JPS6337991B2 - - Google Patents

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JPS6337991B2
JPS6337991B2 JP7748480A JP7748480A JPS6337991B2 JP S6337991 B2 JPS6337991 B2 JP S6337991B2 JP 7748480 A JP7748480 A JP 7748480A JP 7748480 A JP7748480 A JP 7748480A JP S6337991 B2 JPS6337991 B2 JP S6337991B2
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JP
Japan
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recording
recorded
magnetic tape
message
signal
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JP7748480A
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English (en)
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JPS573462A (en
Inventor
Yoshitomo Nakano
Yasuo Koyata
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS573462A publication Critical patent/JPS573462A/ja
Publication of JPS6337991B2 publication Critical patent/JPS6337991B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1本の磁気テープに応答メツセージと
用件とを記録するようにした留守番電話装置に関
するものである。
従来より、留守中にかかつてくる電話を録音す
るようにした所謂留守番電話装置においては、一
般に電話がかかつてくると、先ず発呼者に対して
留守録音を行う旨の応答メツセージを伝え、然る
後用件を録音するようにしている。従来の斯種装
置においては、上記応答メツセージを再生するた
めの専用のテープと、用件を録音するための専用
のテープとの2本のテープを用いるようにしてい
る。このためにキヤプスタン、ピンチローラ等の
テープ駆動機構が2組設けられており、またユー
ザーも2本のテープを用意する必要がある。従つ
て構造が複雑で不経済なものとなり、またスペー
スフアクタ、取り扱いの面においても問題があつ
た。
本発明は上記の問題を解決するためのもので、
以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
本発明は1本のテープに応答メツセージと用件
とを録音するようにしたもので、第1図に録音方
法の実施例を示す。尚、以下の説明では応答メツ
セージをOGM(アウトゴーイングメツセージ)
と称する。また本発明では、OGM及び用件録音
開始点の頭出しを、リール軸の回転回数を検出し
て、予め記憶された回転回数と照合することによ
り行つており、以下の説明におけるN1,N2…No
は上記リール軸の回転回数を示すものである。
先ず第1図Aに示されるテープ1が用意され
る。このテープ1にはa点からb点までリーダー
テープ2が設けられている。尚、このテープ1は
録音済みのものであつてもよい。次にテープ1を
留守番電話装置に装着して、テープトツプaまで
巻戻した後早送りする。この場合、第1図Bに示
すようにリール軸の回転回数を検出して、回転回
数がN1となる点まで早送りする。通常のカセツ
トテープの場合、リーダーテープ2の長さ(a〜
b点の長さ)はフオワード(FWD:通常走行)
速度で約60秒分の長さであるので、この長さを充
分カバーするようにN1の値を定めて上記早送り
を行う。またこの場合早送りをしながらb点の若
干手前から消去を行うことによつてb点からN1
点までの間に以前に記録されていた信号が消去さ
れ、この間に無信号部分3が形成される。次に第
1図Cに示すように、N1点からOGM4の録音が
N2点まで行われる。このときOGM4と共に例え
ば30Hzのキユー信号が録音される。このOGM4
及びキユー信号の録音は例えば60秒以内に行われ
る。OGM4の録音終了後、1秒間消去フオワー
ドが行われ無信号部分31が形成される。
OGM4が録音されたテープ1はN1点まで巻戻
された状態で電話の着信を待機する。この待機状
態で第1回目の着信があると、第1図Dに示すよ
うに先ずOGM4が再生(PB)され、続いてビー
プトーン送出後、無信号部分32を経てN3点から
発呼者の用件61がN4点まで録音される。この用
件61の録音に続いて例えば1〜2KHzの可聴帯域
のアラーム音が3秒間録音された後、テープ1は
c点で停止される。これによつてアラーム部分5
が長さT1で形成される。この後、N1点まで巻戻
されて再び着信待機状態となる。次に2回目の着
信があると、第1図Eに示すように、先ずOGM
4が再生される。再生終了後ビープトーンが送出
されると共にテープ1はN4点まで早送りされる。
このとき録再ヘツドがN4点にあり、この録再ヘ
ツドよりフオワード速度に換算して約1秒分の距
離を走行した位置に消去ヘツドがある。次にこの
状態からd点まで1秒間消去フオワードし、ビー
プトーンの送出を停止してこのアラーム再生後、
第2回目の用件62の録音が開始される。これに
よつてアラーム部分51の長さT1はT2に短縮され
る。この後3秒間アラーム音が録音されてe点で
停止される。これによつて長さT1のアラーム部
分52が形成される。この後N1点まで巻戻され
る。
次に第3回目の着信があると、同様にして
OGM4が再生され、さらにN5点まで早送りさ
れ、次に1秒間消去フオワードされた後第3回目
の用件63が録音される。この用件63の録音に続
いて3秒間アラーム音が録音された後、N1点ま
で巻戻される。以後着信毎に同様の動作が繰り返
される結果、テープ1には第1図Fに示すよう
に、OGM4及び各用件61〜6oの間に略等しい
長さT2(フオワード速度で約1秒分の長さ)のア
ラーム部分51〜5oが形成され、最後のアラーム
部分5o+1はT1の長さに形成される。本実施例で
は用件録音は1回につき30秒間行われ、30秒経過
すると録音が停止されるようにしている。また1
本のテープ1に20回の用件を録音するようにして
いる。
次に実際の留守番電話装置の操作手順及び動作
を第1図A〜Fについて述べた順序に従つて説明
する。
先ずOGM4の録音を行うために応答録音釦を
押すと、テープ1がa点まで巻戻されて一旦停止
する。この停止はリール軸の回転停止を検出する
ことにより行われる。一旦停止後フオワード換算
で約60秒早送り消去が行われてN1点で停止する。
これでOGM録音待機状態となり、スタンバイラ
ンプが点灯する。次に再び上記応答録音釦を押す
と録音モードとなり、ユーザーがマイクロホンに
よりOGM4を録音する。この録音は60秒以内で
行われ、60秒を越えた場合はアラーム音が鳴つて
自動的にシヤツトオフされる。OGM録音終了後
は無信号部分31が形成されて停止する。次に留
守番モード釦を押すと、a点迄巻戻され回転回数
を0にリセツトした後、早送りでN1の若干手前
でブレーキがかけられ、この後再生を行ない、キ
ユー信号を検出した時の回転回数をN1として記
憶する。更に再生を続けると、OGM4が再生さ
れ、これによつてOGM4のチエツクが行われ
る。キユー信号が無くなつた時から、1秒間再生
し、更に1秒間消去FWDをした後の回転回数を
N3として記憶する。次にN1点迄巻戻されて着信
待機状態となり、着信スタンバイランプが点灯す
る。
この状態で電話の着信があると、ベルが2度鳴
つたとが検出されて、電話回線が閉結され、然る
後OGM4が再生される。この再生内容は回線を
通じて発呼者に伝えられる。OGM4に続いてビ
ープトーンが送出され、このビープトーンは約2
秒間発呼者に伝えられる。ビープトーン音停止後
発呼者の用件61が録音される。録音終了後は、
回線の閉結が解除される。次に、アラーム部分5
が形成された後、N1点まで巻戻される。次に2
回目の着信があると回線が閉結されて、OGMが
再生された後、ビープトーンが送出され、次に
N4点まで早送りされる。この場合、実際にはN4
の若干手前でブレーキがかけられ、この後フオワ
ード走行されて正確にN4点が検出され、そこか
ら1秒間消去フオワードを行い、ビープトーンの
送出を停止した後d点から用件62が録音される。
録音終了後は、アラーム部分52が形成された後
N1点まで巻戻される。
以上のようにして、用件録音終了毎にアラーム
音が録音された後OGM4のトツプN1点まで巻戻
しが行われ、着信があると、それ以前の用件録音
部分を飛ばして早送りが行われる。この場合N1
点の頭出し及び録音開始点N3,N4…の頭出し
は、全て巻戻し及び早送り時にリール軸の回転回
数を検出し、その検出回数を予め記憶されたN1
N3,N4…と照合することにより行われる。これ
によつて例えば頭出し用のキユー信号を予めテー
プに記録し、これを検出するような従来から行わ
れている方法に比べて、ノイズ妨害等による誤動
作が無くなり、頭出しを確実に且つ正確に行うこ
とができる。またOGM4の長さの異るテープが
複数本用意され、そのうちの1本が使用されるよ
うな場合は、OGM4の長さに応じて用件61の録
音開始点(N3点)が異り、またOGM4の始点
(N1点)の位置もテープによつてばらつきがあ
る。このような場合にもOGM4と共に記録され
ている例えば30Hzのキユー信号を検出することに
よつて、N1,N3の値を各テープに応じて求める
ことができる。またこのキユー信号はN1の値を
較正する場合にも用いることができる。この較正
は用件録音の終了毎に行うようにしてよい。尚、
上記キユー信号はテープ1を早送り、巻戻しする
際に録再ヘツドをテープ1に軽く接触させること
により、検出され、また早送り、巻戻しの高速走
行によつて30Hzより高い周波数で検出され、
OGM4の再生時には再生信号がスピーカに加え
られる前にフイルタで除去される。またアラーム
部分51〜5o+1は録再ヘツドに先行する消去ヘツ
ドにより予め消去されながら形成されるので、特
に未録音テープを用いる必要がない。さらに
OGM4の前に無信号部分3が形成されるので、
OGM4をリーダーテープ2を避けて確実に録音
することができ、且つ未録音テープを用いる必要
もない。
また第1図Fに示すような録音が成されたテー
プ1を再生すると、各用件61〜6oの再生が終了
する毎にアラーム音が識別信号として再生される
ので、各用件の区切りが明らかに識別され、特に
最後のアラーム部分5o+1のアラーム音は長く続
くので用件6oが最後尾のものであることを識別
することができる。
次に上述した動作を行わせるための装置の実施
例を第2図及び第3図と共に説明する。
本装置では前述の動作を全てマイクロCPU(コ
ンピユータ)の指示に基いて自動的に行うように
している。第2図はCPU10に指示を与え、あ
るいはCPU10の指示により動作される周辺の
回路系統を示し、第3図は電話器に接続される入
出力回路及び録再回路等を示すものである。
第3図において、OGM4を録音する場合は、
マイクロホン11から得られるOGM信号がマイ
クロホンアンプ12、録音アンプ13及びイコラ
イザ14を通じて録再ヘツド15に加えられるこ
とにより、テープ1に録音される。これと共にキ
ユー信号発振器16からのキユー信号が録再ヘツ
ド15に加えられて録音される。またOGM信号
はボリユーム抵抗17及びメインアンプ18を通
じてスピーカ19に加えられてモニターされる。
尚、イヤホンを用いる場合はイヤホンジヤツク2
0が用いられる。またバイアス発振器21が動作
されてバイアス電流が録再ヘツド15に加えられ
ると共に、消去電流が消去ヘツド38に加えられ
る。OGM4の録音が終了すると、アラーム発振
器34からのアラーム音が、アラームミユーテイ
ング回路35、ライン入力回路36、録音アンプ
13及びイコライザ14を通じて録再ヘツド15
に加えられてテープ1に録音される。
一方、電話器の端子22a,22bと局線の端
子23a,23bには切分器24が接続されてお
り、この切分器24にはライントランス25がリ
レー26を介して接続されている。また、端子2
3bには受話器を取り上げたか置いたかを検出す
る検出回路27が接続されている。着信があると
端子22a,22bにベル音の信号が入力され、
この信号がトランス25からトーン検出回路28
により検出される。ベルが2度鳴つたときの検出
信号がCPU10に加えられると、リレー26が
閉じて閉結が行われる。そしてOGMがキユー信
号と共に再生されると、この再生信号はヘツド1
5からプリアンプ29を通じてハイパスフイルタ
30に加えられてキユー信号が除去され、イコラ
イザ31からアンプ18を通じてスピーカに加え
られると共に、ライン出力回路32からトランス
25を介しさらに回線を通じて発呼者に伝えられ
る。また上記再生信号はキユー信号検出回路33
に加えられる。この回路33より例えば高レベル
から低レベルに立下るキユー検出信号が出力され
てCPU10に加えられる。OGM再生が終了する
と続いてアラーム音が発振されてビープトーンと
して発呼者に伝えられる。ビープトーン終了後、
用件録音が開始され、発呼者からの用件信号がト
ランス25からライン入力回路36に加えられ、
さらに録音アンプ13、イコライザ14を通じて
ヘツド15に加えられテープ1に録音される。こ
の場合、用件が30秒を越えると、アラームが鳴つ
て自動的にシヤツトオフされる。CPU10はN1
の値を記憶すると共に用件録音が行われる毎にそ
の終了時のN3,N4…の値を記憶する。また次の
用件録音の開始点まで早送りするときに、リール
軸の回転回数が検出され、その回数と上記記憶さ
れた回数とを照合することにより録音開始点の頭
出しが行われる。また無信号部分31,32及びア
ラーム部分51〜5oは、夫々所定のタイミングで
消去ヘツド38及びアラーム発振器34等が動作
されることによつて形成される。尚、第3図の各
回路は、第1図A〜Fについて既述した動作順序
に従つて夫々所定のタイミングで必要なときに動
作され、不要なときに動作を停止あるいはミユー
テイングするようにCPU10により制御される。
このために第3図及び第2図に共通に示されるよ
うに所定の回路にCPU10から制御信号が加え
られ、また所定の回路からCPU10に指示信号
が加えられる。
第2図において、テープ1をテープトツプa点
まで巻戻す場合は、リール軸41の回転停止をリ
ール軸回転検出回路42が検出することにより行
われる。尚、この検出回路42はリール軸の回転
回数の検出も行うものである。CPU10は第3
図の所定回路からの指示の外に、モード設定スイ
ツチの操作に基く指示も受ける。CPU10はま
たプランジヤ駆動回路43、キヤプスタンモータ
駆動回路44、リールモータ駆動回路45、リレ
ー駆動回路46、表示駆動回路47、LED(発光
ダイオード)駆動回路48,49,50の動作を
制御する。これによつて、フオワード用プランジ
ヤ51、キユー信号プランジヤ52、キヤプスタ
ンモータ53、リールモータ54、リレー26、
録音回数表示回路55、動作表示用LED56、
スタンバイ表示用LED57、OGMスタンバイ表
示用LED58等が夫々所定のタイミングで動作
される。またCPU10はリセツト回路59によ
り、電源投入時にリセツトされる。
以上述べた実施例では、1回の用件録音を常に
30秒に設定している。即ち、実際には用件が例え
ば20秒で済んだ場合であつても、その後10秒間は
録音モードを保持するようにしている。また実施
例では用件録音を20回録音するようにしているの
で、録音可能な時間の合計は30×20=600秒であ
る。従つて、1回の用件録音の時間を常に一定に
すると、短時間で用件が終了した場合は不経済で
ある。
そこで本発明の第2の実施例では、1回の録音
を30秒を限度として、用件が終了次第録音モード
を解除するようにしている。このようにすれば、
600秒の録音可能時間内で、20回以上の用件を録
音することができる。尚、この第2の実施例の場
合は、第2図及び第3図の検出回路28に、発呼
者が受話器を置いたときに発せられる話中音を検
出する機能を追加する。この話中音検出をCPU
10に伝えることにより、録音モードの解除を行
い、この後消去を行つてアラーム部分を形成す
る。
第4図は上述した第2の実施例の動作を行わせ
るために付加される回路を示すもので、検出回路
28はベルの検出と上記話中音の検出とを行う。
タイマー設定回路60には1回の用件の最大録音
時間30秒が設定される。またタイマー設定回路6
1は録音可能な合計時間600秒が設定される。用
件録音が開始されるとタイマー回路62が経過時
間を検出する。この経過時間が30秒を越えるとタ
イマー設定回路60からCPU10に指示が送ら
れてアラームが発せられると共に自動的に録音解
除が成される。用件録音が30秒以内に終了すると
話中音が検出されて、録音解除になると共に、タ
イマー回路62で検出された経過時間が加算回路
63に加えられる。一方タイマーメモリ64に
は、前回までの録音時間の合計時間が記憶されて
おり、この合計時間が加算回路63に加えられ、
上記経過時間と加算される。この加算値はタイマ
メモリ64に記憶される。比較回路65では上記
記憶された経過時間とタイマー設定回路61で設
定された600秒とを話中音検出毎に、即ち用件録
音の終了毎に比較し、経過時間が600秒と一致し
たときあるいは600秒に近づいたときに一致信号
を出力する。この一致信号に基いて留守番録音モ
ードが解除される。
次にTELRECモードについて述べる。
TELRECモードは、既述の留守録音とは異り、
着信があつたときOGM再生を行わずに、発呼者
とユーザーの通話の内容を録音するモードであ
る。この場合、既述の実施例のままTELREC釦
を押すと、着信があると直ちに録音が開始される
ので、OGM4が消去されてしまう。これを防止
するには、TELREC釦が押されたときには、必
らず一定時間(例えばフオワードで60秒分の長
さ)早送した後停止させて、着信を待つようにす
ればよい。このようにすることにより、OGMの
誤消去防止と共に、留守電話装置にOGM、用件
以外の電話と無関係な内容が録音されているテー
プが装着されている場合にも、その内容を一定区
間保護することができる。また録音済みの用件も
保護したい場合には、TELREC釦によりさらに
600秒分の長さを早送りするようにすればよい。
次に再生時に用件回数を知るようにした第3の
実施例について述べる。
従来の留守番電話装置においては、用件録音済
みのテープを再生する場合に、第1回目の用件か
ら順に再生を行えば、現在再生中の用件が何回目
のものかが判るが、途中から再生した場合はそれ
が判らなくなり甚だ不便であつた。
本実施例はこの問題を解決するためのもので、
例えば用件61〜6oを録音する際に、例えば1K
Hzの回数表示信号を、用件の回数に応じて例えば
第5図のモードで録音するようにしたものであ
る。この表示信号はテープ1上の用件トラツクと
共通のトラツクに録音してもよく、又は別トラツ
クに録音してもよい。また一つの上記モードをそ
の用件録音中に例えば3〜5秒間隔で録音すれば
よい。このようにすることにより再生時に上記表
示信号音が再生されるので、そのモードから現在
再生中の用件が何回目の用件であるかを知ること
ができる。
第6図は上記第3の実施例を第3図の回路に適
用した場合を示すもので、着信回数メモリ70及
びデコーダ71が付加されている。この実施例で
は第5図の表示信号はアラーム発振器34を利用
して得るようにしている。CPU10から送られ
る着信回数はメモリ70に記憶され、この記憶さ
れた着信回数に基いてアラーム発振器34の出力
がデコーダ71により、第5図のモードでデコー
ドされる。このデコードされた発振出力は表示信
号としてライン入力回路36、録音アンプ13、
イコライザ14を通じて録再ヘツド15に加えら
れてテープ1に録音される。再生時には、録再ヘ
ツド15で再生された用件信号及び表示信号は再
生アンプ29、フイルタ30、イコライザ31、
メインアンプ18を通じてスピーカ19に加えら
れる。尚、以上述べた第3の実施例は従来の留守
番電話装置にも適用することができるのは勿論で
ある。またこの実施例は既述の第2の実施例のよ
うに、最大録音可能時間内で何回も用件録音が行
われる場合に特に効果がある。
次にリモートコントロールを行う場合の第4の
実施例について述べる。
留守番電話装置をユーザーが外出先から電話回
線を通じてリモートコントロールすることによ
り、早送り、巻戻し、再生等を行うようにしたも
のが知られている。従来の装置では、リモートコ
ントロール信号が着信すると、早送り又は巻戻し
が行われ留守中にかかつてきた用件録音部分の初
めから再生状態となり、その再生音が電話回線を
通じてユーザーに伝えられるのであるが、その場
合、現在何通話の用件が録音されているかが全く
不明であり、用件の再生がどこまで続くか判らず
甚だ不便であつた。
この第4の実施例は上記の問題を解決したもの
で、リモートコントロールにより再生が行われる
前に用件録音の回数をユーザーに信号音で通告す
るようにしたものである。この回数通告信号は既
述の第3の実施例における表示信号と同様に例え
ば1KHzの信号を回数に応じて第5図のようにデ
コードしたものが用いられる。このために第7図
に示すように、デコーダ71、着信回数メモリ7
0及びリモートコントロール信号検出回路72が
設けられる。リモートコントロール信号が着信す
ると検出回路72で検出され、この検出信号が
CPUに送られると、メモリ70に記憶された現
在の用件録音の回数が読み出され、この回数に応
じてアラーム発振器34の出力が第5図のように
デコードされる。このデコード出力が通告信号と
して電話回線を通じてユーザーに伝えられる。
尚、上記デコード出力は第6図の場合と同様に回
数表示信号としてテープ1に用件と共に録音する
ようにしてもよい。
以上述べたように本発明は、1本の磁気テープ
の冒頭に応答メツセージを録音し、その後用件を
順次に録音するように成すと共に各用件録音後に
アラーム信号を記録するように成し、また応答メ
ツセージ及び用件の頭出しを、リール軸の回転回
数に基いて行うようにしたことを特徴とするもの
である。従つて、テープ駆動系を1組設けるだけ
でよく、またユーザーもテープを1本用意するだ
けでよいので、従来の斯種装置に比し経済的で扱
い易いものとなる。また用件録音済みテープを再
生する場合に、用件の1回毎にアラームが嗚るの
で区切りがまた例えば第1図Fに示すような録音
が成されたテープ1を再生すると、61〜6oの再
生が終了する毎に例えば1〜2kHzのアラーム音
が再生されるので、各用件の区切りが明確にな
り、特に最後尾の用件の終了後のアラーム音は長
いので、用件が最後尾のものであることを識別す
ることができる。さらにOGMの録音再生、用件
録音等の一連の動作制御及びリモートコントロー
ルによる動作制御を自動的に確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Fは磁気テープの信号の記録例を示
す図、第2図及び第3図は本発明の第1の実施例
を示す回路系統図、第4図は本発明の第2の実施
例を示す回路系統図、第5図は本発明の第3及び
第4の実施例に用いられる信号音のモードを示す
図、第6図は本発明の第3の実施例を示す回路系
統図、第7図は本発明の第4の実施例を示す回路
系統図である。 なお、図面に用いられている符号について、1
……磁気テープ、4……応答メツセージ、61
o……用件、10……マイクロコンピユータ、
11……マイクロホン、15……録再ヘツド、1
6……キユー信号発振器、24……切分器、26
……リレー、27,28……検出回路、32……
ライン出力回路、33……キユー信号検出回路、
34……アラーム発振器、36……ライン入力回
路、42……リール軸回転検出回路、51,52
……プランジヤー、53……キヤプスタンモー
タ、54……リールモータ、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気テープの冒頭から応答メツセージを記録
    する手段と、電話の着信を検出する手段と、上記
    着信検出に基いて上記応答メツセージを再生しそ
    の再生内容を発呼者に伝える再生手段と、上記発
    呼者からの用件を記録する手段と、上記磁気テー
    プが走行しているときのこの磁気テープの走行量
    を検出する手段と、上記記録された応答メツセー
    ジの始端と対応する第1の走行量と上記記録され
    た応答メツセージの終端又は以前に記録された用
    件の終端と対応する第2の走行量とを記憶する手
    段と、上記用件記録終了後に可聴帯域の所定周波
    数の識別信号を所定の時間に記録する手段と、上
    記識別信号の記録終了後に上記磁気テープを巻戻
    す手段と、この巻戻し中に検出される上記走行量
    と上記記憶された第1の走行量とを照合して上記
    磁気テープを上記応答メツセージの始端で停止さ
    せる手段と、上記応答メツセージの再生終了後に
    上記磁気テープを早送りする手段と、この早送り
    中に検出される上記走行量と上記記憶された第2
    の走行量とを照合して上記磁気テープを上記応答
    メツセージの終端又は上記以前に記録された用件
    の終端から後方に所定の長さ隔てた位置に停止さ
    せる手段と、上記停止位置から次の用件記録を行
    う際に上記識別信号が記録された部分の後部を消
    去する手段とを具備し、上記用件が記録された磁
    気テープの再生時に上記識別信号の長さによつ
    て、最後尾に記録された用件を識別できるように
    した留守番電話装置。
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