JP3791849B2 - 医用画像検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者の診断を行うための医用画像検査装置、特に検査の画像を保管管理する機能を備えた医用画像検査装置(システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像検査装置を用いた検査は、医師によって書かれた検査依頼書の指示にしたがって技師が画像の撮影を行う。撮影された画像は医師によって読影され、患者の診断がなされる。しかし、超音波検査および内視鏡検査においては、医師が検査を行い検査終了直後に診断を下す場合が多い。この場合、医師は患者のカルテに記載された内容を参照しながら検査を行い、診断結果をカルテに記載している。 一方、撮影された画像を電子的に保管して、特定の過去検査の画像を検索して表示することができる医用画像保管管理システムがある。読影を行う医師は患者の番号や検査の番号あるいは重要画像といった情報を利用して画像を検索している。このシステムを利用して過去の画像と比較して診断を行うことによって、疾患の発見率が向上している。
【0003】
超音波検査や内視鏡検査において医師が検査を行う場合は、カルテに貼られた過去検査の写真と比較しながら診断を行っている。医用画像保管管理システムでは、検査装置に過去画像を送り、検査中に過去画像との比較ができるようにすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら超音波検査や内視鏡検査中は、医師は検査や装置の操作に忙しく、比較のために過去画像の検索操作を行うことは煩わしい。とくに内視鏡検査の場合は検査装置の一部を体内に挿入しているため、検査に集中しないと医療事故を招くおそれがある。
【0005】
撮影した検査画像あるいは現在撮影している検査画像と過去画像とを比較する場合、この検査画像の撮影条件と同一の撮影条件の過去画像を選択する必要があり、検査に集中できないという問題がある。
【0006】
またこれから撮影する検査画像と過去画像とを比較する場合、比較したい過去画像と同一の条件で撮影したい場合がある。このとき、過去画像や検査履歴を参照しながら検査装置の撮影条件を設定しなければならず、検査時間が長くなり検査スループットが低下し、患者の負担が増加するという問題がある。
【0007】
検査画像には診断を下すのに重要と判断される画像があり、この画像は次の検査時に参照される可能性が高い。しかし、検査中に重要画像を指定することは煩わしく、検査効率を低下させるという問題がある。また、技師が撮影を行った画像に対して、医師が診断を行うような場合があるが、このとき医師があらためてこの撮影した画像を検索するというのでは、非常に診断効率が悪いという問題がある。
【0008】
以上のような問題を解決するために、本発明における第1の目的は、現在設定されている撮影条件と同一の撮影条件の過去画像を1回の操作で検索して表示できるようにすること、第2の目的は、検査画像の撮影条件を1回の操作で過去画像の撮影条件とすることができるようにすること、第3の目的は、過去の重要画像と同一条件の場合は撮影画像を重要画像とすることができるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、患者の診断を行うために画像を撮影する医用画像検査装置において、患者の診断部位を撮影し、画像データを得る撮影手段と、この撮影手段に撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、この撮影条件設定手段により設定された撮影条件と前記撮影手段により得られた画像データとを関連づけて保管管理するデータ管理手段と、画像データの検索条件を設定する検索条件設定手段と、前記検索条件設定手段で設定した検索条件と前記データ管理手段に保管管理された画像データと関連づけられた撮影条件が一致した画像データを検索し取り出す検索手段と、前記撮影手段により撮影された画像データの撮影条件と、前記検索手段により検索された画像データの撮影条件とを比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づき、前記検索された画像データと撮影条件すべてが一致する前記撮影手段により撮影された画像データをまたは前記検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の前記撮影手段により撮影された画像データを重要画像として登録する重要画像登録手段と、前記検索手段により取り出した画像データを表示する表示手段とを備える。
請求項2記載の本発明は、前記重要画像登録手段が、前記検索された画像データが重要画像である場合に、前記検索された画像データと撮影条件すべてが一致する前記撮影手段により撮影された画像データをまたは前記検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の前記撮影手段により撮影された画像データを重要画像とすることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、前記撮影手段が、超音波または内視鏡を用いたものであることを特徴とする。
【0015】
以上に述べた請求項1および請求項2記載の本発明の医用画像検査装置によれば、検索された画像データと撮影条件すべてが一致する撮影手段により撮影された画像データをまたは検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の撮影手段により撮影された画像データを重要画像として保管できる。画像を参照する場合は、重要画像を検索するだけで、すべての条件が一致またはあらかじめ指定した撮影条件項目の撮影条件が同一の画像を得ることができるため、経過観察等の比較診断が短時間でかつ高い質で行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1に本発明の医用画像検査装置の実施例の全体構成を示す。本発明の医用画像検査装置は、患者の体内を画像化する画像検査装置(以下、検査装置と呼ぶ)1と画像の撮影と表示および保管管理を行う画像表示/管理装置(以下、管理装置と呼ぶ)2から構成される。装置間は制御信号を送受するためのネットワーク3と、検査装置1の映像信号を管理装置2へ伝送するための信号線4で接続されている。2つの装置は1つの筐体内で内部バス等で接続されていてもよい。
【0017】
図2に本発明の医用画像検査装置の実施例の内部ブロック図を示す。本発明の医用画像検査装置は、図1にも示した通り検査装置1と管理装置2に大きく分類される。制御部5は制御メモリ6に格納されたプログラムにしたがって装置全体の動作を司る。
【0018】
制御メモリ6は、患者の情報、検査の情報、撮影条件なども格納する。なお、撮影条件は、超音波診断の場合、例えばBモードやドップラ等の診断モードとしたり、診断画像の撮影位置や角度としたり、セクタやリニアやコンベックスやラジアル等のプローブの種類としたり、発生させる超音波の周波数とする。内視鏡診断の場合、例えば直視、側視、斜視、超音波等のプローブの種類としたり、光度、ヒュー(Hu)、クロマ(Croma )等としたり、診断画像の撮影位置や角度とする。
【0019】
データ管理部7では、画像データと撮影条件や患者情報等を関連づけて管理する。制御部5からの検索または更新の要求を実行して結果を制御部5に返す。これはリレーショナル型データベースシステム(以下、RDBMS と呼ぶ)で実現してもよい。その場合、図4に示すデータ構造を利用して管理を行う。すなわち、患者テーブル、検査テーブル、画像テーブルにより画像保管媒体に記憶されている画像ファイルを管理する。患者テーブルには患者ID、患者氏名、性別、生年月日等のデータが記憶されており、検査テーブルには検査ID、患者ID、検査実施日、検査種別等のデータが記憶されており、画像テーブルには検査ID、画像ID、ファイル名、撮影条件、重要マーク等のデータが記憶されている。データ管理部7は、指定された画像データを画像メモリ8と外部記憶装置(例えばハードディスク)9間でLoad/Save する機能を備える。これはRDBMS 付属のストアードプロシージャで実現できる。
【0020】
撮影条件制御部10は、検査装置制御部21へ撮影条件を設定する命令を送り、現在の撮影条件を保持する。検査装置1側で撮影条件が変更された場合は、検査装置制御部21からの信号を受信して保持している撮影条件を変更する。
【0021】
心電解析部11は検査装置1からの心電信号を受信し、心電図の任意の相(例えばR波)があらわれた時に撮影条件制御部10に信号を送るようになっている。 画像収集部12は検査装置1からの映像信号を受信し、制御部5からの命令により映像信号をデジタル化して画像メモリ8に格納する。
【0022】
表示制御部13では、画像メモリ8に格納されている画像データを出力装置(例えばCRT)23に表示する。表示を行うタイミングや位置などは制御部5より司令される。
【0023】
入力制御部14では、入力装置(キーボードやマウス等)21からの入力信号を制御部5に送る。マウスを用いた入力では、信号が入力された時の画面の位置からユーザーの要求を解釈し制御部5に送る。
【0024】
なお、上記実施例においては、検査装置と管理装置の2つの装置に分割するよう構成したが、1つの筐体内で内部バス等で接続されていてもよい。
以下、以上のように構成された本実施例の作用を説明する。
【0025】
図3に検査中の管理装置2の表示画面を示す。画面は検査装置1に表示してもよい。ユーザーはマウスポインタをマウスにより移動してマウスのボタンを押すことにより操作できる。たとえば、過去画像ボタン15、過去重要画像ボタン16、撮影条件コピーボタン17、撮影開始ボタン18にマウスポインタを合わせてクリックすることにより、各機能が実行される。
【0026】
検査開始直後は、現在の検査画像を表示させる現在の画像ウィンドウ24、検索した過去の画像を表示させる過去の画像ウィンドウ25とも表示されない。検査装置1の入力装置または管理装置2の入力装置(キーボード等)22から患者情報や検査IDを入力することにより、画面の所定のフィールドに入力された情報が表示される。また、検査装置1で撮影条件を設定することで所定のフィールドに設定値が表示される。
【0027】
検査装置1の入力装置から撮影条件設定を行った場合、検査装置制御部21から撮影条件制御部10へ設定された撮影条件項目とその値が送信される。撮影条件制御部10では信号を受信し、その値を保持する。患者情報などの情報を検査装置1の入力装置から入力した場合も、撮影条件と同様な処理によって値を取得し制御メモリ6に情報を格納する。
【0028】
管理装置2の入力装置(キーボード)22から撮影条件を設定した場合、制御部5は設定された条件項目とその値を撮影条件制御部10へ送る。撮影条件制御部10では検査装置制御部21へ、設定項目と値を、撮影条件設定の命令と共に送信し、装置の設定を変更する。
【0029】
次に、現在の検査条件に一致する過去画像を検索して出力装置23に表示する作用について説明する。処理の流れを図5に示す。
ユーザーはマウスを用いて過去画像ボタン15を押す。入力制御部14より過去画像検索が指示されたことを制御部5が検知する(図5の処理1)。制御部5が撮影条件制御部10へ現在の撮影条件のデータ要求を出すと(図5の処理2)、撮影条件制御部10は保持している撮影条件項目と値を制御部5へ送る。制御部5は前記条件項目と値を制御メモリ6に格納する。次に制御部5は制御メモリ6に格納された情報を用いてデータ管理部7に検索要求を送る(図5の処理3)。検索要求の条件は、例えば、検査テーブル中の患者IDと現在検査している患者IDが一致し、かつ検査テーブルの検査IDと画像テーブルの検査IDが一致し、かつ画像テーブルの撮影条件と現在の撮影条件が一致するというものである。この検索要求をRDBMS のSQL文で表わしたものを図6に示す。すなわち、このSQL文の第1行目は画像テーブル中のファイルネームの検索を示しており、第2行目は検査テーブルと画像テーブルから検索を行うことを示しており、第3行目以下は検索条件を示している。なお、検索要求はSQL文に限らず、検索条件を指定できる形式であれば他の方法でもよい。
【0030】
ここで、患者ID、検査ID、画像IDとは、患者、検査、画像のそれぞれを唯一特定する識別子であり、患者テーブル、検査テーブル、画像テーブルにおいては主キーとなる。以下では、IDはデータ管理部7が自動で付与し、テーブル内に同一のIDが存在するなどの矛盾がないものとする。IDの自動付与は連番を発番することにより実現できる。
【0031】
撮影条件の項目が複数存在する場合は、ユーザーが一致させる撮影条件項目を指定する手段を設け、指定された条件項目に一致する画像を検索してもよい。あるいは、すべての検査条件が一致する画像を検索してもよい。あるいは、いずれか一つの検索条件が一致する画像を検索してもよい。あるいは、事前に優先順位をつけられた検索項目にしたがって検索してもよい。
【0032】
過去の検査が複数存在する場合は、全ての検査の中の画像を検索対象とする。あるいは、指定した回数だけ前の検査の画像を検索対象としてもよい。これは、検査テーブルの検査実施日を整列して取り出すことで実現することができる。
【0033】
検索によって該当する画像データのファイル名を得た制御部5は、データ管理部7に外部記憶装置9から画像データを画像メモリ8にLoadする命令を出し、データ管理部7はこれを実行する(図5の処理4)。制御部5は表示制御部13へLoadされた画像を表示する命令を送り、表示制御部13は画像メモリ8の内容を出力装置(CRT等)23へ映像信号として出力する(図5の処理5)。
【0034】
また、制御部5は同様の方法により画像テーブルに格納されている該当する画像データの情報を取得し、制御メモリ6に格納する。すなわち、画像ID、撮影条件、重要マークを含む画像データの情報を格納する。
【0035】
次に、過去の重要画像を検索する手段について説明する。
ユーザーはマウスポインタを用いて過去重要画像ボタンをクリックする。前記撮影条件が一致する画像を検索する手段と同様に制御部5はユーザーの指示を検知し、SQL文を生成する。ここで、検索条件は画像テーブルの重要画像マークが正(True)になっているものとする。すなわち、SQL文のWHERE 句を「画像テーブル.重要マーク=True」とする。以下、前記撮影条件が一致した画像を出力する手段と同様な処理により、出力装置(CRT) 23に出力する。
【0036】
次に、現在の撮影条件を検索された画像の撮影条件に変更する手段について説明する。処理の流れを図7に示す。
ユーザーはマウスポインタで撮影条件コピーボタン17をクリックし、制御部5は指示を解釈する(図7の処理1)。制御部5は表示されている過去の画像の撮影条件を制御メモリ6から参照し、条件項目とその値を撮影条件制御部10へ送る(図7の処理2)。撮影条件制御部10では検査装置制御部21へ、条件項目と値を、撮影条件設定の命令と共に送信し、装置の設定を変更する(図7の処理3)。
【0037】
次に、画像を撮影し保管する手段について説明する。処理の流れを図8に示す。 ユーザーは撮影した画像が検査装置1に表示されたとき、撮影開始ボタン18をクリックする(図8の処理1)。撮影開始指示は検査装置1の所望の位置に配置された入力装置であってもよい。撮影される画像は、静止画像、動画像を問わない。制御部5は画像収集部12に画像収集命令を送り、画像収集部12は画像をデジタル化して画像メモリ8に格納する(図8の処理2)。格納された画像は表示制御部13により、出力装置(CRT)23に表示される(図8の処理3)。 また、制御部5は、撮影条件制御部10に現在の撮影条件を問い合わせ、撮影条件を制御メモリ6に格納する(図8の処理2)。
【0038】
動画像を撮影する場合、撮影条件として任意のタイミングで撮影したい場合がある。たとえば、心電図でR波の時に撮影をしたい場合である。このとき、撮影条件はR波で撮影するように撮影条件制御部10に設定しておき、撮影開始ボタン18が押された後、制御部5は撮影条件制御部10からの指示を待つ。撮影条件制御部10は心電解析部11からのR波信号をトリガとして制御部5へ撮影開始の指示を送る。以下、前記の撮影と同様の処理が行われることにより、撮影条件を満たした画像を撮影することができる。
【0039】
ユーザーが画像保管ボタン19をクリックすると画像が保管される。保管の処理の流れを図9に示す。保管の指示の前に、Markボタン20を押すと撮影画像は重要画像であるとして保管される。(図8の処理4)
保管が指示されると制御部5は画像メモリ8内の撮影画像データをファイルとして外部記憶装置9に格納(Save)する。ファイル名は画像データを唯一特定するものであればよく、たとえば検査IDと撮影された順番の番号に基づいた名前としてデータ管理部7が付与する。データ管理部7は制御部5に付与したファイル名を送る(図9の処理1)。
【0040】
制御部5では、制御メモリ6に格納されている撮影条件とデータ管理部7から送られたファイル名に基づいて、画像テーブルへの登録要求を生成してデータ管理部7へ送る(図9の処理2)。データ管理部7はこの登録要求に基づきデータ管理情報を更新する(図9の処理3)。図10にSQL文で表わした登録要求を示す。保管の指示の前に重要画像マークが指示されている場合、重要画像フラグの値をTrueとして登録する。登録完了後、制御部5は完了の旨をユーザーに示す指示を表示制御部13へ送り、出力装置(CRT) 23に登録完了のメッセージが表示される。
【0041】
次に、現在の検査で撮影された画像の撮影条件と検索された重要画像の撮影条件が同一の場合に重要画像とする手段について説明する。処理の流れを図11に示す。以下の例では、表示されている過去画像が重要画像である場合に撮影条件の比較を行うことにしているが、重要画像であるかどうかの検査を省略して撮影条件の比較を行うようにしてもよい。
【0042】
前記、画像を撮影する手段において、制御部5が撮影条件を制御メモリ6に格納した後(図11の処理2)、現在表示されている過去画像が重要画像であるかどうかを調べる(図11の処理3)。もし重要画像であれば、撮影した画像の撮影条件と表示されている過去画像の撮影条件の比較を行う(図11の処理4)。比較の結果、撮影条件が同一である場合は、撮影した画像の重要マークフラグをTrueに変更し、表示制御部13に重要画像とされたことを表示する指示を出し、出力装置(CRT)23に表示する(図11の処理5)。重要画像とされたことを示す方法は、たとえば、Markボタン20をトグルボタンとしておき、ボタンの表示をON状態に変更する(図11の処理6)。ユーザーは撮影後Markボタン20の状態を見ることによって、重要画像とされたかどうかを確認することができる。また、重要画像マークを解除する場合は、マウスでMarkボタン20をクリックしてOFF 状態とし、その旨が制御部5で解釈され、制御部5が制御メモリ6内の重要画像マークフラグをFalse にすることにより解除する。
【0043】
撮影条件が複数ある場合は、撮影条件のすべてが一致したときに重要画像とする他に、あらかじめ指定した撮影条件項目が一致した時に重要画像としてもよい。たとえば、R波をトリガとした撮影であれば重要画像であるとしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、検索された画像データと撮影条件すべてが一致する撮影手段により撮影された画像データをまたは検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の撮影手段により撮影された画像データを重要画像として保管できる。画像を参照する場合は、重要画像を検索するだけで、すべての条件が一致またはあらかじめ指定した撮影条件項目の撮影条件が同一の画像を得ることができるため、経過観察等の比較診断が短時間でかつ高い質で行うことができる。
【0047】
また、検査中の装置の操作を減らすことは、検査時間短縮だけでなく、内視鏡といった危険を伴う検査においては、操作ミスによる医療事故を防ぐという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の全体構成
【図2】本発明の装置の内部ブロック図
【図3】画像表示装置の検査中の表示画面
【図4】データ管理部が持つデータ管理構造
【図5】現在の撮影条件と一致する過去画像を検索して表示するための処理ルーチン
【図6】撮影条件が一致する画像ファイル名を検索するためのデータ管理部へのSQL文
【図7】過去画像の撮影条件を現在の撮影条件に設定する場合の処理ルーチン
【図8】画像の撮影(取り込み)と重要画像マーキングを行う処理ルーチン
【図9】画像データの保管を行う場合の処理ルーチン
【図10】検査および画像の管理情報を格納するためのデータ管理部へのSQL文
【図11】過去画像の撮影条件と同一条件の撮影画像を重要画像とする処理ルーチン
【符号の説明】
1 検査装置
2 管理装置
3 ネットワーク
4 信号線
5 制御部
6 制御メモリ
7 データ管理部
8 画像メモリ
9 外部記憶装置
10 撮影条件制御部
11 心電解析部
12 画像収集部
13 表示制御部
14 入力制御部
15 過去画像ボタン
16 過去重要画像ボタン
17 撮影条件コピーボタン
18 撮影開始ボタン
19 画像補間ボタン
20 Markボタン
21 検査装置制御部
22 入力装置
23 出力装置
24 現在の画像ウインドウ
25 過去の画像ウインドウ

Claims (3)

  1. 患者の診断を行うために画像を撮影する医用画像検査装置において、
    患者の診断部位を撮影し、画像データを得る撮影手段と、
    この撮影手段に撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、
    この撮影条件設定手段により設定された撮影条件と前記撮影手段により得られた画像データとを関連づけて保管管理するデータ管理手段と、
    画像データの検索条件を設定する検索条件設定手段と、
    前記検索条件設定手段で設定した検索条件と前記データ管理手段に保管管理された画像データと関連づけられた撮影条件が一致した画像データを検索し取り出す検索手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像データの撮影条件と、前記検索手段により検索された画像データの撮影条件とを比較する比較手段と、
    この比較手段による比較結果に基づき、前記検索された画像データと撮影条件すべてが一致する前記撮影手段により撮影された画像データをまたは前記検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の前記撮影手段により撮影された画像データを重要画像として登録する重要画像登録手段と、
    前記検索手段により取り出した画像データを表示する表示手段とを備える医用画像検査装置。
  2. 前記重要画像登録手段は、前記検索された画像データが重要画像である場合に、前記検索された画像データと撮影条件すべてが一致する前記撮影手段により撮影された画像データをまたは前記検索された画像データとあらかじめ指定された撮影条件項目の撮影条件が同一の前記撮影手段により撮影された画像データを重要画像とすることを特徴とする請求項1記載の医用画像検査装置。
  3. 前記撮影手段が、超音波または内視鏡を用いたものであることを特徴とする前記請求項1または2記載の医用画像検査装置。
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