JPS63262781A - 携帯可能媒体 - Google Patents

携帯可能媒体

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JPS63262781A
JPS63262781A JP62096866A JP9686687A JPS63262781A JP S63262781 A JPS63262781 A JP S63262781A JP 62096866 A JP62096866 A JP 62096866A JP 9686687 A JP9686687 A JP 9686687A JP S63262781 A JPS63262781 A JP S63262781A
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JP
Japan
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circuit
signal
supplied
output
data
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JP62096866A
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English (en)
Inventor
Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
Tomoko Yamauchi
知子 山内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07766Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement
    • G06K19/07769Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement the further communication means being a galvanic interface, e.g. hybrid or mixed smart cards having a contact and a non-contact interface

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばCPU、データメモリ、内部バッ
テリなどを内蔵し、電卓、時刻などのカード単体で用い
たり、端末機に挿入することにより用いる多機能のIC
カードなどの携帯可能媒体に関する。
(従来の技術) 従来、CPU、データメモリなどを内蔵し、キーボード
、表示部などを有し、電卓、時刻表示などでカード単体
で用いたり、端末機に挿入することに用いられる他機能
のICカードが開発されている。
このようなICカードにおいて、カード単体(オフライ
ン)で用いる場合と、端末機と接続(オフライン)して
用いる場合、カードそのものが区別されている場合がほ
とんどである。また、両方の機能を備えたカードは、現
在開発中のものがほとんどで実現されていない。
したがって、単体(オフライン)用カードとオンライン
用カードが別々であったため、リーット信号の入力によ
るプログラム動作については、オンライン、オフライン
の区別をする必要がなかった。しかし、カードが両方の
機能を備えている場合は、どちらのモードのプログラム
を実行するのかを検知するとともに、リーット信号のノ
イズ入力あるいはコンタクト部のいたずら等による異常
ルーチンの入力動作を検知する必要がある。
この場合、異常ルーチンのスタート時、使用回数の多い
単体動作(オフライン機能)を許可すると、カード内の
記憶データを破壊する恐れがあるという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、異常ルーチンのスタート時に、使用回数
の多いオフライン機能を許可することにより、記憶デー
タを破壊する恐れがあり、安全性の点で問題があるとい
う欠点を除去するもので、リーット信号のノイズ入力あ
るいはコンタクト部の、いたずら等により、連続して異
常ルーチンのスタートを検知した場合に、オフライン機
能を禁止することにより、記憶データの破壊を防止する
ことができ、安全性の高い携帯可能媒体を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の携帯可能媒体は、制御素子とこの制御素子動
作用の内蔵電源とを有するものにおいて、外部からの電
源が供給されるコンタクト部、このコンタクト部に供給
される外部からの電源の状態変化を検知する検知手段、
動作の開始時、上記検知手段の検知結果に応じてプログ
ラム動作をオンライン機能、オフライン機能、あるいは
異常ルーチンなどに分岐する分岐手段、上記異常ルーチ
ンへの分岐回数を計数する計数手段、および上記計数手
段による計数値が一定回数以上となった場合、オフライ
ン機能による動作を禁止する手段から構成されるもので
ある。
(作用) この発明は、制御素子とこの制御素子動作用の内蔵電源
とを有するものにおいて、外部から供給される電源の状
態変化を検知し、動作の開始時、上記検知結果に応じて
プログラム動作をオンライン機能、オフライン機能ある
いは異常ルーチンなどに分岐し、上記異常ルーチンへの
分岐回数を計数し、この計数値が一定回数以上となった
場合、オフライン機能による動作を禁止するようにした
ものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第3図において、10は携帯可能媒体としてのICカー
ドであり、種々の機能を有する多機能カードである。た
とえば、後述する端末機を用いて使用するオンライン機
能、ICカード10が単体で動作するオフライン機能、
および時計のみをカウントしている待ち状態を有してい
る。
上記オフライン機能としては、電卓として使用できる電
卓モード、利用者により用いられている時計による時刻
を表示する時刻表示モード、利用者により用いられてい
る時計の時刻を変更する時刻変更モード、住所、氏名、
電話番号等を登録したり、読出したりする電子幅モード
、あるいはICカード10を複数のクレジットカード、
キャッシュカードとして利用する買物モードなどとなっ
ている。
上記ICカード10の表面にはカードの規格にあった位
置に配置されたコンタクト部(接続手段)11.20キ
ーからなるキーボード部(表示手段)12、このキーボ
ード部12の上面に配置され、液晶表示素子で形成され
る表示部(表示手段)13、および磁気発生部材14a
、14+)が設けられている。
上記コンタクト部11は、たとえば複数の端子11a〜
llfによって構成されている。上記端子11aは動作
用の電源電圧(+5V、Vcc)用、端子11bは接地
用、端子11cはクロック信号用、端子11dはリーッ
ト信号用、端子11e〜llfはデータ入出力用となっ
ている。
上記キーボード部12は処理モードを指定するモードキ
ー(Ml、M2、M3、M4)12a。
テンキー12b、ファンクションキーとしての4則演算
キ一つまり加算(+)キー1201減算(=)キー12
d1除算(÷)キー12e5乗算(×)キー12f1小
数点(、)キー12g1およびイコール(=)キー12
hによって構成されている。
上記モードキー12aは、オフライン時、つまりICカ
ード10のみで処理を行う時、電卓モード(Ml)、時
刻表示モード(M2) 、電子通帳モード(M3)、あ
るいは買物モード(M4)に対する処理を選択するよう
になっている。また、上記買物モードにおいて、M4キ
ーとテンキー12bの組合わせに応じて、カードの種類
つまり種々のクレジットカード、キャッシュカードなど
に対応する処理を選択するようになっている。
上記加算キー12cはNEXTキ一つまり表示部13の
表示状態を次へ進めるキーとして用いられ、上記減算キ
ー12dはBACKキ一つまり表示部13の表示状態を
前に戻すキーとして用いられ、上記乗算キー12fは開
始キーとして用いられ、上記小数点キー12gはNoキ
ー、終了キーとして用いられ、上記イコールキー12h
はYESキー、パワーオンキーとして用いられるように
なっている。
上記表示部13は、1桁が5×7のドツトマトリクスで
、16桁表示となっている。
上記磁気発生部材14a、14bは、図示しない読取側
の磁気カードリーダ(磁気ヘッド)のトラック位置に合
せて、ICカード10の内部に埋設されている。
第4図はICカード10を扱う端末機たとえばパーソナ
ルコンピュータ等に用いられるICカード読取書込部1
6の外観を示すものである。すなわち、カード挿入口1
7から挿入されたICカード10におけるコンタクト部
11と接続することにより、ICカード10におけるメ
モリのデータを読取ったり、あるいはメモリ内にデータ
を書込むものである。
上記ICカード読取書込部16は、パーソナルコンピュ
ータの本体(図示しない)とケーブルによって接続され
るようになっている。
また、上記ICカード10の電気回路は、第2図に示す
ように構成されている。すなわち、上記コンタクト部1
1、通信制御回路21、リーット制御回路22、電源制
御回路23、たとえば3ボルトの内部バッテリ(内蔵型
i1り25、この内部バッテリ25の電圧値が規定以上
であるか否かをチェックするバッテリチェック回路24
、クロック制御回路26、演算クロック発振用の水晶発
振子であり、IMH2の発振周波数(高周波)の信号を
出力する発振器27、制御用のCPU (セントラル・
プロセッシング・ユニット)28、制御プログラムが記
録されているプログラムROM29、プログラムワーキ
ング用メモリ30、暗証番号(たとえば4桁)、および
データなどが記録され、FROMで構成されるデータメ
モリ31、処理動作中の計時用に用いるタイマ32、カ
レンダ回路33、基本クロック発振用の水晶発振子であ
り、常時、32.768KH2の発振周波数(低周波で
高精度)の信号を出力している発振器(第1のクロック
発生手段)34、表示部制御回路35、上記表示部13
を駆動する表示部ドライバ36、上記キーボード部12
のキー入力回路としてのキーボードインターフェース3
8、および上記磁気発生部材14a、14bを制御する
磁気発生部材制御回路40によって構成されている。
上記通信制御回路21、CPU28、ROM29、プロ
グラムワーキング用メモリ30、データメモリ31、タ
イマ32、カレンダ回路33、表示部制御回路35、キ
ーボードインターフェース38、および上記磁気発生部
材14a、14bを制御する磁気発生部材制御回路40
は、データバス20によって接続されるようになってい
る。
上記通信制御回路21は、受信時つまり上記端末機16
からコンタクト部11を介して供給されたシリアルの入
出力信号を、パラレルのデータに変換してデータバス2
0に出力し、送信時つまりデータバス20から供給され
たパラレルのデータを、シリアルの入出力信号に変換し
てコンタクト部11を介して端末機16に出力するよう
になっている。この場合、その変換のフォーマット内容
は、上記端末機16と、ICカード10とで定められて
いる。
リーット制御回路22は、外部あるいは内部からリーッ
ト信号が供給された際に、リーット信号を発生し、CP
U28に対する起動信号を出力するようになっている。
また、上記リーット制御回路22は、上記コンタクト部
11の端子11aに印加される外部からの電源Vccの
状態に応じた信号を出力するようになっている。すなわ
ち、第13図に示すように、ダイオード130、抵抗1
31、増幅部132.133.134.135.7ビツ
ト構成のシフトレジスタ136、インバータ回路137
.138、ナンド回路139、オア回路140、および
アンド回路141によって構成されている。上記ダイオ
ード130と抵抗131とにより上記コンタクト部11
の端子11aに印加される電圧のレベルを検知するレベ
ル検出部142が構成されている。また、上記シフトレ
ジスタ136による出力端Q3、Q7からの信号と上記
インバータ回路137、ナンド回路139により、電源
オフ(上記外部からの電源Vccのオフ)の検知を行な
う電源オフ検知部143が構成されている。また、上記
シフトレジスタ136による出力端Q1、Q4からの信
号と上記インバータ回路138、オア回路140により
、電源オフによるリーットを検知するリーット検知部1
44が構成されている。
上記シフトレジスタ136は、上記レベル検出部142
から増幅部131.132を介して供給される信号のレ
ベルが所定レベル以上の場合、クロック信号が供給され
るごとに1”信号を受入れ、所定レベル以下の場合、ク
ロック信号が供給されるごとに′0”信号を受入れ、上
記クロックごとにシフトしていくものである。上記クロ
ックはクロック制御回路26により1m5ecごとに供
給されるクロック信号である。
このような構成において、第14図に示すタイミングチ
ャートを参照しつつ動作を説明する。すなわち、上記コ
ンタクト部11の端子11aに外部からの電源電圧Vc
cが印加されていない場合、シフトレジスタ136の各
出力端Q1〜Q7からは”0”信号が出力されている。
このような状態において、オンライン時、外部からの電
源電圧Vccが印加されるとともに、リーット信号がC
PU28が起動がかかるのに十分な時間だけ供給される
。このリーット信号はアンド回路141を介してクロッ
ク制御回路26に出力されることにより、上記CPU2
8の起動をかけるようになっている。
また、上記外部からの電源電圧Vccが所定レベル以上
となった際、シフトレジスタ136の出力端Q1から順
に1”信号が出力される。
この場合、上記増幅部134からは、シフトレジスタ1
36の出力端Q1〜Q7の出力が変化しても、電源オフ
検知信号は出力されず、上記増幅部135からは、電源
オン検知信号が出力されるようになっている。
上記のオンラインの状態において、外部からの電源電圧
Vccがオフ(電圧が低下)されると、その低下にとも
なってシフトレジスタ136の出力端Q1から順に“0
′信号が出力される。これにより、シフトレジスタ13
6の出力端Q1から“0”信号が出力され、出力端Q4
から“1“信号が出力されている「3」クロック間 (3ms e c) 、オア回路140から“1”信号
が出力されることにより、アンド回路141からリーッ
ト信号が出力される。このリーット信号はクロック制御
回路26に出力されることにより、上記CPU28の起
動をかけるようになっている。
また、シフトレジスタ136の出力端Q3から“0″信
号が出力され、出力端Q7から1”信号が出力されてい
る「4」クロック間 (4ms e c) 、増幅部134から00”信号が
出力されることにより、電源オフ検知信号が出力る。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードおよびカ
ードの種類が指定されている際に、そのカードの種類に
対応して上記データメモリ31からデータバス20を介
して供給されるデータおよび読取装置が手動式読取りか
自動搬送式読取りかに対応した駆動レートに応じて、上
記磁気発生部材14a、14bを駆動制御して磁気情報
としての第1トラツク用データ、第2トラツク用データ
を出力することにより、従来の磁気ストライプが存在し
ているのと同じ状態にしているものである。
たとえば、手動式読取りの場合、読取速度の速い駆動レ
ートを選択し、自動搬送式読取りの場合、読取速度の遅
い駆動レートを選択するようになっている。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードが指定さ
れている際に、そのカードの種類に対応してオペレータ
により指定されたトラックに対応する磁気発生部材14
a1あるいは14bの一方から磁気情報(第1トラツク
用データ、あるいは第2トラツク用データ)を発生する
ようになっている。
たとえば、テンキー12b内の「1」キーと除算キー1
2eとの入力により、第1トラツクが指定され、磁気発
生部材14aによる第1トラツクに対する磁気の発生を
選択し、テンキー12b内の「2」キーと除算キー12
eとの入力により、第2トラツクが指定され、磁気発生
部材14bによる第2トラツクに対する磁気の発生を選
択するようになっている。
上記電源制御回路23について、第5図を用いて詳細に
説明する。すなわち、インバータ回路51.54.55
、カウンタ52、D形フリップフロップ回路(FF回路
)53、MOSFETで構成される半導体スイッチ56
.58、ダイオード57、および内部バッテリ25によ
って構成されている。
上記カウンタ52の計数値は、外部電源のチャタリング
の影響を受けない値となっている。上記ダイオード57
は、電源電圧Voutの保護用であり、外部からの電源
電圧Vccの低下時、半導体スイッチ56がオンする前
に、電源電圧Vccがメモリの駆動電圧より低下した場
合でも、電源電圧Voutが低下しないように、内部バ
ッテリ25で保護しているものである。
このような構成おいて、第6図に示すタイミングチャー
トを参照しつつ動作を説明する。すなわち、ICカード
10が上記端末機16とコンタクト部11で接続されて
いない場合、半導体スイッチ56がオンしているので、
内部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介
して電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加
される。
また、ICカード10が上記端末機16とコンタクト部
11で接続された場合、外部からの電源電圧Vccが半
導体スイッチ58のゲートに供給されるとともに、クロ
ック信号CLKがインバータ回路51を介してカウンタ
52のクロック端子ckに供給される。これにより、カ
ウンタ52は計数を開始し、このカウンタ52の値が所
定値となった時、出力端Qnの出力により、FF回路5
3をセットする。このFF回路53のセット出力Qによ
り、半導体スイッチ58のゲートに“0”信号が供給さ
れ、半導体スイッチ56のゲートに1”信号が供給され
、半導体スイッチ58がオンし、半導体スイッチ56が
オフする。したがって、外部からの電源電圧Vccが半
導体スイッチ58を介して電源制御回路22の出力Vo
utとして各部に印加される。
なお、オンライン状態からオフライン状態に戻る時、外
部からの電源電圧Vccが低下したとき、リーット制御
回路22からリーット信号が出力される。これにより、
そのリーット信号により、カウンタ52、FF回路53
がリーットされる。すると、半導体スイ′ツチ58のゲ
ートに″1°信号が供給され、半導体スイッチ56のゲ
ートに“0“信号が供給され、半導体スイッチ58がオ
フし、半導体スイッチ56がオンする。したがって、内
部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介し
て電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加さ
れる。
る。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードおよびカ
ードの種類が指定されている際に、そのカードの種類に
対応して上記データメモリ31からデータバス20を介
して供給されるデータおよび読取装置が手動式読取りか
自動搬送式読取りかに対応した駆動レートに応じて、上
記磁気発生部材14a、14bを駆動制御して磁気情報
としての第1トラツク用データ、第2トラツク用データ
を出力することにより、従来の磁気ストライプが存在し
ているのと同じ状態にしているものである。
たとえば、手動式読取りの場合、読取速度の速い駆動レ
ートを選択し、自動搬送式読取りの場合、読取速度の遅
い駆動レートを選択するようになっている。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードが指定さ
れている際に、そのカードの種類に対応してオペレータ
により指定されたトラックに対応する磁気発生部材14
a1あるいは14bの一方から磁気情報(第1トラツク
用データ、あるいは第2トラツク用データ)を発生する
ようになっている。
たとえば、テンキー12b内の「1」キーと除算キー1
2eとの入力により、第1トラツクが指定され、磁気発
生部材14aによる第1トラツクに対する磁気の発生を
選択し、テンキー12b内の「2」キーと除算キー12
eとの入力により、第2トラツクが指定され、磁気発生
部材14bによる第2トラツクに対する磁気の発生を選
択するようになっている。
上記電源制御回路23について、第5図を用いて詳細に
説明する。すなわち、インバータ回路51.54.55
、カウンタ52、D形フリップフロップ回路(FF回路
)53、MOSFETで構成される半導体スイッチ56
.58、ダイオード57、および内部バッテリ25によ
って構成されている。
上記カウンタ52の計数値は、外部電源のチャタリング
の影響を受けない値となっている。上記ダイオード57
は、電源電圧Voutの保護用であり、外部からの電源
電圧Vccの低下時、半導体スイッチ56がオンする前
に、電源電圧Vccがメモリの駆動電圧より低下した場
合でも、電源電圧Voutが低下しないように、内部バ
ッテリ25で保護しているものである。
このような構成おいて、第6図に示すタイミングチャー
トを参照しつつ動作を説明する。すなわち、ICカード
10が上記端末機16とコンタクト部11で接続されて
いない場合、半導体スイッチ56がオンしているので、
内部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介
して電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加
される。
また、ICカード10が上記端末機16とコンタクト部
11で接続された場合、外部からの電源電圧Vccが半
導体スイッチ58のゲートに供給されるとともに、クロ
ック信号CLKがインバータ回路51を介してカウンタ
52のクロック端子ckに供給される。これにより、カ
ウンタ52は計数を開始し、このカウンタ52の値が所
定値となった時、出力端Qnの出力により、FF回路5
3をセットする。このFF回路53のセット出力Qによ
り、半導体スイッチ58のゲートに“0”信号が供給さ
れ、半導体スイッチ56のゲートに“1”信号が供給さ
れ、半導体スイッチ58がオンし、半導体スイッチ56
がオフする。したがって、外部からの電源電圧Vccが
半導体スイッチ58を介して電源制御回路22の出力V
outとして各部に印加される。
なお、オンライン状態からオフライン状態に戻る時、外
部からの電源電圧Vccが低下したとき、リーット制御
回路22からリーット信号が出力される。これにより、
そのリーット信号により、カウンタ52、FF回路53
がリーットされる。すると、半導体スイ′ツチ58のゲ
ートに“1“信号が供給され、半導体スイッチ56のゲ
ートに“0”信号が供給され、半導体スイッチ58がオ
フし、半導体スイッチ56がオンする。したがって、内
部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介し
て電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加さ
れる。
上記クロック制御回路26について、第7図を用いて詳
細に説明する。すなわち、上記CPU28からの停止信
号HALTはFF回路62のクロック入力端ckに供給
される。このFF回路62のセット出力は、FF回路6
3のデータ入力端りに供給され、このFF回路63のク
ロック入力端ckには上記CPU28からのマシンサイ
クル信号M1が供給される。上記FF回路62.63は
停止モードタイミング用となっている。上記FF回路6
3のセット出力は、FF回路64のデータ入力端りに供
給され、このFF回路64のクロック入力端ckには上
記カレンダ回路33からの32.763KH2の時計用
のクロックが供給される。上記FF回路64のリーット
出力は、FF回路65のデータ入力端りに供給され、こ
のFF回路65のクロック入力端ckには上記カレンダ
回路33からの32.763KH2の時計用のクロック
が供給される。上記FF回路65はクロック発振停止用
となっている。上記FF回路65のセット出力は、ナン
ド回路66の一端に供給され、このナンド回路66の出
力端と他端との間には発振回路67が接続されている。
また、上記CPU28からのキー人力割込み信号、およ
び上記リーット制御回路22からのリーット信号は、オ
ア回路61を介して上記FF回路62.63.64のリ
ーット入力端Rに供給されるとともに、上記FF回路6
5のセット入力端Sに供給される。
上記発振回路67は、上記IMH2の発振周波数を有す
る発振器27、抵抗68、コンデンサ70.71によっ
て構成されている。
上記ナンド回路66の出力は、インバータ回路72を介
してFF回路74のクロック入力端ckに供給され、ま
たインバータ回路72.73を介してナンド回路75の
一端に供給される。
また、上記リーット制御回路22からのリーット信号は
FF回路76のセット入力端Sに供給され、このFF回
路76のクロック入力端ckには後述するオア回路84
の出力が供給されている。
また、上記FF回路76のデータ入力端り、リーット入
力端Rには、上記CPU28からのクロック選択信号が
供給されている。上記FF回路76のセット出力はFF
回路77、のデータ入力端りに供給され、このFF回路
77のクロック入力端ckには上記カレンダ回路33か
らの32.763KH2の時計用のクロックが供給され
る。上記FF回路77のセット出力はナンド回路79の
一端に供給され、このナンド回路79の他端には上記カ
レンダ回路33からの32.763KH2の時計用のク
ロックがインバータ回路78を介して供給される。上記
ナンド回路79の出力はナンド回路80の一端に供給さ
れる。
また、上記FF回路77のリーット出力は上記FF回路
74のデータ入力端りに供給され、このFF回路74の
セット出力はナンド回路75の他端に供給される。上記
FF回路74はクロック切換用となっている。
上記ナンド回路75.79の出力がナンド回路80に供
給され、このナンド回路80の出力はFF回路81.8
3のクロック入力端ckに供給され、上記FF回路81
のデータ入力端には上記FF回路63のセット出力がイ
ンバータ回路82を介して供給される。
上記FF回路81のセット出力、および上記FF回路8
3のリーット出力はオア回路84を介して上記FF回路
76のクロック入力端ckに出力する。
また、上記FF回路83のセット出力はナンド回路86
の一端に供給され、このナンド回路86の他端には上記
アンド回路80の出力がインバータ回路85を介して供
給される。上記ナンド回路86の出力は、クロック信号
として上記CPU28へ出力されるようになっている。
このような構成において動作を説明する。まず、停止状
態について説明する。すなわち、上記CPU28からク
ロック選択信号として“1”が供給されている。これに
より、FF回路76.77がセットしている。これによ
り、時計用クロック(32,768KH2)はインバー
タ回路78、ナンド回路79.80を介して、FF回路
81.82、およびインバータ回路85に導かれている
次に、停止状態からの再起動について説明する。
すなわち、上記パワーオンキーとしてのイコールキー1
2hの投入により、上記CPU2Bからキー人力割込み
信号が供給される。すると、FF回路62.63.64
がリーットし、FF回路65がセットする。このFF回
路65のセット出力により発振回路67をイネーブル状
態とする。これにより、発振回路67は発振を開始する
また、上記FF回路63のリーットにより、FF回路8
1のデータ入力端りには“1″が供給されている。これ
により、上記ナンド回路80の出力により、FF回路8
1.83がセットし、ナンド回路86のゲートを開く。
したがって、インバータ回路85からの時計用クロック
がナンド回路86を介してCPU28に出力されている
次に、CPU28は、キー人力割込み信号を出力してか
ら、次のキー人力としてのモードキーの投入に応じて、
クロック選択信号として“0”をFF回路76のデータ
入力端りに供給する。これにより、FF回路76.77
がリーットし、FF回路77のリーット出力つまり“1
゛信号がFF回路74のデータ入力端りに供給される。
このとき、次のキー人力としてのモードキーが投入され
る間に、500〜600m5 e c以上が経過し、発
振回路67が安定発振するようになっている。
またこのとき、発振回路67によるクロック(IMH2
)がインバータ回路72を介してFF回路74のクロッ
ク入力端に供給されてい名。
したがって、FF回路74がセットし、このセット出力
によりナンド回路75のゲートが開く。
この結果、発振回路67によるクロック(IMHz)は
、インバータ回路72.73、ナンド回路75.80、
インバータ回路85、およびナンド回路86を順次介し
てCPO28に出力されている。
これにより、クロック選択信号を“0”とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロックから
高速処理用クロックに切替わるようになっている。
次に、処理を終了し、停止状態(スタンバイ状態)とす
る場合について説明する。すなわち、CPU28は、オ
フライン状態におけるキー人力待機状態が所定時間経過
した際、クロック選択信号を“1゛とすることにより、
FF回路76.77がセットし、FF回路77のセット
出力つまり“1”信号がナンド回路79に供給され、ナ
ンド回路79のゲートが開いている。したがって、時計
用クロックは、インバータ回路78、ナンド回路79.
80、インバータ回路85、およびナンド回路86を順
次介してCPU28に出力される。
この結果、再び時計用クロックがCPU28に出力され
る。
ついで、CPU28から停止信号がFF回路62のデー
タ入力端りに供給される。すると、FF回路62がセッ
トし、このセット出力がFF回路63のデータ入力端り
に供給される。そして、CPO28からのマシンサイク
ル信号M1により、FF回路63がセットし、FF回路
81のデータ入力端りに“0゛信号が供給される。これ
により、FF回路63のセット出力をFF回路81.8
3で2パルス分送らせた後、ナンド回路86のゲートを
閉じることにより、CPU28へのクロックの出力を停
止する。これにより、CPU28を停止状態としている
また、上記FF回路63のセット出力はFF回路64.
65で2パルス分送らせた後、ナンド回路66のゲート
を閉じることにより、発振回路67による発振を停止し
ている。
これにより、上記CPO28へのクロックの出力を停止
した後、発振回路67を停止している。
このように、上記クロック制御回路26は、発振器27
による水晶の発振の立上がりをカバーするために、時計
用クロックとIMH2用クロツクロック果的に切換える
ようにしている。
上記カレンダ回路33について、第8図を用いて詳細に
説明する。すなわち、32.768KH2の発振器34
の発振出力を分周することにより、1秒ごとの信号を出
力端a、bから出力する分周回路91、この分周回路9
1の出力端aからの信号を計数することにより、10秒
ごとに信号を出力するカウンタ92、このカウンタ92
からの信号を計数することにより、60秒つまり1分ご
とに信号を出力するカウンタ93、このカウンタ93か
らの信号を計数することにより、10分ごとに信号を出
力するカウンタ94、このカウンタ94からの信号を計
数することにより、60分つまり1時間ごとに信号を出
力するカウンタ95、このカウンタ95からの信号を計
数することにより、24時間つまり1日ごとに信号を出
力するカウンタ96、上記分周回路91の出力端すから
の信号を計数することにより、10秒ごとに信号を出力
するカウンタ97、このカウンタ97からの信号を計数
することにより、60秒つまり1分ごとに信号を出力す
るカウンタ98、このカウンタ98からの信号を計数す
ることにより、10分ごとに信号を出力するカウンタ9
9、このカウンタ99からの信号を計数することにより
、60分つまり1時間ごとに信号を出力するカウンタ1
00、このカウンタ100からの信号を計数することに
より、24時間つまり1日ごとに信号を出力するカウン
タ101から構成されている。
ここに、上記カウンタ92〜96により秒、分、時を計
数する取引用の時計が構成され、上記カウンタ97〜1
01により秒、分、時を計数する表示用の時計が構成さ
れている。上記カウンタ97〜101の内容つまり計数
値は上記キーボード部12により変更できるようになっ
ており、上記カウンタ92〜96の内容つまり計数値は
上記キーボード部12により変更できないようになって
いる。
また、年月日および曜日は、24時間ごとのカウンタ9
6.101からの信号によ、す、上記CPO28へ割込
み要求を出力する。これにより、CPU28はデータメ
モリ31を用いて対応するエリアの年月日および曜日を
更新する。また、2つの時計は、第9図に示すように、
基準となる1秒のクロックの位相をずらしているため、
同時に割込みが発生しないようになっている。
上記磁気発生部材制御回路40について、第10図を用
いて詳細に説明する。すなわち、上記CPO28からデ
ータバス20を介して供給されるコマンドデータはコマ
ンド用のFF回路110に供給される。このFF回路1
10は4つOFF回路からなり、データバス20から供
給されるコマンドデータに応じて、出力端110aから
第1トラツクに対する駆動レートに対応したクロック選
択信号、出力端110bからスタート信号、あるいは出
力端110Cから第2トラツクに対する駆動レートに対
応したクロック選択信号、出力端110dからスタート
信号を出力するものである。
上記FF回路110のクロック入力端cpには、上記C
PU28からのコマンドライトスタート信号が供給され
ている。上記駆動レートに対応したクロック選択信号は
、読取器の種類が手動式読取りか自動搬送式読取りかを
示すものである。
上記FF回路110の出力端110aから出力されるク
ロック選択信号は、選択回路111の入力端Sに供給さ
れる。この選択回路111の入力端Aには図示しない発
振器゛から周波数が8KH2の、信号が供給され、入力
端Bには図示しない発振器から周波数が4KH2の信号
が供給されている。
上記選択回路111は、上記FF回路110からのクロ
ック選択信号に応じて、読取器の種類が手動式読取りの
場合、入力端Aの信号を選択し、出力端Yから出力し、
読取器の種類が自動搬送式読取りの場合、入力端Bの信
号を選択し、出力端Yから出力するようになっている。
上記FF回路110の出力端110bから出力されるス
タート信号、および上記選択回路111の出力は、タイ
ミング回路112に供給される。
このタイミング回路112は、7進クロツクを発生し、
パラレル/シリアル変換回路115のクロック入力端c
pに供給d、最初のクロックをロード信号としてパラレ
ル/シリアル変換回路115のロード入力端りに供給す
る。また、上記タイミング回路112は、データ“0”
用クロック、データ“1”用クロックを選択回路116
に供給している。
また、上記CPU28からデータバス20を介して供給
される磁気データとしての第1トラツク用データ(選択
したカードの種類によって異なっている)はデータラッ
チ回路113に供給され、このデータラッチ回路113
には、CPU28からデータライトスター!・信号が供
給されている。
上記データラッチ回路113は、CPU28からデータ
ライトスタート信号が供給された際、上記データバス2
0から供給される7ビツトずつの磁気データをラッチす
るものである。
上記データラッチ回路113にラッチされたデータは7
ビツト用のパラレル/シリアル変換回路115のデータ
入力端INに供給される。上記パラレル/シリアル変換
回路115は、供給されるロード信号により、上記デー
タラッチ回路113からのデータをロードし、このロー
ドされたデータを順にシフトし、1ビツトずつの信号(
“1”信号あるいは“0”信号)に変換して出力するよ
うになっている。
上記パラレル/シリアル変換回路115の出力は、選択
回路116の入力端Sに供給される。この選択回路11
6は、入力端Sに“1″信号が供給された場合、上記タ
イミング回路112から供給されるデータ“1″用クロ
ツクを選択して出力し、入力端Sに“0”信号が供給さ
れた場合、」1記タイミング回路112から供給される
データ“0″用クロツクを選択して出力するようになっ
ている。上記選択回路116の出力はJ −K F F
回路117に供給され、このJ−KFF回路117のセ
ット出力、リーット出力はドライバ118に供給される
ようになっている。
このドライバ118は、上記FF回路117からの信号
に応じて磁気発生部材14aを駆動することにより、磁
界を発生しているものである。たとえば、上記FF回路
117がセットされている場合、矢印Cに示すような磁
界を発生しくリセ・ソトされている場合、矢印dに示す
ような磁界を発生するようになっている。
なお、上記磁気発生部材制御回路40における、要部の
タイミングチャートは第11図に示すようになっている
上記選択回路116において、第12図に示すように、
データ″1”と“0“に対して、クロックのサイクルが
、1:2の比率となっている。このクロックでJ−KF
F回路117を反転モードで動かすことにより、磁気デ
ータ(第1トラツク用データ)として必要なフォーマッ
トの“1“、“0“信号が得られ、磁気発生部材14a
を駆動するようになっている。
また、上記CPO28からのデータライトスタート信号
はインバートされて空検知用のFF回路114のセット
入力端に供給され、このFF回路114のリーット入力
端には、上記タイミング回路112からの最初のクロッ
クがインバートされて供給されている。これにより、上
記データラッチ回路113のデータが115にロードさ
れた場合、FF回路114がセットし、このFF回路1
14のセット出力つまりバッファエンプティ信号が上記
CPU28に供給される。
これにより、上記CPU28は、次のデータセット可能
状態であると判断し、次のデータをデータラッチ回路1
13に出力する。このように、CPU28は空検知用F
F回路114の出力をセンスしながら、データを順にセ
ットし、すべてのデータを出力した後、コマンドライト
スタート信号、データライトスタート信号をオフにする
ようになっている。これにより、タイミング回路112
による信号の発生が停止し、動作終了となる。
なお、上記各回路111〜118は、第1トラツク用の
回路であり、第2トラツク用の回路も上記同様に選択回
路119、タイミング回路120、データラッチ回路1
21、空検知用FF回路122、パラレル/シリアル変
換回路123、選択回路124、J−KFF回路125
、およびドライバ126によって構成されている。但し
、タイミング回路120が5進で動作する箇所が異なっ
ている。
上記したように、磁気発生部材制御回路40は、上記デ
ータメモリ31から選択的に読出された所定のクレジッ
トカード、あるいはキャッシュカードの磁気データに応
じて磁界を発生することにより、読取器側の磁気ヘッド
(図示しない)には、従来の磁気ストライプを読取った
場合と同じ信号が供給されるようになっている。たとえ
ば、カードの第1トラツクに対応して磁気発生部材14
aにより第1トラツク用データが出力され、第2トラツ
クに対応して磁気発生部材14bにより第2トラック用
データが出力されるようになっている。
また、上記CPU28は第1図に示すフローチャートに
示すように、リーット制御回路22からリーット信号が
供給された際、リーット制御回路゛22の増幅部134
.135に対してリード信号を出力する。これにより、
増幅部134.135から供給される信号により、対応
する処理状況を判断テーブル29aから読゛出し、その
読出した処理に対応する処理プログラムに応じて処理を
行なうものである。たとえば、電源オン検知信号および
電源オフ検知信号とが供給されていない場合、両方“0
″の場合、判断テーブル29aから製造処理時を読出し
、プログラムROM29内の製造時のテストプログラム
を用いて、製造時のテストを行なう。また、電源オン検
知信号および電源オフ検知信号とが供給されている場合
、両方“1“の場合、判断テーブル29aから雑音時を
読出し、図示しない内部カウンタ内のエラーカウンタを
カウントアツプする。このカウント値が「3」以上の場
合、単体動作禁止フラグをセットし、利用者に対して発
行者に持っていって下さいという案内を行なう。また、
電源オン検知信号の一方のみが供給されている場合、判
断テーブル29aからオンライン時を読出し、プログラ
ムROM29内のオンライン用の処理プログラムを用い
て、オンライン処理を行なう。また、電源オフ検知信号
の一方のみが供給されている場合、判断テーブル29a
からオフライン時を読出し、プログラムROM29内の
オフライン用の処理プログラムを用いて、オフライン処
理を行なう。
上記単体動作禁止フラグは、上記のほか、バッテリ電圧
の低下、暗証番号の不一致の場合にセットされるように
なっている。上記単体動作禁止フラグが一旦セットされ
ると、それ以後、カード単体(オフライン)では、動作
することができなくなる。そして、カード発行元より特
殊なキーコードで単体動作禁止フラグがリーットされる
ことにより、再び使用できるようになっている。
次に、このような構成において、動作を説明する。まず
、カード単体で用いるオフラ冑ン機能について説明する
。すなわち、モードキー12aつまりM1キーにより、
電卓モードを指定した場合、テンキー12bと四則演算
キー12cとによる電卓として使用することができる。
また、モードキー12aつまりM2キーの投入により、
時刻表示モードを指定した場合、CPU28は上記カレ
ンダ回路33内のカウンタ97、〜101から表示用時
計に対する秒、分、時を読出し、またデータメモリ31
から表示用時計に対する年月日および曜日を読出し、指
定されたフォーマットに変換し、表示部制御回路35に
出力する。これにより、表示部制御回路35は、内部の
キャラクタジェネレータ(図示しない)を用いて文字パ
ターンに変換し、表示部ドライバ36を用いて表示部1
3で表示する。
また、モードキー12aつまりM3キーにより、電子帳
モードを指定した場合、CPU28はデータメモリ31
に記憶されている住所、氏名、電話番号等を読出し、上
記表示部13で表示する。また、上記住所、氏名等を電
子帳に登録する場合、たとえばモードキー12aとテン
キー12bを用いて行っている。すなわち、rAJは rMl、2」、rBJはrM2.2」、rcJはrM3
.2」、rDJはrMl、3」、・・・を投入すること
により、指定できるようになっている。
また、モードキー12aつまりM4キーにより、買物モ
ードを指定した場合、続けてテンキー12bにより契約
クレジットカード、あるいはキャッシュカードの種類を
選択し、読取器(外部装置)の種類つまり読取りが手動
式か自動搬送式かを選択し、および第1トラツク用デー
タの出力か第2トラツク用データの出力かを選択する。
たとえば、表示部13に表示される数字キーとクレジッ
ト会社名、銀行名等の略号の案内により、テンキー12
bを用いて契約クレジットカード、あるいはキャッシュ
カードの種類を選択する。また、表示部13に表示され
る「読取器の読取りが手動式ですか」という案内に応じ
て、手動式の場合、YESキー(イコールキー12h)
の投入によりそれを選択し、自動搬送式の場合、NEX
Tキー(加算キー12C)の投入により、表示部13に
表示される「読取りが自動搬送式ですか」という案内に
応じてYESキー(イコールキー12h)の投入により
それを選択する。さらに、テンキー12b内の「1」キ
ーと除算キー12eとの入力により第1トラツクを指定
し、テンキー12b内の「2」キーと除算キー12eと
の入力により第2トラツクを指定することにより、第1
トラツク用データの出力か第2トラツク用データの出力
かを選択する。
上記選択により、CPU28は、データメモリ31より
上記選択されたクレジットカード、あるいはキャッシュ
カードに対応するデータ(72キヤラクタ)として第1
トラツク用データ、第2トラツク用データを読出し、磁
気発生部材制御回路40に出力する。また、CPU28
は、上記手動式か自動搬送式かの選択に対応した駆動レ
ートを磁気発生部材制御回路40に出力する。さらに、
CPU28はコマンドデータ、コマンドライトスタート
信号、データライトスタート信号を磁気発生部材制御回
路40に出力する。
ついで、開始キー(乗算キー12f)が投入されること
により、CPU28は磁気発生部材制御回路40に対し
てスタート信号を出力する。これにより、磁気発生部材
制御回路40は、第1トラツク用データの出力が選択さ
れている場合、上記クレジットの第1トラツク用データ
に応じた磁界を磁気発生部材14aから発生することに
より、読取器側の磁気ヘッド(図示しない)に、従来の
第1トラツクの磁気ストライブを読取った場合と同じ信
号が供給される。この場合、上記駆動レートとして手動
式が選択されている場合、磁気発生部材制御回路40内
の駆動クロックとして8KH2の信号が選択され、この
信号に応じて発生スピードの速い磁気データが磁気発生
部材14aから発生される。また、上記駆動レートとし
て自動搬送式が選択されている場合、磁気発生部材制御
回路40内の駆動クロックとして4KH2の信号が選択
され、この信号に応じて発生スピードの遅い磁気データ
が磁気発生部材14aから発生される。
また、磁気発生部材制御回路40は、第2トラツク用デ
ータの出力が選択されている場合、上記クレジットの第
2トラツク用データに応じた磁界を磁気発生部材14b
から発生することにより、読取器側の磁気ヘッド(図示
しない)に、従来の第2トラツクの磁気ストライブを読
取った場合と同じ信号が供給される。この場合、上記駆
動レートとして手動式が選択されている場合、磁気発生
部材制御回路40内の駆動クロックとして4KH2の信
号が選択され、この信号に応じて発生スピードの速い磁
気データが磁気発生部材14bから発生される。また、
上記駆動レートとして自動搬送式が選択されている場合
、磁気発生部材制御回路40内の駆動クロックとして2
KH2の信号が選択され、この信号に応じて発生スピー
ドの遅い磁気データが磁気発生部材14bから発生され
る。
この結果、買物モードでは、従来のクレジットカードと
して使用できるようになっている。
上記トラックの指定は、上記モードによる取引の終了を
指示する終了キー(小数点キー12g)が投入されるか
、あるいは他方のトラックの指定が行われるまで、持続
されている。
また、上記磁気データの出力は、通常1回で終了するが
、開始キー(乗算キー12f)が投入され続けている場
合、連続してデータを出力、っまり1トラック分ごとの
データを繰返し出力する。
この場合、指定されたトラックに変更はない。
次に、ICカード10を端末機16に挿入することによ
り用いるオンライン機能について説明する。すなわち、
ICカード10を端末機16の挿入口17に挿入する。
すると、ICカード10が受入れられ、端末機16内部
の接続部とICカード10のコンタクト部11が接続さ
れる。これにより、コンタクト部11を介して外部から
の電源電圧が供給されると、電源制御回路23は上述し
たように、内部バッテリ25による駆動から外部からの
電源電圧の駆動に切換える。また、リーット制御回路2
2はリーット信号を発生し、CPU28を起動する。こ
の起動の後、CPU28はオンラインで動作しているこ
とを確認した場合、プログラムROM29の内容にした
がってオンライン処理を行う。このオンライン処理とし
ては、端末機16とICカード10との間でデータ更新
を行なうことにより、データの交換を行ったり、ICカ
ード10内に新しいデータを書込むようになっている。
上記したように、コンタクト部に供給される外部からの
電源の状態変化を検知し、動作の開始時つまりリーット
入力時に、上記検知結果に応じて動作プログラムをオン
ライン機能、オフライン機能、異常ルーチンなどに分岐
し、上記異常ルーチンへの分岐回数を計数し、この計数
値が3以上となった場合に、オフライン機能による動作
を禁止するようにしたので、記憶データの破壊を防止す
ることができ、安全性を高いものとすることができる。
なお、前記実施例では、ICカードを用いたが、これに
限らず、データメモリと制御素子とを有し、選択的に外
部から入出力を行うものであれば良く、形状もカード状
でなく、棒状など他の形状であっても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、リーット信号の
ノイズ入力あるいはコンタクト部のいたずら等により、
連続して異常ルーチンのスタートを検知した場合に、オ
フライン機能を禁止することにより、記憶データの破壊
を防止することができ、安全性の高い携帯可能媒体を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図はCPUの動作を説明するためのフローチャート、
第2図はICカードの電気回路の概略構成を示す図、第
3図は10カードの構成を示す平面図、第4図はICカ
ードを取扱う端末機を示す図、第5図は電源制御回路の
構成例を示す図、第6図は第5図における要部の動作を
説明するためのタイミングチャート、第7図はクロック
制御回路の構成を示す図、第8図はカレンダ回路の概略
構成ブロック図、第9図は分周回路がらの信号の出力タ
イミングを示す図、第10図は磁気発生部材制御回路の
構成例を示す図、第11図および第12図は第10図に
おける要部の動作を説明するためのタイミングチャート
、第13図はリーット制御回路の構成例を示す図、第1
4図は第13図における要部の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。 10・・・ICカード(携帯可能媒体)、11・・・コ
ンタクト部、12・・・キーボード部、22・・・リー
ット制御回路、23・・・電源制御回路、25・・・内
部バッテリ、28・・・CPU (制御素子)。 第1図 第30 1U 第40 第5「1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 制御素子とこの制御素子動作用の内蔵電源とを
    有する携帯可能媒体において、 外部からの電源が供給されるコンタクト部と、このコン
    タクト部に供給される外部からの電源の状態変化を検知
    する検知手段と、 動作の開始時、上記検知手段の検知結果に応じてプログ
    ラム動作をオンライン機能、オフライン機能、あるいは
    異常ルーチンなどに分岐する分岐手段と、 上記異常ルーチンへの分岐回数を計数する計数手段と、 上記計数手段による計数値が一定回数以上となった場合
    、オフライン機能による動作を禁止する手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能媒体。
  2. (2) 制御素子が、CPUであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の携帯可能媒体。
  3. (3) 動作の開始時が、上記制御素子に対するリーッ
    ト信号の入力時であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の携帯可能媒体。
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