JPS61171245A - 秘話回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コードレステレホンなどにおける秘話回路
に関する。

〔従来の技術〕

コードレステレホンにおけるハンドセットとベースユニ
ットとの間は、電波により音声信号が送受信されるので
、第三者が通話の内容を盗聴することができてしまう。

そこで、ハンドセットとベースユニットとの間で音声信
号を送受信するとき、その音声信号にスクランブルをか
けておく方法が考えられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、送信側で音声信号にスクランブルをかけたとき
には、受信側でそのスクランブルに対応したデスクラン
ブルを行う必要がある。そして、その場合、スクランブ
ルのパターンがどの通話のときでも同じであると、デス
クランブルのパターンは固定でよいが、秘話の強度が低
ドする。

したがって、スクランブルのパターンは通話ごとに変更
する必要があるが、この場合には、デスクランブルのパ
ターンも通話ごとに対応して変更する必要があり、その
ため、送信側からスクランブルのパターンを示すキーコ
ードを受信側に送る必要がある。

しかし、このように、通話ごとに異なるスクランブルの
パターンを形成したり、そのキーコートを送るためには
、構成が複雑になり、また、コストアップともなってし
まう。

この発明は、これらの問題点を一掃しようとするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

このため、この発明においては、秘話通信を行う場合、
電話番号など相手局あるいは自局を指定するコードをキ
ーコードとしてスクランブル及びデスクランブルを行う
ようにしたものである。

〔作用〕

従って、この発明によれば、ハンドセット（１１とベー
スユニット（２）との間で信号Ｓｕ＋　Ｓｄが送受信さ
れるとき、音声信号Ｓｔ、　Ｓｒにはスクランブルが行
われているので、盗聴を防止できる。そして、その場合
、特にこの発明によれば、相手の電話番号をスクランブ
ル及びデスクランブルのキーコードとして使用している
ので、通話ごとにスクランブルのパターンが変化し、従
って、秘話の強度が高い。また、相手の電話番号をキー
コードとして使用しているので、キーコード信号Ｓｋの
形成が容易であり、構成を簡略化できると共に、コスト
ダウンができる。さらに、キーコードをハンドセット＋
１）からベースユニット（３）に特別に送信する必要も
ない。

〔実施例〕

第１図及び第２図において、（１１はハンドセ−／　ト
、（３）はベースユニット、（５）は電話回線をボす。

そして、ハンドセント＋１）において、相手の電話番号
、例えば「１２３局−７６５４番」に対応してグイヤル
キー（ブツシュキー）　　（１１）を１１２３７６５４
　Ｊと押すと、キー（１１）からはダイヤル信号ｓｂが
取り出され、この信号ｓｂがＭＳＫ変調回路（１６）に
供給されてＭＳＫ信号５Ｉ１１とされ、この信号Ｓ−が
加算回路（１３）を通じて送信回路（１４）に供給され
て上リチャンネルのＦＭ信信号Ｓ色され、この信号Ｓｕ
がアンテナ（２）からベースユニット（３）へと送信さ
れる。

また、このとき、信号ｓｂが形成回路（１７）に供給さ
れてキーコードの信号Ｓｋとされ、この信号Ｓｋがスク
ランブル回路（１２）に供給されてスクランブル時のキ
ーコードが相手の電話番号にセ・ノドされる。

さらに、ベースユニット（３）においては、アンチ　　
　　Ｊす（４）により信号Ｓｕが受信され、この信号Ｓ
ｕが受信回路（４１）に供給されて信号Ｓ−が取り出さ
れ、この信号５ＩＩＩがｆｌｅａ回路（４６）に供給さ
れてもとの信号ｓｂが復調され、この信号ｓｂが形成回
路（４８）に供給されて正式のフォーマットのダイヤル
信号とされ、この信号が加算回路（４９）を通じて回線
（５）に送り出される。

また、このとき、信号ｓｂが形成回路（４７）に供給さ
れてキーコードの信号Ｓｋとされ、この信号Ｓｋがデス
クランブル回路（４２）に供給されてデスクランブル時
のキーコードが相手の電話番号にセットされる。

続いて、ハンドセット＋１）において、送話器（１１）
からの音声信号Ｓｔがスクランブル回路（１２）に供給
されて信号Ｓｔは信号Ｓｋにより相手の電話番号をキー
コードとして信号Ｓｘにスクランブルされ、この信号Ｓ
ｘが加算回路（１３）を通じて送信回路（１４）に供給
されて信号Ｓｕとされ、この信号Ｓｕがアンテナ（２）
から同様に送信される。

従って、ベースユニット（３）においては、受信回路（
４１）から信号Ｓｘが取り出されるが、この信号Ｓｘが
デスクランブル回路（４２）に供給されて信号Ｓｘは信
号Ｓｋにより相手の電話番号をキーコードとしてもとの
音声信号Ｓｔにデスクランブルされ、この信号Ｓｔが加
算回路（４９）を通じて回線（５）に送り出される。

さらに、ベースユニット（３）において、受信回路（４
１）に信号Ｓｌｌが得られたとき、この信号ＳＬＩ＋が
検出回路（３５）により検出され、その検出信号が形成
回路（３７）に供給されて例えば自局の電話番号をキー
コードとするキーコード信号Ｓｋが形成され、この信号
Ｓｋがスクランブル回路（３２）に供給されてスクラン
ブル時のキーコードがセットされると共に、信号Ｓｋが
ＭＳＫ変調回路（３６）に供給されてＭＳＫ信号Ｓ＋ｍ
とされ、この信号Ｓ１１が加算回路（３３）を通じて送
信回路（３４）に供給されて下りチャンネルのＦＭ信信
号Ｓ色され、この信号Ｓｄがアンテナ（４）からハンド
セット（１）へと送信される。

そして、ハンドセット（１）においては、アンテナ（２
）により信号Ｓｄが受信され、この信号Ｓｄが受信回路
（２１）に供給されて信号Ｓｓが取り出され、この信号
Ｓｍが復調回路（２６）に供給されてもとのキーコード
信号Ｓｋが復調され、この信号Ｓｋがデスクランブル回
路（２２）に供給されてデスクランブル時のキーコード
がスクランブル回路（２２）のキーコードにセットされ
る。

そして、ベースユニット（３）において、相手の電話か
らの音声信号Ｓｒが回線（５）を通じて送られてくると
、この信号Ｓｒがスクランブル回路（３２）に供給され
て信号Ｓｒは信号Ｓｋにより信号ｓｙにスクランブルさ
れ、この信号ｓｙが加算回路（３３）を通じて送信回路
（３４）に供給されて信号Ｓｄとされ、この信号Ｓｄが
アンテナ（４）から同様に送信される。

従って、ハンドセット＋１）においては、受信回路（２
１）から信号ｓｙが取り出されるが、この信号ｓｙがデ
スクランブル回路（２２）に供給され、信号Ｓｙは信号
Ｓｋによりもとの音声信号Ｓｒにデスクランブルされ、
この信号Ｓｒがアンプ（２３）を通じて受話器（２４）
に供給される。

こうして、この発明によれば、ハンドセット（１）とベ
ースユニット（３）との間で信号Ｓｕ、　Ｓｄが送受信
されるとき、音声信号Ｓｔ、　Ｓｒにはスクランブルが
行われているので、盗聴を防止できる。そして、その場
合、特にこの発明によれば、相手の電話番号をスクラン
ブル及びデスクランブルのキーコードとして使用してい
るので、通話ごとにスクランブルのパターンが変化し、
従って、秘話の強度が高い。また、相手の電話番号をキ
ーコードとして使用しているので、キーコード信号Ｓｋ
の形成が容易であり、構成を簡略化できると共に、コス
トダウンができる。さらに、キーコードをハンドセット
（１）からベースユニット（３）に特別に送信する必要
もない。

第３図及び第４図は、スクランブル回路（１２）及びデ
スクランブル回路（４２）の−例を示す。

すなわち、スクランブル回路（１２）においては、音声
信号Ｓｔが、バンドパスフィルタ（５１）に供給されて
例えば第５図Ａに示すように帯域が制限され、この帯域
の制限された信号Ｓｔが平衡変調回路（５２）に変調入
力として供給されると共に、同図　　　　　　。

Ｂに不すように所定の周波数ｆｓのサブキャリア信号Ｓ
ｓ　（詳細は後述する）が変調回路（５２）に供給され
て信号Ｓｔは同図Ｃに示ずような平衡度１信号Ｓｉとさ
れ、この信号Ｓｉがローパスフィルタ（５３）に供給さ
れて同図りに示すように下側帯波信号Ｓχが取り出され
、この信号Ｓｘが、加算回路（５４）からスクランブル
出力として取り出される。

そして、この場合、サブキャリア信号Ｓｓが、次のよう
にして形成される。すなわち、水晶発振子を有するマス
ク発振回路（６１）において、発振信号Ｓｏが形成され
、この信号Ｓｏが可変分周回路（６２）に供給される。

また、キーコード信号Ｓｋがダイヤル時にメモリ　（６
３）に書き込まれると共に、信号Ｓｏが形成回路（６４
）に供給され°ζζ第６六Ａ示すように、期間τ、例え
ばτ”　３０ｍ５ごとに変化するアドレス信号Ｓａが形
成され、この信号Ｓａがメモリ（６３）に供給されてメ
モリ　（６３）からは期間τごとにデータ、すなわち、
同図Ｂに示すように相手の電話番号ｒ　１２３−７６５
４Ｊに対応するデータＮが１桁分づつ取り出され、この
データＮが分周回路（６２）にその分周比を指足するデ
ータとして供給される。

従って、分周回路（６２）において、信号ＳＯが分周さ
れて信号Ｓｓが形成されると共に、このとき、その信号
Ｓｓの周波数ｆＳは同図Ｃにネオように期間τごとに、
相手の電話番号の各桁に対応した値に変化していくこと
になる。

そして、この信号Ｓｓが上述のように変調回路（５２）
にサブキャリア信号Ｓｓとして供給される。

従って、信号Ｓｘは、信号Ｓｔに対して周波数スペクト
ルが反転されていると共に、期間τごとにそのスペクト
ルの位置が相手の電話番号に対応してシフトされている
ことになる。

また、形成回路（６４）から同図りに示すようにアドレ
ス信号Ｓａが一巡するごとに同期信号ｓｈが形成され、
このｆｔＸ号ｓｈが加算回路（５４）に供給されて信号
Ｓｘに重畳される。

一方、ディスクランブル回路（４２）においＣは、回路
（５２）　、　　（６３）　、　　（６１）〜（６４）
　と同様に回路（７２）　、　　（７３）　、　　（８
１）〜（８４）が設けられ、信号ｓｈが重畳されている
信号Ｓｘが分離回路（７４）に供給されて信号Ｓｘとｓ
ｈとが分離され、信号Ｓｘが平衡変調回路（７２）に供
給されると共に、信号ｓｈが形成回路（８４）に供給さ
れて形成回路（８４）からは信号ｓｈに同期してスクラ
ンブル回路（１２）の信号Ｓｓと同様に周波数ｆＳが変
化する信号Ｓｓが取り出される。

そして、この信号Ｓｓが変調回路（７２）にサブキャリ
ア信号Ｓｓとして供給され、従って、変調回路（７２）
からは第５図Ｅに示すような平衡変調信号Ｓｊが取り出
される。

そして、この信号Ｓｊがローパスフィルタ（７３）に供
給されて〜ト側帯波信号、すなわち、スペクトルの再反
転されたもとの信号Ｓｔが取り出される。

なお、スクランブル回路（３２）及びデスクランブル回
路（２２）もスクランブル回路（１２）及びデスクラン
ブル回路（４２）と同様に構成できる。

また、上述においては、コードレステレホンの場合であ
るが、トランシーバ、ワイヤレスあるいは搬送波式のイ
ンターホン、ＭＣＡシステナなどにも通用でき、この場
合には、相手を指定するためのコードをキーコードとす
ればよい。また、上述においては、期間τを一定とし、
周波数ｒＳを期間とともに変化させたが、期間τ、周波
数ｆｓの変化のパターンあるいは数を変化させてもよい
。

さらに、相手の電話番号を初期値として乱数を形成し、
これをキーコードとしたり、相手の電話番号のビットパ
ターンを入れ換えたものやＲＯＭなどでコード変換した
ものをキーコードとすることもてきる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、ハンドセット（１１とベースユニッ
ト（３）との間で信号Ｓｕ、　Ｓｄが送受信されるとき
、音声信号ＳＬ、　Ｓｒにはスクランブルが行われてい
るので、盗聴を防止できる。そして、その場合、特にこ
の発明によれば、相手の電話番号をスクランブル及びデ
スクランブルの゛キーコードとして使用しているので、
通話ごとにスクランブルのパターンが変化し、従って、
秘話の強度が高い。また、相手の電話番号をキーコード
として使用している　　　　　Ｊので、キーコード信号
Ｓｋの形成が容易であり、構成を簡略化できると共に、
コストダウンができる。

さらに、キトコードをハンドセット（１）からベースユ
ニット＜３＞鴛’特別に送信する必要もない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はこの発明の一例の系統図、第３図〜第
６図はその説明のための図である。 （１）はハンドセット、（３）はベースユニットである
。 ず；八フ闘ｔ！ット 第２図 ３−ペ―スユニ−７ｌ− 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一般回線を経由する信号系において秘話通信を行うとき
   、送信される信号にスクランブルを行うと共に、このス
   クランブルのキーコードとして相手を指定するためのコ
   ードを使用するようにした秘話回路。