JPWO2014192133A1 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014192133A1
JPWO2014192133A1 JP2013531035A JP2013531035A JPWO2014192133A1 JP WO2014192133 A1 JPWO2014192133 A1 JP WO2014192133A1 JP 2013531035 A JP2013531035 A JP 2013531035A JP 2013531035 A JP2013531035 A JP 2013531035A JP WO2014192133 A1 JPWO2014192133 A1 JP WO2014192133A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
output
information processing
imaged
replacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013531035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5422085B1 (ja
Inventor
久範 山原
久範 山原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP5422085B1 publication Critical patent/JP5422085B1/ja
Publication of JPWO2014192133A1 publication Critical patent/JPWO2014192133A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/147Communication arrangements, e.g. identifying the communication as a video-communication, intermediate storage of the signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera

Abstract

撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において、通信端末は、撮像手段により撮像された映像を取得し、取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させ、記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定する。そして、通信端末は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力する。

Description

本発明は、カメラにより撮像されたユーザの映像を当該ユーザの通信相手の端末へ送信するシステム等の技術分野に関する。
従来から、カメラで撮像された映像を音声と共に通信相手に送信して通話を行うテレビ電話システムが知られている。このようなテレビ電話システムでは、送信側の映像が絶えず受信側に送信される。このとき、送信側のユーザが、受信側のユーザと通話をするのに適切でない状況におかれてしまう場合がある。例えば、送信側のユーザが急に席を外すことになったり、当該ユーザの携帯電話機で着信音が鳴ったりするといった状況が想定される。このような場合、送信側のユーザの映像を見ている受信側のユーザに不信感や不快感等を生じさせてしまうという問題がある。
一方、特許文献1には、予め、記憶部にカメラ画像送信オン、オフの設定を行えるように構成し、オンに設定した場合には、カメラ部からの映像を、オフに設定した場合には、予め記憶部に記憶した画像又は映像(イラスト、自画像、その他、任意の映像)を、それぞれ自動的に切り換えて送信可能なシステムが開示されている。
特開2003-009104号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたように、単に、現在行われているテレビ電話の開始前に予め記憶部に記憶した画像又は映像をカメラ部からの映像に切り替えて送信するだけでは、送信側のユーザの様子が受信側のユーザに伝わらないため、受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することが困難である。
本発明は、以上の点を課題の一つの例として着目してなされたものであり、受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力する情報処理装置であって、前記撮像手段により撮像された映像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定する決定手段と、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、撮像手段により撮像された映像に代えて現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として出力することで、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記差替映像の出力中に、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の変化を当該映像から検知する第1検知手段を更に備え、前記記憶制御手段は、少なくとも前記第1検知手段により検知された変化の過程を示す区間の映像を記憶手段に記憶させ、前記出力手段は、前記差替映像に続けて前記変化の過程を示す区間の映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、撮像対象者の変化の前後の映像を自然な形で繋げることができるので、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記映像表示装置により表示された前記映像を見ている者の動作を示す情報を取得する情報取得手段を更に備え、前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像に代えて、前記情報取得手段により取得された情報が示す動作に合った、前記撮像対象者の動作が表れる前記差替映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、映像送信側のユーザが映像受信側のユーザに合った動作をしていることを当該映像受信側のユーザに認識させることができるので、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の所定の動作を当該映像から検知する第2検知手段を更に備え、前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第2検知手段により前記所定の動作が検知されることをトリガとして、前記撮像手段により撮像された映像に代えて前記差替映像を出力する。
この発明によれば、映像送信側のユーザが所定の動作をするだけで、撮像手段により撮像された映像に代えて差替映像を出力することできる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が存在する場所で発せられる音が、所定の音の種類に属するか否かを判定する第1判定手段を更に備え、前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第1判定手段により前記所定の音の種類に属すると判定されることをトリガとして、前記撮像手段により撮像された映像に代えて前記差替映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、映像送信側のユーザが特別な動作を行わなくても、撮像手段により撮像された映像に代えて差替映像を出力することできるので、映像送信側のユーザの手間を省くことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあるか否かを判定する第2判定手段を更に備え、前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第2判定手段により前記撮像対象者が発言する状況にあると判定された場合、通信障害を示す前記差替映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、映像送信側のユーザが発言するのに適切な状況にない場合であっても、映像送信側のユーザが発言するまでの時間を確保することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記出力手段は、前記差替映像の出力中に、前記決定手段により決定された全ての前記差替映像の出力が完了した場合、既に出力した当該差替映像を繰り返して出力することを特徴とする。
この発明によれば、差替映像の出力時間が長くなり、差替映像が足りなくなった場合であっても差替映像の送信を継続することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の一部分の領域を、前記差替映像に表れる当該撮像対象者を含む一部分の領域に代えた映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、撮像手段により撮像された映像の一部分の領域以外の領域に、映像受信側のユーザに見せたい対象があるときに、この対象を映像受信側のユーザに見せることができる。
請求項9に記載の発明は、撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力するコンピュータにより実行される情報処理方法であって、前記撮像手段により撮像された映像を取得するステップと、取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定するステップと、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力するコンピュータに、前記撮像手段により撮像された映像を取得するステップと、取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定するステップと、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、を実行させる情報処理プログラムである。この情報処理プログラムは、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録される。
本発明によれば、撮像手段により撮像された映像に代えて現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として出力することで、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。
本実施形態に係るテレビ電話システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、通信端末Tnの概要構成例を示す図であり、(B)は、制御部9における機能ブロックの一例を示す図である。 通信端末T1の制御部9における通信処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、撮像手段と映像表示装置を用いて映像通信を行うテレビ電話システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.テレビ電話システムSの構成及び機能]
先ず、本発明の一実施形態に係るテレビ電話システムSの構成及び機能について、図1等を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るテレビ電話システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、テレビ電話システムSは、通信端末Tn(n=1,2,3・・・k)を含んで構成されている。通信端末Tnは、本発明の情報処理装置の一例である。通信端末Tnは、それぞれ、ネットワークNWに接続可能になっている。ネットワークNWは、例えば、インターネット、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。通信端末Tnは他の通信端末Tnとの間で、ネットワークNWを介して例えばIP(Internet Protocol)プロトコルを用いた通信を行うことが可能になっている。なお、通信端末Tnには、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、及びスマートフォン等の携帯端末を適用可能である。
図2(A)は、通信端末Tnの概要構成例を示す図である。図2(A)に示すように、通信端末Tnは、カメラ1(撮像手段の一例)、マイクロフォン2、表示部3、音声出力部4、記憶部5、操作部6、通信部7、入出力インターフェース部8、及び制御部9等を備える。カメラ1、マイクロフォン2、表示部3、音声出力部4、記憶部5、操作部6、及び通信部7は、入出力インターフェース部8に接続されている。また、入出力インターフェース部8と制御部9とは、システムバス10を介して接続されている。
カメラ1は、通信端末Tnのユーザ間で例えばテレビ電話による会議においてネットワークNWを介して映像通信が行われるときに、通信端末Tnのユーザを撮像対象者として撮像する。なお、カメラ1は、通信端末Tnに搭載されなくともよく、通信端末Tnに接続される外付のカメラであってもよい。マイクロフォン2は、カメラ1による撮像と同期してユーザの音声等を集音する。
表示部3は、ディスプレイを備え、制御部9から出力された映像信号に従って映像をディスプレイに表示する。この映像信号は、例えば、通信相手の通信端末Tnのユーザの映像を表す映像信号である。音声出力部4は、スピーカを備え、制御部9から出力された音声信号に従って音声をスピーカから外部へ出力する。この音声信号は、例えば、通信相手の通信端末Tnのユーザの音声を含む。
記憶部5は、例えばフラッシュメモリまたはハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステム、及びテレビ電話プログラム(本発明の情報処理プログラムを含む)等の各種プログラムを記憶する。本発明の情報処理プログラムは、制御部9に本発明における各ステップを実行させるプログラムである。本発明の情報処理プログラムは、テレビ電話プログラムと分離して提供されるアプリケーションプログラムであってもよい。なお、テレビ電話プログラムは、例えば、所定のサーバ等からネットワークNWを介してダウンロードされるようにしても良いし、所定の記録媒体に記録されて読み込まれるようにしてもよい。
操作部6は、ユーザによる指示を受け付けるための複数の操作ボタンを備え、ユーザにより押下された操作ボタンに応じた指示信号を制御部9へ出力する。通信部7は、ネットワークNWに接続して通常状態の制御を行う。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、及びRAM(Random Access Memory)93等により構成される。図2(B)は、制御部9における機能ブロックの一例を示す図である。コンピュータとしての制御部9は、記憶部5に記憶されたテレビ電話プログラムに従って後述する処理を実行する。このような処理において、制御部9は、図2(B)に示すように、映像取得部9a、映像記憶制御部9b、映像決定部9c、情報取得部9d、音声取得部9e、出力制御部9f、入力制御部9g、動作検知部9h、音種類判定部9i、変化検知部9j、及び発言判定部9k等として機能する。また、RAM93または記憶部5は、本発明における記憶手段を構成する。例えばRAM93または記憶部5には、カメラ1により撮像された映像を一時的に記憶するための映像記憶領域が割り当てられる。
なお、映像取得部9aは、本発明における取得手段の一例である。映像記憶制御部9bは、本発明における記憶制御手段の一例である。映像決定部9cは、本発明における決定手段の一例である。情報取得部9dは、本発明における情報取得手段の一例である。出力制御部9fは、本発明における出力手段の一例である。動作検知部9hは、本発明における第2検知手段の一例である。音種類判定部9iは、本発明における第1判定手段の一例である。変化検知部9jは、本発明における第1検知手段の一例である。発言判定部9kは、本発明における第2判定手段の一例である。
映像取得部9aは、カメラ1により撮像された映像を映像信号として取得する。映像記憶制御部9bは、映像取得部9aにより取得された映像(以下、「リアルタイム映像」という)の少なくとも一部を映像記憶領域(以下、「リアルタイム映像記憶領域」)に記憶する。つまり、リアルタイム映像記憶領域には、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像全てを記憶しなくともよい。なお、映像記憶制御部9bは、撮像対象者が表れる映像だけをリアルタイム映像記憶領域に記憶するように構成してもよい。そして、映像決定部9cは、リアルタイム映像記憶領域に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像(以下、「ダミー映像」という)として決定する。例えば、リアルタイム映像記憶領域に記憶された映像から、撮像対象者が表れる所定区間の映像がダミー映像として決定される。ただし、撮像対象者が表れる所定区間には、撮像対象者が、例えば靴紐を結ぶために、撮像範囲から数秒間外れた区間が含まれていてもよい。
ダミー映像を決定する一例として、映像決定部9cは、リアルタイム映像記憶領域に記憶されたリアルタイム映像を構成する複数の画像フレームから人物領域を検出し、当該検出した人物領域を複数の画像フレームにおいて追跡する。そして、映像決定部9cは、追跡した人物領域を含む複数の画像フレームの中から、追跡した人物領域の変化が、予め設定された閾値以下である区間の複数の画像フレームを、ダミー映像として決定する。ここで、「閾値」は、撮像対象者の動作が大きく変化しない区間の映像が決定されるように設定される。これは、例えば撮像対象者が席を外す動作をしたり、撮像対象者が携帯電話機をとる動作をしたりする区間の映像をダミー映像から除外する趣旨である。人物領域の変化が閾値以下とすることで、ダミー映像には撮像対象者が静止している区間の映像が含まれるが、撮像対象者が適度に動いている区間の映像が自然な場合もある。そのため、撮像対象者が適度に動いている区間の映像をダミー映像として決定するために、追跡した人物領域の変化が、予め設定された第1閾値以上で、且つ第2閾値(第1閾値より大きい)以下である区間の複数の画像フレームを、ダミー映像として決定するように構成してもよい。
以上のように、決定されたダミー映像は、リアルタイム映像記憶領域とは区別されたダミー映像記憶領域に一時的に記憶される。なお、人物領域の検出には、人物の顔検出手法やオプティカルフローによる人物追跡手法の公知の様々な手法を用いることができるので詳しい説明を省略する。
情報取得部9dは、通信相手の通信端末Tnにより表示されたリアルタイム映像を見ている者(映像受信側のユーザ)の所定の動作(以下、「通信相手側動作」という)を示す情報を取得する。通信相手側動作を示す情報は、例えば通信部7により受信され、入力制御部9gにより入力された映像信号から取得される。ここで、通信相手側動作として、例えば、笑う動作や拍手する動作等が挙げられる。なお、笑っている状態は、公知の顔認識手法により検知することができる。
音声取得部9eは、マイクロフォン2により集音された音声を音声信号として取得する。集音される音声には、撮像対象者の音声以外にも、当該撮像対象者が存在する場所で発せられる音(以下、「外部音」という)も含まれる。この外部音には、例えば、チャイム、携帯電話機の着信音等が含まれる。
出力制御部9fは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像を通信部7へ出力する。なお、本発明の情報処理プログラムがテレビ電話プログラムと分離して構成される場合、出力制御部9fは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像をテレビ電話プログラムへ出力する。出力制御部9fから出力されたリアルタイム映像は、通信部7及びネットワークNWを介して、通信相手の1つまたは複数の通信端末Tn(映像表示装置の一例)へ送信される。そして、出力制御部9fは、当該リアルタイム映像の出力中に、後述する所定の開始条件(以下、「ダミー映像送信開始条件」という)を満たすことをトリガとして、当該リアルタイム映像に代えて映像決定部9cにより決定されたダミー映像を通信部7またはテレビ電話プログラムへ出力する。これにより、出力制御部9fから出力されたダミー映像は、通信部7及びネットワークNWを介して、通信相手の1つまたは複数の通信端末Tnへ送信される。また、出力制御部9fは、リアルタイム映像の一部分の領域を、ダミー映像に表れる撮像対象者を含む一部分の領域に代えた当該リアルタイム映像を出力するように構成してもよい。この場合、決定されたダミー映像を構成する画像フレームから撮像対象者を含む一部分の領域が切り出され、切り出された領域が、リアルタイム映像の一部分の領域(切り出された領域と同一の座標位置の領域)に嵌め合わされることになる。これにより、リアルタイム映像の一部分の領域(ダミー映像における領域に置き換えられる領域)以外の領域に、映像受信側のユーザに見せたい対象があるときに、この対象を映像受信側のユーザに見せることができる。
また、出力制御部9fは、上記リアルタイム映像に代えて、情報取得部9dにより取得された情報が示す通信相手側動作に合ったダミー映像を出力するように構成してもよい。これにより、映像送信側のユーザが映像受信側のユーザに合った動作をしていることを当該映像受信側のユーザに認識させることができる。例えば、通信相手側動作が笑う動作であれば、笑う動作を含むダミー映像が送信される。または、通信相手側動作が拍手する動作であれば、拍手する動作を含むダミー映像が出力される。この場合、映像決定部9cが、リアルタイム映像から各動作に対応するダミー映像を抽出し、抽出したダミー映像を例えば動作毎にジャンル分け(笑い、拍手など)してダミー映像記憶領域に記憶するように構成される。
なお、リアルタイム映像またはダミー映像はエンコードされ、当該エンコードされた映像信号は、音声取得部9eにより取得されてエンコードされた音声信号と多重化され、ストリームデータとして送信されることになる。また、ダミー映像の送信は、後述するダミー映像送信終了条件を満たすことにより終了する。
入力制御部9gは、通信相手の通信端末TnからネットワークNWを介して送信され、通信部7により受信されたストリームデータを入力する。そして、入力制御部9gは、入力したストリームデータから映像信号と音声信号とを分離かつデコードし、当該映像信号を表示部3へ出力し、当該音声信号を音声出力部4へ出力する。
動作検知部9hは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像に表れる撮像対象者の所定の動作を当該リアルタイム映像から検知する。「撮像対象者の所定の動作が検知されること」は、上述したダミー映像送信開始条件の一例である。例えば、「所定の動作」として、「人物の頭部が前後または左右に揺れる居眠り動作」、「人物が居眠りで目が数十秒以上閉じている動作」、「人物が立ち上がる動作」、または「人物の左または右を向く動作」を表す映像を予め登録しておく。そして、動作検知部9hは、例えば、登録された動作とリアルタイム映像から検出された人物領域と比較してその類似度が予め設定された閾値以上であれば当該動作を検知する。なお、居眠りで目が閉じている状態は、公知の顔認識手法により検知することができる。
音種類判定部9iは、音声取得部9eにより取得された音声に含まれる外部音が、所定の音の種類に属するか否かを判定する。「外部音が所定の音の種類に属すること」は、上述したダミー映像送信開始条件の一例である。例えば、「所定の音の種類」として、「チャイム」、または「携帯電話機の着信音」を表す周波数分布を予め登録しておく。そして、音種類判定部9iは、例えば、登録された周波数分布と音声取得部9eにより取得された音声に含まれる外部音の周波数分布と比較してその類似度が予め設定された閾値以上であれば当該外部音が、所定の音の種類に属すると判定する。
出力制御部9fは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像の出力中に、動作検知部9hにより撮像対象者の所定の動作が検知されることをトリガとして、当該リアルタイム映像に代えてダミー映像を出力する。これにより、映像送信側のユーザが所定の動作をするだけで、リアルタイム映像に代えてダミー映像を送信することできる。または、出力制御部9fは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像の出力中に、音種類判定部9iにより外部音が所定の音の種類に属すると判定されることをトリガとして、当該リアルタイム映像に代えてダミー映像を出力する。これにより、映像送信側のユーザが特別な動作を行わなくても、リアルタイム映像に代えてダミー映像を送信することできる。そのため、映像送信側のユーザの手間を省くことができる。
なお、出力制御部9fは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像の出力中に、撮像対象者により所定の操作ボタン(例えば、ダミー映像送信開始ボタン)が押下されることをトリガとして、リアルタイム映像に代えてダミー映像を出力するように構成してもよい。この場合、トリガとなる操作ボタンは、複数の操作ボタンの中からユーザにより任意に設定されるように構成してもよい。
変化検知部9jは、上記ダミー映像の出力中に、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像に表れる撮像対象者の変化を当該リアルタイム映像から検知する。撮像対象者の変化には、撮像対象者の人数の変化(例えば、カメラ1により撮像される撮像対象者が1人から2人へ変化)、及び撮像対象者の動作の変化(例えば、撮像対象者が席を外すことによる変化)が該当する。例えば、変化検知部9jは、映像決定部9cと同様、リアルタイム映像から人物領域を追跡し、追跡した人物領域を含む複数の画像フレームの中から、追跡した人物領域の変化を監視し、当該変化が予め設定された閾値以上になった場合、撮像対象者の変化を検知する。そして、映像記憶制御部9bは、変化検知部9jにより検知された変化の過程(例えば、カメラ1により撮像される撮像対象者が1人から2人へ変化している過程)を示す区間の映像(以下、「変化過程映像」という)を、リアルタイム映像記憶領域及びダミー映像記憶領域と区別された変化仮定映像記憶領域に記憶させる。この場合、出力制御部9fは、ダミー映像に続けて変化過程映像を出力する。そして、出力制御部9fは、変化仮定映像記憶領域に記憶された変化過程映像が全て出力された場合、リアルタイム映像に切り替えて出力する。つまり、ダミー映像出力中に、映像送信側のユーザのリアルタイム映像に大きな変化があった場合(例えば、カメラ1により撮像される撮像対象者が1人から2人に増加)、その大きな変化が起こっている最中の変化過程映像がダミー映像に続けて送信される。そして、変化過程映像の送信が完了したら、その大きな変化が起こった後のリアルタイム映像(ダミー映像でもよい)が送信される。これにより、撮像対象者の変化の前後の映像を自然な形で繋げることができるので、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。また、通信相手の通信端末Tn側で、撮像対象者が例えば増加した映像が突如再生表示されることを防ぐことができる。
発言判定部9kは、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあるか否かを判定する。例えば、撮像対象者の名前が呼ばれたことが検知された場合、撮像対象者が発言する状況にあると判定される。撮像対象者の名前が呼ばれることは、音声取得部9eにより取得された音声信号から判定することができる。また、例えば、管理者の端末と通信端末Tnとが通信可能に構成されている場合、発言判定部9kは、管理者の端末からの発言要求を受信することで、撮像対象者が発言する状況にあると判定されるように構成してもよい。なお、発言要求は、例えば、管理者の端末において撮像対象者の発言がボタンで指定されることにより当該端末から送信される。そして、上記ダミー映像の出力中に、発言判定部9kにより撮像対象者が発言する状況にあると判定された場合、出力制御部9fは、通信障害を示すダミー映像を所定時間出力する。ここで、通信障害を示すダミー映像として、例えば、静止したダミー映像や、送信ビットレートを低下させたダミー映像等が挙げられる。これにより、ダミー映像出力中に、映像受信側のユーザからいきなり話を振られた場合(例えば、質問された場合)でも、映像受信側の通信端末Tnでは、ダミー映像が静止して表示されたり、ゆっくり表示されたりするので、映像受信側のユーザに通信障害と認識させることができる。そのため、映像送信側のユーザが発言するのに適切な状況にない場合であっても、映像送信側のユーザが発言するまでの時間(リアルタイム映像に切り替えるまでの時間)を確保することができる。
[2.テレビ電話システムSの動作]
次に、本実施形態に係るテレビ電話システムSの動作について、図3を用いて説明する。図3は、通信端末T1の制御部9における通信処理を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば通信端末T1が他の通信端末T2等との間で通信を開始したときに開始される。
図3に示す処理が開始されると、通信端末T1の制御部9は、映像及び音声の取得処理を開始する(ステップS1)。映像及び音声の取得処理では、映像取得部9aによりリアルタイム映像が取得され、音声取得部9eにより音声が取得される。なお、映像及び音声の取得処理は、例えば、図3に示す処理が終了するまで継続される。
次いで、通信端末T1の制御部9は、リアルタイム映像記憶処理を開始する(ステップS2)。映像記憶処理では、映像記憶制御部9bによりリアルタイム映像が、リアルタイム映像記憶領域に記憶される。なお、リアルタイム映像記憶処理は、例えば、図3に示す処理が終了するまで継続される。また、例えば、リアルタイム映像記憶領域に記憶されたリアルタイム映像のデータ量がリアルタイム映像記憶領域の容量を超えた場合、リアルタイム映像記憶領域に記憶されている最も古いリアルタイム映像が新しく取得されるリアルタイム映像により上書きされることになる。
次いで、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像決定処理を開始する(ステップS3)。ダミー映像決定処理では、映像決定部9cによりリアルタイム映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間のダミー映像が決定される。決定されたダミー映像は、ダミー映像記憶領域に記憶される。なお、ダミー映像決定処理は、例えば、ダミー映像記憶領域に記憶されたダミー映像のデータ量がダミー映像記憶領域の容量と等しくなった場合、終了する。また、リアルタイム映像に代えてダミー映像が出力されていた区間だけを除いて新たなダミー映像が決定されるように構成してもよい。また、ダミー映像は、通信端末T1が他の通信端末Tn等との間の通信開始から終了までの現在のセッション内で取得されたリアルタイム映像から決定されることが好ましい。過去のセンションにおいて取得されたリアルタイム映像からダミー映像を決定しても、ユーザの服装や髪型が異なっていることがあるために、ダミー映像としての役割を果たせない場合があると考えられるからである。
次いで、通信端末T1の制御部9は、リアルタイム映像送信処理を開始する(ステップS4)。リアルタイム映像送信処理では、リアルタイム映像及び音声を含むストリームデータが通信端末T2等へ送信される。なお、映像及び音声の取得処理、リアルタイム映像記憶処理、ダミー映像決定処理、及びリアルタイム映像送信処理は、例えばマルチタスク機能により並行して行われる。
次いで、通信端末T1の制御部9は、リアルタイム映像送信処理によるリアルタイム映像の送信中(出力制御部9fにより出力中)に、ダミー映像送信開始条件を満たすか否かを判定する(ステップS5)。例えば、複数の通信端末Tnを通じてテレビ会議が行われている最中、通信端末T1のユーザが体調不良のため席を外したり、緊急の着信に対応したりということが必要となる事態が生じた場合、当該ユーザが「ダミー映像送信開始ボタン」を押下すると、ダミー映像送信開始条件を満たすと判定される。また、ダミー映像送信開始ボタンが押下されなくても、例えば、玄関のチャイムや、携帯電話機の着信音などが鳴ることで、音種類判定部9iにより外部音が所定の音の種類に属すると判定された場合、ダミー映像送信開始条件を満たすと判定される。また、通信端末T1のユーザが大きな動作(例えば、立ち上がる動作、または左または右を向く動作)を行うことで、動作検知部9hにより撮像対象者の当該動作が検知された場合、ダミー映像送信開始条件を満たすと判定される。これは、当該ユーザがまもなく通話から一時的に離脱することが予想されるからである。
そして、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像送信開始条件を満たさないと判定した場合(ステップS5:NO)、ステップS6へ進む。一方、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像送信開始条件を満たすと判定した場合(ステップS5:YES)、ステップS7へ進む。ステップS6では、通信終了指示があったか否かが判定される。例えば、通信端末T1のユーザから操作部6を介して通信終了指示があったと判定された場合(ステップS6:YES)、図3に示す処理が終了する。一方、通信終了指示がないと判定された場合(ステップS6:NO)、ステップS5に戻る。
ステップS7では、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像送信処理を開始する。つまり、ダミー映像送信開始条件を満たすことをトリガとして、ダミー映像送信処理が開始される。ダミー映像送信処理では、リアルタイム映像に代えて上記ダミー映像を含むストリームデータが通信端末T2等へ送信される。このとき、音声取得部9eにより取得された音声(リアルタイムの音声)は切断する(送信されない)ようにすることが望ましい。これは、ダミー映像と関連のない音声が送信されることにより、通信相手の通信端末T2等のユーザに不安感等を与えることを防ぐためである。また、ダミー映像送信処理では、上述したように、リアルタイム映像の一部分の領域をダミー映像に表れる撮像対象者を含む一部分の領域に代えた当該リアルタイム映像が送信されるように構成してもよい。
なお、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像送信処理の開始後、情報取得部9dにより取得された情報が示す通信相手側動作に合ったダミー映像を通信相手の通信端末T2等へ送信するように構成してもよい。例えば、通信相手側動作が笑う動作であれば、笑う動作を含むダミー映像が送信される。または、通信相手側動作が拍手する動作であれば、拍手する動作を含むダミー映像が送信される。
次いで、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像の送信中に、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像に表れる撮像対象者の変化が変化検知部9jにより検知されたか否かを判定する(ステップS8)。そして、リアルタイム映像に表れる撮像対象者の変化(例えば、カメラ1により撮像される撮像対象者が1人から2人へ変化)が検知された場合(ステップS8:YES)、ステップS9に進む。一方、リアルタイム映像に表れる撮像対象者の変化が検知されない場合(ステップS8:NO)、ステップS10へ進む。
ステップS9では、通信端末T1の制御部9は、検知された変化の過程を示す区間の変化過程映像を変化仮定映像記憶領域に記憶し、ステップS10に進む。ステップS10では、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像の送信中に、映像取得部9aにより取得されたリアルタイム映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあるか否かを発言判定部9kにより判定する。そして、リアルタイム映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあると判定された場合(例えば、撮像対象者の名前が呼ばれたことが検知された場合)(ステップS10:YES)、ステップS11へ進む。一方、リアルタイム映像に表れる撮像対象者が発言する状況にないと判定された場合(ステップS10:NO)、ステップS12へ進む。ステップS11では、通信端末T1の制御部9は、通信障害を示すダミー映像を所定時間、通信相手の通信端末Tnへ送信し、ステップS12へ進む。
なお、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像の送信中に、映像決定部9cにより決定されダミー映像記憶領域に記憶された全てのダミー映像の送信が完了した場合、既に送信した当該ダミー映像を繰り返して通信端末T2等へ送信する。つまり、ダミー映像記憶領域に記憶されたダミー映像が足りなくなったら、繋ぎ目がなめらかになるようにして、繰り返して送信される。これにより、ダミー映像の送信時間が長くなり、ダミー映像が足りなくなった場合であってもダミー映像の送信を継続することができる。
ステップS12では、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像の送信中に、ダミー映像送信終了条件を満たすか否かを判定する。例えば、通信端末T1のユーザにより所定の操作ボタン(例えば、ダミー映像送信終了ボタン)が押下された場合に、ダミー映像送信終了条件を満たすと判定される。なお、例えば、テレビ会議の議題が決まっており、通信端末T1のユーザが発言しなくてはならない時刻が予めわかっているのであれば、ユーザは、操作部6を操作してタイマをセットしてもよい。この場合、ユーザによりセットされた時刻が到来した時に、通信端末T1の制御部9は、ダミー映像送信終了条件を満たすと判定する。そして、ダミー映像送信終了条件を満たさないと判定された場合(ステップS12:NO)、ステップS13へ進む。一方、ダミー映像送信終了条件を満たすと判定された場合(ステップS12:YES)、ステップS14へ進む。ステップS13では、通信終了指示があったか否かが判定される。そして、通信終了指示があったと判定された場合(ステップS13:YES)、図3に示す処理が終了する。一方、通信終了指示がないと判定された場合(ステップS13:NO)、ステップS8に戻る。
ステップS14では、通信端末T1の制御部9は、ステップS9で変化過程映像が変化仮定映像記憶領域に記憶されているか否かを判定する。そして、変化過程映像が変化仮定映像記憶領域に記憶されていると判定された場合(ステップS14:YES)、ダミー映像送信処理を終了し、ステップS15へ進む。一方、変化過程映像が変化仮定映像記憶領域に記憶されていないと判定された場合(ステップS14:NO)、ダミー映像送信処理を終了し、ステップS16へ進む。ステップS15では、通信端末T1の制御部9は、変化仮定映像記憶領域に記憶された変化過程映像を通信相手の通信端末Tnへ送信し、送信完了後ステップS16へ進む。ステップS16では、通信端末T1の制御部9は、リアルタイム映像送信処理を再開し、ステップS5に戻る。
以上説明したように、上記実施形態によれば、通信端末Tnは、カメラ1から取得されたリアルタイム映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、リアルタイム映像に代えて現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間のダミー映像を出力するように構成したので、映像送信側のユーザが例えば会議等に参加している様子の映像(ダミー映像)を送信することでき、映像受信側のユーザに不安感等をを生じさせてしまうことを回避することができる。
なお、上記実施形態では、本発明における取得手段、記憶制御手段、決定手段、及び出力手段等は通信端末Tnに備えられる場合を例にとって説明したが、映像送信側の通信端末と映像受信側の通信端末との間に介在する仲介装置(例えば、ネットワークNWに接続されたサーバ、またはセットトップボックス)に備えられるように構成してもよい。この場合、例えば、仲介装置は、カメラ1により撮像されたリアルタイム映像を通信端末T1から取得し、取得したリアルタイム映像を映像記憶領域に記憶し、かつリアルタイム映像を通信端末T2等へ送信する。そして、仲介装置は、映像記憶領域に記憶された映像から、撮像対象者が表れる所定区間のダミー映像を抽出し、上記リアルタイム映像の出力中に、上述したダミー映像送信開始条件を満たすことをトリガとして、当該リアルタイム映像に代えて、上記抽出したダミー映像を通信端末T2へ送信する。なお、この場合、ダミー映像送信開始条件を満たすか否かを判定するための情報は、通信端末T1から取得することになる。また、本発明における取得手段、記憶制御手段、決定手段、及び出力手段等は、例えば通信端末TnにUSB等のインターフェースを介して接続可能な外付けデバイスに備えられてもよい。
また、上記実施形態では、本発明をテレビ電話システムに適用し、複数のユーザが双方向のテレビ電話を行う場面を想定しているが、これ以外にも、例えばeラーニング等の片方向の通信システムに対しても本発明は適用可能である。
1 カメラ
2 マイクロフォン
3 表示部
4 音声出力部
5 記憶部
6 操作部
7 通信部
8 入出力インターフェース部
9 制御部
Tn 通信端末
S テレビ電話システム
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して映像表示装置との間で行われる映像通信においてカメラにより撮像された映像を前記映像表示装置に出力する情報処理装置であって、前記カメラにより撮像された映像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された映像の少なくとも一部を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降であり且つ差替映像を出力していない区間の映像の少なくとも一部を前記差替映像として決定する決定手段と、前記カメラにより撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たした場合、当該映像に代えて前記差替映像を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、カメラにより撮像された映像に代えて現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として出力することで、映像受信側のユーザに不安感等を生じさせてしまうことを回避することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記差替映像の出力中に、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の変化を当該映像から検知する第1検知手段を更に備え、前記記憶手段は、少なくとも前記第1検知手段により検知された変化の過程を示す区間の映像を記憶し、前記出力手段は、前記差替映像に続けて前記変化の過程を示す区間の映像を出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記映像表示装置により表示された前記映像を見ている者の動作を示す情報を取得する情報取得手段を更に備え、前記出力手段は、前記カメラにより撮像された映像に代えて、前記情報取得手段により取得された情報が示す動作に合った前記差替映像を出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の所定の動作を当該映像から検知する第2検知手段を更に備え、前記出力手段は、前記カメラにより撮像された映像の出力中に、前記第2検知手段により前記所定の動作が検知された場合、前記カメラにより撮像された映像に代えて前記差替映像を出力することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が存在する場所で発せられる音が、所定の音の種類に属するか否かを判定する第1判定手段を更に備え、前記出力手段は、前記カメラにより撮像された映像の出力中に、前記第1判定手段により前記所定の音の種類に属すると判定された場合、前記カメラにより撮像された映像に代えて前記差替映像を出力することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあるか否かを判定する第2判定手段を更に備え、前記出力手段は、前記カメラにより撮像された映像の出力中に、前記第2判定手段により前記撮像対象者が発言する状況にあると判定された場合、通信障害を示す前記差替映像を出力することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記出力手段は、前記カメラにより撮像された映像の一部分の領域を、前記差替映像に表れる当該撮像対象者を含む一部分の領域に代えた映像を出力することを特徴とする。
この発明によれば、カメラにより撮像された映像の一部分の領域以外の領域に、映像受信側のユーザに見せたい対象があるときに、この対象を映像受信側のユーザに見せることができる。
請求項9に記載の発明は、記憶手段を備え、ネットワークを介して映像表示装置との間で行われる映像通信においてカメラにより撮像された映像を前記映像表示装置に出力するコンピュータにより実行される情報処理方法であって、前記カメラにより撮像された映像を取得するステップと、取得された映像の少なくとも一部を前記記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降であり且つ差替映像を出力していない区間の映像の少なくとも一部を前記差替映像として決定するステップと、前記カメラにより撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たした場合、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、記憶手段を備え、ネットワークを介して映像表示装置との間で行われる映像通信においてカメラにより撮像された映像を前記映像表示装置に出力するコンピュータに、前記カメラにより撮像された映像を取得するステップと、取得された映像の少なくとも一部を前記記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降であり且つ差替映像を出力していない区間の映像の少なくとも一部を前記差替映像として決定するステップと、前記カメラにより撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たした場合、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、を実行させる情報処理プログラムである。この情報処理プログラムは、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録される。

Claims (10)

  1. 撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力する情報処理装置であって、
    前記撮像手段により撮像された映像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定する決定手段と、
    前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記差替映像の出力中に、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の変化を当該映像から検知する第1検知手段を更に備え、
    前記記憶制御手段は、少なくとも前記第1検知手段により検知された変化の過程を示す区間の映像を記憶手段に記憶させ、
    前記出力手段は、前記差替映像に続けて前記変化の過程を示す区間の映像を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記映像表示装置により表示された前記映像を見ている者の動作を示す情報を取得する情報取得手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像に代えて、前記情報取得手段により取得された情報が示す動作に合った、前記撮像対象者の動作が表れる前記差替映像を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者の所定の動作を当該映像から検知する第2検知手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第2検知手段により前記所定の動作が検知されることをトリガとして、前記撮像手段により撮像された映像に代えて前記差替映像を出力することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が存在する場所で発せられる音が、所定の音の種類に属するか否かを判定する第1判定手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第1判定手段により前記所定の音の種類に属すると判定されることをトリガとして、前記撮像手段により撮像された映像に代えて前記差替映像を出力することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、前記取得手段により取得された映像に表れる撮像対象者が発言する状況にあるか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の出力中に、前記第2判定手段により前記撮像対象者が発言する状況にあると判定された場合、通信障害を示す前記差替映像を出力することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記差替映像の出力中に、前記決定手段により決定された全ての前記差替映像の出力が完了した場合、既に出力した当該差替映像を繰り返して出力することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力手段は、前記撮像手段により撮像された映像の一部分の領域を、前記差替映像に表れる当該撮像対象者を含む一部分の領域に代えた映像を出力することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力するコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記撮像手段により撮像された映像を取得するステップと、
    取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定するステップと、
    前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 撮像手段と映像表示装置を用いて行われる映像通信において当該撮像手段により撮像された映像を出力するコンピュータに、
    前記撮像手段により撮像された映像を取得するステップと、
    取得された映像の少なくとも一部を記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶された映像から現在行われている映像通信が開始された以降の所定区間の映像を差替映像として決定するステップと、
    前記撮像手段により撮像された映像の出力中に所定の開始条件を満たすことをトリガとして、当該映像に代えて前記差替映像を出力するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2013531035A 2013-05-31 2013-05-31 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Active JP5422085B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/065186 WO2014192133A1 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5422085B1 JP5422085B1 (ja) 2014-02-19
JPWO2014192133A1 true JPWO2014192133A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=50287270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013531035A Active JP5422085B1 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9277174B2 (ja)
JP (1) JP5422085B1 (ja)
WO (1) WO2014192133A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10462409B2 (en) * 2007-12-28 2019-10-29 Google Technology Holdings LLC Method for collecting media associated with a mobile device
US8314838B2 (en) * 2007-12-28 2012-11-20 Motorola Mobility Llc System and method for collecting media associated with a mobile device
EP2950285B1 (en) * 2014-05-26 2016-10-05 Axis AB Automatic configuration of a replacement camera
CN105338148B (zh) * 2014-07-18 2018-11-06 华为技术有限公司 一种根据频域能量对音频信号进行检测的方法和装置
US9883144B2 (en) * 2016-05-12 2018-01-30 Fuji Xerox Co., Ltd. System and method for replacing user media streams with animated avatars in live videoconferences
CN113824920A (zh) * 2021-09-30 2021-12-21 联想(北京)有限公司 一种处理方法及装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59503726D1 (de) * 1994-08-19 1998-10-29 Leica Mikroskopie Syteme Ag Verfahren und vorrichtung zur darstellung von stereoskopischen videobildern auf einem display
JP2003009104A (ja) 2001-06-25 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ電話機能付き電話機
JP2004328069A (ja) * 2003-04-21 2004-11-18 Nec Corp テレビ電話端末および画像生成方法
JP2006332759A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Toshiba Corp 電子機器、画像制御方法、及び画像制御用のプログラム
JP2007189624A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Mitsubishi Electric Corp テレビ電話端末
JP2011223323A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Ntt Docomo Inc 対話型サービス提供システム、対話型サービス提供装置、動画像提供装置、対話型サービス提供方法、動画像提供プログラム
JP5877351B2 (ja) * 2010-12-15 2016-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置および通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5422085B1 (ja) 2014-02-19
US9277174B2 (en) 2016-03-01
WO2014192133A1 (ja) 2014-12-04
US20150256794A1 (en) 2015-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5422085B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US8319818B2 (en) Information processing device, information processing method and storage medium storing computer program
US8599236B2 (en) Utilizing a video image from a video communication session as contact information
JP2004349851A (ja) 携帯端末、画像通信プログラム、及び画像通信方法
WO2014023042A1 (zh) 基于机顶盒的视频通话方法及系统
US10362173B2 (en) Web real-time communication from an audiovisual file
JP6432177B2 (ja) 対話型通信システム、端末装置およびプログラム
KR20180039402A (ko) 영상 표시 장치 및 영상 표시 방법
CN110392304A (zh) 一种视频展示方法、装置、电子设备及存储介质
CN111479172A (zh) 一种信息传输方法、电子设备及可读存储介质
JP5609431B2 (ja) 音量制御装置、音量制御方法およびプログラム
CN111385349B (zh) 通信处理方法、装置、终端、服务器及存储介质
JP2018515979A (ja) 通信処理方法及び電子装置
CN110536092A (zh) 视频留言方法、装置、电子设备及存储介质
JP2005303734A (ja) 通信装置およびサーバシステム
JP5073049B2 (ja) 映像表示装置
JP6550951B2 (ja) 端末、ビデオ会議システム、及びプログラム
CN115665504A (zh) 事件识别方法、装置、电子设备及存储介质
JP2003309829A (ja) 携帯動画電話装置
CN101888522A (zh) 网络视频会议设备及其进行网络视频会议的方法
CN104468933A (zh) 利用移动网络实现单人和多人语音留言的方法及设备
JP2005269207A (ja) 情報伝達方法及びこの方法を実現するための通信装置とそのプログラム
CN110830974A (zh) 应用智能终端的紧急求救系统和方法
JP2015115926A (ja) 携帯端末装置、読唇通信方法、及びプログラム
CN105306656B (zh) 呼叫留言方法、装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5422085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250