止片
を把持するための釈放自在な把持部材と、この把持部材
に連結され、把持部材を釈放させる釈放部材と釈放部材
を作動させるスイッチ手段とを備えた構成とすることに
より達成される。
【0006】上記のような構成であるから、たとえば機
械室内の点検等のため、床板を外そうとする場合、スイ
ッチを押して釈放部材を動作させる。これにより把持部
材によって把持されていた係止片が解放される。これに
よりブラケットに対するロッドの拘束が解かれ、ロッド
はスプリングにより押上げられ、これに伴い床板が押上
げられ床板と支持枠との間に指を入れる状態となり、床
板の取外しが可能となる。また、床板を装着する場合に
は、係止片を把持部材に当接した状態から床板を押し下
げられば把持部材が開いて係止片が下方に移動して把持
され、スプリングが締められた状態となり床板は浮き上
がらない状態となる。
【0007】このように、床板を押上げるにはスイッチ
手段を操作するだけでよく、また装着するには床板を押
し込むだけでよいので簡単かつ迅速に床板の脱着を行う
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図1
〜図3に基づき説明する。
【0009】1は乗客コンベア、2は欄干、3は乗降口
コームプレート、4は機械室の上部開口を塞ぐ床板、5
は床板の支持枠、6は押上げ装置であり、床板4の幅方
向の中間位置に設けられている。
【0010】押上げ装置6は、機械室内の壁に固定さ
れ、上下方ガイド部7A、7Bと、後述する把持部材の
取付部7Cとを有するブラケット7と、ブラケット7の
ガイド部7A、7Bの貫通孔に挿入されたロッド8と、
ロッド8の上方端に固定されたばね受け9と、ばね受け
9と上方ガイド部7Aとの間に介在された押上げ用のス
プリング10と、ロッド8のスプリング10より下方位
置に取付けられた係止片11と取付部7Cに固定され、
前記係止片11を把持する釈放自在な把持部材12と把
持部材12に連結され、引く力を発生して把持部材12
を開き、把持部材12を釈放状態とするソレノイド等の
釈放部材13と、この釈放部材13を作動させるための
スイッチ手段14とを有する。このスイッチ手段14は
欄干2に取付けられており、所定のキーによらなければ
投入できない型式のものとなっている。
【0011】また把持部材12は図2に示すように支点
を中心にして揺動する2つの揺動ヨーク12A、12B
と、両揺動ヨーク12A、12Bが互いに閉じる方向の
力を付与するばね12Cと、揺動ヨーク12A、12B
の端部に各々回転自在に取付けられたリンク12D、1
2Eとからなり、これらのリンク12D、12Eの端部
に釈放部材13のワイヤ13Aが連結されている。
【0012】次に床板4を支持枠5から取外す場合、装
着する場合の要領を述べる。
【0013】取外す場合、所定のキーによりスイッチ手
段14を操作してスイッチを投入する。そうすると、釈
放部材13の電磁コイルに電圧が印加され、鉄片が吸引
されて、鉄片に固定されたワイヤ13A、リンク12
D、12Eを介して把持部材12の揺動ヨーク12A、
12Bが引かれ、揺動ヨーク12A、12Bが開き、係
止片11の係止が解かれて係止片が釈放される。釈放さ
れると、スプリング10の伸張力によってロッド8は上
昇し、床板4を押上げる。これにより床板4の下面と支
持枠5との間に指が入るようになる。また、床板4を装
置する場合には床板4をばね受け上に載せた後、床板4
を下方に押す。そうするとロッド8が押下げられ、係止
片11が揺動ヨーク12A、12Bを押し開いて、その
下方に到達したとき揺動ヨーク12A、12Bがばね1
2Cの引張力によって閉じて把持される。(図1の状
態)尚、床板4を装着する際体重を利用して床板4を押
下げれば楽に装着が可能である。
【0014】以上のように本実施形態によれば、ワンタ
ッチで床板の押上げができるとともに装着も体重を利用
することにより楽に迅速に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡単
かつ迅速に床板を外せる状態すなわち床板の一部を押上
げた状態とすることができるとともに、単に押下げるだ
けで床板の装着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部端面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】乗客コンベアの乗降口付近の平面図である。
【符号の説明】
4 床板 5 床板の支持枠 6 押上げ装置 7 ブラケット 7A、7B ガイド部 7C 把持部材の取付部 8 ロッド 9 ばね受け 10 スプリング 11 係止片 12 把持部材 12A、12B 揺動ヨーク 12D リンク 13 釈放部材 13A ワイヤ 14 スイッチ手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベア乗降口の下部に機械室が設
    けられ、この機械室の開口を床板で塞いだ乗客コンベア
    の床板押上げ装置において、機械室の静止部に取付けら
    れたブラケットと、このブラケットに移動自在に支持さ
    れたロッドと、このロッドの端部に固定されたばね受け
    と、ロッドに嵌入され、ばね受けとブラケットの間に介
    在された床板押上げ用のスプリングと、ロッドのスプリ
    ングより下方位置に固定された係止片と、ブラケットに
    取付けられ、前記係止片を把持するための釈放自在な把
    持部材と、この把持部材に連結され、把持部材を釈放さ
    せる釈放部材と釈放部材を作動させるスイッチ手段とを
    備えたことを特徴とする乗客コンベアの床板押上げ装
    置。
JP17751798A 1998-06-24 1998-06-24 乗客コンベアの床板押上げ装置 Pending JP2000007259A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102502384A (zh) * 2011-10-27 2012-06-20 康力电梯股份有限公司 机房盖板防松动装置
CN102502388A (zh) * 2011-10-27 2012-06-20 康力电梯股份有限公司 扶梯用的前沿本防盗装置
CN103030053A (zh) * 2011-09-30 2013-04-10 康力电梯股份有限公司 机房盖板防盗防松动装置结构
CN103387176A (zh) * 2012-05-09 2013-11-13 通力股份公司 一种用于自动扶梯或自动人行道的楼层板的安全开关结构

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