JPS6272753A - 小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法 - Google Patents

小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法

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JPS6272753A
JPS6272753A JP21204885A JP21204885A JPS6272753A JP S6272753 A JPS6272753 A JP S6272753A JP 21204885 A JP21204885 A JP 21204885A JP 21204885 A JP21204885 A JP 21204885A JP S6272753 A JPS6272753 A JP S6272753A
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JP
Japan
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flour
consisting mainly
material consisting
gypsum
statue
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JP21204885A
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Kenji Sugimoto
賢司 杉本
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Publication date
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Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、小麦粉を主成分とした材料により像等を製作
する方法に関するものである。
〈従来の技術〉 小麦粉を主成分としたパンを変形し、花などの像を製作
する手法は「パンフラワー」などといった呼称で親しま
れている。
パンフラワーは10年前にメキシコの主婦が朝食で残っ
た食パンを捨てるのがもったいないと考え、少量の水を
加えて練り合わせ、花の形に創ったのが始まりと言われ
ている。
パンフラワーは小麦粉を主成分とするため粘りがあり、
かつ薄く伸ばすことができ、着色も油絵具を混ぜ込ませ
ることによってできることから、非常に軽量でしかも色
群やかに仕上げることができる。
しかし、一方で次のような欠点が存在する。
くイ>1mm以下の薄いものは少しの衝撃に対しても欠
けを生じやすく取り扱いにくい。
く口〉硬化には20℃前後の温度と風が必要であるが、
肉厚が3mmを超えると硬化時間が著しく長くなる。
時間を短縮しようとして乾燥炉を使うとフニャフニャに
ダしてしまう。
くハ〉塊状の像、例えばリンゴやミカンのような立体的
なものを作ろうとすると、立体の外側には風乾によって
水分が内部より早く飛び乾燥するが、内部は外側の層に
よって水分の発散が遅延する。
その結果、約12時間で製作品の1/3〜1/2はクラ
ックが入ってしまう。
従って、大塊になるほど自然乾燥をゆっ(りとしかも長
(とってやる必要がある。
〈二〉そこで本発明者等は、セメントの乾燥収縮と同じ
メカニズムと解釈し、まず微細な0.1mmφの大理石
の粉体を混入してみた。
ところが、収縮は小さくなるもののボロボロになってし
まい、木の葉のように薄い作品の場合は葉の先端は0.
3mm厚位しかないことから、ポキンと折れてしまった
くホ〉そこで、バルブ繊維でつなぎ効果を期待して試作
した。
ところが、端末の処理においてパルプ繊維が突出するた
め、塗膜硬化後の端部仕上がりがザラザラしてしまうこ
とが明らかとなった。
そこで、バルブはミルド状のものが好適であることが判
った。
くへ〉更に、硬化時間を短縮するためには余剰水の動き
を止めてしまうのが最も確実であると判断し、ポリビニ
ルビロドリン、メチルセルロース等の保水剤を添加した
が、今度は粘りが出すぎて思うような加工ができなかっ
た。
く本発明の目的〉 本発明は、以上のような欠点を解決するためになされた
もので、ひび割れが発生せず、乾燥が迅速で完成後も体
積収縮がなく、薄いものでも充分な強度を有する像の製
作方法を提供することを目的とする。
く本発明の構成〉 次に本発明の一実施例について説明する。
くイ〉半水石膏の混Å 以上の検討、実験の(り返しの結果、半水石膏を混入す
る方法を発明した。
半水石膏としては、特に微粒子、かつ水−石膏比が小さ
いものほど良好な結果が得られるということが判った。
石膏は硬化時に結晶水として、20重量部の水を必要と
する。
そこで、パンフラワー中の水分を石膏の硬化に必要な結
晶水としてとり込めば体積収縮のないものが得られ、し
かも粒子径も小麦粉の粒子径に近いものとすれば良いと
モデルを考えた。
実験の結果、(1)薄いもの、(2)体積収縮のないも
の、(3)制作時の作業性が良いもの、を得ることがで
きた。
実験でその適性範囲を求めた結果、次のような範囲を特
定することができた。
素材(小麦粉、メチルセルロース、 防腐剤、水等)     100重量部半水石膏   
       5〜30ミルドタイプのパルプ繊維  
0.1〜0. 5(必要により) 着色剤 上記の範囲の配合の結果、 (1)硬化時間が従来の製品の1/2となった。
(2)体積収縮(従来は25%)が零となった。
(3)ひび割れがなくなった。
(4)石膏を入れるほど色が白く仕上がった。
実施例1 水石膏比がW/G=30のα型半水石膏の添加量を変化
させ、硬化時間の変化を測定した。
制作物は、キンモクセイの葉の形状をした押し型を用い
た。
上記の表から石膏を添加することによって、硬化時間が
著しく短縮され、かつ収縮量も小さくなっていることが
認められる。
しかし、石膏をパリネッタに対して1:1の割合で混ぜ
ると、形成しにくくボッボッした感じとなる。
No、Dの配合になると、水を加えなければ練れないこ
とから、練っているうちに手にひつついてしまい加工が
困難となる。
No、Eの配合では小麦粉が全(なくなることから、1
mm前後の薄肉部の加工は不可能となる。
こうして得られた基材に電子線硬化樹脂を120μの塗
膜厚になるよう、ペンシルガンで塗布したのち280k
eVの加速電圧のスキャンニング型装置を用い、照射距
離9cm5照射線量は5MRで行った。
こうして得られた塗膜硬度は7Hであり、セラミック感
のある重厚なものとなり、今まで落とすとすぐ欠けてい
たが樹脂による強度向上により欠けなくなった。
実施例2 パンフラワー用原料(商品名パリネッタ)100重量部
に対し、W/G = 25のα型半水石膏を25重量部
、水性着色剤ホルベイン社LAKEを0.5g。
バルブ繊維0.02gを同時に練り合わせた。
更に着色は仕上がったものの上にも可能である。
この方法によれば少なくとも2〜3割はひび割れていた
頭部の肉厚部分の損傷がなくなり、しかも、硬化速度も
1週間かかったものが1日で硬化した。
次に不飽和ウレタンにアクレート多官能オリゴマー、ア
クリレート中官能オリゴマー、反応性モノマー、添加剤
からなる紫外線硬化型樹脂をハケで人形に塗布し、つい
で主波長280〜340mμの紫外線を3秒照射した。
こうして得られたものは光沢があり、しかもウレタン系
のため密着も高く、表面硬度も2〜3Hあった。
く本発明の効果〉 本発明は上記したように、パンフラワーの制作において
、小麦粉、メチルセルロース、防腐剤、水分、等を調整
したパンフラワー用小麦粉100重量部に対し、半水石
膏を5〜30重量部、必要に応じ短繊維を0.5〜1重
量部を加えてたものに各種着色剤を添加して充分に練り
合わせ、任意の形状に加工したものである。
こうした配合を採用することにより、半水石膏とパンフ
ラワー中の水分が反応し、その結果石膏が三水化しパン
フラワーの硬化を著しく早め、乾燥収縮を抑制すること
になる。
そのために、次のような効果を期待することができる。
くイ〉薄いものであっても破損しにくい。
く口〉硬化時間を大幅に短縮することができる。
くハ〉塊状の甲像であってもクラックが発生しない。
く二〉制作中に粘りが出過ぎたりボロボロになることが
なく、扱いが容易である。
くホ〉光硬化樹脂を塗布して硬化させれば、光沢があり
重量感のあるものが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 小麦粉を主成分とした素材に、半水石膏を混合し、 外力を加えて行うことを特徴とする、 小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法
JP21204885A 1985-09-27 1985-09-27 小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法 Granted JPS6272753A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21204885A JPS6272753A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272753A true JPS6272753A (ja) 1987-04-03
JPH0437865B2 JPH0437865B2 (ja) 1992-06-22

Family

ID=16616002

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JP21204885A Granted JPS6272753A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 小麦粉を主成分とした材料により像等を製作する方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1078307C (zh) * 1996-06-06 2002-01-23 丰田自动车株式会社 控制由内燃机驱动的辅助设备的装置
CN106431164A (zh) * 2016-10-09 2017-02-22 陈建平 一种环保硅藻泥娃娃及其制作工艺

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4999173A (ja) * 1973-01-19 1974-09-19

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CN106431164A (zh) * 2016-10-09 2017-02-22 陈建平 一种环保硅藻泥娃娃及其制作工艺

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JPH0437865B2 (ja) 1992-06-22

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