JPH1168802A - 環境異常監視システム - Google Patents

環境異常監視システム

Info

Publication number
JPH1168802A
JPH1168802A JP9237874A JP23787497A JPH1168802A JP H1168802 A JPH1168802 A JP H1168802A JP 9237874 A JP9237874 A JP 9237874A JP 23787497 A JP23787497 A JP 23787497A JP H1168802 A JPH1168802 A JP H1168802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
terminal
check
command
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9237874A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kimura
徹男 木村
Mitsutoshi Hirono
光俊 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittan Co Ltd filed Critical Nittan Co Ltd
Priority to JP9237874A priority Critical patent/JPH1168802A/ja
Publication of JPH1168802A publication Critical patent/JPH1168802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重のアドレス設定の状況が発生しても端末
器出力に依存せずに中央監視制御装置で二重のアドレス
を容易に検出できる環境異常監視システムを提供する。 【解決手段】 ポーリングアドレスが伝送され(S2)、端
末器側では、自己のアドレスと送信されてきたアドレス
とをアドレス比較し、コマンド識別器に比較結果を出力
する。次に、アドレスの二重化を調べるコマンドが伝送
され(S3)、このコマンドはコマンド識別器にて解析さ
れ、その結果コマンド識別器から固有値設定部に対して
固有値の読み出し指示がなされ、読み出された固有値が
返送信号として中央監視制御装置に読み出される(S4)。
中央監視制御装置側では、アドレスの二重化の状況が発
生していると、複数の端末器から固有値がほぼ同時に返
送されることになるので、中央監視制御装置における返
送信号チェック部で返送信号のパリティチェック等で正
常な返送信号の受信とはならないので、中央監視制御装
置では、端末器側にアドレスの二重化の状況が発生して
いると判断しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境異常監視シス
テムに関し、特に二重のアドレス設定の状況が発生して
も端末器出力に依存せずに中央監視制御装置で二重のア
ドレスを容易に検出できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、環境異常監視システムとしては、
図4に示す構成のシステムが知られている。図4におい
て、中央監視制御装置41に接続された2線式の伝送路43
には、2つの端末器42が並列に接続されている。それぞ
れの端末器42には固有のアドレス番号が設定スイッチ等
により設定される機能が内蔵されており、中央監視制御
装置41からのポーリングに対して応答信号を中央監視制
御装置41に返送するように端末器42は構成されている。
【0003】図4に示す環境異常監視システムにおい
て、端末器42を設置する際、誤って同一アドレスを複数
の端末器42に設定しまうことがあり、このような事態が
おきると環境異常監視システムが正常に機能しないとい
う問題があった。この問題を解決するために、従来、た
とえば特開平7−325993号公報に記載されるよう
な環境異常監視システムにおいては、端末器固有のシリ
アル番号及びそのシリアル番号を所定の方法で演算した
チェックコードとういう値を記録しうる端末器を用いる
と共に、中央監視制御装置にて上記端末器の出力と一緒
に伝送されてくる、端末器固有のシリアル番号およびそ
のシリアル番号を所定の方法で演算したチェックコード
を受信するとともに、受信した端末器固有のシリアル番
号について所定の方法で演算してチェックコードを作成
し、この作成したチェックコードと上記伝送されてきた
チェックコードとを比較して、この比較結果に基づいて
アドレスの重複を検出している。
【0004】しかし、上記従来のアドレスの重複検出方
法においては、中央監視制御装置は、端末器から送られ
てくるシリアル番号よりチェックコードを演算するため
の演算回路が必要であり、また、チェックコードを予め
演算して各端末器に記録しておくための記録手段を各端
末器が用意する必要があり、また、さらに、ポーリング
のつど、上記したシリアル番号とチェックコードを返送
信号の一部として中央監視制御装置に伝送しており、た
えずアドレスの二重化検出を行なうように構成されてい
るので、システムの伝送効率が悪いという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、二重
のアドレス設定の状況が発生しても、端末器出力に依存
せずに中央監視制御装置で二重のアドレスを容易に検出
できるように構成した環境異常監視システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、中央監視制御装置から延びた伝送路に
接続されている環境異常を検出する固有のプリセット可
能なアドレスを有する複数の端末器からの伝送メッセー
ジに正常伝送を確認できるパリティチェック等の伝送チ
ェック手段が設けられている環境異常監視システムにお
いて、上記各端末器に固有値設定手段を設けて当該端末
器に固有の値を設定すると共に、上記中央監視制御装置
に二重アドレス検出手段を設け、上記端末器の固有値設
定手段の内容が伝送を通じて判読しえないときに二重ア
ドレスがあると検出することを特徴とするものである。
【0007】本発明では、端末器に固有の番号を読み取
り専用の記憶手段に格納するようにした固有値設定手段
を端末器に設ける。固有値としては、例えば端末器の製
造番号を利用している。製造番号は、工場の製造過程で
設定されるものであるから、端末器にとって唯一の番号
であり、他の端末器と重複することがないのである。そ
して本発明では、この固有値を伝送を通じて判読しうる
か否かを検出するものである。それ故、万が一誤って同
一アドレスを二重に設定してしまった場合でも、この固
有値を読み出して判読しうるか否かを検出するように構
成すれば複数の端末器では当然固有値が異なるはずで、
この種のシステムに通常備わっている伝送誤りのチェッ
ク手段である、パリティエラー、チェックサムエラーや
CRCエラーが発生すれば、中央監視制御装置においア
ドレスの二重化(二重以上)を容易に検出することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の環境異常監視シ
ステムにおける端末器の構成を示すブロック図である。
図1において、端末器は、2線式伝送路に接続される伝
送信号インターフェイス部1と、中央監視制御装置から
伝送される各種コマンドを識別するコマンド識別器2
と、端末器を製造したときに付与される製造番号等の端
末器に固有の番号をたとえば読み取り専用の記憶手段に
格納してなる固有値設定部3と、DIPスイッチ等の設
定スイッチによりアドレス設定可能なアドレス設定部4
と、アドレス比較器5と、アドレスバッファ6と、A/
D変換器7と、センサ8と、ディジタル入力部9と、デ
ィジタル出力部10とから構成されている。
【0009】図2は、本発明の環境異常監視システムに
おける中央監視制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図2において、中央監視制御装置は、少なくとも、
ポーリング信号送出部21と、返送信号受信部22と、返送
信号チェック部23と、データ処理部24とから構成されて
いる。
【0010】ポーリング信号送出部21は、端末器に対し
てアドレスとコマンド等を含む送出信号を発生し、共通
伝送路を介して送信する。一方、端末器からの返送信号
は、共通伝送路を介して返送信号受信部22で受信され
る。返送信号チェック部23は、パリティチェック、サム
チェックやCRCチェック等のチェックを行なう通常の
演算手段で構成され、返送信号のチェックを行なう。デ
ータ処理部24は、チェックされた後の返送信号を処理す
ると共に、次のポーリング動作に移行するかどうかを判
断する。なお、データ処理部24は、点線で示すように各
構成要素を制御するようになっている。
【0011】図3は、本発明の環境異常監視システムに
おける動作、すなわち、端末器側に二重のアドレスが存
在するか否かを調べる動作を示すフローチャートであ
る。
【0012】図3のフローが開始されるための前提とし
ては、環境異常監視システムが通常動作に移行する前に
実施される必要がある。このフローが実施されて端末器
側に二重のアドレスが存在しない状態を確認してから、
通常の動作に移行することになる。したがって、通常の
動作に移行した後は、このフローは実施されないので、
システムの伝送効率を向上させることができる。
【0013】さて、ステップ1(S1)において、中央監視
制御装置がこのフローをスタートさせたとする。ステッ
プ2(S2)において、ポーリングアドレスが伝送される
と、端末器側のアドレスバッファ6にアドレスが一時記
憶される。そして、端末器側では、アドレス設定部4に
設定されている自己のアドレスと送信されてきてアドレ
スバッファ6に一時記憶されているアドレスとをアドレ
ス比較器5で比較し、コマンド識別器2に比較結果を出
力する。
【0014】この比較の結果でアドレスが一致したとし
て、次に進む。ステップ3(S3)において、アドレスの二
重化の状況を調べるコマンドが伝送される。ステップ4
(S4)において、このコマンドはコマンド識別器2にて解
析され、その結果コマンド識別器2から固有値設定部3
に対して固有値の読み出しの指示がなされ、読み出され
た固有値が返送信号として伝送信号インターフェイス1
及び共通伝送路を経由して中央監視制御装置に読み出さ
れる。ステップ5(S5)において、中央監視制御装置は、
この固有値を含む返送信号を返送信号受信部22で受信す
る。
【0015】ここで、アドレスの二重化の状況が発生し
ているとすると、複数の端末器から固有値がほぼ同時に
返送されることになるので、中央監視制御装置における
返送信号チェック部23で返送信号のパリティチェック、
サムチェックやCRCチェック等を行なうと、正常な返
送信号の受信とはならない、すなわち判読不能となるの
で、中央監視制御装置では、端末器側にアドレスの二重
化の状況が発生していると判断することができる。
【0016】もしも、アドレスの二重化の状況が発生し
ていなければ、ステップ5(S5)において、アドレス番号
が所定の値に到達したかどうかが調べられ、到達してい
なければ、ステップ6(S6)において、アドレス番号を1
つインクリメントして、ステップ2(S2)に戻り、次のア
ドレス番号からこのフローを更に続ける。ステップ5(S
5)において、アドレス番号が所定の値に到達したなら
ば、それ以上のアドレス番号の設定は無いとして、この
フローを終了させる。
【0017】このように、本発明は、アドレスの二重化
チェックのためにのみ、製造された端末器から固有の番
号(例えば製造番号)を読み出すようにしており、一
方、通常の動作では固有の番号(製造番号)の読み出し
は行なわれないので、システムにおける伝送効率を向上
させることができる。
【0018】なお、上記実施の形態では、端末器に設け
られた固有値設定手段への固有値設定は、端末器におい
て読み取り専用の記憶手段に格納してなる固有値設定部
の例を説明したが、これに限らず例えば特公平7−40
319号公報に記載されるように、伝送を介して固有値
を設定する固有値設定手段としても良いし、また、たと
えばDIPスイッチ等の設定スイッチにより直接固有値
を設定する固有値設定手段としても良い。
【0019】
【発明の効果】上記実施の形態に基づく説明から明らか
なように、本発明の環境異常監視システムによると、ア
ドレスの二重化チェックのためにのみ、製造された端末
器に対して固有の番号(例えば製造番号)を読み出して
おり、通常の動作では固有の番号(製造番号)の読み出
しは行なわれないので、システムにおける伝送効率を向
上させることができるという効果を有する。
【0020】また、端末器において、特別にチェックコ
ードを作成して記録させておく必要はなく、通常この種
のシステムに組み込まれている信頼性付与手段である、
パリティチェック、サムチェックやCRCチェック等の
手段を利用しているだけであるので、廉価にシステムを
構築することができるという効果を有する。
【0021】また、中央監視制御装置において、通常こ
の種のシステムに組み込まれている信頼性確認手段であ
るパリティチェック、サムチェックやCRCチェック等
の演算手段を利用しているだけなので、廉価にシステム
を構築することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環境異常監視システムにおける端末器
の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の環境異常監視システムにおける中央監
視制御装置の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の環境異常監視システムにおける端末器
側に二重のアドレスが存在するか否かを調べる動作ゐ示
すフローチャート、
【図4】従来の環境異常監視システムの構成を示す概略
ブロック図である。
【符号の説明】
1 伝送信号インターフェイス部 2 コマンド識別器 3 固有値設定部 4 アドレス設定部 5 アドレス比較器 6 アドレスバッファ 7 A/D変換器 8 センサ 9 ディジタル入力部 10 ディジタル出力部 21 ポーリング信号発生部 22 返送信号受信部 23 返送信号チェック部 24 データ処理部 41 中央監視制御装置 42 アドレス付感知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311W

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央監視制御装置から延びた伝送路に接
    続されている環境異常を検出する固有のプリセット可能
    なアドレスを有する複数の端末器からの伝送メッセージ
    に正常伝送を確認できるパリティチェック等の伝送チェ
    ック手段が設けられている環境異常監視システムにおい
    て、上記各端末器に固有値設定手段を設けて当該端末器
    に固有の値を設定すると共に、上記中央監視制御装置に
    二重アドレス検出手段を設け、上記端末器の固有値設定
    手段の内容が伝送を通じて判読し得ないときに二重アド
    レスがあると検出することを特徴とする環境異常監視シ
    ステム。
JP9237874A 1997-08-20 1997-08-20 環境異常監視システム Pending JPH1168802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237874A JPH1168802A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 環境異常監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237874A JPH1168802A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 環境異常監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1168802A true JPH1168802A (ja) 1999-03-09

Family

ID=17021704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9237874A Pending JPH1168802A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 環境異常監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1168802A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340083A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Advics:Kk 車載電子制御装置の送信データ異常監視システム
WO2007055009A1 (ja) * 2005-11-10 2007-05-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha バス型ネットワークの制御システム、マスタユニット装置、リモートユニット装置およびバス型ネットワークの制御方法
JP2020102808A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 アズビル株式会社 重複アドレス検出装置、重複アドレス検出方法、および重複アドレス検出システム、ならびに中央監視装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340083A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Advics:Kk 車載電子制御装置の送信データ異常監視システム
WO2007055009A1 (ja) * 2005-11-10 2007-05-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha バス型ネットワークの制御システム、マスタユニット装置、リモートユニット装置およびバス型ネットワークの制御方法
JP2020102808A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 アズビル株式会社 重複アドレス検出装置、重複アドレス検出方法、および重複アドレス検出システム、ならびに中央監視装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8209594B2 (en) Sending device, receiving device, communication control device, communication system, and communication control method
US5487151A (en) Transmission error detection system for use in a disaster prevention monitoring system
US20110131348A1 (en) Control system and cpu unit
EP0580938B1 (en) Duplex communication control device
US5432805A (en) Method of detecting transmission error in disaster prevention supervisory system
JPH0799688A (ja) 多重伝送システム
JPH0713880A (ja) バスに対する情報伝送方法
JPH1168802A (ja) 環境異常監視システム
JPH02149040A (ja) データ伝送方式
JP2716313B2 (ja) 防災監視システムの伝送誤り検出装置
JP2910264B2 (ja) 受信応答異常検出装置
JP2859086B2 (ja) パス監視装置
US20060107109A1 (en) Communication processing apparatus and method and program for diagnosing the same
JPH1196488A (ja) 断線監視システム及び断線監視方法
JPH02305037A (ja) データ伝送システムの異常検出方式
JP2022146404A (ja) 火災報知システム、端末及び制御装置
JPH0863407A (ja) 情報転送制御装置
JPH05250195A (ja) 情報処理システムのヘルスチェック制御方式
JPH113295A (ja) データ送受信装置
JPS6051136B2 (ja) デ−タ誤り検出方式
JPH04278742A (ja) 受信データの誤り検出方法
JPH08116579A (ja) データ通信装置
JPH09284320A (ja) 通信制御装置
JPH05145602A (ja) データ伝送装置
JPH08163153A (ja) バス型二重化伝送装置