JPWO2012128146A1 - 通信システム、通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
無線通信装置(30)と接続される有線伝送路に設けたネットワーク監視部(10)および伝送路監視部(22)により、有線伝送路上のデータ量を検出してトラヒック量を判定する。無線通信装置(30)および(40)は、判定されたトラヒック量に基づいて、多値変調方式を変更するとともに、多値変調方式に応じた伝送レートによるデータ送信を最低限保証できるように送信電力を設定する。
Description
本発明は、無線によりデータ通信を行う無線通信装置を備える通信システムと、この通信システムにおける通信制御方法とに関する。
無線通信装置の無線伝送路経由による通信では、通常、有線伝送路経由による通信よりも伝送レートが低い。無線通信に際しては、最大伝送レートのデータ送信を行なう条件のもとで必要十分とされる電力を考慮して、定常的に送信電力を最大に設定している。このため、無線通信のトラヒック量が少なく、最大の送信電力が必要でない状態においても、無線通信装置においては最大電力が設定されており、結果的に無駄な電力が消費されている。
無線通信装置においては、ATPC(自動送信出力レベル制御)により送信電力を抑制する技術が知られている。この技術においても、最大伝送レートに対応して最低限必要なだけの電力は確保されるように動作する。したがって、ATPCを使った場合でも、トラヒック量が少ない状態において電力が過剰となって無駄が生じるという上記の問題は解消されない。この問題を解決するために、無線通信時における伝送レートを低く抑え、これに応じて送信電力の最大レベルも小さく設定する方法が考えられる。しかし、この方法は、伝送レートが高速なデータを処理する際に、パケット廃棄が頻繁に発生してデータ品質が劣化するために現実的ではない。
無線通信装置においては、ATPC(自動送信出力レベル制御)により送信電力を抑制する技術が知られている。この技術においても、最大伝送レートに対応して最低限必要なだけの電力は確保されるように動作する。したがって、ATPCを使った場合でも、トラヒック量が少ない状態において電力が過剰となって無駄が生じるという上記の問題は解消されない。この問題を解決するために、無線通信時における伝送レートを低く抑え、これに応じて送信電力の最大レベルも小さく設定する方法が考えられる。しかし、この方法は、伝送レートが高速なデータを処理する際に、パケット廃棄が頻繁に発生してデータ品質が劣化するために現実的ではない。
そこで、無線により送受信されるデータ量を検出し、この検出されたデータ量に基づいて伝送速度(変調方式)と送信電力を設定するようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、データ量が小である場合には低値変調方式を設定し、この設定に応じて送信出力を低減することが可能になるので省電力化を図ることができる。
しかし、特許文献1に記載の構成では、無線伝送路におけるデータ量を検出している。
無線伝送路によるデータの送受信は、例えば何らかの外乱によって電波状態が変化することなどに応じて不安定になりやすく、したがって、例えばデータ量に基づいてトラヒック量を判定するにあたり、的確な判定結果が得られない場合もあると考えられる。
無線伝送路によるデータの送受信は、例えば何らかの外乱によって電波状態が変化することなどに応じて不安定になりやすく、したがって、例えばデータ量に基づいてトラヒック量を判定するにあたり、的確な判定結果が得られない場合もあると考えられる。
そこで、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、無線通信システムにおいてトラヒック量に基づいて送信電力制御を行うにあたり、トラヒック量をより安定して正しく判定できるようにすることを目的とする。
本発明は、無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置と、特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて前記無線伝送路に送出すべきデータによる変調処理に用いる変調多値数を変更する変調多値数制御部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、変更された前記変調多値数を用いた変調処理により得られる送信信号を無線伝送路に送出するための送信電力を変更する送信電力制御部とを備えることを特徴とする通信システムである。
また、本発明は、無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置と、特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、変調処理および前記変調処理に対応する復調処理を少なくとも実行するように動作する複数の無線信号送受信部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、前記複数の無線信号送受信部ごとに対応する複数のアンテナと、前記無線通信装置の各々において備えられ、前記無線伝送路に送出すべき送信データを分割して前記複数の無線信号送受信部に出力するとともに、前記複数の無線信号送受信部から入力した前記無線伝送路からの受信データを合成する分割/合成部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて、前記複数の無線信号送受信部における所定の無線信号送受信部に動作を実行させる無線信号送受信動作制御部と、前記無線通信装置の各々において備えられ、前記動作を実行する無線信号送受信部のみに対して分割した前記送信データを出力するように、または、前記動作を実行する無線信号送受信部から出力される受信データのみを合成するように分割/合成部を制御する分割/合成制御部とを備える通信システムである。
また、本発明は、無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置を備える通信システムにおける通信制御方法であって、特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定手順と、前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて前記無線伝送路に送出すべきデータによる変調処理に用いる変調多値数を変更する変調多値数制御手順と、前記無線通信装置の各々において備えられ、変更された前記変調多値数を用いた変調処理により得られる送信信号を無線伝送路に送出するための送信電力を変更する送信電力制御手順とを備えることを特徴とする通信制御方法である。
また、本発明は、無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置を備え、前記複数の無線通信装置の各々は、変調処理および前記変調処理に対応する復調処理を少なくとも実行するように動作する複数の無線信号送受信部と、前記複数の無線信号送受信部ごとに対応する複数のアンテナと、前記無線伝送路に送出すべき送信データを分割して前記複数の無線信号送受信部に出力するとともに、前記複数の無線信号送受信部から入力した前記無線伝送路からの受信データを合成する分割/合成部とを備える通信システムにおける通信制御方法であって、特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定手順と、前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて、前記複数の無線信号送受信部における所定の無線信号送受信部に動作を実行させる無線信号送受信部動作制御手順と、前記無線通信装置の各々において備えられ、前記動作を実行する無線信号送受信部のみに対して分割した前記送信データを出力するように、または、前記動作を実行する無線信号送受信部から出力される受信データのみを合成するように分割/合成部を制御する分割/合成制御手順とを備えることを特徴とする通信制御方法である。
本発明によれば、無線通信システムにおいてトラヒック量の判定結果に基づいて送信電力制御を行うにあたり、トラヒック量をより安定して正確に判定することが可能になるという効果が得られる。
[第1の実施形態]
[通信システムの構成例]
図1は、本発明を実施するための形態(第1の実施形態)としての通信システム1の構成例を示している。この図に示す通信システム1は、ネットワーク監視部10、ルータ20、無線通信装置30、無線通信装置40、基地局50を備えている。
[通信システムの構成例]
図1は、本発明を実施するための形態(第1の実施形態)としての通信システム1の構成例を示している。この図に示す通信システム1は、ネットワーク監視部10、ルータ20、無線通信装置30、無線通信装置40、基地局50を備えている。
無線通信装置30および無線通信装置40は無線通信が可能に構成され、相互の通信を無線伝送路経由で通信によって行うようにされている。また、無線通信装置30および無線通信装置40は有線伝送路による通信も可能とされている。なお、無線通信規格としては、例えば、IEEE802.11系の無線LAN規格を採用することができる。また、有線の通信規格にはイーサネット(登録商標)などを採用することができる。
ルータ20は無線通信装置30と有線によって接続することで、無線通信装置30の無線通信に対応する通信網(ネットワーク)と、有線による他の通信網と間の通信を中継する。
ネットワーク監視部10は、図示するようにルータ20を介して無線通信装置30と繋がる有線伝送路に対して備えられる。そして、ネットワーク監視部10は、監視動作として、上り・下りそれぞれのトラヒック量を判定する。なお、この通信システム1の構成において、上りのトラヒックとは、無線通信装置40から無線通信装置30に対してデータが送受信され、さらにはルータ20を経由して他のネットワークにデータが伝送される方向となる。また、下りのトラヒックとは、無線通信装置30から無線通信装置40に対してデータが送受信される方向となる。
基地局50は、無線通信装置30や無線通信装置40を経由したデータを利用して所定のサービスを運用する。図1の場合には、無線通信装置40と有線伝送路を経由して接続された態様例が示されている。
次に、上記通信システム1における無線通信装置30の構成について説明する。この図に示す無線通信装置30は、LANポート31、無線信号送受信部32、送信アンプ33、受信アンプ34、無線制御部35およびアンテナ37を備えている。
LANポート31は、有線LANとの間で入出力されるパケット(フレーム)の宛先(MACアドレスなど)を識別してパケットスイッチングを実行する。図1においてLANポート31は、有線伝送路経由で後述のルータ20内のLANポート21と相互に接続されている。
無線信号送受信部32は、有線伝送路経由で伝送されたデータを無線により送信させるための処理を実行する。また、無線信号送受信部32は、無線伝送路経由で受信したデータを有線伝送路に伝送するための処理を実行する。無線信号送受信部32は、LANポート31から出力される有線伝送路経由のデータによってデジタル変調処理を行って送信アンプ33に出力する。また、無線信号送受信部32は、無線伝送路経由で受信された信号を受信アンプ34から入力し、デジタル変調に対する復調処理を行って得られたデータをLANポート31に転送する。なお、無線信号送受信部32におけるデジタル変調は多値変調である。後述するように、判定されたトラヒック量に応じて変調多値数が変更設定される。この変調多値数の変更設定は、無線制御部35により制御される。
送信アンプ33は、データがデジタル変調されて、その結果得られた送信信号を増幅する。アンテナ37は、送信アンプ33から出力される送信信号を電波として送出する。また、第1の実施形態の送信アンプ33は、後述するように無線制御部35の制御に応じて送信電力レベルを変更設定する。また、受信アンプ34は、アンテナ37にて電波を受信して得られた受信信号を増幅して無線信号送受信部32に対して出力する。
なお、無線通信装置40は、LANポート41、無線信号送受信部42、送信アンプ43、受信アンプ44、無線制御部45およびアンテナ47を備え、上記無線通信装置30と同様に構成される。無線通信装置40のLANポート41は、図示するように基地局50と有線伝送路経由で接続されている。
また、ルータ20は、LANポート21と伝送路監視部22を備えている。このルータ20は、有線伝送路と無線通信装置30との間に配置されている。LANポート21は、の無線通信装置30内のLANポート31と有線伝送路の伝送路との間に介在するように設けられている。伝送路監視部22は、データ監視動作として、上記LANポート21と無線通信装置30との間で送受信される上りデータDuと下りデータDdの各データ量を検出する。そして、伝送路監視部22は、検出されたデータ量をネットワーク監視部10に対して有線伝送路経由で転送する。また、伝送路監視部22は、検出したデータに基づいて自己でトラヒック量を判定することができる。
第1の実施形態の通信システム1は、変調多値数および送信電力制御のために、トラヒック量について「大」・「中」・「小」の3段階により区分して判定する場合を想定する。
この場合、伝送路監視部22は、後述するように、「大」のトラヒック量の判定について判定を行うようにされている。
この場合、伝送路監視部22は、後述するように、「大」のトラヒック量の判定について判定を行うようにされている。
ネットワーク監視部10は、伝送路監視部22から転送されるデータ量の情報に基づいてトラヒック量を判定する。ネットワーク監視部10は、「中」・「小」のトラヒック量について判定を行う。
また、ネットワーク監視部10と伝送路監視部22は、上り・下りの各トラヒック量の判定結果を次のように通知する。まず、ネットワーク監視部10は、下りトラヒック量の判定結果について、無線通信装置30内の無線制御部35と伝送路監視部22に通知する。また、上りトラヒック量の判定結果については、無線通信装置40内の無線制御部45と伝送路監視部22に通知する。
また、伝送路監視部22は、下りトラヒック量の判定結果については、無線通信装置30内の無線制御部35とネットワーク監視部10に通知(送信)Iする。また、上りトラヒック量の判定結果については、無線通信装置40内の無線制御部45とネットワーク監視部10に通知する。
無線通信装置30におけるLANポート31は、通知された下りトラヒック量判定結果を無線制御部35に転送する。無線制御部35は、転送されたトラヒック量判定結果に基づいて、無線信号送受信部32における変調多値数と送信アンプ33における送信電力を変更する制御を行う。また、LANポート31は、上りトラヒック量判定結果の情報については無線信号送受信部32に渡して、無線伝送路経由で無線通信装置40に対して送出させる。無線通信装置40においては、受信された上りトラヒック量判定結果の情報を無線信号送受信部42により復調したうえで無線制御部45に渡す。無線制御部45は、受け渡された上りのトラヒック量判定結果に基づいて、無線信号送受信部42における変調多値数と送信アンプ43における送信電力を変更する。
[変調多値数および送信電力の制御例:下りデータの場合]
次に、図2のシーケンス図を参照して、上記構成による通信システム1において実行される変調多値数および送信電力の制御動作例について説明する。この図には、下りトラヒック量が「小」の状態となった後に「大」の状態に遷移した場合に対応する動作例が示されている。
次に、図2のシーケンス図を参照して、上記構成による通信システム1において実行される変調多値数および送信電力の制御動作例について説明する。この図には、下りトラヒック量が「小」の状態となった後に「大」の状態に遷移した場合に対応する動作例が示されている。
まず、伝送路監視部22は、ステップS101により、下りデータDdのデータ量Vdを検出し、この検出したデータ量Vdをネットワーク監視部10に通知する。なお、このステップS101としてのデータ量Vdの検出および通知処理は、一定時間ごとに繰り返し実行される。
ネットワーク監視部10は、上記ステップS101において通知されるデータ量Vdを監視し、所定の統計処理を実行することでトラヒック量を判定する。例えば、ネットワーク監視部10は、単位時間におけるデータ量Vdを利用して伝送レートを算出し、この伝送レートに基づいてトラヒック量を判定することができる。そして、この場合には、ステップS102として示すように、ネットワーク監視部10によって、トラヒック量が「小」であるとの判定結果が得られたものとする。
これに応じて、ネットワーク監視部10は、ステップS103により、下りトラヒック量が「小」であるとの判定結果を無線制御部35に通知し、また、ステップS104により、伝送路監視部22に通知する。
無線制御部35は、ステップS103による通知に応じて、ステップS105において、無線信号送受信部32によってQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調が実行されるように無線信号送受信部32に対する制御を実行する。この場合のQPSK変調は、無線信号送受信部32が対応する多値変調方式のうち変調多値数が最も少なく、伝送レートも最小となる。
また、無線制御部35は、上記ステップS103による通知に応じて、ステップS106において、送信アンプ33に対して最小送信電力により信号の送出が行われるように制御する。変調多値数が小さくなって伝送レートが低速になればデータ送信に必要な送信電力は少なくて済み、変調多値数が多くなるほど送信電力も増加させる必要がある。上記の最小送信電力は、QPSK変調によりデータ送信を行うにあたり必要最小限であるとみることのできる電力レベルとなる。
また、ステップS102において、下りトラヒックが「小」であるとの判定結果に応じて、伝送路監視部22は、ステップS107により、下りトラヒック判定閾値Zdと、下りデータDdのデータ量Vdとを比較する。この際、下りトラヒック判定閾値Zdには、ステップS102により判定された「小」の下りトラヒック量に対応した所定値が代入される。伝送路監視部22は、上記ステップS107による比較処理を繰り返し実行しながら、比較処理結果に基づいてトラヒック量が「大」であるか否かについて判定する。この図の例では、ステップS108において下りトラヒック量が「大」であるとの判定結果が得られた場合を示している。
上記ステップS108の判定結果に応じて、伝送路監視部22は、ステップS109とステップS110により、下りトラヒック量が「大」であることを無線制御部35とネットワーク監視部10にそれぞれ通知する。
無線制御部35は、ステップS109の通知に応じて、ステップS111により、多値変調方式として256QAM(Quadrature Amplitude Modulation)を無線信号送受信部32に対して設定する。この場合において、256QAMは、無線信号送受信部32が対応する多値変調のうちで多値数が最高の変調方式となる。この256QAMを設定することで、トラヒック量「大」に対応する高速な伝送レートを保証してデータ送信を行うことが可能になる。また、これに応じて、無線制御部35は、ステップS112により送信アンプ33に対して最大送信出力を設定する。これにより、256QAMに対応して高速な伝送レートを保証するのに必要な送信電力が得られる。
このように第1の実施形態においては、トラヒック量に応じて変調多値数を変更するとともに、変調多値数に応じた最適な送信電力を設定する。これにより、安定したデータ通信を行いながら、トラヒック量に応じた適切な送信電力が設定されることになり、定常的に最大送信電力を設定している場合と比較して大幅に消費電力を低減することが可能になる。
そして第1の実施形態においては、ネットワーク監視部10および伝送路監視部22を、無線伝送路側に設けるのではなく、有線伝送路側に設けることとしている。すなわち、データ量検出およびこれに基づくトラヒック量判定のための機能部を有線伝送路に設けることとしている。無線伝送路は、例えば電波状態などに応じてデータ伝送が不安定になる可能性があるが、有線伝送路は電波状況などに影響を受けることなく、より安定したデータ伝送が行われる。したがって、第1の実施形態においては、無線通信システムにおいてもより正確にトラヒック量を判定することが可能になる。
[変調多値数および送信電力の制御例:上りデータの場合]
次に、図3のシーケンス図を参照して、通信システム1において実行される変調多値数および送信電力制御の他の動作例について説明する。この図には、上りトラヒック量について「中」の状態から「大」の状態に遷移した場合に対応した動作例が示されている。
次に、図3のシーケンス図を参照して、通信システム1において実行される変調多値数および送信電力制御の他の動作例について説明する。この図には、上りトラヒック量について「中」の状態から「大」の状態に遷移した場合に対応した動作例が示されている。
伝送路監視部22は、ステップS201において、上りデータDuのデータ量Vuを検出し、この検出したデータ量Vuをネットワーク監視部10に通知する処理を、例えば一定時間ごとに繰り返し実行する。
ネットワーク監視部10は、上記ステップS201により通知されるデータ量Vuを監視し、所定の統計処理を実行することで上りトラヒック量を判定する。この場合には、ステップS202として示すように、上りトラヒック量が「中」であると判定したものとする。
これに応じて、ネットワーク監視部10は、ステップS203において、上りトラヒック量「中」との判定結果を無線制御部45に通知する。上りデータDuの場合、無線通信装置40から無線通信装置30にデータが送信される。このために、トラヒック量の判定結果の情報は、送信側である無線通信装置40に対して送信されることになる。また、ネットワーク監視部10は、ステップS204において、上りトラヒック量「中」との判定結果を伝送路監視部22に通知する。
無線制御部45は、上記ステップS203による通知に応じて、ステップS205により、16QAMによる変調処理が設定されるように無線信号送受信部42を制御する。この場合の16QAMは、無線信号送受信部42が対応する多値変調方式のうち中間の変調多値数であり、トラヒック量「中」に対応する必要最低限の伝送レートが確保される。
また、無線制御部45は、上記のステップS203による通知に応じて、ステップS206により、送信アンプ43に対して中間の送信電力により信号の送出が行われるように制御する。この中間送信電力は、16QAMによりデータ送信を行うにあたり、必要最低限とみることのできる電力レベルとなる。
また、ステップS202において、上りトラヒックが「中」であるとの判定結果に応じて、伝送路監視部22は、ステップS207により、上りトラヒック判定閾値Zuと、上りデータDuのデータ量Vuとを比較する。この際、上りトラヒック判定閾値Zuは、ステップS202により判定された上りトラヒック量「中」に対応した所定値が代入された値が設定される。伝送路監視部22は、上記ステップS207において、先のステップS107と同様の処理によってトラヒック量が「大」であるか否かについて判定する。この図では、ステップS208において上りトラヒック量が「大」であるとの判定結果が得られたものとしている。上記ステップS208の判定結果に応じて実行されるステップS209〜S212の処理は、図2のステップS109〜S212と同様になる。
このように、第1の実施形態においては、伝送路監視部22およびネットワーク監視部10により、有線伝送路側において上り・下り両方向のトラヒック量を判定するようにしている。そして、この判定結果に応じて、無線通信ネットワーク上でデータ送信側となる無線通信装置30または無線通信装置40に対して、多値変調方式と送信電力の制御を実行する。
なお、これまでの説明から理解されるように、ネットワーク監視部10と伝送路監視部22は、例えば特許請求の範囲に記載のトラヒック量判定部に相当する。また、図2のステップS105、S111および図3のS205、S211の処理を実行する無線制御部35、45は、例えば特許請求の範囲に記載の変調多値数制御部に相当する。また、図3のステップS106、S112および図3のS206、S212の処理を実行する無線制御部35、45は、例えば特許請求の範囲に記載の送信電力制御部に相当する。
[トラヒック量判定処理例]
図4のフローチャートは、ネットワーク監視部10と伝送路監視部22が実行する下りトラヒック量判定のための処理手順例を示している。すなわち、図4においては、図1のステップS101、S102、S107およびS108についての処理手順が示される。
また、図4において、ステップS301〜S313はネットワーク監視部10が実行する処理である。ステップS401〜S405は伝送路監視部22が実行する処理である。なお、図4は下りトラヒック量を判定の対象としているが、上りトラヒック量についても、後述のように図4に準じた処理によって判定することができる。
図4のフローチャートは、ネットワーク監視部10と伝送路監視部22が実行する下りトラヒック量判定のための処理手順例を示している。すなわち、図4においては、図1のステップS101、S102、S107およびS108についての処理手順が示される。
また、図4において、ステップS301〜S313はネットワーク監視部10が実行する処理である。ステップS401〜S405は伝送路監視部22が実行する処理である。なお、図4は下りトラヒック量を判定の対象としているが、上りトラヒック量についても、後述のように図4に準じた処理によって判定することができる。
図4において、ネットワーク監視部10は、ステップS301において下りトラヒック判定閾値Zdに、下りトラヒック「大」判定閾値Wdを代入する。判定閾値Wdは、下りトラヒック量「大」に対応して予め設定された閾値である。なお、ステップS301以降において、ネットワーク監視部10が実行する下りトラヒック量「小」についての判定手順(ステップS302〜S307)、下りトラヒック量「中」についての判定手順(ステップS308〜S313)は並行して実行される。また、伝送路監視部22が実行する下りトラヒック量「大」についての判定手順(ステップS401〜S405)も上記各判定手順と並行して実行される。
ステップS302において、ネットワーク監視部10は、下りトラヒック「小」判定閾値Xdと、自己が検出した下りデータ量Vdとを比較して、Xd>Vdであるか否かについて判定する。下りトラヒック「小」判定閾値Xdは、下りトラヒック量としてみなされるデータ量の範囲において最大に対応するデータ量に基づいて予め設定される。
上記ステップS302において、Xd>Vdではないと判定された場合、ネットワーク監視部10は、ステップS303およびS304の処理をスキップして、ステップS302の比較処理を繰り返す。ステップS302において、Xd>Vdであると判定された場合、ネットワーク監視部10は、ステップS303によりカウント値Aをインクリメントする。次に、ネットワーク監視部10は、ステップS304によりカウント値Aと閾値Nとについて、A>Nであるか否かについて判定する。
上記ステップS304において、A>Nではないと判定した場合、ネットワーク監視部10はステップS302に戻る。なお、カウント値Aは、ステップS302〜S304の処理を繰り返す過程において、後述のステップS306、S312またはS405による指示に応じてリセットされる。このステップS302〜S304のように処理が繰り返されることで、データ量Vdの瞬時的な変化に反応することなく平滑化してトラヒック量の判定を行うことが可能になる。
一方、ステップS304において、A>Nであると判定した場合には、現在のトラヒック量は「小」としての範囲内に収まっていることが推定される。そこで、ネットワーク監視部10は、ステップS305によって下りトラヒック量「小」との判定結果を出力する。
次に、ネットワーク監視部10は、ステップS306によりカウント値Aのリセットを指示する。これに応じて、カウント値Aのカウンタ(図示せず)は、カウント値Aをリセットする。また、ネットワーク監視部10は、ステップS307において、下りトラヒック判定閾値Zdにトラヒック量「小」判定閾値Xdを代入し、ステップS302の手順に戻るようにする。
また、ネットワーク監視部10は、ステップS308において、下りトラヒック「中」判定閾値Ydとデータ量Vdとを比較して、Yd>Vdであるか否かについて判定する。下りトラヒック「中」判定閾値Ydは、下りトラヒック量「小」と「大」の中間のデータ量に基づいて予め設定される。
上記ステップS308において、Yd>Vdではないと判定された場合、ネットワーク監視部10は、そのステップS308による判定処理をそのまま繰り返す。これに対して、ステップS308において、Yd>Vdであると判定された場合、ネットワーク監視部10は、ステップS309によりカウント値Bをインクリメントする。次に、ネットワーク監視部10は、ステップS310により、カウント値Bと閾値Mとについて、B>Mであるか否かについて判定する。
上記ステップS310において、B>Mであると判定した場合、ネットワーク監視部10はステップS308に戻る。また、ステップS308〜S310の処理を繰り返している過程において、後述のステップS312またはS405が実行されることに応じて、カウント値Bはリセットされる。
一方、ステップS310において、B>Mではないと判定した場合には、現在のトラヒック量は「中」としての範囲内に収まっているものと推定される。そこで、ネットワーク監視部10は、ステップS311によって下りトラヒック量は「中」であるとの判定結果を出力する。この判定結果の出力に応じて、ネットワーク監視部10は、ステップS312によりカウント値AおよびBのリセットを指示する。これに応じて、ネットワーク監視部10におけるカウント値A、Bの各カウンタ(図示せず)は、カウント値A、Bをリセットする。また、ネットワーク監視部10は、ステップS313において、下りトラヒック判定閾値Zdに、トラヒック「中」判定閾値Ydを代入し、ステップS308の手順に戻る。
また、伝送路監視部22は、ステップS401において、下りトラヒック判定閾値Zdとデータ量Vdとを比較して、Zd<Vdであるか否かについて判定する。下りトラヒック判定閾値Zdは、これまでの説明からも理解されるように、トラヒック量の判定結果に応じて、ネットワーク監視部10側で適宜異なる値が代入される。伝送路監視部22は、この下りトラヒック判定閾値Zdをネットワーク監視部10から受け取ってステップS401の処理を実行する。
上記ステップS401において、Zd<Vdではないと判定された場合、伝送路監視部22は、そのステップS401による判定処理をそのまま繰り返す。これに対して、ステップS401において、Zd<Vdであると判定された場合、伝送路監視部22は、ステップS402によりカウント値Cをインクリメントする。そのうえで、伝送路監視部22は、ステップS403において、カウント値Cと閾値Lとについて、C>Lであるか否かについて判定する。
上記ステップS403において、C>Lであると判定した場合、伝送路監視部22はステップS401に戻る。一方、ステップS403において、C>Lではないと判定した場合には、現在のトラヒック量は「小」または「中」としての範囲より増加しているものと推定される。この場合、伝送路監視部22は、ステップS404によって、下りトラヒック量「大」との判定結果を出力する。この判定結果の出力に応じて、伝送路監視部22は、ステップS404によりカウント値A、BおよびCのリセットを指示する。これに応じて、ネットワーク監視部10におけるカウント値A、Bの各カウンタと、伝送路監視部22におけるカウント値Cのカウンタは、それぞれ自己が保持しているカウント値をリセットする。この後、伝送路監視部22は、ネットワーク監視部10においてステップS301により下りトラヒック判定閾値Zdに下りトラヒック「大」判定閾値Wdが代入されるように指示を行いステップS401に戻る。
なお、上りトラヒック量を判定するには、上記図4に準じた処理のもとで、下りデータDdのデータ量Vd、下りトラヒック判定閾値Zd、下りトラヒック「大」判定閾値Wd、下りトラヒック「中」判定閾値Ydおよび下りトラヒック「小」判定閾値Xdに代えて下記のパラメータを使用すればよい。つまり、上りデータDuのデータ量Vu、上りトラヒック判定閾値Zu、上りトラヒック「大」判定閾値Wu、上りトラヒック「中」判定閾値Yuおよび上りトラヒック「小」判定閾値Xuを利用すればよい。また、カウント値A、B、Cに対応する閾値N、M、Lについても、上りトラヒック量に対応して設定した値を利用すればよい。なお、閾値N、M、Lは、送受信されるデータのパケットの廃棄や遅延をできるだけ少なくするために、N>M>Lの大小関係を有するように設定することが好ましい。
データの上りと下りとでは帯域やデータ転送速度が異なる場合がある。第1の実施形態においては、上述のように、上りと下りで異なる閾値を用いることで、上り・下りごとに独立してトラヒック量を判定することができる。これにより、上り・下りの各方向に対応して的確にトラヒック量を判定できることになる。
また、上記の例では説明を簡単にすることの便宜上、トラヒック量を「大」・「中」・「小」の3段階で判定することとしているが、例えばさらに細分化して4段階以上で判定するように構成することができる。具体例として、多値変調方式は、QPSK、16QAM、64QAM、128QAM、256QAM、512QAMを採用することとすれば、6段階により判定した結果煮基づいて電力制御を行うことが可能になる。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態としての通信システム1Aの構成例を示している。なお、この図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この図に示す通信システム1Aにおいて、無線通信装置30と無線通信装置40はMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式によるデータの送受信が可能なように構成される。このために、無線通信装置30は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36と、2つの無線信号送受信部32−1および32−2を備える。また、に対応して、2つのアンテナ37−1および37−2を備える。なお、図1に示した送信アンプ33および受信アンプ34は、この場合には無線信号送受信部32−1および32−2のそれぞれにおいて含まれているものとする。
図5は、第2の実施形態としての通信システム1Aの構成例を示している。なお、この図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この図に示す通信システム1Aにおいて、無線通信装置30と無線通信装置40はMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式によるデータの送受信が可能なように構成される。このために、無線通信装置30は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36と、2つの無線信号送受信部32−1および32−2を備える。また、に対応して、2つのアンテナ37−1および37−2を備える。なお、図1に示した送信アンプ33および受信アンプ34は、この場合には無線信号送受信部32−1および32−2のそれぞれにおいて含まれているものとする。
無線通信装置40も、同様に、MIMO方式に対応して、マルチプレクサ/デマルチプレクサ46と、2つの無線信号送受信部42−1および42−2を備える。また、無線信号送受信部42−1および42−2のそれぞれに対応して、2つのアンテナ47−1および47−2を備える。
MIMO方式に応じた無線通信装置30と無線通信装置40の間での通信動作は次のようになる。ここでは、下りデータを伝送する場合を例に説明する。無線通信装置30において、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36は、LANポート31から転送された下りデータを、無線信号送受信部32−1および32−2のそれぞれに対して分配して転送する。
無線信号送受信部32−1は、転送された下りデータについて所定の変調処理を実行してアンテナ37−1から送出させる。同時に、無線信号送受信部32−2も、転送された下りデータについてMIMO方式に対応する所定の変調処理を実行してアンテナ37−2から送出させる。
アンテナ37−1から送出された電波は、無線通信装置40におけるアンテナ47−1にて選択的に受信されて無線信号送受信部42−1に入力される。同時に、アンテナ37−2から送出された電波は、無線通信装置40におけるアンテナ47−2にて選択的に受信されて無線信号送受信部42−2に入力される。
無線信号送受信部42−1および42−2は、入力された受信信号をから下りデータを復調してマルチプレクサ/デマルチプレクサ46に出力する。マルチプレクサ/デマルチプレクサ46は、無線信号送受信部42−1および42−2のそれぞれから入力された下りデータを合成してLANポート41に渡すようにする。
このようなデータの送受信が行われることで、擬似的に帯域が拡大することになり、通信速度の高速化が図られる。例えば図5の例のようにアンテナが2つの場合、帯域は理論上では2倍に拡大する。なお、上りデータの場合には、上記説明とは逆に、無線通信装置40でデータの分割、変調および送出を行い、無線通信装置30でデータの受信、復調および合成を行うことになる。
上記構成のもとで、無線通信装置30および無線通信装置40は、次のように動作する。すなわち、トラヒック量「大」の判定結果の場合には、MIMO方式による2つのアンテナを使用したデータ送信を実行する。これに対して、トラヒック量「小」の判定結果の場合には、MIMO方式によらない1つのアンテナのみによるデータ送信を行う。すなわち、トラヒック量の判定結果に応じてMIMO方式に対応したアンテナの使用本数を切り替えるようにして動作する。
図6のフローチャートは、ネットワーク監視部10および伝送路監視部22のトラヒック量判定結果に応じて、無線通信装置30および無線通信装置40が実行する処理手順例を示している。なお、この図に示す処理は、無線通信装置30において無線制御部35が実行し、無線通信装置40において無線制御部45が実行するものとしてみることができる。また、ここでは、2本と1本の2段階で使用アンテナ数(信号送受信系統数)の切り替えを行うことに対応して、トラヒック量は「大」と「小」の2段階により判定されるものとする。
使用アンテナ数(信号送受信系統数)の切り替えに関しては、データの送信側と受信側との双方において使用アンテナ数が一致した状態でデータの送受信が行われる必要がある。このため、図5に示す構成においてネットワーク監視部10または伝送路監視部22によるトラヒック量の判定結果は、データの上り・下りに係わらず、無線通信装置30および無線通信装置40の双方に対して通知する。
上記の通知に応じて、無線制御部35、45は、ステップS401によりトラヒック量判定結果の情報を受信し、次のステップS402において受信したトラヒック量判定結果について「大」と「小」のいずれであるのかについて判定する。このステップS402において「大」であると判定した場合には、次のようにステップS403およびS404の処理を実行する。
ステップS403において、無線制御部35、45は、それぞれ、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36、46に対して、2本のアンテナの使用に対応した処理を実行するように指示する。また、無線制御部35は、ステップS404において、無線信号送受信部32−1および32−2の各系統をオンとしてその動作が実行されるように制御を実行する。無線制御部45も、ステップS404により、無線信号送受信部32−1および32−2の双方をオンとする。
上記ステップS403およびS404の指示・制御に応じて、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36、46および無線信号送受信部32、42は次のように動作する。なお、ここでの説明は、下りデータを無線制御部35から無線制御部45に伝送する場合を例に挙げる。この場合、無線制御部35のマルチプレクサ/デマルチプレクサ36は、LANポート31から入力される下りデータを2系統に分割して無線信号送受信部32−1および32−2に転送する。このとき、無線信号送受信部32−1および32−2は両者がオンとなっているので、それぞれ、転送された下りデータを変調してアンテナ37−1および37−2から送出する。
また、無線通信装置40の無線信号送受信部42−1および42−2も両者がオンとなっており、それぞれ、アンテナ47−1および47−2にて受信された信号を復調するように動作する。また、マルチプレクサ/デマルチプレクサ46は、2系統の信号送受信に対応した処理として、無線信号送受信部42−1および42−2にて復調されたデータを入力して1つのデータに合成し、LANポート41に転送するように動作する。この動作により、トラヒック量「大」の状況に対応して、無線通信装置30と無線通信装置40との間で2本のアンテナを使用してのMIMO方式による無線通信が行われる。
また、ステップS402においてトラヒック量は「小」であると判定した場合、無線制御部35、45は、ステップS405により、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36、46に対して、1系統の送受信信号に対応する処理を実行させる。
これとともに、無線制御部35は、ステップS406において、無線信号送受信部32−1および32−2のうちの一方(1系統)のみをオンとして動作を実行させるように制御する。ここでは、無線信号送受信部32−1をオンとして、無線信号送受信部32−2をオフに設定することとしている。同じく、ステップS406において、無線制御部45は、無線信号送受信部42−1をオンとして、無線信号送受信部42−2をオフとして1系統のみが有効に動作するように制御するものとする。
上記ステップS405およびS406の指示・制御に応じて、無線通信装置30におけるマルチプレクサ/デマルチプレクサ36は、LANポート31から入力した下りデータを分割することなく無線信号送受信部32−1に対して転送する。これにより、無線通信装置30からはアンテナ37−1のみによって信号が送出される。
次に、無線通信装置30においては、アンテナ37−1から送出された信号がアンテナ47−1のみにおいて受信され無線信号送受信部42−1に入力される。無線信号送受信部42−1は,入力した信号を復調して得られたデータをマルチプレクサ/デマルチプレクサ46に転送する。マルチプレクサ/デマルチプレクサ46は、転送されたデータを、そのままLANポート41に出力する。
このように第2の実施形態においては、トラヒック量に応じてMIMO方式のもとで使用するアンテナ数、すなわち、無線信号送受信部32、42の系統数を変更するようにされている。使用アンテナ数が増加するほど伝送レートは高速になるが、オンとすべき無線信号送受信部32、42の数が増加するために消費電力量も増加する。そこで、トラヒック量が少ない場合には使用アンテナ数を少なくするように切り替えを行い、使用されないアンテナに対応する無線信号送受信部32、42の系統をオフとする。これにより、消費電力の低減を図ることが可能になる。
なお、上記第2の実施形態において、マルチプレクサ/デマルチプレクサ36、46は、例えば特許請求の範囲に記載の分割/合成部に相当する。また、図6のステップS404、S406の処理を実行する無線制御部35、45は、例えば特許請求の範囲に記載の無線信号送受信動作制御部に相当する。また、図6のステップS403、S405の処理を実行する無線制御部35、45は、例えば特許請求の範囲に記載の分割/合成制御部に相当する。
また、上記図5の構成では、説明を簡単なものとすることの便宜上、MIMO方式に対応する信号送受信の系統数(使用アンテナ数)を最大で2つとしているが、3以上の系統を備えた構成において、トラヒック量の判定結果に応じて、MIMO方式における送受信系統数を変更するように構成することも可能である。
また、先の図1〜図4により説明した第1の実施形態の構成と、上記図5および図6により説明した第2の実施形態の構成とを組み合わせることも考えられる。つまり、トラヒック量に応じて、MIMO方式に対応して動作させる送受信系統数を変更するとともに、動作を実行している無線信号送受信部32、42における変調多値数および送信電力も変更しようというものである。一例として、送受信系統数と切り替え可能な変調多値数がそれぞれ2であるとすれば、4(=2×2)段階のトラヒック量の判定結果に対応して送信電力制御が行えることになる。
また、第2の実施形態の変形例として、ネットワーク監視部10の機能部分を伝送路監視部22に含めて、ネットワーク監視部10を省略することも可能である。また、ネットワーク監視部10および伝送路監視部22の機能部分を、例えば無線通信装置30内に設けることも考えられる。この場合、ネットワーク監視部10および伝送路監視部22の機能部分は、LANポート31とルータ20との間に介在するように設けることにより、有線伝送路におけるデータ量、トラヒック量を的確に検出・判定できる。
本願は、2011年3月24日に、日本に出願された特願2011−065601号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2011年3月24日に、日本に出願された特願2011−065601号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
伝送路におけるデータ量がより安定に検出できるようにして、無線通信装置の送信電力制御をより的確に行える。
1 通信システム
1A 通信システム
2 アンテナ
10 ネットワーク監視部
20 ルータ
21 LANポート
22 伝送路監視部
30 無線通信装置
31 LANポート
32 無線信号送受信部
33 送信アンプ
34 受信アンプ
35 無線制御部
36 マルチプレクサ/デマルチプレクサ
37 アンテナ
40 無線通信装置
41 LANポート
42 無線信号送受信部
43 送信アンプ
44 受信アンプ
45 無線制御部
46 マルチプレクサ/デマルチプレクサ
47 アンテナ
50 基地局
1A 通信システム
2 アンテナ
10 ネットワーク監視部
20 ルータ
21 LANポート
22 伝送路監視部
30 無線通信装置
31 LANポート
32 無線信号送受信部
33 送信アンプ
34 受信アンプ
35 無線制御部
36 マルチプレクサ/デマルチプレクサ
37 アンテナ
40 無線通信装置
41 LANポート
42 無線信号送受信部
43 送信アンプ
44 受信アンプ
45 無線制御部
46 マルチプレクサ/デマルチプレクサ
47 アンテナ
50 基地局
Claims (7)
- 無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置と、
特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて前記無線伝送路に送出すべきデータによる変調処理に用いる変調多値数を変更する変調多値数制御部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、変更された前記変調多値数を用いた変調処理により得られる送信信号を無線伝送路に送出するための送信電力を変更する送信電力制御部とを備える通信システム。 - 前記トラヒック量判定部は、前記特定の無線通信装置が無線伝送路に送出する下りデータのトラヒック量を判定した場合には、前記判定された下りデータのトラヒック量を前記特定の無線通信装置に通知する請求項1に記載の通信システム。
- 前記トラヒック量判定部は、前記特定の無線通信装置が無線伝送路から受信する上りデータのトラヒック量を判定した場合には、前記判定された上りデータのトラヒック量を前記特定の無線通信装置に通知する請求項1に記載の通信システム。
- 前記無線通信装置の各々は、
前記変調処理および前記変調処理に用いる変調多値数に対応する復調処理を少なくとも実行するように動作する複数の無線信号送受信部と、
前記複数の無線信号送受信部ごとに対応する複数のアンテナと、
前記無線伝送路に送出すべき送信データを分割して前記複数の無線信号送受信部に出力するとともに、前記複数の無線信号送受信部から入力した前記無線伝送路からの受信データを合成する分割/合成部と、
通知されたトラヒック量に基づいて、前記複数の無線信号送受信部における所定の無線信号送受信部に動作を実行させる無線信号送受信動作制御部と、
前記動作を実行する無線信号送受信部のみに対して分割した前記送信データを出力するように、または、前記動作を実行する無線信号送受信部から出力される受信データのみを合成するように分割/合成部を制御する分割/合成制御部とをさらに備える請求項1に記載の通信システム。 - 無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置と、
特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、変調処理および前記変調処理に対応する復調処理を少なくとも実行するように動作する複数の無線信号送受信部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、前記複数の無線信号送受信部ごとに対応する複数のアンテナと、
前記無線通信装置の各々において備えられ、前記無線伝送路に送出すべき送信データを分割して前記複数の無線信号送受信部に出力するとともに、前記複数の無線信号送受信部から入力した前記無線伝送路からの受信データを合成する分割/合成部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて、前記複数の無線信号送受信部における所定の無線信号送受信部に動作を実行させる無線信号送受信動作制御部と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、前記動作を実行する無線信号送受信部のみに対して分割した前記送信データを出力するように、または、前記動作を実行する無線信号送受信部から出力される受信データのみを合成するように分割/合成部を制御する分割/合成制御部とを備える通信システム。 - 無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置を備える通信システムにおける通信制御方法であって、
特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定手順と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて前記無線伝送路に送出すべきデータによる変調処理に用いる変調多値数を変更する変調多値数制御手順と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、変更された前記変調多値数を用いた変調処理により得られる送信信号を無線伝送路に送出するための送信電力を変更する送信電力制御手順とを備える通信制御方法。 - 無線伝送路経由で他の無線通信装置と通信を行う複数の無線通信装置を備え、前記複数の無線通信装置の各々は、変調処理および前記変調処理に対応する復調処理を少なくとも実行するように動作する複数の無線信号送受信部と、前記複数の無線信号送受信部ごとに対応する複数のアンテナと、前記無線伝送路に送出すべき送信データを分割して前記複数の無線信号送受信部に出力するとともに、前記複数の無線信号送受信部から入力した前記無線伝送路からの受信データを合成する分割/合成部とを備える通信システムにおける通信制御方法であって、
特定の前記無線通信装置と接続される有線伝送路のデータ量に基づいてトラヒック量を判定し、前記判定されたトラヒック量を、前記複数の無線通信装置における所定の無線通信装置に通知するトラヒック量判定手順と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、通知されたトラヒック量に基づいて、前記複数の無線信号送受信部における所定の無線信号送受信部に動作を実行させる無線信号送受信部動作制御手順と、
前記無線通信装置の各々において備えられ、前記動作を実行する無線信号送受信部のみに対して分割した前記送信データを出力するように、または、前記動作を実行する無線信号送受信部から出力される受信データのみを合成するように分割/合成部を制御する分割/合成制御手順とを備える通信制御方法。
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