JP2000002177A - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンポンプ

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JP2000002177A
JP2000002177A JP10169448A JP16944898A JP2000002177A JP 2000002177 A JP2000002177 A JP 2000002177A JP 10169448 A JP10169448 A JP 10169448A JP 16944898 A JP16944898 A JP 16944898A JP 2000002177 A JP2000002177 A JP 2000002177A
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Tadashi Sugano
正 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主としてパワーステアリング用の液圧ポンプと
して利用され、入力回転数が所定以上に上昇した場合で
も、吐出量を一定量に保つことが可能な2連形のラジア
ルピストンポンプにおいて、半径方向にも軸方向にも小
型化できるように図る。 【解決手段】一方のポンプ機構P1における各増減空間
41にそれぞれ連通し該増減空間41内の作動油を吐出
させるための複数の第1開口部61と、他方のポンプ機
構P2における各増減空間42にそれぞれ連通し該増減
空間42内の作動油を吐出させるための複数の第2開口
部62とを、シリンダブロック1の軸に直交する同一端
面1a上であって略同一円周上に互い違いに開口させる
ととともに、第1逆止板71と第2逆止板72とを、第
1突出体71aと第2突出体72aとを互い違いに配置
した非常に効率的な形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてパワース
テアリング用の液圧ポンプとして利用され、入力回転数
が所定以上に上昇した場合でも、吐出量を一定量に保つ
ことが可能な2連形のラジアルピストンポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーステアリング用のラジア
ルピストンポンプとしては、図5〜図7に示すように、
位相を180度ずらせてシャフトSHにそれぞれ一体に
設けられた一対の偏心カム151、152の偏心回転を
利用して、放射状にかつ軸方向に2列設けられたピスト
ン103をラジアル方向に進退させ、これらピストン1
03とこれらピストン103を突没可能に支持する複数
のシリンダボア102との間に形成される増減空間10
4を増減させることにより、作動油をこの増減空間10
4に流出入させ、ポンプ作用を営ませるように構成した
ものが知られている。このようにピストン103等を2
列にしているのは、主に吐出量を増加させるためであ
る。なお、符号108aはピストン103の側壁に貫通
する作動油流入用の貫通孔であり、符号PIT、POT
はそれぞれ、ポンプ吸入口、ポンプ吐出口を示してい
る。また、図7に示す符号RRは、第1開口部161か
ら吐出した作動油を、第2開口部162から吐出した作
動油と合流させ、ポンプ吐出口POTから吐出させるた
めにメインボディMBに軸方向に貫通させた連通孔であ
る。
【0003】しかしてこの種のラジアルピストンポンプ
は、同一ピストン位置で吐出・吸入行程があるため、吸
入行程時に吐出口POTから作動油が逆流することを防
止するためのリードバルブ(逆止弁)を設ける必要があ
る。従来は、図5〜図7に示すように、一方の列の各増
減空間104から吐出された作動油を、メインボディM
BにおけるフロントカバーFC側の端面に開口させた第
1開口部161から吐出させ、この第1開口部161
に、弾性変形可能な円環薄板状の逆止板171をばね部
材191により第1開口部161の閉止方向へ弾性付勢
してなる第1リードバルブLVV1を取り付けるととも
に、他方の列の各増減空間104から吐出された作動油
を、メインボディMBにおけるリアカバーRC側の端面
に開口させた第2開口部162から吐出させ、この第2
開口部162に逆止板172、ばね部材192を有する
同様な構成の第2リードバルブLVV2を取り付けてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなものでは2つのリードバルブがメインボディにおけ
る背向する端面上に別々に配置されることになるため、
ポンプの軸方向寸法が大きくなるだけでなく、組み立て
の都合上リアカバー、メインボディ、フロントカバーが
必要になる。一方、軸方向への長さ寸法を小さくすべ
く、径の異なる逆止板を同心円状に配置し、各開口部を
メインボディの同一端面上に開口させたものも知られて
いるが、このものは、径違いの円環状の逆止板を利用す
るため、ポンプの半径方向の寸法が大きくなる。このよ
うに従来の構造では一定以上にポンプをコンパクト化す
ることが難しかった。
【0005】本発明はこのような点を解決すべく、各第
1開口部と、各第2開口部とをシリンダブロックにおけ
る同一端面上であって略同一円周上に互い違いに開口さ
せるととともに、第1逆止板と第2逆止板とを互いに重
合しない花弁形状のものにすることによって、この種の
ラジアルピストンポンプを無理なく小型化できるように
図ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
ラジアルピストンポンプは、シリンダブロックに設けら
れた複数のシリンダボアに、軸心に対してラジアル方向
にそれぞれ突没可能に配設された複数のピストンと、各
ピストンとシリンダボアとの間に形成される複数の増減
空間の容積を、軸回転を利用して前記各ピストンを突没
させることにより周期的に増減させる増減手段とを具備
するポンプ機構を軸方向に2列備えた2連形のものにお
いて、一方のポンプ機構における各増減空間にそれぞれ
連通し該増減空間内の作動油を吐出させるための複数の
第1開口部と、他方のポンプ機構における各増減空間に
それぞれ連通し該増減空間内の作動油を吐出させるため
の複数の第2開口部とを、シリンダブロックにおける同
一端面上であって略同一円周上に互い違いに開口させる
ととともに、各増減空間内の作動液を吐出方向へのみ移
動させるために第1及び第2開口部をそれぞれ開閉可能
に閉止する弾性変形可能な円環薄板状の第1逆止板及び
第2逆止板を設けておき、第1逆止板を、前記各第1開
口部をそれぞれ閉止する内方に突出させた複数の第1突
出体を具備してなるものにするとともに、第2逆止板
を、隣接する前記第1突出体間に重合しないように配設
され、各第2開口部をそれぞれ閉止する外方に突出させ
た複数の第2突出体を具備してなるものにしたことを特
徴とする。
【0007】このようなものであれば、第1開口部と第
2開口部とが同一面内のしかも略同一円周上に設けられ
ているうえ、第1逆止板と第2逆止板とが、第1突出体
と第2突出体とを互い違いに配置した非常に効率的な形
状となるため、構成部品の削減と、軸方向及び半径方向
の寸法を小さくすることができ、軽量化やコストダウン
が図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本発明に係るラジアルピストンポンプは、図1
に示すように、ケーシング10に軸であるシャフトSH
を回動可能に支持させたもので、このシャフトSHの回
転を利用してポンプ作用を営む2つのポンプ機構P1、
P2を具備する。シャフトSHの先端部には、外部回転
機関と接続するためのスプライン溝spが切ってあり、
その中間部には後述する一対の偏心カム51、52が一
体に設けてある。ケーシング10は、従来例におけるフ
ロントカバーとメインボディを一体化したボディ1と、
このボディ1の後端面1aに取り付けられたリアカバー
11とから構成される。ボディ1には、シャフトSHを
外部に突出させるとともに、このシャフトSHの先端部
を軸受J1を介して回動自在に支持する軸受孔12と、
この軸受孔12に連続して設けられ、偏心カム51、5
2をその内周面に沿って回転させるためのカム室13が
形成されている。リアカバー11は、シャフトSHの基
端部を軸受J2を介して回動自在に支持する軸受穴14
と、その後端面に設けられこの軸受穴14に連通するポ
ンプ吸入口PIとを具備してなる。しかして、軸受穴1
4、カム室13は、同図中塗りつぶし面で示すように吸
入口PIから流入する作動油で充満している。
【0009】第1のポンプ機構P1は、シリンダブロッ
クとしての機能を兼ねるボディ1に設けられた複数の第
1シリンダボア21に、軸心に対してラジアル方向にそ
れぞれ突没可能に配設された複数の第1ピストン31
と、各第1ピストン31と第1シリンダボア21との間
に形成される複数の第1増減空間41の容積を、シャフ
トSHの回転を利用して各第1ピストン31を突没させ
ることにより周期的に増減させる第1偏心カム51とを
具備する。
【0010】第1シリンダボア21は、ボディ1の外側
面と前記カム室13の内周面とを連通させる連通孔の外
側開口部をプラグPGにより閉塞してなるものであり、
8つを間欠的にかつ放射状に配設している。なお、本実
施例では干渉を防止するため、図1、図3に示すよう
に、隣接する各第1シリンダボア21が軸方向に互い違
いにずれた位置になるように設定している。第1ピスト
ン31は、突出端を閉塞してなる円筒状のもので、第1
シリンダボア21に突没可能に嵌合するとともに、コイ
ルばねCSによって突出方向に弾性付勢されている。各
第1増減空間41には、その容積が増大しつつある時に
作動油を流入させる第1流入孔81aと、その容積が減
少しつつある時に作動油を流出させる第1流出孔81b
とがそれぞれ設けられている。第1流入孔81aは第1
ピストン31の側壁を貫通するもので、この第1ピスト
ン31が所定以上突出した際に作動油の充満するカム室
13にその一端を開口させる部位に設けられている。第
1流出孔81bは、一端を第1シリンダボア21の側面
に開口し、他端をメインボディ1の後端面1aに開口さ
せたものである。第1偏心カム51はシャフトSHに偏
心させて一体に設けられた円柱状のものであり、第1増
減手段に相当する。この第1偏心カム51にはその外周
面にカム用軸受5aが嵌め込まれ、更にその外周面にス
リップリング5bが嵌め込まれている。そして第1ピス
トン31の先端は、このスリップリング5bの外周面に
当接し、シャフトSHの回転に伴う第1偏心カム51の
回転で、各第1ピストン31がそれぞれ位相をずらせて
周期的に突没するように構成されている。
【0011】第2ポンプ機構P2は、図1に示すよう
に、第1ポンプ機構P1から軸方向に所定距離離間させ
て配置されたものであり、その構造は第1ポンプ機構P
1と同様のものである。すなわち、メインボディ1に設
けられた複数の第2シリンダボア22に、軸心に対して
ラジアル方向にそれぞれ突没可能に配設された複数の第
2ピストン32と、各第2ピストン32と第2シリンダ
ボア22との間に形成される複数の第2増減空間42の
容積を、シャフトSHの回転を利用して各第2ピストン
32を突没させることにより周期的に増減させる第2偏
心カム52とを具備する。
【0012】第2シリンダボア22は、第1シリンダボ
ア21同様メインボディ1に設けられたもので、図4に
示すように、第1シリンダボア21の後方であって、軸
方向からみて隣接する第1シリンダボア21間に配置さ
れている。なお、図4中、第1シリンダボア21及び第
1ピストン31は実線で示しており、第2シリンダボア
22及び第2ピストン32は破線で示している。第2ピ
ストン32は第1ピストン31と同一の構成であるため
説明は省略する。各第2増減空間42には、第1増減空
間41と同様に、その容積が増大しつつある時に作動油
を流入させる第2流入孔82aと、その容積が減少しつ
つある時に作動油を流出させる第2流出孔82bとがそ
れぞれ設けられている。また、第2増減手段である第2
偏心カム52は第1偏心カム51の後方において、この
第1偏心カム51と180度位相を異ならせてシャフト
SHに一体に形成されている。
【0013】しかして本実施例では、図1、図2に示す
ように、第1流出孔81bの他端である第1開口部61
と、第2流出孔82bの他端である第2開口部62と
を、メインボディ1の後端面1aであって略同一円周上
に互い違いに配置している。そして、第1、第2リード
バルブLV1、LV2を設けて、これら第1、第2開口
部61、62からそれぞれ第1、第2増減空間41、4
2内の作動液を吐出方向へのみ移動させるように構成し
ている。
【0014】第1リードバルブLV1は、前記後端面1
aに密着し、第1開口部61を閉止する弾性変形可能な
円環薄板状の第1逆止板71と、この第1逆止板71を
閉止方向に弾性付勢する第1ばね部材91とからなる。
しかして、この第1逆止板71を、各第1開口部61を
それぞれ閉止する内方に突出した複数の第1突出体71
aを具備してなる花弁形状のものにしている。
【0015】第2リードバルブLV2は、後端面1aに
密着し、第2開口部62を閉止する弾性変形可能な円環
薄板状の第2逆止板72と、この第2逆止板72を閉止
方向に弾性付勢する第2ばね部材92とからなる。しか
して、この第2逆止板72を、隣接する前記第1突出体
71a間に重合しないように配設され、各第2開口部6
2をそれぞれ閉止する外方に突出した複数の第2突出体
72aを具備してなる花弁形状ものにしている。
【0016】これら第1、第2逆止板71、72及び第
1、第2ばね部材91、92は、リアボディ1の前端面
に設けられた円環溝11aに収容されており、この円環
溝11aは、リアボディ1の後端面に開口するポンプ吐
出口POに連通している。しかして、容積の減少しつつ
ある第1、第2空間41、42に連通する第1、第2開
口部61、62から作動油が吐出される際には、第1、
第2逆止板71、72がその吐出圧でばね部材91、9
2による弾性力に逆らって軸方向に一部弾性変形し、当
該第1、第2開口部61、62を開成して、作動油を吐
出させるように構成している。なお、図2中符号PN
は、第1、第2リードバルブLV1、LV2の移動方向
を軸方向のみに制限するピンである。
【0017】このように構成した本実施例に係るラジア
ルピストンモータの作動を第1ポンプ機構P1を代表例
として以下に述べる。図3に示すようにシャフトSHの
矢印方向への回転に伴い、第1偏心カム51に接触して
いる各第1ピストン31は、それぞれラジアル方向に進
退する。そして、容積が増大しつつあり、かつ第1流入
孔81aの一端がカム室13に開口している状態にある
第1増減空間41に、作動油が流入する(吸入行程)。
同図ではこの範囲はARに示されている。しかして、同
図から明らかなように、第1流入孔81aの一端は最大
でも一部分しかカム室13に開口しないため、この部分
でオリフィス効果が得られる。したがって、入力回転数
が所定以上に上昇した場合でも、オリフィス効果で吸入
流量が制限され、吐出量を一定量に保たれる。一方、容
積が減少しつつある第1増減空間41内の作動油は、第
1リードバルブLV1を介してポンプ吐出口POへ至る
(吐出行程)。この際、前述したように第1リードバル
ブLV1は作動油の流れる方向を吐出方向にのみ限定し
て、吸入行程時に第1開口部61から作動油が第1増減
空間41内に逆流入することを防止する。
【0018】第2ポンプ機構P2も、作用は第1ポンプ
機構P1と同様であるため、その説明は省略する。この
ように、本実施例に係るラジアルピストンモータは、第
1逆止板71を内方に突出する複数の第1突出体71a
を具備するものにするとともに、第2逆止板72を外方
に突出し重合しないように隣接する第1突出体71a間
に位置させた複数の第2突出体72aを具備するものに
し、第1開口部61と第2開口部62とを同一端面1a
上であって、略同一円周上に設けることにより、第1リ
ードバルブLV1と第2リードバルブLV2とを同位置
に設けたものである。したがって、軸方向及び半径方向
の寸法を小さくすることができるだけでなく、従来組立
の関係上分離しなければならなかったフロントカバーと
メインボディを一体化できるなど、構成部品の削減も可
能になり、軽量化やコストダウンが図れる。
【0019】なお、本発明は上述した実施例に限られな
い。例えば、前記実施例では、ピストンと、これに対応
するシリンダボアの数は、任意に設定することができ
る。またポンプ吸入口や、ポンプ吐出口の設ける位置等
も実施例に限られるものではない。その他図示例に限ら
れず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能
である。
【0020】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明に係るラ
ジアルピストンモータによれば、第1逆止板と第2逆止
板とを、第1突出体と第2突出体とを互い違いに配置し
た非常に効率的な形状にするとともに、第1開口部と第
2開口部とを同一面内のしかも略同一円周上に設けてい
るため、構成部品の削減や、軸方向及び半径方向の寸法
の縮小ができ、軽量化やコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラジアルピストンポ
ンプを示す側断面図。
【図2】図1におけるX−X線断面図。
【図3】図1におけるY−Y線断面図。
【図4】同実施例の第1シリンダボアと第2シリンダボ
アとの軸方向から見た位置関係を示す部分横断面図。
【図5】従来例を示すラジアルピストンポンプの側断面
図。
【図6】図5におけるXX−XX線断面図。
【図7】図5におけるYY−YY線断面図。
【符号の説明】
P1…第1ポンプ機構 P2…第2ポンプ機構 1…シリンダブロック(メインボディ) 21…第1シリンダボア 22…第2シリンダボア 31…第1ピストン 32…第2ピストン 41…第1増減空間 42…第2増減空間 51…第1増減手段(第1偏心カム) 52…第2増減手段(第2偏心カム) 61…第1開口部 62…第2開口部 1a…端面 71…第1逆止板 72…第2逆止板 71a…第1突出体 72a…第2突出体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダブロックに設けられた複数のシリ
    ンダボアに、軸心に対してラジアル方向にそれぞれ突没
    可能に配設された複数のピストンと、各ピストンとシリ
    ンダボアとの間に形成される複数の増減空間の容積を、
    軸回転を利用して前記各ピストンを突没させることによ
    り周期的に増減させる増減手段とを具備するポンプ機構
    を軸方向に2列備えた2連形のラジアルピストンモータ
    において、 一方のポンプ機構における各増減空間にそれぞれ連通し
    該増減空間内の作動油を吐出させるための複数の第1開
    口部と、他方のポンプ機構における各増減空間にそれぞ
    れ連通し該増減空間内の作動油を吐出させるための複数
    の第2開口部とを、シリンダブロックにおける同一端面
    上であって略同一円周上に互い違いに開口させるととと
    もに、各増減空間内の作動液を吐出方向へのみ移動させ
    るために第1及び第2開口部をそれぞれ開閉可能に閉止
    する弾性変形可能な円環薄板状の第1逆止板及び第2逆
    止板を設けておき、第1逆止板を、前記各第1開口部を
    それぞれ閉止する内方に突出させた複数の第1突出体を
    具備してなるものにするとともに、第2逆止板を、隣接
    する前記第1突出体間に重合しないように配設され、各
    第2開口部をそれぞれ閉止する外方に突出させた複数の
    第2突出体を具備してなるものにしたことを特徴とする
    ラジアルピストンポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327134C (zh) * 2000-07-12 2007-07-18 乔治·门卡雷利 用于活塞泵的可变形装置
JP2019055664A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 ポンプ装置及びブレーキ装置

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