JPS635479A - X線画像処理装置 - Google Patents

X線画像処理装置

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JPS635479A
JPS635479A JP61148233A JP14823386A JPS635479A JP S635479 A JPS635479 A JP S635479A JP 61148233 A JP61148233 A JP 61148233A JP 14823386 A JP14823386 A JP 14823386A JP S635479 A JPS635479 A JP S635479A
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JP
Japan
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ray
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data
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JP61148233A
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English (en)
Inventor
Takehiro Ema
武博 江馬
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野] 本発明はエツジレスポンスを与える被写体にX線を曝射
して収集した画像データを用いて画像のぼけを修復する
X線画像処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に被写体にX線を曝射してられるX線画像データを
処理して表示する装置においては、エツジレスポンスを
与える被写体から得た画像データに対して装置の各種要
因に基因する画像のぼけを修復するために空間デジタル
フィルタを作用させることが行なわれる。
ところで、被写体のX線画象において空間的にぼけを生
じる原因としてはxi、q管球における焦点サイズ、被
写体の拡大率等があり、また、イメージインテンシファ
イア(I・I)−TV系を用いる装置においては、■・
1.Iti像管等も原因となる。ざらに、被写体等から
発生する散乱X線もぼけを生じる原因の一つである。
上述した各要因のうち、被写体の拡大率及び被写体等か
らの散乱X線以外は装置固有の要因である。また、被写
体の拡大率については、各被写体個々の場合について空
間デジタルフィルタを求めることが可能である。
一方、散乱X線については、被写体によってそれぞれ異
なり、また、X線管球の電圧等X線の曝射条件によって
も異なるものである。
したがって、ぼけの修復という問題を考えると装置固有
の要因に基因するものと散乱X線に基因するものとに分
離して考えることが必要である。
すなわち、装置固有の要因の基ずく画像のぼけの修復と
、散乱X線の除去による画像のぼけの修復とは独立にな
されるべきでおる。
しかしながら、従来装置においては、上述した空間デジ
タルフィルタを作成する場合に、この空間デジタルフィ
ルタの作成に供する画像データ中に含まれる被写体等か
らの散乱X線成分について特に考慮が払われていないの
が実情である。
(発明が解決しようとする問題点) そこで本発明は、空間デジタルフィルタ(ぼけ修復フィ
ルタ)作成に供する画像データに含まれる被写体等から
の散乱X線成分を除去することができ、これにより、散
乱X線による影響が生じることがない空間デジタルフィ
ルタを作成し得るX線画像処理装置を提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明のX線画像処理装置は、エツジレスポンスを与え
る被写体にX線を曝射して収集した画像データを基に画
像のぼけを修復する空間デジタルフィルタを作成し、該
空間デジタルフィルタをこの装置で収集した別の画像デ
ータに作用させてぼけの除去された画像を得るX線画像
処理装置において、前記エツジレスポンスを与える被写
体から得られた画像データに含まれる散乱X線成分を散
乱X線成分補正部により補正して補正データを求め、前
記画像データと補正データとを減算処理部に取込んで両
データ間の減算処理を実行し、これにより求めた修正画
像データを空間デジタルフィルタの作成に供するように
したものである。
(作用) 次に上記構成の装置の作用を説明する。
まず、この装置によりエツジレスポンスを与える被写体
にX線を曝射してその画像データを求め、得られた画像
データを散乱X線成分補正部に取込む。そして、この散
乱X線成分補正部により前記画像データに含まれる散乱
X線成分を補正し、この結果を補正データとして減口処
理部に送出する。
減算処理部は前記画像データ及び補正データを取込み、
画像データから補正データを減算して散乱XvQ成分の
影響が除去された廐正画像データを求めてこれを空間デ
ジタルフィルタの作成に供する。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図に示す実施例装置は、被写体に向かってX線を曝
射するX線管1と、X線の照射野を決定するX線絞り2
と、後述する被写体やX線遮蔽物質を支持づるX線透過
部材3と、被写体のX線情報を検出するX線検出器7と
、このX線検出器7の出力信号をディジタル信号に変換
するA/D変換部8と、このA/D変換部8の出力デー
タを記憶するデータ記憶部40と、この、データ記憶部
40から画像データを取込み画像温度の平均値の算出、
散乱X線成分の補正、所定の線形演算、複数の画像デー
タ間の減算等の各種演qを実行する浅算処理部100と
、演算処理部100の処理結果を取込みこれに対してぼ
け修復を実行するためのぼけ修復フィルタを作成するぼ
け修復フィルタ作成部60と、このぼけ修復フィルタ作
成部60の出力データをアナログデータに変換するD/
A変換部27と、前記アナログデータを取込んで表示す
るCRTのような表示手段28と、CPUを含んで構成
されこの装置全体の制御を行なう演算制御部29と、各
種データや制御信号を転送するバス30とを有して構成
されている。
前記データ記憶部40は、第1〜第6のメモリ9〜14
により構成され、前記A/D変換部8の出力データをそ
れぞれ記憶するようになっている。
前記演算処理部100は、散乱X線成分補正部50と、
減算処理部55とを有して構成されている。
散乱X線成分補正部50は、第1.第2の演算部22.
23と、第7.第8のメモリ15.16とから構成され
ている。
また、減算処理部55は、第3の演算部24と、第9〜
第12のメモリ17〜20とから構成されている。
そして、前記第1の演算部22は第3〜第6のメモリ1
1〜14から画像データを取込み、これら各画像データ
の特定濃度領域の平均値の算出を行なってその結果を第
7のメモリ15に送出するようになっている。
尚、この第7のメモリ15には予め1次元の散乱X線デ
ータ補正用の係Fl(α、β)等後述する第2の演算部
23における演算に必要なパラメータも記゛臣されてい
る。
第2の演算部23は前記第7のメモリ15から係数(α
、β)を取込むとともに入力される画像データ(これを
rxi Jとする。)に対してαxi十βで表わされる
線形演算を実行しその結果を第8のメモリ16又は第1
2のメモリ20に送出するようになっている。
第3の演算部24は前記第1のメモリ9又は第2のメモ
リ10から取込んだ画像データと第8のメモリ16から
取込んだ線形演算が施された画像データとを取込み、こ
れらの画像データ間で減算処理を実行してその結果を第
9のメモリ17.第10のメモリ18.第11のメモリ
1つのうちいずれかに送出するようになっている。
前記ぼけ修復フィルタ作成部60は、第13のメモリ2
1と、第4.第5の演算部25.26とを有して構成さ
れている。そして、第4の演算部25は、第12のメモ
リ20から画像データを取込みこれに対して所定のデー
タ処理を実行してぼけ修復フィルタを作成し、このぼけ
修復フィルタのデータを第13のメモリ21に送出し記
憶するようになっている。
第5の演算部26は、上述したぼけ修復フィルタ作成用
の画像データとは別に取込まれる入力画像データに対し
て第13のメモリ21に記憶されているぼけ修復フィル
タのデータを用いてフィルタ演算を実行し、その結果を
D/A変換部27に送出するようになっている。
D/A変換部27はフィルタ演算が施された前記画像デ
ータをアナログデータに変換し表示手段28に送るよう
になっている。
次に前記X線透過部材3を含む被写体について説明する
この被写体としては第2図(A)に示すようなアルミニ
ウム、銅、鉄等で形成した細い薄板状のX線吸収部材4
.第2図(B)で示すような1次元方向の散乱X線デー
タを1qるための細い薄板状の鉛等で形成した゛X線遮
蔽部材5.第2図(C)に示すような前記散乱X線デー
タを補正するため微小面積にあける散乱X線データを得
ることができる小片状のX線遮蔽部材6を用いる。
そして、前記X線吸収部材4及びX線遮蔽部材5.6を
前記X線透過部材3の上に第3図(A)〜(C)、(E
)(F)に示すように単独或いは複数組合わせることに
より、又は第3図(D>に示すように前記X線透過部材
3のみを用いることによりそれぞれ被写体70a〜70
c、70e。
70f、70dを構成するようになっている。
次に上記構成の装置の作用を説明する。
まず、第3図(A)〜(F)に示す各被写体70a〜7
0fに対してそれぞれX線管1からX線を曝射し、これ
らのX線画像データを収集する。
得られた各被写体708〜70fのX線画像データをそ
れぞれ第2のメモリ10.第4のメモリ12、第6のメ
モリ14.第1のメモリ9.第3のメモリ11.第5の
メモリ13に記憶する。
次に第1の演算部22は、演算制御部29の制御の基に
前記第5のメモリ13から被写体70fのX線画像デー
タを取込み、X線遮蔽部材6.6の真影に相当するアド
レスにおける画像データ(これを「散乱X線成分データ
f」とする。)を求め、求めた画像データ及びそのアド
レスを第7のメモリ15に送出して記憶する。
また、第1の演算部22は演算制御部29の制御の基に
前記第6のメモリ14に記憶されている被写体70cの
画像データについても同様な手順で散乱X線成分データ
Cを求め、この散乱X線成分データC及びそのアドレス
を第7のメモリ15に送出して記憶する。
続いて第1の演算部22は、演算制御部29の制御の基
に前記第3のメモリ11の記憶されている第3図(E)
に示す被写体70eの画像データを取込み、画像上にお
けるX線遮蔽部材5の真影である領l或より同図に示す
X方向の1ラインeO−61を選出し、このラインeO
−elの中で前記散乱X線成分データfにおける2個の
X線遮蔽部材6.6のアドレスに最も近いアドレスに8
3ける画像データ(これを「散乱X線データe」とする
。)をそれぞれ求めてこれらを第7のメモリ15に送出
して記憶する。
ざらに第1の演算部22は、第4のメモリ12に記・旧
されている第3図(8)に示す被写体7゜bの画像デー
タに対しても前記散乱X線成分データCのアドレスを参
照して散乱X線成分データbを求める。
さて、第3のメモリ11及び第4のメモリ12に記憶さ
れている画像データについて、第3図(E)、(B)の
eO−el 、 bo −bl (7)各ラインの画像
データのプロフィールを示すと例えば第4図(A>、(
B)に示すようになる。
第4図(A>において、FO,Flは散乱X線成分デー
タfの2つの画像データ(X線強度)であり、E2.E
3は散乱X線成分データeの2つの画像データ(X線強
度)である。
同様に第4図(b)において、CO,CIは散乱X線成
分データCの2つの画像データ(X線強度)であり、8
1.82は散乱X線成分データbの2つの画像データ(
X線強度〉でおる。
第4図(A)に示すようにFO,FlのほうがE2.E
3よりも、また、第4図(B)に示すようにco、ci
のほうが81 、B2よりもそれぞれ大きな値を持って
いる。
これは、第3図(E)に示す被写体70eについては、
eo−el上のE2に対応する点において測定されるX
線遮蔽部材5がX線遮蔽部材6よりもX線照射野内にお
いて大きな面積を占めるため本来測定されるべき散乱X
線の一部がカットされることによる。
従って、eO−elの1ラインにおける散乱X線成分デ
ータをそのまま使用することは妥当でなく、その補正が
必要となる。
このような補正は以下の如く行なわれる。
散乱X線成分データfと散乱X線成分データbとの比、
すなわら、第4図(A>、(B)におけるFO/E2 
、 Fl /E3 、 Co /81 、 CI IB
2を計算し、FO/E2とFl /E3の平均値(これ
を1補正係数F」とする。)及びCo/B1とCI /
B2の平均値(これを[補正係数B4とする。)をそれ
ぞれ求めてこれらの値を第7のメモリ15に記憶する。
そして、第3のメモリ11に記憶されている第3図(E
)に示す被写体70eの画像データを第2の演算部23
に取込み、前記αには前記補正係数Eを、前記βにはO
を与えて、これらの値を基に取込んだ両会データに対し
て線形濃度変換を実行しその結果を第8のメモリ16に
記憶する。
次に、第1のメモリ9に記憶されている第3図(D>に
示す被写体70dの画像データと第8のメモリ16に記
憶されている補正された1ラインの散乱X線成分データ
を第3の演算部24に取込み、ここで両画像データ間の
減1理を実行してその結果を第9のメモリ17に記憶す
る。
同様にして、第4のメモリ12に記憶されている第3図
(B)に示す被写体70bの画像データを第2の演算部
23に取込み、前記αには前記補正係数Fを、前記βに
はOを与えて、これらの値を基に取込んだ画像データに
対して線形濃度変換を実行しその結果を第8のメモリ1
6に記憶する。
次に、第2のメモリ10に記憶されている第3図(A>
に示す被写体70aの画像データと第8のメモリ16に
記憶されている補正された1ラインの散乱X線成分デー
タを第3の演算部24に取込み、ここで両画像データ間
の減算処理を実行してその結果を第10のメモリ18に
記憶する。
これら−連の操作により、第3図(D)に示す被写体7
0dの画像データから、1ラインの散乱X線成分を除去
した画像データ及び第3図(A>に示す被写体70aの
画像データから、1ラインの散乱X線成分を除去した画
像データが、それぞれ第9.第10のメモリ17.18
に記憶される。
ざらに、第3の演算部24は第9のメモリ17及び第1
0のメモリ18にそれぞれ記憶されている画像データを
取込み、両画像データ間の減算処理を実行してこの結果
を第11のメモリ19に記憶する。この操作によりX線
検出器3における感度の位置依存性が画像データに与え
る影響を除去することができる。
ところで、第11のメモリ19に記憶されている画像デ
ータのうち、有効なものは1ラインに相当するものだけ
である。この有効な1ラインの画像データのプロフィー
ルを第5図(A>に示す。
また、同図(B)に第10のメモリ18に記憶されてい
る画像データのうち、有効な1ラインに相当する画像デ
ータのプロフィールを示す。
ぼけ修復用フィルタを求めるための画像データとして複
数ライン分を使用する場合には、X線遮蔽部材3を前記
X線遮蔽部材5.6及びX線吸収部材4を固定したまま
空間的な移動を行なう等の方法により再び画像データを
収集し、上述した一連の操作を実行することにより、別
の1ラインの有効データを得ることができるので、これ
を必要回数繰り返して複数ラインの有効な画像データを
得ればよい。この時、2回目以降の画像データの収集に
おいては、第3図(A>及び第3図(B)に示す被写体
70a、70bの画像データについては収集の必要がな
い。
次にX線管1に対する印加電圧、電流のゆらぎに基ずく
画像ti度の不均一性の補正について説明する。
X線管球条件(電圧、電流)を同一に設定しても、印加
電圧や電流のゆらぎのため被写体に一定量のX線が曝射
されるとは限らず、このため表示画像の全体的な濃度レ
ベルがしばしば不均一となるが、これは画像データを収
集した直後に第1の演算部22を用いて画像データ間に
おける濃度のばらつきが本来起らないと考えられる特定
の濃度領域を検出し、最初に検出した画像データのうち
、1枚分から基めたある濃度を基準とし、残りの全ての
画像データに対してはこの基準濃度に合うように第2の
演算部23で濃度変換を実行することで補正することが
できる。
さて、1本以上の有効なラインを持つ画像データが第1
1のメモリ19に記憶されたところで、次の段階に移る
萌記第1の演算部22は第11のメモリ19に記憶され
ている画像データを取込み、第5図(A)のR1、R2
、R3で示す各領域のように被写体のエツジの両側にお
ける濃度変化のほとんどない領域における画像濃度を求
める。
すなわち、前記R1、R2、R3に示す領域における濃
度をそれぞれ[)1 、 [)2 、 [)3とすると
、濃度D1.D3の平均した値と濃度D2どの平均値り
を求める。DlとD2とはほとんど等しいので、濃度D
1と濃度D2との平均値をLとしてもよい。
また、被写体のすべてのエッチが含まれる領域を想定し
、その領域内での直流成分を平均値しとしてもよい。
次に第2の演算部23は第11のメモリ19に記憶され
ている画像データを取込み、これに対してα=1.β=
−Lを与えて、各画像データから平均値しだけ減じた画
像データを求め、この結果を修正画像データとして第1
2のメモリ20に記憶する。第12のメモリ20に記憶
される画像データのうち、有効な1ラインのプロフィー
ルを示すと第5図(C)に示すようにエツジの上下両側
がOレベルを境として正負の濃度を有するものとなる。
この操作を実行する場合に、前記濃度D1.D3と濃度
D2とが正負に分れればよく、平均値りの値に厳密さは
あまり要求されない。
以上のような操作により、ぼけ修復フィルタを求める前
提となる修正画像データが第20のメモリ20に記憶さ
れる。
次にぼけ修復フィルタを求める操作について説明する。
第4の演算部25は、第12のメモリ20に記′臣され
ている修正画像データを取込み、これに対して例えば勾
配法等による演算処理を実行してぼけ修復フィルタを求
め、その結果を第13のメモリ21に送出する。このぼ
け修復フィルタは、演算制御部29の制御のもとに第1
3のメモリ21に記憶される。
このようにして得られたぼけ修復フィルタは、この装置
で収集される画像データ全般に対して使用される。すな
わち、対象となる一般の画像データと前記ぼけ修復フィ
ルタとを第5の演算部26に取込み、ここでフィルタ処
理が実行されてその結果がD/A変換部27に送出され
、アナログ信号に変換された後、表示手段28に送られ
表示に供される。これにより、ぼけのない良質の画像を
得ることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要冒の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施例では、X線吸収部材4は2gの
エツジレスポンスを与えるものであるとして説明したが
、これを複数個用いること等により、ざらに多くのエツ
ジレスポンスを与えるようにしても実施できる。
あるいは1個のエツジレスポンスを与えるようにしても
よく、この場合にはX線吸収部材4の幅を広くし、X線
曝射による被写体の影がX線検出器3の片側半分を覆う
ようにすれば目的を達成できる。
また、X線遮蔽部材6を2個用いる場合について説明し
たが、1個でもあるいは3個以上でもよく、X線遮蔽部
材6のうち、1個により測定される散乱X線成分データ
が他のX線遮蔽部材6の存在によって、はとんど影響を
受けない稈度の間隔で各X線遮蔽部材6を配列すること
で実施できる。
さらに、複数ラインの画像データが必要な場合には、画
像データの収集とその処理とを繰返すものとして説明し
たが、画像データを記憶するためのメモリを増加するこ
とにより、最初に必要なすべての画像データを収集し、
その後にデータ処理を実行するようにしてもよい。
また、画像データの処理においても同様に濃度補正を実
行した1ラインの散乱X線成分データを含む画像データ
を記憶するメモリ(第8のメモリ16)及び散乱X線成
分を除去した有効な1ラインを含む画像データを記憶す
るメモリ(第9のメモリ17.第10のメモリ18)等
を多数用意し、各段階において処理対象となる全ての画
像データを処理して次の段階に進むようにすることもで
きる。
ざらにまた、第8のメモリ16乃至第10のメモリ18
については、画像データのうち有効なものは1ライン分
であるので、1ライン分の記憶容量をもつメモリに置換
えることもできる。結果的に複数ラインの画像データを
必要としない場合には第11のメモリ19.第12のメ
モリ20についても同様である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、散乱X線の影響が除去さ
れた修正画像データを用いて空間デジタルフィルタを作
成することができ、これによりぼけのない良質な画像を
得ることができるX線画像処理装置を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置を示すブロック図、第2図
(A>、(B)、(C)はそれぞれ同装置に用いる被写
体を構成するX線吸収部材、X線遮蔽部材を示す斜視図
、第3図(A)〜(F)はそれぞれ同装置における被写
体の構成を示す平面図、第4図(A)は第3図(E)に
示す被写体から求めたX線強度プロフィール、第4図(
B)は第3図(B)に示す被写体から求めたX線強度プ
ロフィール、第5図(A)、(B)はそれぞれ同装置の
減算処理部に送られる画像データの濃度プロフィール、
第5図(C)は同装置の減算処理部で得られる修正画像
データの濃度プロフィールである。 28・・・・・・表示手段、 40・・・・・・データ記憶部、 50・・・・・・散乱X線成分補正部、55・・・・・
・減算処理部、 60・・・・・・ぼけ修復フィルタ作成部、100・・
・・・・演算処理部、。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  大胡典夫 (A) (B) 第2図 eQ                  e。 (A) bo                 b+(B) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エッジレスポンスを与える被写体にX線を曝射し
    て収集した画像データを基に画像のぼけを修復する空間
    デジタルフィルタを作成し、該空間デジタルフィルタを
    この装置で収集した別の画像データに作用させてぼけの
    除去された画像を得るX線画像処理装置において、前記
    エッジレスポンスを与える被写体から得られた画像デー
    タに含まれる散乱X線成分を補正してその結果を補正デ
    ータとして送出する散乱X線成分補正部と、前記画像デ
    ータ及び補正データを取込み両データ間の減算処理を実
    行してその結果を修正画像データとして送出する減算処
    理部とを有し、前記修正画像データを空間デジタルフィ
    ルタの作成に供することを特徴とするX線画像処理装置
  2. (2)前記散乱X線成分補正部は、エッジレスポンスを
    与える被写体から得られた画像データを取込み、この画
    像データに含まれる除去すべき散乱X線成分データを求
    めてこのデータを補正データとして送出するものである
    特許請求の範囲第1項記載のX線画像処理装置。
JP61148233A 1986-06-26 1986-06-26 X線画像処理装置 Pending JPS635479A (ja)

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JP61148233A JPS635479A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 X線画像処理装置
US07/066,093 US4916722A (en) 1986-06-26 1987-06-24 X-ray image processing apparatus

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JP61148233A JPS635479A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 X線画像処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190358A (ja) * 2005-12-21 2007-08-02 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線減衰補正方法、画像生成装置、x線ct装置、及び画像生成方法
JP2012096111A (ja) * 2005-12-21 2012-05-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 散乱線補正方法およびx線ct装置

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