JPS61162512A - 新規な酸伸長コポリアミドイミドおよびその製造方法 - Google Patents

新規な酸伸長コポリアミドイミドおよびその製造方法

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JPS61162512A
JPS61162512A JP60000027A JP2785A JPS61162512A JP S61162512 A JPS61162512 A JP S61162512A JP 60000027 A JP60000027 A JP 60000027A JP 2785 A JP2785 A JP 2785A JP S61162512 A JPS61162512 A JP S61162512A
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Japan
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reagent
formula
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carbon atoms
copolyamide
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JP60000027A
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ドナルド アレン ボロン
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、新規なポリマー組成物およびその製造に関
する。
〔従来の技術〕
従来、ポリカルボン酸およびそれらの官能誘導体とポリ
アミドおよび/またはポリイソシアネートとの反応によ
って得られる各種のポリアミドおよびポリイミドが知ら
れている0例えば、英国公開出願第2.080,316
号には、1種以上のジ酸無水物および三塩基酸無水物の
混合物とジアミン、ジイソノアネートまたはこれらの混
合物とを反応させてアミドおよびイミド両結合を、含有
するポリマーを製造する方法が開示されている。米国特
許第3 、975 、345号にはジアミンとポリカル
ボン酸無水物との他の反応が開示されている。ジインシ
アネートと、ジカルボン酸、トリカルボン酸、テトラカ
ルボン酸およびこれらの無水物の各種組合せとの反応が
米国特許第3,843,587号、第3,929,69
1号および第4,061,622号に開示されている。
米国特許第4,331,799号によれば、アミドおよ
びイミド両成分を含有するポリマーが、ジアミンと、ジ
酸無水物およびトリメリット酸無水物などのカルボン酸
無水物のアシルクロリドとを反応させることにより得ら
れる。
上記したように開示されたこの反応および他の反応では
、ランダムで比較的制御のできない構造および性質を有
するポリマーか得らnる0その結果として、熱変形性お
よび低ガラス転移温度の傾向が大きい。しかも、前駆体
としてアシルクロリドを用いると、ポリマー中に残留塩
化物が存在することになり、特定の実用性5例えば電気
絶縁物としての実用上許容し難い状態となる。
本願と同時(ζ出願され、そ9開示内容をここで引用し
ている米国特許出願532,325号には、前記した欠
点のない新規なコポリアミドイミド、そのプレポリマー
中間体、およびそれらの製造方法が開示され、請求され
ている。しかしながら、比較的安価な原料からこのよう
な性質を有するコポリアミドイミドを得ることは依然と
して興味あるものである。
〔本発明の目的〕
したがって、本発明の主な目的は、新規なコポリアミド
イミドを提供することである。
本発明の目的は、さらに比較的高いガラス転移温度およ
び耐熱変形性を有するコポリアミドイミドを提供するこ
とである。
本発明の目的は、さらに前記コポリアミドイミドの比較
的簡単な製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、一部自明であり、またIS以下に
記載する。
〔発明の開示〕
その最も広い意味において、本発明は、(1)  反応
の全水分が除去される条件下に、一般式: %式% c式中alは2価の炭化水素系基である)で表わされる
少くとも1種のジアミン(A)と、一般式: (式中R2は3価の炭化水素系基である)で表わされる
少くとも1種のカルボン酸無水物(B)、および 一般式: C式中R1は4価の炭化水素系基である)で表わされる
少くとも1種のジ酸無水物(C)と反応させ、この反応
の際試薬CB)に対する試薬(C)のモル比を少くとも
約0.25とし、試薬(A)の当量に対する試薬CB)
および(C)を合せた酸無水物の当量の比を約1=1と
する工程と:次いで (2)工程(1)の生成物、またはその官能誘導体CD
)、 およびi般式: %式% C式中R7は約3〜12個の炭素原子を含有する2価の
炭化水素系基である)で表わされる少くとも1種のジカ
ルボン酸またはその官能誘導体CF)の混合物と、 一般式: %式% で表わされるジイソシアネートおよび 一般式: %式% (式中R4は2価の炭化水素系またはポリマー基であり
、FL5およびVは、各々独立に水素または低級炭化水
素系基である)で表わされるジアミンの少くとも1種(
E)と反応させる工程よりなる方法によって製造される
酸伸長コポリアミドイミドに係るものである。
本発明において使用される「炭化水素系基」なる用語は
、アセチレン性不飽和がなく、また通常エチレン性不飽
和もなく、該分子の残部に直接付加する炭素原子を有し
、本発明の背景内において本質的に炭化水素として性質
を有する基を意味する。
このような基に包含されるものは以下の通り:(1)炭
化水素基;すなわち、脂肪族、脂環式、芳香族、脂肪族
若しくは指環式置換芳香族、又は芳香族置換脂肪族若し
くは指環族基など0これらの基は当業者に知られており
、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、デシル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、トリル、
キシリル、α−ナフチル、β−ナフチルおよびビフェニ
リルをあげることができる(すべての異性体も包含され
る)0 (2)置換炭化水素基;すなわち、本発明の背景におい
て、該基の本質的に炭化水素としての性質を変えること
のない非炭化水素置換基を含有する基。当業者であれば
、好適な置換基について知っており、例えば、ハロ、ア
ルコキシ(特に低級アルコキン)、カルボアルコキシ、
ニトロ、シアノおよびアルキルスルホンをあげることが
できる。
(3)へテロ基;すなわち、本発明の背景内において性
質が本質的に炭化水素でありながら、さもな(ば炭素原
子よりなる鎖または環中に炭素以外の原子を含有する基
。好適なヘテロ原子は当業者に明らかであり、例えば窒
素、酸素、硫黄およびケイ素の原子をあげることができ
る。
はとんどの場合、炭化水素基中の10個の炭素原子ごと
に3個以下の置換基またはへテロ原子が存在する。例外
として、ケイ素かへテロ原子である分子かあげられ、該
分子は、例えば、4個の炭素原子について3個のへテロ
原子を含有することも可能である。
本発明の試薬(入)は、一般式■で表わされる少くとも
1個のジアミンである。ここにR1の値はほとんどの場
合、約6〜20個の炭素原子を含有する芳香族炭化水素
基またはそのハロゲン化さnた基、約2〜20個の炭素
原子を含有するアルキレンまたは/クロアルキレン基ま
たはビス−アルキレンポリCジアルキルシロキサン)基
である。芳香族炭化水素基が好ましい。
式■の好適なジアミンの例は、エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミン、トリメチレンジアミン、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、ヘプタメチレンジ
アミン、オクタメチレンジアミン、2,11−ドデカン
ジアミン、1.12−オクタデカンジアミン、3−メチ
ルへブタメチレンジアミン、4.4−ジメチルへブタメ
チレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン、2
.5−ジメチルへキサメチレンジアミン、2.2−ジメ
チルプロピレンジアミン、N−メチル−ビス(3−アミ
ノプロピル)アミン、3−メトキシへキサメチレンジア
ミン、1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エタン、
ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、1,4−シク
ロヘキサンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル
)メタン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジ
アミン、2.4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノ
トルエン、m−キシレンジアミン、p−キシレンジアミ
ン、ベンジジン、3 、3’−ジメチル−ベンジジン、
3 、3’−ジメトキシベンジジン、1.6−ジアミツ
ナフタレン、4 、4’−ジアミノジフェニルメタン、
4.4’−ジアミノジフェニルプロパン、2.4−ビス
(β−アミノ−t−ブチル)トルエン、ビス(p−β−
メチル−〇−アミノペンチル)ベンゼン、1.3−ジア
ミノ−4−イソプロピルベンゼン、4 、4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、4.4′−ジアミノジフェニル
エーテルオヨヒビス(3−アミノプロピル)テトラメチ
ルジシロキサンである。これらのジアミンの混合物も使
用することができる。特に好ましいものは芳香族ジアミ
ンであり、中でもm−フェニレンジアミンおよび4.4
′−ジアミノジフェニルメタンが好ましく、したがって
R1は である。
式■で定義される試薬(B)cカルボキシ酸無水物)に
おいて、Wは通常約2〜20個の炭素原子を含有する3
価の脂肪族基、好ましくは約6〜20個の炭素原子を含
有する芳香族基である。カルボキシ酸無水物の例として
、トリメリット酸無水物、5−りaロトリメリット酸無
水物、ベンゼン−1゜2.3−トリカルボン酸無水物お
よびカルホキシュ11り酸無水物があげられる。好適な
カルボキシ酸無水物は R2が芳香族基、特に芳香族炭
化水素基であるものである。トリメリット酸無水物がも
つとも好ましい。
大田で定義される試薬(C)(ジ酸無水物)において、
Raは、代表的にはR1およびWに関して前記したもの
に類似している。多数の好適なジ酸無水物が、米国特許
第4,061,622号第5〜6橢、および米国特許第
4.331,799号に開示されている0前記両特許の
開示内容はここに引用されている〇式■のジ酸無水物の
特に好ましい基は、該式中〔式中Wは酸素、硫黄、−8
O,−%低級アルキレン(ここに「低級」なる言葉は7
個以下の炭素原子を表わす)、またはもつとも望ましく
は−o−a’−o−であ   “リ H,aは2価の芳
香族炭化水素系基である〕であるごとき基よりなる。は
とんどの場合%R″はベンゼン、または置換ベンゼン、
ビフェニルまたは置換ビフェニル、一方または両方の芳
香族基上に置換基を含有するジフェニルアルカンから構
成される装置の基である。以下の基が几1として好まし
い。
p6 〔式中各々のR?は独立Iこ水素またはメチルであり。
几7は1〜5個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖
アルキレン基であり、はとんどの場合インプロピリデン
基であり、各々のYは独立に水素またはハロゲン〔通常
塩素または臭素)である〕上記式の化合物の混合物も包
含される◇それから両ヒドロキシ基の除去によるビスフ
ェノール人〔すなわち% 2.2′−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン〕から誘導さn1式■で表わさ
れ。
IIL?がイソプロピリデンであり、各々のYが水素で
ある基か最も好ましい0かくして、試薬(C)として用
いるのに最も好ましいジ酸無水物は2,2−ビスC4−
(3、4−ジカルボキンフエノキシ)フェニル〕プロパ
ンジ酸無水物であり、以下「ビスフェノール入ジ酸無水
物」と略称する。
本発明の方法における工程1は、試薬(入)。
(B)および(C)を単にブレンドし、該反応が起る温
度に加熱することにより行なわれるのが普通である。2
種の酸無水物との反応は同時に(すなわち、試薬CB)
および(C)を−緒に用いる)あるいは順次(すなわち
、試薬(C)を先づ添加し、次いで試薬CB)を添加す
る)行なうことができるが、順次添加することにより格
別の利点は得られないので、同時反応が通常好ましい。
反応温度は、主として約100〜200℃の範囲内にあ
り、反応水の全部の除去を確実にして、生成されるアミ
ン酸のイミド化を完結させるために、少くとも部分的に
約160℃μ上になる。通常、実質上不活性な有機稀釈
剤中で該反応を行なうのが有利である。代表的な稀釈剤
はベンゼン、トルエン、キルン、0−ジクロルベンゼン
、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルホキンドまたはN−メチルピロリドンなどの非
プロトン溶媒である。
前記工程1における1つの因子は、分子内酸無水物およ
びカルボン酸成分の試薬(A)との反応性の差である。
ジアミンの分子内酸無水物成分との反応は、カルボン酸
成分との反応より極めて有利である。この選択性のため
に、カルボキシル基を端末基とするプレポリマーが確実
に得られる。
少くとも1種の脂肪族、脂環式または複素環式第3級ア
ミンの触媒量を、該反応混合物に混入させることが好ま
しい場合が多い。好適なアミンは、トリエチルアミン、
N−メチルピペリジンおよび4−ジメチルアミノピリジ
ンを包含する。該第3級アミンの所要量は少なく、主と
して試薬(A)。
CB)および(C)の全量に対して約0.05〜0.5
重量%である。
工程lにおいて得られるプレポリマー中間体の分子量は
、反応混合物中における試薬(C)対試薬CB)の分子
比lこよって大きく左右され、試薬(C)の比率が増大
するにつれて分子量のより高いプレポリマーが得られる
。試薬CB)に対する試薬(C)のモル比が少なくとも
約0.25が本発明の請求範囲内lζある0上記比より
小さくなると2、分子種の中には試薬(A)およびCB
)のみから誘導される成分を含有するものも生じてくる
ごときプレポリマーが得られるため、少くとも0.5が
好ましい。通常このモル比が約5以上になっても特別の
利点はないけれども、このモル比に上限はないように思
われる。
該反応混合物中の試薬(A)の割合は、カルボキシ末端
基を有するプレポリマーを生成するよう決定される。こ
れは、約1:1.主として約0.95〜1.05 : 
1の、試薬(入)の当量と試薬CB)および(C)合計
の酸無水物当量との比を用いることにより行なわれる。
ここで用いられる「酸無水物当量」なる用語は、遊離の
カルボン酸基を無視して、1分子当り理論的に存在する
酸無水物基の数に基づくものであり、したがって試薬C
B)および(C)の1モルは、それぞれ1個および2個
の酸無水物当量である01分子当り2個のアミ7基が存
在するので、試薬0人)の1モルは2個の当量である。
このような条件下に、酸無水物基のみが試薬(A)と反
応し、遊離のカルボキシ基はプレポリマーの末端基とな
る。
工程1で製造さnるプレポリマー中間体の構造は、式: (式中B+ −3は前記定義の通りである)で表わさn
る0 式(仄)において、nの値は理論的には成分(C)対成
分CB)のモル比の2倍である。該モル比が0.25:
1ないし5:1に変動するにつれて、nの平均値も0.
5〜10まで変動し、好ましくは少くとも1である。
本発明の方法の工程1によるプレポリマーの製造につい
て、μ下の実施例により説明する。部はすべて重量によ
る0 実施例1〜6 トリメリット酸無水物〔試薬CB)]、  ビスフェノ
ールAジ酸無水物〔試薬(C)〕、19.2 F (0
,1モル)、試薬CB)および(C)の酸無水物当量に
対してm−フェニレンジアミン(MPD)または4,4
−ジアミノジフェニルメタン(MDA)〔試薬(A)3
の化学量論量、4−ジメチルアミノピリジン0.01部
、M−メチルピロリドン30部およびトルエン47部の
混合物を徐々に加熱して130℃とし、その間該混合物
は均一になり、トルエン−水の共沸混合物が留出し始め
た。蒸留によって水を除去しつつ、加熱を続けて約18
0℃にした。得らnた残留物は所望のプレポリマーの溶
液であった。
実施例1〜6についての試薬、比率および他の適切なデ
ータを表−1に示す。
実施例    アミン   モル比(C:B)I   
    MPD       0.52       
MPD       0.253       MPD
       1.04       MDA    
   0 、5S       MDA       
1.06       MDA       1.5本
発明の酸伸長ポリアミドイミドの生成(工程2)に際し
、工程1の生成物またはその官能誘導体C酸塩化物等)
〔試薬(D)〕および試薬CF)〔後記)の混合物を、
ジイソシアネートまたはジアミンのごとき試薬CE)と
反応させた。もし試薬CD)がプレポリマー自体であれ
ば、ポリアミドイミドを生成する反応は、試薬(E)が
ジインシアネ−トのときもつとも有効に進行し、1つの
カルボン酸部分と1つのイソシアネート部分との縮合に
より1モルの炭酸ガスを排除して1個のアミド結合を形
成する。対応するカルボン酸−アミン反応は、遅くかつ
困難であって、もし試薬Cl)がジアミンであるならば
、試薬CD)として、そのアンルハライドなどのプレポ
リマーの官能誘導体を用いるのが好ましい。しかしなが
ら、該ポリアミドイミドの電気的用途であって、ハライ
ドイオンの存在が有害である場合、そしてまた製造を簡
単にするためには、該プレポリマーとジイソシアネート
との反応が好ましい。試薬(E)として、以下しばしば
ジイソシアネートを引用するが、ジアミンも適当な条件
下、ジイソシアネートに代って用いることができること
は当然である。
試薬(E)として用いるのに好適なジイソシアネートお
よびジアミンは、それぞれ式■および■で表わされる。
これらの式中、R4は式1のR1に類似の、2価の炭化
水素であってもよいOそれはR′と同じであるか、異な
っていてもよい0試薬CD)がジアミンのとき B!お
よびWの各々は水素または低級炭化水素系基、好ましく
は炭化水素基、さらに好ましくは低級アルキル(特(こ
メチル)であってもよい。R5またはR6が水素以外の
場合、該プレポリマー中の酸成分との反応により、Nt
IL換アミドアミド結合される。このような結合は、勿
論試薬(E)がジインシアネートの場合には形成さnな
い0 試薬(R)として用いるのに好適なジアミンの例として
、試薬(A)に関して前記したもの、及び例えば対応の
N 、 N’−ジメチル化合物があげられる。
ジイソシアネートの例として、p−フェニレンジイソシ
アネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2.6
−1−ルエンジイソノアネート、キシレンジイソシアネ
ート、メジナレンジイソシアネート、デュレンジイソ7
アネート、4−メトキン−1,3−フェニレンジイソシ
アネート、4−クロロ−1,3−フェニレンジイソ/ア
ネ−1−14−イソプロピル−1,3−フェニレンジイ
ソシアネート、トリジンジイソ7アネート類、ジアニジ
ジンジイソシアネー)、4.4−メチレンビス(フェニ
ルイソシアネート)、4.4’−メチレンビス(o−ト
リルイソンアネート)、4,4′−メチレンビス(シク
ロヘキシルイソシアネート)、1.5−ナフタレンジイ
ソシアネート、4.4’−ビス(イソシアナートフェニ
ル)エーテル、2゜4′−ビス(インシアナートフェニ
ル)エーテルおヨび4.4’−ヒス(インシアナートフ
ェニル)スルホンをあげることができる。上記イソシア
ネートの混合物も包含される。人手可能性、低コストお
よび本発明のポリアミドイミドを製造するための特別の
適性の立場台からして、好ましいジイソシアネートは、
2,4−トルエンジイソシアネート(2、4−TDI)
、2.6−1−ルエンジイソンアネート(2、6−TD
I )および4,4′−メチレンビス(フェニルイソシ
アネート)(MDx)であるO 試薬(E)は、インシアネートまたはアミン基を末端基
とするポリマー、例えばポリアミドまたはポリウレタン
であってもよい。その場合、ではポリマー基であり、生
成物はポリイミドおよびポリアミドとのブロックコポリ
マー、ポリウレタンまたはアミド結合によって結合さn
た類似のブロック(blocks )である。
前記したように、本発明の方法の工程2は、試薬CD)
およびCF)の混合物と試薬(E)との反応である。試
薬CF)は式■で表わされる少くとも1種のカルボン酸
またはその官能誘導体であり、胱遊離酸が用いられるか
、あるいはその誘導体が用いられるかは、試薬CD)の
構造により、試薬CD)およびCF)中には同じ官能基
が存在する。式■中のRVは、トリメチレン、テトラメ
チレン、ヘキサメチレン、デカメチレン、m−フェニレ
ン、0−フェニレンbP−トリレン、p−クロロフェニ
レンまたは1,4−ナフチレンなどの約3〜12個の炭
素原子を含有する2価の炭化水素系基である。
3〜61itの炭素原子を含有するアルキレン基および
芳香族炭化水素基、特に後者が好ましい。最も好ましく
は BTはm−およびp−フェニレン基のうちの少くと
も1種である。
工程2において、試薬CD) 、 (E)およびCF’
)の混合物は、通常炭酸ガスの発生が完結するまで約1
50〜225℃の範囲内の温度に加熱さnる0核反応は
、プレポリマー生成に関して前記したものなどの実質上
不活性な有機稀釈剤中で行なわ几る。
一般に、試薬CF)対試薬CD)のモル比は、2:lま
で高めることができるが、好ましくは約1.5:1以下
である0該比について具体的な下限はないが、約0.1
:11g下の値は、利点をもたうすことはほとんどない
。その最も好ましい値は約0.4:1ないし約1.25
:1である。
試薬CD)およびCF)合計の試薬(E)に対する当量
比(各々の当量は、その分子量の半分である)は、所望
のポリマー分子量にしたがって変動することができる。
一般に、約0.5:1と約2:1との間の比が包含され
、これらは少くとも2種のプレポリマー、酸またはジイ
ソシアネート誘導単位を含有する生成物を生成する最低
および最高値である。より高い分子量の生成物が得らn
ることから、約0.67:1ないし約15=1の比が好
ましい。最も好ましい比は、l:1である0試薬CD)
、(E)および(F)の間の反応は、通常完結するまで
進行しないので、試薬(E)との初期の反応後、遊離酸
基について反応混合物を分析し、次いで残存量含有率を
還元して約1%以下(こするに有効なその追加分を追加
するのがしばしば望ましい。最もしばしば、試薬(E)
の最初の量の約10重量%以下が、この目的のために必
要である。したがって、試薬CD)およびCF)の合計
に対する試薬(FX)の、   ”約0,9:1と約l
:1との間の当量比が特に好ましい。また、該反応混合
物に、少量の連鎖停止剤または末端キャツピング剤、主
として、フェニルイ゛ノシアネートなどのモノイソ/ア
ネート、アニソノなどのモノアミン、安息香酸などのモ
ノカルボン酸または無水フタル酸などのモノアンヒドリ
ドを混入することも包含される。
本発明のコポリアミドイミドは、本質的に式:(式中 
B+−7およびnは前記定義の通りであり、弐■の単位
の式Xの単位に対する比は、試薬CF)対試薬CD)の
モル比とほぼ同じである。しかしながら、上記構造につ
いては、ある程度不備かな点もあるので、それら〔前記
コポリアミドイミド)は、その製造方法によっても適当
に定義される。
本発明のコポリアミドは、通常的30,000ないし約
150,000の重量平均分子量を有する。その固有粘
度は% 25℃においてジメチルホルムアミド中で測定
さn、約0.2〜0.g dL7.の範囲にある。
本発明の方法の工程2による酸伸長コポリアミドイミド
の製造について、以下の実施列により説明する。
実施例7〜9 実施例1のプレポリマー0.1当量に、ジカルボン酸の
定量を添加した。蒸留によりトルエンを全部除去した後
、該混合物の温度を150〜190℃に外感しVo−ジ
クロルベンゼン50+nt中2.4−トルエンジイソノ
アネート1当量の溶液を、1時間にわ1こって添加した
。炭酸ガスの発生が完結した後、該混合物を滴定により
遊離酸の存在量を測定し、該遊離酸を中和するに必要な
ジイソシアネートの追加量を添加し7L a核溶液を冷
却し、ジメチルホルムアミド中に溶解し、メタノール中
に注入して沈でんさせた。得られたコポリアミドを戸別
して真空オーブン中で乾燥した。
実施例7−9で得られた生成物の組成の詳細および性質
を表■に示す。固有粘度は、ジメチルホルムアミド中、
25℃で測定した。
試薬CF)酸        アジピン酸  イソフタ
ル酸 イソフタノ喧モル比:CF):CD)     
 1:1   1:1   0,5:1、  dt 固有粘度、/、      0.28   0゜31 
 0.24Tg:  ℃            22
8     254    255本発明の酸伸長コポ
リアミドイミドは包装用フィルムおよび成形コンパウン
ドとすることができ、ま1こ絶縁塗料として銅、アルミ
ニウムなどでできJこ電気良導体、特に電線に対して溶
液中で使用するのに有用である。所望により、このよう
に絶縁された導体に、さらにポリアミド、ポリエステl
し、ソIJコーン、ポリビニルホルマル、エポキシ樹脂
、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレンなどの保護
被膜を施こすこともできる。
特許出願人  ゼネラル エレクトリック カンパニイ
復代理人 若 林    忠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1、)[1]反応の全水分が除去される条件下に、一
    般式: H_2N−R^1−NH_2( I ) (式中R^1は2価の炭化水素系基である)で表わされ
    る少くとも1種のジアミン(A)を、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^2は3価の炭化水素系基である。)で表わさ
    れる少くとも1種のカルボン酸無水物(B)および 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中B^3は4価の炭化水素系基である)で表わされ
    る少くとも1種のジ酸無水物(C)と反応させ、該反応
    の際に試薬(B)に対する試薬(C)のモル比を少くと
    も約0.25とし、試薬(A)の当量に対する試薬(B
    )および(C)を合せた酸無水物の当量の比を約1:1
    とする工程と、次いで [2]工程[1]の生成物またはその官能誘導体(D)
    および一般式: HOOC−R^7−COOH(IV) (式中R^7は約3〜12個の炭素原子を含有する2価
    の炭化水素系基である)で表わされる少くとも1種のジ
    カルボン酸またはその官能誘導体(F)の混合物と、 一般式: OCN−R^4−NCO(V) で表わされるジイソシアネートおよび 一般式: R^5NH−R^4−NHR^6(VI) (式中R^4は2価の炭化水素系またはポリマー基であ
    り、R^5およびR^6は、各々独立に水素または低級
    炭化水素系基である)で表わされるジアミンの少くとも
    1種(E)と反応させる工程を有することを特徴とする
    酸伸長コポリアミドポリマーの製造方法。 (2、)試薬(D)が前記プレポリマーであり、試薬(
    E)が少くとも1種のジイソシアネートであり、R^1
    およびR^4の各々が独立に約6〜20個の炭素原子を
    含有する芳香族炭化水素基若しくはそのハロゲン化され
    た基、又は約2〜20個の炭素原子を含有するアルキレ
    ン若しくはシクロアルキレン基またはビス−アルキレン
    ポリ(ジアルキルシロキサン)基である特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 (3、)R^2およびR^3の各々が約6〜20個の炭
    素原子を含有する芳香族基であり、試薬(D)および(
    F)合計に対する試薬(E)の当量比が約0.67:1
    ないし約1.5:1である特許請求の範囲第2項記載の
    製造方法。 (4、)R^7が3〜6個の炭素原子を含有するアルキ
    レン基または芳香族炭化水素基である特許請求の範囲第
    3項記載の製造方法。 (5、)試薬(B)に対する試薬(C)のモル比が、少
    くとも約0.5であり、試薬(E)に対する試薬(F)
    のモル比が1.5以下である特許請求の範囲第4項記載
    の製造方法。 (6、)R^1およびR^4の各々が独立に芳香族炭化
    水素基であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^3が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第5項記載の製造方法。 (7、)R^7がm−およびp−フェニレン基の少くと
    も1種である特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 (8、)試薬(A)がm−フェニレンジアミン、m−ト
    ルエンジアミンまたは4,4−ジアミノジフェニルメタ
    ンであり、試薬(E)が2,4−トルエンジイソシアネ
    ート、2,6−トルエンジイソシアネートおよび4,4
    ′−メチレンビス(フェニルイソシアネート)の少くと
    も1種である特許請求の範囲第7項記載の製造方法。 (9、)一般式: (式中R^1およびR^2の各々が独立に2価の炭化水
    素系基であり、R^2が3価の炭化水素系基であり、R
    ^3が4価の炭化水素系基であり、R^5およびR^6
    の各々が独立に水素または炭化水素系基であり、R^7
    が約3〜12個の炭素原子を含有する2価の炭化水素系
    基であり、nの平均値が少くとも0.5であり、式X
    I の単位の式Xに対する比が約2以下である)で表わさ
    れる単位から本質的になる酸伸長コポリアミドイミド。 (10、)R^1およびR^4の各々が独立に約6〜2
    0個の炭素原子を含有する芳香族炭化水素基若しくはそ
    のハロゲン化された基、又は約2〜20個の炭素原子を
    含有するアルキレン若しくはシクロアルキレン基、また
    はビス−アルキレンポリ(ジアルキルシロキサン)基で
    ある特許請求の範囲第9項記載のコポリアミドイミド。 (11、)R^2およびR^3の各々が独立に約6〜2
    0個の炭素原子を含有する芳香族基であり、R^5およ
    びR^6の各々が水素である特許請求の範囲第10項記
    載のコポリアミドイミド。 (12、)R^7が芳香族炭化水素基または3〜6個の
    炭素原子を含有するアルキレン基である特許請求の範囲
    第11項記載のコポリアミドイミド。 (13)nの平均値が少くとも1であり、式X I の単
    位と式Xの単位の比が約0.67:1ないし約0.5:
    1である特許請求の範囲第12項記載のコポリアミドイ
    ミド。 (14)R^1およびR^4の各々が独立に芳香族炭化
    水素基であり、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^3が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 nの平均値が少くとも1である特許請求の範囲第13項
    記載のコポリアミドイミド。 (15)R^7がm−およびp−フェニレン基の少くと
    も1種である特許請求の範囲第14項記載のコポリアミ
    ドイミド。 (16、)R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^4が2,4−トリレン、2,6−トリエン
    および4,4′−メチレンビス−フェニル基の少くとも
    1種である特許請求の範囲第15項記載のコポリアミド
    イミド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228215A (ja) * 1988-07-14 1990-01-30 Kuraray Co Ltd ポリアミドイミドエラストマー
JP2005146118A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Hitachi Chem Co Ltd ポリアミドイミドの製造方法、これにより得られるポリアミドイミド及びポリアミドイミドワニス。
US7462381B2 (en) 2002-04-26 2008-12-09 Nitto Denko Corporation Method for producing birefringent film

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