JPH1196215A - 前受役務業務会計管理システム - Google Patents

前受役務業務会計管理システム

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JPH1196215A
JPH1196215A JP25555697A JP25555697A JPH1196215A JP H1196215 A JPH1196215 A JP H1196215A JP 25555697 A JP25555697 A JP 25555697A JP 25555697 A JP25555697 A JP 25555697A JP H1196215 A JPH1196215 A JP H1196215A
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茂 西村
Seishichirou Kotani
誠七郎 小谷
Naoki Miyazaki
直樹 宮▲崎▼
Hiroyuki Ogata
裕幸 緒方
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、契約した役務に対して受領し
た前受金の当該役務の実施状況に即した会計処理が容易
に実現できるような前受役務業務会計管理システムを提
供することである。 【解決手段】前受金の受領により契約された役務を提供
する業務の会計管理システムにおいて、役務に対して受
領した前受金を管理する前受金管理手段と、役務の単位
量の料金を管理する役務実施料金管理手段と、役務の実
施の履歴を管理する役務実施履歴管理手段とを有するよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂、前受役務業
務における会計管理を行う前受役務業務会計管理システ
ムに係り、詳しくは、役務契約時に受領した前受金を役
務の実施に伴って自動的に会計処理できるようにした前
受役務業務会計管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、所謂、エステティック業界で
は、会員の役務(美顔コース、脱毛コース、痩身コース
等のエステティックサービス)の契約時に、この役務の
初回から終了時までの料金を前受金として受領し、各役
務の実施に対してその実施分の料金を売上金として計上
するようにしている。このように前受役務業務において
は、前受金の会計処理を役務の実施状況に合わせて行わ
れる。
【0003】
【発明が解決するための手段】しかし、従来の前受役務
業務における会計管理の手法では、例えば、各会員に対
する毎月の役務の実施量が正確に管理されていなかった
り、また、種々の役務で異なる各役務の単位実施量毎の
料金が正確に管理されていなかったりする等の理由によ
り、各役務の現実の実施状況とその役務に対する会計処
理とのずれが生じ易い。
【0004】そこで、本発明の課題は、契約した役務に
対して受領した前受金の当該役務の実施状況に即した会
計処理が容易に実現できるような前受役務業務会計管理
システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、前受金の
受領により契約された役務を提供する業務の会計管理シ
ステムにおいて、役務に対して受領した前受金を管理す
る前受金管理手段と、役務の単位量の料金を管理する役
務実施料金管理手段と、役務の実施の履歴を管理する役
務実施履歴管理手段とを有するように構成される。
【0006】このような前受役務業務会計管理システム
では、役務実施履歴手段にて管理される役務の実施履歴
から指定された日付までの当該役務の実施量を取得する
ことができる。そして、役務実施料金管理手段にて管理
される当該役務の単位量の実施料金と、上記取得された
当該役務の実施量とに基づいて指定された日付までに当
該役務が実施された量に対応した料金が演算できる。こ
の料金をその指定された日付までの売上金として計上す
ることができる。また、前受金管理手段にて管理される
当該役務の前受金から上記演算された料金を減ずること
によって指定された日付における前受金残高を得ること
ができる。
【0007】上記役務の実施に係る単位量は、単位回数
(1回等)、単位時間(1時間等)のいずれでもよい。
上記前受金管理手段は、例えば、請求項2に記載される
ように契約された役務と前受金として受領すべき役務の
価格との関係を記述した第一のテーブルを有するように
構成することができる。
【0008】上記役務実施料金管理手段は、例えば、請
求項3に記載されるように、役務とその役務の単位量の
実施料金との関係を記述した第二のテーブルを有するよ
うに構成することができる。更に、上記役務実施履歴管
理手段は、各役務の実施日とその実施量との関係を記述
した第三のテーブルを有するように構成することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一形態に
係る前受役務業務会計管理システムを実現するコンピュ
ータシステムのハードウエア構成例を示す。この前受役
務業務会計管理システムは、例えば、エステティック業
界における前受役務に関する会計管理に適用されるもの
である。
【0010】図1において、このシステムは、システム
全体を制御するCPU(中央演算処理ユニット)10、
メモリユニット11、表示ユニット12、入力ユニット
13、カード・リード/ライトユニット14、ディスク
ユニット15及びCD−ROMドライブ16を有してい
る。各ユニットはバスを介して相互に接続されている。
【0011】メモリユニット11は、ROM(リードオ
ンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)を含
み、CPU10で実行されるプログラム、CPU10で
の処理の過程で得られる必要なデータ等を格納する。表
示ユニット12は、CRTまたはLCD等で構成する表
示画面を有し、CPU10にて実行される役務会計管理
に係る処理(詳細は後述する)にて作成された各種表等
を表示する。入力ユニット13は、キーボード及びマウ
スを有し、役務会計管理に係る処理に必要な情報をユー
ザが当該システムに入力するために使用される。
【0012】カード・リード/ライトユニット14は、
例えば、磁気的に情報が記録された会員カードから当該
情報の読み出し、また、情報の会員カードへの書き込み
を行う。この会員カードには、例えば、会員に関する情
報(会員番号、氏名等)、契約している役務に関する情
報(役務コード、コース名、実施残量(残回数、残時
間)等)、予約に関する情報(次回予約日等)及び商品
購入に対するポイント情報等が記録される。
【0013】ディスクユニット15は、ハードディスク
装置で構成され、システム内で実行可能なプログラム、
ファイル、各種テーブル等が格納されている。前受役務
業務会計管理に関するプログラムは、例えば、CD−R
OM50によって当該システムに提供される。即ち、前
受役務業務会計管理に関するプログラムの格納されたC
D−ROM50がCD−ROMドライブユニット16に
セットされた状態で、当該プログラムがCD−ROM5
0からCD−ROMドライブユニット16を介してディ
スクユニット15にインストールされる。そして、この
前受役務業務会計管理に関するプログラムがディスクユ
ニット15から読み出されてメモリユニット11に格納
された後に、CPU10がこのメモリユニット11内の
当該プログラムに従って会計管理に関する処理を実行す
る。
【0014】上記ディスクユニット15内には、会員基
本テーブル、購入テーブル、役務サブテーブル、役務テ
ーブル、予約テーブル、クレジットテーブル、商品サブ
テーブル及び商品テーブルが構築される。会員基本テー
ブルは、例えば、図2に示すように構成される。即ち、
この会員基本テーブルには、各会員の会員番号、氏名、
住所、年令、生年月日、電話番号等の会員の基本情報が
記述される。そして、会員が入会する際に、入力ユニッ
ト13からの入力情報に基づいて会員基本テーブルの当
該会員に対応したレコードが作成される。
【0015】購入テーブルは、例えば、図3に示すよう
に構成される。この購入テーブルは、各会員の役務、商
品に関する購入基本情報を記述する。具体的には、役
務、商品の購入イベントを特定する役務・商品購入番
号、役務(商品)の契約日(購入日)、会員番号、契約
した役務の役務コード、入会金額、役務金額、その役務
金額の支払区分(現金、クレジット)、商品の売上金
額、その代金の支払区分(現金、クレジット)等の情報
がこの購入テーブルに記述される。会員が役務(美顔コ
ース、脱毛コース、痩身コース等)を契約する毎、ある
いは商品(化粧品等)を購入する毎に、入力ユニット1
3からの入力情報に基づいて購入テーブルの当該契約、
購入イベント(役務・商品購入番号)に対応したレコー
ドが作成される。
【0016】役務サブテーブルは、例えば、図4に示す
ように構成される。この役務サブテーブルは、各会員が
契約している役務に関する情報を記述する。具体的に
は、契約イベントを特定する役務・商品購入番号、契約
に係る役務コースを特定する役務コード、単価(役務1
回の実施または単位時間の実施の料金)、契約に係る役
務コースの全回数、有効期限等の情報がこの役務サブテ
ーブルに記述される。役務を契約する毎に、入力ユニッ
ト13からの入力情報に基づいて役務サブテーブルの当
該契約イベント(役務・商品購入番号)に対応したレコ
ードが作成される。
【0017】役務テーブルは、例えば、図5に示すよう
に構成される。この役務テーブルには、各役務の実施履
歴が記述される。具体的には、その役務の契約イベント
を特定する役務・商品購入番号、役務コード、処理日
(実施日)、実施時間、役務実施分の料金(役務価
格)、キャンセルの有無を表すキャンセルフラグ等の情
報が役務テーブルに記述される。各役務が実施される毎
に、CPU10が役務サブテーブル(図4参照)及び後
述する予約テーブル(図6参照)を参照して役務テーブ
ルの各役務実施(実施時間)に対応するレコードを作成
する。予約日当日にキャンセルされた役務は、実施され
たものとみなされてこの役務テーブルに記述されると共
に、対応するレコードのキャンセルフラグが「1」に立
てられる。
【0018】予約テーブルは、例えば、図6に示すよう
に構成される。この予約テーブルは、各会員による役務
の予約に関する情報を記述する。具体的には、予約に係
る役務に対応した役務・商品購入番号、役務コード、予
約日等の情報が予約テーブルに記述される。役務コード
と予約日を入力ユニット13を用いて入力する毎に、予
約テーブルの当該予約日に対応したレコードが作成され
る。
【0019】クレジットテーブルは、例えば、図7に示
すように構成される。このクレジットテーブルは、会員
がクレジットで支払をした場合、そのクレジットの契約
内容に関する情報を記述する。具体的には、役務(商
品)の契約(購入)イベントを特定する役務・商品購入
番号、クレジット会社を特定する会社コード、契約日、
クレジット回数、契約金額、クレジット入金額等の情報
がクレジットテーブルに記述される。役務または商品に
ついてのクレジット契約がなされる毎に、入力ユニット
13からの入力情報に基づいてクレジットテーブルの役
務(商品)の契約(購入)イベントに対応したレコード
が作成される。
【0020】商品サブテーブルは、例えば、図8に示す
ように構成される。この商品サブテーブルは、各会員に
よる商品(化粧品等)の購入履歴に関する情報を記述す
る。具体的には、商品の購入イベントを特定する役務・
商品購入番号、購入された商品を特定する商品コード、
商品の単価、数量、価格、商品の引渡日等の情報がこの
商品サブテーブルに記述される。会員が商品を購入する
毎に、この商品サブテーブルの各購入イベントに対応し
たレコードが作成される。
【0021】商品テーブルは、例えば、図9に示すよう
に構成される。この商品テーブルは、取り扱い商品に関
する基本的な情報を記述する。具体的には、各商品を特
定する商品コード、販売価格、仕入れ価格、その商品の
消化期間等の情報が記述される。新たな商品が仕入れら
れる毎に、入力ユニット13からの入力情報に基づいて
商品テーブルの当該商品に対応したレコードが作成され
る。
【0022】なお、この商品テーブルに記述された消化
期間の情報は、その商品(化粧品等)が通常の使用状態
で全て消費されてしまう期間を表す。上記各テーブルの
連携の関係は、図10に示すようになっている。即ち、
会員基本テーブル(図2参照)と購入テーブル(図3参
照)とが会員番号によって連携しており、役務サブテー
ブル(図4参照)、予約テーブル(図6参照)、クレジ
ットテーブル(図7参照)及び商品サブテーブル(図8
参照)がそれぞれ役務・商品購入番号によって購入テー
ブル(図3参照)に連携している。更に、役務テーブル
(図5参照)と役務サブテーブル(図4)とが、予約テ
ーブル(図6参照)と役務テーブル(図5参照)それぞ
れ役務・商品購入番号によって連携され、商品テーブル
(図9参照)が商品サブテーブル(図8参照)に商品コ
ードによって連携されている。
【0023】このように連携される各テーブルを用い
て、各役務の契約状況及び実施状況、各商品の購入状
況、売上金状況、前受金残高状況等が管理される(前受
役務業務会計管理に係る処理)。上記システムにおい
て、CPU10は、前受役務業務会計管理に係る処理
は、例えば、次のような手順に従って実行される。
【0024】1)入力ユニット13を用いて入力された
特定の日付を取得する。 2)会員基本テーブル(図2参照)に記述された会員番
号を取得し、その会員番号に対応する購入テーブル(図
3参照)のレコードを読み込む。その結果、その会員が
契約した役務コース(美顔コース、脱毛コース、痩身コ
ース等)とその前受金額(役務金額)が判る。
【0025】3)情報を読み込んだ購入テーブルにおけ
るレコードの役務・商品購入番号及び役務コードを基に
して役務サブテーブル(図4参照)及び役務テーブル
(図5参照)を読み込む。その結果、当該会員が契約し
た役務の単価、回数及び有効期限が判る(役務サブテー
ブルから)と共に、その役務の実施状況(処理日、実施
時間、実施価格、当日キャンセルの有無等)が把握され
る(役務テーブルから)。
【0026】4)この把握された役務の実施状況から、
上記取得した特定の日付以前の処理日おける役務価格を
抽出し、その抽出された役務価格を累計する。この累計
金額が当該役務の当該特定の日付までの売上金額にな
る。 5)上記購入テーブルから取得した当該役務の前受金か
ら上記のように演算された売上金額を差し引くことによ
り当該会員が契約した役務の当該特定の日付における前
受金残高が算出される。
【0027】6)このように、特定の日付における役務
の売上金額、前受金残高が演算されると、会員基本テー
ブル(図2参照)から次の会員番号を取得し、上記2)
乃至5)の処理を実行する。そして、会員基本テーブル
に記載される全ての会員番号について同様の処理を繰り
返し実行する。その結果、全ての会員が契約する役務に
ついて、当該特定の日付におけるそれまでの役務の実施
状況に合わせた売上金額及び前受金残高を確実に得るこ
とができる。従って、このような処理を月度毎に行うこ
とによって、各役務の月度毎の正確な売上金額及び前受
金残高(前受金残高=前受金−売上金額)を計上するこ
とができる。
【0028】なお、CPU10は、上記処理とは別に、
予約テーブル(図6参照)、役務サブテーブル(図4参
照)及び役務テーブル(図5参照)の内容を毎日定時に
チェックしている。そして、その日に予約されている役
務に関する情報が役務テーブルに記述され、有効期間か
ら一定期間が経過し、実施の回数(時間)が残っている
役務については、その全ての残り実施回数について、役
務テーブルに関連する情報が記述される(全て売上に計
上)。
【0029】契約に係る役務の前受金を会員がクレジッ
トによって支払う場合、通常、会員は、エステティック
サロンに対して役務の実施契約を行うと共にクレジット
会社に対してクレジット契約を行う。この場合、クレジ
ット会社からエステティックサロンに対して前受金の全
額が入金されるのに対して、会員はクレジット契約に従
ってクレジット会社に対して前受金に相当する金額の分
割支払を行う。この場合、会員が役務の実施契約の中途
解約を行う場合、エステティックサロン及びクレジット
会社に対する解約処理が複雑になってしまう。
【0030】上記のように役務毎の売上金及び前受金残
高の正確な会計管理がなされている場合、上記のような
不具合を解消すべく、クレジットによる支払に対して、
例えば、図11に示すような運用が可能となる。図11
において、会員はエステティックサロンに対して役務コ
ース契約を行うと共にクレジット会社に対してクレジッ
ト契約を締結する()。また、エステティックサロン
は、クレジット会社に対して役務の実施分の金額を入金
する旨の契約を締結しておく。
【0031】この状態で、会員がエステティックサロン
に来店し()、その契約された役務の実施がなされ
る。そして、例えば、月度毎(日毎でもよい)に実施さ
れたクレジット支払に係る各役務の役務コード、契約会
員コード、実施時間、売上金額、前受金残高等がエステ
ティックサロンからクレジット会社に報告される
()。この売上金額及び前受金残高は、上述したよう
に算出されている。
【0032】このような役務の実施状況に関する方向を
エステティックサロンから受けたクレジット会社は、そ
の売上金額に相当する金額をエステティックサロンに入
金する()。会員は、クレジット会社に対してクレジ
ット契約に従った分割支払を役務の実施とは独立して行
う()。このような運用によれば、会員が役務コース
契約の中途解約を行う場合、エスティックサロンには、
役務の実際の実施分の料金しかクレジット会社から入金
がないので、エステティックサロンでの解約処理が容易
に行えるようになる。即ち、エステティックサロンは、
当該会員の当該役務に対する入金を停止する旨をクレジ
ット会社に伝えると共に、会員から解約手数料の支払を
受けるだけでその処理は終了する。また、会員とクレジ
ット会社との間においても、会員からクレジット会社に
対して支払われた金額と、クレジット会社がエステティ
ックサロンに入金した金額との差額及び解約手数料等の
精算を行うだけで済む。
【0033】上記のようなクレジットに関する運用をコ
ンピュータシステムを用いて自動的に行うことができ
る。この場合、システムの構成は、例えば、図12に示
されるようになる。図12において、エステティックサ
ロン(店舗)に設置されたコンピュータシステム100
とエステティック本部に設置されたコンピュータシステ
ム200とが通信回線N1を介して接続されている。な
お、当該各コンピュータシステム100及び200のそ
れぞれは、図1に示す構成に通信ユニットを付加した構
成となっている。エステティック本部に設置されたコン
ピュータシステム200は、更に、通信回線N2を介し
てクレジット会社に設置されたコンピュータシステムに
接続されている。
【0034】このようなシステムにおいて、エステティ
ックサロンに設置されたコンピュータシステム100で
は、一日分の役務情報が役務テーブル(図5参照)に記
録される。一日の業務が終了すると、エステティックサ
ロンに設置されたコンピュータシステム100から一日
分の役務情報(役務テーブル内の当日分の情報)が通信
回線N1を介してエステティック本部に設置されたコン
ピュータシステム200に転送される。
【0035】エステティック本部に設置されたコンピュ
ータシステム200では、受信した当日分の役務情報に
基づいて当該コンピュータシステム200内の役務サブ
テーブル(図4参照)及び役務テーブル(図5参照)が
更新される。そして、更新された役務テーブル内の当日
分の役務情報を会員毎のクレジット会社向けの情報に編
集する。この編集された会員毎の役務情報は、例えば、
会員番号、会員氏名、会員住所、実施役務金額を含む。
この会員毎に編集された役務情報がエステティック本部
に設置されたコンピュータシステム200からクレジッ
ト会社に設置されるコンピュータシステムに通信回線N
2を介して転送される。
【0036】クレジット会社に設置されたコンピュータ
システムは、受信した役務情報に係る会員が当該クレジ
ット会社と当該役務の前受金についてのクレジット契約
を行っているか否か、及び役務情報の正当性をチェック
する。その結果、当該会員がクレジット契約を行ってい
ること、及び役務情報の正当性が確認されると、当該役
務情報に含まれる役務金額に相当する金額をエステティ
ック本部宛てに入金するための入金処理が実行される。
【0037】このようにして、図11に基づいて説明し
たような運用に従った処理が、エステティックサロンに
設置されたコンピュータシステム100、エステティッ
ク本部に設置されたコンピュータシステム200、及び
クレジット会社に設置されたコンピュータシステムにお
いて実行される。図1に示すようなシステムでは、上述
したようにエステティックサロンで販売している商品
(化粧品)について、購入テーブル(図3参照)、商品
サブテーブル(図8参照)及び商品テーブル(図9参
照)を用いて管理している。
【0038】このような商品管理の結果、例えば、当該
システムでは、会員が購入した商品の消化時期になって
いることを知らせる機能が実現される。即ち、例えば、
会員が店頭で役務(美顔、脱毛、痩身等)の相談を行う
際に、会員カードをカード・リード/ライトユニット1
4にセットすると、カード・リード/ライトユニット1
4にて会員カードから読み出された会員の情報が取得さ
れる。この取得された会員に関する情報が会員基本テー
ブル(図2参照)に記述されているか否かがチェックさ
れる。取得された会員に関する情報が会員基本テーブル
に記述されていると判定されると、購入テーブル(図3
参照)における当該会員番号に対応した各レコードが読
み出される。そして、その各レコードから役務・商品購
入番号が抽出される。
【0039】次いで、この抽出された各役務・商品購入
番号を基にして商品サブテーブル(図8参照)が検索さ
れる。その結果、その役務・商品購入番号に対応した商
品コードが取得されると共に、商品のの購入履歴が作成
される。また、各役務・商品購入番号に対応するものと
して取得された商品コードを基に商品テーブル(図9参
照)が検索される。その結果、商品コードにて特定され
る商品の消化期間が取得される。なお、この消化期間
は、通常の人が通常の使用状態で、当該商品(化粧品な
ど)を使いきるであろう(完全に消化するであろう)期
間として予め定められた期間である。
【0040】そして、上記のように作成された各商品の
購入履歴が、例えば、図13に示すように表示ユニット
13の画面上に表示される。この各商品の購入履歴に
は、各商品の初回購入日から最終購入日までの各購入日
が記述されている。そして、各商品の最終購入日から当
該処理を行っている日付(例えば、処理の開示時に入力
ユニット13を用いて入力される)までの経過日数が計
算され、その経過日数が当該購入履歴の表に記述され
る。
【0041】更に、各商品の最終購入日から現在までの
経過日数と上記のように取得した当該商品の消化期間と
が比較され、経過日数が消化期間を超えている場合、そ
れらの差に応じたマークが各商品の購入履歴の表(対象
の欄)に合わせて表示される。図13に示されるA商
品、B商品及びC商品がそれぞれ図9に示される商品テ
ーブルに記述された商品コード789、897及び55
6に対応する場合、A商品の経過日数(40日)と消化
期間(30日)との差が10日、B商品の経過日数(4
0日)と消化期間(20日)との差が20日、C商品の
経過日数(10日)は消化期間(20日)に達していな
い。その結果、A商品の対応する欄に△印が表示され、
B商品の対応する欄に○印が表示される。
【0042】例えば、このような表示画面を見たカウン
セラーは、会員に対して、特に、A商品及びB商品の購
入を勧めることができる。これにより、各会員に対する
商品提供のサービスを向上させることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明してきたように、各請求項記
載の本発明によれば、役務に対して受領した前受金、役
務の単位量の料金及び役務の実施の履歴を管理する結
果、役務の実施の量に対応した料金を算出することがで
き、契約した役務に対して受領した前受金の当該役務の
実施に即した会計管理を容易に行うことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る前受役務業務会計
管理システムを実現するコンピュータシステムのハード
ウエア構成例を示すブロック図である。
【図2】会員基本テーブルの構成例を示す図である。
【図3】購入テーブルの構成例を示す図である。
【図4】役務サブテーブルの構成例を示す図である。
【図5】役務テーブルの構成例を示す図である。
【図6】予約テーブルの構成例を示す図である。
【図7】クレジットテーブルの構成例を示す図である。
【図8】商品サブテーブルの構成例を示す図である。
【図9】商品テーブルの構成例を示す図である。
【図10】各テーブルの連携関係を示す図である。
【図11】役務に対するクレジットによる支払に関する
運用例を示す図である。
【図12】図11に示す運用での処理を実行するシステ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図13】商品の購入履歴の画面表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 CPU 11 メモリユニット 12 表示ユニット 13 入力ユニット 14 カード・リード/ライトユニット 15 ディスクユニット 16 CD−ROMドライブユニット 50 CD−ROM 100、200 コンピュータシステム
フロントページの続き (72)発明者 小谷 誠七郎 熊本県熊本市下通1丁目12番11号 株式会 社美伸内 (72)発明者 宮▲崎▼ 直樹 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内 (72)発明者 緒方 裕幸 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前受金の受領により契約された役務を提供
    する業務の会計管理システムにおいて、 役務に対して受領した前受金を管理する前受金管理手段
    と、 役務の単位量の料金を管理する役務実施料金管理手段
    と、 役務の実施の履歴を管理する役務実施履歴管理手段とを
    有する前受役務業務会計管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の前受役務業務会計管理シス
    テムにおいて、 上記前受金管理手段は、契約された役務と前受金として
    受領すべき役務の価格との関係を記述した第一のテーブ
    ルを有する前受役務業務会計管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の前受業務会計管理
    システムにおいて、 上記役務実施料金管理手段は、役務とその役務の単位量
    の実施料金との関係を記述した第二のテーブルを有する
    前受役務業務会計管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載の前受役務業
    務会計管理システムにおいて、 上記役務実施履歴管理手段は、各役務の実施日とその実
    施量との関係を記述した第三のテーブルを有する前受役
    務業務会計管理システム。
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JP2020166615A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社オービック サービス予約管理装置、サービス予約管理方法、及びサービス予約管理プログラム

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