JPS6382359A - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はラボラトリオートメーション（こ適したガスク
ロマトグラモ （従来技術） 近年におけるキャピラリーカラムの性能向上によって一
つのキャピラリーカラムでカバーすることができる分析
対象の範囲が拡〈なり、数種類のキヤとラリ−カラムを
用意すれば通常の分析作業には不自由を来すことがない
と言われている。

このようなことから、規模の大きな分析室では、分析対
象に応じたキヤとラリカラムを固定的に装架した複数の
ガスクロマトグラフユニットを用意して、試料に適した
ガスクロマトグラフユニットを用いて分析する手法か採
用されている。

しかしながら、個々のガスクロマトグラフユニットにオ
ートサンプラーを備え付けることにより試料の注入作業
を自動化することは可能となるとしても、試料に適した
ガスクロマトグラフ装置の選択や分析条件の設定には熟
練を要し、ガスクロマトグラフを熟知した人に頼らざる
を得ない場合が多く、効率的な運用が困難であるという
問題があった。

（目的） 本発明はのような事情に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、複数のガスクロマトグラフユ
ニットを有機的に結合して高い信頼性と高い効率により
運用することができるガスクロマトグラフ装置を提供す
ることにある。

（発明の概要） すなわち、本発明が特徴とするところは、複数のガスク
ロマトグラフユニットを共通の制御手段により管理する
とともに、共通の試料移送手段により各ガスクロマトグ
ラフユニットに試料注入を行なうようにした点にある。

（実施例） そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すものであって、図中
符号１１．１２．１３・・・は、それぞれ異なるカラム
を備えたガスクロマドユニットで、その筐体上面に試料
注入口１１ａ、１２ａ、１３ａ・・・・と、これから一
定の間係をもって位置検出部材１１ｂ、１２１）、１３
ｂが配Ｍされている。２０は、試料移送機構で、各ユニ
ットの位置検出部材と一定の位置関係を持つように配設
された軌道２１に後述する搬送部材２２を移動可能に取
付け、伝導部材２３を介してサーボモータ２４によりサ
ンプルトレイ２５とユニット１１．１２．１３の間を移
動するように構成されている。

２２は、前述の搬送部材で、第２図に基体２２ａに昇降
機構２２ｂ、２２ｂを介して基板２２ｃ！上下動可能に
取付け、ここにシリンジ２２ｄ！固定するホルダ２２ｅ
、シリンジ操作機構２２ｆを設け、また前述の位置検出
部材１１ｂ〜１３ｂを検出するセンサ２６を取付けて構
成されている。なお、図中符号２７は、後述する制御表
７１１３０からの信号を各駆動部材２２ｔ）、２２ｆに
、また位冨検出用のセンサ２６からの信号を制御装置に
伝送するケーブルを示す。

再び第１図に戻って、図中符号３ｏは、マイクロコンピ
ュータを使用した制御装置で、サンプルトレイ２５の近
傍に配置したデータ読取装置３１からのデータの入力を
受けていずれかのガスクロマトグラフユニットの選択を
行ない、選択されたガスクロマトグラフユニットにサン
プルトレイ２５から試料移送機構２０により試料を移送
して注入し、ざらには各ユニットの動作を管理するよう
にプログラムされでいる。

次に、このように構成した装置の動作を第４図に示した
フローチャートに基づいて説明する。

試料を採取して容器Ｂに収容した時点で、この試料に適
した分析条件を表わすコードを記したラベルＬを容器Ｂ
に貼付してサンプルトレイ２５に載雪する（第３図）、
こ′の容器Ｂは、トレイ２５によりコード読取装置ｔ３
１に運ばれてラベルしに記録されている分析条件を読取
られ、次いでサンプリング位置に移動させられる。制御
装置３０は、データ読取装置ｆ３１により読取られた分
析条件に最も適したガスクロマトグラフユニット、例え
ばユニット１２を選択する一方、試料移送機構２ｏを作
動させで容器Ｂからのシリンジ２２ｄによって一定量の
試料を採取する。試料採取後、制御表Ｍ３０は、試料移
送機構２０を作動させてガスクロマトグラフユニット１
２に向けて移動させ、目的のガスクロマトグラフユニッ
ト１２の位置検出用部材１２ｂに達した時点で減速し、
ここから一定の距離を移動してシリンジ２２ｄの注射針
２２９を試料注入口１２ａに位Ｍを合せさせ、ついで、
昇降機構２２ｂ、２２ｂを駆動してシリンジ２２ｄの注
射針２２９を試料注入口１２ａに挿入後、シリンジ駆動
機構２２ｆにより試料をユニット１２に注入する。これ
により、試料は、最適の分析条件でもって分析されるこ
とになる。

一方試料注入を終えたシリンジ２２ｄは、試料移送機構
２０によって図示しない洗浄部に運ばれて洗浄を受け、
次の試料注入に備える。

第２の試料を収容した容器Ｂ゛がトレイ２５によりデー
タ読取装置３１に運ばれてこれの分析条件が読取られる
と、制御装置１３０はこの分析条件に合ったガスクロマ
トグラフユニ・ントを選択するとともに、試料移送機構
２０′＠作動させて第２の試料法選択されたガスクロマ
トグラフユニットに注入する。

一方、第２の試料を分析するに最適なガスクロマドグラ
フユニット、例えばユニット］２が稼働中の場合には、
制御装置１３０はこの第２の試料を分析することなくサ
ンプルトレイ２５を１試料分だけ移動させ、第３の試料
についての分析条件を検出してこれの分析を実行させる
。

一定時間が経過した段階で、ベンディングした第２の試
料を再びデータ読取装置３１に移送して上記工程を繰返
す。

なお、この実施例においては、１本の軌道上に一台の試
料移送機構を装荷しているが、複数の移送機構を装荷す
ることにより試料注入に要する時間を短縮することが可
能となる。

また、この実施例においては試料収集部からシリンジに
より各クロマトグラフユニットに試料を搬送するように
しているが、サンプリング機構を予め備えたガスクロマ
トグラフユニ・シトを使用する場合には、サンプルトレ
イから試料客器を各ユニットのサンプリング機構に搬送
するよう（こしても同様の作用を奏することは明らかで
ある。

（効果） 以上、説明したように本発明によれば、分析条件が異な
る複数のガスクロマトグラフユニットを共通の制御装置
により管理する一方、各ユニットを結ぶように試料搬送
手段を設けて分析条件に対応させて試料収集部から試料
を最適なユニットに移送するようにしたので、複数のガ
スクロマトグラフユニットを有機的に結合させてシステ
ムとして運用することができるばかりでなく、一つの試
料搬送手段により複数の装置に試料注入ができて、分析
設備のコストを引下げることができるばかりでなく、軌
道を延長するだけで簡単にガスクロマトグラフユニット
の増設を行なうことができる。また、試料収集部に分析
条件読取手段を設け、これからのデータに基づいて分析
条件を選択するようにしたので、オペレータの判断事項
を可及的に少なくして信頼性と客観性の高い分析を行な
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の構成図、第２図
は同上装置における試料移送機構の一実施例を示す斜視
図、第３図は試料容器の一実施例を示す斜視図、及び第
４図は第１図装置の動作を示すフローチャートである。 １１．１２、］３ ・・・・ガスクロマトグラフユニット ２０・・・・試料移送機構

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 異なる分析条件がが設定され、かつ同一部位に試料注入
   口を有する複数のガスクロマトグラフユニットと、試料
   容器収集部と前記ガスクロマトグラフユニット間を移動
   する試料移送手段と、試料容器に記録された分析条件デ
   ータを読取る手段と、前記分析条件データに基づいてガ
   スクロマトグラフユニットを選択するとともに、この選
   択されたユニットに試料を注入するように前記試料移送
   手段を作動せしめる制御手段を備えてなるガスクロマト
   グラフ装置。