JPS58120587A - 粒状化成肥料の製法 - Google Patents

粒状化成肥料の製法

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JPS58120587A
JPS58120587A JP57001179A JP117982A JPS58120587A JP S58120587 A JPS58120587 A JP S58120587A JP 57001179 A JP57001179 A JP 57001179A JP 117982 A JP117982 A JP 117982A JP S58120587 A JPS58120587 A JP S58120587A
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slurry
temperature
chemical fertilizer
producing
granular
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JP57001179A
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金納 文治
裕司 平山
高見 芳秀
仁王 進
渡辺 鴻
信行 松本
鳴尾 正希
和明 橋本
加藤 不二雄
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Toyo Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Toyo Engineering Corp
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/02Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by dividing the liquid material into drops, e.g. by spraying, and solidifying the drops
    • B01J2/06Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by dividing the liquid material into drops, e.g. by spraying, and solidifying the drops in a liquid medium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1481Spray pistols or apparatus for discharging particulate material
    • B05B7/1486Spray pistols or apparatus for discharging particulate material for spraying particulate material in dry state
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/16Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by suspending the powder material in a gas, e.g. in fluidised beds or as a falling curtain
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
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    • C05B7/00Fertilisers based essentially on alkali or ammonium orthophosphates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は溶解および/もしくは溶融法によって調製さ
れた濃厚溶液に固体粒子を混合することによシ得られた
スラリーを運動中の種粒子に対して噴霧し、固体粒子を
含む噴霧液滴の付着した種粒子を固化させる方法による
粒状化成肥料の製法に関する。
固体粒子を含まない溶液あるいは溶融液を種粒子に対し
て噴霧し粒状肥料などの粒状製品を製造する方法は周知
である。またスラリーを噴霧して尿素を造粒することが
特開昭!A−77,2!;2に開示されている。これは
造粒原料となる溶融′尿素中のビウレット増加を抑制す
る目的で微粒体固体尿素0θ/〜5重量%を含む溶融尿
素スラリーを噴霧している。一般に化成肥料の如き多種
類の原料から粒状の製品を製造する場合には原料として
水に対する溶解度の小なるもの。
大なるものあるいは溶融温度の低いもの、高いものある
いは熱変質温度の低いもの高いものなどを混合処理する
必要がある。例えば塩化カリウムなどの如く水に対する
溶解度も小であり、融点も高いものが原料として使用さ
れる。このため従来の固体粒子を含まない溶液あるいは
溶融液を噴霧して粒状化成肥料を製造する方法では噴霧
液の温度を熱変質温度の最も低いものの熱変質温度以下
とし、この温度で噴霧液を固体粒子を含まない溶液ある
いは溶融液とするため比較的多量の溶剤(通常は水)に
全ての原料を溶解して噴霧している。結果としてこの従
来法は原料を多量の水に加熱溶解する際と噴霧後これら
の水を蒸発させて除去し、あるいは溶融物を冷却固化す
る際との一度にわたシそれぞれエネルギーを多量に消費
する方法となっている。
エネルギー節約の観点から見ると前記特開昭36−77
.2!;2の方法も含めて従来の方法は不充分である。
この発明は粒状化成肥料の製造に際し固体粒子を多量に
含有するスラリーを種粒子に対し噴霧することにより、
噴霧液を調製する際に必要な水分を大巾に減少させて、
粉粒状原料を溶解あるいは溶融させる際のエネルギーお
よび噴霧後に種粒子に付着した噴霧液滴を乾燥あるいは
冷却などの手段によって水分を除去しあるいは冷却して
固化せしめるだめのエネルギーを節減し得る方法を提供
し、併せて該高温スラリーを噴霧するだめのノズルとそ
の使用最適条件を提供するものである。
粒状化成肥料はこの肥料が施肥される土壌およびその土
壌に生育する植物の種類に対応した窒素、燐酸基および
カリウムの三成分の含有比の異なるもの、更にこれら成
分以外の成分を含有するもの、あるいは窒素源として尿
素を使用するか硫酸アンモニウムを使用するかなどの必
要成分を提供する化合物の種類に相違があり、その種類
は非常に多い。このような化成肥料の製造用原料として
使用されるものには窒素源として硫酸アンモニウム、尿
素、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸カルシ
ウム、硝酸ナトリウムなどがあシ、窒素分と燐酸基分の
両者を含むものとして燐酸2水素アンモニウム。
燐酸/水素アンモニウムなど燐酸基を含むものとして過
燐酸石灰2重過燐酸石灰、溶成燐肥。
焼成燐肥など、またカリウムを含有するものとして硫酸
カリウム、塩化カリウム、炭酸水素カリウムなどがあシ
、その他にも特殊元素を含有するもの、例えばマグネシ
ウムを含有する苦土過燐酸、硼酸系化合物を含むものな
ど非常に多くのものがある。これら多くの原料は通常粉
粒状固体、溶液あるいはスラリーとして使用に供される
。この発明においては、これら多数の原料から噴霧すべ
きスラリーを調製するに際し、上記諸原料のうちの尿素
、塩化アンモニウム。
硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、
燐酸アンモニウムおよび硫酸アンモニウムよりなる群か
ら選択された少なくとも7種の化合物の大部分または全
部とこの大部分または全部に対し90重量%以下の水と
よシなる飽和濃度のgoes以上の濃度を有する高温濃
厚溶液を調製し、この高温濃厚溶液に上記選択による少
なくとも7種の化合物の残部に相当する粉粒状物および
/または目的化成肥料に配合する他の粉粒状原料を混合
してスラリーとし、この調製されたスラリーがqθ体積
チ以上の液体分を含有す″るスラリーを使用する。また
このスラリーを噴霧するだめのノズルとしてこのノズル
内にあるスラリー通路の最小径の部分が該スラリー中に
存在する固体粒子径の最大炎のtXSXS上であるもの
を使用し、更にこの噴霧ノズルのスラリーに接触する面
が■クロムフッ重量−以上を含有する合金あるいは金属
クロム@金属チタンあるいはチタン合金○金属ジルコニ
ウムあるいはジルコニウム合金■タングステンカーノく
イドから選択された硬質材料を以て製作されていること
を好ましい条件とする。化成肥料の原料として前記に挙
げた多数の原料のうち上記の群、すなわち尿素、塩化ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸
カル7ウム、燐酸アンモニウムおよび硫酸アンモニウム
千シなる群(以下単に該群という)を構成する各化合物
はいずれも高温における水への溶解度の犬なる化合物で
ある。従って該群から所望により選択された少なくとも
7種の化合物は比較的少量の水でスラリーの母液となる
高温濃厚溶液とす・ることかできる。この溶液に溶解度
の小なる他の粉粒状原料をjθ体積チ以下の量で混合す
れば流動性がよく、マた固体粒子と溶質を多量に含有す
るスラリーを調製することができる。このスラリーを噴
霧することによって前記のエネルギー節約を達成するこ
とができる。逆に同一化合物の同一混合比からなるスラ
リーを同量の水を使用して調製するに際し、該群を構成
する化合物以外の溶解度の小なる化合物と水よシなる溶
液、飽和溶液あるいは未溶解固体分を含有する飽和溶液
を先に調製し、次にこの液に溶解度の犬なる該群を構成
する化合物を投入混合してスラリーを調製する場合には
該群を構成する化合物の優先的溶解に伴って、一旦溶解
状態にあった該群以外の溶解度の小なる化合物が再び固
体粒子として析出し、この析出の際スラリー中の固体粒
子を結合肥大化するなどの作用を示すため、スラリーを
噴霧する際ノズルの閉塞現象を頻発し易くし好ましくな
い。この具体例を実施例として後記する。
上記において濃厚溶液を調製する際の高温とは、所望の
成分を含む化成肥料製造のために選択された該群および
該群以外の使用原料中、肥料としての使用に不適当とな
る変質あるいは有効成分の損失となる変質の如き変質を
生じる温度が最も低い物質の変質温度より若干低い温度
をいう。例えば尿素、燐酸/水素アンモニウムおよび塩
化カリウムの3成分からなる化成肥料を製造する場合で
あればこれら3者中、最も低い変質温度706〜737
℃以上を有する尿素と燐酸/水素アンモニウムの変質温
度より若干低い温度をいう。しかし、このような変質は
一般的に温度が高くなれば急速になシ、温度が低くなれ
ば遅くなるため具体的なこの温度の決定に際しては造粒
装置内におけるスラリーの滞留時間をも考慮する必要が
ある。すなわち滞留時間を短かくすることによシ変質の
程度を同一に保持しつつこの高温を可能な限り高く定め
該群の各化合物が温度の高くなる程溶解度も増大する性
質を利用し水含有量のよシ少ない高温スラ・リーを調製
することができる。このことはこの発明の効果を高める
意味で重要である。
化成肥料として含まれる成分は通常窒素、燐酸基、カリ
ウムの順で含有量が少となる。すなわち通常窒素の含有
量が最も犬である。この発明はこれら最も多量に配合す
る該群中の窒素含有化合物が水に対して犬なる高温溶解
度を有することを利用したこととなっており、水に対す
る溶解度の比較的小さい燐酸基、カリウムおよびその他
の成分の配合量は比較的少であるため著しく水含有量の
少ないスラリーを調製できる。
この発明によるスラリーは既述の如く噴霧の目的に使用
するスラリーである。従うてポンプによる輸送と噴霧と
が可能な程度の流動性が必要である。この流動性の保持
は後記の如くスラリーが取シ扱われる前記の高温におい
てグθ体積チ以上の液体分を含むことが必要である。こ
のスラリー中の液体分とはスラリー中に存在する粉粒状
の固体粒子を除外した残部の液体のことであって水とそ
の高温においてこの水に溶解している溶質からなってい
る。しかしスラリー中に存在する粉粒状固体粒子の含有
量はスラリーの上記流動性を損わない程度にあって多い
方がスラリー中の水分含量を減少させることができる。
一方スラリーの流動性は同一組成で同一温度液体が母液
となっている場合であっても、この母液中に粉粒状固体
粒子として存在する成分の種類やそれらの混合比率、平
均粒径1粒径分布2個々の粒子の形状などによシ大巾に
異なる。従って、スラリー中における粉粒状固体粒子の
含有量の最適値は一般論的に記載することは不可能であ
シ、所望の粒状化成肥料の製造の原料が決定された稜実
験的に決定する必要がある。また粒状化成肥料の配合比
率によっては該群以外から選択された溶解度の小なる物
質の配合量が比較的に少であり、この物質の全部を粉粒
状固体粒子として液体中に分散混合させても、・なお非
常に良好なスラリーの流動性を保持できる場合がおる。
このような場合には核群から選択された原料の一部をも
溶液あるいは溶融とし・てではなく、粉粒状固体粒子と
してスラリー中に存在する如くスラリーを調製し更にス
ジIJ −中の水分を減少させ、この発明の効果を高め
ることができる。この発明では上記理由により必要な流
動性を有するスラリーから、この中に存在する粉粒状固
体粒子を除外した残部が液体でオシ、この液体はそのス
ラリーの前記高温下において該群から選択された少なく
とも7種の原料の飽和清液であるか、あるいは飽和濃度
の少なくともとθチの濃度を有する液体であることが望
ましい。この場合の液体の濃度が飽和濃度のにθチ以下
である場合にはスラリーの調製が容易となるが、スラリ
ー中の水分含有量が増加する結果、この発明の効果が漸
減する。このようなスラリー中の液体分を調製するため
にはこの液体中に含まれるべき該鮮から選択された少な
くとも7種の溶質に対しグ0重量%以下の水分でよい。
この溶質は必ずしも該群から選択された少なくとも7種
の原料の全量ではなく、一部のものは前記の如く固体粒
子としてスジIJ −中に存在せしめて、この発明の効
果を高める場合がある。
スラリーを噴霧するに際しては上記の如く調製されたス
ラリーであってもスラリー中にグθ体積チ以上の液体分
を有するスラリーを使用する必要がある。通常ダθ体積
チ以下の液体分を含有するスラリーは流動性不良で良好
な噴霧状態を得ることができない(実施例参照)。液体
分かりθ体積チよシ大となるに従い噴霧は容易となるが
スラリー中の水分の増加で前記エネルギー節減量は小と
なる。従ってスラリーの液体弁含有量として好ましい範
囲は50〜90体積チである。この範囲内で固体粒子含
有量が多く、かつ流動性の充分なスラリーを選択できる
。まだスラリー中に含有される個々の固体粒子径の最大
長さはSθミクロン以上/ll1ff+以下のものがよ
い。Sθミクロン以下の粒子からなる同−固体分を多量
に含有するスラリーは流動性不良の場合がしばしばあり
好ましくない。まだ最大長さ/醪よシ大なる固体り子の
存在は噴霧ノズル。
閉塞の原因となシ好ましくない。すなわち噴霧ノズルは
ノズル口径が犬となるに伴い噴霧液滴径が大となる性質
を有し造粒の際非常に多数の種粒子に噴霧液滴を均等に
付着せしめるのに不都合を生じる。一方発明者らの実験
によると噴霧ノズル中に少なくとも一本存在するスジI
J −通路中をスラリー中の固体粒子が容易に通過する
ためには噴霧ノズル内のスラリー通路中の最小径のもの
の直径はスラリー中の固体粒子径の最大長さの<t、S
倍以上が必要である。上記の相反する条件からスラリー
中の固体粒子径の最大長さは/w以下が好ましい。
スラリー中に固体粒子として存在する粒子の形状はさま
ざまである。この発明でいう粒子径の最大長さとは例え
ば粒子が球状であれば直径の最も大なる粒子群の直径を
指し、粒子が細長い棒状の場合は長さの最も大なる粒子
群の長さを指す。
この発明において使用するスラリー噴霧ノズルには液体
の圧力のみあるいは加圧液体の噴霧口付近に噴出せしめ
られる加圧ガス流の作用を受は液体の噴霧を行う周知構
造の液体噴霧ノズルをスラリーに転用して使用すること
ができる。
第3図は実施例において使用した噴霧ノズルの概略断面
図の一例であってスラリーは矢印3/の方向に供給され
、ノズル本体36中にある噴霧方向への通路3.2と、
本体36内で弧状に湾曲した少なくとも2本の通路33
とに分流し、混合室3グ内でこれらが合流した際混合室
3グ3jから点線矢印の如く液滴として飛散する構造と
なっている。この形式の噴霧ノズルでは噴出口3Sの直
径がノズル内のスラリー通路の最小径である場合が多い
。スラリー噴霧用ノズルは結晶の如き硬度の高い固体を
取シ扱うため一般に磨耗によシスラーリー通路の径が徐
々に大となシ遂には所望の液滴径を得ることが困難とな
るためこのノズルを製作するだめの材料としては少なく
ともスラリーと接触する面に前記の如き硬質材料を使用
するのが望ましい。
この発明の方法によシ粒状化成肥料製造に際して節減で
きるエネルギー量は化成肥料に含まれる成分によシ大巾
に異なるが、すべての原料を高温溶液として噴霧する場
合に比較し尿素。
燐酸アンモニウムおよび塩化カリウムを含み窒素/ざ重
量%、燐酸基をP山として/g重量%およびカリウムを
Kt Oとして/g重量%を含有する粒状化成肥料を製
造する例を挙げれば、粒状製品/トン当シ約gθθ聴の
蒸発を必要とする水分量と更に、24θθθKOalの
冷却を必要とする結晶化熱を減少させることができるの
でアシ、エネルギー節約の観点から著しい効果がある。
実施例 この実施例はスラリーを噴霧するに際し噴霧可能な噴霧
ノズル内のスラリー通路中の最小径とスラリー中にある
固体粒子の最大径との比較およびスラリー中における液
体分の含有量との関係を求めるために行った。
第1図は、上記スラリー通路の最小径の異なる各種の第
3図類似の噴霧ノズルを使用し、尿素の加温下の飽和水
溶液に第1燐酸アンモニウム、第2燐e7ンモニウム、
硫酸アンモニウム。
および塩化カリウム、硫酸カリウムの結晶を3〜6θメ
ツシユの篩を使用して分級したものの少なくとも7種を
添加して調製したスラリーを噴霧した際の実験結果をま
とめた図である。この図の横軸の数字は使用したスラリ
ー噴霧ノズル中のスラリー通路の最小径をスラリー中に
存在する固体粒子径の最大長さで除した数であり、縦軸
はスラリー中における液体分の占める体積百分率である
。粒子径の最大長さおよびスラリー中の液体分の占める
体積百分率の測定は後記実施例記載の方法によった。ま
た図中の○印は○印の記入位置に該当する横軸および縦
軸において噴霧可能であったことを示し、同様に×印。
は噴霧不可能であったことをまたΔ印は大略噴霧可能で
あるが、閉塞する場合もあったことを示す。第1図が明
示する通シ横軸上における値。
がys以上であシ、かつ縦軸上の値がグθチ以上の区域
では、噴霧可能である場合が非常に多く他の区域では噴
霧不可能である場合が非常に多い。。訂ようヶ実験結果
は硝酸ア7工=ウェの飽和水溶液に前記した各種結晶を
添加調製したスラリーにおいてもほぼ同様に得られる。
実施例 2 この実施例は第2図の工程によシ化成肥料の造粒を行っ
た例である。第一図において/は噴流層造粒方式による
造粒器本体であって種粒子供給管ざから供給される種粒
子を所望量この本体内に存在せしめ、管3から高速度で
連続的に導入される常温より若干高い温度の空気流によ
って本体/の中心付近に図示の如く空気と種粒子よりな
る上向噴流層を形成せしめ、同時に本体/の下部にある
スラリー噴霧ノズル7からこの噴流層中に高温のスラリ
ーを上方向へ噴霧し、噴霧液滴を運動中の種粒子に付着
させるとともに空気流による冷却乾燥を行って、種粒子
を肥大化させ、肥大化した製品を管2から排出する機能
を有する。その際、噴流層中を造粒器/の上部に吹き上
げられた種粒子は造粒型下部の粒子層//の上面に落下
し、再び噴流層に入シ吹き上げられて造粒器/内を循環
し、この間に繰り返し噴霧液滴の付着、冷却、乾燥の作
用を受けて逐次肥大化し管2から排出される。スラリー
は管Sまたは乙から化成肥料に含有されるべき窒素、燐
酸、カリなどの各成分を水溶液、溶融液、スラリーある
いは固体粒子として混合槽/θに所望量宛供給し、この
混合槽で混合と成分調製を行った上、スラリーポンプ/
2により加圧し管−からノズル7に供給噴霧する。管り
から排出される肥大化製品は粒径において大小様々の粒
子の混合物である。これを冷却器/Sで冷却した後分級
機/7によ9粒径が最終製品の所望粒径範囲よシ過大な
るもの、所望の粒径範囲にある最終製品、および最終製
品の所望粒径範囲より過小なるものの3者に分級し、粒
径過大なものは貯槽、23へ1粒径過小なるものは。
貯槽、2.2へ一旦貯留し、最終製品は管/りにょシ系
外に送シ出される。管グは管3がら造粒器/に吹き込ま
れた空気流の排出管であって排出空気は分離器/グにょ
フ同伴微粒子を分離した後大気へ放出され、分離器/グ
にょシ捕果された微粒子は貯槽23へ送られる。貯槽、
23へ一旦貯留された粒径過大なものは破砕機/6によ
り破砕された後、貯槽、2.2に一旦貯留された粒径過
小なものとともに管ざを経由し種粒子として造粒器/に
再循環せしめられるが、その際再循環種粒子の粒径分布
調節のため供給器、2ダおよび2jによる貯槽22から
の再循環種粒子供給量と貯槽23からの再循環種粒子供
給量との間の比率変更を行う。
上記の如き機能を有する一連の造粒装置を使用して窒素
と燐酸基(Prosとして)とカリウム(K、0として
)の含有量がそれぞれ/ざ:/lr:/g重量%であり
最終製品の粒径が2〜J’w+の範囲にある粒状化成肥
料の製造試験を次記の如く行った。使用した造粒器/は
下部が逆円錐台状の円筒形で円筒部の直径が10θOt
tmで内容積、23;01である。またスラリーの噴霧
に使用した噴霧ノズル7は第3図に示した如きもので内
部にある区画されたスラリー通路32 、33 。
3’l 、3!;のうち3Sが直径11wnの最小径通
路であって、衝突用ガスを使用しない形式のものである
。このノズルから噴霧するスラリーは次のように調製し
た。700℃において水79部に対し尿素25!7部を
溶解した尿素水溶液に更に同温度で燐酸コ水素アンモニ
ウム72部を溶解して飽和水溶液とし、この飽和水溶液
に−ざメ・ツシーの篩を通過した燐酸コ水素アンモニウ
ムの結晶、269部を添加したスラリーを管jから混合
槽10へ送る。更に管6より2gメツシーの篩を通過し
た塩化カリの結晶、!g3部を混合槽/θへ供給し全体
を混合して噴霧用スラリーとした。スラリーの温度は7
00℃である。
スラリーの温度が低下しないように保温しつつスラリー
ポンプ/2によシ加圧して噴霧ノズル7から噴霧した。
なおこの噴霧開始に先立ち造9粒器/内には管3からの
5g℃の噴流用空気乞/θ0Nrr?/時の送入と始動
用種粒子としての粒状尿素−5Otの投入を行って予め
造粒器/内に噴流層を形成させておいた。上記スラリー
は拡大鏡観察によって最大長さ059間の結晶を含むこ
とが判明し、また保温沖過を行いF液の体積と重量およ
びこの成分分析結果とケーキ中の水分含有量から5.2
体積チの液体外を含有することが判明した。このスラリ
ー2りθθkg/時をノズル7から噴霧しつつ全造粒装
置の操業を行った。噴霧ノズル7は閉塞することなく順
調に噴霧可能であり、定常状態になった後前記した粒径
2〜jwnの所望の粒状化成肥料をy、710kg/時
づつ最終製品として取得することができた。
上記実施例と同一装置を使用しスラリー噴霧法を採用す
ることなく、従来の方法に従い噴霧すべき原料を全て溶
液として同一の噴霧液温度で噴霧した場合には造粒器/
に供給される水分は上記実施例よ91266kg7時増
加し、更にこの供給水分増加に対応して造粒器/への熱
量供給が増加する。通常造粒器/内の粒子層//は粒子
の溶融現象が生じる温度よシ若干低い温度に保つ必要が
ある。この装置の空気供給量は増加できないためスラリ
ー噴霧の場合と同一の固体分供給量となるよう溶液を噴
霧すると空気流による冷却乾燥能力に比較し入熱量過大
となシ造粒器内部において溶融現象が生起し操業不可能
である。従って溶液噴霧量のみを約/りθkg/時程度
に減少させれば操業が可能となるが、同一量の粒状化成
肥料製造のだめのエネルギーは著しく増加する結果とな
る。
またこの実施例のスラリー調製妃際し原料の調合順序を
逆にして塩化カリ結晶2g、3部と水79部を/θθ℃
で混合溶解し、その後に尿素29.7部と燐酸−水素ア
ンモニウム結晶3り7部を添加溶解させてスラリ〜を調
製すれば、一旦溶解した塩化カリが析出し、塩化カリ粒
子の肥大化をおこすためスラリーの噴霧が順調でなくな
り、しばしば装置全体の操業を中止して噴。
霧ノズル7の交換あるいは掃除を必要とする。
この発明の使用による利点は造粒器内における造粒方法
が噴流層式造粒法ではない場合、すなわち従莱−からの
ドラム造粒法あるいは特開昭Sグー/A4t27.特公
昭ダ7−7ググ一、あるいは特公昭’19−2g/θ6
などにおいて開示されている流動床式造粒方法の場合に
おいても上記実施例と全く同様に発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図はスラリーを噴霧した多数の実験結果の集約図で
あシ、第一図は実施例において使用した造粒装置の工程
図であり、第3図は実施例において使用したスラリー噴
霧ノズルの概略図である。 /        造粒器本体 2         スラリー供給管 3        空気供給管 グ        空気排出管 S、6       スラリー原料供給管7     
    スラリー噴霧ノズルに        種粒子
供給管 2         肥大化製品出口管/θ    混
合槽 //    粒子槽 /、2         スラリーポンプ/グ    
分離器 /j    冷却器 /6    破砕機 77    分級機 /タ        最終製品出口管 −一2.23       貯    槽、2ダ、2s
   供給器 3/、3.2,33.3グ、3jスラリ一通路36  
      噴霧ノズル本体 出願人代理人  古 谷   馨 第1図 23456789 ラフ1.ノI゛ルの最小穴径/スジト中・−〕固体t、
”lrの最大径、’J’;  、2  I9+ ・′e、   イ  し1 第1頁の続き ■出 願 人 三井東圧化学株式会社 東京都千代田区霞が関3丁目2 番5号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /  窒素、燐酸基、カリウムおよびその他の肥効成分
    からなる群から選択される一成分以上を含有する粒状化
    成肥料の製法において、尿素・塩化アンモニウム・硝酸
    アンモニウム・硝酸ナトリウム・硝酸カルシウム・燐酸
    アンモニウムおよび硫酸アンモニウムからなる原料化合
    物の群から7種以上が選択され、その全量もしくは大部
    分量と、この全量もしくは大部分量に対してグθ重量%
    以下の規定量の水分を以て飽和濃度のにθチリ上の濃度
    の高温水溶液が形成され、この高温水溶液に前記大部分
    量の残分および/もしくは前記の原料化合物の群以外か
    ら選択される7種以上の肥料成分として混合され得る粉
    粒状物質が添加されてqθ体積チ以上の液体弁を含有す
    る高温スラリーが形成され、この高温スラリーが造粒域
    空間中において運動中の種粒子に噴霧付着させられ乾燥
    および/もしくは冷却されることを特徴とする粒状化成
    肥料の製法。 該高温スラリー中に固体粉粒状物として存在する粒子の
    最大径がjθ〜Xθ0θμmの範囲内にある特許請求の
    範囲第1項記載の粒状化成肥料の製法。 該高温スラリーが噴霧されるに際し噴霧材Hのだめのノ
    ズルとして、該ノズル内の高温スラリー通路の最小径が
    該高温スラリー中に存在する固体粒子の最大径のtis
    倍以上であるノズルが使用される特許請求の範囲第7項
    もしくは第一項記載の粒状化成肥料の製法。 該高温スラリー中には液体弁がダθ〜りθ体積チの範囲
    内において含有されている特許請求の範囲第1項、第2
    項もしくは第3項記載の粒状化成肥料の製法。 該ノズルの該高温スラリーへの接触面が1)クロム77
    重量%以上を含有する合金あるいは金属クロム、11)
    金属チタンあるいはチタン合金、 1ii)金属ジルコ
    ニウムあるいはジルコニウム合金、および1v)タング
    ステンカーバイドからなる群から選択された材料により
    製作されている特許請求の範囲第1項、第一項、第3項
    もしくは第7項記載の粒状化成肥料の製法。
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