JPS6080442A - 超音波測定方法およびその装置 - Google Patents

超音波測定方法およびその装置

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JPS6080442A
JPS6080442A JP58186027A JP18602783A JPS6080442A JP S6080442 A JPS6080442 A JP S6080442A JP 58186027 A JP58186027 A JP 58186027A JP 18602783 A JP18602783 A JP 18602783A JP S6080442 A JPS6080442 A JP S6080442A
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echo signal
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echo
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
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    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/048Transmission, i.e. analysed material between transmitter and receiver

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 I1発明の背景 A、技術分野 本発明は超音波を物体に送信し、物体の内部からの反射
超音波を受信して、物体内部の音響特性を測定する超音
波測定方法およびその装置の改良に係9、特に物体内部
の超音波伝播による吸収係数および反射強度を近似的に
測定し、物体の超音波吸収および反射に関する情報を提
供する超音波測定方法およびその装置に関する。
B、先行技術とその問題点 超音波測定技術は現在、金属探傷、魚群探知、医療診断
分野等、広範囲にわたって利用されている。中でも医療
用の超音波断層装置の最近の発展は目をみはるものがあ
る。超音波断層装置は原理的にはパルスエコー法を用い
ており、生体内へ送信された超音波・やルスが生体内部
の音響インピーダンスの異なる境界で反射する現象を利
用して、この反射波(エコー)を受信して、いわゆるB
モード法による断層像を表示するものである。
従ってこのエコーには生体内部での超音波の減衰情報、
音響インピーダンス、音速等の情報が含まれているにも
かかわらず、現在、利用している情報はエコーの振幅の
みである。
具体的には、生木内の音速を一定と仮定し、生体内の超
音波伝播による減衰はいわゆるSTC回路(5ensi
tivity Time Control )あるいは
TGC回路(Time Ga1n Control )
と呼ばれる回路によって任意的に補正をしたエコー振幅
直で輝度変調を行ない、ブラウン管に断層1家として表
示しているのみである。従って得られた断層像は生体内
部の音響インピーダンスの不連続面の2次元的分布を定
性的に画像化しているにすぎず、必然的に生体組織の位
置や形に関する形態情報が、その利用の中心となってい
る。しかし生体組織の特性である超音波の減衰情報等の
測定はなされていないのが現状である。
生体組織の減衰情報を得ようとする試みがいくつか報告
されている。しかし後で、詳しく述べるようにエコー波
形には生体組織中の伝播による吸収と、音響インピーダ
ンスの異なる境界での反射強度の2つの情報が含まれて
おり、いずれも、未知である。したがって厳密にこの2
つの影響を区別して識別することは、今のところ極めて
困離であると言わざるを得ない。反射強度が超音波の周
波数に依存しないと仮定した場合には、2つ以上の複数
の周波数によって超音波エコーを同一部分について送受
信し、エコーの各周波数成分の音圧比を測定すれば、反
射強度の影’W kなくして、吸収係数をめることが可
能となる。このような仮定は超音波の波長に比べて十分
大きな広がDkもつ界面例えば平面反射板の場合には成
立するが、実際の生体組織では波長程度あるいはそれ以
下の散乱体が存在することがしばしばあるので、この仮
定は生体組織全体を考えたとき、必ずしも成立するとは
限らない。
また生体組織のある部分で、反射強度がほぼ一定である
という仮定をすれば、組織のその部分の前後に於けるエ
コー音圧の比はそのit吸収係数に比例すると考えられ
る。寸だ、反射強度の周波数依存性の関係を仮定し、;
3種類以」−の周波数によって超音波エコーを同一部分
について送受信してエコーの各周波数成分の音圧から、
吸収係数をめるという試みも報告されている。
以上のように、いずれの場合も反射強度についである仮
定をし、単数あるいは複−孜の周波数成分をもつ超音波
を送受信することで、吸収係数を分離して測定するとい
う方法をとっている。
また、減衰係数を測定する方法として透過法が良く知ら
れている。この方法は第1図のように、送信用探触子1
と受信用探触子2とを被検体15を間にし、て対向して
設け9周波数fの超音波を送受信すると、送信波の振幅
VO(f)と受信波の振幅Vr(f)と減衰係数α(f
、x)との関係は次式で得られるとしている。但しこの
減衰係数α(f、x)は吸収係数と前方散乱係数(透過
率)とを含むものである。
Vr (f) = Vo(f)exp(−fα(f、x
)dx)したがって両辺の自然対数をとり変形すれば次
式のようになる。
1n(Vr(f)/Vo(f))= fα(f、x)d
x次にX線CTの手法を用い、投影データを収集し、例
えば良く知られたフィルタードパ、り・フロジェクショ
ンのアルコゝリズムヲ用いてα(f、x)をめることが
できる。
しかしながら、このようにして得られたα(f、x)に
は、1つの問題がある。それは例えば第2図のように比
較的強い散乱体3が被検体15の一部にある場合、見か
け上受信用探触子2に到達する受信振幅Vr(f)は減
少する(同図右)。従って再構成した減衰係数分布像で
は、あたかも散乱体3の境界で減衰係数が大きくなるよ
うに表示される。つまり請求めた減衰係数は、純粋な吸
収係数ではなく明らかに散乱体の散乱強度の影響を受け
ていることになる。
旧 発明の目的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、被検体に
おける超音波の吸収および反射(散乱)を実用上正しく
測定することのできる超音波測定方法およびその装置を
提供することを目的とする。
本発明によれば、超音波・ぐルスを被測定物体に送信し
、被測定物体から反射された超音波エコー信号を検出す
ることによって物体の音響特性を測定する超音波測定方
法は、被測定物体に一方の方向から超音波・やルスを送
信し被測定物体から反射された超音波エコー信号を検出
する第1の検出工程と、被測定物体に一方の方向と対向
する他方の方向から超音波パルスを送信し被測定物体か
ら反射された超音波エコー信号を検出する第2の検出工
程と、第1および第2の検出工程において得られたエコ
ー信号から被測定物体の所望の被測定領域についてのエ
コー信号を識別し、との識別したエコー信号から領域の
音響特性を算出する演算工程とを含む。
本発明の一つの特徴によれば、音響特性は超音波の吸収
係数を含む。
本発明の他の特徴によれば、演算工程は、被測定領域に
おける2つの境界について第1の検出工程で検出された
エコー信号の比と、2つの境界について第2の検出工程
で検出されたエコー信号の比とによって領域の吸収係数
を算出する。
本発明の他の特徴によれば、音響特性は超音波の反射強
度を含み、演算工程は、算出した吸収係数から被測定領
域の反射強度を算出する。
本発明の他の特徴によれば、第1および第2の検出工程
を被測定物体に対して複数の測定方向から行ない、演算
工程は複数の測定方向について平均をとった音響特性を
算出する。
本発明によればまた、超音波・やルスを被測定物体に送
信し、被測定物体から反射された超音波エコー信号を検
出することによって物体の音響特性を測定する超音波測
定装置は、被測定物体に一方の方向から超音波・Pルス
を送信して被測定物体から反射された超音波エコー信号
を検出し、一方の方向とは反対の他方の方向から超音波
パルスを送信して物体から反射された超音波エコー信号
を検出する超音波送受信手段と、超音波送受信手段で検
出されたエコー信号から被測定物体の所望の被測定領域
についてのエコー信号を識別し、この識別したエコ・−
信号から領域の音響特性を算出する演算手段と、算出し
た音響特性を領域に対応した可視画像として表示する表
示手段とを含む。
本発明の一つの特徴によれば、音響特性は超音波の吸収
係数を含む。
本発明の他の特徴によれば、音響特性は超音波の反射強
度を含む。
本発明の他の特徴によれば、超音波送受信手段は、被測
定物体を一方の方向とは実質的に垂直な方向に走査する
走査手段を含み、演算手段は、走査によって検出された
エコー信号を蓄積するメモリ手段を含み、さらに演算手
段は、メモリ手段に蓄積されたエコー信号から走査によ
シ形成される被測定物体の断面を細分した複数の区画に
ついて各区画の2つの境界におけるエコー信号を識別し
、この識別したエコー信号から各区画の超音波吸収係数
および反射強度の少なくとも一方を算出し、表示手段は
、算出された各区画の吸収係数および反射強度の少なく
とも一方を断面におけるそれらの分布像として表示する
本発明の他の特徴によれば、超音波送受信手段は被測定
物体に対して複数の測定方向から被測定物体を走査し、
演算手段は複数の測定方向について平均をとった音響特
性を算出する。
■0発明の詳細な説明および作用 以下、本発明を実施例によって詳細に説明する。
第3図は、本発明の詳細な説明するものである。同図に
おいて被検体としての生体15の左の探触子lから超音
波・ぞルスV。(j)を送信すると、年休15内の音響
インピーダンスの不連続面3および4によってエコーが
形成され、これは左の探触子1に次式で示される振幅V
(f、X)をもつた反射波として受信される。
まず不連続面3では (1) ここでfは超音波の周波数、R(fIXl)は、不連続
面3の反射係数すなわち後方散乱強度であシ。
α(f、X)は生体皮膚(x=o)から不連続面3 (
x=x1)の間の超音波吸収係数、 T:”(f)は0
〜X1間の、またTo間X1〜0間の各々透過係数(前
方散乱係数)の積を各々表わしている。同様にして不連
続面4’(x=X 2)からのエコーは次式で表わされ
る。
もし、生体15中の反射係数が場所によらずほぼ一定、
すなわちR(f、Xl)ユR(f、X2 )であり。
また透過係数が殆ど1に近い、すなわちTx(f)=1
であれば、(4)式よシただちにα(f、x)が次式で
められる。
生体軟組織の場合吸収係数はほぼ周波数fに比例するの
で、α(f、X)−α(X)・fとおける。さらにX。
とx2の間での吸収係数の平均値をdxlX2とすれば
、 9(5)式よりπX1X2が次のようにめられる。
(6) しかしながら、この仮定は生体15の極めて接近した微
小部分についてであれば、成立する可能性もあると考え
られるが、組織全体で考えた場合、成立するという見込
みは殆んどないと言えよう。
さらにR(f、 x) 、T(j)が周波数に依存しな
いという仮定をおけば、すなわちR(f、x)がR(x
)であれば(4)式を2つの異なる周波数f1およびf
2について測定すると次の(7)および(8)式が得ら
れる。
Ln〔■(fl、Xl)//′v(fl、X2)〕(7
) Ln〔v(f2.X、)/■(f2.X2)〕(7) 
−(8)より α(f、x)=α(x)fおよびα(X)のXlとX2
の間の平均値をπX1X2とすれば したがって でτXlX2がめられる。 (1・ この仮定は、超音波の波長に比べて十分大きな広がりを
もつ界面1例えば平面反射板のような場合には成立する
。しかし実際の生体組織では、波長程度あるいはそれ以
下の散乱体も同時に存在することがあるので、この仮定
は生体組織全体を考えたとき、必ずしも成立するとは限
らない。
本発明では上記のような仮定によらないで、吸収係数α
(f、 x)をめるもので、第3図のように同じ生体1
5に、対して探触子lと実質上直線上で対向して設けら
れている探触子laによって同様に■。(j)の振幅を
もつパルスを送信する。
生体15中の不連続面4(x=L−x2)および不連続
面3(X−L−Xl)からのエコーは同様に次式で表わ
される。ここでLは探触子1およびlaを結んだ直線上
での生体15の厚さである。
V(f、L Xl ) αη V(f、L−xl ) 探触子lで受信したエコー信号の場合と同様に◇1)/
α擾を計譜−シ、両辺の自然対数をとれば(4)式に対
応する01式を得る。
In (V(f、L−x2)/v(f、L Xl))+
 4nC1/T:”(f)−’r:2(f))1 α9 すなわちX + X20間での吸収係数の積分値は超音
波の伝播方向によらないと考える。従って0層式が得ら
れる。
・tn [V(f、L−Xl )/V(f 、L−x 
i ))−t−tn(1/T ”(f)・T 2(f)
] α→X2 X 1 (4)式と(1ユ式を加算すると次のようになる。
αυ ココテR(f、x、)とR(f、L−xl)およびa(
f、x2’)とR,(f、 L−x2 )とは各々不連
続面3および4についての表裏の反射係数の関係にある
。第4図のように不連続面の音響インピーダンスZlと
Z2が平面反射板のときは反射係数RおよびR′は次の
ように与えられ、表と裏の反射係数の絶対値は等しくな
る。すなわち、 R=V、/Vi == 22″″・−′Z′1−01Z
cosθi ” Z I CQS OtR・−v1/v
r=’・−θ′−′・−〇”Z、cosθt”z2co
sθ1 1RI = 1坪′1 また第5図のように生体組M15がランダムな散乱体で
構成されていると、すなわち不連続面3および4は、ラ
ンダムな散乱体で構成されでいると、どの方向から超音
波が伝播し、反射(散乱)を受けたとしても、後方散乱
係数R(7,x)は等しくなるはずである。従ってR(
f、x)上R(f、L−x)つまシR(f、 x)/R
(f 、 L−x)さ1と々る。
従ってα9式の右辺第1項は マタTS2(f)オヨヒTx1(カバX1〜Xl問オヨ
ヒX21 Xl 〜X4間の透過係数である。生体軟組織の透過係数につ
いては未だ正確なデータはないが、概路次のように考え
ることができる。生体軟組織の平均音響インピーダンス
は1.63X106〔kg/ m”s)であり、また音
響インピーダンスの範囲は大略1.4〜1.7×106
(ky/m2・S〕であることが知られている。透過係
数の値を調べるために、平面層でのモデルを用いると次
のようになる。すなわち第6図のように、仮に上記の範
囲内で最も音7i1iインピーグ/スZl、Z2の値が
跡れた2層がある場合を考えると、 2Z 2Z。
T−二IT21−已 12−2Sl+22 21.7 −E−= −−1,214、,T、2・T21= 1.
009114 、−、 tn[:1 /T、22−T:、〕=tnCO
982) =−0,018dB換算にすると−0,15
8dBとなる。実際に生体内での音響インピーダンスの
差は平均的には小さいと考えられる。すなわちZ1= 
1.5 、 Z2= 1.6とするとZ 2/Z 1−
1.o ;3−t n 〔1/T1’2 ・T2 + 
) −−0,001dB換算すると0.009dBとな
る。z2/Z1と7nC1/T+%・T2’1 )の関
係を計算したのが第7図である。
一方、生体軟組織の吸収係数は大略0゜5〜2.0d 
B/cm−MH2の範囲にあることが知られている。
通常使用される周波数帯である3 MHz程度では1.
5〜6.0 dB/αの範囲となる。従って、■ααク
シ吸収係数と、透過係数を比べると、透過係数の方は約
1/10以下〜1/100以下と考えることができる。
1#当9の吸収係数は0.15〜0.6dB/1mnと
なシ第7図より0.B 6 <Z2/Z1 < 1.1
7 (7)範囲であれば、透過係数の方が約1/10以
下と考えることができる。従って生体の軟組織の平均音
響インピーダンス1.63X106に対して1.4〜1
、9 X 106の範囲の軟組織との透過係数について
は、吸収係数の約1/10以下と推定できる。
実際の生体軟組織の透過係数(前方散乱係数)を計算す
ることは現在のところ明確な理論が確立されていない。
しかし音響インピーダンスの差が、非常に小さいことを
考えると、透過係数は、かなり1に近いことが予想され
、吸収係数に比べて無視できるものと推定−される。も
し透過係数が、吸収係数に対して無視できない場合には
、この分が吸収係数への誤差として、入ってくることに
なる。第1表に生体組織の音響インピーダンス値を、第
■表に吸収係数を、示し第1表 脂肪 1・38 眼球水晶体水様液 1.50 眼球硝子液 1.52 脳 1.58 血′tL1・61 腎 臓 1.62 人体組織(平均値) 1.6.3 牌臓 1.64 肝臓 165 筋 肉 1.70 脳球水晶体 1・84 頭がい骨 7.80 第■表 眼球水様液、硝子液 o、1o −6〜;う0血 液 
0.18 1.0 脂 肪 0.63 0.073 0.8〜70砥髄(繊
維方向) o、so O,0711,7〜3.4脳 0
.85 0.056 .0.9〜34肝臓 0.94 
1.0580.3〜3,4腎 臓 1.0 0.04 
0.3−4.5を髄 1.01・0 延髄(横方向) 1.2 0.05 1.7〜34筋肉
(繊維方向) 1.3 0:07 0.8〜4.5心筋
 1.8 0.10 0.3〜4.5眼球水晶体 2.
0−3.3〜13 筋肉(横方向)3.3 0.35 o、s〜45頭がい
骨 2016 肺 41 10 そこで以上の仮定よシ四式は次のよ、うになる。
Xl これよシα(f、 x)がめられる。
不連続面がランダムな散乱体でないときも超音波のビー
ム幅の大きさの中で、不連続面が大きく変化していなけ
れば、すなわち、ゆっくシと変化していれば、R(f、
X)/R(f、L−x)Th 1 と考えることが可能
である。第8図のように、超音波ビーム幅りの中で、不
連続面3aが、大きく変化しているとR(f、x)笑R
(f、 L−x)の可能性がち小さくする工夫が必要で
ある。これについては後で詳しく述べることとする。
ここでは、まずR(f、x)/R(f、L−x)Th 
1が成立すると仮定したときの実施例について、詳細に
述べることとする・上記仮定が成立すれば、α(f、x
)は、06式でめることが可能である。すなわち生体(
被測定物体)15に対して対向した探触子lおよびla
を配置し、各々の探触子によって、不連続面X、r X
2からのエコー信号を独立に測定する。この測定された
エコー振幅V(flXl) 1■(f、X2)オヨびV
(f、L−x2) 、 V(f、L−xl)より06式
を用いてα(f、x)を算出することができるわけであ
る。但しこの場合、例えば不連続面3に対して探触子l
およびla’にでの距離が異なっている点に注意しなけ
ればならない。このような距離の違いによる超音波の拡
散現象を、補正するには、反射波を球面波と考え、探触
子1および1aの受信面積が同じであれば距離の2乗に
反比例した拡散分を次式によって相殺してやればまた本
発明の仮定として生体内の音速C8を、はぼ一定(15
30rrV′S )と考えている。したがってX−co
−tで与えられC9が一定であるから(1力式は次式の
ようになる〇 音速C8が一定であれば、第9図の模式図に示すように
、左の探触子lから送信したときのエコーV、4(f)
と右の探触子1aから送信したときのエコーV41(力
は、相対的に時間を反転させてやれば、各音響不連続面
X、+ X2のエコーの位置が一致することとなる。つ
ま9、同図に示すようにエコーv14Cf)の時間軸を
反転した波形V14(7)はエコーV41Cf)と実質
的に同じとなる。したがッ1 V41Cf)/v14(
f)は実質的にOになる。
さらに、探触子からの音圧は、通常、探触子からの距離
によって変化する。特に近距離音場は複雑であり、遠距
離音場も比較的ゆるやかであるが、変化をする。従って
以上の理由から測定には遠距離音場を使用することが好
ましい。
さらに、音場の変化による測定誤差を除去するためには
、予め第10図あるいは第11図のような標準媒質20
中の標準反射体40tたは60からの音場特性を測定し
、この漂準音圧特性で測定値を規格化する必要がある。
これによって音場変化による誤差と反射体・探触子間の
距離による超音波の拡散誤差を同時に除去することが可
能である。第10図では点反射体40が支持体50に支
持され、第11図は標準反射体が平面反射体60の場合
を示す。いずれの場合も、タンク30に標準媒質20と
してたとえば脱気水が満たされ、これに探触子lまたは
laを配して音場特性の測定を行なう。
このようにして規格化した場合(1匂式による拡散の補
正は不要となる代わりに、距離Xでの標準音圧(振幅)
をU(f、x)とすれば66式は次のように変形され、
これによりα(f、x)がめられる。
/−′ // =、、/ 、/パ /”− / 次に、α(f、x、)がまることより、(4)式および
αφ式を用いて、更に反射強度R(7,x)を算出する
ことが、可能となる。α(f、x)を測定したことによ
って被測定物体の吸収特性がわがシ、この吸収特性と(
4)式より R(f、x)がめられる。すなわち と々る。(このとき透過係数Tは、無視している。)言
い換えればSTC補正が、正確に実行できるわけである
。またα→式からも同様に本発明の原理から の関係にある。
しかし、このままではR(ftx、)の相対値R(f、
xt)/R(f、xz)は、決定できるが、絶対値を定
めることはできない。すなわち被測定物体15の表面か
らの最初のエコーによって、この表面の反射強度を決め
ることができないからである。しかしながら、先に述べ
たように、標準反射体からの反射強度で規格化したもの
を被測定物体からの反射強度とする定義を行えば、この
表面の反射強度R(f、xo)は、次式で与えられるO へ R(f、xo)=R(f、xo)/Vげ、Xo)R(f
、 X、;lよシ、あとは逐次的に、R(f、xt)。
R(f、xz)・・・がめられてゆく。すなわちR(f
、xo)/R(f、xx) −ko+0.k(f、xt
) −R(f、xo)/ko1以上のように、α(f、
x)およびR(f、xo)と(4)式または64式の関
係よシ、反射強度R(f、x)が請求められる。
以上説明したように、本発明は原理的に超音波が、透過
するような人体部位に対して有効である。従って最も好
ましい部位は乳房であるが、腹部にも充分適用が可能で
ある。
次に、乳房を対象としたときの実施例の1つを第12図
によって詳細に説明する。
対象の乳房15は通常、自然な形を、保つために第13
図に示すように伏臥位にて水タンク30の脱気水20中
に懸垂させて検査および測定を行うのが、好ましい。脱
気水20の中には、乳房15を間にはさんで対向するよ
うな位置関係に、探触子1および1aが各々連結用アー
ム18にて、連結して設けられている。探触子1および
1aは、制御回路8の制御のもとに走査機構14によっ
て上下方向101および走査方向100に、移動および
走査を可能としている。
探触子lおよびlaは切替回路13を介して送信回路2
3が接続されて送信系が構成され、また受信回路21、
対数増幅器22、検波回路5、メモリ回路9およびST
C回路6などによって受信系が構成されている。
乳房15の内部で反射された超音波エコーはモニタディ
スプレイ7に可視像として表示される。モニタ7に表示
されるのは、本発明に従って算出された、乳房15にお
ける超音波のたとえば吸収係数または反射強度であるが
、これは、受信した超音波エコーから2つのメモリ回路
9および10を使用して演算回路11によって得られる
。その際、これらの吸収係数または反射強度を測定する
関心領域(ROI)は関心領域設定回路19によって設
定される。
まず従来のBモード像は次の手順で得られる。
乳房15の検査すべき断面の高さ102を走査機構14
によって探触子1,1aを移動することによって設定す
る。次に、探触子1,1aを走査方向100に沿って走
査すれば、その断面における乳房15のBモード像が得
られる。この場合探触子1あるいは1aのいずれか1つ
の探触子の選択はスイッチ回路13によって行々う。
送信回路23によって駆動用パルスが作られ、スイッチ
回路13で選択された探触子(ここでは、1とする)を
駆動し対象乳房15に向って超音波パルスが、送信され
る。乳房15内で反射、されたエコーが同じ探触子1で
受信され、受信回路21で増幅され、対数増幅回路22
で、さらに対数圧縮および増幅が行われる。次に検波回
路5で検波されメモリ回路9に入力され、この信号はS
TC回路6にて減衰補正され、メモリ回路10に入力さ
れる。走査方向iooに沿って探触子1を走査すること
で断面15のAモード信号がすべてメモリ回路lOに格
納される。
このデータが輝度変調されBモード像と々ってモニタデ
ィスグレイ7上にたとえば第14図のように表示される
第14図のBモード像上で吸収係数を測定したシ部分の
設定がオペレータによって関心領域設定回路19によっ
て行われる。例えば第14図のように2つのクロスライ
ンで行われるROI設定位置は演算回路11に入力され
る。これによって制御回路8は、走査機構14に探触子
1および1aを走査線200の位置に設定するよう指令
する。そこで制御回路8は送信回路23を駆動し、切替
回路13を制御して走査線200を中心として数本の走
査が、探触子1および1aによって左および右から独立
に交互に実行される。これらのAモード信号は、メモリ
回路9に入力される。これらのAモード信号から第15
図に示すフローチャートに従ってROI区間の平均吸収
係数dが測定される。
このフローにおいて平均吸収係数dは次式から得られる
(ハ) 以上説明した方法はBモード像を走査し、その後再びR
OI部分について左右より吸収係数測定のための走査を
行うというものであった。しかし予め左右からの走査を
実行し、これらのAモード信号をメモリ回路9に記憶さ
せておけば吸収係数の測定はメモリ回路9内の信号よシ
第15図のフローチャートに従ってめられるので、吸収
のだめの再計測の必要がなく、よシ良い方法と言うこと
ができる。
第17図および第18図のように探触子lおよび1aの
代わシに、リニヤ・アレイ型探触子20aおよび20b
を用いれば、走査方向100の走査が電子的に行われリ
アル・タイムでBモード像が得られることは言う壕でも
ない。そのだめの電気回路については従来のリニア・ア
レイ・スキャナのものと同じものでよいので、ここでは
詳細については、説明を省略する。ブロック18aおよ
び18bが電子走査のためのマルチ・プレクサ回路であ
る。受信回路21にはいわゆる電子フォーカスのための
位相調整回路等が含まれるが、対数増幅回路22以後は
基本的には第12図の回路と同様であってさしつかえな
い。
標準音圧を、測定するだめの較正用走査を予め実行し、
標準音圧値を演算回路11内の不揮発性メモリ等に記憶
させておいてもよい。または、水タンク30内に第19
図のように複数個の標準反射体42をアレイ状に組入れ
ておけば、探触子の交換を行っても較正用走査を実施す
ることができ、便利である。よシ具体的には、標準反射
体42は図示のようにX方向の位置を順次ずらせて走査
方向101に配列されている。
点線32で示ず位置に探触子1およびlaを配して乳房
15の測定を行なう゛に先立って、標準反射体42アレ
イの両側に探触子1および1. aを配し、順次これら
を走査することによって標準反射体42によるエコーを
測定し、これを演算回路11内のメモリに蓄積する。次
に乳房15の測定を行なうときにこの標準データによシ
測定値の規格化を行なう。
次に人体腹部を対象とした実施例について第20図を参
照して説明を行う。被検体15としての被検者はベッド
SOO上に仰臥位にて安静にしておシ、探触子1および
laは支持体650a、65.Obおよび600a、6
00bによってアーム18に取シ付けられている。アー
ム18は支持体500によって保持されている。検査部
位の設定は支持体500を上下方向1000に沿って移
動することが決定される。探触子1および1aには、被
検査15との音響的接触を良好にするために水バツグ3
00aおよび300bが設けられている。支持体650
a、、650bを左右方向1100に移動させることで
、被検者15は対向して探触子1および1aが設定され
る。この場合の測定断面は例えば第21図のようになシ
、肝臓15a等が検者の対象とたる。肝臓の場合、従来
の測定方法、たとえば第1図で説明した方法ではを椎4
6が測定の障害と々るが、本発明による方法では両方向
から測定を行なうので、を椎46が肝臓44の測定の障
害となることはない。このとき探触子1および1aの代
り1テリニアアレイ探触子20aおよび20bのよう々
電子走査型探触子を用いることが最も好ましい。
このようにして測定された被検体15の吸収係数および
反射強度は制御回路8の制御によってモニタディスプレ
イ7に可視画像として表示される。被検体15として再
び乳房を例にとる。
第22図に示すように被検体15の測定領域を仮想マト
リックス2000に区分し、その中のマトリックス成分
である各々の画素1000に対して第12図について説
明したのと同様な測定を行い、各画素1000の吸収係
数α(f、X1ユ)をめる。つt−、H第23図のよう
に探触子1および1aからのAモード信号210および
220について順次単位画素毎に吸収係数を測定し、こ
れらの値をメモリ回路10に入力し、画像としてモニタ
・ディスプレイ7上に、展開すればよい。
第23図では、第16図と同様に探触子1で受信したエ
コーを210で示し、同1aで受信シたエコーを220
で示している。そこで、よシ詳細に説明すると、例えば
探触子1で受信したエコーにおける信号213に対応す
る探触1aで受信したエコーの信号は227であり、2
14の対応は226である。この4つの信号213.2
14および227,226が第15図のそれぞれV(f
、xl)、V(f+x2)およびV(f、L−X2) 
1v(f、L−xl)に対応している。実際には、V(
f、X)を与える振幅はその信号の位置に対して所定の
幅をもつ信号の平均値として測定される。すなわち第2
4図のように例えば226の位置について226−1か
ら226−2までの範囲の信号の平均値をもって位置2
26の信号V(f、x)とする。この幅は最大でも画素
の大きさ程度でなければならない。次に、第25図のア
ルゴリズムに従って反射強度R(f、x)の分布もめる
ことが可能である。これによって各画素iについてその
境界における反射強度R(f、xi)が寸す、モニタデ
ィスプレイ7にその分布像が表示される・さらに、吸収
係数α(f、x)の分布を正確に測定するだめには、第
27図および第28図のように前記の2つの対向した探
触子1および1aによる測定を被検体15の周囲180
°にわたって行う。角度の変化につれて得られた各画素
に対する吸収係数αo(fyXij)を加算平均し、α
(f、xg)とする。す々わち 但しN=1so?/Δθであり、Δθは観測角度の単位
ステップである。この方法は、丁度X線CTと類似して
いるが、X線CTで用いられるような特別々像再生アル
ゴリズムを、必要とし々いのが1つの最大の特徴である
。このように、1800〜0°にわたっての測定によっ
てα(f、x)をめれば、前述した本発明を適用する場
合の1つの仮定であるR(f、x)さR(f、L−x)
としたことによる誤差は平均化され、小さくなる。々お
、本測定はX線CTのように必ずしも18o0にわたる
測定データーを必要としないアルゴリズムであるので、
第29図のように被検体15内に超音波を透過しない部
分3000があるときはこの領域を除いて01〜θ2ま
で走査し測定を行うことが可能である。
本発明は、原理的に単一の周波数で生体の吸収係数およ
び反射強度が測定できるものであるが、複数の異なる周
波数あるいは広帯域の周波数をもつ・ぐルスエコーによ
って同様の測定を行えば、吸収係数の周波数依存性が測
定できる。
■9発明の具体的効果 以上のように、本発明によれば従来得られなかった被検
体の吸収係数および散乱係数(反射強度)を互いにほぼ
純粋に分離して測定することができ、さらにこの吸収係
数の分布を画像化することも可能である。また、従来の
透過型による減衰分布像に比べて次のような利点がある
すなわち、散乱強度の影響を受けないこと、フィルター
ドパツク・フロジェクションに代表されるような画像再
構成のだめの特別なアルゴリズムを必要としないこと、
従って実時間で吸収分布像が得られること、1つの方向
からの投影データのみでも吸収分布像が得られ、透過法
に比べて臨床上の適用範囲が広い等の利点がある。
さらには、従来法と比べて単一の周波数すなわち狭帯域
のi4ルスで測定ができることなどの優れだ特長をもつ
。したがって従来のBモード像では得られなかった吸収
係数(反射強度)の測定および吸収係数分布、反射強度
分布の測定が可能である。このような分布像が得られる
ことによって被検体組織の質的違いを把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来技術による物体の音響特性の
測定方法の例を示す説明図、第3図は本発明による超音
波測定方法の原理を模式的に説明する説明図、 第4図ないし第9図は本発明の詳細な説明に使用する説
明図、 第10図および第11図は超音波探触子の較正方法の例
を示す模式図、 第12図は本発明による超音波測定装置の実施例を示す
ブロック図、 第13図および第14図は第12図に示す実施例におけ
る乳房の測定の例を説明する説明図、第15図は第12
図に示す実施例の演算回路が実行する超音波吸収係数を
算出する演算フローを示すフロー図、 第16図は第15図のフローを説明するだめの超音波エ
コー波形を示す波形図、 第17図および第18図は本発明の他の実施例を部分的
に示す説明図、 第19図は超音波探触子の他の較正方法の例を示す模式
図、 第20図および第21図は第12図に示す実施例におけ
る人体腹部の測定の例を説明する説明図、 第22図ないし第24図は測定した音響特性を分布画像
として表示する動作を説明するだめの説明図、 第25図は音響特性を分布画像として表示する演算動作
を示すフロー図、 第26図は第25図のフローについて超音波反射強度の
測定を説明するだめの超音波反射強度分布の模式図1 第27図、第28図および第29図は本発明の他の実施
例を示す説明図である。 1.la、2・・・超音波探触子 3.4・・・境界 6・・・STC回路 7・・・モニタディスプレイ 8・・・制御回路 9.10・・・メモリ回路 11・・・演算回路 13・・・切替回路 14・・・走査機構 15・・・被検体 20・・・脱気水 20a、20b・・・電子走査型探触子21・・・受信
回路 22・・・対数増幅回路 23・・・送信回路 30・・・水タンク 40.60・・・標準反射体 1000・・・画素 2000・・・マトリックス 特許出願人 テルモ株式会社 第1図 第30 5 QXI X!LX 第4 図 r 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 □ 」 第16図 第15図 第17図 71 第18図 5 第19図 5 第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 手糸売で11正書 昭和58年6月28日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事件の表示 111+1和58年特許願第186027号2 発明の
名称 超音波測定力法およびその装置 3 補1Fをする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目44番1号名 称 
テ ル モ 株式会社 代表取締役 戸7釈 三に11− 4、代理久 住ρ斤〒105 東京都港区虎ノ門1−13−4 5、補正の対象 11 ン 6、補IFの内容 明細書第17頁第15行の r =(:flイ2) f a (x)di−(fl−
f2)(x2−xi) a 、、、」をl 2 r=(fl−f2)J α (++)dx=(fl−f
2)(x2−++I)a、、、、、 J Lこ1 訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 超音波パルスを被測定物体に送信し、該被測定物
    体から反射された超音波エコー信号を検出することによ
    って該物体の音響特性を測定する超音波測定方法におい
    て、該方法は、被測定物体に一方の方向から超音波パル
    スを送信し、該被測定物体から反射された超音波エコー
    信号を検出する第1の検出工程と、該被測定物体に前記
    一方の方向と対向する他方の方向から超音波・ぐルスを
    送信し、該被測定物体から反射された超音波エコー信号
    を検出する第2の検出工程と、 第1および第2の検出工程において得られたエコー信号
    から該被測定物体の所望の被測定領域についてのエコー
    信号を識別し、該識別したエコー信号から該領域の音響
    特性を算出する演算工程とを含むことを特徴とする超音
    波測定方法0 2゜前記音響特性は超音波の吸収係数を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の超音波測定方法。 3、前記演算工程は、前記被測定領域における2つの音
    響特性が不連続な境界について第1の検出工程で検出さ
    れたエコー信号の比と、該2つの境界について第2の検
    出工程で検出されたエコー信号の比とによって該領域の
    吸収係数を算出することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の超音波測定方法。 4、前記音響特性は超音波の反射強度を含み、前記演算
    工程は、前記算出した吸収係数から前記被測定領域の反
    射強度を算出することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の超音波測定方法。 5、第1および第20検出工程を被測定物体に対して複
    数の測定方向から行ない、前記演算工程は該複数の測定
    方向について平均をとった音響特性を算出することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音波測定方法。 6 超音波パルスを被測定物体に送信し、該被測定物体
    から反射された超音波エコー信号を検出することによっ
    て該物体の音響特性を測定する超音波測定装置において
    、該装置は、被測定物体に一方の方向から超音波パルス
    を送信して核被測定物体から反射された超音波エコー信
    号を検出し、該一方の方向と対向する他方の方向から超
    音波・ぐルスを送信して該物体から反射された超音波エ
    コー信号を検出する超音波送受信手段と、 該超音波送受信手段で検出されたエコー信号から該被測
    定物体の所望の被測定領域についてのエコー信号を識別
    し、該識別したエコー信号から該領域の音響特性を算出
    する演算手段と、該算出した音響特性を該領域に対応し
    た可視画像として表示する表示手段とを含むことを特徴
    とする超音波測定装置。 76 前記音響特性は超音波の吸収係数を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の超音波測定装置。 8 前記音響特性は超音波の反射強度を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の超音波測定装置。 9、前記超音波送受信手段は、前記被測定物体を前記一
    方の方向とは実質的に垂直な方向に走査する走査手段を
    含み、 前記演算手段は、前記走査によって検出されたエコー信
    号を蓄積するメモリ手段を含み、該演算手段は、該メモ
    リ手段に蓄積されたエコー信号から前記走査により形成
    される被測定物体の断面を細分した複数の区画について
    各区画の2つの境界におけるエコー信号を識別し、該識
    別したエコー信号から各区画の超音波吸収係数および反
    射強度の少なくとも一方を算出し、前記表示手段は、該
    算出された各区画の吸収係数および反射強度の少なくと
    も一方を該断面におけるそれらの分布像として表示する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の超音波測
    定装置。 10 前記超音波送受信手段は被測定物体に対して複数
    の測定方向から該被測定物体を走査し、前記演算手段は
    該複数の測定方向について平均をとった音響特性を算出
    することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の超音
    波測定装置。
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