JPS63203072A - 情報識別制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は情報識別制御方式に関し、特にコマーシャル番
組を含む商用複合テレビジョン映像信号の情報識別制御
方式に関する。

従来技術 従来、商用のテレビジョン放送においては、通常の放送
番組からコマーシャル番組に変るときには単に垂直ブラ
ンキング期間を用いて互いの映像信号を切替えるもので
あり切替前後の映像信号をみただけでは、どこからどこ
までの区間が通常の番組映像で、コマーシャル映像番組
がどこ９部分に重畳されているか判別することは不可能
となっている。

上述した様に、従来は通常の番組映像とコマーシャル映
像の前後にそれらを区別する情報が重畳されていないの
で、例えば受像機側でその映像を録画する場合、通常の
本当に必要な番組のみを録画したいと思っても、コマー
シャル放送の時間になるとその映像までが否応なく録画
されてしまう。

本来コマーシャル番組は録画時には不要な場合が多いの
で、当該コマーシャル番組の録画は選択的に禁止するよ
うにするのが好ましいものである。

発明の目的 そこで、本発明はこの様な要求に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、コマーシャル番組の
映像のみを選択的に禁止して出力する様にし、本来の番
組映像のみを録画できる様にした複合テレビジョン映像
信号における情報識別制御方式を提供することにある。

１班工１鷹 本発明による情報識別制御方式は、コマーシャル番組を
含む商用複合テレビジョン映像信号にコマーシャル番組
を示すコマーシャル番組識別信号を予め挿入して送信し
、受信側において前記コマーシャル番組識別信号を検出
してその検出期間中前記コマーシャル番組の映像出力を
禁止するようにしたことを特徴としている。

実施例 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
２図は第１図のブロックの各部の波形図であり、第３図
は第２図の波形図の長時間の区間（数フィールド）を示
したものである。

第１図において、複合テレビジョン信号Ａを２分岐して
その１つを同期分離器１に加え、複合テレビジョン信号
Ａの中から複合同期信号Ｂのみを分離する。次に、その
複合同期信号Ｂを積分回路２に加えると、垂直ブランキ
ング区間の垂直同期パルス幅が他の水平同期パルスおよ
び垂直等化パルス幅よりもはるかに大きいため、その区
間の電圧が積分蓄積され、波形Ｃのようにスレショール
ドレベルＴを越えるようになる。そこで、この積分出力
Ｃを次段に接続されるスレショールドレベルＴを持つ垂
直同期検出器３に加えることにより、その検出信号りを
得る。

次に、この波形りの立上りを利用して、波形整形器４に
より垂直同期パルスｄ、ｅ、ｆの部分に、予め送信側に
て重畳されているそれぞれの重畳信号が抽出できるよう
なサンプリングパルスＥを生成する。このサンプリング
パルスＥにより、抽出器５において受信した元の複合テ
レビジョン信号への中から垂直ブランキング期間の垂直
同期パルス（７）ｄ、ｅ、ｆの部分に重畳されているコ
マーシャル開始予告信号、コマーシャル番組識別信号。

コマーシャル終了予告信号を夫々抽出して波形Ｆを得る
。

次に、この波形Ｆをコマーシャル開始予告信号検出器６
．コマーシャル番組識別信号検出器７およびコマーシャ
ル終了予告信号検出器８にそれぞれ供給することにより
、コマーシャル開始予告信号Ｇ、コマーシャル番組識別
信号Ｈおよびコマーシャル終了予告信号Ｉを得る。これ
ら３つの検出信号をもっと長時間でみると第３図のよう
になる。

即ち、最初のコマーシャル開始予告信号が検出されると
、それに続いて同じ垂直ブランキング期間内において番
組切替信号Ｘのタイミングにより番組送出側で通常番組
からコマーシャル番組に切替えられる。一旦］マーシャ
ル番組に切替わると、次のフィールドからはコマーシャ
ル番組識別信号が検出されるので、この検出信号により
最後のコマーシャル番組終了予告信号が検出されるまで
コマーシャル番組を識別することができることになる。

このコマーシャル番組期間を識別する手段として、コマ
ーシャル区間検出器９を用いる。このコマーシャル区間
検出器９において、上記コマーシャル開始予告信号検出
器出力波形Ｇの立上り（又は立下り）をトリガとしてパ
ルスを発生しコマーシャル終了予告信号検出器出力波形
ｌの立上り（又は立下り）でパルスを終端する様にする
。またこのコマーシャル区間検出器９の出力とコマーシ
ャル番組識別信号検出器７の検出出力Ｆとをコマーシャ
ル区間識別器１０に加えて両者の論理をとることにより
、フィールドごとにコマーシャル番組の識別度を高める
ようにしている。

コマーシャル区間識別器１０の出力波形Ｋをコマーシャ
ル制御器１１に加え、映像信号Ｊをこのコマーシャル番
組の区間（波形にの時間幅）だけその出力を禁止する。

それによって映像信＠Ｌを得る。この映像信号りを外部
接続される図示せぬ録画機器に接続するためにインタフ
ェース回路１２を通して出力する。

一方、コマーシャル区間識別器１０の出力波形Ｋにより
外部接続される録画機器の録画を自動的にオン、オフさ
せるための制御信号を外部出力すべく、インタフェース
回路１３を通して導出するのである。

−〇　− 最後に、受信複合映像信号Ａと波形整形器４の出力波形
Ｅとを垂直同期再生器１４に加えることにより、受信複
合映像信号Ａの垂直同期パルス部分ｄ、ｅ、ｆ部分に重
畳されているコマーシャル開始予告信号、コマーシャル
番組識別信号およびコマーシャル終了予告信号を除去し
て元のそれぞれの垂直同期パルスを再生し、本来の複合
テレビジョン映像信号に戻すことにより波形Ｊを得るこ
とになる。

こうすることにより、コマーシャル番組のみを選択的に
抑圧禁止することが可能となるので、録画機器における
録画がコマーシャル番組部分は除かれて行われ得ること
になる。また、コマーシャル番組の開始から終了に夫々
応答し当該録画機器の録画動作をオフ及びオン制御する
ことも自在となる。

ｌ凰立ｌＩ 以上説明した様に、本発明によれば、コマーシャル開始
予告信号、コマーシャル番組識別信号およびコマーシャ
ル終了予告信号が予め重畳された商用の複合テレビジョ
ン映像信号を受信し、その中からコマーシャル開始予告
信号、コマーシャル番組識別信号およびコマーシャル終
了予告信号を検出することにより、コマーシャル番組放
送中はコマーシャル番組映像を自動的に抑圧することが
できるという効果がある。また、同時にその時間帯だけ
外部接続される録画機器を自動的にオン。

オフさせる制御信号を外部に与えることができ、これを
受けた外部録画機器はコマーシャル番組をとばして本来
の番組のみを録画できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は第１図
のブロックの各部信号の波形図、第３図は第２図の波形
の一部を時間的に縮小した信号波形図である。 主要部分の符号の説明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コマーシャル番組を含む商用複合テレビジョン映像信号
   にコマーシャル番組を示すコマーシャル番組識別信号を
   予め挿入して送信し、受信側において前記コマーシャル
   番組識別信号を検出してその検出期間中前記コマーシャ
   ル番組の映像出力を禁止するようにしたことを特徴とす
   る情報識別制御方式。