JPS583867B2 - 煽戸開閉装置 - Google Patents
煽戸開閉装置Info
- Publication number
- JPS583867B2 JPS583867B2 JP53079101A JP7910178A JPS583867B2 JP S583867 B2 JPS583867 B2 JP S583867B2 JP 53079101 A JP53079101 A JP 53079101A JP 7910178 A JP7910178 A JP 7910178A JP S583867 B2 JPS583867 B2 JP S583867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam plate
- slider
- lever
- cam
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はダンプトラックの荷台の後部に設けた煽戸の開
閉装置に関する。
閉装置に関する。
煽戸は係合爪が煽戸係止部に係合されることにより拘止
され、係合を解除することにより自由に開き得る状態と
なる。
され、係合を解除することにより自由に開き得る状態と
なる。
この係合爪を係脱させる装置として自動のもの、即ち、
ダンプ荷台の傾倒と共に係合を解除させるものと、ダン
プ荷台の傾倒にかかわらず係脱させることの出来る手動
のものがある。
ダンプ荷台の傾倒と共に係合を解除させるものと、ダン
プ荷台の傾倒にかかわらず係脱させることの出来る手動
のものがある。
従来のこの種手動の装置としては、一般に操作手段に連
動する回動部材を有し、この回動部材の回動には、ばね
の附勢下に於いて回動中間点に存するデットポイントを
通過するまでは、ばねの最大張力に打ち勝つ力を必要と
し、爾後回動終点に安定して、この回動部材に連結した
係合爪による煽戸の係脱が計られる構成のものが多い。
動する回動部材を有し、この回動部材の回動には、ばね
の附勢下に於いて回動中間点に存するデットポイントを
通過するまでは、ばねの最大張力に打ち勝つ力を必要と
し、爾後回動終点に安定して、この回動部材に連結した
係合爪による煽戸の係脱が計られる構成のものが多い。
この様に係合爪による煽戸の係合及び解除のいずれの場
合もその操作には回動終点に安定した状態から上記した
様なデットポイントを通過する迄の間に、ばねの最大張
力に打勝つ力で操作されるといっても、実際には関連各
部材間の摩擦等も加わり、全体としての操作力は非常に
大きなものとなって作業性を悪化させる他、各構成部材
もこの種の力に耐え得る強度が要求される等の問題点が
あるものである。
合もその操作には回動終点に安定した状態から上記した
様なデットポイントを通過する迄の間に、ばねの最大張
力に打勝つ力で操作されるといっても、実際には関連各
部材間の摩擦等も加わり、全体としての操作力は非常に
大きなものとなって作業性を悪化させる他、各構成部材
もこの種の力に耐え得る強度が要求される等の問題点が
あるものである。
本発明は上述の点に鑑み発明されたものであって、操作
力を可及的軽減し、且つ構成簡単にして確実な作動が期
待できる煽戸の開閉装置を提供しようとするものである
。
力を可及的軽減し、且つ構成簡単にして確実な作動が期
待できる煽戸の開閉装置を提供しようとするものである
。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述すれば1はス
ライダーで、このスライダー1の前端は荷箱の主桁Aに
軸支した中継レバー2の一端に枢着され、後端部には接
近して2つの長孔3,4が穿設してある。
ライダーで、このスライダー1の前端は荷箱の主桁Aに
軸支した中継レバー2の一端に枢着され、後端部には接
近して2つの長孔3,4が穿設してある。
5はこのスライダー1の後方に位置して基端を主桁Aに
軸支したカム板でこの板5には枢軸より離して、カム面
6と、このカム面6の前部に嵌合溝7が一連形設され、
更にその後部に突片8を形成している。
軸支したカム板でこの板5には枢軸より離して、カム面
6と、このカム面6の前部に嵌合溝7が一連形設され、
更にその後部に突片8を形成している。
そして前記スライダー1の後端側長孔3はピン9を以て
、カム板5の前部に於いて、その軸支点とカム面との中
間位に遊嵌連結される。
、カム板5の前部に於いて、その軸支点とカム面との中
間位に遊嵌連結される。
10はカム板5前方近傍のカム面6に接近して中間点を
主桁Aに軸支した作動レバーで、この作動レバー100
基端11がピン12を以て前記スライダー1のもう一つ
の長穴4に遊嵌連結され、また先端部はカム板側に鉤状
に曲成し、ここにカム板5のカム面6に接転し、且つ嵌
合溝7へ嵌脱するローラ13が取着してある。
主桁Aに軸支した作動レバーで、この作動レバー100
基端11がピン12を以て前記スライダー1のもう一つ
の長穴4に遊嵌連結され、また先端部はカム板側に鉤状
に曲成し、ここにカム板5のカム面6に接転し、且つ嵌
合溝7へ嵌脱するローラ13が取着してある。
14はカム板5の後方に位置し、主桁Aの後端部に軸支
した係合爪で、その先端が煽戸Bの係合ピンCと係合す
る様に出来ており、基端は連杆15を介して、カム板5
の突片3に枢支連結している。
した係合爪で、その先端が煽戸Bの係合ピンCと係合す
る様に出来ており、基端は連杆15を介して、カム板5
の突片3に枢支連結している。
16はカム板5の後部に於いて突片8の近傍と、主桁A
間に張設した引張ばねで、このばね16により、カム板
5は常時後方に向けて(図面では右方)附勢する。
間に張設した引張ばねで、このばね16により、カム板
5は常時後方に向けて(図面では右方)附勢する。
17はフレーム(図示せず)の適所に軸支した操作レバ
ーでこのレバー17の基端が適当な連結部材18を以っ
て、前記中継レバー2の他端に枢着している。
ーでこのレバー17の基端が適当な連結部材18を以っ
て、前記中継レバー2の他端に枢着している。
尚、図示例のこの操作レバー17並びに連結部材18は
手動操作構成のものを示したが、これに替えて油圧、又
は空気圧で作動するシリンダー装置等を使用することも
出来ることは勿論である。
手動操作構成のものを示したが、これに替えて油圧、又
は空気圧で作動するシリンダー装置等を使用することも
出来ることは勿論である。
19は作動レバー10の基部と主桁A間に張設した引張
ばねでローラ13をカム面6側へ圧接させる如く附勢す
る。
ばねでローラ13をカム面6側へ圧接させる如く附勢す
る。
次いで、上記構成よりなる本発明の煽戸開閉装置の作動
を説明する。
を説明する。
操作レバー17が拘止位置にあって、作動レバー10の
ローラ13がカム板5の嵌合溝7に嵌合した状態では係
合爪14は煽戸Bの係合ピンCに係合し、煽戸Bを閉じ
た状態に拘止する。
ローラ13がカム板5の嵌合溝7に嵌合した状態では係
合爪14は煽戸Bの係合ピンCに係合し、煽戸Bを閉じ
た状態に拘止する。
この時望ましくは作動レバー10の軸支点中心、そのロ
ーラ13の中心並びにカム板5の突片6と係合爪14の
基端との連杆15による枢支点の各中心が一直線上に並
ぶ様に各部材は配置するものとする。
ーラ13の中心並びにカム板5の突片6と係合爪14の
基端との連杆15による枢支点の各中心が一直線上に並
ぶ様に各部材は配置するものとする。
次に、煽戸Bが閉じた状態で操作レバー17を解除位置
に操作すると、これに連動するスライダー1が後退し、
先づ長孔4の前端でピン12を押し、作動レバー10が
反時計方向に揺動し、その先端部のローラ13がカム板
5の嵌合溝7より脱出する。
に操作すると、これに連動するスライダー1が後退し、
先づ長孔4の前端でピン12を押し、作動レバー10が
反時計方向に揺動し、その先端部のローラ13がカム板
5の嵌合溝7より脱出する。
このローラ13の嵌合溝7からの脱出により、カム板5
は引張ばね16の張力下に時計方向に後傾揺動し、連杆
15によって係合爪140基端に押圧力を加え、これを
煽戸Bの係合ピンCから離れる方向に回動させる。
は引張ばね16の張力下に時計方向に後傾揺動し、連杆
15によって係合爪140基端に押圧力を加え、これを
煽戸Bの係合ピンCから離れる方向に回動させる。
この場合、係合爪14と係合ピンCとの係合が強固で引
張ばね16による張力のみによっては係合爪14が回動
しないこともあるが、操作レバー17の操作の続行によ
りスライダー1が更に前進すると、その長孔3の前端で
ピン9が押され、ここにカム板5には操作レバー17か
らの操作力が直接的に加えられて係合爪14を完全に回
動させるのである。
張ばね16による張力のみによっては係合爪14が回動
しないこともあるが、操作レバー17の操作の続行によ
りスライダー1が更に前進すると、その長孔3の前端で
ピン9が押され、ここにカム板5には操作レバー17か
らの操作力が直接的に加えられて係合爪14を完全に回
動させるのである。
尚、この作動過程で作動レバー10のローラ13がカム
面5に引張ばね19の作用で圧接せられることによる力
の一部もカム板5の揺動を助ける作用がある。
面5に引張ばね19の作用で圧接せられることによる力
の一部もカム板5の揺動を助ける作用がある。
次に煽戸Bを再び閉じる際は操作レバー17を拘止位置
に戻す操作をすると、上記作動の逆順を踏まえ、先づ、
スライダー1によって、カム板5が引張ばね16の張力
に抗して前方に引かれ、次いでカム面6上を接転するロ
ーラ13が嵌合溝7内に落込んで、嵌合した状態に至り
、煽戸Bの係合ピンCに係合爪14が係合する。
に戻す操作をすると、上記作動の逆順を踏まえ、先づ、
スライダー1によって、カム板5が引張ばね16の張力
に抗して前方に引かれ、次いでカム面6上を接転するロ
ーラ13が嵌合溝7内に落込んで、嵌合した状態に至り
、煽戸Bの係合ピンCに係合爪14が係合する。
上記のように本発明による時は煽戸の拘止解除に際し、
操作レバーの操作で先づカム板に対する作動レバーの嵌
合関係を解いて、カム板を引張ばねの附勢下に解除方向
に自由揺動可能にし、加えて操作レバーからの操作力で
カム板の揺動を計り、係止爪を確実に回動させる様にし
たから仮令、煽戸の係合ピンと係合爪との係合関係が強
固であっても、その摩擦に打勝つ力として引張ばねの張
力に操作レバーからの操作力が相剰し、比較的弱い作業
者の力で容易、且つ適確に煽戸の拘止解除ができるので
ある。
操作レバーの操作で先づカム板に対する作動レバーの嵌
合関係を解いて、カム板を引張ばねの附勢下に解除方向
に自由揺動可能にし、加えて操作レバーからの操作力で
カム板の揺動を計り、係止爪を確実に回動させる様にし
たから仮令、煽戸の係合ピンと係合爪との係合関係が強
固であっても、その摩擦に打勝つ力として引張ばねの張
力に操作レバーからの操作力が相剰し、比較的弱い作業
者の力で容易、且つ適確に煽戸の拘止解除ができるので
ある。
また、操作レバーな拘止位置に戻すに際してはカム板を
引張ばねの張力に抗する方向に引く力を必要とするが、
これにはカム板の嵌合溝に作動レバーのローラが落込み
を開始する時点からは作動レバーの基端をスライダーを
介して引く挺子の作用が加えられ、操作力を倍力させる
ことができて、ここにも作業者の強い力を必要とせずし
て確実に拘止位置に復帰させることができる。
引張ばねの張力に抗する方向に引く力を必要とするが、
これにはカム板の嵌合溝に作動レバーのローラが落込み
を開始する時点からは作動レバーの基端をスライダーを
介して引く挺子の作用が加えられ、操作力を倍力させる
ことができて、ここにも作業者の強い力を必要とせずし
て確実に拘止位置に復帰させることができる。
以上説明した様に本発明の装置は回動する部材に対し、
連係するばねが操作中に最大に伸長するデットポイント
を含まず、ばねの張力並びに挺子の作用等が巧に利用で
きて適確な作動をなし、且つ構成が簡単で構成部品点数
も少なく保守性にも優れ、ダンプカーに実施して、その
実用上の効果は多大である。
連係するばねが操作中に最大に伸長するデットポイント
を含まず、ばねの張力並びに挺子の作用等が巧に利用で
きて適確な作動をなし、且つ構成が簡単で構成部品点数
も少なく保守性にも優れ、ダンプカーに実施して、その
実用上の効果は多大である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明装置の側
面図、第2図は拘止解除状態に於ける要部の側面図、第
3図a,b,c,dは作動説明図である。 1・・・スライダー、2・・・中継レバー、3,4・・
・長孔、5・・・カム板、6・・・カム面、7・・・嵌
合溝、8・・・突片、9・・・ピン、10・・・作動レ
バー、11・・・基端、12・・・ピン、13・・・ロ
ーラ、14・・・係合爪、15・・・連杆、16・・・
引張ばね、17・・・操作レバー、18・・・連結部材
、19・・・引張ばね。
面図、第2図は拘止解除状態に於ける要部の側面図、第
3図a,b,c,dは作動説明図である。 1・・・スライダー、2・・・中継レバー、3,4・・
・長孔、5・・・カム板、6・・・カム面、7・・・嵌
合溝、8・・・突片、9・・・ピン、10・・・作動レ
バー、11・・・基端、12・・・ピン、13・・・ロ
ーラ、14・・・係合爪、15・・・連杆、16・・・
引張ばね、17・・・操作レバー、18・・・連結部材
、19・・・引張ばね。
Claims (1)
- 1 操作手段に連動するスライダーの先端を煽戸に係脱
する係合爪に連るカム板の基部軸支点とカム面との中間
位に遊嵌連結し、カム板近傍にカム面に接近して軸支点
を持つ作動レバーを軸支し、該レバーの基端を前記スラ
イダーの中間位に遊嵌連結すると共に、レバー先端には
カム板のカム面に接転し、且つ該カム面に一連形設した
嵌合溝に嵌脱するローラを取着し、カム板にスライダー
の遊嵌連結部を介した押動に協動し、解除方向に付勢す
るばねを連係したことを特徴とする煽戸開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53079101A JPS583867B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 煽戸開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53079101A JPS583867B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 煽戸開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557315A JPS557315A (en) | 1980-01-19 |
JPS583867B2 true JPS583867B2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=13680481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53079101A Expired JPS583867B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 煽戸開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583867B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3846918B2 (ja) | 1994-08-02 | 2006-11-15 | 富士通株式会社 | 光伝送システム、光多重伝送システム及びその周辺技術 |
JP6990536B2 (ja) * | 2017-07-31 | 2022-01-12 | 株式会社シマノ | 自転車用バッテリユニットおよび自転車用バッテリユニットの取付構造 |
-
1978
- 1978-06-28 JP JP53079101A patent/JPS583867B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557315A (en) | 1980-01-19 |
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