JPS62226278A - 医療指導情報提供装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 病医院等の施設において、患者に対して患者の病気に応
じた適切な検査データのグラフと、コメント（助言）と
を含む医療指導情報を作成し、提供する装置である。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、病院、医院等の医療施設に設置される医療情
報処理システムに関するものであり、特に適切な指導情
報を患者に提供するための医療指導情報提供装置に関す
る。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕最近の
病院、医院等の医療施設における情報処理システムの導
入は、めざましいものがあるが。

これらのほとんどは、医師や事務部局等の医療施設内部
の側での利用が目的となっており、特に指導情報につい
ての患者に対する情報提供は意図されていないのが現状
である。

一方、医療レベルの向上とともに、患者側が自己の病気
について適確な認識をもつことが一層必要になってきて
いる。

このため、従来のように、医師が患者に対して。

口頭で病状説明や助言、指示を与えただけでは。

十分な情報伝達が行なえないという問題があった。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は、上記した従来の問題点を解決するため、患者
に対する指導情報を、グラフあるいは表形式のデータお
よびコメントを記載した文書形態で提供するものである
。

第１図に２本発明の原理を例示的構成を用いて示す。

図において、１は処理装置、２は入力データ管理部、３
は作図・作表部、４は検査データファイル、５はグラフ
ファイル、６はコメントファイル。

７はディスプレイ、８はキーボード、９はプリンタであ
る。

処理装置１は、その機能の一部として、入力データ管理
部２および作図・作表部３を含む。

Φ者についてのデータは、検査成績書やカルテの情報を
用いて、キーボード８から入力される。

入力データ管理部２は、入力されたデータのうち患者の
病気名および検査データ等を、検索および更新が可能な
ように、検査データファイル４に格納し管理する。

グラフファイル５には、任意の病気について各種のグラ
フを提供するための、グラフの属性、定義等の仕様デー
タが、予め格納されている。

コメントファイル６には、任意の病気について。

患者に与える各種のコメントが、予め格納されている。

作図・作表部３は２キーボード８から指示入力された患
者名、病気名、検査実施日（あるいは期間）等のデータ
にしたがって２検査データフアイル４から該当する検査
データを取り出し、またグラフファイル５およびコメン
トファイル６からそれぞれ適切なグラフの仕様データお
よびコメントを取り出して、グラフあるいは表を作成し
、コメントを含めた出力画面を作成し、指導情報として
ディスプレイ７に表示し、プリンタ９からは文書形態で
出力する。

〔作用〕

本発明によれば、患者の病気に応じた適切な検査データ
を用いてグラフあるいは表化することにより、患者にわ
かり易い形で病気の状況を理解させることができる。た
とえば糖尿病の例では、肥満度パターングラフ、肥満度
推移グラフ、ブドウ糖負荷試験グラフ、血圧推移グラフ
、血糖値・グリコヘモグロビン推移グラフ等を、任意選
択可能に提供することができる。またコメントとしては
。

患者に対する注意事項、たとえば投薬あるいは飲食物等
に関する指示１通院に関する指示、その他任意の助言、
連絡情報を提供することができる。

これらの情報は１文書形態で提供されるため。

患者に対して確実な情報伝達が行なわれる。

〔実施例〕

第２図に１本発明による医療指導情報提供装置の１実施
例の構成を示す。

図において、１０は処理装置、２０は外部記憶装置、３
０は入出力装置、１０１はシステム制御部、１０２はイ
ンタフェース制御部、１０３は入力データ管理部、１０
４は作図・作表部、１０５は検査データ経過表作成部、
１０６は検査データ削除処理部、１０７は患者登録処理
部、２０１は検査データファイル、２０２は検査データ
管理ファイル、２０３は病気ファイル、２０４は検査項
目ファイル、２０５はグラフファイル、２０６は心胸比
ファイル、２０７はコメントファイル、２０８は患者フ
ァイル、２０９は患者管理ファイル。

２１０は施設ファイル、３１はディスプレイ、３２はキ
ーボード、３３はプリンタである。

はじめに、処理装置１０の概略的機能について説明する
。

システム制御部１０１は、操作者に対してメニュー画面
を提供し、操作者が指定した機能に基づいて、１０２な
いし１０７の各機能処理ブロックを制御する。

インタフェース制御部１０２は、処理装置１０と外部記
憶装置２０および入出力装置３ｏとの間の結合およびデ
ータ転送を制御する。

入力データ管理部１０３は、キーボード３２から入力さ
れた患者コード、病気名などのカルテ情報と各種検査結
果データとに基づいて、検査データファイル２０１およ
び検査データ管理ファイル２０２を作成する。

作図・作表部１０４は、キーボード３２がら入力された
病気名、患者名、検査実施日に基づいて。

検査データファイル２０１から該当する検査データを取
り出し、グラフファイル２０５のグラフ仕様情報を用い
てグラフを作成し１編集処理を行なって２デイスプレイ
３１あるいはプリンタ３３に出力する。このとき、病気
ファイル２０３により。

病名に対応する検査項目およびグラフの種別を知り、グ
ラフファイル２０５から必要なグラフ仕様情報を取り出
す。その際、検査項目ファイル２゜４にある。各検査項
目ごとのデータの値について予め設定されている上限、
下限や正常値などの情報を利用する。また心胴比を出力
する場合には。

心胴比ファイル２０６から心胴比パターンデータを取り
出し使用する。さらに、コメントファイル２０７から患
者に対するアドバイスその他の適切なコメント（助言）
情報を取り出し、患者ファイル２０８から患者氏名デー
タを取り出し、そして施設ファイル２１０からは病医院
名、住所等のデータを取り出して、出力されるグラフに
付加する。

検査データ経過表作成部１０５は、検査データファイル
２０１から指定された特定の患者についての指定あるい
は無指定による特定の検査実施期間内の検査データを取
り出し、経時的な一覧表を作成して出力する。

検査データ削除処理部１０６は、検査データファイル２
０１から、指定された特定の患者あるいは特定の検査実
施日（期間）の検査データを削除する。

なお、検査データ管理ファイル２０２および患者管理フ
ァイル２０９が、それぞれ検査データファイル２０１お
よび患者ファイル２０８をアクセスするためのインデッ
クスとして使用される。

患者登録処理部１０７は、患者ファイル２０８について
指定された患者名の登録、削除、訂正、検索等を行なう
。

次に、外部記憶装置２０に格納されている各ファイルの
構成について説明する。

次表に、各ファイルの主な内容を示す。

以下余白。

第３図に、主要なファイルの構成と作図・作表処理が行
なわれる場合のファイルの処理手順を示す。

図において、２０１は検査データファイル、２０２は検
査データ管理ファイル、２ｏ３は病気フアイル、２０５
はグラフファイル、２０７はコメントファイル、２０８
は患者ファイル、２０９は患者管理ファイル、２１０は
施設ファイル、３０１はカルテ、３０２は病名コード入
力、３０３はグラフコード入力、３０４は患者コード入
力、３０５は検査日入力、３０６はグラフ作成処理、３
０７はグラフ表示出力、３０８はコメントＮｏ、入力、
３０９は患者指導箋である。

検査データファイル２０１および検査データ管理ファイ
ル２０２は、患者ごとの病気名、検査データを保持する
。検査データファイル２０１は。

病名コードと、検査日付と、検査項目別入力データとを
含み、検査データ管理ファイル２０２は。

患者コードと、検査データファイル２０１のアドレス（
開始番地）および患者ファイル２０８のアドレス（開始
番地）を含む。

病気ファイル２０３ば、病気と検査データおよびグラフ
との対応を与え、病気名ごとに、必要な検査項目とその
入力順番、予め定められている検査項目の組（セット検
査）についての検査項目ファイルのアドレス等の情報、
関連するグラフに関するグラフファイル２０５のアドレ
ス等の情報を含む。

グラフファイル２０５は、グラフを規定する仕様データ
を保持し、グラフ名ごとに、グラフ属性〔種別２日付指
定９分母ゼロチェックの有無、検査設定（検査項目数、
検査レコードＮｏ−＋（病気ファイル参照））、推移グ
ラフ定義（Ｙ軸（左側）定義、Ｙ軸（右側）定義、折れ
線定義）、レーダーグラフ定義〕を含む。

コメントファイル２０７は、病気名ごとに適当なコメン
ト（助言）を任意数保持している。第６図ないし第８図
の下方に★印とともに表示されているものがコメントの
例である。

患者ファイル２０８および患者管理ファイル２０９は５
患者登録ファイルとして使用される。色者ファイル２０
８は患者氏名を保持し、患者管理ファイル２０９はその
インデックスとなる患者コードと患者ファイル２０８の
開始番地との対応を保持する。第６図ないし第８図のグ
ラフでは、患者名は、左」二部に表示されている。

施設ファイル２１０には、病医院の名称、住所。

電話番号、キャッチフレーズが保持される。第６図ない
し第８図のグラフでは、施設名は右下部に表示されてい
る。

次に、第３図の作図・作表処理の例におけるファイル処
理の手順について説明する。

カルテ３０１には、患者コード、患者氏名、病名、検査
日１診療内容などの情報が記載されており、これらの情
報に基づいて、各ファイルにデータを登録し、あるいは
各ファイルのデータを参照するなどのファイル処理を行
なう。

作図・作表を行なう場合、まず３０２の病名コード入力
を行ない、その病名に対応するグラフファイル２０５内
のグラフＮｏ、　（アドレス）を得る。

なお、３０３のグラフコード入力により、直接グラフＮ
ｏ、を指定することも可能である。このグラフＮｏ、は
、後にグラフファイル２０５を参照するために使用され
る。

次に、３０４の患者コード入力を行なう。この入力され
た患者コードを用いて患者管理ファイル２０９を参照し
、対応する患者ファイル２０８の患者アドレスを得る。

そしてこの患者アドレスを用いて患者ファイル２０８を
参照し、指定された患者コードに対応する患者氏名デー
タを得る。

次に、３０５の検査日入力を行なう。この入力された検
査日を用いて検査データ管理ファイル２０２を参照し、
検査データファイル２０１のデータアドレスを得る。そ
してこのデータアドレスを用いて検査データファイル２
０１を参照し、指定された検査日の検査項目別入力デー
タを得る。

３０６のグラフ作成処理では、検査データファイル２０
１から得た検査項目別入力データと、先に病気ファイル
２０３から得たグラフＮｏ、を用いてグラフファイル２
０５から取り出したグラフ属性とを用いてグラフ作成を
行ない、その結果のグラフを、３０７でグラフ表示出力
する。

次に２３０８でカルテの診療内容に基づき適当なコメン
トＮｏ、を入力°する。この入力されたコメントＮｏ、
を用いてコメントファイル２０７を参照し、該当するコ
メントを得る。

このようにして作成したグラフと、患者氏名。

コメントおよび施設ファイル２１０から取り出した施設
属性情報とを編集して、患者指導箋３０９を印刷出力す
る。

次に、第３図中には現われていない検査項目ファイルお
よび心胸比ファイルについて説明する。

第４図は、検査項目ファイル２０４の構成を示す。検査
項目ファイル２０４は、検査データの属性を表わし３検
査項目名ごとの検査データの入力制限（最大値、最小値
）、データの単位、正常値（上限、下限）、入力桁（桁
数、小数点を無）を含む。

第５図は、心胸比ファイル２０６の構成を示す。

このファイルには、肺のパターンをディスプレイ表示す
るためのドツトデータが保持されている。

第８図に心胸比パターングラフの例を示す。

また、第６図に血圧推移グラフの例を、第７図に肝機能
レーダーグラフの例を示す。

次に、第２図の実施例における処理装置１０の各機能ブ
ロックについて、具体例を用いて細部を説明する。

第９図ないし第１１図は、メニュー画面の例を示したも
のである。

第９図は、システム制御部１０１によって最初に表示さ
れるジョブメニュー画面である。たとえばそのうち「２
７作図・作表」が選択されると。

作図・作表部１０４が起動され、第１０図の作図・作表
メニュー画面が表示される。このメニューのうち「１．
糖尿病」が選択されると、次に第１１図の糖尿病グラフ
・表メニュー画面が表示される。

ここでたとえば「４．血圧推移グラフ」が選択されると
１次に患者コードと検査日等がキーボード３２から人力
され１作図・作表部１０４は、第６図に示されるような
血圧推移グラフの作成処理を実行し、プリンタ３３へ出
力する。第１２図は。

以上の処理をフローで示したものである。

〔発明の効果〕

以上のように９本発明の医療指導情報提供装置を用いて
適切な医療指導情報を作成し、医師、患者等に提供する
ことにより１次のような種々の利点が得られる。

１）検査が標準化され指示・対応が速くなる。

２）必要な検査の欠落がなくなる。

３）スクリーニング検査の繰返し等によるワンパターン
検査がなくなり、スクリーニング検査。

確定検査、コントロール検査が計画的に出来る。

４）ビジュアルで分かり易い説明となり理解度が高くな
る。

５）説明不足が解消されるため継続診療がしやすい。

６）説明が標準化され短時間に必要な説明が十分でき、
説明の欠落がなくなる。

７）医者と患者のコミュニケーションが出来る。

（イ）患者指尊箋を手渡すことにより家族ぐるみで治療
に参画出来る。

（Ｕ）説明が良くわかり、参画意識が高まる。

（ハ）家庭医制度の一助となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成図、第２図は本発明の１実
施例の構成図、第３図は第２図の実施例における作図・
作表処理の例の場合のファイル構成とファイル処理の説
明図、第４図は検査項目ファイルの構成説明図、第５図
は心胸比ファイルの構成説明図、第６図ないし第８図は
それぞれ典型的な指導情報の例の説明図（その１．その
２．その３で表わす）、第９図は第２図の実施例で使用
されるジョブメニュー画面の説明図、第１０図は同じく
作図・作表メニュー画面の説明図、第１１図は同じく糖
尿病グラフ・表メニュー画面の説明図、第１２図は第２
図の実施例における作図・作表部の処理フロー図である
。 第１図中。 １：処理装置 ２：入力データ管理部 ３：作図・作表部 ４：検査データファイル ５ニゲラフフアイル ６：コメントファイル ７：ディスプレイ ８：キーボード ９：プリンタ 特許出願人　　ケア・ネ・ノド株式会社代理人弁理士　
長　谷　川　文　廣 ２　へ　　　　熱 十斐＋、境目ファイルｆ）横へ゛ １５　４　　図 ノリＩ咽沌フ丁イＩしのＨｌへ゛ 第　　５（２］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力データ管理手段および作図・作表手段をもつ処理装
   置と、患者ごとの病気データおよび検査データを保持す
   る検査データファイルと、グラフ仕様データを保持する
   グラフファイルと病気ごとのコメントを保持するコメン
   トファイルと、データの入力および表示・印刷機能をも
   つ入出力装置とをそなえ、上記処理装置は、指示により
   患者の検査データに基づいて患者の病気に対応するグラ
   フを作図するとともに、適切なコメントを選択して指導
   情報を作成し、表示および文書形式で出力することを特
   徴とする医療指導情報提供装置。