JPS58501125A - 安定な水性治療性インシユリン製剤及びその製造方法 - Google Patents
安定な水性治療性インシユリン製剤及びその製造方法Info
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- JPS58501125A JPS58501125A JP57502198A JP50219882A JPS58501125A JP S58501125 A JPS58501125 A JP S58501125A JP 57502198 A JP57502198 A JP 57502198A JP 50219882 A JP50219882 A JP 50219882A JP S58501125 A JPS58501125 A JP S58501125A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
安定な水性治療性インシーリン製剤及びその製造方法この発明は、体外的及び体
内的使用のだめの輸送可能な装置を包含する、インシーリン分配装置の使用にと
って適当な、水性媒体中の新規で安定な治療性インシーリン製剤に関する。
インシーリン依存性糖尿病に関連して発生する併発症のtlとんどけ、血液中の
グルコース含量の制御が不十分なことが原因であると一般に考えられている(テ
ホプロトスキー、 Diab@tologim+ 15 + 143−152(
1978))。従来のインシュリン治療では、インシーリンを糖尿病患者に1日
当シ1回ないし3回注射することによって投与している。その結果、血液中のイ
ンシーリン及びグルコース含量が変動する。これに対し、非塘尿病患者は、血流
中に分泌されるインシーリンを、必要な量だけすい臓から定常的に受け取ってい
る。
従って、このところ、上述の問題を解決するインシーリン分配装置の開発に努力
が払われてきた。しかしながら、もしこのような装置が体内的又は体外的にヒト
に用いられるとすると、インシーリン裏剤は注射用の展剤の場合よシも装置の貯
蔵容器に貯えられているときの方が、温度及び運動の点においてはるかに劣った
貯蔵条件下で貯えられることになる。以前から知られているインシュリン製剤は
、4℃で静置貯蔵されることを意図している。これに対し、インシュリン分配装
置の貯蔵容器中では、インシュリン製剤は長期間30〜37℃の温度下で貯えら
れ、さらにこの間がなシの運動を余儀なくされる。
溶液中のインシュリンは、水溶液と空気との界面を包含する疎水性界面に吸着さ
れることが知られている(ウェイセンベルトら、Diab*t@s17.766
(1968)。
このように吸着されたインシーリンは変性することがあシ、また凝集することも
ある。そして、これらの変性インシュリン凝集物は界面から離脱し、沈降して溶
液中に十分に高濃度の沈殿を生成する。これらの過程は、温度を高め、運動を激
しくさせることによって加速される。
従って、放出装置に従来の溶解インシーリン製剤を用いていると、装置の供給チ
ー−プ、弁及びフィルターがしばしば徐々に沈殿インシュリン塊によって閉塞さ
れ、そしてこれによってインシュリンの血流中への所望の極めて精密な投与が妨
げられることは明らかである。凝集に関するこれらの問題は、W、D、ラフイー
ドら、Diabetologim 19 、1−9 (1980)で極めて詳細
に議論されてお夛、ここでは、凝集の傾向は、温度、イオンの種類及び濃度、声
値、二酸化炭素及び他のガスの存在、並びに他の因子にょシ左右されることが報
告されている。
従来のインシュリン展剤においては、貯蔵容器を有する装置内に長期間貯えられ
た後に血流に到達したインシュリンの品質は、通常の条件下で貯えられ、使用さ
れるものの品質よシも有意に劣っていることが発見された。このこともまた、分
配装置の貯蔵容器中に貯えられる間に起こる凝集及び/又は変性インシュリンの
生成の故に理屏し得る。
このように1分配装置と従来のインシュリン製剤とを組み合わせることによって
上述の問題を解決することは不可能である。
ガンマーク出願1851/80.参照ヨーロ、パ出願18609、はインシーリ
ン溶液を包含する、抗変性性水性タンノ9り質溶液に関している。ここでは、上
記問題を、鎖状の基本構造を有し、若干疎水性の領域と、若干親水性の領域を交
互に有し、好ましくは式%式%(1)
で表わされるホモポリマー、コポリマー又はブロックポリマーである界面活性剤
を溶液に加えることによって解決しようとしている。上式において、孔は式(2
)又は(3)で表わされる結合がランダム順序にn個つながった鎖を表わし、n
は2〜80、好ましくは8〜45を表わす。
Yは酸素又はイミノ基を表わし、R1は水素、メチル基又はエチル基を表わし、
Rは同一でも異なっていてもよいが、鎖結合Xのうち少なくとも半分にはメチル
基又はエチル基が存在していなければならず、R及びRは独立に水素又は有機基
、好ましくは炭素数1ないし20のアルキル基、炭素数2ないし20のカルボキ
シアルキル基、又は炭素数1ないし10のアルキル基を含むアルキルフェニル基
を表わすが、Yがイミノを表わすときはRは炭素数1ないし20のアルキル基の
みを表わす。鎖の疎水性基がより大きな疎水性面によく結合するので、これらの
界面活性剤は界面を「飽和」させる。しかしながら、溶解されたタン・やり質の
疎水性領域は極めて小さな面を提供するのみであるので界面活性剤は結合せず、
また同様な理由により、溶液中に遊離の界面活性要素が存在する限シ、タン・母
り質は疎水性面に結合できない。例1〜6でつくられたタンパク質溶液が、上記
出願に記載された、例えば安定性のような諸性質を有することは否定しない。し
かし、インシーリン溶液に関しては、その発明は分配装置内で用いられるインシ
ュリン製剤にまつわる上述した問題を解決しないことは明らかである。例7〜1
3(インシュリン)では、例1〜6の場合のような安定性が何ら報告されていな
いことに気がつく。後述のように、例11を再現すると、振盪試験において不十
分な耐性が見られる。
チル型の非イオン界面活性剤のうち狭い範囲のものが極めて低濃度に存在すると
・、水性媒体中のインシュリンが昇温下で空気の存在下で動かされたときに起こ
る変性及び凝集が効果的に妨げられることが発見された。
従って、この発明は、インシュリン分配装置に用いるのに特に有用な安定な水性
治療性インシュリン製剤に関し、これは水性媒体の声が6.5ないし9であシ、
一般式(4)で示されるポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する点で唯
一のものである。
R−0−(CH2−CH2−0)n−H(4)ただし、Rは直鎖状又は分枝状の
、飽和又は不飽和C8−Cl3アルキル基、nは2ないし25の整数を示す。
式(4)のうち特に好ましい化合物は、RがCl2−CI!アルキル基、好まし
くはラウリル基又はトリデシル基である。なぜなら、これらは安定性が最も大き
いからである。式(4)の化合物においてaは好ましくは4ないし23の整数で
あシ、さらに好ましくは6ないし15である。
これらのポリオキシエチレンアルキルエーテルは、水性媒体中のインシュリン製
剤中で:2 ppm以上の濃度で有効である。2ないし100 ppmの濃度に
おける効果が以下に記載されているが、これらの化合物は、100ないし3 o
o ppm又はそれ以上、例えば11000ppのような高濃度でも活性であ
る。個々の場合における最も適当な濃度は試験によって決めることができ、最適
濃度は化合物の種類、媒体中のインシーリン及び他の成分の濃度、並びに投与及
び製剤の態様に依存する1上述の化合物は、西ドイツ公開特許公報291753
5に従った、インシーリンの変性及び界面への吸着を防止する非イオン界面活性
剤を表わす一般式に含まれる。
この発明の化合物は、渦該西ドイツ出願に基づく優先権主張を伴うヨーロッ・々
特許出願18609の明細書において詳細に記載されていないし、実施例におい
て調べられてもいない。ヨーロラー4%許出M 18609では、活性化合物が
上述の式1のものに限定されている。この発明に用いられる型の化合物は、ヨー
ロッ・母特許庁によって、西ドイツ公告特許公報2620483の議論に関連し
て、ヨーロッパ特許出願18609の操作において防御効果を持たないものとし
て特徴ずけられている。
この明細書は、特に経鼻投与に適した、安定なインシュリン水溶液に関する。こ
の溶液はpH2,5〜4.7であシ、9〜22のHLB値を持つl又は2以上の
非イオン界面活性剤及び/又は200ないし7500の分子量を有するポリエチ
レングリコールを、酸性−領域においてよく知られたインシュリンのデアミゾ−
ジョン(daamidation)を妨げ、ダル形成及び沈殿化を妨げることに
よって貯蔵可能期間を改善するための安定剤として含む。界面活性剤の含量は通
常0.1ないし20重量%、好ましくは0.5ないし10重量%である。
0.1−未満の含量は・、不十分である。
有用な非イオン化合物の例は多数の型のものを包含し、例えばポリエキシエチレ
ンと水素化ヒマシ油との化合物、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル%ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンーポリオキシゾロピレンアルキルエーテル及びj[
に式4のポリオキシエチレンアルキルエーテル(もっとも、RはC4−018を
表わし、nは3ないし60)を包含する。
ヨー口、・母特許出願18609で用いられた化合物の振盪試験における不十分
な安定化効果に気付いた当業者が、酸性溶液中のインシュリンのデアミデーシ叢
ンに対する安定剤として知られている化合物を試験するよう導びかれることはな
いという事実を別にしても、当業者が、特にこの発明によって提案された精密に
狭い範囲の化合物が有効であることを予言することはできなかった。構造的に極
めて類似した式%式%(5)
(ただし、R1及びnは式4と同じ)で表わされるエステルが、振盪試験におい
て安定剤として不活性であることはよシ驚くべきことである。
媒体中のZn含量は、無水インシュリンの重量に対して0ないし5チ、好ましく
は0ないし1%、さらに好ましくは0.3ないし1%である。もつとも、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルの特に良い効果は、溶解インシュリン中のZn含
量が0.6ないし0.9%のときに得られる。−値は、上述のように6.5ない
し9.0、好ましくは6.5ないし8.0、さらに好ましくは7.0ないし8.
0である。インシュリン濃度は1500 IU/d以下であってもよい。
この発明によると、上述した用途のための水性インシュリン製剤は、次の一般的
手順によってつくるこ誘導体を、例えばHCL溶液を添加するとともに水に溶解
する。Zn含量は、水中1c、Zn塩の溶液を加えることによって調節する。得
られた溶液を、フェノール、m−クレゾール又はp−メチルヒドロキシベンゾエ
ートのような保存剤;グルコース、グリセロール又は塩化すトリウムのような等
張剤;及び特定の声を維持するための、酢酸塩又はリン酸ナトリウムのような緩
衝液を含む溶液と混合する。−は、例えばNaOH溶液又はHct溶液によシ所
望の値に調整する。最後に、水に溶かした安定化ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルを加える。
あるいは、緩衝液、等張剤、保存剤及び安定化化合物を含む溶液にインシーリン
を直接溶かし、その後Zn含量と−を調整してもよい。
これらの工程の順序は任意的であり、異なる方法に変更することも可能である。
例えば、安定化ポリマーは、インシュリンの精製工程において加えてもよい。
このように、この発明は、インシュリンを含む水性媒体を、式
%式%(4)
(ただしR及びnは上述のとお勺)で表わされるポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルと混合し、そしてもし必要ならば声を6.5ないし9に調整し、所望なら
ば媒体の残シの成−分を加え、及び/又はインシーリン濃度を調整して最終的な
製剤を提供することからなるこの発明のインシーリン製剤の製造方法にも関する
。
この発明を次の雲糞例によってさらに完全に例示する。
氾
0.4%Znを含み、Zoo、0OOIUに相当する結晶ブタインシーリンを3
.3コのIN HClを用いて400m1の水に溶かした。1プ当シ2゜20■
のZ nCL2を含むZ nCt2溶液を10ゴ加えた。次に、3.0gのm−
クレゾール、16.0!!の無水グリセロール及び2.373gのNa2)tP
04・2H20を含む溶液500ゴを加えた。かきまぜた後、I N NaOH
によって−を7.3に調整した。1%のポリオキシエチレン−23−ラウリルエ
ーテル(io。
ppmの濃度に相当する)を含む溶液を101nl加え、水を加えて1tにし、
溶液を滅菌ろ過した。
水平に置いたガラスびん3/4の溶液を、空気の存在下で37℃で80回/分で
699時間以上定常的に振盪した後でも製剤は透明で物理的及び化学的変化が見
られなかった。
例2
ポリオキシエチレン−23−2ウリルエーテルに代えてポリオキシエチレン−1
0−ラウリルエーテルを用いたことを除き、例1と同じ操作を行なった。
例1と同じ性質の製剤が得られた。
剋」
0.7′%のZnを含み、100,0OOIUに相当する結晶ブタインシュリン
を3.3コのINHctを用いて400ゴの水に溶かした0次に、3.0.Fの
m−クレゾール、16gの無水グリセロール及び2.373iIのNa2HPO
4’2H20を含む溶液500rILlを加えた。かきまぜた後、−をI N
NaOHによって7.3に調整した。1チのポリオキシエチレン−15−トリデ
シルエーテル(10ppmの濃度に相当する)を含む溶液1mlを加え、水を加
えて1tにし、溶液を滅菌ろ過した。
水平に置いたガラスびん3/4の溶液を、空気の存在下で37℃で80回/分で
1000時間以上定常的に振盪した後でも製剤は透明で物理的及び化学的変化が
見られなかった。
t」
、/ ジオキシエチレン−6−トリデシルエーテルを、それぞれ2ppm・5
pP” 、10 Ppfn s 25 ppm、50ppm、100 ppmに
相当する濃度でインシーリンに加えたことを除き1例3と同じ操作を行なった。
溶液を例3と同様な振盪試験に付したが、1000時間以上振盪してもすべて透
明で物理的、化学的変化が見られなかった。
5」」譲辷軟tつ
ポリオキシエチレン−23−ラウリルエーテルに代えて100 ppmのポリオ
キシエチレン−20−セチルエーテル(R=C46)を加えることを除き、例1
と同じ操作を行なった。
例1と同様な振盪試験を行なったところ、安定性はわずかに137時間しか持続
しなかった。
例6(比較例)
ポリオキシエチレン−23−ラウリルエーテルに代えて100 ppmのポリオ
キシエチレン−9−ラウレートである「ノ/4′ルコールL−4」を加えたこと
を除き、例1と同じ操作を行なった。溶液ははじめから濁っており、濁ったまま
であった。
上述の例よシ、極めて類似したポリオキシアルキレンアルキルエステルが不活性
であることがわかる。
上述の振盪試験では、満足すべき安定化効果の定められた限界がなかつた。出願
人は、添加剤を含むポンプインシーリン展剤のだめの最低の内的基準として30
0時間を定めた。
これに徴すと、RがC46である式4のポリオキシエチレンアルキルエーテルは
不満足であることがわかる。
2膓]し匹」−
(ヨーロッパ出願18609の再現)
0.6重量%のZnを含む結晶シタインシーリン(40,0OOIU)を、31
LlのIN塩酸の添加とともに200mA!の水に溶かした。この溶液を、II
のバラヒドロキシ安、t 香酸メチルエステル、171のグリセロール、1.4
yの酢酸ナトリウム・3H20及び平均分子量1750の直鎖状ポリグロビレン
グリコール1o〜を含む溶液700ゴと混合した。溶液の声を6.9ないし7.
4に調整した。水を加えて1.O2にし、溶液を滅菌ろ過した。
例1と同様な振盪試験を行なったところ、安定性はわずか200時間しか持続し
なかった。
補正書の@訳文提出書(特許法第184条の7第1項)昭和52年3月ノア日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1国際出願番号
PCT/DK82/′00068
2、発明の名称
安定な水性治療性インシュリン製剤及びその製造方法3、特許出願人
住所 デンマーク国 ディ・ケイ−2820ケ8ントフテ、二−ルス。
ステーンセンスヴエノエイ、1
住所 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号第17森ビル5、補正書の提出年月日
6、添付書類の目録
(1)補正書の写しく翻訳文)
請 求 の 範 囲
1、(補正後)水性媒体のpHが6.5ないし9であり、式
%式%(41
(ただしRは直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和cs−〇、sアルキル基、nt
i2ないし25の整数を示す)で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルを100099m以下含むことを特徴とする、インシュリン分配装置における
使用に適した安定な水性治療性インシュリン製剤。
2、式4においてRがCtt−C11アルキル基である化合物を含むことを特徴
とする請求の範囲第1項記載のインシュリン製剤。
3、式4においてnが4ないし23、特に6ないし15の整数である化合物を含
むことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載のインシュリン製剤。
4、水性媒体はヒト若しくは動物のインシュリン又はそれらの誘導体を含み、所
望により等張剤、保存剤、緩衝液等の通常の添加剤を含み、さらに任意的に、製
剤の効果を加速し又は長びかせる成分を含むことを特徴とする請求の範囲第1項
ないし第3項のいずれかに記載のインシュリン製剤。
5、ヒト又は動物のインシュリンを1500 IU/、4以下の濃度に含むこと
を特徴とする請求の範囲第1項5
ないし第4項のいずれかに記載のインシュリン製剤。
6、式4の化合物を少なくと42 ppm含むことを特徴とする請求の範囲第1
項ないし第5項のいずれかに記載のインシュリン製剤。
7、(補正後)インシュリンを含む水性媒体を、式1式%(4
(ただし、R及びnは請求の範囲第1項で定義したとおり)
で表わ・される1 000 ppm以下のポリオキシエチレンアルキルエーテル
と混合し、必要ならば媒体のpHを665ないし9に調整し、所望ならば媒体の
残シの成分を加え及び/又はインシュリン濃度を調節して最終的な製剤を提供す
ることを特徴とする請求の範囲ts1項記載のインシュリン製剤の製造方法。
8、式4においてRがCtt−c+sアルキル基を表わす化合物を加えることを
特徴とする請求の範S第7項記載の方法。
9、式4においてnが4ないし23、特に6ないし15である化合物を加えるこ
とを特徴とする請求の範囲第7項又は第8項記載の方法。
10、式4の化合物を少なくとも229m加えることを特徴とする請求の範囲第
7項ないし第9項のいずれかに記載の方法。
国際調査報告
Claims (1)
- 1. 水性媒体の声が6.5ないし9であシ、式%式%(4) (ただしRは直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和C8−Cl3アルキル基、aは 2ないし25の整数を示す)で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテル を含むことを特徴とする、インシーリン分配装置における使用に適した安定な水 性治療性インシュリン製剤。 2、式4においてRがC12”−013アルキル基である化合物を含むことを特 徴とする請求の範囲第1項記載のインシーリン製剤。 3、式4においてnが4ないし23、特に6ないし15の整数である化合物を含 むことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載のインシュリン製剤。 4、水性媒体はヒト若しくは動物のインシュリン又はそれらの誘導体を含み、所 望によシ等張剤、保存剤、緩衝液等の通常の添加剤を含み、さらに任意的に、製 剤の効果を加速し又は長びかせる成分を含むことを特徴とする請求の範囲第1項 ないし第3項のいずれかに記載のインシュリン製剤。 5、ヒト又は動物のインシーリンを1500 IU/d以下の濃度に含むことを 特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のインシュリン製剤 。 6、式4の化合物を少なくとも2 pPfn含むことを特徴とする請求の範囲第 1項ないし第5項のいずれかに記載のインシーリン製剤。 7、インシーリンを含む水性媒体を、式%式%(4) (ただし、R及びnは請求の範囲第1項で定義したとおシ) で表わされるポリオキシエチレンアルキルエーテルと混合し、必要ならば媒体の −を6.5ないし9に調整し、所望ならば媒体の残シの成分を加え友び/又はイ ンシュリン濃度を調節して最終的な製剤を提供することを特徴とする請求の範囲 第1項記載のインシーリン製剤の製造方法。 8、式4においてRが01□−013アルキル基を表わす化合物を加えることを 特徴とする請求の範囲第7項記載の方法。 9、式4においてnが4ないし23、特に6ないし15である化合物を加えるこ とを特徴とする請求の範囲第7項又は第8項記載の方法。 10、式4の化合物を少なくとも2 ppm加えることを特徴とする請求の範囲 第7項ないし第9項のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DK319881 | 1981-07-17 | ||
DK3198/811NO | 1981-07-17 |
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JP57502198A Pending JPS58501125A (ja) | 1981-07-17 | 1982-07-16 | 安定な水性治療性インシユリン製剤及びその製造方法 |
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