JPH1165904A - データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体 - Google Patents

データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体

Info

Publication number
JPH1165904A
JPH1165904A JP9220519A JP22051997A JPH1165904A JP H1165904 A JPH1165904 A JP H1165904A JP 9220519 A JP9220519 A JP 9220519A JP 22051997 A JP22051997 A JP 22051997A JP H1165904 A JPH1165904 A JP H1165904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
update
date
host computer
update date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9220519A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hirai
幸一 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9220519A priority Critical patent/JPH1165904A/ja
Publication of JPH1165904A publication Critical patent/JPH1165904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種データを管理するホストコンピュータ
と、このホストコンピュータ上のデータを更新可能な複
数の端末からなるデータ管理システムにおいて、同ホス
トコンピュータ側のデータを最新の状態に維持すること
が困難であった。 【解決手段】 各種のデータ15を管理するホストコン
ピュータ10と、通信回線20を介してデータ15を更
新する端末30とからなるデータ管理システムにおい
て、端末30側で予め更新データを作成して更新日付と
あわせてホストコンピュータ10に送信し、ホストコン
ピュータ10は、データ15の最終更新日付を更新日付
管理テーブル16に管理するとともに、端末30から送
信された更新データに基づくデータ15の更新時に上記
更新日付と更新対象データの最終更新日付との先後を比
較し、前者が後の場合に限ってデータ15を更新するよ
うにしたため、データ15を常に最新の状態に維持する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理システ
ム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録
した媒体に関し、特に、ホストコンピュータと同ホスト
コンピュータに通信線を介して接続される複数の端末と
からなるデータ管理システムと、このデータ管理システ
ムにおけるデータ管理方法およびデータ管理プログラム
を記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、図5に示す
特開平7−129373号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0003】同図において、ホストコンピュータ100
には通信線200を介して複数の端末300が接続され
ており、双方向で通信可能な構成となっている。ホスト
コンピュータ100は図示しないホストアプリケーショ
ンバージョン管理装置を備えるとともに、ディスク10
0a内に最新バージョンの端末アプリケーション400
を保持している。一方、端末300は、それぞれ図示し
ない端末アプリケーションバージョン管理装置を備える
とともに、ディスク300a内に端末アプリケーション
400を保持している。
【0004】上記ホストアプリケーションバージョン管
理装置は、各々の端末300が保持する端末アプリケー
ション400のバージョン情報を管理しており、上記端
末アプリケーションバージョン管理装置からバージョン
検査依頼があると、バージョン検査を実施する。ここに
おいて、バージョンの不一致があると、同ホストアプリ
ケーションバージョン管理装置は、バージョン検査依頼
元に対してディスク100a内に保持する最新の端末プ
ログラムをバージョン検査依頼元の端末に配信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
管理システムにおいては、次のような課題があった。
【0006】端末アプリケーション400のバージョン
を管理することができるものの、ホストコンピュータ1
0側のファイルやデータのバージョンを管理することは
できなかった。例えば、ホストコンピュータ100上の
マスタファイルをメンテナンスする場合など、端末30
0側で同マスタファイルを更新し、ホストコンピュータ
100に転送することがよく行われる。しかし、上述し
たようにホストコンピュータ100側ではバージョン管
理を行っておらず、また、ファイル転送する端末も複数
存在するため、最新の状態であるか否かが判然とせず、
古いマスタファイルで最新のマスタファイルを上書きし
てしまうことがあった。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、各種データを管理するホストコンピュータに通
信線を介して接続された複数の端末から同ホストコンピ
ュータ上のデータを更新するにあたり、同ホストコンピ
ュータ側のデータを最新の状態に維持することが可能な
データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理
プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、各種のデータを管理する
ホストコンピュータと、このホストコンピュータに通信
線を介して接続されて同ホストコンピュータ上のデータ
を更新する複数の端末とからなるデータ管理システムで
あって、上記端末は、計時処理を行って内部日付を管理
する端末日付管理手段と、上記ホストコンピュータ上の
データに対する更新データを作成するとともに、更新日
付を上記端末日付管理手段により取得し、同更新データ
と更新日付とを同ホストコンピュータに送信する更新デ
ータ送信手段を備え、上記ホストコンピュータは、各デ
ータに対する最終更新日付を管理する更新日付管理手段
と、上記更新データに基づくデータ更新時に同更新デー
タの更新日付と更新対象データの最終更新日付との先後
を比較し、同更新日付が先の場合にデータ更新不可と
し、同最終更新日付が先の場合にデータ更新可能とする
更新制御手段とを備えた構成としてある。
【0009】すなわち、各端末は、更新データ送信手段
によりホストコンピュータ上のデータに対する更新デー
タを作成し、同ホストコンピュータに送信して更新する
ことが可能であり、この更新データを送信するにあたっ
ては、端末日付管理手段により管理される内部日付に基
づく同更新データの更新日付をあわせて送信する。もち
ろん、内部日付のフォーマットについては特に限定され
るものではなく、時間情報をあわせ持つものであっても
よい。
【0010】一方、ホストコンピュータは、各種のデー
タを管理するとともに、各々のデータについて更新日付
管理手段により最終更新日付を管理しており、端末から
送信される上記更新データに基づいてデータ更新するに
あたり、更新制御手段は同更新データにあわせて送信さ
れた更新日付と同最終更新日付との先後を比較し、同更
新日付が先の場合にデータ更新不可とするし、他方、同
最終更新日付が先の場合にデータ更新可能とする。もち
ろん、更新対象データはファイルであってもよいし、フ
ァイル上のレコードであってもよく、特に限定されな
い。
【0011】上記のように、端末側での更新データの更
新日付で更新の可否を判定するにしても、各端末相互の
内部日付がずれていない方がよい。そこで、請求項2に
かかる発明は、請求項1に記載のデータ管理システムに
おいて、上記各端末の内部日付を統一して管理した構成
としてある。すなわち、端末相互での内部日付が統一管
理されているので、端末間での更新データの先後関係が
逆転することはない。
【0012】端末相互の内部日付を統一管理するとして
も、厳密に端末間での内部日付が一致する必要はなく、
その具体的な一例として、請求項3にかかる発明は、請
求項2に記載のデータ管理システムにおいて、上記更新
データ送信手段は、上記更新データと更新日付の送信時
に送信日付をあわせて送信するとともに、上記ホストコ
ンピュータは、計時処理を行って内部日付を管理するホ
ストコンピュータ日付管理手段を備え、上記更新制御手
段は、上記更新データの着信時に上記ホストコンピュー
タ日付管理手段の内部日付を取得するとともに、同内部
日付と上記送信日付との差分から上記更新日付を同内部
日付に基づく更新日付に換算して上記最終更新日付との
先後を比較し、上記更新日付管理手段は、換算後の更新
日付に基づいて最終更新日付を管理する構成としてあ
る。
【0013】すなわち、端末は、更新データ送信手段に
より上記更新データと更新日付を送信するにあたり、送
信日付をあわせて送信する。一方、ホストコンピュータ
は、ホストコンピュータ日付管理手段により内部日付を
管理しており、上記更新制御手段は更新データの着信時
に同内部日付を取得して上記送信日付との差分から同更
新データの送信元端末とホストコンピュータとの内部日
付の差を検知するとともに、上記更新日付をホストコン
ピュータ内の内部日付に換算し、換算後の更新日付と上
記最終更新日付とで先後を比較する。従って、自ずと更
新日付管理手段は同換算後の更新日付に基づいて最終更
新日付を管理する。
【0014】上記更新日付管理手段のデータ送信形態と
しては、更新データと更新日付と返信日付とを各々個別
に送信することも可能であるが、伝送手順が複雑化して
しまうことがある。そこで、請求項4にかかる発明は、
請求項3に記載のデータ管理システムにおいて、上記更
新データ送信手段は、一のデータフォーマットに上記更
新データと更新日付と送信日付とを含めて送信する構成
としてある。すなわち、一のデータフォーマットに上記
更新データと更新日付と送信日付とを含めて送信するた
め、端末とホストコンピュータ間の伝送手順が簡略化さ
れる。もちろん、データフォーマットとはファイル形式
であってもよいし、電文形式であってもよく、特に限定
されるものではない。
【0015】上述したようにしてホストコンピュータ上
のデータをバージョン管理して更新を制御するとして
も、実体のある装置に限定される必要はなく、その方法
としても機能することは容易に理解できる。このため、
請求項5にかかる発明は、各種のデータを管理するホス
トコンピュータと、このホストコンピュータに通信線を
介して接続されて同ホストコンピュータ上のデータを更
新する複数の端末とからなるデータ管理システムにおい
て、同ホストコンピュータ側のデータを管理するための
データ管理方法であって、上記端末は、計時処理を行っ
て内部日付を管理するとともに、上記ホストコンピュー
タ上のデータに対する更新データを作成して更新日付を
取得し、同更新データと更新日付とを同ホストコンピュ
ータに送信し、上記ホストコンピュータは、各データに
対する最終更新日付を管理するとともに、上記更新デー
タに基づくデータ更新時に同更新データの更新日付と更
新対象データの最終更新日付との先後を比較し、同更新
日付が先の場合にデータ更新不可とし、同最終更新日付
が先の場合にデータ更新可能とする構成としてある。
【0016】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。発
明の思想の具現化例としてデータ管理システムを制御す
るソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを
記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用可能
である。その一例として、請求項6にかかる発明は、各
種のデータを管理するホストコンピュータと、このホス
トコンピュータに通信線を介して接続されて同ホストコ
ンピュータ上のデータを更新する複数の端末とからなる
データ管理システムにおいて、同ホストコンピュータ側
で動作してデータ管理を行うデータ管理プログラムを記
録した媒体であって、各データに対する最終更新日付を
管理するとともに、上記端末にて作成された更新データ
に基づくデータ更新時に同更新データの更新日付を取得
して更新対象データの最終更新日付との先後を比較し、
同更新日付が先の場合にデータ更新不可とし、同最終更
新日付が先の場合にデータ更新可能とする構成としてあ
る。
【0017】もちろん、その記録媒体は、磁気記録媒体
であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今
後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考
えることができる。また、一次複製品、二次複製品など
の複製段階については全く問う余地無く同等である。そ
の他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも
本発明が利用されていることにはかわりないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0018】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るデータ管理システムをブロック図により示している。
【0020】同図において、ホストコンピュータ10に
は通信回線20を介して複数の端末30が接続されてお
り、この通信回線20を介して各端末30からホストコ
ンピュータ10上のマスタデータを更新するなど、ホス
トコンピュータ上の各種データをメンテナンスすること
が可能である。実際のデータ更新は、端末30内の更新
データ作成部31において、ホストコンピュータ10上
の更新対象データに対する更新データを作成するととも
に、この更新データをデータ送信部32を介してホスト
コンピュータ10側に図2に示すようなデータフォーマ
ットの電文形式で送信し、ホストコンピュータ10は受
信した電文内容に従って自身のデータを更新することに
より行われる。
【0021】図2において、電文の先頭には送信日時が
配置されている。この送信日時は、データ送信部32が
電文送信するにあたり、送信時の現在時刻を時刻獲得部
33から取得して電文の先頭に付加する。この時刻獲得
部33は図示しない計時回路を備えて現在日時を計時し
ており、データ送信部32からの要求に応じて現在日時
を戻り値として返す構成としてある。従って、時刻獲得
部33が端末日付管理手段を構成する。
【0022】上記電文において、先頭の送信日時の次に
は更新データとその更新日付とからなる組データが繰り
返して配置される。この更新データは更新データ作成部
31において作成され、更新データ作成部31は同更新
データの作成時に、その作成日付を上述したものと同様
にして時刻獲得部33から取得して更新日付とし、同更
新データに更新日付を対応づけて記憶する。更新データ
の作成方法については、特に限定されることはないが、
所定のユーザインタフェースを利用して利用者に直接入
力させるようにしてもよいし、別の端末で作成した更新
データと更新日付とを記録した磁気記録媒体から読み込
むなどしてもよい。
【0023】更新データ作成部31は複数の更新データ
を作成し、同更新データと更新日付とからなる組データ
を記憶することが可能であり、データ送信部32は更新
データ作成部31に記憶された複数の組データをまとめ
て送信する。従って、図2に示すように一の電文には複
数の組データが存在することになるが、電文長はプロト
コル等の制約を受けない限り原理的には無限であるた
め、何ら問題が生じることはない。以上の意味におい
て、更新データ作成部31と、データ送信部32とが更
新データ送信手段を構成する。
【0024】上記のように端末30のデータ送信部32
を介して送信された電文はホストコンピュータ10側の
データ受信部11により受信される。このデータ受信部
11は電文を受信すると、時刻獲得部12に通知すると
ともに、受信した電文を更新時刻計算部13に転送す
る。この時刻獲得部12も上述した端末側の時刻獲得部
と同様に図示しない計時回路を備えて現在日時を計時し
ており、上記のようにデータ受信部11からの通知があ
ると、同現在時刻を更新時刻計算部13に出力する。こ
の意味において、時刻獲得部12がホストコンピュータ
日付管理手段を構成する。
【0025】更新時刻計算部13は、時刻獲得部12か
ら出力された現在時刻と上記電文の先頭に配置された送
信日付とを取得し、両者の差分を算出して電文送信元の
端末30とホストコンピュータ10との内部日付のずれ
を検知する。厳密には端末30の電文送信時とホストコ
ンピュータ10の電文受信時とでは若干のタイムラグは
あるものの、微小時間であるため無視することができ
る。更新時刻計算部13は、上記差分に基づいて受信し
た電文中の更新日付をホストコンピュータ10の内部日
付に換算し、各々の更新データと換算後の更新日付とを
更新判定部14に出力する。
【0026】更新判定部14は、各種のデータ15を図
示しない磁気ディスクに記録管理しており、更新時刻計
算部13から出力された更新データに基づいて対象とな
るデータ15を更新するとともに、各々のデータ15に
ついて最終更新日付を更新日付テーブル16として同様
に記録管理しており、データ更新時には更新時刻計算部
13から出力された更新日付に基づいて更新日付テーブ
ル16内の最終更新日付をあわせて更新する。
【0027】実際のデータ15の更新においては、更新
判定部14は更新時刻計算部13から出力された更新デ
ータの更新日付と、更新日付テーブル16を検索して取
得した同更新データに対応する最終更新日付との先後を
比較する。そして、前者の方が先の場合はデータ15を
更新しないで上記更新データと更新日付を破棄し、他
方、前者の方が後の場合には上記更新データに基づいて
データ15を更新するとともに、更新日付テーブル16
内の最終更新日付を上記更新日付に更新する。以上の意
味において、更新時刻計算部13と、更新判定部14と
が更新制御手段を構成する。
【0028】本実施形態においては、更新データが古い
場合に同更新データを破棄する構成としているが、もち
ろん、更新データを破棄するのみならず、その他の付加
機能を追加しても構わない。例えば、更新データを破棄
した場合に、同更新データをホストコンピュータ10側
でリスト出力して利用者に通知するようにしてもよい
し、ホストコンピュータ10と端末30との間で双方向
の通信が可能な場合は、その旨を端末30側に通知して
所定の表示器等に表示させるようにしてもよい。
【0029】また、ホストコンピュータ10のデータ1
5を更新可能な端末30が複数存在するため、適宜、バ
ッファを設けて複数の電文を同時に受信可能とし、順次
電文を処理するようにして通信タイムアウトを回避する
ようにしてもよいし、時分割処理により同時に複数の電
文を処理するようにしてもよい。ただし、後者の場合に
は同一のデータを互いに異なる電文処理により同時に更
新する可能性もあるため、更新対象データに更新ロック
をかけておく。このように、端末30上での更新日付を
ホストコンピュータ10上の内部日付に換算して統一管
理することにより、端末30相互の内部日付がずれてい
る場合でもホストコンピュータ10上のデータ15を最
新の状態に維持することができ、古い状態のデータ15
を使用することによる不正な演算結果が得られるなどの
不都合が生じることはない。
【0030】さらに、本実施形態においては、各種のハ
ードウェアを組み合わせてホストコンピュータ10上の
データ管理を行う構成としてあるが、図3のブロック図
に示すようにソフトウェアを適用してデータ管理を行う
ことも可能であり、適宜、変更してもかまわない。同図
において、ホストコンピュータ10は、通信インタフェ
ース110を備えて各端末30との間で通信可能として
あるとともに、CPU120やRAM130等からなる
プログラム実行環境を備えており、図示しない磁気ディ
スクに記録したデータ管理プログラム140をRAM1
30のメモリ空間に常駐させてある。
【0031】このデータ管理プログラム140は、上述
したものと同様にしてホストコンピュータ10上の各種
データ150と、この各種データ150に対する更新日
付テーブル160とを上記磁気ディスク内に記録管理し
ており、上述したように端末30からの電文を着信する
と図4のフローチャートに示す処理を実行する。同図に
おいて、ステップS210では、図示しない計時回路か
ら現在時刻を取得するとともに、端末から送信される電
文を受信してRAM130のメモリ空間上に展開する。
この電文の受信が完了するとステップS220におい
て、ステップS210で取得した現在時刻と、上記電文
の先頭に配置された送信日時との差分から、同メモリ空
間上に展開した電文中の更新日付をホストコンピュータ
10の内部日付に換算して置き換える。
【0032】次のステップS230では、最初の更新デ
ータと更新日付とからなる組データを取り出すととも
に、更新対象データの最終更新日付を更新日付テーブル
160から取得する。ステップS240では、同更新日
付と最終更新日付との先後を比較し、同更新日付の方が
先であれば上記更新データは古いものと判断してステッ
プS250で取り出した組データを破棄する。一方、上
記更新日付の方が後であれば、上記更新データが最新の
データであると判断してステップS260で同更新デー
タに基づいてデータ150を更新するとともに、更新日
付テーブル160内の最終更新日付を同更新日付に置き
換えて記録する。そして、ステップS270では最後の
組データか否かを判定し、最後の組データでなければ次
の組データを取り出して同様の処理を行い、最後のデー
タを取り出すまで繰り返される。
【0033】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。端末30からホストコンピュー
タ10上のデータ15を更新する場合、予め端末30側
の更新データ作成部31において更新データを作成して
記憶しておく。この更新データの作成時には、時刻獲得
部33によりその更新日付が取得され、同更新日付は同
更新データに対応づけられて更新データ作成部31に記
憶される。実際にホストコンピュータ10上のデータ1
5を更新する場合、上記のように更新データ作成部31
に記憶された更新データと更新日付とを、データ送信部
32を介してホストコンピュータ10側に電文形式で送
信する。このとき、データ送信部32は時刻獲得部33
から現在日時を取得して送信電文の先頭に送信日付とし
て付加する。
【0034】ホストコンピュータ10は、端末30から
送信された電文をデータ受信部11により受信し、デー
タ受信部11は同電文を受信すると時刻獲得部12に通
知するとともに、受信した電文を更新時刻計算部13に
転送する。時刻獲得部12はデータ受信部11からの通
知を受けて現在時刻を更新時刻計算部13に出力する。
すると、更新時刻計算部13は、時刻獲得部12から出
力された現在時刻と電文の先頭に配置された送信日付と
を取得し、両者の差分を算出して電文送信元の端末30
とホストコンピュータ10との内部日付のずれを検知す
る。そして、更新時刻計算部13は、上記差分に基づい
て受信した電文中の更新日付をホストコンピュータ10
の内部日付に換算し、各々の更新データと換算後の更新
日付とを順次更新判定部14に出力する。
【0035】更新判定部14は、更新時刻計算部13か
ら出力された更新日付と、更新日付テーブル16を検索
して取得した更新対象データに対応する最終更新日付と
の先後を比較する。ここにおいて、前者の方が先の場合
はデータ15を更新しないで上記更新データと更新日付
を破棄する。一方、前者の方が後の場合には上記更新デ
ータに基づいてデータ15を更新するとともに、更新日
付テーブル16内の更新対象データに対応する最終更新
日付を上記更新日付に更新する。従って、ホストコンピ
ュータ10上のデータ15は常に最新の状態が維持され
ることになり、古いデータを用いることによる不正な演
算結果が得られることもない。
【0036】このように、各種のデータ15を管理する
ホストコンピュータ10と、通信回線20を介してデー
タ15を更新する端末30とからなるデータ管理システ
ムにおいて、端末30側で予め更新データを作成して更
新日付とあわせてホストコンピュータ10に送信し、ホ
ストコンピュータ10は、データ15の最終更新日付を
更新日付テーブル16に管理するとともに、端末30か
ら送信された更新データに基づくデータ15の更新時に
上記更新日付と更新対象データの最終更新日付との先後
を比較し、前者が後の場合に限ってデータ15を更新す
るようにしたため、データ15を常に最新の状態に維持
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、端末から
更新データをホストコンピュータに送信してデータを更
新するにあたり、同更新データに更新日付をあわせて送
信し、同ホストコンピュータ側は、各データの最終更新
日付を管理し、データの更新時に端末から送信された更
新データの更新日付と更新対象データの最終更新日付と
の先後を比較して同更新日付が先の場合に限りデータを
更新するようにしたため、ホストコンピュータ上のデー
タを常に最新の状態に維持することが可能なデータ管理
システムを提供することができる。
【0038】また、請求項2にかかる発明によれば、端
末の内部日付を統一管理したため、端末相互間での内部
日付のずれにより古いデータに更新されてしまうことは
ない。さらに、請求項3にかかる発明によれば、各端末
の内部日付をホストコンピュータの内部日付に換算する
ようにしたため、端末間での内部日付を一致させる必要
が無く煩わしくない。さらに、請求項4にかかる発明に
よれば、一のデータフォーマットでまとめて送信するよ
うにしたため、伝送手順を簡略化することができる。
【0039】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
ホストコンピュータ上のデータを常に最新の状態に維持
することが可能なデータ管理方法を提供することができ
る。さらに、請求項6にかかる発明によれば、ホストコ
ンピュータ上のデータを常に最新の状態に維持すること
が可能なデータ管理プログラムを記録した媒体を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるデータ管理システ
ムのシステム概要を示すブロック図である。
【図2】送信電文のデータフォーマットを示す概略図で
ある。
【図3】変形例にかかるデータ管理システムのシステム
概要を示すブロック図である。
【図4】データ管理プログラムのフローチャートであ
る。
【図5】従来例にかかるデータ管理システムのシステム
概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ 11…データ受信部 12…時刻獲得部 13…更新時刻計算部 14…更新判定部 15…データ 16…更新日付テーブル 20…通信回線 30…端末 31…更新データ作成部 32…データ送信部 33…時刻獲得部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種のデータを管理するホストコンピュ
    ータと、このホストコンピュータに通信線を介して接続
    されて同ホストコンピュータ上のデータを更新する複数
    の端末とからなるデータ管理システムであって、 上記端末は、 計時処理を行って内部日付を管理する端末日付管理手段
    と、 上記ホストコンピュータ上のデータに対する更新データ
    を作成するとともに、更新日付を上記端末日付管理手段
    により取得し、同更新データと更新日付とを同ホストコ
    ンピュータに送信する更新データ送信手段を備え、 上記ホストコンピュータは、 各データに対する最終更新日付を管理する更新日付管理
    手段と、 上記更新データに基づくデータ更新時に同更新データの
    更新日付と更新対象データの最終更新日付との先後を比
    較し、同更新日付が先の場合にデータ更新不可とし、同
    最終更新日付が先の場合にデータ更新可能とする更新制
    御手段とを具備することを特徴とするデータ管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ管理システ
    ムにおいて、 上記各端末の内部日付を統一して管理したことを特徴と
    するデータ管理システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のデータ管理システ
    ムにおいて、 上記更新データ送信手段は、上記更新データと更新日付
    の送信時に送信日付をあわせて送信するとともに、 上記ホストコンピュータは、計時処理を行って内部日付
    を管理するホストコンピュータ日付管理手段を備え、 上記更新制御手段は、上記更新データの着信時に上記ホ
    ストコンピュータ日付管理手段の内部日付を取得すると
    ともに、同内部日付と上記送信日付との差分から上記更
    新日付を同内部日付に基づく更新日付に換算して上記最
    終更新日付との先後を比較し、 上記更新日付管理手段は、換算後の更新日付に基づいて
    最終更新日付を管理することを特徴とするデータ管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のデータ管理システ
    ムにおいて、 上記更新データ送信手段は、一のデータフォーマットに
    上記更新データと更新日付と送信日付とを含めて送信す
    ることを特徴とするデータ管理システム。
  5. 【請求項5】 各種のデータを管理するホストコンピュ
    ータと、このホストコンピュータに通信線を介して接続
    されて同ホストコンピュータ上のデータを更新する複数
    の端末とからなるデータ管理システムにおいて、同ホス
    トコンピュータ側のデータを管理するためのデータ管理
    方法であって、 上記端末は、 計時処理を行って内部日付を管理するとともに、上記ホ
    ストコンピュータ上のデータに対する更新データを作成
    して更新日付を取得し、同更新データと更新日付とを同
    ホストコンピュータに送信し、 上記ホストコンピュータは、 各データに対する最終更新日付を管理するとともに、上
    記更新データに基づくデータ更新時に同更新データの更
    新日付と更新対象データの最終更新日付との先後を比較
    し、同更新日付が先の場合にデータ更新不可とし、同最
    終更新日付が先の場合にデータ更新可能とすることを特
    徴とするデータ管理方法。
  6. 【請求項6】 各種のデータを管理するホストコンピュ
    ータと、このホストコンピュータに通信線を介して接続
    されて同ホストコンピュータ上のデータを更新する複数
    の端末とからなるデータ管理システムにおいて、同ホス
    トコンピュータ側で動作してデータ管理を行うデータ管
    理プログラムを記録した媒体であって、 各データに対する最終更新日付を管理するとともに、上
    記端末にて作成された更新データに基づくデータ更新時
    に同更新データの更新日付を取得して更新対象データの
    最終更新日付との先後を比較し、同更新日付が先の場合
    にデータ更新不可とし、同最終更新日付が先の場合にデ
    ータ更新可能とすることを特徴とするデータ管理プログ
    ラムを記録した媒体。
JP9220519A 1997-08-15 1997-08-15 データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体 Pending JPH1165904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220519A JPH1165904A (ja) 1997-08-15 1997-08-15 データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220519A JPH1165904A (ja) 1997-08-15 1997-08-15 データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165904A true JPH1165904A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16752296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9220519A Pending JPH1165904A (ja) 1997-08-15 1997-08-15 データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165904A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005308708A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置
JP2009087184A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データバックアップ方法、情報処理装置、復元処理装置、プログラム及び記録媒体
US7917746B2 (en) * 2000-04-03 2011-03-29 Thomas Licensing S.A. Authentication of data transmitted in a digital transmission system
US8001098B2 (en) 2006-12-26 2011-08-16 International Business Machines Corporation Database update management

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7917746B2 (en) * 2000-04-03 2011-03-29 Thomas Licensing S.A. Authentication of data transmitted in a digital transmission system
JP2005308708A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置
US8001098B2 (en) 2006-12-26 2011-08-16 International Business Machines Corporation Database update management
JP2009087184A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データバックアップ方法、情報処理装置、復元処理装置、プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070288835A1 (en) Apparatus, computer readable medium, data signal, and method for document management
CN112328675A (zh) 异构数据转换方法、装置、设备及存储介质
US20070088783A1 (en) Collaboration apparatus between information processing systems, integrated information processing system, and recording medium storing a collaboration program between information processing systems
CN113094430B (zh) 一种数据处理方法、装置、设备以及存储介质
CN111444278B (zh) 数据同步方法、装置及中转服务器
KR101467583B1 (ko) 미디어-장치 컨텐츠에 대한 변화를 식별하기 위한 객체-기반 프로토콜 활용 방법 및 실체적인 기계-판독가능 매체
US20020062157A1 (en) Schedule execution managing apparatus and method
US6711592B2 (en) Information processing system
JPH1165904A (ja) データ管理システム、データ管理方法およびデータ管理プログラムを記録した媒体
JP2000132603A (ja) 分散環境におけるスケジュールデータ管理方法および装置とスケジュールデータ管理プログラムを記録した記録媒体
JP2000284998A (ja) データ更新制御システム、データ更新制御方法、その方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2021189283A1 (zh) 数据处理方法、装置、电子装置及存储介质
JPH113368A (ja) 分散環境におけるスケジュールデータ管理方法及びシステム及びスケジュールデータ管理プログラムを格納した記憶媒体
JP2002007441A (ja) 分散データベースシステム
US20200265067A1 (en) Method of Synchronizing A Node Database With A Master Database, Device
JPH09265424A (ja) 分散ファイルの同期システムと方法
JP2000148563A (ja) 複数サーバ計算機システム
JPH0877053A (ja) 複製データベース反映装置及び複製データベース反映方法
JP2991026B2 (ja) ファクシミリメール装置と通信履歴情報の通信方法
JP2004038349A (ja) ネットワーク上のデータベース更新システム
JPH11120059A (ja) ネットワークシステム
JP2977518B2 (ja) 移動データ処理システムと移動端末器のデータ一致性制御方法
CN112000678A (zh) 数据同步方法、装置、服务器及存储介质
JP2000293454A (ja) データ通信装置、データ通信方法、および記録媒体
JPH05101020A (ja) ネツトワーク自動設定装置