JP2001179663A - 脚式移動ロボット及び脚式移動ロボットの制御方法、並びに充電ステーション - Google Patents

脚式移動ロボット及び脚式移動ロボットの制御方法、並びに充電ステーション

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JP2001179663A
JP2001179663A JP36665199A JP36665199A JP2001179663A JP 2001179663 A JP2001179663 A JP 2001179663A JP 36665199 A JP36665199 A JP 36665199A JP 36665199 A JP36665199 A JP 36665199A JP 2001179663 A JP2001179663 A JP 2001179663A
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Japan
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charging
mobile robot
legged mobile
station
robot
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JP36665199A
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Tetsuji Fukushima
哲治 福島
Osamu Koyama
修 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動ロボットに対して充電ステーションによ
って充電を行う。 【解決手段】 脚式移動ロボットは、充電池を搭載した
自立駆動型であり、その行動半径は電源ケーブルの制約
を受けることがない。四肢と電源ケーブルが干渉する可
能性がなく、動作制御が容易になる。該ロボットは、自
律的に充電時期を判断して充電ステーションに立ち寄っ
て充電するので、ユーザなどの外的補助を必要しない。
ユーザは煩雑な充電作業から解放され、充電時期を意識
する必要もない。ロボットによる対戦ゲームなどでは、
ゲームの継続性やリアリティを損なず、観衆はゲームを
堪能することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒトやサル、その
他の動物が持つ生体メカニズムの全部又は一部を模した
構造を有する機械装置すなわちロボットに係り、特に、
2足による脚式移動(歩行)やクロール式移動などによ
り作業空間を自在(無経路)に移動することができる移
動ロボットに関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、充電式バッテリ
を用いて外部電源ケーブルによる拘束なしに作業空間を
無経路で移動自在な移動ロボット及びその充電メカニズ
ムに係り、特に、自律作業中にバッテリの残存容量が低
下すると充電ステーションに立ち寄って自動的に充電す
るとともに、充電完了とともに充電ステーションから離
れて作業を再開するタイプの移動ロボット及びその充電
メカニズムに関する。
【0003】
【従来の技術】電気的若しくは磁気的な作用を用いて人
間の動作に似せた運動を行う機械装置のことを「ロボッ
ト」という。ロボットの語源は、スラブ語のROBOT
A(奴隷機械)に由来すると言われている。わが国で
は、ロボットが普及し始めたのは1960年代末からで
あるが、その多くは、工場における生産作業の自動化・
無人化などを目的としたマニピュレータや搬送ロボット
などの産業用ロボット(industrial rob
ot)であった。
【0004】最近では、ヒトやサルなどの2足直立歩行
を行う動物の身体メカニズムや動作を模した脚式移動ロ
ボットに関する研究開発が進展し、実用化への期待も高
まってきている。2足直立による脚式移動は、クローラ
式や、4足又は6足式などに比し不安定で姿勢制御や歩
行制御が難しくなるが、不整地や障害物など作業経路上
に凹凸のある歩行面や、階段や梯子の昇降など不連続な
歩行面に対応することができるなど、柔軟な移動作業を
実現できるという点で優れている。
【0005】ヒトの生体メカニズムや動作をエミュレー
トした脚式移動ロボットのことを、特に、「人間形」、
若しくは「人間型」のロボット(humanoid r
obot)と呼ぶ。人間型ロボットは、例えば、生活支
援、すなわち住環境その他の日常生活上の様々な場面に
おける人的活動の支援などを行うことができる。
【0006】人間形若しくは人間型と呼ばれるロボット
を研究・開発する意義を、例えば以下の2つの視点から
把握することができよう。
【0007】1つは、人間科学的な視点である。すなわ
ち、人間の下肢及び/又は上肢に似た構造のロボットを
作り、その制御方法を考案して、人間の歩行動作をシミ
ュレートするというプロセスを通じて、歩行を始めとす
る人間の自然な動作のメカニズムを工学的に解明するこ
とができる。このような研究成果は、人間工学、リハビ
リテーション工学、あるいはスポーツ科学など、人間の
運動メカニズムを扱う他のさまざまな研究分野の進展に
大いに還元することができるであろう。
【0008】もう1つは、人間のパートナーとして生活
を支援する、すなわち住環境その他の日常生活上の様々
な場面における人的活動の支援を行うロボットの開発で
ある。この種のロボットは、人間の生活環境のさまざま
な局面において、人間から動作や作法を教わりながら個
々に個性の相違する人間又は環境への適応方法を学習
し、機能面でさらに成長していく必要がある。このと
き、ロボットが「人間形」すなわち人間と同じ形又は同
じ構造をしている方が、人間とロボットとのスムースな
コミュニケーションを行う上で有効に機能するものと考
えられる。
【0009】例えば、踏んではならない障害物を避けな
がら部屋を通り抜ける方法を実地においてロボットに教
示するような場合、クローラ式や4足式ロボットのよう
に教える相手が自分と全く違う構造をしているよりも、
同じような格好をしている2足歩行ロボットの方がユー
ザ(作業員)ははるかに教え易く、またロボットにとっ
ても教わり易い筈である(例えば、高西著「2足歩行ロ
ボットのコントロール」(自動車技術会関東支部<高塑
>No.25,1996APRIL)を参照のこと)。
【0010】人間の作業空間や居住空間のほとんどは、
2足による直立歩行という人間が持つ身体メカニズムや
行動様式に合わせて形成されている。言い換えれば、人
間の住空間は、車輪その他の駆動装置を移動手段とした
現状の機械システムが移動するのには多くの障壁が存在
する。したがって、機械システムすなわちロボットが様
々な人的作業を代行し、さらに人間の住空間に深く浸透
していくためには、ロボットの移動可能範囲が人間のそ
れとほぼ同じであることが好ましい。これが、脚式移動
ロボットの実用化が大いに期待されている所以でもあ
る。人間型の形態を有していることは、ロボットが人間
の住環境との親和性を高める上で必須であるといえる。
【0011】人間型ロボットの用途の1つとして、産業
活動・生産活動等における各種の難作業の代行が挙げら
れる。例えば、原子力発電プラントや火力発電プラン
ト、石油化学プラントにおけるメンテナンス作業、製造
工場における部品の搬送・組立作業、高層ビルにおける
清掃、火災現場その他における人命救助といったような
危険作業・難作業の代行である。
【0012】また、人間型ロボットの他の用途として、
難作業の代行などの生活支援というよりも、生活密着
型、すなわち人間との「共生」という用途が挙げられ
る。この種のロボットは、ヒトやサルなどの2足の直立
歩行を行う動物が本来持つ、全身協調型の動作メカニズ
ムを忠実に再現し、その自然に円滑な動作を実現するこ
とを至上の目的とする。また、ヒトやサルなどの知性の
高い直立動物をエミュレートする以上、四肢を用いた動
作が生体として自然であり、且つ、動作が持つ表現力が
豊かであることが望ましい。さらに、予め入力された動
作パターンを単に忠実に実行するだけではなく、相手の
言葉や態度(「褒める」とか「叱る」、「叩く」など)
に呼応した、生き生きとした動作表現を実現することも
要求される。この意味において、ヒトを模したエンター
ティンメント指向の人間型ロボットは、まさに「人間
型」のロボットと呼ぶに相応しい。
【0013】ところで、上述した各種のロボットはいず
れも、電気電動式の機械装置であり、装置への給電作業
は当然欠かすことができない。
【0014】アーム型ロボットのように特定の場所に固
定的に設置するタイプのロボットや、行動半径や動さパ
ターンが限定された移動ロボットの場合、商用AC電源
から電源ケーブルを介して常時給電することができる。
【0015】これに対し、自律的且つ自在に動き回るタ
イプの移動ロボットの場合、電源ケーブルによって行動
半径が制限されてしまうため、商用AC電源による給電
は不可能である。この当然の帰結として、移動ロボット
には充電式バッテリによる自律駆動が導入される。バッ
テリ駆動によれば移動ロボットは、電源コンセントの場
所や電源ケーブル長などの物理的な制約を意識せず、人
間の住空間や各種の作業空間を自走することができる。
【0016】例えば人間型ロボットのように多自由度す
なわち多数のアクチュエータを含む機械装置の場合、電
力消費が大きく、且つ、アクチュエータ始動時のインラ
ッシュ電流を供給するためには、大容量・高出力の充電
池を必要とする(特に、脚部には強力なアクチュエータ
を必要とし、多大の電力を消耗する)。この結果、充電
池の重量は増大し、ロボット本体の総重量の10〜20
%程度を占めることになり、また、重量増大によりさら
に消費電力が増えてしまう。しかしながら、電源ケーブ
ルと四肢との干渉や電源ケーブル長による行動半径など
の制約を排し、ロボットの行動自由度を確保するために
は、バッテリ駆動式であることが好ましいという結論に
到達する。
【0017】バッテリ駆動式の機械装置を使用する場
合、バッテリの充電作業を伴うことが難点となる。特
に、移動ロボットの場合、自動機器・無人機械として使
用するものであるにも拘らず、充電作業は完全自動化の
障壁になる。また、充電のためのバッテリ交換や電源コ
ネクタ接続は、ユーザにとって手間でもある。
【0018】例えば、人間型ロボットの場合、人間の住
空間の各場面において、生活支援や作業代行を行う最中
に、充電池の容量が低下するたびに、ロボットを停止さ
せて人手で充電作業を行っていたのでは、人間のパート
ナーとしては役割が不充分であり、むしろ人間がロボッ
トのパートナーであるに等しい。
【0019】そこで、移動ロボットのためのバッテリ充
電を確実且つ完全に自動化する方式として、いわゆる
「充電ステーション」が導入されている。充電ステーシ
ョンとは、その字義通り、移動ロボットのバッテリ充電
を行うための専用スペースのことである。
【0020】ロボットは、自走式・自律的な作業を行っ
ている期間中にバッテリの残存容量が低下したことを検
知すると、作業を中断して、自ら(すなわち自動的に)
充電ステーションに立ち寄る。充電ステーション内で
は、ロボットと電源との間で所定の電気接続を果たし、
バッテリへの給電を受ける。そして、バッテリが満充電
若しくは所定容量まで回復したら、ロボットは、電源と
の電気接続を解除するとともに充電ステーションを立ち
去って、中断していた作業を再開する。
【0021】例えば、作業空間内に複数の充電ステーシ
ョンを設置することにより、移動ロボットは、最寄の充
電ステーションで給電を受けることができる。すなわ
ち、移動ロボットは、複数の充電ステーション間をまた
いで移動することができ、行動半径が実質的に拡張され
る。また、1つの充電ステーションを複数のロボット間
で共有することもでき、充電ステーション数を節約する
こともできる。また、充電機能の一部を充電ステーショ
ンに移管することにより、ロボット本体の要求仕様や重
量、コストなどを削減することができる。
【0022】しかしながら、充電ステーションを用いて
作業期間中に自動的且つ円滑に充電オペレーションを挿
入するためには、移動ロボットを充電ステーションに導
き入れる(あるいは、移動ロボットは充電ステーション
の場所を探索する)とともに、充電ステーションとの間
で位置検出・位置決め制御を行い、電源と正確且つ確実
に接続しなければならない。
【0023】移動ロボットであっても、予め定義された
固定的な経路上しか移動しないロボット(例えば搬送ロ
ボット)の場合、ロボットを充電ステーション内にセッ
トすることは比較的容易であろう。何故ならば、通常の
作業経路上に充電ステーションを配設しておけば、ロボ
ットは予め定義された作業工程の1つとして充電ステー
ションに立ち寄り、円滑且つ作業の途切れなく充電オペ
レーションを行うことができるからである。
【0024】これに対し、人間型ロボットのように、自
律的な自由歩行が許容されたロボットの場合、その行動
自由度がゆえに、充電ステーションにロボットをセット
するためには、充電ステーション内におけるロボットの
位置検出や位置決めなど、技術的な困難を伴なう。
【0025】また、人間ロボットのエンターティンメン
ト性が高まってくると、例えばサーカー・ゲームのよう
な競技、その他対戦ゲームに適用することが考えられ
る。しかしながら、充電容量の低下の度に競技を中断さ
せていたのでは、ゲーム進行の継続性やリアリティが著
しく損なわれ、観衆にとっても面白みが半減してしまう
であろう。一般に、ハーフ・タイムなどゲーム進行上の
インターバルとバッテリ寿命すなわち充電間隔とは一致
しない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、充電
式バッテリによって自律駆動する移動ロボットのため
の、優れた充電メカニズムを提供することにある。
【0027】本発明の更なる目的は、バッテリ駆動によ
り作業空間を無経路で自由に移動することができる移動
ロボットのための、優れた充電メカニズムを提供するこ
とにある。
【0028】本発明の更なる目的は、バッテリ駆動によ
り作業空間を無経路で自在に移動する移動ロボットに対
して充電ステーションによって充電を行うための、優れ
た充電メカニズムを提供することにある。
【0029】本発明の更なる目的は、充電オペレーショ
ンのために充電ステーションに立ち寄る移動ロボットを
正確且つ確実に電気接続することができる、優れた充電
メカニズムを提供することにある。
【0030】本発明の更なる目的は、ゲームその他移動
ロボットが実行中の作業の継続性を失うことなく充電オ
ペレーションを自動化することができる、優れた充電メ
カニズムを提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、少なく
とも下肢と体幹部と構成され前記下肢の運動によって移
動自在な脚式移動ロボットであって、前記ロボットの少
なくとも1つの可動部に対して給電可能な充電式電源部
と、前記充電式電源部の充電電流を受容するための前記
ロボットの外界に露出した電気接続部と、を具備するこ
とを特徴とする脚式移動ロボットである。
【0032】本発明の第1の側面に係る脚式移動ロボッ
トは、さらに、前記充電式電源部に対する充電開始及び
終了時期を検出する充電管理手段を備えていてもよい。
【0033】前記充電管理手段は、前記充電式電源部の
残存容量が所定値未満になったことに応答して充電開始
時期を検出するとともに、前記充電式電源部が満充電状
態に到達したことに応答して充電終了時期を検出するよ
うにしてもよい。
【0034】あるいは、前記充電管理手段は、指定され
た時刻の到達及び/又は所定時間間隔毎に、充電開始時
期及び/又は充電終了時期を検出するようにしてもよ
い。
【0035】あるいは、前記充電管理手段は、前記脚式
移動ロボットがプレイ中のゲームがインターバルに突入
したことに応答して充電開始時期を検出するとともに、
該インターバルが終了したことに応答して充電終了時期
を検出するようにしてもよい。
【0036】また、本発明の第1の側面に係る脚式移動
ロボットは、さらに、充電開始時期が検出されたことに
応答して前記電気接続部において充電ステーションとの
合体を行うとともに、充電終了時期が検出されたことに
応答して充電ステーションとの切り離しを行う充電動作
制御手段を備えていてもよい。
【0037】また、前記電気接続部は、前記脚式移動ロ
ボットの臀部に配設されていてもよい。
【0038】あるいは、前記電気接続部は、前記脚式移
動ロボットの左右少なくとも一方の前腕部に配設されて
いてもよい。
【0039】あるいは、前記電気接続部は、前記脚式移
動ロボットの背面部に配設されていてもよい。
【0040】あるいは、前記電気接続部は、前記脚式移
動ロボットの左右少なくとも一方の足裏部に配設されて
いてもよい。
【0041】また、本発明の第2の側面は、少なくとも
下肢と体幹部と構成され前記下肢の運動によって移動自
在で少なくとも1つの可動部は充電式電源部によって給
電される脚式移動ロボットの制御方法であって、(a)
前記充電式電源部の充電開始時期を検出するステップ
と、(b)充電開始時期の検出に応答して、充電ステー
ションと合体して充電を開始するステップと、(c)前
記充電式電源部の充電終了時期を検出するステップと、
(d)充電終了時期の検出に応答して、前記充電ステー
ションと分離するステップと、を具備することを特徴と
する脚式移動ロボットの制御方法である。
【0042】前記ステップ(a)では、前記充電式電源
部の残存容量が所定値未満になったことに応答して充電
開始時期を検出するようにしてもよい。また、前記ステ
ップ(c)では、前記充電式電源部が満充電状態に到達
したことに応答して充電終了時期を検出するようにして
もよい。
【0043】あるいは、前記ステップ(a)及び/又は
ステップ(c)では、指定された時刻の到達及び/又は
所定時間間隔毎に、充電開始時期及び/又は充電終了時
期を検出するようにしてもよい。
【0044】あるいは、前記ステップ(a)では、前記
脚式移動ロボットがプレイ中のゲームがインターバルに
突入したことに応答して充電開始時期を検出するように
してもよい。また、前記ステップ(c)では、前記脚式
移動ロボットがプレイ中のゲームにおけるインターバル
が終了したことに応答して充電終了時期を検出するよう
にしてもよい。
【0045】また、本発明の第3の側面は、少なくとも
下肢と体幹部と構成され前記下肢の運動によって移動自
在な脚式移動ロボットのための充電ステーションであっ
て、略椅子型で、前記脚式移動ロボットが着席した姿勢
にて受容可能なステーション本体と、前記ステーション
本体の表面に露出して、前記ステーション本体に着席し
た前記脚式移動ロボットと電気的に接続するための電気
接続部と、を具備することを特徴とする充電ステーショ
ンである。
【0046】本発明の第3の側面に係る充電ステーショ
ンにおいて、前記電気接続部は、前記ステーション本体
の座面上に配設されていてもよい。
【0047】あるいは、前記ステーション本体は背もた
れを備え、前記電気接続部は前記ステーション本体の背
もたれ上に配設されていてもよい。
【0048】あるいは、前記ステーション本体は肘掛を
備え、前記電気接続部は前記ステーション本体の肘掛上
に配設されていてもよい。
【0049】
【作用】本発明に係る脚式移動ロボットは、充電バッテ
リを搭載した自立駆動型である。すなわち自走式である
から、その行動半径や動作パターンは電源ケーブルの制
約を受けることがない。
【0050】また、脚式歩行や上肢を含めた各種の運動
パターン実行期間中に、四肢と電源ケーブルが干渉する
可能性がなく、動作制御が著しく容易になる。
【0051】また、脚式移動ロボットは、自律的に充電
時期を判断し且つ充電ステーションに立ち寄って自動的
に充電オペレーションを行うことができる。すなわち、
充電のためにユーザなどの外界からの補助を必要しな
い。この結果、ユーザは、ロボットの充電という煩雑な
作業から解放され、また、充電時期を意識する必要もな
くなる。
【0052】また、充電池の残存容量が低下する度に、
ユーザがロボットを停止して、人手で充電する必要がな
くなる。したがって、将来、人間型ロボットが人間のパ
ートナーとして住空間に深く浸透し、生活の各場面で生
活支援や作業代行を行うようになってきた場合、人間と
の「共生」の可能性がますます高まる。
【0053】また、ロボット同士による対戦ゲームなど
では、ゲームの継続性など作業のコンテキストを維持
し、リアリティを損なうことなく充電オペレーションを
実行することが可能になる。このため、観衆は、ロボッ
トによるゲームの面白さを、充分に堪能することができ
る。例えば、選手の交代、守備で動作を行わない期間
中、イニングの切り替えやハーフ・タイムなどゲームの
インターバルなどを利用して、自動的に充電作業を行う
ことができる。
【0054】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0056】図1及び図2には本発明の実施に供される
「人間形」又は「人間型」の脚式移動ロボット100が
直立している様子を前方及び後方の各々から眺望した様
子を示している。図示の通り、脚式移動ロボット100
は、脚式移動を行う左右2足の下肢と、体幹部と、左右
の上肢と、頭部とで構成される。
【0057】左右各々の下肢は、大腿部と、膝関節と、
脛部と、足首と、足平とで構成され、股関節によって体
幹部の略最下端にて連結されている。また、左右各々の
上肢は、上腕と、肘関節と、前腕とで構成され、肩関節
によって体幹部の上方の左右各側縁にて連結されてい
る。また、頭部は、首関節によって体幹部の略最上端中
央に連結されている。
【0058】体幹部ユニット内には、図1及び図2上で
は見えていない制御部が配備されている。
【0059】この制御部は、この脚式移動ロボット10
0を構成する各関節アクチュエータの駆動制御や各セン
サ(後述)などからの外部入力を処理するコントローラ
(主制御部)や、電源回路その他の周辺機器類を搭載し
た筐体である。制御部は、その他、遠隔操作用の通信イ
ンターフェースや通信装置を含んでいてもよい。例え
ば、脚式移動ロボット100が制御部を背中に背負うよ
うな格好でロボット100本体に制御部を搭載すること
ができる。但し、制御部の設置場所は特に限定されな
い。
【0060】図3には、本実施例に係る脚式移動ロボッ
ト100が具備する関節自由度構成を模式的に示してい
る。図示の通り、脚式移動ロボット100は、2本の腕
部と頭部1を含む上体と、移動動作を実現する2本の脚
部からなる下肢と、上肢と下肢とを連結する体幹部とで
構成される。
【0061】頭部1を支持する首関節は、首関節ヨー軸
2と、首関節ピッチ軸3と、首関節ロール軸4という3
自由度を有している。
【0062】また、各腕部は、肩関節ピッチ軸8と、肩
関節ロール軸9と、上腕ヨー軸10と、肘関節ピッチ軸
11と、前腕ヨー軸12と、手首関節ピッチ軸13と、
手首関節ロール軸14と、手部15とで構成される。手
部15は、実際には、複数本の指を含む多関節・多自由
度構造体である。但し、手部15の動作自体は、ロボッ
ト100の姿勢安定制御や歩行動作制御に対する寄与や
影響が少ないので、本明細書ではゼロ自由度と仮定す
る。したがって、左右の各腕部は7自由度を有するとす
る。
【0063】また、体幹部は、体幹ピッチ軸5と、体幹
ロール軸6と、体幹ヨー軸7という3自由度を有する。
【0064】また、下肢を構成する左右各々の脚部は、
股関節ヨー軸16と、股関節ピッチ軸17と、股関節ロ
ール軸18と、膝関節ピッチ軸19と、足首関節ピッチ
軸20と、関節ロール軸21と、足部(足底)22とで
構成される。股関節ピッチ軸17と股関節ロール軸18
の交点は、本実施例に係るロボット100の股関節位置
を定義するものとする。人体の足部(足底)22は、実
際には多関節・多自由度の足底を含んだ構造体である
が、本実施例に係る脚式移動ロボット100の足底はゼ
ロ自由度とする。したがって、左右の各脚部は6自由度
で構成される。
【0065】以上を総括すれば、本実施例に係る脚式移
動ロボット100全体としては、合計で3+7×2+3
+6×2=32自由度を有することになる。但し、脚式
移動ロボット100が必ずしも32自由度に限定される
訳ではない。設計・製作上の制約条件や要求仕様等に応
じて、自由度すなわち関節数を適宜増減することができ
ることは言うまでもない。
【0066】脚式移動ロボット100が持つ上述の各関
節自由度は、実際にはアクチュエータを用いて実装され
る。外観上で余分な膨らみを排してヒトの自然体形状に
近似させること、2足歩行という不安定構造体に対して
姿勢制御を行うことなどの要請から、アクチュエータは
小型且つ軽量であることが好ましい。本実施例では、ギ
ア直結型で且つサーボ制御系をワンチップ化してモータ
・ユニットに内蔵したタイプの小型ACサーボ・アクチ
ュエータを搭載することとした。なお、この種のACサ
ーボ・アクチュエータに関しては、例えば本出願人に既
に譲渡されている特願平11−33386号明細書に開
示されている。
【0067】図4には、本実施例に係る脚式移動ロボッ
ト100の制御システム構成を模式的に示している。同
図に示すように、該システムは、ユーザ入力などに動的
に反応して情緒判断や感情表現を司る思考制御モジュー
ル200と、関節アクチュエータの駆動などロボットの
全身協調運動を制御する運動制御モジュール300とで
構成される。
【0068】思考制御モジュール200は、情緒判断や
感情表現に関する演算処理を実行するCPU(Cent
ral Processing Unit)211や、
RAM(Random Access Memory)
212、ROM(ReadOnly Memory)2
13、及び、外部記憶装置(ハード・ディスク・ドライ
ブなど)214で構成される、自己完結処理を行うこと
ができる独立した情報処理装置である。
【0069】思考制御モジュール200には、CCD
(Charge Coupled Device)カメ
ラなどの画像入力装置251や、マイクなどの音声入力
装置252、スピーカなどの音声出力装置253、LA
N(Local Area Network:図示しな
い)などを経由してロボット100外のシステムとデー
タ交換を行う通信インターフェース254など各種の装
置が、バス・インターフェース201経由で接続されて
いる。
【0070】思考制御モジュール200では、画像入力
装置251から入力される視覚データや音声入力装置2
52から入力される聴覚データなど、外界からの刺激な
どに従って、脚式移動ロボット100の現在の感情や意
思を決定することができる。さらに、意思決定に基づい
た振舞い又は行動、すなわち四肢の運動を実行するよう
に、後述する運動制御モジュール300に対して指令を
発行することができる。
【0071】一方の運動制御モジュール300は、ロボ
ット100の全身協調運動を制御するCPU(Cent
ral Processing Unit)311や、
RAM(Random Access Memory)
312、ROM(ReadOnly Memory)3
13、及び、外部記憶装置(ハード・ディスク・ドライ
ブなど)314で構成される、自己完結処理を行うこと
ができる独立した情報処理装置である。
【0072】運動制御モジュール300には、図3で示
した全身に分散するそれぞれの関節自由度を実現する関
節アクチュエータ、体幹部の姿勢や傾斜を計測する姿勢
センサ351、左右の足底の離床又は着床を検出する接
地確認センサ352及び353、駆動電源を管理する電
源制御装置354などの各種の装置が、バス・インター
フェース301経由で接続されている。
【0073】ここで、電源制御装置354は、バッテリ
(図示しない)の残存容量などバッテリの状態を監視す
る専用の制御装置である。すなわち、電源制御装置35
4は、バッテリの端子電圧、充電及び放電時の積算電流
量、バッテリの周囲温度などを常時監視することで、バ
ッテリの残存容量や充電の開始時期や終了時期を検出す
ることができる。電源制御装置354は、充電ステーシ
ョン(図4には図示しない)と電気接続するための少な
くとも正負両極を含んだ2以上の電極端子を備えてい
る。電極以外にも、充電ステーションその他の外部シス
テムとの間で充電の開始/終了を通知するための通信イ
ンターフェースや制御信号などの通信手段を含んでいて
もよい。
【0074】また、電源制御装置354は、バス・イン
ターフェース301経由で、運動制御モジュール300
に対してバッテリの充電開始時期や充電終了時期を通知
することができる。
【0075】本実施例で扱われるバッテリは、充電再利
用可能な2次電池である。より好ましくは、数本〜数十
本の電池セルをカートリッジ形式でパッケージ化し、ロ
ボット100本体から着脱自在に構成された「バッテリ
・パック」である。ロボット100に使用される電池セ
ルは、本発明を実現する上で特に限定されない。但し、
関節アクチュエータ(前述)の始動時には過大なインラ
ッシュ電流を必要とするので、瞬時の供給電力が大きい
ニッケル・カドミウム(Ni−Cd)電池を用いること
が好ましい。
【0076】運動制御モジュール300では、思考制御
モジュール200から指示された行動を体現すべく、各
関節アクチュエータによる全身協調運動を制御する。す
なわち、CPU311は、思考制御モジュール200か
ら指示された行動に応じた動作パターンを外部記憶装置
314から取り出し、又は、内部的に動作パターンを生
成する。そして、CPU311は、指定された動作パタ
ーンに従って、足部運動、ZMP(Zero Mome
nt Point)軌道、体幹運動、上肢運動、腰部水
平位置及び高さなどを設定するとともに、これらの設定
内容に従った動作を指示する指令値を各関節アクチュエ
ータに転送する。また、CPU311は、姿勢センサ3
51の出力信号によりロボット100の体幹部分の姿勢
や傾きを検出するとともに、各接地確認センサ352及
び353の出力信号により各可動脚が遊脚又は立脚のい
ずれの状態であるかを検出することによって、脚式移動
ロボット100の全身協調運動を適応的に制御すること
ができる。
【0077】さらに、運動制御モジュール300は、思
考制御モジュール200において決定された意思通りの
行動がどの程度体現されたか、すなわち処理の状況を、
思考制御モジュール200に返すようになっている。
【0078】なお、本明細書で言う「ZMP」とは、歩
行中の床反力によるモーメントがゼロとなる床面上の点
のことであり、また、「ZMP軌道」とは、例えば脚式
移動ロボット100の歩行動作期間中などにZMPが動
く軌跡を意味する。
【0079】思考制御モジュール200と運動制御モジ
ュール300は、共通のプラットフォーム上で構築さ
れ、両者間はバス・インターフェース201及び301
を介して相互接続されている。
【0080】脚式移動ロボット100が、図3に示すよ
うに体幹部に屈曲部(体幹部ピッチ軸5及び/又は体幹
部ロール軸6)を持つような場合には、該屈曲部よりも
上方に思考制御モジュール200を配置するとともに、
下方に運動系制御モジュール300を配置することによ
って、該屈曲部を通過する配線は両モジュール間を連結
するバスのみとなるので、配線数を削減し、屈曲部周辺
における電装・配線設計が簡素化する。
【0081】図4からも判るように、思考制御モジュー
ル200は、画像入力装置251や音声入力装置252
のように人間の視覚及び聴覚に相当する装置や、音声出
力装置253などのように、頭部に配設された機器類と
の配線が多い。また、脚式移動ロボット100は可動脚
たる脚部が主要な運動系であることから、運動制御モジ
ュール300は下半身に向かう配線数が膨大である。し
たがって、思考制御モジュール200を体幹部の上側
に、運動制御モジュール300を体幹部の下側に、それ
ぞれ配置することによって、システム全体の総配線長を
短縮すると共に、配線構造を簡素化することができる。
【0082】また、かくのごとく各制御モジュール20
0及び300に分割して配置することによって、上体の
み、あるいは下体のみの交換が可能となるので、上下半
身のいずれか一方における新機能の追加やメンテナンス
作業が容易になる。
【0083】本実施例に係る脚式移動ロボット100
は、充電ステーションを用いた自律的すなわち完全に自
動化された充電オペレーションを実行することができ
る。この結果、ユーザを煩雑な充電作業から解放するこ
とができ、ユーザは充電時期を意識する必要がなくな
る。なお、本実施例に適用される充電ステーションの構
成については後に詳解する。
【0084】本実施例に係る充電オペレーションは、
(1)充電時期の決定、(2)充電ステーションの探
索、(3)充電ステーションとの合体、という各フェー
ズに区分することができる。以下、各フェーズについて
説明する。
【0085】(1)充電時期の決定 充電開始時期は、まず第一に、バッテリが過放電する前
に設定しなければならない。バッテリの残存容量を誤っ
て判断すると、作業中(あるいは充電ステーションに向
かう途上)に、ロボットが突然停止したり転倒してしま
うことになる。
【0086】また、第二に、作業のコンテキストを維持
するように充電タイミングを設定することが好ましい。
例えば、ロボットが対戦ゲームを実行中に、充電作業の
開始によりゲームの継続性が失われると、リアリティが
著しく損なわれ、観衆はゲームを楽しむことができなく
なる。
【0087】バッテリが過放電する前に充電オペレーシ
ョンを行うためには、例えば運動制御モジュール300
が主導的に充電時期を決定することができる。
【0088】バッテリの残存容量自体は、電源制御装置
354が計測している。すなわち、電源制御装置354
は、バッテリの端子電圧、充電及び放電時の積算電流
量、バッテリの周囲温度などを常時監視することで、バ
ッテリの残存容量や充電の開始時期/終了時期を検出す
ることができる。
【0089】運動制御モジュール300は、電源制御装
置354からの検出信号をバス経由で入力して、バッテ
リの残存容量から見た充電の開始時期及び終了時期を判
断することができる。充電開始時期には、運動制御モジ
ュール300は、実行中の運動パターンを中断して、制
御を充電オペレーションにキックするとともに、思考制
御モジュール200に対しては充電オペレーションを始
める旨をバス・インターフェース201/301経由で
通知する。
【0090】また、充電オペレーションのために一旦中
断した作業を、充電終了後に円滑に再開させるために、
思考制御モジュール200及び運動制御モジュール30
0は、充電オペレーションを開始する直前のシステム状
況を保存しておくことが好ましい。
【0091】図5には、バッテリの残存容量の低下に伴
なって充電オペレーションを制御するための処理手順を
フローチャートの形式で示している。以下、このフロー
チャートの各ステップについて説明する。
【0092】運動制御モジュール300は、バッテリの
残存容量が所定値を下回ったこと、若しくは充電開始時
期を検出すると(ステップS11)、ロボット100が
実行中の作業を一旦中断して、充電オペレーションをキ
ックする。なお、後に充電オペレーションが終了して中
断した作業を円滑に再開させるために、思考制御モジュ
ール200及び運動制御モジュール300は、充電オペ
レーションを開始する直前のシステム状況を保存してお
くことが好ましい。
【0093】まず、充電ステーションへの移動を行い
(ステップS12)、次いで、充電ステーションとの接
続を行う(ステップS13)。本実施例に係る充電ステ
ーションの構成や充電ステーションへの移動との接続に
関しては後に説明する。
【0094】ステップS14では、ロボット100本体
側と充電ステーション側の電極同士が正確に接続され、
充電を開始可能か否か、すなわち充電電流を供給可能か
否かを判断する。
【0095】該判断結果が否定的であれば、ステップS
13に戻って、ロボット100は充電ステーションへの
接続動作を再試行する。また、該判断結果が肯定的であ
れば、充電ステーションは、ロボット100のバッテリ
に対する充電電流の供給を開始する(ステップS1
5)。充電ステーション側が供給する充電電流の出力電
圧−電流特性は、使用されるバッテリの充放電特性に従
う。
【0096】充電ステーション及び脚式移動ロボット1
00の一方又は双方は、「充電中」、「充電完了(満充
電)」、「異常」などの各種のバッテリ状態を表示する
インジケータを備えていてもよい。この結果、充電期間
中に、ユーザに対して視覚的なフィードバックを与える
ことができる。
【0097】充電期間中、電源制御装置354は、バッ
テリの端子電圧や充電電流の積算電流量、バッテリの周
囲温度などを常時監視しており、バッテリに蓄積された
容量を計測することができる。
【0098】バッテリが満充電状態に未だ到達していな
ければ、ステップS16の分岐Noに進んで、充電オペ
レーションを継続して行う。
【0099】また、バッテリが満充電状態に到達したと
判断されれば、ステップS17の分岐Yesに進んで、
充電オペレーションを終了させる。このとき、電源制御
装置354は、バス・インターフェース301経由で、
運動制御モジュール300に対して充電が完了した旨を
通知する。また、電源制御装置354は、充電ステーシ
ョン側に対しても、所定の通信手段経由で、充電オペレ
ーションを終了する旨を通知してもよい。
【0100】運動制御モジュール300は、充電終了の
通知を受けたことに応答して、充電ステーションを立ち
去る運動パターンを速やかに実行して、次の動作へ移行
する(ステップS17)。
【0101】ここで言う次の動作とは、充電オペレーシ
ョンのために、ステップS11において中断してしまっ
た作業であってもよい。この場合、思考制御モジュール
200及び運動制御モジュール300は、保存しておい
たシステム状態を回復させることによって、ちょうど中
断した時点で作業を再開させることができる。
【0102】他方、作業のコンテキストを維持するよう
に充電タイミングを設定するためには、ゲーム進行など
を逐次追跡することができる思考制御モジュール200
が主導的に充電時期を決定することができる。充電時期
を決定するこの種の方法は、作業の正当な(若しくは自
然な)途切れを利用して充電オペレーションを実行する
ものであり、作業の継続性を害さないという特徴があ
る。
【0103】思考制御モジュール200は、画像入力装
置251から入力される視覚データや音声入力装置25
2から入力される聴覚データなど、外界からの刺激など
に従って、脚式移動ロボット100の現在の感情や意思
を決定することができる。
【0104】また、思考制御モジュール200は、ロボ
ット100が対戦ゲームなどの所定の作業を行っている
ときに、ゲームのルールに従って、ロボットが次に実行
する次のプレイ内容を決定することができる。また、現
在のスコアその他ゲームの進行状況や流れ(コンテキス
ト)を解釈して、ロボット100が当然抱くべき感情や
意思を決定して、運動制御モジュール300にバス経由
で該決定内容を通知する。
【0105】さらに、思考制御モジュール200は、作
業期間中において、システム・クロックを逐次参照して
いる(あるいは画像入力装置261を介して入力される
時計の画像を基にして、現在時刻や時間の経過を計測し
てもよい)。例えば、サッカーのような、時間制の競技
種目・対戦ゲームを実行しているときには、ハーフ・タ
イムを始めとするゲームのインターバルなど、プレーヤ
としてのロボット100のアクティビティが低下する時
間帯に突入したことを検出することができる。また、野
球など攻守が入れ替わるタイプのゲームを実行している
ときには、ゲームのコンテキストを逐次追跡して、イニ
ングの切り替わりや守備交代すなわちアクティビティが
低下する時間帯に突入したことを検出することができ
る。
【0106】本実施例では、思考制御モジュール200
は、作業継続中にロボット100のアクティビティが低
下する時間帯に突入したことに応答して、充電オペレー
ションを開始することができる。この種の充電オペレー
ションの場合、本来の充電完了(すなわちバッテリが満
充電状態になること)よりも、むしろ、アクティビティ
の回復を以って充電を停止することが好ましい。アクテ
ィビティの回復は、例えばサッカー・ゲームにおけるゲ
ーム後半の開始その他インターバルの終了や、野球にお
けるイニングの切り替わりや守備交代に相当する。
【0107】図6には、ロボット100のアクティビテ
ィの変化に伴なって充電オペレーションを制御するため
の処理手順をフローチャートの形式で示している。以
下、このフローチャートの各ステップについて説明す
る。
【0108】思考制御モジュール200は、ロボット1
00がプレイ中のゲームがハーフ・タイムなどのインタ
ーバルに突入したこと、あるいは、野球においてイニン
グが切り替わったり選手交代が行われたことなど、作業
のコンテキストに基づいてアクティビティが低下したこ
とを検出すると(ステップS21)、ロボット100が
実行中の作業を一旦中断して、充電オペレーションをキ
ックする。また、運動制御モジュール300に対して、
充電オペレーションを開始する旨の通知を、バス・イン
ターフェース201/301経由で行う。なお、後に充
電オペレーションが終了して中断した作業を円滑に再開
させるために、思考制御モジュール200及び運動制御
モジュール300は、充電オペレーションを開始する直
前のシステム状況を保存しておくことが好ましい。
【0109】まず、充電ステーションへの移動を行い
(ステップS22)、次いで、充電ステーションとの接
続を行う(ステップS23)。本実施例に係る充電ステ
ーションの構成や充電ステーションへの移動との接続に
関しては後に説明する。
【0110】ステップS24では、ロボット100本体
側と充電ステーション側の電極同士が正確に接続され、
充電を開始可能か否か、すなわち充電電流を供給可能か
否かを判断する。
【0111】該判断結果が否定的であれば、ステップS
23に戻って、ロボット100は充電ステーションへの
接続動作を再試行する。また、該判断結果が肯定的であ
れば、充電ステーションは、ロボット100のバッテリ
に対する充電電流の供給を開始する(ステップS2
5)。充電ステーション側が供給する充電電流の出力電
圧−電流特性は、使用するバッテリの充放電特性に従
う。
【0112】充電ステーション及び脚式移動ロボット1
00の一方又は双方は、「充電中」、「充電完了(満充
電)」、「異常」などの各種のバッテリ状態を表示する
インジケータを備えていてもよい。この結果、充電期間
中に、ユーザに対して視覚的なフィードバックを与える
ことができる。
【0113】充電期間中、電源制御装置354は、バッ
テリの端子電圧や充電電流の積算電流量、バッテリの周
囲温度などを常時監視しており、バッテリに蓄積された
容量を計測することができる。思考制御モジュール20
0は、電源制御装置354による充電終了の通知を、運
動制御モジュール300経由で受け取ることができる。
【0114】また、思考制御モジュール200は、実時
間を計時し続けてハーフ・タイムの終了を検出したり、
次のイニングに突入したり選手交代などにより、ロボッ
ト100が再び出動しなければならなくなるタイミング
を自動的に検出することができる。
【0115】バッテリが満充電状態に未だ到達していな
い、あるいは、ロボットが再び出動時期に未だ到達して
いなければ、ステップS26の分岐Noに進んで、充電
オペレーションを継続して行う。
【0116】バッテリが満充電状態に到達したと判断さ
れれば、電源制御装置354は、ステップS27の分岐
Yesに進んで、充電オペレーションを終了させる。こ
のとき、電源制御装置354は、バス・インターフェー
ス301経由で、運動制御モジュール300に対して充
電が完了した旨を通知する。また、電源制御装置354
は、充電ステーション側に対しても、所定の通信手段経
由で、充電オペレーションを終了する旨を通知してもよ
い。
【0117】また、ハーフ・タイムなどゲームのインタ
ーバルが終了して、ロボットが再び出動時期に到達した
場合には、ステップS27の分岐Yesに進んで、思考
制御モジュール200は、充電オペレーションを終了さ
せる。このとき、思考制御モジュール200は、バス・
インターフェース201及び301経由で、運動制御モ
ジュール300に対して充電が完了した旨を通知する。
さらに、電源制御装置354経由で、充電ステーション
側に対しても充電オペレーションを終了する旨を通知し
てもよい。
【0118】運動制御モジュール300は、充電終了の
通知を受けたことに応答して、充電ステーションを立ち
去る運動パターンを速やかに実行して、次の動作へ移行
する(ステップS27)。
【0119】ここで言う次の動作とは、充電オペレーシ
ョンのために、ステップS21において中断してしまっ
た作業、あるいは、ハーフ・タイムを始めとするゲーム
のインターバルに突入する直前の作業であってもよい。
この場合、思考制御モジュール200及び運動制御モジ
ュール300は、保存しておいたシステム状態を回復さ
せることによって、ちょうど中断した時点で作業を再開
させることができる。
【0120】以上、バッテリの残存容量を勘案した充電
時期の設定と、作業のコンテキストに着目した充電時期
の設定とを、個別に説明してきた。但し、両者を組み合
わせることで、自律的若しくは半自律的に動作するロボ
ット100に関してより好適な充電時期を決定すること
もできるということも、充分理解されたい。
【0121】(2)充電ステーションの探索 充電ステーションの探索という作業は、図5で示したフ
ローチャートのステップS12、あるいは、図6で示し
たフローチャートのステップS22において実行され
る。
【0122】本実施例に係る脚式移動ロボット100
は、画像入力装置251や、音声入力装置252などの
外界から刺激を入力するための装置を含んでいる。例え
ば、画像入力装置251による周囲の撮像画像を思考制
御モジュール200において解析して、充電ステーショ
ンの位置や方向を特定して、自律的に充電ステーション
の探索を行うようにしてもよい。また、充電ステーショ
ンから発される音を手掛かりにして、思考制御モジュー
ル200が充電ステーションの位置や方向を特定して、
自律的に充電ステーションの探索を行うようにしてもよ
い。あるいは、LAN(Local Area Net
work:図示しない)などを経由してロボット100
外のシステムが、脚式移動ロボット100を充電ステー
ションに導くような動作パターンを指示するようにして
もよい。
【0123】脚式移動ロボット100が充電ステーショ
ンを視覚的に追跡するために、充電ステーションの表面
上の目立つ部位に、サイバー・コード/*/のような視認
性識別データを貼設しておいてもよい。この結果、脚式
移動ロボット100は、充電ステーションの所定部位に
配設された視認性識別データを目標にして、画像入力装
置251の撮像画像を基にして充電ステーションを探索
することができる。したがって、無経路上を自由に移動
する脚式移動ロボット100の充電作業を自動化するこ
とができる。
【0124】また、上記の視認性識別データは、充電ス
テーションの表面に貼設された印刷媒体であってもよ
い。また、該印刷媒体は円筒形、四角柱、球などの立体
的な物体表面上に複数貼設されていてもよい。このよう
な場合、脚式移動ロボット100は複数方向から識別デ
ータを発見することができ、任意の方向から充電ステー
ションに接近することができる。
【0125】また、充電ステーション上の視認性識別デ
ータは、印刷媒体のような静的な画像情報ではなく、表
示装置に画面出力された動的な表示データであってもよ
い。このような場合、作業空間の環境に埋没しない識別
データを動的に切り替えながら用いることができる。ま
た、移動ロボットから距離に応じて表示データを切り替
えることもできる。
【0126】また、視認性識別データは充電ステーショ
ンの高所に配設することで、脚式移動ロボット100は
遠方から充電ステーションの所在を発見することができ
る。
【0127】また、充電ステーションは、さらに、光、
赤外線、音波、超音波、電波、磁場のうち少なくとも1
つの信号波を発信する発信手段を備えるとともに、脚式
移動ロボット100の方は発信手段からの発信波を受信
する受信手段を備えてもよい。このような場合、脚式移
動ロボット100は、画像入力装置251による撮像画
像と受信手段による受信データの双方を基にして、脚式
移動ロボット100から充電ステーションまでの距離・
方向を算出することができるので、より正確且つ高速に
充電ステーションを探索することができる。
【0128】ここで言う発信手段による発信波は、作業
空間において発生する他の信号とは容易に区別・分離で
きる成分で構成されることが好ましい。
【0129】また、脚式移動ロボット100は体幹部ユ
ニットに対して首振り運動可能な頭部ユニットを備え、
画像入力装置251及び/又は受信手段はこの頭部ユニ
ットに搭載されていてもよい。このような場合、ロボッ
ト100本体は移動せず、首振り運動だけで画像入力装
置251や受信手段の視野を切り替えることができ、容
易に充電ステーションを発見し、探索することができ
る。
【0130】また、充電ステーション側の発信手段は
光、赤外線、音波、超音波、電波、磁場のうち2以上の
信号波を発信するとともに、ロボット100本体側の受
信手段は、充電ステーションとロボット100間の距離
に応答して受信信号波を切り換えるようにしてもよい。
例えば、途中に障害物が散在する遠方では回折性の高い
音波を用いて探索し、至近距離では光や赤外線など直進
性の高い信号波に切り換えて正確に探索することができ
る。
【0131】また、発信手段は、光をスリット状に出力
するとともに、照射方向に応じて発光するスリットのパ
ターンを切り換えるようにしてもよい。このような場
合、単一の発信手段だけで、脚式移動ロボット100は
複数方向から充電ステーションに接近することができ
る。
【0132】また、発信手段は出力強度及び周波数成分
の異なる2以上の信号波を発信するようにしてもよい。
例えば、高周波信号を高強度で出力するとともに、低周
波信号を低強度で出力することにより、受信手段は、高
周波成分のみ受信する領域では比較的距離が離れている
ことや、低周波成分を受信可能な領域に突入したことに
より充電ステーションに近づいたことを認識することが
できる。
【0133】また、充電ステーションは、充電システム
外の機器とデータ交換するための通信手段を備えてもよ
い。通信手段は、例えばネットワーク・インターフェー
ス・カード(NIC)であり、例えば外部のホスト・シ
ステムがネットワーク経由で充電ステーションをリモー
ト・コントロールすることができる。
【0134】(3)脚式移動ロボット100と充電ステ
ーションとの合体 脚式移動ロボット100と充電ステーションとの合体と
いう作業は、図5で示したフローチャートのステップS
13、あるいは、図6で示したフローチャートのステッ
プS23において実行される。
【0135】脚式移動ロボット100に対する充電ステ
ーションの構造自体は、一般には任意である。
【0136】本実施例では、図7に示すような、椅子型
の充電ステーション500を採用することにした。椅子
型に構成することにより、脚式移動ロボット100は、
充電オペレーションのために、充電ステーション500
上に腰掛けなければならない。この当然の帰結として、
充電オペレーションに対して、ロボット100が「休憩
する」あるいは「体力を回復させる」というメタファを
与えることができ、ロボット100が持つエンターティ
ンメント性を高めることができる。
【0137】また、本実施例のように2足歩行式のロボ
ット100が着席した姿勢は、直立時に比し、姿勢保持
のためのエネルギ消費が少なくて済むので、充電効率が
高まる。
【0138】また、本実施例のように2足歩行式のロボ
ット100が着席した姿勢は、脚式移動ロボット100
が折り畳まれた状態となるので、他の姿勢に比し、充電
オペレーションのための収容空間や床面積を節約するこ
とができる。
【0139】図7に示す例では、充電ステーション50
0の座面上に電極端子を含む電気接続部501が配設さ
れている。このような場合、図8に示すように、脚式移
動ロボット100の臀部付近に電源制御装置354を配
設するとともに、この電源制御装置354の底面部に座
面側の電気接続部501と接合する電気接続部355を
突設させておけば、「椅子に座る」という自然な動作で
ロボット100と充電ステーション500との電気的接
続が果たされる。
【0140】互いの電気接続部355及び501は、少
なくとも充電電流供給のための正極端子及び負極端子を
含むものとする。
【0141】また、電気接続部355及び501は、脚
式移動ロボット100と充電ステーション間でデータ交
換を実現する通信手段をさらに備えてもよい。かかる通
信手段は、例えば、RS−232C、IEEE(Ins
titute of Electrical and
Electronics Engineers)128
4、USB(Universal Serial Bu
s)、i−Link、IrDA(Infrared D
ata Association)など、特にインター
フェース・プロトコルは特定されない。例えば、充電ス
テーション500内に脚式移動ロボット100を収容し
たときの誘導作業(正確な位置決めなど)や、充電の開
始及び終了時期の通知などに、このような通信手段を使
用することができる。
【0142】また、脚式移動ロボット100側の臀部3
54の底面、あるいは充電ステーション500側に測長
センサやCCD(Charge Coupled De
vice)カメラのような計測機器を設け、充電ステー
ション500と脚式移動ロボット100が合体する様子
を監視して、ロボット100が充電ステーション500
に接近する動作を適応的に制御するようにしてもよい。
【0143】図7に示した例では、電気接続部501
は、椅子の座面に設置されているが、特にこれに限定さ
れず、他の部位であってもよい。例えば、椅子の背もた
れに電気接続部501を設置するとともに(図示しな
い)、脚式移動ロボット100の臀部ではなく背面部に
対向する電気接続部355を配備してもよい。この場
合、充電オペレーションに対して、背もたれにもたれて
「くつろぐ」というメタファを与えることができる。
【0144】あるいは、充電ステーション500が肘掛
を持ち(図示しない)、この肘掛の上端面に電気接続部
500を設けるとともに、ロボット100側の前腕部下
面に電気接続部355を配設するようにしてもよい。
【0145】また、図7に示すように、椅子の座面に電
気接続部501を配設する場合であっても、さらに図9
に示すように、ロボット100の臀部をテーパ形状に構
成するとともに、充電ステーション500の座面にもテ
ーパ状の受面を形設ことによって、両者の合体時の位置
決め作業を簡単化することができる。
【0146】また、充電ステーション500の電気接続
部501の場所は、座面や肘掛、背もたれなど椅子表面
上の部位に必ずしも限定されない。例えば、脚式移動ロ
ボット100の足裏部に電気接続部355を配設すると
ともに、該足裏部が接地するマットなどの部位を電気接
続部501として利用することができる。このような場
合には、脚式移動ロボット100が床面上の所定場所を
踏むという自然な動作によって両者間の電気接続が果た
され、充電オペレーションを開始することができる。
【0147】《注釈》 *サイバーコード:サイバーコードとは、2次元バーコ
ードの一種であり、図10に示すように、サイバーコー
ドの所在を表すための「ガイド・バー表示領域」と、2
次元状のコード・パターンを表示する「コード・パター
ン表示領域」とで構成される。コード・パターン表示領
域内は、n×mマトリックス(同図では7×7)に配列
されたセルで構成され、各セルを白又は黒の2値表現す
ることで識別情報を付与することができる。但し、コー
ド・パターン表示領域の4隅のコーナー・セルは、識別
情報としてではなく位置合わせ(registrati
on)パターンとして常に黒パターンとなっている。サ
イバーコードの認識手順は、撮像画像を2値化するステ
ップと、2値画像中からガイド・バーの候補を発見する
ステップと、ガイド・バーの位置や方向に基づいてコー
ナー・セルを探索するステップと、ガイド・バー及びコ
ーナー・セルを検出したことに応答して画像ビットマッ
プ・パターンを復号化するステップとに大別される。サ
イバーコードの詳細については、例えば、本出願人に既
に譲渡されている特願平10−184350号明細書
(「画像処理装置および方法、並びに提供媒体」)にも
開示されている。
【0148】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
【0149】上述した実施例では、脚式移動ロボットの
充電オペレーションに対して「椅子に座る」という安ら
ぎのメタファを与えているが、必ずしもこのような形態
には限定されない。例えば、所定の棒につかまるなどの
指定動作を実行したときに充電を開始するようにすれば
よい。その場合、当然、互いに接触する部分に給電用の
電極を含む電気接続部を備えている必要がある。
【0150】また、上述した実施例では、脚式移動ロボ
ットと充電ステーションとで構成される充電システムを
採用しているが、必ずしもこのような形態には限定され
ない。例えば、2台以上の脚式移動ロボット同士が握手
を行う動作によって、一方のロボットから他方のロボッ
トに給電するようにしてもよい。このような形態は、充
電オペレーションに対して「救済」若しくは「手を差し
伸べる」というメタファを与えることができる。また、
そのような場合には、互いの掌に受給電用の電極を含む
電気接続部を備えている必要がある。
【0151】また、上述した実施例では、脚式移動ロボ
ット100が自律的に充電ステーション500に移動す
るようになっているが、必ずしもこれに限定されない。
例えば、脚式移動ロボット100の作業空間上の所定場
所に給電用電極をモザイク状に配設し、他方の脚式移動
ロボット100の足裏部にも受電用電極を配置して、対
応する電極同士が接続を果たした場合に充電を開始する
ようにしてもよい。
【0152】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0153】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
充電式バッテリによって自律駆動する移動ロボットのた
めの、優れた充電メカニズムを提供することができる。
【0154】また、本発明によれば、バッテリ駆動によ
り作業空間を無経路で自由に移動することができる移動
ロボットのための、優れた充電メカニズムを提供するこ
とができる。
【0155】また、本発明によれば、バッテリ駆動によ
り作業空間を無経路で自在に移動する移動ロボットに対
して充電ステーションによって充電を行うことができ
る、優れた充電メカニズムを提供することができる。
【0156】また、本発明によれば、充電オペレーショ
ンのために充電ステーションに立ち寄る移動ロボットを
正確且つ確実に電気接続することができる、優れた充電
メカニズムを提供することができる。
【0157】本発明に係る脚式移動ロボットは、充電池
を搭載した自立駆動型であり、その行動半径や動作パタ
ーンは電源ケーブルの制約を受けることがない。
【0158】また、脚式歩行や上肢を含めた各種の運動
パターン実行期間中に、四肢と電源ケーブルが干渉する
可能性がなく、動作制御が著しく容易になる。
【0159】また、脚式移動ロボットは、自律的に充電
時期を判断し且つ充電ステーションに立ち寄って自動的
に充電オペレーションを行うことができる。すなわち、
充電のためにユーザなどの外界からの補助を必要しな
い。ユーザは、ロボットの充電という煩雑な作業から解
放され、また、充電時期を意識する必要もなくなる。
【0160】充電池の残存容量が低下する度に、ユーザ
がロボットを停止して、人手で充電する必要がなくな
る。したがって、将来、人間型ロボットが人間のパート
ナーとして住空間に深く浸透し、生活の各場面で生活支
援や作業代行を行うようになってきた場合、人間との
「共生」の可能性がますます高まる。
【0161】また、ロボットによる対戦ゲームなどで
は、ゲームの継続性など作業のコンテキストを維持し、
リアリティを損なうことなく充電オペレーションを実行
することが可能になる。このため、観衆は、ロボットに
よるゲームの面白さを、充分に堪能することができる。
例えば、選手の交代、守備で動作を行わない期間中、イ
ニングの切り替えやハーフ・タイムなどゲームのインタ
ーバルなどを利用して、自動的にロボットの充電作業を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供される脚式移動ロボット10
0を前方から眺望した様子を示た図である。
【図2】本発明の実施に供される脚式移動ロボット10
0を後方から眺望した様子を示た図である。
【図3】本実施例に係る脚式移動ロボット100が具備
する自由度構成モデルを模式的に示した図である。
【図4】本実施例に係る脚式移動ロボット100の制御
システム構成を模式的に示した図である。
【図5】バッテリの残存容量の低下に伴なって充電オペ
レーションを制御するための処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図6】ロボット100のアクティビティの変化に伴な
って充電オペレーションを制御するための処理手順を示
したフローチャートである。
【図7】本実施例に係る充電ステーション500の外観
構成を示した図である。
【図8】充電ステーション500に適合する脚式移動ロ
ボット100の外観(背面)を示した図である。
【図9】充電ステーション500と電源制御装置354
の他の構成例を示した図である。
【図10】サイバー・コードの一例を示した図である。
【符号の説明】 1…頭部,2…首関節ヨー軸 3…首関節ピッチ軸,4…首関節ロール軸 5…体幹ピッチ軸,6…体幹ロール軸 7…体幹ヨー軸,8…肩関節ピッチ軸 9…肩関節ロール軸,10…上腕ヨー軸 11…肘関節ピッチ軸,12…前腕ヨー軸 13…手首関節ピッチ軸,14…手首関節ロール軸 15…手部,16…股関節ヨー軸 17…股関節ピッチ軸,18…股関節ロール軸 19…膝関節ピッチ軸,20…足首関節ピッチ軸 21…足首関節ロール軸,22…足部(足底) 30…頭部ユニット,40…体幹部ユニット 50…腕部ユニット,51…上腕ユニット 52…肘関節ユニット,53…前腕ユニット 60…脚部ユニット,61…大腿部ユニット 62…膝関節ユニット,63…脛部ユニット 80…制御ユニット,81…主制御部 82…周辺回路 91,92…接地確認センサ 93…姿勢センサ 100…脚式移動ロボット 200…思考制御モジュール 201…バス・インターフェース 211…CPU,212…RAM,213…ROM 214…外部記憶装置 251…画像入力装置(CCDカメラ) 252…音声入力装置(マイク) 253…音声出力装置(スピーカ) 254…通信インターフェース 300…運動制御モジュール 301…バス・インターフェース 311…CPU,312…RAM,313…ROM 314…外部記憶装置 351…姿勢センサ 352,353…接地確認センサ 354…電源制御装置 355…電気接続部 500…充電ステーション 501…電気接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H02J 7/00 301 H02J 7/00 301A Fターム(参考) 3F060 BA07 CA14 HA02 5G003 FA01 FA08 GC05 5H030 AA03 AA04 AS11 BB01 DD20 DD21 FF41 FF52

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも下肢と体幹部と構成され前記下
    肢の運動によって移動自在な脚式移動ロボットであっ
    て、 前記ロボットの少なくとも1つの可動部に対して給電可
    能な充電式電源部と、 前記充電式電源部の充電電流を受容するための前記ロボ
    ットの外界に露出した電気接続部と、を具備することを
    特徴とする脚式移動ロボット。
  2. 【請求項2】さらに、前記充電式電源部に対する充電開
    始及び終了時期を検出する充電管理手段を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の脚式移動ロボット。
  3. 【請求項3】前記充電管理手段は、前記充電式電源部の
    残存容量が所定値未満になったことに応答して充電開始
    時期を検出するとともに、前記充電式電源部が満充電状
    態に到達したことに応答して充電終了時期を検出するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の脚式移動ロボット。
  4. 【請求項4】前記充電管理手段は、指定された時刻の到
    達及び/又は所定時間間隔毎に、充電開始時期及び/又
    は充電終了時期を検出することを特徴とする請求項2に
    記載の脚式移動ロボット。
  5. 【請求項5】前記充電管理手段は、前記脚式移動ロボッ
    トがプレイ中のゲームがインターバルに突入したことに
    応答して充電開始時期を検出するとともに、該インター
    バルが終了したことに応答して充電終了時期を検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の脚式移動ロボット。
  6. 【請求項6】さらに、充電開始時期が検出されたことに
    応答して前記電気接続部において充電ステーションとの
    合体を行うとともに、充電終了時期が検出されたことに
    応答して充電ステーションとの切り離しを行う充電動作
    制御手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の
    脚式移動ロボット。
  7. 【請求項7】前記電気接続部は、前記脚式移動ロボット
    の臀部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の
    脚式移動ロボット。
  8. 【請求項8】前記電気接続部は、前記脚式移動ロボット
    の左右少なくとも一方の前腕部に配設されたことを特徴
    とする請求項1に記載の脚式移動ロボット。
  9. 【請求項9】前記電気接続部は、前記脚式移動ロボット
    の背面部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載
    の脚式移動ロボット。
  10. 【請求項10】前記電気接続部は、前記脚式移動ロボッ
    トの左右少なくとも一方の足裏部に配設されたことを特
    徴とする請求項1に記載の脚式移動ロボット。
  11. 【請求項11】少なくとも下肢と体幹部と構成され前記
    下肢の運動によって移動自在で少なくとも1つの可動部
    は充電式電源部によって給電される脚式移動ロボットの
    制御方法であって、(a)前記充電式電源部の充電開始
    時期を検出するステップと、(b)充電開始時期の検出
    に応答して、充電ステーションと合体して充電を開始す
    るステップと、(c)前記充電式電源部の充電終了時期
    を検出するステップと、(d)充電終了時期の検出に応
    答して、前記充電ステーションと分離するステップと、
    を具備することを特徴とする脚式移動ロボットの制御方
    法。
  12. 【請求項12】前記ステップ(a)では、前記充電式電
    源部の残存容量が所定値未満になったことに応答して充
    電開始時期を検出することを特徴とする請求項11に記
    載の脚式移動ロボットの制御方法。
  13. 【請求項13】前記ステップ(c)では、前記充電式電
    源部が満充電状態に到達したことに応答して充電終了時
    期を検出することを特徴とする請求項11に記載の脚式
    移動ロボットの制御方法。
  14. 【請求項14】前記ステップ(a)及び/又はステップ
    (c)では、指定された時刻の到達及び/又は所定時間
    間隔毎に、充電開始時期及び/又は充電終了時期を検出
    することを特徴とする請求項11に記載の脚式移動ロボ
    ットの制御方法。
  15. 【請求項15】前記ステップ(a)では、前記脚式移動
    ロボットがプレイ中のゲームがインターバルに突入した
    ことに応答して充電開始時期を検出することを特徴とす
    る請求項11に記載の脚式移動ロボットの制御方法。
  16. 【請求項16】前記ステップ(c)では、前記脚式移動
    ロボットがプレイ中のゲームにおけるインターバルが終
    了したことに応答して充電終了時期を検出することを特
    徴とする請求項11に記載の脚式移動ロボットの制御方
    法。
  17. 【請求項17】少なくとも下肢と体幹部と構成され前記
    下肢の運動によって移動自在な脚式移動ロボットのため
    の充電ステーションであって、 略椅子型で、前記脚式移動ロボットが着席した姿勢にて
    受容可能なステーション本体と、 前記ステーション本体の表面に露出して、前記ステーシ
    ョン本体に着席した前記脚式移動ロボットと電気的に接
    続するための電気接続部と、を具備することを特徴とす
    る充電ステーション。
  18. 【請求項18】前記電気接続部は前記ステーション本体
    の座面上に配設されていることを特徴とする請求項17
    に記載の充電ステーション。
  19. 【請求項19】前記ステーション本体は背もたれを備
    え、 前記電気接続部は前記ステーション本体の背もたれ上に
    配設されていることを特徴とする請求項17に記載の充
    電ステーション。
  20. 【請求項20】前記ステーション本体は肘掛を備え、 前記電気接続部は前記ステーション本体の肘掛上に配設
    されていることを特徴とする請求項17に記載の充電ス
    テーション。
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