JPS63104284A - デイスクフアイルアクセス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディスクファイル装置のファイルアクセス
方式に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は、従来のマツプ制御によるディスクファイルア
クセス方式を示すものである。

同図（ａ）において、１は電子計算機の主記憶装置、２
はこの主記憶装置１に連続して格納されている複数のブ
ロック３から成るファイルである。一方、４は磁気ディ
スク装置に内蔵された円盤状の記録媒体（以下ディスク
と略す）、５．６は上記ディスク４のトラック上の１セ
クタからなるブロックであり、斜線を施したブロック５
は既に記録済の格納禁止ブロックを示し、空白のブロッ
ク６は未記録の空ブロックを示しており、前記主記憶装
置１上のファイル２は通常このブロック５．６のサイズ
に対応して分割される。また、７はディスク４上の所定
領域に設けられ、図示しない記録再生ヘッドが上記各ブ
ロック５，６に位置決めする際に参照されるマツプであ
り、同図（ｂ）に示す如く、シリンダ８．ヘッダ９及び
セクタ１０の各フィールドから成る。

次に動作について説明する。主記憶装置１上にあるファ
イル２の内容をディスク４へ格納する時、マツプ７をひ
いて、そのシリンダ８．ヘッダ９゜セクタ１０の情報を
もとにブロック３単位でディスク４上の空ブロック６に
順次格納する。

ここで、ファイル２は複数ブロックから成り立っている
ので、このファイル２をディスク４へ格納するために、
ブロック数分マツプ７をひく。

また、ディスク４に格納したファイルを読み出す時も、
同様にブロック数分マツプ７をひく。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のディスクファイルアクセス方式は以上のようにな
されているので、格納及び読み出しのためにヘッドをブ
ロック数分シークしなければならず、そのためシーク回
数が多くなって格納及び読み出し時間が長くなり、ファ
イルアクセスの高速化が困難となり、また、シークエラ
ーの確率も高くなるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、ヘッドのシーク回数を減らし、よって格納及
び読み出し時間を短縮し、ファイルアクセスを高速化す
るとともにシークエラーの確率を小さくすることができ
るディスクファイルアクセス方式を得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るディスクファイルアクセス方式は、マツ
プにファイルの長さ情報フィールドを設けるとともに、
記録媒体の空状態をブロック単位に示すビットマツプを
備え、記録時には上記マツプとビットマツプとに基づき
ファイルを記録媒体の連続空領域に記録して、記録され
た連続ブロック数を上記マツプの長さ情報フィールドに
登録するとともに、ビットマツプの内容を更新し、再生
時には上記マツプに基づきファイルを連続ブロック数分
再生するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、記録時に、マツプをひくとともに
ビットマツプをひいてディスクの連続空領域をサーチし
、連続空領域が確保できたらそこにファイルの複数ブロ
ックをブロック毎にマツプをひくことなく連続して格納
する。そして、格納された連続ブロック数をマツプの長
さ情報フィールドに登録するとともにビットマツプも更
新しておく。再生時には、マツプをひいて長さ情報フィ
ールドの連続ブロック数を調べ、そのブロック数分ブロ
ック毎にマツプをひくことなく連続して読み出す。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。なお
、第２図従来例と同一符号は同−又は相当部分を示して
おり、その説明は省略する。

第１図（ａ）において、１１はディスク４上の所定領域
に設けられたマツプであり、このマツプ１１は従来のマ
ツプ７に対応するものであるがその内容が異なり、同図
（ｂｌに示す如くシリンダ８．ヘッダ９．セクタ１０の
各フィールド以外にファイルの長さ情報が登録されるレ
ングス１２のフィールドが新たに設けられており、この
レングス１２にはディスク４の連続空領域に格納された
ファイルの連続ブロック数が書き込まれる。一方、１３
は上記マツプ１１に隣接して新たに備えられたビットマ
ツプであり、このビットマツプ１３は同図（Ｃ１に示す
如（、ディスク４の各ブロックが格納禁止ブロック５で
あるか、空きブロック６であるかを“１”、“０”の２
値で示すビット列から成っている。

次に動作について説明する。

主記憶装置１の任意のファイル２は複数ブロック３から
成り、このファイル２をディスク４に格納する。格納す
る時、マツプ１１をひくとともにビットマツプ１３をひ
いて、まず連続空領域をビットマツプ１３の内容により
サーチし、連続空領域が確保できたら、マツプ１１のシ
リンダ８．ヘッダ９．セクタ１０の示すディスク内のセ
ーブエリアのアドレスに従って以後マツプ１１をひくこ
となくファイルを連続して格納する。そして、ピントマ
ツプ１３上で、今格納した領域に対応するビットに格納
禁止ビット“１”を立てる。また、マツプ１１のレング
ス１２には連続格納ブロック数を書き込む。

なお、連続領域が確保できない場合は、いくつかの連続
したブロックに分割して上記と同様に格納する。

この格納したファイルを読み出す時には、同様にマツプ
１１をひいて、シリンダ８．ヘッダ９゜セクタ１０の情
報により先頭格納領域をシークするが、レングス１２フ
イールドの情報により連続ブロック数分のシーク動作時
間が不要となる。

なお、上記実施例では、ディスクファイル装置に対する
ビットマツプ１３及びマツプ１１をディスク４上に設け
たものを示したが、主記憶装置１上又はディクスファイ
ル装置を制御するディスク制御装置内に設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、マツプにファイルの
長さ情報フィールドを設けるとともに、記録媒体の空状
態をブロック単位に示すビットマツプを備え、記録時に
は上記マツプとビットマツプとに基づきファイルを記録
媒体の連続空領域に記録して、記録された連続ブロック
数を上記マツプの長さ情報フィールドに登録するととも
に、ビットマツプの内容を更新し、再生時には上記マツ
プに基づきファイルを連続ブロック数分再生するように
したことにより、ヘッドのシーク回数が減少するので、
ファイルアクセスを高速化できるとともに、シークエラ
ーの頻度の低いものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌ、　（ｂｌ、　（Ｃ１はこの発明の一実施
例を示す図、第２図（ａｌ、　（ｂｌは従来のディスク
ファイルアクセス方式を示す図である。 ｌ・・・主記憶装置、２・・・ファイル、３・・・ブロ
ック、４・・・ディスク（記録媒体）、５・・・格納禁
止ブロック、６・・・空ブロック、１１・・・マツプ、
１２・・・レングスフィールド、１３・・・ビットマツ
プ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円盤状記録媒体の単位ブロックに対応してファイルを複
   数のブロックに分割し、ファイルの記録再生時の位置情
   報をブロック単位に管理するマップに基づき記録再生ヘ
   ッドを記録媒体の所望位置に位置決めしてファイルの記
   録再生を行うディスクファイル装置において、上記マッ
   プにファイルの長さ情報フィールドを設けるとともに、
   記録媒体の空状態をブロック単位に示すビットマップを
   備え、記録時には上記マップとビットマップとに基づき
   ファイルを記録媒体の連続空領域に記録して、記録され
   た連続ブロック数を上記マップの長さ情報フィールドに
   登録するとともに、ビットマップの内容を更新し、再生
   時には上記マップに基づきファイルを連続ブロック数分
   再生するようにしたことを特徴とするディスクファイル
   アクセス方式。