JP2000196876A - 画像処理システム並びに画像形成制御装置並びに画像形成装置並びに画像処理システムの制御方法並びに画像形成制御装置の制御方法および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像処理システム並びに画像形成制御装置並びに画像形成装置並びに画像処理システムの制御方法並びに画像形成制御装置の制御方法および画像形成装置の制御方法

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JP2000196876A
JP2000196876A JP10374396A JP37439698A JP2000196876A JP 2000196876 A JP2000196876 A JP 2000196876A JP 10374396 A JP10374396 A JP 10374396A JP 37439698 A JP37439698 A JP 37439698A JP 2000196876 A JP2000196876 A JP 2000196876A
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Akihiko Sato
明彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権画像を確実に認識して、デジタル情報
化された著作物の違法コピーを防止すること。 【解決手段】 ホストコンピュータ101から送信され
るページ記述言語で記述された出力情報に基づいてプリ
ンタが出力可能なラスタ情報をプリントコントローラ1
02のCPU104が生成し、該ラスタ情報中の著作権
情報をプリントコントローラ102の検知回路105が
検知し、該検知結果に応じて、プリンタコントローラ1
02のCPU104がプリンタへの前記ラスタ情報の送
信を制限する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報をラスタ情
報に変換して画像形成装置に送信可能な画像形成制御装
置と、前記画像形成制御装置から所定の通信媒体を介し
て送信されるラスタ情報に基づいて記録媒体に画像形成
可能な画像形成装置とで構成される画像処理システム並
びに画像形成制御装置並びに画像形成装置並びに画像処
理システムの制御方法並びに画像形成制御装置の制御方
法および画像形成装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル情報化された著作物につ
いては、その違法コピーを防止する手段がなく、実質的
に著作物を保護する手段が確立されていなかった。例え
ば、ホストコンピュータからページ記述言語で記述され
た画像データを受け取り、このデータをラスタ画像デー
タに変換して、画像形成装置に送信するプリントコント
ローラと、プリントコントローラから送信されてきた画
像データに基づき、画像形成を行う画像形成装置とから
構成される画像処理システムにおいては、プリントコン
トローラからの画像データが著作物であっても、それを
認識する手段がないため、これら著作物の違法コピーを
防止することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年のデジタ
ル情報化された著作物の法的保護が強化される背景にお
いて、著作権の違法コピー防止のための技術手段がコピ
ー、プリンタ等で法的に必要とされてきている。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第49の発
明の目的は、所定の通信媒体を介して情報処理装置から
送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力可能
なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可能な
画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所定の
通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて記録
媒体上に画像形成可能な画像形成装置とで構成される画
像処理システムにおいて、前記画像形成制御装置が、前
記ラスタ情報中の著作権情報検知結果に応じて、前記画
像形成装置による前記ラスタ情報の画像出力を禁止制御
することにより、著作権画像を確実に認識して、デジタ
ル情報化された著作物の違法コピーを防止することがで
きる画像処理システム並びに画像形成制御装置並びに画
像形成装置並びに画像処理システムの制御方法並びに画
像形成制御装置の制御方法および画像形成装置の制御方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して情報処理装置(図1に示す
ホストコンピュータ101)から送信される出力情報
(ページ記述言語で記述された画像データ)に基づいて
画像形成装置(図1に示すプリンタ103)が出力可能
なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可能な
画像形成制御装置(図1に示すコントローラ102)
と、前記画像形成制御装置から所定の通信媒体を介して
送信されるラスタ情報に基づいて記録媒体に画像形成可
能な画像形成装置とで構成される画像処理システムにお
いて、前記画像形成制御装置に、前記ラスタ情報の中か
ら所定の情報(図7の(a)〜(d)に示すマーク等)
を検知する第1の検知手段(図3に示す検知回路10
5)と、前記第1の検知手段の検知結果に応じて、前記
画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を制限する第1
の制御手段(図3に示すCPU104)とを具備したも
のである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュー
タ101)から送信される出力情報(ページ記述言語で
記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図1
に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生成
して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)と、前記画像形成制
御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラスタ情
報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置と
で構成される画像処理システムにおいて、前記画像形成
制御装置に、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知
する第1の検知手段(図3に示す検知回路105)と、
前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情
報(図7の(a)〜(d)に示すマーク等)を検知した
場合、前記画像形成装置による前記ラスタ情報に基づく
画像出力を禁止するための画像出力禁止信号を生成して
前記ラスタ情報とともに前記画像形成装置に送信する禁
止信号送信手段(図3に示すCPU104)とを具備
し、前記画像形成装置に、前記画像形成制御装置から送
信される画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像形
成制御装置から前記画像出力禁止信号とともに受信した
ラスタ情報に基づく記録媒体への画像形成を行わないよ
うに制御する第2の制御手段(図2に示す画像処理部2
03内の不図示のCPUがROMに格納されたプログラ
ムに基づいて制御する)を具備したものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、前記所定の情
報は、著作物である旨を示す著作権情報(図7の(a)
〜(d)に示すマーク等)を含むものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、前記所定の情
報は、所定のマーク画像を含(図7の(a)〜(c)に
示すマーク等)むものである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、前記所定の情
報は、所定のバーコード画像(図7の(d)に示すバー
コード)を含むものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、前記所定の情
報は、所定の文字情報(図7の(e)に示す文字列等)
を含むものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、前記所定の文
字情報は、所定の番号(図示しない著作権画像であるこ
とを示すID番号)を含むものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、前記所定の情
報は、前記ラスタ情報に付加された複数画素により構成
される所定のパターン(図示しない数ドット分のある決
められたパターンのアドオン情報)を含むものである。
【0013】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュー
タ101)から送信される出力情報(ページ記述言語で
記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図1
に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生成
して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)と、前記画像形成制
御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラスタ情
報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置と
で構成される画像処理システムにおいて、前記画像形成
制御装置に、前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画
素情報の所定複数ビットにより構成される特徴情報(不
図示の電子透かし)と前記所定ビット以外で構成される
画像情報とを生成する生成手段(図3に示すCPU10
4)と、前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第
2の検知手段(図3に示す検知回路105)と、前記第
2の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成装置へ
の前記画像情報の送信を制限する第3の制御手段(図3
に示すCPU104)とを具備したものである。
【0014】本発明に係る第10の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
知手段(図3に示す検知回路105)が所定の情報を検
知した画素に対応する前記画像情報のみ前記画像形成装
置への送信を禁止するものである。
【0015】本発明に係る第11の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ101)から送信される出力情報(ページ記述言語
で記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図
1に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生
成して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)と、前記画像形成制
御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラスタ情
報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置と
で構成される画像処理システムにおいて、前記画像形成
制御装置に、前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画
素情報の所定複数ビットにより構成される特徴情報(不
図示の電子透かし)と前記所定ビット以外で構成される
画像情報とを生成する生成手段(図3に示すCPU10
4)と、前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第
2の検知手段(図3に示す検知回路105)と、前記第
2の検知手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知
した場合、前記画像形成装置による前記画像情報に基づ
く画像出力を禁止するための画像出力禁止信号を生成し
て前記画像情報とともに前記画像形成装置に送信する第
2の禁止信号送信手段(図3に示すCPU104)とを
具備し、前記画像形成装置に、前記画像形成制御装置か
ら送信される画像出力禁止信号を受信した場合、前記画
像形成制御装置から前記画像出力禁止信号とともに受信
した画像情報に基づく記録媒体への画像形成を行わない
ように制御する第4の制御手段(図2に示す画像処理部
203内の不図示のCPUがROMに格納されたプログ
ラムに基づいて制御する)を具備したものである。
【0016】本発明に係る第12の発明は、前記第2の
禁止信号送信手段(図3に示すCPU104)は、前記
画像形成装置による前記画像情報に基づく画像出力を、
前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素に対応
する前記画像情報のみ禁止するための画素毎の画像出力
禁止信号を生成して前記画像情報とともに前記画像形成
装置に送信し、前記第4の制御手段(図2に示す画像処
理部203内の不図示のCPU)は、前記画像形成制御
装置から送信される画像出力禁止信号を受信した場合、
前記画像出力禁止信号とともに受信した画像情報に基づ
く記録媒体への画像形成を、前記画像出力禁止信号に対
応する画素のみ行わないように制御するものである。
【0017】本発明に係る第13の発明は、前記第1の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第1の検
知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
場合、前記ラスタ情報を異なる画像(白紙画像,ベタ黒
画像,スクランブルした画像,倍率変換した画像等)の
情報に変換して前記画像形成装置へ送信するものであ
る。
【0018】本発明に係る第14の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記画像形成制御装置から送信される画像出
力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とと
もに受信したラスタ情報を異なる画像(白紙画像,ベタ
黒画像,スクランブルした画像,倍率変換した画像等)
の情報に変換して画像形成を行うものである。
【0019】本発明に係る第15の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
知手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した場
合、前記画像情報を異なる画像(白紙画像,ベタ黒画
像,スクランブルした画像,倍率変換した画像等)の情
報に変換して前記画像形成装置へ送信するものである。
【0020】本発明に係る第16の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
情報のみ異なる画像(白紙画像,黒画像等)の情報に変
換して前記画像形成装置へ送信するものである。
【0021】本発明に係る第17の発明は、前記第4の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記画像形成制御装置から送信される画像出
力禁止信号を受信した場合、前記画像形成制御装置から
前記画像出力禁止信号とともに受信した画像情報を異な
る画像(白紙画像,ベタ黒画像,スクランブルした画
像,倍率変換した画像等)の情報に変換して画像形成を
行うものである。
【0022】本発明に係る第18の発明は、前記第4の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記画像形成制御装置から送信される画像出
力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とと
もに受信した画像情報に基づく記録媒体への画像形成
を、前記画像出力禁止信号に対応する画素のみ異なる画
像(白紙画像,黒画像等)の情報に変換して行うもので
ある。
【0023】本発明に係る第19の発明は、異なる画像
の情報は、白紙画像情報とするものである。
【0024】本発明に係る第20の発明は、前記第1の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第1の検
知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知し、
前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する
場合、コピー禁止の旨を前記情報処理装置の表示部また
は前記画像形成装置の操作表示部(図2に示す操作部2
50内の表示部)に警告表示(図8の(a),(b)に
示す警告表示)するものである。
【0025】本発明に係る第21の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記画像形成制御装置から送信される画像出
力禁止信号を受信し、記録媒体への画像形成を禁止する
場合、コピー禁止の旨を前記情報処理装置の表示部また
は前記画像形成装置の操作表示部に警告表示(図8の
(a),(b)に示す警告表示)するものである。
【0026】本発明に係る第22の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ101)から送信される出力情報(ページ記述言語
で記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図
1に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生
成して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)において、前記ラス
タ情報の中から所定の情報(図7の(a)〜(d)に示
すマーク等)を検知する第1の検知手段(図3に示す検
知回路105)と、前記第1の検知手段の検知結果に応
じて、前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を制
限する第1の制御手段(図3に示すCPU104)とを
有するものである。
【0027】本発明に係る第23の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ101)から送信される出力情報(ページ記述言語
で記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図
1に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生
成して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)において、前記ラス
タ情報の中から所定の情報を検知する第1の検知手段
(図3に示す検知回路105)と、前記第1の検知手段
が前記ラスタ情報の中から所定の情報(図7の(a)〜
(d)に示すマーク等)を検知した場合、前記画像形成
装置による前記ラスタ情報に基づく画像出力を禁止する
ための画像出力禁止信号を生成して前記ラスタ情報とと
もに前記画像形成装置に送信する禁止信号送信手段(図
3に示すCPU104)とを有するものである。
【0028】本発明に係る第24の発明は、前記所定の
情報は、著作物である旨を示す著作権情報(図7の
(a)〜(d)に示すマーク等)を含むものである。
【0029】本発明に係る第25の発明は、前記所定の
情報は、所定のマーク画像(図7の(a)〜(c)に示
すマーク等)を含むものである。
【0030】本発明に係る第26の発明は、前記所定の
情報は、所定のバーコード画像(図7の(d)に示すバ
ーコード)を含むものである。
【0031】本発明に係る第27の発明は、前記所定の
情報は、所定の文字情報(図7の(e)に示す文字列
等)を含むものである。
【0032】本発明に係る第28の発明は、前記所定の
文字情報は、所定の番号(図示しない著作権画像である
ことを示すID番号)を含むものである。
【0033】本発明に係る第29の発明は、前記所定の
情報は、前記ラスタ情報に付加された複数画素により構
成される所定のパターン(図示しない数ドット分のある
決められたパターンのアドオン情報)を含むものであ
る。
【0034】本発明に係る第30の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ101)から送信される出力情報(ページ記述言語
で記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図
1に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生
成して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)において、前記画像
形成制御装置に、前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の
各画素情報の所定複数ビットにより構成される特徴情報
(不図示の電子透かし)と前記所定ビット以外で構成さ
れる画像情報とを生成する生成手段(図3に示すCPU
104)と、前記特徴情報の中から所定の情報を検知す
る第2の検知手段(図3に示す検知回路105)と、前
記第2の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成装
置への前記画像情報の送信を制限する第3の制御手段
(図3に示すCPU104)とを具備したものである。
【0035】本発明に係る第31の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
知手段(図3に示す検知回路105)が所定の情報を検
知した画素に対応する前記画像情報のみ前記画像形成装
置への送信を禁止するものである。
【0036】本発明に係る第32の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ101)から送信される出力情報(ページ記述言語
で記述された画像データ)に基づいて画像形成装置(図
1に示すプリンタ103)が出力可能なラスタ情報を生
成して前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置
(図1に示すコントローラ102)において、前記ラス
タ情報から前記ラスタ情報の各画素情報の所定複数ビッ
トにより構成される特徴情報(不図示の電子透かし)と
前記所定ビット以外で構成される画像情報とを生成する
生成手段(図3に示すCPU104)と、前記特徴情報
の中から所定の情報を検知する第2の検知手段(図3に
示す検知回路105)と、前記第2の検知手段が前記特
徴情報の中から所定の情報を検知した場合、前記画像形
成装置による前記画像情報に基づく画像出力を禁止する
ための画像出力禁止信号を生成して前記画像情報ととも
に前記画像形成装置に送信する第2の禁止信号送信手段
(図3に示すCPU104)とを有するものである。
【0037】本発明に係る第33の発明は、前記第2の
禁止信号送信手段(図3に示すCPU104)は、前記
画像形成装置による前記画像情報に基づく画像出力を、
前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素に対応
する前記画像情報のみ禁止するための画素毎の画像出力
禁止信号を生成して前記画像情報とともに前記画像形成
装置に送信するものである。
【0038】本発明に係る第34の発明は、前記第1の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第1の検
知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
場合、前記ラスタ情報を異なる画像(白紙画像,ベタ黒
画像,スクランブルした画像,倍率変換した画像等)の
情報に変換して前記画像形成装置へ送信するものであ
る。
【0039】本発明に係る第35の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
出手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した場
合、前記画像情報を異なる画像(白紙画像,ベタ黒画
像,スクランブルした画像,倍率変換した画像等)の情
報に変換して前記画像形成装置へ送信するものである。
【0040】本発明に係る第36の発明は、前記第3の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第2の検
知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
情報のみ異なる画像(白紙画像,黒画像等)の情報に変
換して前記画像形成装置へ送信するものである。
【0041】本発明に係る第37の発明は、異なる画像
の情報は、白紙画像情報とするものである。
【0042】本発明に係る第38の発明は、前記第1の
制御手段(図3に示すCPU104)は、前記第1の検
知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知し、
前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する
場合、コピー禁止の旨を装置本体の表示部、前記情報処
理装置の表示部または前記画像形成装置の操作表示部に
警告表示(図8の(a),(b)に示す警告表示)する
ものである。
【0043】本発明に係る第39の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能な外部装置(図1に示すコントロ
ーラ102)から送信される出力情報に基づいて記録媒
体に画像形成可能な画像形成装置(図1に示すプリンタ
103)において、前記外部装置から送信される画像出
力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とと
もに受信した出力情報に基づく記録媒体への画像形成を
行わないように制御する第2の制御手段(画像処理部2
03内の不図示のCPUがROMに格納されたプログラ
ムに基づいて制御する)を有するものである。
【0044】本発明に係る第40の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信
号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信
した出力情報に基づく記録媒体への画像形成を、前記画
像出力禁止信号に対応する画素のみ行わないように制御
するものである。
【0045】本発明に係る第41の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信
号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信
したラスタ情報を異なる画像(白紙画像,ベタ黒画像,
スクランブルした画像,倍率変換した画像等)の情報に
変換して画像形成を行うものである。
【0046】本発明に係る第42の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信
号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信
した画像情報に基づく記録媒体への画像形成を、前記画
像出力禁止信号に対応する画素のみ異なる画像(白紙画
像,黒画像等)の情報に変換して行うものである。
【0047】本発明に係る第43の発明は、異なる画像
の情報は、白紙画像情報とするものである。
【0048】本発明に係る第44の発明は、前記第2の
制御手段(図2に示す画像処理部203内の不図示のC
PU)は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信
号を受信し、記録媒体への画像形成を禁止する場合、装
置本体の表示部(図2に示す操作部250内の表示部)
またはコピー禁止の旨を装置本体の表示部または前記外
部装置の操作表示部に警告表示(図8の(a),(b)
に示す警告表示)するものである。
【0049】本発明に係る第45の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置から送信される出力情報に基
づいて画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して
前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前
記画像形成制御装置から所定の通信媒体を介して送信さ
れるラスタ情報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画
像形成装置とで構成される画像処理システムの制御方法
において、前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報の
中から所定の情報を検知する第1の検知工程(図6のス
テップ(4),図10のステップ(4),図11のステ
ップ(4))と、前記画像形成制御装置が、前記ラスタ
情報の中から所定の情報を検知した場合、前記画像形成
装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する第1の禁止工
程(図6のステップ(9),図10のステップ(7),
図11のステップ(9))とを有するものである。
【0050】本発明に係る第46の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置から送信される出力情報に基
づいて画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して
前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前
記画像形成制御装置から所定の通信媒体を介して送信さ
れるラスタ情報に基づいて記録媒体上に画像形成可能な
画像形成装置とで構成される画像処理システムの制御方
法において、前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報
の中から所定の情報を検知する第2の検知工程(図9の
ステップ(5))と、前記画像形成制御装置が、前記ラ
スタ情報の中から所定の情報を検知した場合、前記画像
形成装置による前記ラスタ情報に基づく画像出力を禁止
するための画像出力禁止信号を生成して前記ラスタ情報
とともに前記画像形成装置に送信する禁止信号送信工程
(図9のステップ(8),(9))と、前記画像形成装
置が、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁
止信号を受信した場合、前記画像形成制御装置から前記
画像出力禁止信号とともに受信したラスタ情報に基づく
記録媒体への画像形成を禁止する第2の禁止工程(図9
のステップ(12))とを有するものである。
【0051】本発明に係る第47の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置から送信される出力情報に基
づいて画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して
前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置の制御
方法において、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検
知する第1の検知工程(図6のステップ(4),図10
のステップ(4),図11のステップ(4))と、前記
ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場合、前記画
像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する第1の
禁止工程(図6のステップ(9),図10のステップ
(7),図11のステップ(9))とを有するものであ
る。
【0052】本発明に係る第48の発明は、所定の通信
媒体を介して情報処理装置から送信される出力情報に基
づいて画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して
前記画像形成装置に送信可能な画像形成制御装置の制御
方法において、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検
知する第2の検知工程(図9のステップ(5))と、前
記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場合、前記
画像形成装置による前記ラスタ情報に基づく画像出力を
禁止するための画像出力禁止信号を生成して前記ラスタ
情報とともに前記画像形成装置に送信する禁止信号送信
工程(図9のステップ(8),(9))とを有するもの
である。
【0053】本発明に係る第49の発明は、所定の通信
媒体を介して通信可能な外部装置から送信される出力情
報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置の
制御方法において、前記外部装置から送信される画像出
力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とと
もに受信した出力情報に基づく記録媒体への画像形成を
禁止する第2の禁止工程(図9のステップ(12))を
有するものである。
【0054】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の一実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する
概観図である。
【0055】図において、101はホストコンピュー
タ、102はプリントコントローラ(コントローラ)で
ある。また、103は画像形成装置(プリンタ)で、原
稿台に置かれた原稿をカラーで複写するとともに、プリ
ントコントローラ102を介してホストコンピュータ1
01から送信されてくる画像を出力する。
【0056】ホストコンピュータ101は、画像データ
をページ記述言語(=PDL)で記述された情報に変換
し、接続ケーブルを介してプリントコントローラ102
へ送信する。
【0057】プリントコントローラ102は、ホストコ
ンピュータ101からのPDLデータを翻訳し、ラスタ
画像データに変換するラスタイメージ処理を行い、接続
ケーブルを介して画像形成装置103に送信され、画像
が出力される。
【0058】図2は、図1に示した画像形成装置103
の構成を説明する断面図であり、上部にデジタルカラー
画像リーダ部(以下、リーダ部)201と、プリンタエ
ンジン部(以下、エンジン部)202と、リーダ部20
1とエンジン部202の間に画像処理部203を有す
る。
【0059】以下、画像形成装置103の構成および複
写機として原稿画像複写動作について説明する。
【0060】図において、原稿が原稿台ガラス面31上
に載置されたのちコピースタートにより、照明が所定方
向に往復されて、原稿反射光をミラー32a,32bお
よび32cを介してレンズ33によりRGB三色分解フ
ィルタと一体形成されたフルカラーセンサ34に集光
し、カラー色分解画像アナログ信号を得る。カラー分解
画像アナログ信号は、図示しない増幅回路を経てデジタ
ル化され、画像処理部にて処理を施された後エンジン部
202に送出される。また、250は操作部で、図示し
ない表示部と各種キーを備え、画像形成装置103に対
して各種設定および指示を行うことができる。
【0061】エンジン部202において、像担持体であ
る感光ドラム1は、図矢印方向に回転自在に担持され、
その感光ドラム1の周りには、前露光ランプ11,コロ
ナ帯電器2,レーザ露光光学系3,電位センサ12,4
つの現像器(イエロー現像器4Y,シアン現像器4C,
マゼンタ現像器4M,ブラック現像器4K),ドラム上
光量検知センサ13,転写装置5,クリーニング器6が
配置されている。
【0062】レーザ露光光学系3において、リーダ20
1部からの画像信号は、不図示のレーザ出力部にて光信
号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3
aで反射された後、レンズ3bおよびミラー3cを通っ
て感光ドラム1の表面に投影される。
【0063】エンジン部202による画像形成時には、
感光ドラム1を図矢印方向に回転させ、前露光ランプ1
1でドラム表面を除電した後、コロナ帯電器2により一
様に帯電させてから各分解色ごとに光像Eを照射して感
光ドラム1上に潜像を形成する。
【0064】次に、所定の現像器(4Y,4M,4C,
4K)を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、感
光ドラム1上に樹脂を基体としたトナー画像を形成す
る。現像器(4Y,4M,4C,4K)は偏心カム24
Y、24C、24M、24Kの動作により各分解色に応
じて択一的に感光ドラム1に接近させるようにしてい
る。
【0065】次に、感光ドラム1上に現像されたトナー
画像は、記録材カセット7a,中間トレイ22または記
録材トレイ7bおよび7cから検出搬送系50〜52及
び転写装置5を介して感光ドラム1との対向位置に供給
された記録材7(7a,7b,7c)に転写される。
【0066】また本実施形態では、転写装置5は、記録
材保持手段としての転写ドラム5a,転写帯電器5b,
記録材7を静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向
する吸着ローラ5g,内側帯電器5d,外側帯電器5
e,カムフォロワ5iとを有し、回転駆動されるように
軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体から
なる記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設され
ている。記録材担持シート5fは、ポリカーボネートフ
ィルム等の誘電体シート(以下、転写シート)が使用さ
れている。
【0067】転写ドラム5aを回転させるに従って、感
光ドラム1上のトナー像は転写帯電器5bにより記録材
担持シート5fに担持された記録材7上に転写される。
【0068】このようにして記録材担持シート5fに吸
着搬送される記録材7には、所望の色画像が転写され、
フルカラー画像が形成される。
【0069】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色トナー像の転写が終了した記録材7は、転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって転写シート5fから分離さ
れ、熱ローラ定着器9(以下、定着器)を介してトレイ
10に排紙される。
【0070】また、転写終了後の感光ドラム1は、表面
の残留トナーがクリーニング器6で清掃された後、再度
画像形成工程に供される。
【0071】定着器9において、9gは搬送ベルトで、
転写装置5から分離された記録材7を定着器9に搬送す
る。9e,9fはヒータで、上ローラ9a,下ローラ9
bを加熱する。
【0072】また、記録材7の両面に画像を形成する場
合には、一方の面に画像を形成した記録材7を定着器9
から排出した後、すぐに搬送パス切り替えガイド29を
駆動してその記録材7を搬送パス20を経て、反転パス
21aに一旦導いた後、反転ローラ21bの逆転によ
り、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方
向と反対向きに退出させ、パス23を介して中間トレイ
22に収納する。その後再び上述した画像形成工程によ
ってもう一方の面に画像を形成する。
【0073】また、転写ドラム5の記録材担持シート5
f上における粉体の飛散付着、記録材7上におけるオイ
ルの付着等を防止するために、記録材担持シート5fを
介して対向するファーブラシ14およびファーバックア
ップブラシ15や、記録担持シート5fを介して対向す
るオイル清掃ローラ16およびオイル清掃バックアッブ
プラン17や、記録材担持シート5fを介して対向する
研磨ローラ18および研磨ローラバックアップブラシ1
9を用いて清掃を行う。このような清掃は画像形成前、
もしくは後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には
随時行う。また、本例においては、所望のタイミングで
偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化して
いるカムフォロア5iを作動させることにより、記録材
担持シート5fと感光ドラム1とのギャップが任意に設
定可能な構成となっている。例えば、スタンバイ中また
は電源オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1の間
隔を離すようにしてある。
【0074】図3は、図2に示した画像処理部203の
構成を示すブロック図である。
【0075】図において、301はCCD読取部で、図
2に示したCCD34から入力されたアナログRGB信
号をそれぞれ増幅するためのアンプ、アナログRGB信
号を例えば8ビットのデジタル信号へ変換するためのA
/Dコンバータ、公知のシェーディング補正を行うため
のシェーディング補正回路などで構成され、原稿画像の
デジタルRGB画像信号を出力する。
【0076】302はシフトメモリで、リーダコントロ
ーラ120からのシフト量制御信号に応じてCCD読取
部301から入力されたRGB画像信号の例えば色間、
画素間のずれを補正する。303は補色変換回路で、シ
フトメモリ302から入力されたRGB画像信号をMC
Y画像信号へ変換する。304は黒抽出回路で、リーダ
コントローラ120から入力された黒抽出信号に応じ
て、補色変換回路303から入力されたMCY(マゼン
タ、シアン、イエロー)画像信号から画像の黒色領域を
抽出し、抽出した黒色領域に対するK(ブラック)画像
信号を出力する。
【0077】305はUCR回路で、黒抽出回路304
から入力されたK画像信号とリーダコントローラ120
から入力されたUCR量制御信号とに応じて、補色変換
回路303から入力されたMCY画像信号に下色除去
(UCR)処理を施す。即ち、黒抽出回路304とUC
R回路305は、抽出した黒色領域をMCY3色のトナ
ーを重ねるのではなく、Kトナーに置き換えて画像形成
を行うことで色再現性の向上を図るものである。
【0078】黒抽出回路304から出力されるK画像信
号は、「K=A×min(C2,Y2,M2)」によっ
て表現される。
【0079】なお、Aは黒抽出係数、C2,Y2,M2
は補色変換回路303から出力されたMCY画像信号で
ある。黒抽出係数Aは、リーダコントローラ120から
指定される黒抽出量制御信号によって決定される。
【0080】UCR回路305から出力されるMCY画
像信号(M1,C1,Y1)は、「M1=B1×(M2
−D1・K),C1=B2×(C2−D2・K),Y1
=B2×(Y2−D3・K)」によって決定される。
【0081】なお、M2,C2,Y2は補色変換回路3
03から出力されたMCY信号で、係数B1,B2,B
3,D1,D2,D3はリーダコントローラ120から
UCR量制御信号によって決定される。
【0082】次に、306はマスキング回路で、使用す
るトナーの濁り成分の除去やCCDのRGBフィルタ特
性の補正をするために、リーダコントローラ120から
入力されたマスキング係数制御信号に応じてUCR回路
305から入力されたMCY画像信号にマスキング処理
を施す。マスキング回路306から出力されるMCY画
像信号(M0,C0,Y0)は下記の式によって表現さ
れる。
【0083】
【数1】 なお、a11〜a33はマスキング係数、M1,C1,
Y1はUCR回路305から出力されたMCY画像信
号、マスキング係数a11〜a33はリーダコントロー
ラ120から指定されるマスキング係数制御信号によっ
て決定される。
【0084】307はセレクタで、リーダコントローラ
120から選択端子Sへ入力された色選択信号に応じて
マスキング回路306と黒抽出回路304から入力され
たM、C、Y、Kの画像信号、および外部インタフェー
ス(I/F)回路308を通してプリントコントローラ
102から入力されたM、C、Y、Kの画像信号の中か
ら1色の画像信号を選択して画像信号V1を出力する。
【0085】309はリーダ階調補正回路で、セレクタ
307から入力された画像信号V1に図4に示すような
階調補正をして、画像信号V2を出力する。例えば、リ
ーダ階調補正回路309はリーダコントローラ120か
ら指定された階調補正選択信号に基づいて選択された変
換特性a〜e(後述する図4に示す)のいずれかによっ
て、画像信号に濃度補正を施す。このリーダ階調補正回
路309での設定は複写機操作部の画像濃度設定によっ
て決定される。
【0086】310はエンジン階調補正回路で、エンジ
ン部202の出力特性を各色ごとにリニアにするため
に、エンジンコントローラ110から入力されたエンジ
ン色選択信号に応じて、ガンマ変換特性のM,C,Y,
K(後述する図5に示す)のいずれかを選択して画像信
号に補正を施す。
【0087】311はレーザドライバで、図2に示した
レーザ露光光学系3に含まれる。レーザドライバ311
は、エンジン階調補正回路310から入力された画像信
号V3に基づいて半導体レーザを変調駆動することによ
り、感光ドラム1上に潜像を形成する。
【0088】また、画像処理部203は、不図示のCP
U,ROM,RAMを有し、CPUがROMに格納され
たプログラムに基づいて画像処理部203全体を統括制
御する。なお、RAMはCPUの作業領域として使用さ
れる。
【0089】プリントコントローラ102において、1
04はCPUで、メモリ106または図示しない記憶媒
体に格納されるプログラムに基づいてプリントコントロ
ーラ102全体を統括制御する。105は検知回路で、
後述する著作権情報検知処理を行い、画像出力禁止信号
を出力する。また、メモリ106は、CPU104の作
業領域ならびにホストコンピュータ101により転送さ
れた画像データおよび検知回路105より出力される画
像出力禁止信号の格納領域として使用される。
【0090】以下、プリントコントローラ102を含む
システム動作について説明する。
【0091】PDLデータの展開動作は、ホストコンピ
ュータ101により、PDLデータをフルカラー画像に
展開し、プリントコントローラ102のメモリ106に
書き込む動作である。このフルカラー画像は、画像形成
装置103に合わせて、M,C,Y,Kの4色に色分解
された画像データとしてメモリ106に格納される。な
お、このメモリ106には、後述の著作権情報検知処理
を行う検知回路105にて検知された画像出力禁止信号
も書き込まれる。画像出力禁止信号は、4色に色分解さ
れた画像データとともに、メモリ106から読み出さ
れ、画像形成装置103に送信される。
【0092】なお、画像出力禁止信号が発生されない場
合は、画像形成装置に送信された画像データがプリント
アウトされるが、プリントアウト動作では、メモリ10
6に格納されたフルカラー画像は、感光ドラム1の回転
に同期するように読み出され、レーザードライバ311
に送信される。これらの動作の制御はプリントコントロ
ーラ102のCPU104により行われる。
【0093】図4は、図3に示したリーダ階調補正回路
309における入力/出力信号の階調補正特性の一例を
示す特性図であり、横軸は入力信号(入力データ)に対
応し、縦軸は出力信号(出力データ)に対応する。
【0094】図5は、図3のエンジン階調補正回路31
0における入力/出力信号の階調補正特性の一例を示す
特性図であり、横軸は入力信号(入力データ)に対応
し、縦軸は出力信号(出力データ)に対応する。
【0095】以下、図6のフローチャートを参照して、
プリントコントローラ102でのPDLデータのデータ
処理動作について説明する。
【0096】図6は、本発明の画像処理システムにおけ
る第1の画像データ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、プリントコントローラ102でのPDLデー
タのデータ処理に対応する。なお、(1)〜(9)は各
ステップを示す。
【0097】まず、ホストコンピュータ101からPD
Lデータを一単位受信する(1)。この一単位は、処理
に適した単位であれば数バイトや一頁あるいは一行単位
でもよい。受信したPDLデータにラスタ画像処理(展
開)を行った後、メモリ106に書き込む(2)。次
に、一頁分のPDLデータ処理(受信,展開処理)が終
了したか否かを判定し(3)、一頁分のPDLデータ処
理が終了していないと判定された場合は、ステッブ
(1)に戻る。
【0098】一方、ステップ(3)で、一頁分のPDL
データ処理が終了したと判定された場合は、ラスタ画像
処理された画像データ内の著作物情報が含まれているか
を検知する著作物情報の検知処理を行う(4)。
【0099】この著作物情報の検知処理については後述
するが、例えば著作物の画像に、著作権を示すマークが
付加されている場合にはそのマークのデータを検知して
著作物として検知する。
【0100】次に、ステップ(4)の著作物情報の検知
処理結果を判定し(5)、著作物情報を検知したと判定
された場合は、画像データを画像形成装置103に送信
することなく、ホストコンピュータ101または操作部
250に対して、プリントアウト指定した画像データが
著作物であるため出力できない旨の警告表示(後述する
図8の(a)参照)を行い、画像出力を中止し(9)、
処理を終了する。この場合、画像データは画像形成装置
103に送信されることなく、処理は全てプリントコン
トローラ102内で終了する。
【0101】一方、ステップ(5)において、ステップ
(4)での著作物情報の検知処理で、画像データ内に著
作物情報を検知しないと判定された場合は、通常の画像
処理の流れにより、メモリ106に格納されたRGBラ
スタ画像データを読み出した後、対数変換によりRGB
画像データをMCYK画像データに変換する(6)。
【0102】次に、変換したMCYK画像データを画像
形成装置103へ送信し(7)、プリントコントローラ
102の一頁分の画像処理が終了する。
【0103】次に、画像形成装置103がプリントコン
トローラ102から送信された画像データを前述の画像
形成手順にて記録媒体上に画像形成して出力し(8)、
一連の画像形成処理を終了する。
【0104】以上の処理により、デジタル情報化された
著作物の違法コピーを防止することができる。
【0105】以下、著作物情報の検知処理について説明
する。
【0106】図7は、著作物であることを示すマークお
よび文字列の一例を示した図である。
【0107】図において、(a)〜(c)は著作物であ
ることを示すマークの一例を示し、(d)は著作物であ
ることを示すバーコードの一例を示し、(e)は著作物
であることを示す文字列の一例を示し、これら(a)〜
(e)のいずれかが記載されている画像は著作物である
とする。
【0108】〔著作物情報の検知処理〕ラスタ画像処理
された画像データが著作権を持つ画像データであるかを
検知するために、ここでは著作権を持つ画像は、それが
著作物であることを示すなんらかの証明手段を持つこと
を前提とする。
【0109】例えば、図7の(a)〜(d)に示したよ
うに、将来的に著作物を示すマークあるいはバーコード
が決められ、登録されることが予想される。
【0110】この場合、これらの著作物マークあるいは
バーコード等の画像データを予めプリントコントローラ
102内のメモリ106に格納しておき、検知回路10
5が、このデータと前記ラスタ画像処理されたデータと
のパターンマッチングを行うように構成することで、該
当するマークを検知する方法が考えられる。
【0111】あるいは、マークやバーコードのような記
号を使用するかわりに、図7の(e)のように、「著作
物のコピー不可」を表示する文字列、例えば「この画像
は著作物のためコピーできません。」が著作物に対し記
載されているならば、検知回路105が、前記ラスタ画
像処理された一頁分の画像データにおいて、ブロックセ
レクションを行った後、文字列データを抽出し、文字認
識手段を用いて該当する文字列を認識することで、著作
物であることを検知するように構成することで、該当す
る文字列を検知する方法が考えられる。なお、この場合
も検知すべき文字列のサンプルは、予めプリントコント
ローラ102内のメモリ106に格納されている。
【0112】さらに、上記図7の(e)に示した文字列
の代わりに、検知回路105が、著作権画像であること
を示すID番号を決めておき、このID番号の文字列デ
ータを抽出し、文字認識手段を用いて該当する文字列を
認識することで、著作物であることを検知する方法も考
えられる。なお、この場合も検知すべきID番号は、予
めプリントコントローラ102内のメモリ106に格納
されている。
【0113】また、前述のように著作物にマークや文字
など余計な可視画像を著作権画像に加えたくないことも
ある。その場合は、例えば著作権画像に対し、数ドット
分のある決められたパターンのアドオン情報を埋め込ん
でおくなど、著作物情報を隠蔽することも考えられる。
その場合も、このアドオン情報を予めメモリ106に格
納しておき、色およびアドオンパターンを検知すること
で、著作物であることを検知する方法も考えられる。
【0114】あるいはまた、著作物情報の隠蔽手段とし
て、各画素の画像データに対しLSBから上位数ビット
分を認識手段として使用することもできる。この場合
は、各画素毎について著作情報の切り分けができるた
め、ある画像データの一部分だけが著作権画像で、残り
は非著作権画像というように認識することが可能であ
る。そのため、後述のように一頁分の画像データのうち
非著作権画像部分だけ出力し、著作権画像と判定したも
のは出力しないようにすることもできる。
【0115】また、この各画素ごとの数ビットデータ
を、著作権画像認識のために一頁分トータルとしてパタ
ーンを形成すれば、一頁分の画像データの中に透かしの
ように、著作物禁止マークなどを各画素データに隠蔽す
ることも考えられる。この場合は各画素の著作物認識ビ
ットを抽出し、一頁分の画像データを構成した後、図7
の(a)〜(d)のような著作物マークをパターンマッ
チングにて、著作物であることを検知する方法などが考
えられる。
【0116】なお、著作物の画像データを検知する検知
方法としては、上記に挙げた一例に限定されるものでは
なく、著作物であると検知できる手段であればいづれの
方法を取ってもよい。
【0117】図8は、ホストコンピュータ101の表示
部上または画像処理装置103の操作部250の表示部
上に表示される警告画面の一例を示した図である。
【0118】図において、(a)は、プリントアウト指
定した画像データが著作物であるため出力(プリントア
ウト)できない旨(プリントアウトを中止する旨)の警
告表示に対応し、(b)は、プリントアウト指定した画
像データが著作物であるた出力(プリントアウト)され
なかった旨の警告表示に対応する。
【0119】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
画像出力の禁止および中止を全てプリントコントローラ
102にて処理する場合について説明したが、プリント
コントローラ102が画像データの出力禁止を判別し
て、その情報を画像形成装置103へ送信し、画像形成
装置103側で画像の出力を中止するように構成しても
よい。以下、その実施形態について説明する。
【0120】以下、図9のフローチャートを参照して、
プリントコントローラ102および画像形成装置103
でのPDLデータのデータ処理動作について説明する。
【0121】図9は、本発明の画像処理システムにおけ
る第2の画像データ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、プリントコントローラ102および画像形成
装置103でのPDLデータのデータ処理に対応する。
なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0122】ここで、ステップ(1)〜(5)までの、
ホストコンピュータ101からPDLデータを受信し
て、ラスタ画像展開した画像データ内に著作物情報の検
知処理を行うステップについては、上述の図6のフロー
チャートの(1)〜(5)に示した処理手順と同一であ
るため、ここでの説明は省略する。
【0123】ステップ(5)において、ステップ(4)
の著作物情報の検知処理結果を判定し、著作物情報を検
知したと判定された場合は、メモリ106に格納された
RGBラスタ画像データを読み出した後、対数変換によ
りRGB画像データをMCYK画像データに変換し
(7)、画像出力禁止信号を生成して、前記MCYK画
像データに付加し(8)、ステップ(9)に移行する。
【0124】一方、ステップ(5)において、ステップ
(4)での著作物情報の検知処理で、画像データ内に著
作物情報を検知しないと判定された場合は、同様にメモ
リ106に格納されたRGBラスタ画像データを読み出
した後、対数変換によりRGB画像データをMCYK画
像データに変換し(6)、ステップ(9)に移行する。
【0125】次に、ステッブ(9)において、MCYK
画像データを画像形成装置103へ送信する。
【0126】次に、画像形成装置103は、プリンタコ
ントローラ102から送信された画像データに画像出力
禁止信号が付加されているか否かを判断し(10)、画
像データ出力禁止信号が付加されていないと判定された
場合は、記録媒体上に画像形成して出力し(11)、一
連の画像形成処理を終了する。
【0127】一方、ステップ(10)でプリンタコント
ローラ102から送信された画像データに画像出力禁止
信号が付加されていると判定された場合は、ホストコン
ピュータ101または操作部250に対して、プリント
アウト指定した画像データが著作物であるため出力でき
ない旨の警告表示を行い(後述する図8の(a)参
照)、さらにこの画像データを出力させないため画像デ
ータを全て白紙画像に変換して出力し(12)、処理を
終了する。
【0128】以上の処理により、デジタル情報化された
著作物の違法コピーを防止することができる。
【0129】〔第3実施形態〕本実施形態では、画像デ
ータの中に著作物情報を隠蔽する場合についてのデータ
処理の一例、特に著作物情報の検知処理方法として著作
物であることを示す電子透かしの検知処理の場合につい
て説明する。なお、本実施形態では、著作物であること
を示す電子透かしが一頁全体の画像データとして著作物
マークを構成している場合につて説明する。
【0130】以下、図10のフローチャートを参照し
て、プリントコントローラ102および画像形成装置1
03でのPDLデータのデータ処理動作について説明す
る。
【0131】図10は、本発明の画像処理システムにお
ける第3の画像データ処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、プリントコントローラ102および画像形
成装置103でのPDLデータのデータ処理に対応す
る。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0132】ここで、ステップ(1)〜(3)までの、
ホストコンピュータ101からPDLデータを受信し
て、ラスタ画像展開するステップについては、上述の図
6のフローチャートの(1)〜(3)に示した処理手順
と同一であるため、ここでの説明は省略する。
【0133】ステップ(4)において、ラスタ画像処理
された以下に示す画像データ内の著作物情報の検知処理
を行う。まず、各画素のLSB下位3ビットを抜き出し
て特徴信号である電子透かし信号を生成する。この電子
透かし信号を一頁分のデータとして電子透かし情報およ
び画像データを作成し、この透かし情報の中から、例え
ば図7の(a)〜(c)に示したようなマークをパター
ンマッチングで探し、著作物情報を検知する。
【0134】次に、ステップ(4)の著作物情報の検知
処理結果を判定し(5)、著作物情報を検知したと判定
された場合は、メモリ106に格納されたRGBラスタ
画像データを読み出した後、対数変換によりRGB画像
データをMCYK画像データに変換し、さらにこの画像
データを出力させないため、白紙画像に変換し(7)、
画像出力禁止信号を生成して画像データに付加して
(8)、ステップ(9)に移行する。
【0135】一方、ステップ(5)において、ステップ
(4)での著作物情報の検知処理で、画像データ内に著
作物情報を検知しないと判定された場合は、メモリ10
6に格納されたRGBラスタ画像データを読み出した
後、対数変換によりRGB画像データをMCYK画像デ
ータに変換し(6)、ステップ(9)に進む。
【0136】ステップ(9)において、変換したMCY
K画像データを画像形成装置103へ送信し、画像形成
装置103が、記録媒体上に画像形成して出力する(1
0)。
【0137】次に、画像形成装置103は、プリントコ
ントローラ102から送信された画像データに、画像出
力禁止信号が付加されているか否かを判定し(11)、
画像データ出力禁止信号が付加されていないと判定され
た場合は、一連の画像形成処理を終了する。
【0138】一方、プリントコントローラ102から送
信された画像データに、画像出力禁止信号が付加されて
いると判定された場合は、ホストコンピュータ101ま
たは操作部250に、プリントアウト指定した画像デー
タが著作物であるため出力できない旨の警告表示(図8
の(b)参照)を行い(12)、一連の画像形成処理を
終了する。
【0139】なお、図10に示したフローチャートで
は、画像データを白紙画像に変換する処理をプリントコ
ントローラ102内で実行する場合について示したが、
画像処理装置103内で、画像出力禁止信号を検出した
場合に、画像データを出力させないため、白紙画像に変
換して、画像形成出力するように構成してもよい。
【0140】以上の処理により、電子透かしが一頁全体
の画像データとして構成される著作物マークにより画像
データの中に著作物情報が隠蔽された著作物画像を検出
して、著作物一頁分の画像データを出力禁止することに
より、著作物画像にマークや文字など余計な可視画像を
加えることなく、デジタル情報化された著作物画像の違
法コピーを防止することができる。
【0141】〔第4実施形態〕上記第3実施形態では、
著作物であることを示す電子透かしが一頁全体の画像デ
ータとして著作物マークを構成している場合につて説明
したが、著作物であることを示す電子透かしが各画素に
対応するように構成してもよい。以下、その実施形態に
ついて説明する。
【0142】以下、図11のフローチャートを参照し
て、プリントコントローラ102および画像形成装置1
03でのPDLデータのデータ処理動作について説明す
る。
【0143】図11は、本発明の画像処理システムにお
ける第4の画像データ処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、プリントコントローラ102および画像形
成装置103でのPDLデータのデータ処理に対応す
る。なお、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0144】ここで、ステップ(1)〜(3)までの、
ホストコンピュータ101からPDLデータを受信し
て、ラスタ画像展開するステップについては、上述の図
6のフローチャートの(1)〜(3)に示した処理手順
と同一であるため、ここでの説明は省略する。
【0145】ステップ(4)において、ラスタ画像処理
された以下に示す画像データ内の著作物情報の検知処理
を行う。まず、各画素のLSB下位3ビットを抜き出し
て画素毎の特徴信号である電子透かし信号および画像デ
ータを生成する。この電子透かし信号では、予め決めら
れた著作物データのパターンマッチングにより、各画素
についての著作物情報を検知する。
【0146】次に、ステップ(4)の著作物情報の検知
処理結果を判定し(5)、画像データ内のいずれかの画
素について著作物情報を検知したと判定された場合は、
画像出力の禁止データがあることを示す画像出力禁止信
号を生成し(7)、メモリ106に格納されたRGBラ
スタ画像データを読み出した後、対数変換によりRGB
画像データをMCYK画像データに変換し(8)、著作
物であると検知された部分の画像データ(画素)を出力
させないため、著作物であると検知された画素の画像デ
ータのみを白紙画像に変換して(9)、ステップ(1
0)に移行する。
【0147】一方、ステップ(5)において、ステップ
(4)での著作物情報の検知処理で、画像データ内のい
ずれの画素についても著作物情報を検知しないと判定さ
れた場合は、メモリ106に格納されたRGBラスタ画
像データを読み出した後、対数変換によりRGB画像デ
ータをMCYK画像データに変換し(6)、ステップ
(10)に進む。
【0148】ステップ(10)において、変換したMC
YK画像データを画像形成装置103へ送信し、画像形
成装置103が、記録媒体上に画像形成して出力する
(11)。
【0149】次に、画像形成装置103は、プリントコ
ントローラ102から送信された画像データに、画像出
力禁止信号が付加されているか否かを判定し(12)、
画像データ出力禁止信号が付加されていないと判定され
た場合は、一連の画像形成処理を終了する。
【0150】一方、プリントコントローラ102から送
信された画像データに、画像出力禁止信号が付加されて
いると判定された場合は、ホストコンピュータ101ま
たは操作部250に、プリントアウト指定した画像デー
タが著作物であるため出力できない旨の警告表示(図8
の(b)参照)を行い(13)、一連の画像形成処理を
終了する。
【0151】なお、図11に示したフローチャートで
は、画像データを画素毎に白紙画像に変換する処理をプ
リントコントローラ102内で実行する場合について示
したが、画像処理装置103内で、画素毎の画像出力禁
止信号を検出した場合に、その画素に対応する画像デー
タを出力させないため、その画素を白紙画像に変換し
て、画像形成出力するように構成してもよい。
【0152】以上の処理により、各画素に対応して隠蔽
された著作物情報(電子透かし)を検出して、著作物画
像に対応する画素の画像データのみの出力を禁止するこ
とにより、著作物画像にマークや文字など余計な可視画
像を加えることなく、著作物画像以外の情報を出力し
て、デジタル情報化された著作物の違法コピーを防止す
ることができる。
【0153】なお、本実施形態では、画像出力を禁止す
る手段として、出力画像を白紙画像に変換する手段を挙
げたが、これはオリジナル画像以外のものであれば、例
えばベタ黒などのパターン画像や、データをスクランブ
ルしたり、倍率を変更して出力したり、「著作物のコピ
ー不可」等のメッセージを印字するなど、いづれの方法
をとるように構成してもよい。
【0154】なお、ホストコンピュータ101とプリン
トコントローラ102と画像形成装置103は、セント
ロニクスケーブル等を介して通信可能に構成されるもの
であっても、イーサネット等のネットワークを介して通
信可能に構成されるものであっても、赤外線等を介して
通信可能に構成されるものであっても、いかなる通信媒
体を介して通信可能に構成されるものであってもよい。
【0155】また、プリントコントローラ102と画像
形成装置103は、1つの機器で構成されてもよい。
【0156】さらに、プリントコントローラ102およ
び画像形成装置103の所定の機能は、ホストコンピュ
ータ101内にインストールされたプリンタドライバに
より実現されるように構成してもよい。
【0157】以上説明したように、デジタル情報化され
た著作物ついて、著作物情報を埋め込まれた著作物の画
像データに対し、その著作物情報を検知して、著作物の
画像出力を禁止する手段を備えることで、著作物を保護
し、違法コピーを防止することができる。
【0158】なお、本実施形態では、電子写真方式のカ
ラー画像形成装置を用いて説明したが、モノクロであっ
ても、インクジェット方式、昇華式でもその他の方式の
画像形成装置であってもよい。
【0159】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0160】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0161】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0162】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0163】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0164】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0165】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して情報処理装置
から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
能な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所
定の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて
記録媒体に画像形成可能な画像形成装置とで構成される
画像処理システムにおいて、前記画像形成制御装置の第
1の検知手段による前記ラスタ情報中の検知結果に応じ
て、前記画像形成制御装置の第1の制御手段が前記画像
形成装置への前記ラスタ情報の送信を制限するので、著
作権画像を確実に認識して、著作権画像の出力を防止す
ることができる。
【0167】第2の発明によれば、所定の通信媒体を介
して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて画
像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画像
形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前記画像形
成制御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラス
タ情報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装
置とで構成される画像処理システムにおいて、前記画像
形成制御装置の第1の検知手段が前記ラスタ情報の中か
ら所定の情報を検知した場合、前記画像形成制御装置の
禁止信号送信手段が前記画像形成装置による前記ラスタ
情報に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁止信
号を生成して前記ラスタ情報とともに前記画像形成装置
に送信し、前記画像形成装置の第2の制御手段が前記画
像形成制御装置から送信される画像出力禁止信号を受信
した場合、前記画像形成制御装置から前記画像出力禁止
信号とともに受信したラスタ情報に基づく記録媒体への
画像形成を行わないように制御するので、著作権画像を
確実に認識して、著作権画像の出力を防止することがで
きる。
【0168】第3〜第7の発明によれば、前記所定の情
報は、著作物である旨を示す著作権情報(所定のマーク
画像,所定のバーコード画像,所定の文字情報,所定の
番号,前記ラスタ情報に付加された複数画素により構成
される所定のパターン)を含むので、簡単な著作権情報
を付加するのみで、著作権画像を確実に認識して、著作
権画像の出力を防止することができる。
【0169】第8の発明によれば、前記所定の情報は、
前記ラスタ情報に付加された複数画素により構成される
所定のパターンを含むので、著作物画像を可視画像によ
り乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加することがで
きる。
【0170】第9の発明によれば、所定の通信媒体を介
して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて画
像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画像
形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前記画像形
成制御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラス
タ情報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装
置とで構成される画像処理システムにおいて、前記画像
形成制御装置の生成手段が前記ラスタ情報から前記ラス
タ情報の各画素情報の所定複数ビットにより構成される
特徴情報と前記所定ビット以外で構成される画像情報と
を生成し、前記画像形成制御装置の第2の検知手段が前
記特徴情報の中から所定の情報を検知し、前記画像形成
制御装置の第3の制御手段が前記第2の検知手段の検知
結果に応じて、前記画像形成装置への前記画像情報の送
信を制限するので、著作物画像を可視画像により乱すこ
となく隠蔽的に著作権情報を付加して、著作権画像を認
識して、著作権画像の出力を防止することができる。
【0171】第10の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素
に対応する前記画像情報のみ前記画像形成装置への送信
を禁止するので、著作物画像を可視画像により乱すこと
なく隠蔽的に著作権情報を付加して、各画素毎について
著作情報を切り分けて、ある頁の一部分だけが著作権画
像で、残りは非著作権画像というように認識することが
でき、頁内で非著作権画像のみを出力することができ
る。
【0172】第11の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前記画像
形成制御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラ
スタ情報に基づいて記録媒体上に画像形成可能な画像形
成装置とで構成される画像処理システムにおいて、前記
画像形成制御装置の生成手段が前記ラスタ情報から前記
ラスタ情報の各画素情報の所定複数ビットにより構成さ
れる特徴情報と前記所定ビット以外で構成される画像情
報とを生成し、前記画像形成制御装置の第2の検知手段
が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した場合、前
記画像形成制御装置の第2の禁止信号送信手段が前記画
像形成装置による前記画像情報に基づく画像出力を禁止
するための画像出力禁止信号を生成して前記画像情報と
ともに前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置の
第4の制御手段が前記画像形成制御装置から送信される
画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像形成制御装
置から前記画像出力禁止信号とともに受信した画像情報
に基づく記録媒体への画像形成を行わないように制御す
るので、著作物画像を可視画像により乱すことなく隠蔽
的に著作権情報を付加して、著作権画像を認識して、著
作権画像の出力を防止することができる。
【0173】第12の発明によれば、前記第2の禁止信
号送信手段は、前記画像形成装置による前記画像情報に
基づく画像出力を、前記第2の検知手段が所定の情報を
検知した画素に対応する前記画像情報のみ禁止するため
の画素毎の画像出力禁止信号を生成して前記画像情報と
ともに前記画像形成装置に送信し、前記第4の制御手段
は、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁止
信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受
信した画像情報に基づく記録媒体への画像形成を前記画
像出力禁止信号に対応する画素のみ行わないように制御
するので、著作物画像を可視画像により乱すことなく隠
蔽的に著作権情報を付加して、各画素毎について著作情
報を切り分けて、ある頁の一部分だけが著作権画像で、
残りは非著作権画像というように認識することができ、
頁内で非著作権画像のみを出力することができる。
【0174】第13の発明によれば、前記第1の制御手
段は、前記第2の検知手段が前記ラスタ情報の中から所
定の情報を検知した場合、前記ラスタ情報を異なる画像
の情報に変換して前記画像形成装置へ送信するので、著
作権画像と異なる画像に変換して、著作権画像をそのま
ま出力することを防止することができる。
【0175】第14の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁
止信号を受信した場合、前記画像形成制御装置から前記
画像出力禁止信号とともに受信したラスタ情報を異なる
画像の情報に変換して画像形成を行うので、著作権画像
と異なる画像に変換して、著作権画像をそのまま出力す
ることを防止することができる。
【0176】第15の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検知手段が前記特徴情報の中から所定
の情報を検知した場合、前記画像情報を異なる画像の情
報に変換して前記画像形成装置へ送信するので、著作物
画像を可視画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報
を付加して、著作権画像と異なる画像に変換して、著作
権画像をそのまま出力することを防止することができ
る。
【0177】第16の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素
に対応する前記画像情報のみ異なる画像の情報に変換し
て前記画像形成装置へ送信するので、著作物画像を可視
画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加し
て、各画素毎について著作情報を切り分けて、ある頁の
一部分だけが著作権画像で、残りは非著作権画像という
ように認識することができ、頁内で著作権画像は異なる
画像に変換して出力し、非著作権画像はそのまま出力す
ることができる。
【0178】第17の発明によれば、前記第4の制御手
段は、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁
止信号を受信した場合、前記画像形成制御装置から前記
画像出力禁止信号とともに受信した画像情報を異なる画
像の情報に変換して画像形成を行うので、著作物画像を
可視画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加
して、著作権画像と異なる画像に変換して、著作権画像
をそのまま出力することを防止することができる。
【0179】第18の発明によれば、前記第4の制御手
段は、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁
止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに
受信した画像情報に基づく記録媒体への画像形成を前記
画像出力禁止信号に対応する画素のみ異なる画像の情報
に変換して行うので、著作物画像を可視画像により乱す
ことなく隠蔽的に著作権情報を付加して、各画素毎につ
いて著作権情報を切り分けて、ある頁の一部分だけが著
作権画像で、残りは非著作権画像というように認識する
ことができ、頁内で著作権画像は異なる画像に変換して
出力し、非著作権画像はそのまま出力することができ
る。
【0180】第19の発明によれば、異なる画像の情報
は、白紙画像情報とするので、著作権画像を白紙出力し
て、著作権物が出力されることを防止することができ
る。
【0181】第20の発明によれば、前記第1の制御手
段は、前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所
定の情報を検知し、前記画像形成装置への前記ラスタ情
報の送信を禁止する場合、コピー禁止の旨を前記情報処
理装置の表示部または前記画像形成装置の操作表示部に
警告表示するので、ユーザが著作権画像を出力しようと
していることを速やかに知らせて、画像が出力されない
ことを、何らかのトラブルと誤認してしまうことを防止
することができる。
【0182】第21の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記画像形成制御装置から送信される画像出力禁
止信号を受信し、記録媒体への画像形成を禁止する場
合、コピー禁止の旨を前記情報処理装置の表示部または
前記画像形成装置の操作表示部に警告表示するので、ユ
ーザが著作権画像を出力しようとしていることを速やか
に知らせて、画像が出力されないことを、何らかのトラ
ブルと誤認してしまうことを防止することができる。
【0183】第22の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置において、第
1の検知手段による前記ラスタ情報中の検知結果に応じ
て、前記画像形成制御装置の第1の制御手段が前記画像
形成装置への前記ラスタ情報の送信を制限するので、著
作権画像を確実に認識して、著作権画像の出力を防止す
ることができる。
【0184】第23の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置において、第
1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検
知した場合、禁止信号送信手段が前記画像形成装置によ
る前記ラスタ情報に基づく画像出力を禁止するための画
像出力禁止信号を生成して前記ラスタ情報とともに前記
画像形成装置に送信するので、著作権画像を確実に認識
して、著作権画像の出力を防止することができる。
【0185】第24〜第28の発明によれば、前記所定
の情報は、著作物である旨を示す著作権情報(所定のマ
ーク画像,所定のバーコード画像,所定の文字情報,所
定の番号,前記ラスタ情報に付加された複数画素により
構成される所定のパターン)を含むので、簡単な著作権
情報を付加するのみで、著作権画像を確実に認識して、
著作権画像の出力を防止することができる。
【0186】第29の発明によれば、前記所定の情報
は、前記ラスタ情報に付加された複数画素により構成さ
れる所定のパターンを含むので、著作物画像を可視画像
により乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加すること
ができる。
【0187】第30の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置において、生
成手段が前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画素情
報の所定複数ビットにより構成される特徴情報と前記所
定ビット以外で構成される画像情報とを生成し、第2の
検知手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知し、
第3の制御手段が前記第2の検知手段の検知結果に応じ
て、前記画像形成装置への前記画像情報の送信を制限す
るので、著作物画像を可視画像により乱すことなく隠蔽
的に著作権情報を付加して、著作権画像を認識して、著
作権画像の出力を防止することができる。
【0188】第31の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素
に対応する前記画像情報のみ前記画像形成装置への送信
を禁止するので、前記画像形成装置への前記画像情報の
送信を制限するので、著作物画像を可視画像により乱す
ことなく隠蔽的に著作権情報を付加して、各画素毎につ
いて著作権情報を切り分けて、ある頁の一部分だけが著
作権画像で、残りは非著作権画像というように認識する
ことができ、頁内で非著作権画像のみを出力することが
できる。
【0189】第32の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置において、生
成手段が前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画素情
報の所定複数ビットにより構成される特徴情報と前記所
定ビット以外で構成される画像情報とを生成し、第2の
検知手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した
場合、第2の禁止信号送信手段が前記画像形成装置によ
る前記画像情報に基づく画像出力を禁止するための画像
出力禁止信号を生成して前記画像情報とともに前記画像
形成装置に送信するので、著作物画像を可視画像により
乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加して、著作権画
像を認識して、著作権画像の出力を防止することができ
る。
【0190】第33の発明によれば、前記第2の禁止信
号送信手段は、前記画像形成装置による前記画像情報に
基づく画像出力を、前記第2の検知手段が所定の情報を
検知した画素に対応する前記画像情報のみ禁止するため
の画素毎の画像出力禁止信号を生成して前記画像情報と
ともに前記画像形成装置に送信するので、著作物画像を
可視画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加
して、各画素毎について著作情報を切り分けて、ある頁
の一部分だけが著作権画像で、残りは非著作権画像とい
うように認識することができ、頁内で非著作権画像のみ
を出力することができる。
【0191】第34の発明によれば、前記第1の制御手
段は、前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所
定の情報を検知した場合、前記ラスタ情報を異なる画像
の情報に変換して前記画像形成装置へ送信するので、著
作権画像と異なる画像に変換して、著作権画像をそのま
ま出力することを防止することができる。
【0192】第35の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検出手段が前記特徴情報の中から所定
の情報を検知した場合、前記画像情報を異なる画像の情
報に変換して前記画像形成装置へ送信するので、著作物
画像を可視画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報
を付加して、著作権画像と異なる画像に変換して、著作
権画像をそのまま出力することを防止することができ
る。
【0193】第36の発明によれば、前記第3の制御手
段は、前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素
に対応する前記画像情報のみ異なる画像の情報に変換し
て前記画像形成装置へ送信するので、著作物画像を可視
画像により乱すことなく隠蔽的に著作権情報を付加し
て、各画素毎について著作情報を切り分けて、ある頁の
一部分だけが著作権画像で、残りは非著作権画像という
ように認識することができ、頁内で著作権画像は異なる
画像に変換して出力し、非著作権画像はそのまま出力す
ることができる。
【0194】第37の発明によれば、異なる画像の情報
は、白紙画像情報とするので、著作権画像を白紙出力し
て、著作権物が出力されることを防止することができ
る。
【0195】第38の発明によれば、前記第1の制御手
段は、前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所
定の情報を検知し、前記画像形成装置への前記ラスタ情
報の送信を禁止する場合、コピー禁止の旨を装置本体の
表示部、前記情報処理装置の表示部または前記画像形成
装置の操作表示部に警告表示するので、ユーザが著作権
画像を出力しようとしていることを速やかに知らせて、
画像が出力されないことを、何らかのトラブルと誤認し
てしまうことを防止することができる。
【0196】第39の発明によれば、所定の通信媒体を
介して通信可能な外部装置から送信される出力情報に基
づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置におい
て、第2の制御手段が前記外部装置から送信される画像
出力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号と
ともに受信した出力情報に基づく記録媒体への画像形成
を行わないように制御するので、著作権画像の出力を防
止することができる。
【0197】第40の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を
受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信した
出力情報に基づく記録媒体への画像形成を前記画像出力
禁止信号に対応する画素のみ行わないように制御するの
で、著作権画像の出力を防止することができる。
【0198】第41の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を
受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信した
出力情報を異なる画像の情報に変換して画像形成を行う
ので、著作権画像と異なる画像に変換して、著作権画像
をそのまま出力することを防止することができる。
【0199】第42の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を
受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受信した
出力情報に基づく記録媒体への画像形成を前記画像出力
禁止信号に対応する画素のみ異なる画像の情報に変換し
て行うので、頁内で著作権画像は異なる画像に変換して
出力し、非著作権画像はそのまま出力することができ
る。
【0200】第43の発明によれば、異なる画像の情報
は、白紙画像情報とするので、著作権画像を白紙出力し
て、著作権物が出力されることを防止することができ
る。
【0201】第44の発明によれば、前記第2の制御手
段は、前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を
受信し、記録媒体への画像形成を禁止する場合、コピー
禁止の旨を装置本体の表示部または前記外部装置の操作
表示部に警告表示するので、ユーザが著作権画像を出力
しようとしていることを速やかに知らせて、画像が出力
されないことを、何らかのトラブルと誤認してしまうこ
とを防止することができる。
【0202】第45の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前記画像
形成制御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラ
スタ情報に基づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成
装置とで構成される画像処理システムの制御方法におい
て、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場
合、前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止
するので、著作権画像を確実に認識して、著作権画像の
出力を防止することができる。
【0203】第46の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置と、前記画像
形成制御装置から所定の通信媒体を介して送信されるラ
スタ情報に基づいて記録媒体上に画像形成可能な画像形
成装置とで構成される画像処理システムの制御方法にお
いて、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場
合、前記画像形成装置による前記ラスタ情報に基づく画
像出力を禁止するための画像出力禁止信号を生成して前
記ラスタ情報とともに前記画像形成装置に送信し、前記
画像形成制御装置から送信される画像出力禁止信号を受
信した場合、前記画像形成制御装置から前記画像出力禁
止信号とともに受信したラスタ情報に基づく記録媒体へ
の画像形成を禁止するので、著作権画像を確実に認識し
て、著作権画像の出力を防止することができる。
【0204】第47の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置の制御方法に
おいて、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
場合、前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁
止するので、著作権画像を確実に認識して、著作権画像
の出力を防止することができる。
【0205】第48の発明によれば、所定の通信媒体を
介して情報処理装置から送信される出力情報に基づいて
画像形成装置が出力可能なラスタ情報を生成して前記画
像形成装置に送信可能な画像形成制御装置の制御方法に
おいて、前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
場合、前記画像形成装置による前記ラスタ情報に基づく
画像出力を禁止するための画像出力禁止信号を生成して
前記ラスタ情報とともに前記画像形成装置に送信するの
で、著作権画像を確実に認識して、著作権画像の出力を
防止することができる。
【0206】第49の発明によれば、所定の通信媒体を
介して通信可能な外部装置から送信される出力情報に基
づいて記録媒体に画像形成可能な画像形成装置の制御方
法において、前記外部装置から送信される画像出力禁止
信号を受信した場合、前記画像出力禁止信号とともに受
信した出力情報に基づく記録媒体への画像形成を禁止す
るので、著作権画像を確実に認識して、著作権画像の出
力を防止することができる。
【0207】従って、著作権画像を確実に認識して、デ
ジタル情報化された著作物の違法コピーを防止すること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理システムの
構成を説明する概観図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の構成を説明する断
面図である。
【図3】図2に示した画像処理部の構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示したリーダ階調補正回路における入力
/出力信号の階調補正特性の一例を示す特性図である。
【図5】図3のエンジン階調補正回路における入力/出
力信号の階調補正特性の一例を示す特性図である。
【図6】本発明の画像処理システムにおける第1の画像
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】著作物であることを示すマークおよび文字列の
一例を示した図である。
【図8】ホストコンピュータの表示部上または画像処理
装置の操作部の表示部上に表示される警告画面の一例を
示した図である。
【図9】本発明の画像処理システムにおける第2の画像
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の画像処理システムにおける第3の画
像データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の画像処理システムにおける第4の画
像データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 プリンタコントローラ 103 画像形成装置(プリンタ) 104 CPU 105 検知回路 106 メモリ 110 エンジンコントローラ

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して情報処理装置か
    ら送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力可
    能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可能
    な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所定
    の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて記
    録媒体に画像形成可能な画像形成装置とで構成される画
    像処理システムにおいて、 前記画像形成制御装置に、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知する第1の検知手段と、 前記第1の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成
    装置への前記ラスタ情報の送信を制限する第1の制御手
    段と、を具備したことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介して情報処理装置か
    ら送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力可
    能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可能
    な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所定
    の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて記
    録媒体に画像形成可能な画像形成装置とで構成される画
    像処理システムにおいて、 前記画像形成制御装置に、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知する第1の検知手段と、 前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情
    報を検知した場合、前記画像形成装置による前記ラスタ
    情報に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁止信
    号を生成して前記ラスタ情報とともに前記画像形成装置
    に送信する禁止信号送信手段とを具備し、 前記画像形成装置に、前記画像形成制御装置から送信さ
    れる画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像形成制
    御装置から前記画像出力禁止信号とともに受信したラス
    タ情報に基づく記録媒体への画像形成を行わないように
    制御する第2の制御手段を具備したことを特徴とする画
    像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の情報は、著作物である旨を示
    す著作権情報を含むことを特徴とする請求項1または2
    記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記所定の情報は、所定のマーク画像を
    含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記所定の情報は、所定のバーコード画
    像を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像
    処理システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の情報は、所定の文字情報を含
    むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画
    像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記所定の文字情報は、所定の番号を含
    むことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記所定の情報は、前記ラスタ情報に付
    加された複数画素により構成される所定のパターンを含
    むことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して情報処理装置か
    ら送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力可
    能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可能
    な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所定
    の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて記
    録媒体に画像形成可能な画像形成装置とで構成される画
    像処理システムにおいて、 前記画像形成制御装置に、前記ラスタ情報から前記ラス
    タ情報の各画素情報の所定複数ビットにより構成される
    特徴情報と前記所定ビット以外で構成される画像情報と
    を生成する生成手段と、 前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第2の検知
    手段と、 前記第2の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成
    装置への前記画像情報の送信を制限する第3の制御手段
    と、を具備したことを特徴とする画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
    情報のみ前記画像形成装置への送信を禁止することを特
    徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所
    定の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて
    記録媒体上に画像形成可能な画像形成装置とで構成され
    る画像処理システムにおいて、前記画像形成制御装置
    に、前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画素情報の 所定複数ビットにより構成される特徴情報と前記所定ビ
    ット以外で構成される画像情報とを生成する生成手段
    と、 前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第2の検知
    手段と、 前記第2の検知手段が前記特徴情報の中から所定の情報
    を検知した場合、前記画像形成装置による前記画像情報
    に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁止信号を
    生成して前記画像情報とともに前記画像形成装置に送信
    する第2の禁止信号送信手段とを具備し、 前記画像形成装置に、前記画像形成制御装置から送信さ
    れる画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像形成制
    御装置から前記画像出力禁止信号とともに受信した画像
    情報に基づく記録媒体への画像形成を行わないように制
    御する第4の制御手段を具備したことを特徴とする画像
    処理システム。
  12. 【請求項12】 前記第2の禁止信号送信手段は、前記
    画像形成装置による前記画像情報に基づく画像出力を、
    前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素に対応
    する前記画像情報のみ禁止するための画素毎の画像出力
    禁止信号を生成して前記画像情報とともに前記画像形成
    装置に送信し、 前記第4の制御手段は、前記画像形成制御装置から送信
    される画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像出力
    禁止信号とともに受信した画像情報に基づく記録媒体へ
    の画像形成を、前記画像出力禁止信号に対応する画素の
    み行わないように制御することを特徴とする請求項11
    記載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 前記第1の制御手段は、前記第1の検
    知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
    場合、前記ラスタ情報を異なる画像の情報に変換して前
    記画像形成装置へ送信することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 前記第2の制御手段は、前記画像形成
    制御装置から送信される画像出力禁止信号を受信した場
    合、前記画像出力禁止信号とともに受信したラスタ情報
    を異なる画像の情報に変換して画像形成を行うことを特
    徴とする請求項2記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    知手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した場
    合、前記画像情報を異なる画像の情報に変換して前記画
    像形成装置へ送信することを特徴とする請求項9記載の
    画像処理システム。
  16. 【請求項16】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
    情報のみ異なる画像の情報に変換して前記画像形成装置
    へ送信することを特徴とする請求項10記載の画像処理
    システム。
  17. 【請求項17】 前記第4の制御手段は、前記画像形成
    制御装置から送信される画像出力禁止信号を受信した場
    合、前記画像形成制御装置から前記画像出力禁止信号と
    ともに受信した画像情報を異なる画像の情報に変換して
    画像形成を行うことを特徴とする請求項11記載の画像
    処理システム。
  18. 【請求項18】 前記第4の制御手段は、前記画像形成
    制御装置から送信される画像出力禁止信号を受信した場
    合、前記画像出力禁止信号とともに受信した画像情報に
    基づく記録媒体への画像形成を、前記画像出力禁止信号
    に対応する画素のみ異なる画像の情報に変換して行うよ
    うに制御することを特徴とする請求項12記載の画像処
    理システム。
  19. 【請求項19】 異なる画像の情報は、白紙画像情報で
    あることを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記
    載の画像処理システム。
  20. 【請求項20】 前記第1の制御手段は、前記第1の検
    知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知し、
    前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する
    場合、コピー禁止の旨を前記情報処理装置の表示部、画
    像形成制御装置の表示部または前記画像形成装置の操作
    表示部に警告表示することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理システム。
  21. 【請求項21】 前記第2の制御手段は、前記画像形成
    制御装置から送信される画像出力禁止信号を受信し、記
    録媒体への画像形成を禁止する場合、コピー禁止の旨を
    前記情報処理装置の表示部または前記画像形成装置の操
    作表示部に警告表示することを特徴とする請求項2記載
    の画像処理システム。
  22. 【請求項22】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置において、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知する第1の検
    知手段と、 前記第1の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成
    装置への前記ラスタ情報の送信を制限する第1の制御手
    段と、 を有することを特徴とする画像形成制御装置。
  23. 【請求項23】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置において、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知する第1の検
    知手段と、 前記第1の検知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情
    報を検知した場合、前記画像形成装置による前記ラスタ
    情報に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁止信
    号を生成して前記ラスタ情報とともに前記画像形成装置
    に送信する禁止信号送信手段と、 を有することを特徴とする画像形成制御装置。
  24. 【請求項24】 前記所定の情報は、著作物である旨を
    示す著作権情報を含むことを特徴とする請求項22また
    は23記載の画像形成制御装置。
  25. 【請求項25】 前記所定の情報は、所定のマーク画像
    を含むことを特徴とする請求項22または23記載の画
    像形成制御装置。
  26. 【請求項26】 前記所定の情報は、所定のバーコード
    画像を含むことを特徴とする請求項22または23記載
    の画像形成制御装置。
  27. 【請求項27】 前記所定の情報は、所定の文字情報を
    含むことを特徴とする請求項22または23に記載の画
    像処理システム。
  28. 【請求項28】 前記所定の文字情報は、所定の番号を
    含むことを特徴とする請求項22または23記載の画像
    形成制御装置。
  29. 【請求項29】 前記所定の情報は、前記ラスタ情報に
    付加された複数画素により構成される所定のパターンを
    含むことを特徴とする請求項22または23記載の画像
    形成制御装置。
  30. 【請求項30】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置において、 前記画像形成制御装置に、前記ラスタ情報から前記ラス
    タ情報の各画素情報の所定複数ビットにより構成される
    特徴情報と前記所定ビット以外で構成される画像情報と
    を生成する生成手段と、 前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第2の検知
    手段と、 前記第2の検知手段の検知結果に応じて、前記画像形成
    装置への前記画像情報の送信を制限する第3の制御手段
    と、を具備したことを特徴とする画像形成制御装置。
  31. 【請求項31】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
    情報のみ前記画像形成装置への送信を禁止することを特
    徴とする請求項30記載の画像形成制御装置。
  32. 【請求項32】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置において、 前記ラスタ情報から前記ラスタ情報の各画素情報の所定
    複数ビットにより構成される特徴情報と前記所定ビット
    以外で構成される画像情報とを生成する生成手段と、 前記特徴情報の中から所定の情報を検知する第2の検知
    手段と、 前記第2の検知手段が前記特徴情報の中から所定の情報
    を検知した場合、前記画像形成装置による前記画像情報
    に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁止信号を
    生成して前記画像情報とともに前記画像形成装置に送信
    する第2の禁止信号送信手段と、を有することを特徴と
    する画像形成制御装置。
  33. 【請求項33】 前記第2の禁止信号送信手段は、前記
    画像形成装置による前記画像情報に基づく画像出力を、
    前記第2の検知手段が所定の情報を検知した画素に対応
    する前記画像情報のみ禁止するための画素毎の画像出力
    禁止信号を生成して前記画像情報とともに前記画像形成
    装置に送信することを特徴とする請求項32記載の画像
    形成制御装置。
  34. 【請求項34】 前記第1の制御手段は、前記第1の検
    知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した
    場合、前記ラスタ情報を異なる画像の情報に変換して前
    記画像形成装置へ送信することを特徴とする請求項22
    記載の画像形成制御装置。
  35. 【請求項35】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    出手段が前記特徴情報の中から所定の情報を検知した場
    合、前記画像情報を異なる画像の情報に変換して前記画
    像形成装置へ送信することを特徴とする請求項30記載
    の画像形成制御装置。
  36. 【請求項36】 前記第3の制御手段は、前記第2の検
    知手段が所定の情報を検知した画素に対応する前記画像
    情報のみ異なる画像の情報に変換して前記画像形成装置
    へ送信するすることを特徴とする請求項30記載の画像
    形成制御装置。
  37. 【請求項37】 異なる画像の情報は、白紙画像情報で
    あることを特徴とする請求項34〜36のいずれかに記
    載の画像形成制御装置。
  38. 【請求項38】 前記第1の制御手段は、前記第1の検
    知手段が前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知し、
    前記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する
    場合、コピー禁止の旨を装置本体の表示部、前記情報処
    理装置の表示部または前記画像形成装置の操作表示部に
    警告表示することを特徴とする請求項22記載の画像形
    成制御装置。
  39. 【請求項39】 所定の通信媒体を介して通信可能な外
    部装置から送信される出力情報に基づいて記録媒体に画
    像形成可能な画像形成装置において、 前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を受信し
    た場合、前記画像出力禁止信号とともに受信した出力情
    報に基づく記録媒体への画像形成を行わないように制御
    する第2の制御手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  40. 【請求項40】 前記第2の制御手段は、前記外部装置
    から送信される画像出力禁止信号を受信した場合、前記
    画像出力禁止信号とともに受信した出力情報に基づく記
    録媒体への画像形成を、前記画像出力禁止信号に対応す
    る画素のみ行わないように制御することを特徴とする請
    求項39記載の画像形成装置。
  41. 【請求項41】 前記第2の制御手段は、前記外部装置
    から送信される画像出力禁止信号を受信した場合、前記
    画像出力禁止信号とともに受信した出力情報を異なる画
    像の情報に変換して画像形成を行うことを特徴とする請
    求項39記載の画像形成装置。
  42. 【請求項42】 前記第2の制御手段は、前記外部装置
    から送信される画像出力禁止信号を受信した場合、前記
    画像出力禁止信号とともに受信した出力情報に基づく記
    録媒体への画像形成を、前記画像出力禁止信号に対応す
    る画素のみ異なる画像の情報に変換して行うように制御
    することを特徴とする請求項39記載の画像形成装置。
  43. 【請求項43】 異なる画像の情報は、白紙画像情報で
    あることを特徴とする請求項41または42記載の画像
    形成装置。
  44. 【請求項44】 前記第2の制御手段は、前記外部装置
    から送信される画像出力禁止信号を受信し、記録媒体へ
    の画像形成を禁止する場合、コピー禁止の旨を装置本体
    の表示部または前記外部装置の操作表示部に警告表示す
    ることを特徴とする請求項39記載の画像形成装置。
  45. 【請求項45】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所
    定の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて
    記録媒体に画像形成可能な画像形成装置とで構成される
    画像処理システムの制御方法において、 前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知する第1の検知工程と、 前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知した場合、前記画像形成装置への前記ラス
    タ情報の送信を禁止する第1の禁止工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  46. 【請求項46】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置と、前記画像形成制御装置から所
    定の通信媒体を介して送信されるラスタ情報に基づいて
    記録媒体上に画像形成可能な画像形成装置とで構成され
    る画像処理システムの制御方法において、 前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知する第2の検知工程と、 前記画像形成制御装置が、前記ラスタ情報の中から所定
    の情報を検知した場合、前記画像形成装置による前記ラ
    スタ情報に基づく画像出力を禁止するための画像出力禁
    止信号を生成して前記ラスタ情報とともに前記画像形成
    装置に送信する禁止信号送信工程と、 前記画像形成装置が、前記画像形成制御装置から送信さ
    れる画像出力禁止信号を受信した場合、前記画像出力禁
    止信号とともに受信したラスタ情報に基づく記録媒体へ
    の画像形成を禁止する第2の禁止工程と、を有すること
    を特徴とする画像処理システムの制御方法。
  47. 【請求項47】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置の制御方法において、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知する第1の検
    知工程と、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場合、前
    記画像形成装置への前記ラスタ情報の送信を禁止する第
    1の禁止工程と、を有することを特徴とする画像形成制
    御装置の制御方法。
  48. 【請求項48】 所定の通信媒体を介して情報処理装置
    から送信される出力情報に基づいて画像形成装置が出力
    可能なラスタ情報を生成して前記画像形成装置に送信可
    能な画像形成制御装置の制御方法において、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知する第2の検
    知工程と、 前記ラスタ情報の中から所定の情報を検知した場合、前
    記画像形成装置による前記ラスタ情報に基づく画像出力
    を禁止するための画像出力禁止信号を生成して前記ラス
    タ情報とともに前記画像形成装置に送信する禁止信号送
    信工程と、を有することを特徴とする画像形成制御装置
    の制御方法。
  49. 【請求項49】 所定の通信媒体を介して通信可能な外
    部装置から送信される出力情報に基づいて記録媒体に画
    像形成可能な画像形成装置の制御方法において、 前記外部装置から送信される画像出力禁止信号を受信し
    た場合、前記画像出力禁止信号とともに受信した出力情
    報に基づく記録媒体への画像形成を禁止する第2の禁止
    工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
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