明 細 書 デジタルアイテム処理方法及ぴ装置 技術分野
本発明は、 デジタルアイテム処理方法及び装置に関する。 より詳細には、 ュニ バーサル.マルチメディア ·アクセス · フレームワーク中に存在し、 デジタルァ ィテム (D I ) にアクセスするために使用可能な内側の各種モジュールを処理で きる、 統一されたマルチメディア端末に関し、 特に、 デジタルアイテムの適応と、 知的財産の管理及び保護のための基本動作に関する。 D Iとは、 特定の関係に基 づいて一緒に保持され、 かつメタデータを関連付けることのできるマルチメディ 了 ' リソース (コンテンツ) の集合体である。 背景技術
M P E G及びその他の標準化団体は、 ビデオ、 オーディオ、 システム、 通信プ ロトコル、 コンテンツ表現、 コンテンツ 'パッケージング等に関して、 ある場所 カ ら別の場所へのコンテンツの転送及び提供を効率的な方法で容易に行えるよう に、 また大容量のコンテンツを限られたスペース内に容易に記憶できるようにす るために、 数多くの規格を制定してきた。
ユニバーサル 'マルチメディア■アクセス 'フレームワークは、 複数のアプリ ケーシヨン. ドメインにおける異なるカテゴリ一のユーザによる、 あらゆる種類 のコンテンツの提供及び使用をサポートすることが可能な環境で、 構築する必要 がある。 このようなフレームワークでは、 共用ビジョン、 つまりロードマップが そのァーキテクトによって理解され、 確実に、 メディア ' リソースを提供するシ ステムが相互動作可能でトランザクションが簡単に行われることが要求される。 このことは、 コンテンツの提供、 コンテンツのセキュリティー、 権利管理、 確実 な支払い、 及びこれらを可能にする技術に関するインフラストラクチャ一の要件 にも当てはまる。 つまり、 コンテンツ所有者、 アーティスト、 エンドユーザ、 サ 一ビスプロバイダ、 及び C E製造業者の全ての人は、 このフレームワークが各自
の.目的をサポートするものであることがわかる。
デジタルアイテム (D I : D i g i t a 1 I t e m) とは、 当該フレームヮ ーク内における標準の表現、 識別及び記述で構成されたデジタル対象物であると 定義されている。 この実体は、 MPEG— 21のフレームワーク内での酉己信及び トランザクションの基本単位でもあり、 その目的は D Iの電子商取引を可能にす ることである。 このフレームワークに基づいて、 既に入念に開発された、 又は現 在開発中の主要技術がいくつかある。 例えば、 デジタルアイテム宣言 (D ID : D i g i t a l I t em De c l a r a t i o n) は、 その構成要素と構造 (つまりリソースとメタデータ) という見地からマルチメディア ·コンテンツを 定義することを目的とした規格であり、 D I Dは XMLで記述される。
デジタノレアイテム適応 (D I A: D i g i t a 1 I t em Ad a p t a t i o n) と知的財産の管理及び保護 ( I PMP: I n t e l l e c t a l P r o e r t y Ma n a g eme n t a n d P r o t e c t i o n) の 2 つは、 MP EG— 21を形成する最も重要な技術である。
かってコンテンツプロバイダやサービスプロバイダは、 各自の顧客を熟知して おり、 また各自のコンテンツを配信する手段も熟知し、 又はこれを制御してきた。 同時に、 消費者は、 テレビ、 映画、 音楽等の、 はっきりと分類されたサービスの 意味を理解していた。 し力 し今日、 我々のこのような確信は摇らいでいる。 ェン ドユーザはかってなく予測不能であり、 同一のコンテンツが多様な提供システム によって届けられ、 様々な異なる消費装置でこれらを楽しむことができる。 D I Aは、 D Iが、 ユーザ、 ネットワーク及び装置のプロパティの具体的な特徴に最 適になるよう、 これをどのように適応させる (変形させる) べきかを記述する手 段の提供を行う。 D IAの仕様は、 基本的な利用環境記述ツール、 D I リソース 適応ツール、 D I D適応ツールを定義する。
D Iを管理し保護する I PMPのアーキテクチャは、 D Iバリューチェーンの あらゆるメンバーによる D Iの配信、 管理、 及び利用に関連する、 権利、 条件、 結果及び責務の記述と施行を提供する。 ここでは、 D Iに関わる I PMPをでき るだけ詳細に記述する手段と、 当該アーキテクチャを持つトラストの役割と、 D I管理及び利用可能性が、 委託された実体が保証する特定の基準を満たすことを
主張する能力等の機能のための同位要件に支えられた相互動作性とを定義する必 要がある。
先行技術を図 1に示し、 D ID (コンテンツ構成要素及びその構造) に静的 I PMP記述子及び D I A記述子情報を含む現状について述べる。 D I宣言 (モジ ユーノレ 1. 1) は、 いくつかの基本トランザクション単位 D I (モジュール 1.
2、 1. 3、 1. 4) で構成され、 プロバイダからユーザへ提供される。 当該宣 言内では、 いくつかの重要な I PMP記述子情報 (モジュール 1. 5) 及び D I A記述子情報 (モジュール 1. 6) も、 D I トランザクションの保護及び適応に 関するマルチメディア ·フレームワークを支えるために伝送される。 REL R DD記述子情報及び ER記述子情報についても、 同様の状況が当てはまる。 上記の例から、 XML形式における D I Dのこのような静的な記述を使用する 場合、 実際の D Iに対する機能を追加することができない。
近年、 デジタルアイテム処理 (D I P) 1 最も重要な技術部分であることが 認識されている。 D I Pは、 D Iが D I自体のレベルにおいて扱われる手順を D Iのユーザが指定するための方法を提供できる。 D I Pには、 このフレームヮー クをサポートするためのデジタルアイテム方法及び動作等いくつかの技術が含ま れ、 実用的に利用できるように、 定義されている構成要素すべて (例、 D IA及 び I PMP) をリンクすることが試行されている。 発明の開示
(発明が解決しようとする技術的課題)
MP EG— 21標準化作業の主眼点は、 インタラクティブ (双方向) アプリケ ーシヨンである。 し力 し、 従来は、 コンテンツの処理の仕方をサーバ側が指定で きなかった。 つまり、 サーバは、 コンテンツを一方的に配信するのみで、 ユーザ が配信されたコンテンツをどのように処理するかまでは制御できなかった。 よつ て、 これまでは、 配信されるコンテンツの著作権保護を十分に図れないという問 題があった。
また、 本発明は、 以下の問題を解決することを課題とする。
'リケーションは、 M P E G— 21標準化作業の主眼点と
なる。 MP E G— 2 1における様々な部分が規範的な方法によって定義されつつ あるが、 それに加えて、 ユーザインタラクションに関連する基本動作も、 将来に おける異なる端末 ピア間の相互動作性を最大にするために、 規範的な方法によ つて定義される必要がある。
一方で、 特にインタラクティブアプリケーションの場合、 サービスを配信する 前の多数のパラメータや選択は、 ユーザによるオンライン入力に依存する。 デジ タルアイテム適応 (D I A) においては、 ユーザのプリファレンスが必要とされ ることがあり、 I P M Pにおいては、 不足している I PMPツールをユーザが該 当場所から入手することが要求されることがある。
このような動作が明確なシンタックス及ぴセマンティクスと共に定義されるな らば、 これらの動作のプレゼンタが異なる端末に統合されるとき、 非準拠の問題 が回避される。
本発明においては、 ユニバーサル'マルチメディア ·アクセスのアプリケーシ ョンのインプリメンタが、 コンテンツの適応及び保護のための仕様を定められた 基本動作に基づいて、 準拠する端末を構築できるようにするための規範的な方法 を提供する目的で、 D I A及び I PM Pに関連する基本動作とその明確なシンタ ックス及びセマンティクスが定義される。
また、 本発明の目的は、 サーバから配信するコンテンツの著作権の十分な保護 を可能にするデジタルアイテム処理方法及ぴデジタルアイテム処理装置を提供す ることである。
(その解決方法)
本発明に係るデジタルアイテム処理方法は、 デジタルアイテムをデジタルアイ テム宣言形式で記述する記述ステップであって、 前記のデジタルアイテムは、 メ ディアコンテンツ又はメディアコンテンツのァドレス、 及び前記のメディアコン テンッの基本処理を指定するデジタルアイテム方法の記述を含むステップと、 前 記のデジタルァィテム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムをユーザ端 末に配信する配信ステツプと、 前記のデジタルァィテム宣言形式で記述された前 記のデジタルァィテムを前記のユーザ端末が受信する受信ステツプと、 前記のデ ジタルアイテム宣言形式で記述された前記のデジタルァィテムを、 デジタルアイ
テム宣言パーサによつて解析する解析ステップであって、 前記のデジタルァィテ ム方法の記述が出現すると、 前記のデジタルアイテムを、 デジタルアイテム方法 エンジンに転送するステップと、 前記のデジタルアイテム方法を、 前記のデジタ ルァィテム方法ェンジンにおけるデジタルアイテム方法プレゼンタによつて解釈 する解釈ステップと、 前記のデジタルアイテム方法によって指定された前記のメ ディアコンテンツの基本処理のセマンティクスに従って、 必要な値又はパラメ一 タをユーザに要求する第 1の要求ステップと、 前記のユーザから、 前記の基本処 理に関する前記の値又はパラメータを取得する第 1の取得ステップとを含む。 本発明に係るデジタルァィテム送信処理方法は、 デジタルアイテムをデジタノレ アイテム宣言形式で記述する記述ステップであって、 前記のデジタルアイテムは、 メディアコンテンツ又はメディアコンテンツのァドレス、 及び前記のメディアコ ンテンッの基本処理を指定するデジタルアイテム方法の記述を含むステップと、 前記のデジタルアイテム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムをユーザ 端末に配信する配信ステツプとを含む。
本発明に係るデジタルアイテム受信処理方法は、 デジタルアイテム宣言形式で 記述されたデジタルアイテムをユーザ端末が受信する受信ステップと、 前記のデ ジタルアイテム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムを、 デジタルアイ テム宣言バーサによって解析する角军析ステップであって、 メディアコンテンツの 基本処理を指定するデジタルアイテム方法の記述が出現すると、 前記のデジタル アイテムを、 デジタルアイテム方法エンジンに転送するステップと、 前記のデジ タルアイテム方法を、 前記のデジタルアイテム方法ェンジンにおけるデジタルァ ィテム方法プレゼンタによつて解釈する解釈ステップと、 前記のデジタ アイテ ム方法によって指定された前記のメディアコンテンッの基本処理のセマンティク スに従って、 必要な値又はパラメータをユーザに要求する第 1の要求ステップと、 前記のユーザから、 前記の基本処理に関する前記の値又はパラメータを取得する 第 1の取得ステツプとを含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 デジタルアイテム送信処理方 法、 及びデジタルアイテム受信処理方法において、 前記のデジタルアイテム方法 は、 前記の基本処理に加えて、 前記の基本処理に付随する付随処理を指定する。
そして、 好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及ぴデジタルアイテム 受信処理方法は、 さらに、 前記の付随処理のセマンティクスに従って、 必要な値 又はパラメータを、 ユーザ、 インターネット上のリソース、 又はデジタルアイテ ム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムに要求する第 2の要求ステップ と、 前記のユーザ、 前記のリソース、 又は前記のデジタノレアイテムから、 前記の 付随処理に関する前記の値又はパラメータを取得する第 2の取得ステップとを含 む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法は、 さらに、 前記の第 1の取得ステップに続いて、 取得した前記の 値又はパラメータを、 前記のデジタルアイテム方法エンジンに接続された 1以上 のデジタルアイテム処理エンジンに転送する転送ステップを含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法は、 さらに、 前記の第 2の取得ステップに続いて、 前記の第 2の取 得ステップで取得した前記の値又はパラメータを、 前記のデジタルアイテム方法 エンジンに接続された 1以上のデジタルアイテム処理エンジンに転送する転送ス テツプを含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法において、 前記の第 1の要求ステップは、 ユーザに複数の選択肢を 提示して、 ユーザに複数の前記の選択肢の中から 1つを選択させるステップであ り、 前記の第 1の取得ステップにおいて、 ユーザから取得する前記の値又はパラ メータは、 ユーザが選択した 1つの前記の選択肢を示す。 好ましくは、 前記の第 1及び第 3のデジタルアイテム処理方法は、 さらに、 前記の第 1の取得ステップ に続いて、 取得した前記の値又はパラメータに従って、 前記のデジタルアイテム 宣言形式で記述された前記のデジタルァィテムを変更する変更ステップを含む。 好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法において、 前記の第 2の要求ステップは、 ユーザに複数の選択肢を 提示して、 ユーザに複数の前記の選択肢の中から 1つを選択させるステップであ り、 前記の第 2の取得ステップにおいて、 ユーザから取得する前記の値又はパラ メータは、 ユーザが選択した 1つの前記の選択肢を示す。 好ましくは、 前記のデ
ジタルアイテム処理方法は、 さらに、 前記の第 2の取得ステップに続いて、 前記 の第 2の取得ステップで取得した前記の値又はパラメータに従って、 前記のデジ タルアイテム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムを変更する変更ステ ップを含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法は、 さらに、 取得した前記の値又はパラメータに基づいて、 前記の ユーザの要求のステータスを前記のユーザに表示する表示ステップを含む。 好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法は、 さらに、 取得した前記の付随処理に関する前記の値又はパラメ ータに基づいて、 前記の付随処理に関連したデジタルアイテム処理エンジンを呼 ぴ出し、 前記のデジタルアイテム処理エンジンに前記の付随処理を実行させる処 理ステップを含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 送信処理方法において、 前記の記述ステップは、 さらに、 前記のデジタルアイテ ム宣言形式で記述された前記のデジタルアイテムを二値化する二値化ステップを 含む。
好ましくは、 前記のデジタルアイテム処理方法、 及び前記のデジタルアイテム 受信処理方法において、 前記の付随処理は、 デジタルアイテム適応利用環境記述 をユーザ又はインターネット上のリソースから取得するための Ge tD I AUE No d e ( ) 、 デジタルアイテム適応リソース適応に関連する記述を現在のデ ジタルアイテム宣言から取得するための G e tD I ARe s o u r c eNo d e ( ) 、 デジタルアイテム宣言に関するデジタルアイテム適応構成に関連する記 述を現在のデジタルアイテム宣言から取得するための Ge t D I AC o n f i g No d e ( ) 、 デジタルアイテム適応記述の登録、 転送、 要求、 更新、 及び削 除メッセージを介してデジタルアイテム適応記述メッセージの送受信を行うため の P r o c e s s D I ADM ( ) 、 デジタルアイテム適応ユーザ環境記述とデ ジタルアイテム適応リソース記述をマッチングすることによってデジタルアイテ ムを適応するための Ad a p t R e s o u r c e ( ) 、 リソースの実際の適応 を要求する前に、 デジタルアイテム適応コンフィギュレーション記述子情報に基
づいてデジタルアイテム宣言構成を行うための Ad a p tD IDCo n f i g
( ) 、 ライセンス情報及び権利情報を現在のデジタルアイテム宣言から取得す るための R i g h t s L i c e n s e Ch e c k ( ) 、 ツール場所情報を有す る I PMPツールリストを少なくとも含む必要のある I PMP制御情報を前記の 現在のデジタ/レアイテム宣言から取得するための I PMPC o n t r o 1 I n f
0 ( ) 、 ユーザのアイデンティティの有効性を確認するためにユーザの ID及 ぴパスヮードをユーザ又は他の場所から取得するための U s e rAu t h e n t
1 c a t i o n ( ) 、 及び I PMPツーノレを、 指定された場所から取得するた めの I PMPT o o l s Re t r i e v a l ( ) の関数の少なくとも 1つで定 義される。
本発明に係るデジタルァィテム処理装置は、 デジタルアイテム宣言形式で記述 された、 デジタルアイテム方法の記述を含むデジタルアイテムを解析するデジタ ルァィテム宣言バーサと、 前記のデジタルアイテムにおける前記のデジタルァィ テム方法を解釈するデジタルアイテム方法プレゼンタとを備える装置であって、 前記のデジタルアイテム方法は、 メディアコンテンツの基本処理及び前記の基本 処理に付随する付随処理の少なくとも 1つを指定し、 前記のデジタルアイテム方 法プレゼンタは、 前記のデジタルアイテム方法によって指定されたメディアコン テンッの前記の基本処理及び前記の付随処理の少なくとも 1つのセマンティクス に従って、 必要な値又はパラメータをユーザに要求し、 前記のユーザから、 前記 の値又はパラメータを取得することを特徴とする。
I PMP及び D I Aに関する基本動作をシンタックス及びセマンティクスと共 に定義することによって、 ユニバーサル端末においてデジタルアイテムを処理及 び動作できる。
"乍用)
D Iプロバイダ側
コンテンツデジタルアイテム (D I) は、 シーン構造を構築することによって 生成される。 シーン構造においては、 そのデジタルアイテムは何である力、 実際 のメディア ' リソースはどこにある力、 その D Iはどのように保護されているか、 その D Iを使用するための権利は何か、 メディア ' リソースを配信してユーザが
消費するために使用可能な端末とネットワーク Qo S記述及び/又はビットスト リーム記述は何かを伝えるため、 対応する I PMP (REL) 及び D I A記述が —緒に構造的にリンクされる。
対応する D Iの受信側がユーザと対話して、 保護及び適応によってメディア■ リソースをさらに処理できるようにするため、 I PMP及ぴ D I Aの機能のため の方法とその基本動作を、 このようなコンテンツ D Iモデルに加える必要がある。 D I消費者側
MPEG— 21端末 (ピア) は、 D IDバーサと、 I PMP (RELあり/な し) パーサと、 D I Aバーサとを実装することによって構築される。 解析された D I D情報は、 処理エンジンに送る、 又は対応するエンジン (例、 D I Aェンジ ン、 I PMPエンジン) にさらに送ることができる。
MPEG— 21端末 (ピア) は、 入ってくるメディアの特性とマッチングして 適応されたリソースを生成するための、 端末の利用環境 (UE) 特性を記述する ためのテーブルを確立することによつて構築される (注:適応手順は、 端末 Zピ ァの UE特性が予め送信されている場合には、 中間ピア又は D Iプロバイダ側に おいても発生させることができる) 。
定義された方法と定義された動作を持つデジタルアイテムが、 図 2に示すよう に、 MPEG— 21の端末処理エンジン又はデジタルアイテム方法エンジン (D I ME: D i g i t a l I t em Me t h o d En g i n e) によって処 理されるとき、 端末とユーザの間に一連のアクションが起こる。
2. 1のキジユールにおいて、 D IMEは、 デジタルアイテムと共に送られて きた指定された D IM (デジタルアイテム方法: D i g i t a l I t em M e t h o d s ) (図 2では、 D I MS (D i g i t a l I t em Me t h o s S c r i p t) と記される。 ) 又は D I BO (デジタルアイテム基本動作: D i g i t a 1 I t em B a s e Op e r a t i o n s) を角罕釈する。
2. 2のモジュールにおいて、 D IMEは、 ユーザが容易に理解できるように、 指定された方法をセマンティクスに基づいて特定の形式においてユーザに提示す る。
2. 3のモジュールにおいて、 D IMEは、 ユーザから特定の形式において入
力値を取得し、 それらを、 指定された D IM/D I BOによって必要とされる指 定された形式に変換する。
2. 4のモジュールにおいて、 D IMEは、 入力値を指定された形式において、 対応するモジュール、 すなわち 2. 6のモジュールにおける I PMPエンジン、 2. 5のモジユーノレにおける D I Aエンジン、 2. 7のモジユーノレにおける RE
Lエンジン、 又は 2. 8のモジユー/レにおける他の D I Pエンジンに戻す。
ここで、 2. 9のモジュールは、 自分のユニバーサル 'マルチメディア端末 (準拠する MP EG— 21端末) からインタラクティブ式にサービスを使用して いるユーザを表す。
モジユーノレ 2. 10の中の D I MEプレゼンタは、 ユーザに提示するか又はュ 一ザからの入力を取得するための基本動作すベてを解析する。
図 2及び D I MEの機能から理解できるように、 ユーザインタラクションに関 連する多くのタイプの基本動作を明確なシンタックス及びセマンテイクスと共に 定義でき、 その結果、 複数のインプリメンタが、 それぞれ互いに環境及びアプリ ケーシヨンが異なっていても、 同じシンタックス及びセマンティクスに従うこと によつて基本動作を実装できる。
本発明においては、 D I Aに関連する基本動作は、 ユーザのプリファレンス、 ユーザの環境、 端末の能力等、 ユーザ環境情報を取得できるように定義ざれる。
I PMPに関連する基本動作は、 ユーザの I D及びパスワード、 I PMP制御 情報、 I PMPツール取得等、 ユーザによって送られる力又はユーザに関連する 情報を取得できるように定義される。
RE Lに関連する基本動作は、 D Iの記録、 D Iの転送、 D Iのコピー等、 ュ 一ザによって送られる、 D Iの利用情報を取得できるように定義される。
図 2及び上記説明によると、 端末がユーザからの入力を取得する必要がある場 合、 基本動作のほとんどは、 例えば以下の関数を有する必要がある。
F一 N a m e (p o i n t e r 1 , a r ame t e r 1, a r a m e t e r 2 , p o i n t e r 2)
p o i n t e r 1は、 方法が伝えられる D I D內の位置を指し、 この関数にお ヽて無視できる。 p a r ame t e r l, p a r ame t e r 2, . . . ίま、
ユーザからの入力値であり、 特定のモジュールが適切なアクションを行うのに必 要な値である。 p o i n t e r 2は、 さらなる処理のために使用する入力値を受 け取るために特定のモジュールが位置する場所を指す。
(従来技術より有効な効果)
本発明によるデジタルァィテム処理方法及びデジタルアイテム処理装置によれ ば、 サーバから配信されるコンテンッの著作権を十分に保護することができる。 本宪明は、 マルチメディア 'フレームワークを構築するために、 ユニバーサル 端末にぉ 、てデジタルアイテムを処理及び操作するために使用される基本動作の 必要性を示す。 静的な I PMP記述子及ぴ D I A記述子情報を処理するためのい くつかの基本動作が定義されている。 本発明は、 最大限の相互動作性の下に広範 に使用されるとき、 MP EG— 21端末 (ピア) におけるメディア ' リソースの 消費処理を保護及び適応によって強化する。 図面の簡単な説明
図 1は、 I PMP保護記述子及び D I A記述子が含まれる D I Dドキュメント の階層を示す図である。
図 2は、 D IM (D i g i t a l I t em M e t h o d :デジタノレアィテ ム方法) が MP EG— 21端末において行う基本動作示す図である。
図 3は、 デジタルアイテム (D I) 力 サーバからユーザに配信される様子を 説明する図である。
図 4は、 デジタルアイテムの送受信処理を示すフロー図である。
図 5は、 D I D形式で記述されたデジタルアイテムのへッド部に対応する D I Dドキュメントを示す図である。
図 6は、 MP EG— 21端末のシステムの構成を示すブロック図である。 図 7は、 D I Dドキュメントを受け取ったときに MPEG—21端末が行う処 理のフロー図である。
図 8は、 D IMプレゼンタが複数の準備処理を行うときの処理を示すフロー図 である。 .
図 9は、 D I Mプレゼンタが行う D I A適合処理のフロー図である。
図 1 OAは、 サーバから配信される D IDドキュメントのステートメント部分 を抜き出した図である。
図 1 OBは、 図 1 OAに示されたステートメントを変更して得られるステート メントを示す図である。
図 11は、 図 1 OAに示されたステートメントを含む D I Dドキュメントを受 け取ったときに MP EG— 21端末が行う処理のフロー図である。
図 12は、 ケース 1における、 I PMP及び D I A動作を使用する D IMの例 「再生」 を示す。
図 13は、 ケース 2における、 I PMP及び D I A動作を使用する D I Mの例 「再生」 を示す。 発明を実施するための最良の形態
(実施の形態 1 )
図 3は、 MP EG— 21のフレームワーク内で、 デジタルアイテム (D I) 力 サーバ (プロバイダ) 10からユーザ (消費者) 12に配信される様子を説明す る図である。 ここで、 デジタノレアイテムは、 音声、 映像、 及び I PMPデータ等 のメディアコンテンッを含むコンテンッ部 14と、 各々のメディアコンテンツの アドレスを含むヘッダ部 16と力、ら成る。 MPEG- 21のフレームワーク内で は、 通常、 図 3に示されるように、 デジタルアイテムのヘッダ部 16力 コンテ ンッ部 14よりも先に、 ユーザ 12に配信される。 ユーザ 12は、 デジタルアイ テムのヘッダ部 16を先に受信し、 サーバから提示される条件に同意する場合に のみ、 パッケージ化されたコンテンツ部 14を受信することができる。
図 5は、 D I D形式で記述されたデジタルアイテムのへッダ部 16に対応する D I Dドキュメントを示す図である。 D I Dドキュメントは、 いくつかのデジタ ルアイテム 20, 22, 24を含む。 また、 それぞれのデジタルアイテム 20,
22, 24のリソース 26は、 実際のデジタルコンテンツを所有する所有元のァ ドレスを含む。 さらに、 D IDドキュメントは、 いくつかの I PMP記述子情報 (ステートメント) 28、 及び D I A記述子情報 (ステートメント) 30も含む。 さらに、 D IDドキュメントは、 REL (R i g h t s Ex p r e s s i o n
La n g u a g e) /RDD (R i g h t s D t a D i c t i on a r y) 記述子情報、 及ぴ ER (Ev e n t Re p o r t) 記述子情報 (図示されな い) 等を含んでもよい。
ここで、 D I Dドキュメントは、 図 5の点線 Aに示されるように、 デジタルァ ィテム方法 (D IM: D i g i t a 1 I t e m M e t h o d ) の記述を含む。 この D IMの記述は、 ユーザがコンテンツに対して実行できるコンテンツの基本 処理 (再生、 複製、 及び印刷等) を指定するものである。 具体的に、 図 5の D I Mの記述は、 「ユーザが、 100円支払えば、 コンテンツを 2回再生できる」 こ とを意味する。 ユーザ (MPEG— 21端末) は、 D I Dドキュメントにおける I P MP記述子情報 28、 及び D I A記述子情報 30等の記述に従って処理を行 う。 すなわち、 ユーザは、 100円支払うことに同意した場合にのみ、 図 5のリ ソースに記述されたァドレスに存在するメディアコンテンッを再生することがで さる。
図 4は、 これまで説明したデジタルアイテムの送受信処理を示すフ口一図であ る。 まず、 サーバ 10力 デジタルアイテムをデジタルアイテム宣言形式で記述 する (ステップ S 1) 。 次に、 サーバ 10力 S、 デジタルアイテム宣言形式で記述 されたデジタルアイテム (のヘッダ部 16) を、 ユーザ (MP EG— 21端末) 12に配信 (送信) する (ステップ S 2) 。 ユーザ 12は、 サーバ 10から送信 された、 デジタルアイテム宣言形式で記述されたデジタルアイテム (のヘッダ部 16) を受信する (ステップ S 3)。
以下に、 図 5に示される D I Dドキュメントを受信したときのユーザ 12 (M PEG— 21端末) の処理について説明する。 図 6は、 MP EG— 21端末 12 のシステムの構成を示すブロック図である。 図 6に示されるように、 MPEG— 21端末 12は、 デコーダ 40、 出力部 42、 及びユーザ入力部 44を含む。 デ コーダ 40は、 D IDパーサ 46、 D IMエンジン 48、 D I Aエンジン 50、
1 1^[?ェンジン52、 1 £ ェンジン54、 及びその他の D I Pエンジン 56 を含む (D IMエンジン 48、 D I Aエンジン 50、 I PMPェンジン52及ぴ 1 £1^ェンジン54は、 それぞれ、 D I Pエンジン 56の一種である。 ) 。 また、 D IMエンジン 48は、 D I Mプレゼンタ 58を含む。
図 7は、 D I Dドキュメントを受け取ったときに MP EG— 21端末 12が行 う処理のフロー図である。 図 7に示されるように、 まず、 デコーダ 40の D ID パーサ 46が、 D I D形式で記述されたデジタルアイテムの中身を解析する (ス テツプ S 11) 。 D I Dパーサ 46は、 デジタルアイテムにおいて D I Mの記述 が出現すると (<U s a g e Ru 1 e >の記述が出現すると) 、 D I Dドキュメ ントを、 サブノレ一チンである D IMプレゼンタ 58に送る。 次に、 D IMプレゼ ンタ 58は、 D IMの記述を解釈する (ステップ S 12) 。 そして、 D IMプレ ゼンタ 58は、 D IMにより指定された基本処理のセマンティクスに従って、 そ の基本処理を実行するために必要な値又はパラメータをユーザに要求すると同時 に、 その基本処理をユーザに提示する。 ここでは、 「ユーザから 100円支払う か否かを示す情報を取得する」 というセマンティクスに従って、 出力部 42を用 いて、 ユーザに、 「100円支払うか否力」 の問いに答える値又はパラメータを 要求 る (ステップ S 13) 。 例えば、 出力部 42がディスプレイのとき、 「1 00円支払って再生しますか?」 というメッセージが、 ディスプレイに表示され る。
ユーザは、 ユーザ入力部 44を用いて、 100円支払う力否かという問いに対 する答えを示す値又はパラメータを入力する。 D IMプレゼンタ 58は、 その値 又はパラメータを取得する (ステップ S 14) 。 D IMプレゼンタ 58は、 取得 した値又はパラメータに基づき、 ユーザが 100円支払うか否かを判断する (ス テツプ S 15) 。 D IMプレゼンタ 58は、 ユーザが 100円支払うと判断する
(例えば、 取得した値又はパラメータが 「TRUE」 である) (ステップ S 1 5) と、 取得した値又はパラメータを、 D I Aエンジン 50、 I PMPエンジン 52、 RELエンジン 54、 及び他の I PMエンジン 56に転送し、 再生を続行 する (ステップ S 16) 。 一方、 ユーザが 100円を支払わないと判断する (例 えば、 取得した値又はパラメータが 「FALSE」 である) (ステップ S 15) と、 D IMプレゼンタ 58は、 取得した値又はパラメータを、 D I Aエンジン 5 0、 I PMPエンジン 52、 RE Lエンジン 54、 及び他の I PMエンジン 56 に転送し、 生を中止する (ステップ S 17) 。 ここで、 D IMプレゼンタ 58 は、 ステップ S 4において、 ユーザから値又はパラメータを取得したとき、 ユー
ザから特定の形式で入力きれた値又はパラメータを、 D IMによって必要とされ る指定された形式に変換することができる。 つまり、 ユーザから、 100円を支 払う力否かを示す値又はパラメータを取得し、 それを指定された形式に変換して、 D I Aエンジン 50等に転送することができる。
上述したように、 D I D形式で記述されたデジタルアイテムに、 コンテンツの 基本処理 (例えば、 再生、 コピー、 印刷) を指定するデジタルアイテム方法を追 加することにより、 サーバ側が、 配信されたコンテンツをユーザがどのように処 理するかまで指定することができる。 よって、 ユーザに酉己信されるコンテンツの 著作権を十分に保護することができる。
なお、 上述の説明では、 デジタルアイテム 20, 22, 24のリソース 26力 実際のデジタルコンテンツを所有する所有元のァドレスを含むとしたが、 各々の デジタルアイテムが、 実際のデジタルコンテンツを含んでもよい。
再生が続行される場合、 D IMプレゼンタ 58は、 デジタルアイテムの記述に 従って、 サーバからコンテンツを取得するためのいくつかの準備処理 ( 「再生」 処理に付随する付随処理) を行う。 図 8は、 D IMプレゼンタ 58が複数の準備 処理を実行するときの処理を示すフロー図である。 図 8に示されるように、 まず、 D IMプレゼンタ 58は、 D I Aエンジン 50を呼び出し、 デジタルアイテムの D I A記述と MP EG— 21端末の D I A記述の適合を調べさせる (D I A適合 処理:ステップ S 21) 。 これにより、 MP EG— 21端末のデコーダの機能が、 コンテンツに適合しているかどうかを調べる。 図 9は、 D IMプレゼンタ 58が 行う D I A適合処理のフロー図である。 D IMプレゼンタ 58は、 D I A適合処 理に関する D IMの記述を解釈する (ステップ S 32) 。 そして、 D IMプレゼ ンタ 58は、 ユーザ、 インターネット上のリソース、 又は D I Dドキュメントに、 D IMにより指定された D I A記述適合処理のセマンティクスに従って、 その D I A適合処理を実行するために必要なィ直又はパラメータを要求する (ステップ S
33) 。 D IMプレゼンタ 58は、 ユーザ、 インターネット上のリソース、 又は D I Dドキュメントから、 必要な値又はパラメータを取得する (ステップ S 3 4) と、 D I Aエンジン 50を呼び出し、 取得した値又はパラメータを、 D IA エンジン 50に転送して、 D I A適合処理を実行させる (ステップ S 35) 。 D
I Aエンジン 50は、 D I Mプレゼンタ 58から転送された値又はパラメータを 用いて、 D I A適合処理を行う。 D IMプレゼンタ 58は、 D I Aエンジン 50 から出力される信号により、 2つの D I A記述が適合しないことを検知する (D I Aエンジン 50から 2つの D I A記述が適合しないことを示す信号を取得す る) (ステップ S 22) と、 再生処理を中止する (図 8, ステップ S 23) 。 一 方、 D I Aエンジン 50から出力される信号により、 2つの D I A記述が適合し ていることを検知する (D I Aエンジン 50から 2つの D I A記述が適合したこ とを示す信号を取得する) (ステップ S 22) と、 D IMプレゼンタ 58は、 I PMPエンジン 52を呼び出して、 I PMP処理を実行させる (ステップ S 2 4) 。 ここで、 D IMプレゼンタ 58は、 D I A適合処理と同様に、 I PMP処 理に必要な値又はパラメータを、 ユーザ等から取得して、 1 ]\4?ェンジン52 に転送してもよい。 1 ?1^[?ェンジン52は、 この I PMP処理において、 コン テンッがどんな方式で保護されているかを調べ、 必要な I PMPツールを取得す る。 D IMプレゼンタ 58は、 I PMPエンジン 52から出力される信号により、 I PMPツールが取得できないことを検知する ( I PMPエンジン 52から I P
MPツールが取得できないことを示す信号を取得する) (ステップ S 25) と、 再生処理を中止する (ステップ S 23) 。 一方、 D IMプレゼンタ 58が、 I P MPエンジン 52から出力される信号により、 I PMPツールが取得できること を検知する (I PMPエンジン 52カゝら I PMPツールを取得できることを示す 信号を取得する) 、 すなわち、 保護を解除できる場合には、 D IMプレゼンタ 5 8は、 次に、 RELエンジン 54を呼び出し、 再生するための権利がそのユーザ にあるか否かを調べさせる (REL処理:ステップ S 26) 。 ここで、 D IMプ レゼンタ 58は、 D I A適合処理と同様に、 R E L処理に必要な値又はパラメ一 タを、 ユーザ等から取得して、 RE Lエンジン 54に転送してもよい。 D IMプ レゼンタ 58は、 RELエンジン 54から出力される信号により、 再生するため の権利 (資格) がユーザにないことを検知する (RELエンジン 54から再生す るための権利がユーザにないことを示す信号を取得する) (ステップ S 27) と、 再生処理を中止する (ステップ S 23) 。 一方、 D IMプレゼンタ 58力 S、 RE Lエンジン 54から出力される信号により、 再生するための権利がユーザにある
ことを検知する (R E Lエンジン 5 4から再生するための権利がユーザにあるこ とを示す信号を取得する) (ステップ S 2 7 ) と、 MP E G— 2 1端末は、 サー バにコンテンツを要求し、 サーバからコンテンツが提供される (ステップ S 2 8 ) 。 なお、 再生のための準備処理は、 上述したものに限られない。 もし、 デジ タルアイテムが保護されていないなら、 I PMP処理は省略できる。 また、 I P MP処理が、 ユーザに再生するための権利があるか否かを調べる処理を含む場合 には、 R E L処理は省略できる。
さらに、 各々の準備処理の順序は、 上述したものに限られない。 例えば、 R E L処理、 D I A適合、 I PMP処理の順に行われてもよい。 この順序は、 D I D ドキュメントにおける D I Mの記述、 例えば、 各々の準備処理に関する記述が、 どのような順序で存在するか等によって定められる。 よって、 サーバ側は、 この 準備処理の順序を自由に定めることができる。
D I Mプレゼンタ 5 8は、 ユーザとインタラクティブな関係にある。 ユーザが 1 0 0円支払って再生することを選択した後、 D I Mプレゼンタ 5 8は、 さらに、 D I A記述子情報 (ステートメント) 3 0に記述された M I Dの記述を解釈して、 新たに別の処理 ( 「再生」 処理に付随する付随処理) を行うことができる。 例え ば、 コンテンツが映像である場合、 それは、 表示サイズを決定する処理であって よい。 D I Mプレゼンタ 5 8は、 表示サイズ決定処理の 「ユーザから表示サイズ を示す情報を取得する」 というセマンティクスに基づき、 ユーザに、 表示サイズ に関する値又はパラメータを要求してもよい。 これは、 例えば、 ユーザに、 複数 の表示サイズの選択肢を提示することにより実現できる。 ユーザがその選択肢の 中から 1つを選択すると、 つまり、 D I Mプレゼンタ 5 8が、 ユーザから、 表示 サイズに関する値又はパラメータを取得すると、 D I Mプレゼンタ 5 8は、 取得 した値又はパラメータを、 D I Aエンジン 5 0に転送する。 または、 D I Mプレ ゼンタ 5 8は、 取得した値又はパラメータを、 D I Dドキュメントにおける D I A記述子情報 3 0の所定の位置に書き込み、 その D I Dドキュメントを D I Aェ ンジン 5 0に転送してもよい。
なお、 上述の付随処理は、 表示サイズを決定する処理に限られない。 例えば、 解像度を決定する処理等であってもよい。
(実施の形態 2)
以下では、 D IMプレゼンタ 58が、 ユーザから取得したィ直又はパラメータに 従って、 デジタルアイテムの記述を変更する場合について説明する。
図 1 OAは、 サーバ 10から配信される D I Dドキュメントのステートメント 部分を抜き出した図である。 これは、 図 5に示されたアイテム 22のステートメ ント 28に対応する。 図 1 OAにおいて、 点線 Aで囲まれた記述は、 D I Mの記 述である。 図 1 OAにおける D IMの記述は、 ユーザが、 音声のコンテンツのみ を取得 (再生) するか、 音声と映像の両方のコンテンツを取得 (再生) するかど ちらかを選択できることを意味する。
図 1 1は、 図 1 OAに示されたステートメントを含む D I Dドキュメントを受 け取ったときに MPEG— 21端末 12が行う処理のフロー図である。 ステップ S 41及びステップ S 42は、 それぞれ、 図 7におけるステップ S 11及びステ ップ S 12と同一であるので、 説明を省略する。 ステップ S 42において、 D I Mプレゼンタ 58が、 図 1 OAに示される D IMの記述を解釈したとき、 上述の 再生のセマンティクスに従って、 再生を実行するために必要な値又はパラメータ を、 ユーザに要求する (ステップ S 43) 。 すなわち、 どちらを選択するかを示 す値又はパラメータをユーザに要求する。 ユーザは、 ユーザ入力部 44を用いて、 選択の結果を示す値又はパラメータを入力する。 D IMプレゼンタ 58は、 ユー ザからィ直又はパラメータを取得する (ステップ S44) 。 ここで、 D IMプレゼ ンタ 58は、 ユーザから取得した値又はパラメータが有効であるかどうかを判断 する (ステップ S45) 。 有効なものでない場合は、 ディスプレイ等により、 ュ 一ザにその内容を表示してもよい (ステップ S46) 。 例えば、 「ユーザの要求 のステータス =un s a t i s f i e d」 等というメッセージを、 ディスプレイ に表示してもよい。 ユーザから取得した値又はパラメータが有効である場合、 D IMプレゼンタ 58は、 取得した値又はパラメータに応じて、 図 1 OAに示され たステートメントの記述を変更する (ステップ S 47) 。 例えば、 ユーザが音声 のコンテンツのみを取得 (再生) することを選択した場合、 D IMプレゼンタ 5 8は、 図 1 OAに示されたステートメントを、 図 1 OBに示されたステートメン トに変更する。 すなわち、 図 1 OAに示されたステートメントのく D e c o d e
r >とく ZD e c o d e r >に囲まれた箇所におけるく V i d e o >M P E G—
4 S P </V i d e o >の記述を削除する。 その後、 図 1 0 Bに示されたステ 一トメントを含むデジタルアイテム、 すなわち、 変更されたデジタルアイテムを、 他の D I Pエンジン (のパーサ) に転送する (ステップ S 4 8 ) 。
上述のデジタルアイテム処理方法によれば、 サーバは、 ユーザとインタラクテ イブな関係にあり、 ユーザの希望に従って、 コンテンツの再生の仕方を指定でき る。 従って、 サーバが、 ユーザに配信されるコンテンツの著作権を十分に保護す ることができると同時に、 ユーザは、 自分の都合に合わせてコンテンツを選択で きるという効果がある。
なお、 ステップ S 4 5及びステップ S 4 6において、 ユーザから取得した値又 はパラメータが有効である場合でも、 D I Mプレゼンタ 5 8は、 その内容を、 デ イスプレイ等を用いて、 ユーザに表示することができる。 また、 実施の形態 1に おいて、 ユーザから、 1 0 0円支払う力否かを示す値又はパラメータを取得した 場合に、 ユーザの要求のステータスを、 ディスプレイ等を用いて、 ユーザに表示 してもよい。
上述のように、 D I D形式で記述されたデジタルアイテムに D I Mの記述を追 加することにより、 サーバとユーザをインタラクティブな関係に保ち、 サーバ側 1) ユーザの意見も考慮した上で、 コンテンツの処理を指定することができる。 例えば、 以下のような場合も考えられる。 サーバ側が、 デジタルアイテムに、 ュ 一ザが携帯機器でコンテンツを再生するの力、 外部の大画面ディスプレイにつな いでコンテンツを再生しようとするのカ^!択できるという内容の D I Mを記述す る。 すると、 ユーザ側端末の D I Mプレゼンタ 5 8が、 ユーザに、 出力部 4 2
(ディスプレイ等) を介して、 その視聴機器環境を尋ねる。 もし、 ユーザが、 携 帯機器でコンテンツを再生しょうとしている (D I Mプレゼンタ 5 8が、 携帯機 器を選択したことを示す値又はパラメータを取得する) なら、 D I Mプレゼンタ
5 8は、 コンテンツストリームの基本レーャのみをデコードするように、 デジタ ルアイテムの記述を変更することにより、 デコード処理を変更して、 低解像度
( 1 8 0画素 X I 2 0ライン) での表示を可能にする。 一方、 もし、 ユーザが外 部の大画面ディスプレイにつないでコンテンツを再生しようとしている (D I M
プレゼンタ 58力 大画面ディスプレイを選択したことを示す値又はパラメータ を取得する) ときには、 D IMプレゼンタ 58は、 大画面 (1980画素 XI 0 88ライン) で表示しても映像がぼけないように、 基本レーャと補強レーャのす ベてのストリームをデコードするように、 デジタルアイテムの記述を変更する。 また、 再生するコンテンツが音声である場合、 D IMプレゼンタ 58は、 ユーザ が携帯機器で聞いている時は、 主チャンネルのみをデコードするようにデジタル アイテムを変更して、 モノラル再生を可能にし、 ユーザが A Vシアター機器に接 続して聞いている時は、 5. 1チャンネル全てを再生するようにデジタルアイテ ムを変更して、 サラウンド効果を可能にすることができる。
なお、 必要な値又はパラメータを、 ユーザに要求するステップにおいて、 ユー ザに、 複数の選択肢を提示してもよく、 ユーザに必要な値又はパラメータを入力 するように要求してもよい。 また、 取得した値又はパラメータに基づいて、 ユー ザの要求のステータスをユーザに表示してもよい。 例えば、 ユーザ要求として、 5. 1 c hのサラウンド再生を入力した場合に、 コンテンツが 2 c hの音声しか ない時には、 5. 1 c hの再生が出来ないことを 「ユーザの要求のステータス = un s a t i s f i e d」 として表示してもよレヽ。
従来は、 サーバ側が、 コンテンツの処理の仕方 (例えば、 再生の仕方) を指定 できなかったので、 例えば、 映像の解像度は固定で 720画素 x480ライン、 音声は 2 c hステレオのみ等のあらかじめ決まった規格でしかコンテンツを作れ なかった。 し力 し、 本発明によれば、 ユーザとサーバは、 インタラクティブな関 係にあり、 サーバが、 ユーザの意見を考慮してコンテンツの処理の仕方を指定で きる。 よって、 サーバが、 ユーザに配信されるコンテンツの著作権を十分に保護 することができると同時に、 ユーザは、 自分の都合に合わせて、 コンテンツを選 択でき、 あらかじめ使用している視聴覚機器等 (MPEG— 21端末) に適応す るコンテンツの規格を調べて、 その規格のコンテンツを探索するといつた煩雑な 処理をする必要がなくなる。
なお、 これまでの説明において、 D I Dドキュメントは、 ASC I I文字で記 載されていた。 し力 し、 各用語に二値化データを対応させ、 D I Dドキュメント 全体を二値化データで表現することも可能である。 例えば、 ステートメントにお
いて、 「 I PMP」 は 「00011」 、 「D e s c r i p t i o n」 は 「001 01」 といったように、 全ての用語に二値化データを対応させることができる。 これにより、 D I Dドキュメント全体の容量を小さくすることができる。
また、 本発明を別の観点から説明すると以下のようになる。 なお、 以下の説明 における 「基本動作」 とは、 上述の説明における 「基本処理」 又は 「付随処理」 のことである。
I PMP及び D I Aのためのデジタルアイテム方法及び基本動作
デジタルアイテム宣言は、 デジタルアイテムを定義するのに XML言語を使用 するように標準化されているため、 静的な宣言である。 デジタルアイテム方法を 使用することで、 ユーザはデジタルアイテム宣言に機能を加えることができ、 D Iに関するユーザインタラクションが可能となる。 中心的な概念は、 D IDを受 信すると、 デジタルアイテムに適用できる D I方法のリストがユーザに提示され るというものである。 ユーザは 1つの方法を選択し、 その方法が D I Pエンジン によって実行される。 デジタルアイテム基本動作は、 D IMが構築される基本動 作を記述する。 D I方法はこれらの動作を利用して、 ユーザの意図に従って、 デ ジタルアイテムの処理を達成する。
例えば、 MPEG— 21端末 (ピア) には、 リソースを再生する機能を実装す ることが予測される。 このような方法用として、 少なぐとも 1.つの単純な動作再 生について、 次のように仕様を定める必要がある。
(表 1 ) シンタックス 再生 (r e s o u r c eNo d e) 指定されたメディア · リソースを再生し、 そのメディア · リ ソースの完了を待って、 呼び出し側 D IMに制御を戻す。
r e s ou r c eNo a e
パラメータ メディア.リソースを記述する D I DLリソース要素を指定
する No d eオブジェク ト。
再生リソースを識別する Mp e gD I PRe s o u r c e 戻り値 S t a t u sを戻す。 この値は、 あとからリソースを停止又
は一時停止できるようにする目的で含まれる。
なお、 Mp e gD I PRe s o u r c e S t a t u sオブジェクトには i s P l a y i ng ( ) 方法が含まれ、 この方法は、 このオブジェクトが表す再生ァ クシヨンに関連付けられるリソース 「再生中」 である力否かを示すプーリアンを 戻す。 「再生中」 が意味を持たないリソースの場合は (例、 非タイムベースのリ ソース) 、 このオブジェクトは常に f a 1 s eを戻す。
リソースを再生するための適切なソフトウエアを特定し、 そのソフトウェアが 見つからない場合にはユーザにそのことを知らせることは、 D IMエンジンの役 割である。 例えば、 D IMEはリソースを内部的にレンダリングする力 \ 又はリ ソースをレンダリングするための外部の 「第三者」 が製作したソフトウェアを特 定して使用するメカニズムを提供することができる。
しかしながら、 D Iによる電子商取引の場合には、 メディア - リソースを単に 消費することに対処するのみならず、 入ってくる実際の D Iに関する保護及び適 応のアクションも検討して含める必要がある。 MPEG— 21端末には、 I PM P及び Z又は D I A動作を I PMPモジュールエンジン及び Z又は D I Aモジュ ールエンジンを通じて実行することもできる複雑な処理エンジンを持たせる必要 がある。
要約すると I PMP/D I Aに関連する動作も定義されている D I Mをより 広範に使用することにより、 I PMP (RELあり/なし) 及び D I Aを適切に 利用することを通じて、 ユーザと D Iのインタラクション (対話) を規定できる。 図 12は、 D IMの例として 「再生」 (3. 1) を示す。 ボックス (3. 2) には、 「リソースの再生」 を実現するステップが示されている。 この階層は、 1 つの言語で表現する必要がある。 図の基本動作のステップによると、 端末は、 最 初に、 D I Aエンジンを呼び出して、 デジタルアイテムの D I A記述と端末の D I A記述とを調べる (3. 3) 。 この D I Aマッチング又は適応に失敗すると、
「再生」 は停止し、 そうでない場合は、 端末は、 I PMPエンジンを呼び出して、 デジタルアイテムの I PMP処理を行う (3. 4) 。 そのデジタルアイテムに関 連付けられている利用権利がある場合には R E Lが呼び出され、 そうでな 、場合 ングに進む。 RELエンジンは、 権利についてュ
一ザを調べ (3. 5) 、 そのユーザがデジタルアイテムを消費する資格がないこ とが判明した場合には、 「再生」 は停止する。
上記以外のケースもあり得る。 例えば図 13に示されているように、 ボックス (4. 2) 內のシーケンスの場合、 ユーザによって 「再生」 (4. 1) がトリガ された後、 REL処理 (4. 3) が呼び出され、 再生するための権利がそのユー ザにある力否かを調べる。 D I A記述マッチングが調べられた後 (4. 4) 、 D Iが保護されている場合には I PMP処理がトリガされる (4. 5) 。
以下では、 D I A及び I PMPに関連するいくつかの有用な基本動作が、 その シンタックス及びセマンティクスと共に定義されている。
(表 2) D I A
G e t D I AUEN o d e (L o c a t i o n, D I A シンタックス
UER o o t No d e)
D I A利用環境記述のノードをユーザ又は他の場所 (UR など) から取得する。 このノードが有効な D I DLノー ドでない場合は、 エラーが生成される。
Lo c a t i on
パラメータ D I AUEを取得する場所を指定する XP a t h式を含む
S t r i n g。
D I AUER o o t N o d e
XP a t h式の D I A利用環境記述のルートノードを指定 する No d eオブジェクト。 値 「n u 1 1」 は、 絶対 XP a t hを使用する必要があることを示す。
No d eオブジェク ト。 ノードが見つからない場合は n u 戻り値
1 lo
(表 3)
(表 4)
Ge tD IACo n f i gNo d e (d o c Lo c a t i o n, シンタックス
D IACon f i gRo o tNo d e -
D I Dに関する D I A構成に関連する記述(例、 D I D構成プリ ファレンス記述、 D I A構成記述) のノードを現在の D I Dから 取得する。 このノードが有効な D I DLノードでない場合は、ェ ラーが生成される。
Do c Lo c a t i o n
パラメータ 取得するノードのドキュメント内の位置を指定する Xp a t h 式を含む S t r i n go
D IACon f i gRo o tNo d e
XP a t h式の D I Dに関する D I A構成の記述のルー卜ノー ドを指定する No d eオブジェクト。 値 「nu 1 1」 は、 絶対 X Pa t hを使用する必要があることを示す。 戻り値 No d eオブジェクト。 ノードが見つからない場合は nu 1 1。
(表 5)
P r o c e s sD I ADM (D I ADMMe s s a g e, D シンタックス
I ADMd o c ume n t )
双方向アプリケーションにおいて元のピア又は 1つ以上の中 間ピアにおいて適応を行う場合に、 (D I A記述の登録、 転送 、 要求、 更新、 削除メッセージを介して) D I A記述メッセ一 ジの送受信を行うための動作。
D I ADMMe s s a g e
ユーザとネゴシェ一卜するための D I ADMメッセージ型を 含む S t r i n g。
パラメータ
D I ADMd o c um e n t
21000— 7標簡ヒに準拠して作成された D I D (D I A記 述メッセージ XD I )を表す Mp e g D I DD o c u m e n t オブジェクト。 戻り値 nu l l
(表 6)
(表 8)
I PMP (REL)
R i g h t s L i c e n s eCh e c k (d o cLo c a t ι o シンタックス
n, RE LR o o t No d e)
ライセンス情報及び権利情報を現在の D I Dから取得する。この ノ一ドが有効な D I D Lノードでない場合は、エラーが生成され d o c i-o c a t i on
取得するノードのドキュメント内の位置を指定する XP a t h 式を含む S t r i n g。
パラメータ
RE LR o o tNo d e
XP a t h式のライセンス (とその中の権利情報) のルートノー ドを指定する No d eオブジェク ト。値 「n u 1 1 J は、 絶対 X P a t hを使用する必要があることを示す。
戻り値 No d eオブジェクト。 ノードが見つからない場合は n u 1 1。
(表 9)
I PMPCo n t r o l I n f o (d o c Lo c a t i o n, シンタックス
I PMP Co n t r o l I n f oRo o tNo d e) ツール場所情報を有する I PMPツールリストを少なくとも含 む必要のある I PMP制御情報を現在の D I Dから取得する。こ のノードが有効な D I DLノードでない場合は、エラーが生成さ れ o。
d o c Lo c a t i on
取得するノードのドキュメント内の位置を指定する XP a t h 式を含む S t r i n g。
パラメータ
I PMPCon t r o l I n f oRo o tNo d e
XP a t h式の I PMP制御情報のルートノードを指定する N o d eオブジェクト。 値 「n u 1 1」 は、 絶対 XP a t hを使用 する必要があることを示す。
戻り値 No d eオブジェクト。 ノードが見つからない場合は nu 1 1。
(表 10)
Us e rAu t h e n t i c a t i o n vo c a t i o n, シンタックス
D I AUENo d e)
ユーザがサービスにさらにアクセスする前に、ユーザのアイデン ティティの有効性を確認するためにユーザの I D及びパスヮー ドをユーザ又は他の場所から取得する。通信中のパートナーのァ イデンティティが必要かつ正しいものであるかを判断するのに 使用される。
Do c Lo c a t i on
ユーザ情報を取得する場所を指定する XP a t h式を含む S t r i n g0
パラメータ
D I AUEN o d e
G e t D I AUENo d e動作からの作成済み No d eォブジ ¾ク 卜。
戻り値 No d eオブジェクト。 ノードが見つからない場合は nu 1 1。
(表 1 1 )
本発明は、 その様々な態様から見て、 以下のような構成を持つと考えられる。 第 1の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置であ つて、 '
デジタルアイテム (D I ) をデジタルアイテム宣言 (D I D) 形式にパッケ ジィ匕するステップと、
前記パッケージ化されたデジタルアイテム (D I ) に基本動作を埋め込むステ ップであって、 前記 D Iが、 マルチメディアコンテンツ、 ビデオ、 映画、 音楽、 写真、 画像、 本、 記事、 美術等であり得るステップと、 - - 前記埋め込まれた基本動作を備えるパッケージ化された D Iを D I D形式にお いてユーザに配信するステップと、
D I D形式における前記 D Iを D I Dバーサによって解析するステップと、 前記 D Iに埋め込まれている前記基本動作をデジタルアイテム方法 (D I M) プレゼンタによって角军釈するステップと、
前記各基本動作を前記基本動作のセマンティタスに従ってユーザに提示するス テツプと、
デジタルアイテム処理 (D I P ) エンジンに必要な値又はパラメータを、 ユー ザから、 又は特定の場所から取得するステップと、
前記取得された値又はパラメータを、 さらなる処理のためにそれを必要とする D I Pエンジンに戻すステップとを含む装置である。
第 2の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 デジタル ·アイテム■ォーサリング側において、
デジタルアイテム (D I ) をデジタルアイテム宣言 (D I D) 形式にパッケ一 ジ化するステップと、
前記パッケージ化されたデジタルアイテム (D I ) に基本動作を埋め込むステ ップであって、 前記 D I力 S、 マルチメディアコンテンツ、 ビデオ、 映画、 音楽、 写真、 画像、 本、 記事、 美術等であり得るステップと、
前記埋め込まれた基本動作を備えるパッケージ化された D Iを D I D形式 においてユーザに配信するステップとを含む装置である。
第 3の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 デジタルアイテム消費側において、
D I D形式にパッケージ化されている D Iを D I Dパーサによって解析するス テツプと、
前記 D Iに埋め込まれている基本動作をデジタルアイテム方法 (D I M) プレ ゼンタによって角军釈するステップと、
前記各基本動作を前記基本動作のセマンティクスに従ってユーザに提示するス テツプと、
デジタルアイテム処理 (D I P ) エンジンに必要な値又はパラメータを、 ユー ザから、 又は特定の場所から取得するステップと、
前記取得された値又はパラメータを、 さらなる処理のためにそれを必要とする
D I Pエンジンに戻すステップと、
前記ユーザの要求のステータスをユーザに表示するステップとを含む装置であ る。
第 4の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 デジタルアイテム消費側において、
D I D形式にパッケージ化されている D Iを D I Dバーサによって解析するス テツプと、
前記 D Iに埋め込まれている基本動作をデジタルアイテム方法 (D I M) プレ ゼンタによって解釈するステップ i:、
前記各基本動作を前記基本動作の前記セマンティクスに従ってユーザに提示す 前記提示された基本動作をユーザが選択するのを待- 前記ユーザの選択を D I Mエンジンに転送するステップと、
前記選択に従って前記 D Iの変更又は修正を行うステップ、 又は、
適切なアプリケーションエンジンを呼び出して、 前記ユーザの要求を前記ユー ザの選択に従って処理するステップと、
前記ユーザの要求のステータスをユーザに表示するステップとを含む装置であ る。
第 5の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 デジタルアイテムォーサリング側において、
デジタルアイテム (D I) を、 基本動作が D I ドキュメント内の適切な位置に 揷入されたデジタルアイテム宣言 (D ID) 形式にパッケージ化するステップで あって、 前記 D I力 マルチメディアコンテンツ、 ビデオ、 映画、 音楽、 写真、 画像、 本、 記事、 美術等であり得るステップと、
前記挿入された基本動作を備えるパッケージ化された D Iを D I D形式におい てユーザに配信するステツプとを含む装置である。
第 6の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 請求項 1、 2、 及び 5における、 デジタルアイテム (D I) をデジタル アイテム宣言 (D ID) 形式にパッケージィ匕するステップが、 デジタルアイテム ォーサリング側において、
前記 D Iに適用される権利及び I PMP (I n t e l l e c t u a l P r o p e r t y Ma n a g eme n t a n d P r o t e c t i o n :知的貝産 の保護及び管理) と、 前記 D Iに適用される記述及びメタデータと、 前記 D Iに 用意されている使用可能な動作又は方法とを示すためにシーンを構築するステツ プと、
前記 D IDドキュメント内に XMLステートメントをリストするステップと、 前記使用可能な動作を前記 D I Dドキュメント内の対応する位置に挿入するか 又は埋め込むステップと、
前記動作を備える D I Dドキュメントをバイナリに変換して、 又は変換せずに 配信するステップとをさらに含む装置である。
第 7の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、
デジタルアイテム (D I) をデジタルアイテム宣言 (D ID) 形式にパッケ一 ジ化するステップと、
前記パッケージ化されたデジタルアイテム (D I) に基本動作を埋め込むステ ップであって、 前記 D I力 マルチメディアコンテンツ、 ビデオ、 映画、 音楽、 写真、 画像、 本、 記事、 美術等であり得るステップと、
前記埋め込まれた基本動作を備えるパッケージ化された D Iを D I D形式にお いてユーザに酉己信するステップと、
D I D形式における前記 D Iを D I Dバーサによって解析するステップと、 前記 D Iに埋め込まれている前記基本動作をデジタルアイテム方法 (D IM) プレゼンタによって角军釈するステップと、
前記各基本動作を前記基本動作のセマンティクスに従ってユーザに提示するス テツプと、
前記提示された基本動作をユーザが選択するのを待つステップと、
前記ユーザの選択を D IMエンジンに転送するステップと、 - 前記選択に従って前記 D Iの変更又は修正を行うステップ、 又は、
適切なアプリケーションエンジンを呼び出して、 前記ユーザの要求を前記ユー ザの選択に従って処理するステップと、
前記ユーザの要求のステータスをユーザに表示するステップとを含む装置であ る。
第 8の構成によると、 本発明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 請求項 1〜7における基本動作、 動作、 又は方法が、
D I A (D i g i t a l I t em Ad a p t a t i o n :デジタノレアィテ ム適応) 利用環境 (UE : Us a g e Env i r o nme n t) 記述をユーザ 又は URLから取得するための G e t D I AUENo d e ( ) 、
D I Aリソース適応に関連する記述、 例えば、 適応 Q o S記述、 ビッ トストリ
ーム、 又はコンテンツ記述を現在の D I Dから取得するための Ge t D I AR e s o u r c eNo d e ( ) 、
D I Dに関する D I A構成に関連する記述、 例えば、 D I D構成プリファレン ス記述、 D I Aコンフィギユレーション記述を現在の D I Dから取得するための Ge tD IACo n f i gNo d e ( ) 、
D I A記述の登録、 転送、 要求、 更新、 及び削除メッセージを介して D I A記 述メッセージ (DM) の送受信を行うための P r o c e s s D I ADM ( ) 、
D I Aユーザ環境記述と D I Aリソース記述をマッチングすることによってデ ジタノレアイテムを適応するための Ad a p t R e s o u r c e ( ) 、
リソースの実際の適応を要求する前に、 D I Aコンフィギュレーション (プリ ファレンス) 記述子情報に基づいて D I D構成を行うための Ad a p t D I DC o n f i g ) 、
ライセンス情報及び権利情報を現在の D I Dから取得するための R i g h t s L i c e n s eし h e c k ( ) 、
ツール場所情報を有する I P M Pツールリストを少なくとも含む必要のある I
PMP制御情報を前記現在の D I Dから取得するための I PMPCo n t r o l I n f o ( ) 、
ユーザのアイデンティティの有効性を確認するためにユーザの I D及びパスヮ 一ドをユーザ又は他の場所から取得するための U s e rAu t h e n t i c a t i o n 、 ) 、
I PMPツールを、 指定された場所から取得するための I PMPTo o 1 s R e t r i e v a 1 ( ) の関数の少なくとも 1つであり得る装置である。
第 9の構成によると、 本努明は基本動作を備えたデジタルアイテム処理装置で あって、 請求項 1〜7における基本動作、 動作、 又は方法が、 請求項 8に定義さ れる関数に制限されない装置である。