JPS60112762A - α−アリ−ル−α−ピリジル脂肪酸誘導体およびその製法 - Google Patents

α−アリ−ル−α−ピリジル脂肪酸誘導体およびその製法

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JPS60112762A
JPS60112762A JP21931583A JP21931583A JPS60112762A JP S60112762 A JPS60112762 A JP S60112762A JP 21931583 A JP21931583 A JP 21931583A JP 21931583 A JP21931583 A JP 21931583A JP S60112762 A JPS60112762 A JP S60112762A
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Ikuo Ueda
育男 植田
Masanobu Nagano
正信 長野
Atsushi Akaha
厚 赤羽
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、抗潰瘍作用を有する、新規なαーアリール
ーαービリジIし脂肪酸誘導体に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は一般式(式中、R′はシアン
基またはカルバモイル基、R2は水素またはハロゲン、
R3は水素または低級アルキル基、?およびR5は、い
ずれが一方が水素で、他方が低級アルキル基、R6は水
素または低級アルキル基、R7は低級アルキル基、ある
いはR6およびR7はそれらが結合している窒素原子と
一緒になって窒素含有飽和複素環式基を形成し、該窒素
含有飽和複素環式基は低級ア)Vキル基または保護され
ていてもよいヒドロキシ置換低級アルキル基で置換され
ていてもよい。ただし R1がシアン基であり、かつR
6およびR7が低級アルキ)V基であるときは、只2が
ハロゲンまたは丘3が低級アルキル基であるものとする
) で表わされるα−アリール−α−ピリジル脂肪酸誘導体
およびその塩ならびにそれらの製法に関するものである
上記の一般式(1)において R2で表わされるノ・ロ
グンとしては、例えば塩素、臭素、ヨウ素、フッ素など
が挙げられる。
R3、R4、丘5、R6およびR7で表わされる低級ア
ルキル ピル、イングロピIV,ブチル、イソグチル、第3級ブ
チル、ベンチIV,ヘキシルなどが挙げられる。
R6およびR7がそれらの結合している窒素原子と一緒
になって形成する窒素含有飽和複素環式基としては、例
えばl−ピペラジニル、ピペリジノ、モルホリノ、1−
ピロリジニIし、1−ピラゾリジニルなどが挙げられる
。これらの窒素含有飽和複素環式基は、低級アラルキル
基または保護されていてもよいヒドロキシ置換低級アル
キル れていてもよい。ここで低級アルキル 護されていてもよいヒドロキシ置換低級アルキル基にお
ける低級アルキp部分としては、前記の低級アルキル基
と同様なものが挙げられる。また、保護されていてもよ
いヒドロキシ部分としては、ヒドロキシ基、およびヒド
ロキシ基が例えばホルミlし、アセチル、2ウロイル、
エトキシカルボニル、第3mブトキシカIVボニル、メ
タンスルホニ/l/,ベンゾイルなどのアシlL/基、
ヘンリw、c−ニトロベンジルなどのアラルキル基等の
常用のヒドロキシ保護基で保護されたものが挙げられる
目的化合物〔1〕の塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩
、硫酸塩などの無機酸との塩、および酢酸塩、クエン酸
塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩などの有機酸との塩
が挙げられる。
この発明の目的化合物〔!〕およびその塩は、次の方法
により製造される。
製法1 2 (+a) (lb) 〔Ic〕’ Cld) (式中、n″は低級アルキル基、Yは脱離基、R’,R
”、R3、R4、B5、R6およびR7は前と同じ意味
である。ただし、R1がシアノ基であシ、かつR6およ
びR7が低級アルキル基であるときは、R2がハロゲン
であるかまたはR3が低級アルキル基であるものとする
) 上記の反応式中、R8で表わされる低級アルキル基とし
ては、目的化合物〔1〕において例示された低級アルキ
ル基と同様なものが挙げられ、Yで表わされる脱離基と
しては、例えば前記のようなハロゲン、トシルオキシ基
、メシルオキシ基などが挙げられる。
次に、目的化合物〔1〕の製法を具体的に説明する。
製法l 目的化合物〔1a〕および〔1b〕ならびにそれらの塩
は、化合物(n)またはその塩に化合物〔■〕またはそ
の塩を塩基の存在下に反応させることにより得られる。
化合物(II)および(III)の塩としては、目的化
合物(1)の塩として例示されたような塩が挙げられる
この反応で用いられる塩基としては、例えばナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム第3級ブ
トキシドなどの金属アルコキシド、ナトリウムアミド、
リチウムジイングロピルアミドなどの金属アミ1;、ナ
トリウムノ為イドライド、カルシウムハイドライドなど
の金属水素化物、n−プチルリチウム、メチルリチクム
、フェニルナトリウムなどの有機金属化合物、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物
等が挙げられる。
この反応は通常、溶媒中で行われ、溶媒としては、例え
ばメタノーノV1エタノール、第3級ブチルアルコール レンなどの芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘプタンなどの
脂肪族炭化水素、ジエチルエーテルラヒドロフランなど
のエーテル、ジメチlレホlレムアミド、水などが挙げ
られる。これらの溶媒は、使用される原料化合物および
塩基の種類によって適宜選択される。
反応温度は砂に限定されないが、通常、室温ないし加熱
下に反応が行われる。
なお、この反応は使用される塩基の種類によっては窒素
ガス気流下のような不活性雰囲気下で行うのが好ましい
場合もある。
この反応において、原料化合物(III)は反応中間体
としてエチレンインモニウムイオンを経るため、目的化
合物(Ia)および〔1b〕が反応生成物として得られ
る。また、目的化合物〔1a〕および〔1b〕には、分
子中の不整炭素に基づく異性体が存在する。
これらの異性体は、カラムクロマトグラフィ、再結晶、
蒸留、光学分割法などの慣用の手段により単離、精製す
ることができる。
製法2 目的化合物(+d)およびその塩は、化合物(+C)ま
たはその塩を加水分解することにより得られる。
この反応は通常、酸または塩基の存在下に行われる。酸
としては、例えば硫酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸など
が挙げられ、塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、度酸ナトリウム、灰酸水素ナトリウム
、トリエチルアミン、ピリジン、1.8−ジアザビシク
ロ(5.4.0)−7−ウンデセンなどが挙げられる。
この反応は通常、水または含水溶媒中で行われ、含水溶
媒としては、例えば含水メタノール、含水エタノ−”s
 含水ジオキサン、含水テトラヒドロフラン、含水ジメ
チルホルムアミドなどが挙けられる。また、使用される
酸または塩基が液体の場合には、溶媒を兼ねて用いるこ
とができる。
反応温度は特に限定されないが、通常、室温ないし加熱
下に反応が行われる。
目的化合物〔1d〕には、分子中の不整炭素原子にパづ
〈異性体が存在する。これらは、カラムクロマトグラフ
ィ、光学分割法など慣用の手段で単離、精製することが
でき石。
このようにして得られる目的化合物(1)は、所望によ
り前記のような塩に導いてもよい。
なお、この発明の目的化合物(1)には、その分子中の
不整炭素原子に基づく異性体およびそれらの混合物も包
含される。
この発明の目的化合物(1)は、後記の試験結果から明
らかなように抗潰瘍作用を示す。
消化性潰瘍は種々の原因によって発生するが、主に内液
などの攻撃因子と消化管粘膜の防仮力などの防禦因子の
バランスの喪失により発生すると考えられる。従来、攻
撃因子を減弱させるものとして、制酸、抗コリンあるい
は抗ガストロンなどの作用を有する薬剤が用いられ、防
菌因子を増強させるものとして、粘膜組#i.修復、粘
膜組織賦活などの作用を有する薬剤が用いられてきた。
消化性潰瘍の治療においては、攻撃・防禦の三大因子に
同時に作用する薬剤が望ましいが、この発明の目的化合
物〔1〕は一つの薬剤で攻撃因子を減弱させるとともに
防禦因子を増強させる作用を有し、新しい抗潰瘍治療剤
として有用である。
この発明の目的化合物(1)およびその塩は、カプセル
剤、錠剤、顆粒剤、半開、懸濁液剤もしくは乳剤、注射
剤などの剤形で投与される。これらの各種製剤は常法に
より製造される。
有効成分の投与量は患者の年令、体重、症状などに応じ
て適宜定められるが、通常、1日投与量1m9ないし約
1000■の範囲で投与される。
次に、目的化合物〔1〕の代表例について胃酸分泌抑制
作用および抗潰瘍作用に関する試験データを示す。
試験方法 (1)試@A 体重8〜laKgのピーグル犬を用いた。動物に除神経
した胃嚢を作り管を外部に出す手術を施した、いわゆる
ハイデンハイン犬を作製した。手術後1ケ月以上経過し
て、テトラガストリン(10μfl /Kg/ hr 
)を静脈内へ持続注入し、胃酸分泌を刺激した。15分
毎に胃液を採取し、胃液量が一定に達した後、所定量の
被検薬物を0.1%メチルセルロース液に懸濁させた液
を0.2 me / Kgの用爪で静脈内に投与した。
投与後、胃液量およびその酸度を測定した。酸度は自動
滴定測定装置(平削製、RAT−11型)を用い、0.
1 N−水酸化ナトリウムでpH’7.0まで滴定して
測定した。胃液量に酸度を乗じて総酸量を算出し、被検
薬物の投与前値と比較して抑制率をめた。
(2)試験B ストレス潰瘍抑制試験 一群5匹の5−D(スプラグードウリイ。
Sprague −DaWl−ey) 系m性7 ツ)
 (7i3 令、体重約20Of) f:24時間絶食
して用いた。所定量の被検薬物を0.1%メチルセルロ
ース液に懸濁させ、5 mal / Kgの用量を経口
投与した。投与直後に金網ストレスケージに入れ不動化
し、22℃の水槽内に剣状骨の深さまで浸し、ストレス
を負荷した。7時間後、ラットを殺し全円を摘出し胃内
に2%ホルマリンを注入後、2%ホルマリン中に浸して
固定化した。固定化後、大譬に沿って胃を開き、生じた
潰瘍の面積をmm2単匍で測定した。対照群には、0.
1%メチルセルロ−ス を被検薬物投与群と比較し、被検薬物の抑制率を算出し
た。
(3)試験C 一群5匹のS.− D系雄性ラット(7過食、体重約2
0Of )を24時間絶食して用いた。所定量の被検薬
物を0.1%メチルセルロース 5ml / Kgの用量を経口投与した。薬物投与30
分後、無水エタノ−lvf:5 ml / Kg投与し
た。
エタン、−ル投与1時間後にラットを殺し、全円を摘出
して大譬に沿って開け、胃内を水洗した。肉体部に生じ
た潰瘍の面積を闘2単位で測定した。
対照群には0.1%メチルセルロース液を投与し、その
潰瘍面積を被検薬物投与群と比較し、被検薬物の抑制率
を算出した。
試験結果 次に、この発明の目的化合物(1)の製造方法を実施例
により説明する。
実施例1 (1)α−フェニルーα−(2−ピリジル)アセトニト
リル(10.25’)をt−グチw7tv:r−/L/
( 100ml )とキシレン(5ml)の混合溶媒に
溶解し、これにカリウム−しーブトキシド(6.181
i’)を窒素雰囲気中、室温下に加える。50分間攪拌
後、これに1−(2−クロロプロピ/l/ ) − 4
−メチルピペラジン(10.2f)O t− ブチzV
7wコ−/7( 30ml)溶液を攪拌しながら室温下
に滴下する。滴下後25時間還還流法いで減圧下に溶媒
を留去する。残渣を水に注ぎ、酢酸エチル(50ml)
で3回抽出する。抽出液を合わせ、飽和食塩水(50m
l)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下
に溶媒を留去する。残渣をシリカゲル(32−Of)の
カラムクロマトクラフィに何し、クロロホルム−メタノ
−IV(95:5)の混合溶媒で溶出させると、油状物
質と結晶性物質を得る。
油状物質をジ,エチ/Vエーテルに溶解し、エタノール
性塩化水素で処理すると粗結晶を得る。これをエタノー
ルから再結晶すると、3−メチル−4−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−2−フェニル−2−(2−ヒ°リ
シlン)フ゛チロニトリルの2塩酸塩(6,42)を得
る。mp203〜205℃。
工R(ヌショ−tv): 3350,2300,159
0.1460cm’NMR(DMSO−d6.δ):1
.2〜1.slH,m)、27a(3H。
S) 、2.9〜4.16(llH,m)、7.z〜7
.9(sH,m) +8.5〜8.8 (lH,m ) 元素分析’ (C2+H2aN4・2H(J >計算値
: C61,92,H6,93,N13.’?5実測値
: C61,68、H7,22,N13.35(2)ま
た、前記の結晶性物質をジインプロピフレエーテルから
再結晶すると、4−(4−メチ/I/−1−ピペラジニ
ル)−2−フェニIレー2−(2−ピリジル)バレロニ
トリル(1,z5r)f得る。rrlp89〜90℃。
1沢 (ヌジョー/l/): 2230. 158,5
. 1570. 1495c+++NMR(CD(Ja
 、δ) : 0.95(3H,d、J=6H2)、 
2.20(3H,S)、 2.0−3.35(IIH,
m) 、 7.0〜?、’7(8H,m)。
8.4〜8.’i’ (LH,m) 元素分析’ (C21)!26N4 )計算値: C7
5,41,H7,84,N16.75実測値: C75
,69,H’7.9B、N16.’7676実施 実施例1− (1)、(2)と同様な方法でそれぞれ対
応する原料化合物から次の化合物を得た。
(1) 2− (4−クロロフェニル)−4−(N、N
−ジメチルアミノ)−3−メチル−2−(6−メチルピ
リシン−2−イル)グチロニl−’J/l/+7)14
酸塩・1水和物。mp 125〜132℃。
IR(ヌジョール): 3400. 2600. 24
50. 1595゜1575、 1490側 NMEi! (DMSO−d6.δ) : 1.19−
1.29 (zH,m) 、 2.55(3H,s)、
 2.’76(3H,s)、 2.80(3H,S)、
 2.6〜3.4 (2H,m) 、 3.68 (I
H,m ) 、 7.1 s 〜7.82 (7H。
m)、10.86(LH,m) 元素分析: (C,、H22(JN3− HGg −H
20)計算値: C59,69,H6,59,N10.
99実測値: C60,’/9. H6,33,NIL
2’7(2)’ 2− (4−クロロフェニル)−4−
(N、N−ジメチルアミノ)−2−(6−メチルピリジ
ン−2−イル)バレロニトリルの1塩酸塩1/2水和物
。mp 92〜98℃。
工R(ヌジョ−)V) : 3350. 2600. 
2400. 1590゜1570 cm NMR(DMSO−da、δ) : 1.12〜1.3
 (3H,m ) 、 2.52(3H,S )、 2
.67 (6H,ブロードS ) 、 2.40−2.
92(lH,m)、 3.oO〜3.a4(2H,m)
、 7.20〜7.88(7H,m)、 11.44(
IH,m)元素分析: (Cl9H22(詔N3・H(
至)・l/2H20)計算値: C61,13,H6,
4B、N11.26実測値: C60,12,H6,5
2,N11.23(3)2−(4−クロロフェニル)−
3−メチル−4−(4−メチル−1−ピペラジニ/L/
 ) −2−(6−メチlレピリジン−2−イル)ブチ
ロニトリルの2塩酸塩。mp 199〜201℃。
工R(ヌジョーIV) : 2420. 1590. 
1570. 1490c+++NMR(DMSO−d6
 、δ) : 1.03−1.43 (3H,m ) 
、 2.50(3H,m)、 2.78(3H,S)、
 2.0〜4.s:a(11H,m)。
7.10〜’7.90 (7H,m )元素分析: (
C22H27■N4・2HC石)計算値: C57,9
7,H6,4i、N12.29実測値: c5e、ea
、H6,37,N11.84(4)2−(4−クロロフ
ェニ/’)=4−(4−メチル−1−ピペラジニル)−
2−(6−メf)VL:リジン−2−イ/L/)バレロ
ニトリルの2塩酸塩1水和物。mp 165〜173℃
工R(ヌジョ−/L’) : 3400. 2420.
 1595. 1575゜1495(yn NMR(DMSO−(16,δ) :1.03〜1.4
0(3H,m)、 2.’15(3H,S )、 z、
5o−3,os (4m m )、 3.30〜3.8
0(IOH,m ) 、 7.1 a−7,90(7H
,m )元素分析: (C22H27CJN4・2H−
・H20)計算値: C55,’76、H6,59,N
11.82実測値: C55,6B、H6,35,’ 
N11.84実施例3 4−(N、N−ジメチルアミノ)−2−フェニル−2−
(2−ビリ:/ル)バレロニトリル(6,39)に0℃
で濃硫酸(lxml)を加え、次いで水(1ml)を加
える。90℃で3時間撹拌後、反応液を氷水中に注ぎ、
lo%水酸化ナトリウム水溶液でpH1oに調整し、酢
酸エチlしく5oml)で3回抽出する。抽出液を合わ
せ、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に
溶媒を留去する。
得られた粗結晶をジエチルエーテルから再結晶すると、
4− (N、N−ジメチルアミノ)−2−フェニル−2
−(2−ピlJジzy)バレルアミド(1,892)t
−得る。mp 132〜134℃。
工R(ヌジョール) : 3200. 1675. 1
635. 15E]5゜1490 am ’ NMR(CDCJs 、δ) : O,’? 2 (3
H,d、 J=6.5Hz) 、 2.13(6H,s
)、 2.0〜3.46(3H,m)、 5.87(1
H,m)。
6.87〜7.63(8H,m)、 8.3’i’−8
,63(LH,m)。
10.63 (LH,m ) 元素分析: (C15Hz3N30 )計算値: C7
2,69,H7,80,N14.13実測値: C’7
2.4’7. H7,83,N14.17実施例4 実施例3と同様な方法でそれぞれ対応する原料化合物か
ら以下の化合物を得た。
(1)4−(N、N−ジメチルアミノ)−3−メチルV
−・ 2− フェニル−2−(2−ピlJ ジル 〕 
フ゛チルアミドの2塩酸塩1/2水和物。mp 135
〜145℃。
JR(ヌジョ−z+z) : 3370. 2’700
. 1675. 1610゜1530 am NMR(DMSO−d6.δ) : 1.03 (3H
,d、 J=6Hz ) 、 2.0〜3.53 (s
H,m)、 3.53−4.13 (IH,m)、 6
.30−6.90(3H,m )、 6.90〜8.3
0 (8H,m )、 8.47〜s、’i’ 7(L
H,m)、 10.37(1H,m)元素分析: (C
l8H23N30・2H昨・l/2H20)計算値: 
C57,OO,H6,91,N11.08実測値: C
56,El’/、H7,08,N10.37(2)3−
メチル−4−(4−メチル−1−ピペラジ=tv ) 
−2−7x=ル−2−(2−ピリジ)v)ブチルアミド
。mp 125〜127℃。
工R(ヌジョ−/l/): 32B0. 3150. 
16’75. 1585゜1570石 NMR(CDC& 、δ):o、c+8(3H,d、J
−7Hz)、 1.47(2H,m)、 2.23 (
3H,S )、 2.13−2yr’(aH,m)。
3.13〜z、a3(xH,m)、 7.00〜7.7
3(8H,m)。
8.43〜8.60 (LH,m ) 元素分析:(C2□H28N40・l/306)T6)
計算値: C’?1.56. H8,Ol、N15.9
0実測値: O’72.50. H8,l?、N14.
99(3)4−(4−メチフレーl−ピペラジニル)−
2−フェニル−2−(2−ピリジル)バレルアミド。m
p 135〜136℃。
IR(ヌジョール) : 3360. 16B0. 1
630. 1585゜1600 am ’ NMR(CD(J3 、δ) :o、5O(3H,d、
J=6.5Hz)、 2.60(3H,13)、 2.
03〜3.50(IIH,m)、 5.90(LH。
m)、 6.93〜7.67(8H,m)、 8.43
〜8.60 (lH,m)元素分析’ (C21l−1
28N40 )計算値: C71,56,H8,Ol、
N15.90実測値: 071.79.H8,04,N
15..6B(4)2−(4−りoo7x=)v) −
4−(N。
N−ジメチルアミノ)−3−メチル−2−(6−メチル
ピリジン−2−イル)ブチルアミド。
工R(ヌジョール) :3440. 3350. 31
40. 1675゜1645、−;’ N■3 (CD(J3 、δ):0.9B(3H,d、
、J=65Hz)、1.46〜1.92(2H,m)、
2.22(6H,B)、2.53(3H,B)。
2.92〜3.4a(1H,m)、6.77−7.62
(7H,m)元素分析: (Cr9HuCI3N30 
)計算値: C65,98,H6,99,N12.15
実測値: C65,56,H6,90,N11.’70
(5)2−(4−クロロフェニル) −4−(N、 N
−ジメチルアミノ)−2−(6−メチルピリジン−2−
イル〕バレlレアミド。mp 162〜16’i’℃。
ILR(ヌジョ1し) : 3220. 1660. 
1590. 1575゜1490 側 NIviR(CDCJs、δ):0.75(3H,d、
J=6Hz)、2.12(6H,S ) 、 1.90
−2.90 (3H,m ) 、 5.90 (LH,
m ) 。
6.90〜7.65(7u、m)、 lo、70(lH
,m)元素分析: (Cr9HuCI3N30 )計算
値: C65,98,H6,99,N12.15実測値
: C66,06,H7,12,N12.06(6)2
−(4−クロロフェニル)−3−メチル−4−(4−メ
チフレー1−ピペラジニル)−2−(6−メチルピリジ
ン−2−イル)ブチルアミド。
mp 185〜189℃。
工R(、(ジ:l−w): 3260. 3120. 
1670. 1585゜1575cm’ NMR(CDG133.δ):0.98(3μ、 d、
 J=’?Hz ) 、 l。44〜2.08(2H,
m、)、2.25(3H,S)、2.08−2.90(
11H,m)、3.0〜3.52(IH,m)、6.6
’7〜7.63(7H,m)元素分析: (C22H2
9CIIN40 )計算値: C65,90,H7,9
’7. N13.97実測値:、c65.43. H7
,45,N13.62(7)2−(4−クロロフェニル
)−4−(4−メチル−1−ピペラジニw)−2−(6
−)fルビリジン−2−イIし)バレルアミド。
(1)ジアステレオマーA mp、 150〜152℃ 工H(ヌジョール) :3230. 1660. 16
25. 1590゜1570cm’ NMR(CDC&、 /J ) :0.85(3H,d
、J =7Hz)、 2.20(3H,S)、 2.1
0−3.30(IIH,m)、 2.53(3H。
s )、 6.67〜7.57 (7H,m>元素分析
: (CuH29Cd3N40 )計算値: C65,
90,H’i’、29. N13.9’7実測値: C
66,25,H’?、36. N13.79(11)ジ
アステレオマーB mp、 169〜l’71 ℃ IR(ヌジョール) : 3270. 3140. 1
6’78. 15B5゜1575、 1490 anl NMR(CDC&、δ) :o、a2(3H,d、J=
=6Hz)、 2.21(3H,S)、 1.87−2
.33(llH,m)、 2.53(3H。
S )、 6.0 (LH,m)、 6.88−7.6
3 (7H,m)。
10.45(LH,m) 元素分析: (C22H29匂N40)計算値: C6
5,90,H7,29,N13.97実測値: C65
,1B、H’7.40. N13.71手続補正書 く
方式) 1、事件の表示 昭和58年特許願第219315号 2、発明の名称 α−アリール−α−ピリジル脂肪酸誘導体およびその製
法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市東区道修町4丁目3番地 (524)藤沢薬品工業株式会社 代表者 藤澤友吉部 4、代理人 ■ 532 大阪市淀用区加島2丁目1番6号 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 別紙の通り 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、Blはシアン基またはカルバモイル基、R2は
    水素またはハロゲン、R3は水素または低級アルキル基
    、R4およびR5はいずれか一方が水素で、他方が低級
    アルキル アルキル およびR7はそれらが結合している窒素原子と一緒゛に
    ,摩って窒素含有飽和複素環式基を形成し、該窒素含有
    飽和複素環式基は低級アルキル基または保護されていて
    もよいヒドロキシ置換低級アルキル基で置換されていて
    もよい。ただし、賀1がシアン基であり、かつR6およ
    びR7が低級アルキルるときは、R2がハロゲンである
    かまたはR3が低級アルキ/’4であるものとする) で表わされるα−アリール−α−ピリジル脂肪酸誘導体
    およびその塩。 (式中 R1はシアン基またはカルバモイル基、R2は
    水素またはハロゲン、R3は水素または低級アルキル基
    を窟味する) で表わされる化合物またはその塩に、一般式(式中、Y
    は脱離基、R6は水素または低級アルキル基、R7およ
    びR8は低級アルキル基、あるいはR6およびR7はそ
    れらの結合している窒素原子と一緒になって窒素含有飽
    和複素環式基を形成し、該窒素含有飽和複素環式基は、
    低級アルキル基または保護されていてもよいヒドロキシ
    低級アルキ/L/基で置換されていてもよいものとする
    )で表わされる化合物またはその塩を塩基の存在下に反
    応させて一般式 (式中、r、R2、R3、R6およびR7は前と同じ意
    味であり、R4およびR5はいずれか一方が水素で、他
    方が低級アルキル基を意味する。ただし、R1がシアノ
    基で、lかつR6およびR7が低級アルキル基であると
    きは、)72がハロゲンであるかまたはR3が低級アル
    キlし基であるものとする〕で表わされるα−アリール
    −α−ピリジル脂肪酸誘導体またはその塩を得ることを
    特徴とするα−アリール−α−ピリジル脂肪酸誘導体の
    製法。 (3)一般式 (式中、R2は水素またはハロゲン、R3は水素または
    低級アルキル が水素で、他方が低級アIレキル基、Iは水素または低
    級アルキル基、R7は低級アルキlし基、あるいはR6
    およびR7はそれらが結合している窒素原子と一緒にな
    って窒素含有飽和複素環式基を形成し、該窒素含有飽和
    複素環式基は低級アルキル基または保護されていてもよ
    いヒドロキシ低級アルキル基で置換さ几ていてもよいも
    のとする)で表わされるα−アリール−α−ピリジルア
    セトニトリル誘導体またはその塩を加水分解して一般(
    式中、R2、R3、望、R5、R6およびR7はそれぞ
    れ前と同じ意味〕 で表わされるα−アリール−α−ピリジル脂肪酸誘導体
    またはその塩を得ることを特徴とするαーアリールーα
    −ピリジル脂肪酸誘導体の製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004522744A (ja) * 2001-01-24 2004-07-29 カディラ ヘルスケア リミティド クロピドグレルの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980664A (ja) * 1982-09-30 1984-05-10 Fujisawa Pharmaceut Co Ltd α−アリ−ル−α−ピリジル脂肪酸誘導体およびその製法

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