JPS62171075A - 3次元画像への色彩情報の入力方法 - Google Patents

3次元画像への色彩情報の入力方法

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JPS62171075A
JPS62171075A JP61012895A JP1289586A JPS62171075A JP S62171075 A JPS62171075 A JP S62171075A JP 61012895 A JP61012895 A JP 61012895A JP 1289586 A JP1289586 A JP 1289586A JP S62171075 A JPS62171075 A JP S62171075A
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dimensional
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color
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Yoshiaki Usami
芳明 宇佐美
Kenichi Anjo
安生 健一
Miyako Nio
都 仁尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3次元画像への色彩情報の入力方法に係り、
特にコンピュータ・グラフィックス・システムにおいて
、3次元画像で表現された物体に対しTVカメラにより
色彩情報を自動入力するのに好適な3次元画像への色彩
情報の入力方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のコンピュータ・グラフィックス・システムにおい
ては、自由形状でカラーの3次元物体を自動入力し、3
次元モデルとして計算機により表現することは非常に困
難であった。特に任意形状の3次元モデルに対して、大
刃物体の色彩情報を自動的に付与することは殆ど不可能
であった。
従来技術では形状モデルと色彩情報の対応関係が不十分
だったためである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の一方法では、色彩情報を3次元モデルと別に2次
元のテーブル形式で記憶しておき、陰影計算をするとき
にはこのテーブルの値を利用して画素の輝度を計算する
0例えば多角形パッチの集合で立体形状を表現する場合
、色彩情報はバッチの形状とは本質的に無関係に分布す
るので、ひと  ″つひとつのパッチに対して形状と色
彩の対応関係を定めるテーブルを用意する必要がある。
この様な処理では、自由形状を表現できるようにバッチ
数を増大させた場合、記憶容量及び処理速度の点で、そ
れらの取扱いが困難であり、従って色彩情報を自動的に
対応づけることは不可能であった。
また、3次元画像の画素形状として球を使い、各球には
人手によりその色を与える方式がある(大阪大学CGグ
ループ、「画像データ編集システムLINKS−I)M
SJ 、PIXEL &12゜1983年5,6月号)
、この例では各球の半径を変更できるため、少ない数の
球の組み合わせで形状を表現でき、少ない労力で色彩情
報を付与可能である。しかし、形状を精度よく近似する
には、多くの球を用いる必要があり、このような場合は
人手で色彩情報を入力することは実際上不可能である。
この様な状況から、例えば中高・森田・安居院らによる
r色彩情報相輪郭線による立体の再生」(電子通信学会
論文誌83年5月号J66−D巻5号)と題する論文で
は、立体形状を櫛型ゲージにより入力し、色彩情報をT
Vカメラにより入力し、両者からの情報を基に色彩情報
付輪郭線と呼ばれるモデルによって、立体を再構成して
いる。
上記論文では形状と色彩の2つの情報をうまく融合させ
た点に特徴がある。しかし、このモデルでは円筒座標系
上に置かれた物体の高さと角度に対応する1点のみの表
面状態を記憶するので、余り複雑な形状を入力できない
6例えば分岐や穴を有する物体などを扱えない、また上
記論文では、物体の輪郭線の正面からラインセンサーに
よるTVカメラで盪影して、測定された直線状の1次元
の色彩情報を輪郭線に付与し色彩を入力している。
このとき輪郭線上の1点の色彩情報は、ただ1つのカメ
ラ画與の情報から決定される。ところが、カメラから得
られる色彩情報はごくわずかな照明むら、受光素子のば
らつきなどに大きく影響されるので、唯一の画素情報か
ら正確な色彩を安定して入力することは困難である。
さらに上記論文ではカメラから得た色彩情報を櫛型ゲー
ジで求めた立体形状に対し平行投影で付加している点が
問題である。カメラから得られる色彩情報は透視投影を
受けており、平行投影で付加した場合には形状との対応
関係が不完全であり、入力結果には色ずれなどを生じる
ことになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、幾何的に複雑な形状も含む自由形状の
物体を表現した3次元画像に対して、照明条件などの影
響を受けずに、物体の色彩情報を安定して対応付ける方
法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、物体形状が立体画素を集合させた3次元画像
としてモデル化され、しかもTVカメラにより複数視線
方向からの物体のカラー画像が得られている場合に、立
体画像で表現されたその形状に対し、透視投影を考慮し
てTVカメラ画像の色彩情報を付与するとともに、1つ
の立体画素の色彩を複数のカメラ画像の画素の色彩情報
から決定して、上記の目的を達成しようとするものであ
る。
〔作用〕
上記本発明の手段によれば、任意形状を表現した3次元
画像の表面の立体画素に複数の撮影方向からの情報を基
に色彩情報を付与できるので、付与しようとする立体画
素の位置で少なくとも1か所の視線方向から色彩情報が
入力されていれば、従来は不可能であった分岐や穴のあ
るような複雑な形状についての扱いが可能となり、2r
S複数方向からの色彩情報の平均化処理により外部から
の影響を受けやすい色彩情報を安定して入力できる。
更に、透視投影を考慮し、スケーリングしたカメラ画像
の色彩を付与しているから従来例で問題であった色ずれ
を生じない。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。第1図〜第5図は本発明により3次元画像に物体の色
彩情報を入力する方法を説明する図である。
第1図において、物体1の立体形状を表現するような計
算機内の3次元モデルとして、3次画像(画素数MXM
XM)の立体画素の集合Pが定義されている。ここで立
体画素(X、Y、Z)は、直交座標系の等間隔な格子点
の状態を表現するもので1例えば1画素を8ビツトで表
現する画像ではO要素を背景像、1〜255要素を物体
像の輝度情報として立体形状を表現できる。また、X。
Y、Zは第2図のように立体画素を3次元配列形式で記
憶した場合の記憶場所を示すインデックスであり、同時
に3次元画像空間内の各画素の中心座標値でもある。い
ま各画素の大きさを1とすると、3次元画像空間の一辺
の憂さはM−1である。
一方、第1図でTVカメラにより視線方向i (i=1
〜N)の方向から1を撮影したカメラ画像IC1(画素
数MXM)の座標系を(u、v)として、i番目のカメ
ラの視点Fs から物体1までの距離をLxとする。同
図では説明のためICzは視点の反対側に示しであるが
、実際には2の結像面に投影されるものである。色彩情
報とは具体的にはRGBに色分解されたカメラ画像の画
素の輝度値である。
ここでは3次元画像とカメラ画像の解像度は等しく、両
者の一辺の画素数はいずれもMであるとした。しかし使
用するカメラにより3次元画像との解像度が異なる場合
がある。このときには両者の解像度を合わせる操作を行
なう0例えば3次元画像の画素数がMoXMoXMoで
、カメラの画素数がM I X M 1の場合には。
[uo  vo   1]=[uz  vt  1][
TAコ  (i)ただし、 のように幾何変換行列[T^]を乗じ、カメラ画像をu
o、voの座標系に変換する。uo、vo座標系では画
像の一辺の画素数はMoであり、3次元画像との解像度
が等しくなる。
まず色彩情報を付与する際に、1番目のカラー画像IC
1について撮影時の視線が第1図の−Rz’  軸の方
向にあるものとして説明する。ここでは視線軸の方向に
3次元画像の配列方向を合わせるために、3次元画像の
回転変換を行なう。
そして3次元画像の回転を指定する座標系として、原点
を(X、Y、Z)= ((M+1)/2.(M+1)/
2.  (M+1)/2)に置き、Rx 、 Ry 。
R2から直交座標系を定義する。X、Y、Zとの関係は
、 である。撮影時のカメラの視線軸をRz’  軸とし、
これに直交する方向をRX’ 、Rア′軸とし、RX 
pRy、Rzが各軸回りに角度α、β、γ回転してR,
’ 、Rア/ 、 R,I  と一致したとする。同図
の場合では、α=O1γ=Oである。この時、Pに3次
元の幾何変換(回転)行列[Ta ]を乗じて、立体画
素が定義されている座標系を変換する。即ち、 [Rx’    Ry’    Rz’   l]=[
Rx  Ry  Rz  11  [Taコ(且) ただし、 C1=CO3α、 C2=CO3β、 C3=CO5γ
Sl = SINα、 52=SINβ、 53=SI
Nγとして計算機内で立体画素が定義されている座標系
(X、Y、Z)を変換して、座標軸の一つが撮影時の視
線方向に等しくなるような座標系(R1+’ 。
Ry’ 、 Rz’ )にする、3次元モデル形状Pに
この変換を作用させたものをP′とする。
ここで、透視投影の関係について説明する。カメラ画像
ICtは視点Ftを投影中心とした透視投影変換を受け
たものである。この投影の関係は物   1体1とF、
との距離Lsから決定できる。したがってLiが十分に
大きな値である場合には、近似的に平行投影と見なすこ
とができる。しかしLi が比較的小さい場合に、平行
投影を仮定するとカメラ画像と3次元画像の投影関係が
等しくなるので、立体画素による形状と色彩情報が正く
く対応付けされず、色ずれの状態が発生する。そのため
カメラ画像に生じている透視投影の影響を考慮する必要
がある。そこでり、の値を基準にして、視線軸上の任意
の位置での投影像の大きさを視点からの距離の比例計算
で算出して、その大きさに画像をスケーリングする。第
3図は透視投影の関係を説明する図であり、R1’  
軸の正の方向から見た状態を示している。ここで、Ry
’  =Oの平面での投影像の大きさはカメラ画像に等
しい(スケーリング率1.O)ものとする、すると同図
Aの平面でのカメラ画像のスケーリング率は1−(M−
1)/2L1であり、またBの平面では1+CM−1)
/2Liとなる。そしてに軸は視線軸であり、平面Aで
に=1.平面Bではに=Mの値を持つものとする。
透視投影の関係が定義されると、ICiを視線軸(k軸
)を中心に視点側(k=1)から3次元画像の終端(k
=M)まで順次スケーリングして物体の形状を表わす立
体画素の集合P′に付与すればよい、ここでスケーリン
グとは、前述のように視線軸上の任意点での投影像の大
きさに合わせることであり、スケーリング率とはその場
合の拡大縮小率である。このスケーリング率SRはkの
関数であり、k=1〜Mの区間において順次画像の変換
を行なう。カメラ画像ICcの各画素について、幾何変
換(スケーリング変換)行列[Telを用いて、 [u’  v’  1]=[:u  v  1][Te
l   (iti)ただし、 5c=(2に+ 2 Li−M   1)/2 LtD
c=: (M−1)(1−S c)/ 2としてカメラ
画像をスケーリングしてIC’zmとする。一つの画像
ICitcM回スケーリングし、IC’ix〜IC’1
にを作成する。このときスケーリング量Saは視点から
の距離に比例したICiの拡大率であり、平行移動量D
cはICiの中心をZ軸に一致させるための[Tc ]
のパパラメタである。
つぎにスケーリングしたカメラ画像IC’sbを視線方
向からP′に付与する方法について説明する。IC’i
hをu′、v′力方向走査して、k=1〜MにおいてP
′と交差している部分を調べる。
3次元画像の配列方向は視線軸の方向に合わせであるの
で、P′はに=1〜Mの平面で分割できる。
即ちに軸に垂直なM個の断面からなる積層断面体とする
。交差判定は■C′1にと同一のkにおけるP′の断面
について画像の論理積を計算し、双方に共通な物体像の
部分を検出すればよい、もし共通な物体像があれば、P
′の該当部分にIC1にの色彩情報を付与する。ただし
P′の内部に当たる立体画素については色彩情報を付与
しない、これは視点に最も近いP′の立体画素、即ち表
面上にある画素のみに色彩情報を付与することである。
視点側に物体像がない場合には、その立体画素は表面上
にある。以上を他の視線方向についても繰り返すと、3
次元モデル形状Pの表面上にある立体画素に対して色彩
情報を付与できる。
本方式では2次元のカメラ画像の色彩情報を3次元形状
に付与しているので、視点の選び方により物体の同一の
立体画素に相当する部分を異なる視線方向で撮影でき、
Pの表面上の一つの立体画素について二つ以上の色彩情
報が得られる6例えば第1図における一画素P^の色彩
情報は、視線方向がxZ面内のときには全ての方向から
観測される。この場合には立体画素ごとに幾つの視線方
向から色彩情報が付与されたかをカウントしておき、す
べての力/ラー画像からの付与が終了した段階で単純平
均を算出し、この値をその立体画素の色彩情報とする。
この様にひとつの立体画素の色彩情報を複数方向より観
測された情報から決定しているので、照明条件等の微妙
な変動により変化する色彩情報を平均化により安定して
入力できる。また物体の形状が空間上の格子点の状態を
記述する3次元画像で表現されているため、その解像度
の範囲内であれば形状による制約はなく、任意の自由形
状を取扱い可能である。
第4図は平行投影と仮定できる場合の色彩情報の入力方
法を説明する図であり、前述のように視点と物体間の距
離Liが大きい場合に相当する。
この場合はカメラ画像の物体像の画素について、視線方
向に3次元画像の中を探索して、立体画素集合による形
状Pと交差する最初の位置の立体画素に色彩情報を付与
する。例えば視線方向が2軸のときは、3次元画像内で
の探索は同図のように、X=u、Y=vに固定してZの
値を1ずつ減じなからPの物体像を見つける。この様に
平行投影の場合には式(iii)による投影像の大きさ
計算が不要であり処理を簡略化できる。
第5図は複雑な形状をもつ立体画素の集合に対する色彩
情報の入力を説明する図である。物体1′は穴や分岐を
含む形状であり、図示した位置では面avb*Qpd、
θ、fの6つの面が可視面である6まずこの物体の色彩
情報を入力しようとして視線方向1から物体を撮影し、
同時に照明方向1から照明する。すると面aの色彩情報
は問題なく入力できるが、面d、e、fのような内側の
面は殆ど入力できない。そこで視線方向2に変えて撮影
し、照明も照明方向2とする。このとき式(:A)によ
る3次元画像の回転変換を行なうので、視線方向の指定
は任意である。視線方向2では主として面eのような内
側の面を入力する。このように任意方向に視線方向を指
定できるので。
複雑な形状であってもその表面点が少なくとも1方向か
ら観測可能であれば、これを入力できる。
また面aは視線方向1,2の何れの方向からも入 1カ
されるが、照明方向が異なるために違った色彩が入力さ
れる。特に物体表面が鏡面反射の傾向を持つ場合などで
は、正反射方向に強く反射し、照明方向の微妙な違いで
観測される色彩が大きく異なる。そのため単一の方向か
ら物体の色彩を定めるのは困難であるが、本方式では複
数方向からの色彩情報の平均化処理によりその部分の色
彩を定めているので、照明により反射の特異性が現われ
ているような場合でも色彩を安定して入力できることに
なる。
また、例えば第5図のaの面はある一様の色を持つ面で
あるとする。すると理想的には一つの方向からカメラで
観測される色彩は、この面内では同一になるはずである
。しかし例えば照明条件などにより、この面内でも同一
色にはならない。理想的な平行光線のもとでは同一色に
成り得るが、゛完全な平行光線をつくることは困難であ
り、多くの場合は同一面でも照明に近い側の部分が明る
く観測される。その他にも照明のむらや受光素子のばら
つきなどの影響もあり、単一方向から表面上の一点の色
彩を決定することは困難である。本発明では上述のよう
に複数方向からの色彩情報の平均値を与えているので、
このような誤差要因があっても、これを相殺した値を入
力できる。
第6図は本発明方法を実行するのに好適な物体の色彩情
報入力装置の一実施例を示す概略構成ブロック図である
。第6図において、大刃物体1はTVカメラ2により撮
影され、各視線方向毎のカラー画像信号はカメラ制御袋
M3の制御のもとに計算機4に入力される。なお計算機
4は操影画像データの取りだしおよび記録と上記制御装
置3への指令などを司るものであり、内部に格納された
プログラムに従って上記装置等の動作を制御する。
次に第7図のフローチャートにより第1図方法の各段階
を説明する。まず予め設定された視線方向(N個の方向
)について、TVカメラ2がカメラ制御装置3の制御に
より物体1を撮影し、そのカラー画像データを計算機に
入力して記録する(ステップ101)、カメラ画像の解
像度が3次元画像と等しくない場合には、式(i)によ
り両者の解像度を等しくする(102,103)。つぎ
に3次元画像を定義する直交座標系の一つの軸を視線方
向に合わせるため、式(ii)により3次元画像の回転
変換を行なう(104)。透視投影  1の強さを定義
する視点F1と物体1との距離LLを入力する(105
)。Llの値が十分に大きい場合(106)−平行投影
により色彩情報を付与する(107)、一方、透視投影
の度合いが強い場合は3次元画像内の各位置での投影像
の大きさ、即ちスケーリング率を算出する(108)。
それから式(fit)によりカメラ画像のスケーリング
変換を行なう(109)、スケーリングしたカメラ画像
が物体の立体形状を表わすPの表面の立体画素と交差す
る場合には、その立体画素にカラー画像の色彩情報を付
与する(110)。総ての立体画素について色彩情報が
付与された回数をカウントしておき、単純平均を算出し
てその立体画素の色彩情報とする(111)。
さらに第8図〜第13図により色彩情報を付与する方法
について具体的に説明する。物体は第8図のような立体
形状であり、一つの面には赤色の円形の模様があってそ
の他の部分は白色であるとする。計算機の内部にはこの
形状に対応して第9図のような3次元画像によるモデル
形状が得られる。このとき赤色の面の方向は立体画像の
配列方向とRy軸回りに角度βだけずれている。
まずカメラにより第1の視線方向から物体を撮影する(
ステップ101)。このとき第10図のように3次元画
像と投影中心の距離はLlであり。
入力の方向は赤色の面から正面方向であるから、ICI
のようなカメラ画像が得られる。同カメラ画像のうち、
物体面と赤色と白色の部分は物体像であり、その他は背
景像である。ここで3次元画像と解像度が等しくない場
合には解像度合わせを行なう(102,103)。つぎ
に赤色の面の正面方向は角度βずれているので、第11
図のようにこの方向に3次元画像を回転変換する(10
4)。それから距離L1は平行投影を仮定できるほど十
分に大きい値ではないので、透視投影による色彩付与を
行なう(105,106)。そのつぎにに軸上でスケー
リング率を算出する(108)。
その値によりカメラ画像をスケーリングするとに=aあ
るいはbの地点では第12図のようになる(1.09)
、透視投影を考慮しているために、このようなスケーリ
ングが必要となる。スケーリングしないと、k軸方向で
模様(赤色の円形)の大きさは常に一定であり、模様が
手前側の面にあった場合と後ろの場合の区別がないので
、色ずれを生じる。そして第13図に示すような方法で
表面上にある立体画素に色彩情報を付与する(11゜)
。同図はに=j−1〜j+1でスケーリングしたカメラ
画像、回転変換後のモデル形状P′の断面、および両者
の論理積画像を示すものである。
ここで赤色の面はに=jに相当する位置にあるものとす
る。k=j−4では物体像の論理積部分がないので色彩
を付与しない、そしてに=jおよびj+1では論理積部
分がある。ところがj=に+1のときには視点側のに=
jの位置にP′の物体像があるので色彩を付与しない。
したがって色彩を付与するのはに=jのときであり、こ
れにより表面上の立体画素のみに色彩を付与できる。こ
の他の視線方向についても同様に行なう。
上記実施例では、同一の立体画素に複数の色彩情報を対
応させる場合に、色彩情報を示す値の単純平均の計算に
より、これを処理していた。この方式では計算機の記憶
領域の中に、総ての立体画素について1色彩情報を記憶
する領域のほかに。
色彩情報が付与された回数を記憶する領域が必要である
。そこで計算機の記憶容量を小さくする必要がある場合
には、2項平均で計算する。2項平均では例えばa、b
、Qの3つの値の平均を求める場合に((a+b)/2
+c)/2のように計算するので、カウンタが不要であ
り、記憶容量を削減できる。
また上記実施例では、同一の立体画素に複数の色彩情報
を対応させる場合に、総ての色彩情報を対等に扱ってい
る。しかし実際にTVカメラで観測される色彩情報では
、物体の面素の傾きから生じる陰影の影響があり、照明
方向と面素の傾きがなす角度に応じてこの影響を受ける
強さが異なる。
そのため、より精密に色彩情報を入力する場合には、撮
影時の照明方向と面素の傾きがなす角度に応じた重みを
色彩情報にっけ、加重平均により計算し、その立体画素
の色彩情報とする。このようにすると、陰影の影響を考
慮して物体の色彩情報を入力できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、任意形状を表現した3次元画像の表面
の立体画素に複数の撮影方向からの情報を基に色彩情報
を付与できるので、付与しようとする立体画素の位置で
少なくとも1が所の視線方向から色彩情報が入力されて
いれば、従来は不可能であった分岐や穴のあるような複
雑な形状の物体も取り扱い可能であり、更に、外部から
の影響を受けやすい色彩情報を複数方向からの色彩情報
の平均化処理により安定して入力できる。また、透視投
影を考慮し、スケーリングしたカメラ画像の色彩を3次
元画像に付与しているので、従来例で問題であった色ず
れを生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法における3次元画像の定義方式を示
す図、第2図はその座標の与え方を示す図、第3図は透
視投影の関係を説明する図、第4図は平行投影と仮定で
きる場合の色彩情報の入力方法を示す図、第5図は複雑
な形状をもつ立体画素の集合に対する色彩情報の入力方
法を示す図。 第6図は本発明方法を実行するのに好適な物体の色彩情
報入力装置の一実施例を示すブロック図、第7図は本発
明方法のフローチャート、第8図は第7図フローチャー
トの方法を適用する物体の一例を示す図、第9図は第8
図物体について計算機内に得られるモデル形状を示す図
、第10図はTVカメラと物体との関係を示す図、第1
1図は3次元画像の回転変換の方式を示す図、第12図
はスケーリングを示す図、@13図は色彩情報の付与方
式を示す図である。 1・・・液入刃物体、2・・・TVカメラ、3・・・カ
メラ制御装置、4・・・計算機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被入力物体の立体形状を立体画素の集合により3次
    元モデルとして表現した3次元画像への色彩情報の入力
    方法において、複数の視線方向から物体を撮影し複数の
    2次元カラー画像を得る段階と、前記3次元画像の表面
    上の各立体画素に対応する色彩情報を上記複数の2次元
    カラー画像の画素が持つ値から計算し各立体画素に割り
    当てる段階とからなることを特徴とする3次元画像への
    色彩情報の入力方法。 2、特許請求の範囲第1項において、色彩情報を各立体
    画素に割り当てる段階が、上記各カラー画像の視線方向
    について3次元画像を定義する軸のうちの一つがカラー
    画素撮影時の視線方向と同一になるように回転変換を行
    なう段階と、視点から物体までの距離とカラー画像から
    決定される透視投影の関係に基づき3次元画像内で視線
    方向に垂直な各平面についてカラー画像を順次スケーリ
    ング変換する段階と、そのカラー画像と立体画素との交
    差判定により視点側からみて最初に交差する立体画素に
    対してカラー画像の画素の色彩情報を付与し、その色彩
    情報の付与の際に他の視線方向から既に色彩情報が付与
    されている場合にはこれら複数の値から計算した値をそ
    の立体画素に付与する段階とからなることを特徴とする
    3次元画像への色彩情報の入力方法。 3、特許請求の範囲第2項において、複数の色彩情報の
    値からその立体画素の値を計算する段階が、それら複数
    の値の2項平均を算出する段階であることを特徴とする
    3次元画像への色彩情報の入力方法。 4、特許請求の範囲第2項において、複数の色彩情報の
    値からその立体画素の値を計算する段階が、それら複数
    の値に対して撮影時の照明方向と物体表面の画素がなす
    角度に応じて重みを付け加重平均を算出する段階である
    ことを特徴とする3次元画像への色彩情報の入力方法。
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