JPWO2009119284A1 - 波長可変レーザ装置並びにその制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】SOAを簡素化できる波長可変レーザ装置を提供する。【解決手段】本発明の波長可変レーザ装置10は、PLC11に形成された光フィルタ12と、光フィルタ12へ光を供給するSOA13と、光フィルタ12を透過した光を光フィルタ12を介してSOA13へ戻す光反射部14と、PLC11に形成されるとともにSOA13と光フィルタ12と光反射部14とを結ぶ光導波路15,16と、光フィルタ12を透過する光の波長を変える波長可変部17,18,19と、光導波路16を伝わる光の位相を変える位相可変部20と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送方式などの光通信に用いる波長可変レーザ装置等に関する。以下、平面光波回路」を「PLC(planar Lightwave Circuit)」、「半導体光増幅器」を「SOA(Semiconductor Optical Amplifier)」と略称する。
光通信において、光ファイバの効率的な活用の実現のために、波長の異なる複数の光信号を多重化して一本の光ファイバで伝送し高速の光通信を実現する、WDM伝送システムの導入が進んでいる。更には、数十の異なる波長の光信号を多重化してより高速な伝送を可能にする高密度WDM(DWDM:Dense WDM)伝送方式の活用も拡がっている。
また、任意の波長の光信号を各ノードでAdd/DropするROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)が実用化に向けて研究されている。このROADMシステムを導入すれば、波長多重による伝送容量の拡大に加え、波長を変えることによる光路切り換えが可能となるので、光ネットワークの自由度が飛躍的に高まる。このとき、光通信ネットワークシステムにおいては、波長毎に対応した光源が必要となることから、高多重化に伴い必要な光源の数が飛躍的に増加する。
WDM伝送システム用の光源として、図6に示す波長可変レーザ装置が知られている(例えば特許文献1)。以下、この図面に基づき説明する。
波長可変レーザ装置70は、PLC71に形成された二重リング共振器72と、二重リング共振器72へ光を供給するSOA73と、二重リング共振器72を透過した光を二重リング共振器72を介してSOA73へ戻す高反射コーティング74と、PLC71に形成されるとともにSOA73と二重リング共振器72と高反射ミラー74とを結ぶ光導波路75,76と、を備えている。二重リング共振器82は、互いに光路長が異なるリング共振器77,78と、リング共振器77,78を結ぶ光導波路79とからなる。リング共振器77,78上には、リング共振器77,78を透過する光の波長を変える膜状ヒータ80a,80b,81a,81bが設けられている。
このように、波長可変レーザ装置70は、PLC71で二重リング共振器72を構成するとともに、PLC71上にSOA73を直接実装した構成である。PLC71に形成されている二つのリング共振器77,78は、それぞれの円周がわずかに異なっている。この円周の違いによりバーニア効果が発生するので、波長の可変範囲の広い出力光82が得られる。
一般の波長可変レーザでは、発振波長においてレーザ共振器の位相条件を最適化して、発振を安定化させる必要があるため、位相調整機構が導入されている。例えば、モノリシックタイプの波長可変レーザでは、発振波長に対して光学利得を有さない組成波長の半導体層を光導波路内に位相制御領域として設け、この位相制御領域に電流注入を行うことで半導体層の屈折率を変化させることにより、レーザ共振時の位相条件を制御している。
一方、波長可変レーザ装置70では、位相制御領域83を有するSOA73を装備し、位相制御領域83の光導波路の屈折率を電気的に変えることにより、モノリシックタイプにおける位相調整機構と同等の機能を実現している。
図7は、図6の波長可変レーザ装置におけるSOAを示す概略断面図である。以下、図6及び図7に基づき説明する。
SOA73は、p型半導体層84、活性層85,86及びn型半導体層87からなる積層体と、前記積層体の電圧印加面に設けられた電極88,89,90と、積層体の光出射面に設けられた低反射コーティング91及び無反射コーティング92とを有する。また、SOA73は、その機能面から利得制御領域93と位相制御領域83とに分けられる。利得制御領域93は専用の電極88及び専用の活性層85を有し、位相制御領域83は専用の電極89及び専用の活性層86を有する。活性層86は、活性層85と異なる組成であり、発振波長に対して光学利得を有さない組成波長を発する。
位相制御領域83は、二重リング共振器72の位相制御機能に加え、出力先の光ファイバで発生する誘導ブリルアン散乱(以下「SBS:Stimulated Brillouin Scattering」という。)を抑制するための位相変調機能も併せ持つ。位相制御領域83では、活性層86へのキャリア注入によりプラズマ効果を発生させ、これによる屈折率変化を利用して位相制御機能及び位相変調機能を実現している。
特開2006−245346号公報
しかしながら、図6及び図7に示す波長可変レーザ装置には、次のような問題があった。
SOA73は、組成の異なる二つの活性層85,86を有するという複雑な構造であるため、製造方法も複雑となるので、製造コストが高価であった。前記製造方法としては、例えば、活性層85のみを含む積層体を結晶成長させ、その積層体の一部をエッチングにより除去し、その除去した部分に活性層86を含む積層体を結晶成長させる方法を用いていた。このように、製造方法が複雑であるばかりでなく、活性層85と活性層86との精度よい突き合せ接合(butt joint)が難しいので、歩留まりもよくなかった。
また、活性層86へのキャリア注入によるプラズマ効果を利用する技術は、比較的高速の応答が得られるものの、キャリア密度の変化に伴って吸収損失変化が生じ、これにより光出力変動が発生して光源品質を劣化させてしまうという問題があった。
本発明の目的は、SOAを簡素化できる波長可変レーザ装置等を提供することにある。
本発明に係る波長可変レーザ装置は、PLCに形成された光フィルタと、光フィルタへ光を供給するSOAと、光フィルタを透過した光をその光フィルタを介してSOAへ戻す光反射部と、PLCに形成されるとともにSOAと光フィルタと光反射部とを結ぶ光導波路と、光フィルタを透過する光の波長を変える波長可変部と、光導波路を伝わる光の位相を変える位相可変部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光フィルタを透過する光の位相制御をSOAではなく位相可変部で行うようにしたので、SOAを簡素化できる。その結果、SOAの製造方法が容易になるので、SOAの低コスト化及び高歩留まり化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る波長可変レーザ装置の第一実施形態を示す平面図である。図2は、第一実施形態におけるSOAを示す概略断面図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態の波長可変レーザ装置10は図1に示すように、PLC11に形成された光フィルタ12と、光フィルタ12へ光を供給するSOA13と、光フィルタ12を透過した光を光フィルタ12を介してSOA13へ戻す光反射部14と、PLC11に形成されるとともにSOA13と光フィルタ12と光反射部14とを結ぶ光導波路15,16と、光フィルタ12を透過する光の波長を変える波長可変部17,18,19と、光導波路16を伝わる光の位相を変える位相可変部20とを備えたことを特徴とする。
図1に示す本実施形態に係る波長可変レーザ装置10によれば、光フィルタ12を透過する光の位相制御をSOA13ではなく位相可変部20で行うようにしたので、SOA13を簡素化できる。その結果、SOA13の製造方法が容易になるので、SOA13の低コスト化及び高歩留まり化を図ることができる。
光フィルタ12は、互いに異なる光路長を有する三つのリング共振器24,25,26が連結されてなる多重光共振器である。リング共振器24,25,26は、PLC11に形成された光導波路からなる。波長可変部17,18,19は、それぞれリング共振器24,25,26をなす光導波路の温度を変える膜状ヒータである。位相可変部20は、光フィルタ12と光反射部14とを結ぶ光導波路16の温度を変える膜状ヒータである。
光導波路16は、リング共振器24,25,26及び光導波路15,27,28とともに、同時にPLC11に形成される。位相可変部20も、波長可変部17,18,19とともに、同時にPLC11上に形成される。波長可変レーザ装置10では、光フィルタ12を透過する光の位相制御を、SOA13ではなく、新たに設けた位相可変部20で行う。しかし、位相可変部20は前述したようにPLC11の他の構成要素と同時に形成されるので、位相可変部20を新たに設けても製造工程が増加することはない。
光反射部14は、PLC11に形成された光導波路からなるループミラーである。そのため、光反射部14も、リング共振器24等とともに、同時にPLC11に形成される。なお、リング共振器24,25,26と光導波路15,27,28とは、方向性結合器(図示略)によって光学的に結合されている。
図2は、図1の波長可変レーザ装置におけるSOAを示す概略断面図である。以下、図1及び図2に基づき説明する。
SOA13は、全体が同じ組成からなる一つの活性層21を有する、例えばファブリ−ペロー型であることが好ましい。ファブリ−ペロー型は、最も簡素な構造のSOAである。また、SOA13は、出力光22の位相を変調する位相変調用の電極23を有する。
詳しく言えば、SOA13は、p型半導体層31、活性層21及びn型半導体層32からなる積層体33と、積層体33の電圧印加面に設けられた電極34,23,35と、積層体33の光出射面に設けられた低反射コーティング36及び無反射コーティング37と、を有する。また、SOA13の電極34は利得制御用の電極34であり、電極23は位相変調用の電極23である。
次に、図1及び図2に基づき、波長可変レーザ装置10について更に詳しく説明する。
波長可変レーザ装置10は、対向する二つの光出射面のうち一方の面に無反射コーティング37が施され他方の面に低反射コーティング36が施されたSOA13と、SOA13の無反射コーティング37の面と光結合し特定の波長の光を強めて出力するとともにこの出力光の中心波長を切り替える機能を有する光フィルタ12と、光フィルタ12からの光を反射して光フィルタ12を介してSOA13へ戻す光反射部14とからなり、光フィルタ12と光反射部14との間の光路長を変化させる位相可変部20を備えている。
SOA13は、電流注入により発光し光利得を有する活性層21がn型半導体層32とp型半導体層31との間に設けられ、電極34,23が光伝搬方向に沿って二つに分割された多電極SOAである。電極34は、活性層21の一部にレーザ発振用の電流を注入する利得制御用である。電極23は、活性層21の他の一部に位相変調用の電流を注入し屈折率を変化させ位相条件を制御するための位相変調用である。n型半導体層32及びp型半導体層31は例えばInPからなり、活性層21は例えばInGaAsPからなる。
光フィルタ12は、入出力側の光導波路15と反射側の光導波路16との間に、光路長が異なるリング共振器24,25,26が光導波路27,28を介して連結された構成の多重光共振器である。リング共振器24,25,26には、光フィルタ12の共振波長を変化させる波長可変部17,18,19が設けられている。
波長可変レーザ装置10は、PLC11上にSOA13を実装した構成である。PLC11は、SOA13の無反射コーティング37の面に光接続する接続ポート15iを一端に設けた入出力側の光導波路15と、一端に光反射部14を設けた反射側の光導波路16と、リング共振器24,25,26及び光導波路27,28からなる光フィルタ12と、リング共振器24,25,26の屈折率を変化させる波長可変部17,18,19と、反射側の光導波路16の光路長を変化させてレーザ共振の位相条件を制御する位相可変部20とを備えている。また、PLC11は、Si基板上に酸化膜を成膜し、コア部分の屈折率を高めることで埋め込み型の光導波路を形成した構成である。この埋め込み型の光導波路によってリング共振器24等が形成されている。
波長可変レーザ装置10では、SOA13で発生した光が光フィルタ12を通って光反射部14で反射されることにより、SOA13の低反射コーティング36の面から共振光が外部へ出力される。このとき、PLC11内の光フィルタ12が特定の波長光のみを透過させることにより、単一軸モード発振が実現する。この発振波長は、波長可変部17,18,19及び位相可変部20への電流制御によって変化する。
PLC11内のリング共振器24,25,26及び光導波路15,16,27,28は、例えば、シリコン基板やガラス基板上に石英系ガラスを堆積した石英系ガラス導波路などで形成されている。光フィルタ12は、リング共振器24,25,26が直列に接続された構成である。リング共振器24,25,26は、それぞれ光路長(光が伝播する媒質の屈折率と幾何学的な長さとの積)が互いに異なる。光フィルタ12は、リング共振器24,25,26が同時に共振するときのみ、共振波長の光を合波及び分波し、バーニア効果によって大きなFSR(Free Spectral Range:自由スペクトル間隔)を得る。
バーニア効果とは、光路長が異なる複数の共振器を組み合わせると、ピーク周期のずれた各共振器の共振周波数が、それらの最小公倍数の周波数で重なる現象である。複数の共振器を組み合わせた多重光共振器は、このバーニア効果を利用することで、見かけ上FSRが各共振器の共振周波数の最小公倍数の周波数となるように機能する。これにより、単一の共振器よりも広い範囲での周波数の特性の制御を行うことができる。
波長可変レーザ装置10は、リング共振器24,25,26の各ドロップポートの波長透過特性を利用して、共振モードを選択し単一モード発振を行うものになっている。リング共振器24,25,26の各光路長を僅かに異なった設計とすることにより、光フィルタ12の共振波長は数十nmの広い波長範囲でも一箇所でのみ一致し、この一致する波長で単一モード発振が生じる。
例えば、リング共振器24のFSRをITU(International Telecommunication Union)−グリッドに固定する。これにより、リング共振器24,25,26のそれぞれの共振波長の最小公倍数の波長となる光フィルタ12における共振波長を、ITU−グリッド上の波長にすることができる。この場合、リング共振器24はITU−グリッド固定用、リング共振器25は微調整用、リング共振器26は粗調整用とするとよい。
波長可変部17,18,19は、リング共振器24,25,26のリング状の光導波路の位置に対応して形成されている。リング共振器24,25,26のリング状の光導波路は、ガラスや化合物半導体で形成されており、温度変化によってその屈折率が変化する。そのため、波長可変部17,18,19は、リング共振器24,25,26のリング状の光導波路に熱を加えてその屈折率を個別に変化させる。したがって、リング共振器24,25,26の光路長を同時に可変制御することにより、光フィルタ12における共振波長を変化させることができる。
また、波長可変レーザ装置10は、位相可変部20を備えている。位相可変部20は、反射側の光導波路16の屈折率を変化させることで、レーザ共振の位相条件を調整する。
ここで、波長可変部17,18,19及び位相可変部20は、例えば、それぞれリング共振器24,25,26及び光導波路16に対応する位置に蒸着されたアルミニウム膜からなる膜状ヒータである。また、波長可変部17,18,19及び位相可変部20は、通電されることで局所的に温度を変えて各光導波路の屈折率を変化させ、これにより波長可変処理及び位相調整を行う。
SOA13は、パッシブアライメントによりPLC11上に無調整実装され、接続ポート15iに光接続されている。SOA13で発生した光は、光フィルタ12を経て光反射部14で反射され、再び光フィルタ12を経てSOA13に戻り、低反射コーティング36の面で反射される。これにより、SOA13の低反射コーティング36の面と光反射部14との間でレーザ共振器が構成され、レーザ発振が生じてSOA13の低反射コーティング36の面から発振光(出力光22)が出力される。
SOA13は、n型半導体層32上に光利得を有する活性層21とクラッド層であるp型半導体層31とを積層した構成であり、n型半導体層32の下面に電極35を備え、p型半導体層31の上面に光伝搬方向に沿って二つの電極34,23を備え、電極34,23に独立して電流を注入するように構成されている。また、SOA13は、光フィルタ12の入出力側の光導波路15と光接続する端面に無反射コーティング37が施されており、これとは反対の外部出力側の端面には5%程度の低反射コーティング36が施されている。電極34は、活性層21に対して利得制御用の電流を注入する。電極23は、活性層21に対して位相変調用の電流を注入する。
SOA13においては、電極23への注入電流を変化させることで、活性層21の電極23に対応する部分の屈折率が変化し、これにより光の位相が変調される。電極23への電流注入による活性層21の屈折率変化は、電気的な制御であることから温度変化による屈折率変動と比較して高速な変動が可能である。そのため、SOA13では数十kHzから数百kHzの変調応答が実現される。これによる位相変調は、実効的なスペクトル線幅を拡大できるので、出力先の光ファイバで発生するSBSを抑制するために用いられる。
一方、図6の位相制御領域83では、光利得を有さない組成波長の活性層86への電流注入になるので、キャリアのプラズマ効果により大きな屈折率変化を生じる一方、フリーキャリア吸収による損失増加が発生する。また、位相制御領域83でのキャリアはレーザ発振状態においてクランプされないため、ここでの屈折率変動が発生し、これによりショット雑音が増加する。
これに対し、SOA13における活性層21のキャリア注入による屈折率変化の最大値は、共振波長に対して光利得を有する組成波長の層の変動であるので、図6の位相制御領域83における光利得を有さない組成波長の活性層86へのキャリア注入による屈折率変化の最大値に比べて小さい。これは、利得制御用の電極34下の活性層21と位相変調用の電極23下の導波路層(活性層21)との組成波長が同一であるため、レーザ発振以降はキャリアの一部がクランプされてしまうからである。これにより、クランプが行われない図6の位相制御領域83に比べて、屈折率変化が小さくなってしまう。しかし、活性層21は光利得を有するので、位相変調時のキャリア密度増加に伴う伝搬光の損失増加が抑制される。なお、電極34,23をまとめて単電極としてもよいが、その場合は、キャリア密度が発振以降にクランプされる関係で、屈折率変化がより小さくなる。
波長可変レーザ装置10においては、レーザ共振の位相条件制御を位相可変部20が行い、SBS抑制のための高速な位相変調をSOA13の電極23に位相変調電流を加えて行うようにしている。つまり、高速な位相変調を行うことで発振波長をゆらしてやって、出力先の光ファイバで発生するSBSを抑制する。
このように、高速な位相変調を行う機構と比較的大きな位相制御を行う機構とを分離することで、SOA13内の位相制御機構を高速で微小な位相変調だけを担うような構成、すなわちSOA13を単一の活性層21を有する多電極SOAとしている。
SOA13によれば、図6の位相制御領域83付きSOA73で位相制御時に発生していた損失増加を抑制できるので、光出力低下の発生しない良好な発振特性を実現することができる。また、位相制御時の電流注入に起因するショット雑音増加を抑制でき、これによる狭スペクトル線幅動作が可能となる。
また、図6の位相制御領域83付きSOA73では、光利得を有する利得制御領域93と光利得を有さない位相制御領域83とで異質の活性層85,86を別々に形成する必要があったので、製造が難しく製造コストを引き上げていた。これに対し、本実施形態におけるSOA13は、通常のファブリ・ペローレーザと同様の最も簡易な構成とでき、活性層21が単一で済むので、波長揺らぎ抑制や出力ロス低減に有効であり、かつ製造コストも低減する。
波長可変レーザ装置10においては、SOA13で発生したASE光は、SOA13→光フィルタ12→光反射部14→光フィルタ12→SOA13、という経路を伝搬して出力される。リング共振器24,25,26は、それぞれFSRが異なっている。そのため、リング共振器24,25,26それぞれで発生している反射又は透過の周期的な変化が一致した波長において、更に大きな反射又は透過が発生する。これにより、SOA13から光反射部14で反射された戻り光は、光フィルタ12の共振波長で最も強くなる。
波長可変レーザ装置10において、リング共振器24,25,26に形成された波長可変部17,18,19への供給電力を制御することにより、特定の波長の発振レーザ光を外部出力することができる。そして、波長可変部17,18,19への供給電力を固定した状態で、位相可変部20への供給電力を変えて、レーザ共振全体の位相条件を調整する。
このように、波長可変レーザ装置10では、レーザ共振の位相を最適化するための位相調整を、PLC11内の光導波路16に形成した位相可変部20が行う。そして、SBS抑制のための比較的高速な位相変調を、SOA13の位相変調用の電極23へ電流を注入することにより、光利得を有する活性層21の一部の屈折率を変化させて行う。そのため、SOA13内部のキャリア密度増加による光損失増加を抑制できるので、良好な発振特性を実現できる。
図3は、本発明に係る波長可変レーザ装置の第二実施形態を示す平面図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の波長可変レーザ装置40は、第一実施形態の波長可変レーザ装置10(図1)において、リング共振器24からスルーポート15tを経て光を検出する受光素子41と、受光素子41で検出された光量が少なくなるように波長可変部17,18,19及び位相可変部20への通電量を調節する制御部42と、を更に備えたものである。
受光素子41は、例えばフォトダイオードである。制御部42は、例えばマイクロコンピュータ、AD変換器、DA変換器、電力供給用トランジスタ等からなり、SOA13への通電量を調節する機能も有する。つまり、制御部42は、他のコンピュータなどから所定の波長を示す信号を入力して、その波長の出力光22が得られるように、波長可変部17,18,19、位相可変部20及びSOA13への通電量を調節する。
スルーポート15tを経て受光素子41で検出される光量は、光フィルタ12の共振波長であるときに最も少なくなる。したがって、受光素子41で検出された光量が少なくなるように波長可変部17等への通電量を調節することにより、光フィルタ12の共振波長を得ることができる。なお、受光素子41は、他のリング共振器のスルーポートに設けてもよい。その場合、制御部42は、二個以上の受光素子で検出された光量の和が少なくなるように、波長可変部17等への通電量を調節するようにしてもよい。
図4は、図3における制御部の機能の一例を示すブロック図である。図5は、図3における制御部の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図3乃至図5に基づき説明する。
図4に基づき、制御部42の機能の一例について説明する。制御部42は、受光素子41で検出された光量を入力する光量入力手段43と、入力された光量が少なくなるように波長可変部17,18,19へ供給する電力を変更する第一電力変更手段44と、変更された電力を波長可変部17,18,19へ供給する第一電力供給手段45と、入力された光量が少なくなるように位相可変部20へ供給する電力を変更する第二電力変更手段46と、変更された電力を位相可変部20へ供給する第二電力供給手段47とを備えている。これらの手段は、例えばマイクロコンピュータにプログラムによって実現されている。
また、光量入力手段43は、受光素子41の光電流を、AD変換器を介して光量のデータとして入力する。第一電力変更手段44及び第二電力変更手段46は、例えばディザ(dither)動作などの予め定められた方法によって電力を変更する。第一電力供給手段45及び第二電力供給手段47は、DA変換器及び電力供給用トランジスタを介して波長可変部17,18,19及び位相可変部20へ電力を供給する。
図5に基づき、制御部42の動作の一例について説明する。まず、受光素子41から光量を入力する(ステップ101)。続いて、その光量が最低であるか否かを判断する(ステップ102)。その判断には、光量と波長可変部17,…への供給電力との組み合わせのデータが複数必要である。その光量が最低でなければ、波長可変部17,18,19への供給電力を変更し(ステップ103)、変更した電力を波長可変部17,18,19へ供給する(ステップ103)。このとき、リング共振器24がITU−グリッド固定用、リング共振器25が微調整用、リング共振器26が粗調整用であれば、最初に波長可変部19、次に波長可変部18、最後に必要に応じ波長可変部17について、供給電力を決定する。
ステップ102で光量が最低であると判断されると、受光素子41から光量を入力する(ステップ105)。続いて、その光量が最低であるか否かを判断する(ステップ106)。その判断には、光量と位相可変部20への供給電力との組み合わせのデータが複数必要である。その光量が最低でなければ、位相可変部20への供給電力を変更し(ステップ107)、変更した電力を位相可変部20へ供給する(ステップ108)。ステップ106で光量が最低であると判断されると、全ての供給電力が決定される。
このように、光フィルタ12の共振波長を得る際に、SOA12に対する調節が不要であるので、SOA12を簡素化できる。
なお、本発明は、言うまでもなく、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、光フィルタ12は、二個又は四個以上のリング共振器を連結させて構成してもよい。また、各リング共振器同士は、方向性結合器のみで直結させて構成してもよい。更に、本発明は、リング共振器に限らず、光導波路で形成可能な共振器にも適用可能であり、例えば、マッハツェンダ干渉計を多段接続した構成としてもよい。
また、光反射部14は、高反射コーティングでもよい。位相可変部20は、SOA13と光フィルタ12とを結ぶ光導波路15又はリング共振器24,25,26を連結する光導波路27,28の温度を変える膜状ヒータとしてもよい。リング共振器24,25,26とそれらの光導波路の屈折率を変える波長可変部17,18,19との構成は、グレーティングを形成した光導波路とその光導波路の屈折率を制御する手段とで構成したものなど、特定の波長を強めて単一軸モードを実現する光フィルタであればよい。波長可変部17,18,19及び位相可変部20は、歪の印加や化合物半導体集積光デバイスで用いられる電流注入等により光導波路の屈折率を変化させて、波長可変処理及び位相制御処理を行うように構成してもよい。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は2008年3月26日に出願された日本出願特願2008−081035を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、光フィルタを透過する光の位相制御をSOAではなく位相可変部で行うことにより、SOAの簡素化及びSOAの製造方法の容易化に貢献できるものである。
本発明に係る波長可変レーザ装置の第一実施形態を示す平面図である。 図1の波長可変レーザ装置におけるSOAを示す概略断面図である。 本発明に係る波長可変レーザ装置の第二実施形態を示す平面図である。 図3における制御部の機能の一例を示すブロック図である。 図3における制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に関連する波長可変レーザ装置を示す平面図である。 図6の波長可変レーザ装置におけるSOAを示す概略断面図である。
符号の説明
10,40 波長可変レーザ装置
11 PLC
12 光フィルタ
13 SOA
14 光反射部
15,16,27,28 光導波路
17,18,19 波長可変部
20 位相可変部
21 活性層
22 出力光
23,34,35 電極
24,25,26 リング共振器
27,28 光導波路
31 p型半導体層
32 n型半導体層
33 積層体
36 低反射コーティング
37 無反射コーティング
41 受光素子
42 制御部
43 光量入力手段
44 第一電力変更手段
45 第一電力供給手段
46 第二電力変更手段
47 第二電力供給手段

Claims (10)

  1. 平面光波回路に形成された光フィルタと、
    前記光フィルタへ光を供給する半導体光増幅器と、
    前記光フィルタを透過した光を当該光フィルタを介して前記半導体光増幅器へ戻す光反射部と、
    前記平面光波回路に形成されるとともに前記半導体光増幅器と前記光フィルタと前記光反射部とを結ぶ光導波路と、
    前記光フィルタを透過する光の波長を変える波長可変部とを有し、
    前記光導波路を伝わる光の位相を変える位相可変部を当該光導波路に装備したことを特徴とする波長可変レーザ装置。
  2. 前記半導体光増幅器は、全体が同じ組成からなる一つの活性層を有することを特徴とする請求項1記載の波長可変レーザ装置。
  3. 前記半導体光増幅器は、ファブリ−ペロー型であることを特徴とする請求項2記載の波長可変レーザ装置。
  4. 前記半導体光増幅器は、出力光の位相を変調する位相変調用電極を有することを特徴とする請求項3記載の波長可変レーザ装置。
  5. 前記光フィルタは、互いに異なる光路長を有する複数のリング共振器が連結されてなり、
    前記リング共振器は、前記平面光波回路に形成された光導波路からなることを特徴とする請求項4記載の波長可変レーザ装置。
  6. 前記波長可変部は、前記リング共振器をなす前記光導波路の温度を変える膜状ヒータであり、
    前記位相可変部は、前記半導体光増幅器と前記光フィルタと前記光反射部とを結ぶいずれかの光導波路又は前記複数のリング共振器を連結するいずれかの光導波路の温度を変える膜状ヒータであることを特徴とする請求項5記載の波長可変レーザ装置。
  7. 前記光反射部は、前記平面光波回路に形成された光導波路からなるループミラーであることを特徴とする請求項6記載の波長可変レーザ装置。
  8. 前記複数のリング共振器の少なくとも一つからスルーポートを経て光を検出する受光素子と、
    この受光素子で検出された光量が少なくなるように前記波長可変部及び前記位相可変部への通電量を調節する制御部と、
    を備えた請求項7記載の波長可変レーザ装置。
  9. 半導体光増幅器から供給した光を複数のリング共振器からなる光フィルタに通して、その光を反射させて再び前記光フィルタに通して前記半導体光増幅器に出力する過程において前記光の波長を可変制御する制御方法であって、
    前記複数のリング共振器の少なくとも1つからスルーポートを経て前記光を受光し、
    前記受光した光の光量が少なくなるように、前記光の波長を可変する波長可変部及び前記光の位相を可変する位相可変部を制御することを特徴とする波長可変レーザ装置の制御方法。
  10. 半導体光増幅器から供給した光を複数のリング共振器からなる光フィルタに通して、その光を反射させて再び前記光フィルタに通して前記半導体光増幅器に出力する過程において前記光の波長を可変制御する制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記複数のリング共振器の少なくとも1つからスルーポートを経て受光した光の光量が少なくなるように、前記光の波長を可変する波長可変部を制御する機能と、
    前記複数のリング共振器の少なくとも1つからスルーポートを経て受光した光の光量が少なくなるように、前記光の位相を可変する位相可変部を制御する機能とを実行させることを特徴とする波長可変レーザ装置の制御プログラム。
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