JPH1155756A - 家電機器及びその制御方法 - Google Patents

家電機器及びその制御方法

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JPH1155756A
JPH1155756A JP9224248A JP22424897A JPH1155756A JP H1155756 A JPH1155756 A JP H1155756A JP 9224248 A JP9224248 A JP 9224248A JP 22424897 A JP22424897 A JP 22424897A JP H1155756 A JPH1155756 A JP H1155756A
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JP
Japan
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program
request
home
control
appliance
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JP9224248A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kubo
剛 久保
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2台の機器の動作を同時に制御することがで
きなかった。 【解決手段】 オペレータ1は、ユーザが直接操作を行
う機器である。ユーザが操作を行う場合、オペレータ1
は制御する機器からリクエスト・プログラムをロードし
てこれを実行する。ユーザはそのリクエスト・プログラ
ムの機能を呼び出すことにより、制御したい機器の制御
を行うことができる。ソース2はコンテンツデータを送
出する機器であり、デスティネーション3はコンテンツ
データを受信する機器である。そして、セレクタ4はネ
ットワークに接続されている全ての機器を監視し、例え
ば、所定のデスティネーション3に対するソース2にな
りうる機器のリストを作成して送信することができる。
また、所望の機器に関するデータを送信することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続されている複数の家電機器の間で行われるデータの送
受信を制御するための家電機器の制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、映像・音楽データのデジタル化が
進み、インターネットなどの通信手段を用いてそのデー
タの送受信を行う等、通信回線を介してのAVデータの
送受信が多々見られるようになってきた。このような状
況を考えると、AV機器も従来のように専用ケーブルで接
続された2台の機器間でAVデータの送受信を行うだけ
ではなく、デジタル通信回線で接続された複数の機器の
うち任意の機器間でAVデータの送受信を行うことが可
能になると考えられる。例えば、2台のビデオを用いて
ダビングを行うという作業は現在でも行われているが、
ダビングを行うには、映像信号用と音声信号用とで別々
のケーブルを用いて、一方のビデオの映像信号及び音声
信号の出力端子と他方のビデオの映像信号及び音声信号
の入力端子とを接続し、それぞれのビデオに対して操作
ボタンを操作して、一方のビデオを再生モードにすると
同時に他方のビデオを記録モードにする必要があった。
【0003】しかし、AV機器のデジタル化が進み、2台
のビデオでダビングを行う場合等、複数のAV機器間で
デジタル映像・音声データの送受信を行う場合、これら
のAVデータはネットワークを通じて一方の機器から他
方の機器に対して送信されることが予測される。同時
に、ネットワークを介して一方の機器から他方の機器に
対して動作制御を行うことも考えられる。
【0004】このようなネットワークに接続されたAV機
器において、ある機器の制御を別の機器から行うという
提案はいくつか行われている。そして、通信回線を用い
てAV機器を制御する方法はすでに種々のものが提案され
ているが、中でも「機器が自分自身の制御を行うプログ
ラムを保持し、ユーザは直接操作する機器にそのプログ
ラムをロードすることによって、その機器の制御を行
う」といった制御形式は、制御プログラムを機器固有の
ものにカスタマイズでき、しかもそのプログラムの管理
が簡単になるといったことから有望な制御形式の一つと
考えられ、例えば特開平8−19060号に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なプログラムをロードして行う制御形式では、1台の機
器を制御することしか想定しておらず、同時に複数の機
器を制御することは考えられていない。すなわち、ダビ
ングを行う場合などでは、2台の機器の動作を同時に制
御しなければならないが、このようなことを行うことが
できなかった。
【0006】また、特開平8−19060号に開示されている
制御システムは、制御される機器からロードされるプロ
グラムに対応する制御オブジェクトが、ネットワークへ
の接続時にロードされるため、AV機器制御装置が制御し
ていない状態にある場合でも、その制御オブジェクトを
AV機器制御装置のメモリ空間に保持しておかなければな
らない。これはメモリ空間に冗長な部分を作るととも
に、このために大きなメモリ空間を用意しなければなら
ず、また、ネットワークに接続されるAV機器が多くな
るとメモリ空間が足りなくなり、対応できなくなる恐れ
があるという課題があった。
【0007】そこで本発明は、このような課題を解決す
るために、送受信を行う各機器に対してその制御を要求
するためのプログラム(リクエスト・プログラム)を、
制御を行う際に呼び出して、それぞれのプログラム同士
でプログラム間通信を行って双方が連携して制御を行う
ようにした。そして、このことにより、本発明では、多
くの機器がネットワークに接続されていても少ないメモ
リ空間で対応することができ、また、同時に複数の機器
を連携して制御すること等を可能にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したことを達成する
ための手段として、以下の家電機器及びその制御方法を
提供しようとするものである。
【0009】1.ネットワークに接続された複数の家電機
器のうち、任意の家電機器間でのコンテンツデータの送
受信を制御する家電機器の制御方法であって、前記複数
の家電機器から操作制御を行うクライアントと、コンテ
ンツデータの送受信を行う複数のサーバとが選択され、
前記各サーバは、自分自身の動作制御を行うコントロー
ル・プログラムと、このコントロール・プログラムに対
して制御要求を行うリクエスト・プログラムとを少なく
とも有し、前記クライアントは、操作を行う際に供給さ
れる前記各サーバの前記リクエスト・プログラムを格納
して、前記各サーバ間でのコンテンツデータの送受信を
制御することを特徴とする家電機器の制御方法。
【0010】2.上記1記載の家電機器の制御方法におい
て、前記ネットワーク上を送受信される各制御信号は、
HTTPプロトコルに基いて送受信されることを特徴と
する家電機器の制御方法。
【0011】3.上記1記載の家電機器の制御方法によっ
て制御される家電機器であって、コンテンツデータの送
受信を行う前記各サーバを選択する際に、ネットワーク
に接続されている自分自身を含む全ての家電機器の中か
らコンテンツデータの送信または受信可能な前記サーバ
を抽出し、そのリストを作成して前記クライアントにそ
のリストを送信すると共に、前記クライアントにより選
択された前記サーバに対してコンテンツデータの受信ま
たは送信可能な前記サーバを抽出し、そのリストを作成
して前記クライアントにそのリストを送信することを特
徴とする家電機器。
【0012】4.ネットワークに接続された自分自身を含
む複数の家電機器のうち、任意の家電機器間でのコンテ
ンツデータの送受信を制御する家電機器であって、自分
自身の動作制御を行うコントロール・プログラムとこの
コントロール・プログラムに対して制御要求を行うリク
エスト・プログラムとを少なくとも有する家電機器のう
ち、コンテンツデータの送受信を行う家電機器に対して
前記リクエスト・プログラムの送信要求を行い、受信し
た前記リクエスト・プログラムを実行してネットワーク
に接続された家電機器間でのコンテンツデータの送受信
を制御することを特徴とする家電機器。
【0013】5.上記4記載の家電機器であって、送信側
の家電機器と受信側の家電機器とを同時に制御する場合
に、受信した双方の前記リクエスト・プログラム間で通
信を行って、一方の前記リクエスト・プログラムに含ま
れる所定の制御要求に対応して他方の前記リクエスト・
プログラムに含まれる所定の制御要求も送信するように
したことを特徴とする家電機器。
【0014】6.上記4または5記載の家電機器であっ
て、請求項3記載の家電機器に対してコンテンツデータ
の送信または受信可能な家電機器のリストを要求し、受
信した前記リストから所望の家電機器を選択して、その
家電機器に対してリクエスト・プログラムの送信を要求
することを特徴とする家電機器。
【0015】7.ネットワークに接続された家電機器であ
って、自分自身の動作制御を行うコントロール・プログ
ラムと、このコントロール・プログラムに対して制御要
求を行うリクエスト・プログラムとを少なくとも有し、
前記リクエスト・プログラムの送信を要求してきた家電
機器に対して前記リクエスト・プログラムを送信すると
共に、受信した前記リクエスト・プログラムに含まれる
制御要求に対応して前記コントロール・プログラムを実
行することを特徴とする家電機器。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の家電機器の制御方法の一
実施の形態は、映像データや音声データなどのコンテン
ツデータの送受信を行う各家電機器から、それぞれ送信
及び受信を制御するためのプログラム(リクエスト・プ
ログラム)をロードし、これらのプログラムの間でプロ
グラム間通信を行うことにより、各機器で連携した動作
を行わせ、コンテンツデータの送受信を行っている。ま
た、このときに送受信を行う機器をネットワーク上の多
くの機器から簡単に選択するため、制御に先立ってネッ
トワーク上にある機器を把握するための機器(後述する
セレクタ4)を有している。
【0017】以下、各機器は、既にネットワークに接続
されているものとして説明を行う。なお、送受信を行う
ためにネットワーク上を流れる各プログラムやこれらの
プログラムに基く各制御要求は、どのようなプロトコル
を使用しても良いが、HTTPプロトコル等の一般的な
プロトコルを用いることにより、インターネット等、外
部との通信を行う機器との親和性やネットワークの管理
などを簡単に行うことができる。
【0018】まず、ネットワークを用いた基本的な制御
について説明する。ネットワークを用いて同時に制御を
行う機器が複数ある場合でも、基本的にはこの機器をク
ライアントB側とサーバA側の2種類に分けることがで
きる。すなわち、クライアントB側の機器が制御の要求
を出し、サーバA側の機器がその要求を受信して要求に
応じた制御を行う。ここで、サーバAは、リクエスト・
プログラムとコントロール・プログラムの2つのプログ
ラムを保持する必要がある。リクエスト・プログラム
は、クライアントBからサーバAの制御を要求するため
のプログラムであり、コントロール・プログラムはその
要求に応じて実際にサーバA自身の制御を行うためのプ
ログラムである。
【0019】そして、リクエスト・プログラムは、クラ
イアントBからの要求に応じてクライアントBへロード
され、クライアントBはこのリクエスト・プログラムを
ロードして実行する。また、このリクエスト・プログラ
ムはいくつかの機能を有しており、図4に示した基本的
なリクエスト・プログラムのアルゴリズムのように、ク
ライアントBはその機能を呼び出すことによって(ステ
ップ101→yes)、サーバAに対して制御要求を行う(ス
テップ102)。コントロール・プログラムは、サーバA
に保持されており、図5にその基本的なコントロール・
プログラムのアルゴリズム示すように、クライアントB
から供給される制御要求に対応して(ステップ103→ye
s)、サーバA自身の制御を行う(ステップ104)。
【0020】以後、単にプログラムとした場合、リクエ
スト・プログラムを指すものとする。そして、ネットワ
ークに接続されている機器がこれら2種類のプログラム
を有している場合、その機器はサーバAとして動作可能
である。
【0021】一方、クライアントBは、プログラムのブ
ラウズ機能を有している。このブラウズ機能とは、必要
に応じてサーバAに対して上記したリクエスト・プログ
ラムのロード要求を行い、その結果サーバAからプログ
ラムがロードされた場合には、このプログラムを受け取
って実行する機能である。また、クライアントBは、2
つ以上のサーバA(機器)から同時にそれらのリクエス
ト・プログラムをロードし、実行することができる。こ
のとき、これらのリクエスト・プログラム間で通信を行
い、互いの機能を連携させて実行することができる。そ
して、ネットワークに接続されている機器がプログラム
のブラウズ機能を有している場合、その機器はクライア
ントBとして動作可能である。
【0022】以上のようなサーバA及びクライアントB
による家電機器の制御方法を実現するために、この一実
施の形態では、ネットワークに接続されている多くの機
器から制御する機器を選択するために機器セレクタ4を
用いている。この一実施の形態を説明するために、図1
に構成例を示す。同図に示す、各機器1〜4は、以下の
機能を有している。
【0023】オペレータ1は、ユーザが直接操作を行う
機器である。ユーザが操作を行う場合、オペレータ1は
制御する機器(サーバA)からリクエスト・プログラム
をロードしてこれを実行する。ユーザはそのリクエスト
・プログラムの機能を呼び出すことにより、制御したい
機器(サーバA)の制御を行うことができる。このオペ
レータ1はクライアントBとして動作可能である。
【0024】ソース2はコンテンツデータを送出する機
器であり、デスティネーション3はコンテンツデータを
受信する機器である。そして、セレクタ4はネットワー
クに接続されている全ての機器を監視し、要求があれば
ネットワークに接続されている全ての機器を対象にして
リストを作成する。例えば、所定のデスティネーション
3に対するソース2になりうる機器のリスト要求を受信
した場合には、そのリストを作成して送信することがで
きる。また、所望の機器に関する情報の問い合わせを受
信した場合にも、それに関するデータを送信することが
できる。なお、これらのリストのデータの形式などは特
に限定されない。
【0025】このようなセレクタ4は、サーバAとして
ある機器内もしくは単独の機器としてネットワークに接
続されているが、ある機器がネットワークに接続されて
いる他の機器の情報を取得できればその目的を達成する
ので、このセレクタ4は、単独で存在するのではなく、
このような機能を各機器が持つという方法もひとつの手
段として考えられる。
【0026】この場合は、ネットワークを用いてリスト
に関する通信を行わない分だけそのオーバーヘッドを減
らすことができるが、各機器がその機能を維持するため
に、各々の機器がネットワーク内を探索するため、逆に
ネットワークに負荷がかかる可能性もある。どちらの方
法が良いかは、実際に使用されるネットワークや接続さ
れる機器の状態等によって異なる。なお、オペレータ1
を除く全ての機器2〜4はサーバAとして動作可能であ
る。
【0027】また、ソース2とデスティネーション3は
お互い異なる家電機器となる。そして、オペレータ1及
びセレクタ4はソース2もしくはデスティネーション3
と同じ家電機器であっても良い。例えば、図2に示す場
合では、チューナ5をソース2とし、TV6をオペレー
タ1,デスティネーション3及びセレクタ4として動作
させている。
【0028】そして、コンテンツデータの送受信はソー
ス2とデスティネーション3との間で行われる。オペレ
ータ1は、これらの機器からリクエスト・プログラムを
ロードし、同時に実行させる。ここで、ある機器Dがデ
スティネーション3であるときに、機器Sがそのソース
2として動作する可能性があるとき、機器Sは機器Dの
ソース2になりうる(ソース2として動作可能である)
という。
【0029】ここで、機器セレクタ4,ソース2,デス
ティネーション3のリクエスト・プログラムをそれぞ
れ、セレクタ・プログラム,ソース・プログラム,デス
ティネーション・プログラムとすると、これらのプログ
ラムはそれぞれ次に示す機能を備える必要がある。
【0030】[セレクタ・プログラム] (1)デスティネーション検出機能 この機能を実行すると、機器セレクタ4のコントロール
・プログラムはネットワークに接続されている全ての機
器からデスティネーション3になりうる機器を選出し、
そのリストを作成してクライアントBに渡す。 (2)ソース検出機能 この機能を実行すると、機器セレクタ4のコントロール
・プログラムはネットワークに接続されている全ての機
器から、所定のデスティネーション3に対するソース2
になりうる機器を選出し、そのリストを作成してクライ
アントBに渡す。 (3)セレクト機能 この機能を実行すると、機器セレクタ4は選択された機
器に関する情報(機器データ)をクライアントBに伝え
る。クライアントBはこの情報をもとにソース2からソ
ース・プログラムをロードする。
【0031】[ソース・プログラム] (1)再生機能 この機能を実行すると、ソース2はデータの送出を始め
る。 (2)停止機能 この機能を実行すると、ソース2はデータの送出を停止
する。
【0032】[デスティネーション プログラム] (1)記録機能 この機能を実行すると、デスティネーション3はデータ
の受信を始める。 (2)停止機能 この機能を実行すると、デスティネーション3はデータ
の受信を停止する。そして、以上の各プログラムのう
ち、セレクタ・プログラムの基本的なアルゴリズムを図
6に示し、以下に説明する。
【0033】まず、初期段階として、ネットワークに接
続されている全ての機器のうち、デスティネーション3
となりうる機器のリストを作成する(ステップ111)。
そして、このリストの中から任意の機器を選択し(ステ
ップ112)、その選択した機器の機器データを取得する
(ステップ113)。次に、この選択した機器(デスティ
ネーション3)のソース2となりうる機器のリストを作
成する(ステップ114)。そして、このリストの中から
任意の機器を選択し(ステップ115)、その選択した機
器の機器データを取得する(ステップ116)。
【0034】この状態で、セレクタ・プログラムの機能
が呼び出されると(ステップ117→yes)、その呼び出さ
れた機能の種類を判断する(ステップ118)。その結
果、ソース検出機能であればソース2となりうる機器の
リストを作成し(ステップ119)、デスティネーション
検出機能であればデスティネーション3となりうる機器
のリストを作成し(ステップ120)、セレクト機能であ
れば選択された機器の機器データを取得する(ステップ
121)。
【0035】[プログラムの起動]ここで起動時のネッ
トワークの通信手順について図7と共に説明する。ま
ず、オペレータ1はセレクタ4に対してセレクタ・プロ
グラムのロード要求を出す(ステップ1)。ロード要求
をうけたセレクタ4はセレクタ・プログラムをオペレー
タ1に送信する(ステップ2)。そして、オペレータ1
はセレクタ・プログラムを受信して実行する(ステップ
3)。
【0036】オペレータ1で実行されたセレクタ・プロ
グラムは、セレクタ4に対してデスティネーション検出
機能を実行し、デスティネーション3となりうる機器の
リスト(デスティネーションリスト)を要求する(ステ
ップ4)。セレクタ4はこの要求を受け、デスティネー
ションリストを作成し、オペレータ1(セレクタ・プロ
グラム)に送信する(ステップ5)。
【0037】次に、オペレータ1はデスティネーション
リストの中から任意に1つの機器(デスティネーション
3)を選択し、セレクタプログラムのセレクト機能を実
行して、選択した機器に関する情報をセレクタ4に要求
する(ステップ6)。要求を受けたセレクタ4は機器に
関する情報をオペレータ1に送出する(ステップ7)。
オペレータ1は、情報を受け取った機器(デスティネー
ション3)に対して、デスティネーション・プログラム
のロード要求を実行する(ステップ8)。ロード要求を
受けたデスティネーション3は、デスティネーション・
プログラムをオペレータ1に送出する(ステップ9)。
オペレータ1はデスティネーション・プログラムを受信
し、実行する(ステップ10)。
【0038】また、オペレータ1は、セレクタ・プログ
ラムのソース検出機能を実行し、先に選択したデスティ
ネーション3に対してソース2となりうる機器のリスト
(ソースリスト)をセレクタ4に要求する(ステップ1
1)。セレクタ4はこの要求を受け、ネットワークに接
続されている全ての機器の中から選択したデスティネー
ション3に対するソース2となりうる機器を抽出してソ
ースリストを作成し、オペレータ1(セレクタ・プログ
ラム)に送信する(ステップ12)。
【0039】オペレータ1はソースリストの中から任意
に1つの機器(ソース2)を選択し、セレクタ・プログ
ラムのセレクト機能を実行して、選択した機器に関する
情報をセレクタ4に要求する(ステップ13)。要求を
受けたセレクタ4は機器に関する情報をオペレータ1に
送出する(ステップ14)。オペレータ1は、情報を受
け取った機器(ソース2)に対して、ソース・プログラ
ムのロード要求を行う(ステップ15)。ロード要求を
受けたソース2はソース・プログラムをオペレータ1に
送出する(ステップ16)。オペレータ1はソース・プ
ログラムを受信し、実行する(ステップ17)。
【0040】以上説明した手順によって、プログラムの
起動を行う。ここで、ユーザは、オペレータ1を操作し
てセレクタ4を用いることにより、デスティネーション
3及びソース2にとして適当な機器を選択して割り当て
ている。このとき、デスティネーション検出機能及びソ
ース検出機能により既に選択された機器がユーザの目的
とする機器だけならば、特に操作をする必要はない。し
かし、機器を新たに選択する(複数の機器の中から選択
する)ときは、ユーザは、デスティネーションリストま
たはソースリストから所望の機器を選択する必要があ
る。そして、デスティネーション3を選択した後は、上
記ステップ4〜ステップ10の手順を行ってデスティネ
ーション・プログラムのロードと実行を行い、ソース2
を選択した後は、上記ステップ11〜ステップ17の手
順を行ってソース・プログラムのロードと実行を行う。
【0041】[ソース2の選択]ここで、上記ステップ
13以降で示されたソース2の選択についてさらに説明
する。まず、ユーザは、オペレータ1を操作してソース
リストの中から所望のソース2を選択する。オペレータ
1はユーザが選択した機器(ソース2)の情報をセレク
タ4に要求する(ステップ13)。セレクタ4は、要求
された機器の情報をオペレータ1に送信する(ステップ
14)。そして、オペレータ1は得た機器(ソース2)
の情報を参照して、この機器に対してソース・プログラ
ムのロードを要求する(ステップ15)。ロード要求を
受けた機器はソース・プログラムをオペレータ1に対し
てロードする(ステップ16)。オペレータ1はプログ
ラムを受信し、実行する(ステップ17)。
【0042】[データの送受信開始]ソース2及びデス
ティネーション3が決定されると、ソース2からデステ
ィネーション3へデータの送信が行われる。このデータ
の送受信は、まず、オペレータ1に格納されたソース・
プログラムの再生機能を実行すると共に、デスティネー
ション・プログラムの記録機能を実行することにより開
始される。ここで、ソース2及びデスティネーション3
間でデータの送受信を確実にするために、何らかのタイ
ミング処理などを行うことが望ましい。
【0043】また、再生機能や記録機能はユーザが直接
その機能を実行してもよいが、操作を簡略にするため、
どちらか一方の機能から他方の機能を呼び出す方が望ま
しい。例えば、ユーザがデスティネーション・プログラ
ムの記録機能を実行した場合、まず、ソース2の再生機
能を実行し、それから記録機能を実行するようにする。
このとき、必要に応じてデスティネーション・プログラ
ムは、セレクタ4に対してソース2となっている機器を
問い合わせる。
【0044】[データの送受信の停止]データの送受信
の停止は、デスティネーション・プログラムの停止機能
を実行すると共に、ソース・プログラムの停止機能を実
行することにより行われる。ここでも、ソース2及びデ
スティネーション3間でデータの送受信を確実にするた
めに、何らかのタイミング処理などを行うことが望まし
い。また、両プログラムの停止機能はユーザが直接その
機能を実行してもよいが、操作を簡略にするため、一方
の停止機能を実行すると他方の停止機能も呼び出して実
行する方が望ましい。
【0045】
【実施例】
[実施例1]まず、本発明の家電機器の制御方法の第1
の実施例を図面と共に説明する。図2は、本発明の家電
機器の制御方法の第1の実施例を示す構成図である。
【0046】同図において、チューナ5及びTV6はそ
れぞれネットワークに接続されているAV機器である。こ
れらのAV機器は次の条件を満たしている。チューナ5
はサーバAであり、図8に示すソース・プログラムを有
するソース2として機能する。また、TV6はサーバA
及びクライアントBの両方の役割を有しており、図10
に示すデスティネーション・プログラムおよび図6に示
したセレクタ・プログラムを有するオペレータ1、デス
ティネーション3及びセレクタ4として機能する。
【0047】以下、TV6によってチューナ5で受信し
た番組を見る場合の手順を示す。まず、図7と共に説明
した上記の[プログラムの起動]を実行して、チューナ
5のソース・プログラムをTV6に送信する。このと
き、TV6のデスティネーション・プログラムは起動時
に記録機能を実行して、TV6を受信状態にする。そし
て、ソース・プログラムは自動時に再生機能を実行する
ので、チューナ5からのデータは送信状態となる。この
時点で、チューナ5で受信した番組の映像信号や音声信
号をTV6で受信することができる。
【0048】そして、ユーザは見たい番組を選局するた
め、TV6を操作してソース・プログラムのチャンネル
選択機能を用いて見たい番組をチューナ5に要求する。
要求を受けたチューナ5のコントロール・プログラムは
チャンネルをユーザの希望するチャンネルに変更する。
このようにして、ユーザはチューナ5を直接操作するこ
となく、希望する番組を見ることができる。
【0049】ここで、図8及び図9にチューナ5のソー
ス・プログラム及びコントロール・プログラムの例を示
し、また、図10及び図11にTV6のデスティネーシ
ョン・プログラム及びコントロール・プログラムの例を
示して以下に説明する。図8に示すチューナ5のソース
・プログラムは、オペレータ1であるTV6にロードさ
れて動作するものである。
【0050】まず、プログラムの起動と同時にチューナ
5に対して受信データ(番組)の送信開始を要求する
(ステップ21)。そして、機能が呼び出されたか否か
を判断し(ステップ22)、呼び出された場合には(ス
テップ22→yes)、呼び出された機能を判別して、再
生機能の場合には(ステップ23→Play)、チューナ5
に対して番組の送信開始を要求し(ステップ24)、停
止機能の場合には(ステップ23→Stop)、チューナ5
に対して番組の送信停止を要求し(ステップ25)、チ
ャンネル選択機能の場合には(ステップ23→Set Chan
nel)、チューナ5で受信している番組を指定されたチ
ャンネルに変更するよう要求する(ステップ26)。以
下、ステップ22以降を繰り返す。
【0051】図9に示すチューナ5のコントロール・プ
ログラムは、チューナ5内でチューナ5自身に対して動
作するものである。まず、TV6に格納されているソー
ス・プログラムからの機能要求を受信すると(ステップ
31→yes)、要求内容を判断して、番組の送信開始要
求の場合には(ステップ32→送信開始要求)、受信デ
ータ(番組)の送信を開始し(ステップ33)、番組の
送信停止要求の場合には(ステップ32→送信停止要
求)、受信データ(番組)の送信を停止し(ステップ3
4)、チャンネル変更要求の場合には(ステップ32→
チャンネル変更要求)、受信チャンネルを指定されたチ
ャンネルに変更する(ステップ35)。そして、ステッ
プ31に戻って、以降のステップを繰り返す。
【0052】図10に示すTV6のデスティネーション
・プログラムは、オペレータ1にロードされて動作する
ものであるが、ここでは、TV6がデスティネーション
3であると共にオペレータ1でもあるので、TV6内で
TV6のコントロール・プログラムに対して動作する。
まず、プログラムの起動と同時に記録機能を実行して、
TV6のコントロール・プログラムに対して受信開始要
求を出し、TV6を受信状態にする(ステップ41)。
そして、機能が呼び出されたか否かを判断し(ステップ
42)、呼び出された場合には(ステップ42→ye
s)、呼び出された機能を判別して、記録機能の場合に
は(ステップ43→Record)、受信開始要求を出し(ス
テップ44)、停止機能の場合には(ステップ43→St
op)、受信停止を要求する(ステップ45)。以下、ス
テップ42以降を繰り返す。
【0053】図11に示すTV6のコントロール・プロ
グラムは、TV6内でTV6自身に対して動作するもの
である。そして、TV6のデスティネーション・プログ
ラムからの要求だけでなく、TV6のセレクタ・プログ
ラム(図6参照)からの要求に対しても動作する。ま
ず、TV6に格納されているデスティネーション・プロ
グラムもしくはセレクタ・プログラムからの機能要求を
受信すると(ステップ51→yes)、要求内容を判断し
て、番組の受信開始要求の場合には(ステップ52→受
信開始要求)、番組の受信を開始し(ステップ53)、
番組の受信停止要求の場合には(ステップ52→受信停
止要求)、番組の受信を停止し(ステップ54)、ソー
スリスト取得要求の場合には(ステップ52→Sourceリ
スト取得要求)、ソース2になりうる機器のリスト(ソ
ースリスト)を作成して送信する(ステップ55)。さ
らに、デスティネーションリスト取得要求の場合には
(ステップ52→Destinationリスト取得要求)、デス
ティネーション3になりうる機器のリスト(デスティネ
ーションリスト)を作成して送信し(ステップ56)、
機器データ取得要求の場合には(ステップ52→機器デ
ータ取得要求)、要求された機器の情報を送信する(ス
テップ57)。そして、ステップ51に戻って、以降の
ステップを繰り返す。
【0054】[実施例2]次に、本発明の家電機器の制
御方法の第2の実施例を図面と共に説明する。図3は、
本発明の家電機器の制御方法の第2の実施例を示す構成
図である。同図において、TV6及びVTR7,8はそ
れぞれネットワークに接続されているAV機器である。こ
れらのAV機器は次の条件を満たしている。
【0055】TV6はサーバA及びクライアントBの両
方の役割を有しており、図10に示すデスティネーショ
ン・プログラムおよび図6に示したセレクタ・プログラ
ムを有するオペレータ1、デスティネーション3及びセ
レクタ4として機能する。また、VTR7はサーバAの
役割を有しており、図12に示すソース・プログラムを
有するソース2として機能する。なお、このソース・プ
ログラムは、VTR7のコントロール・プログラムに対
して再生開始機能、再生停止機能の他、少なくとも早送
りを要求する早送り機能と巻戻しを要求する巻戻し機能
とを有している。
【0056】そして、VTR8はサーバAの役割を有し
ており、図14に示すデスティネーション・プログラム
を有するデスティネーション3として機能する。なお、
このデスティネーション・プログラムは、VTR8のコ
ントロール・プログラムに対して少なくとも録画開始機
能と録画停止機能とを有している。
【0057】以下、TV6からの操作によりVTR7か
らVTR8へダビングを行う場合の手順を示す。まず、
図7と共に説明した上記の[プログラムの起動]を実行
する。但し、デスティネーション3として、TV6を選
択しておく。次に、デスティネーション3としてVTR
8を選択して、「プログラムの起動」をもう一度実行す
る。この結果、オペレータ1であるTV6にはそれぞれ
のデスティネーション3に対応したソース・プログラム
及びセレクタ・プログラムが起動していることになる。
【0058】ユーザはTV6に対応したVTR7のソー
ス・プログラムの再生機能、早送り機能、巻戻し機能、
停止機能などを用いてダビングを開始するポイントを指
定する。そして、ダビングの開始ポイントでソース・プ
ログラムの停止機能を行い再生を停止する。
【0059】さらに、VTR8のデスティネーション・
プログラムの録画機能を実行する。TV6に格納されて
いるデスティネーション・プログラムの録画機能は、ま
ずVTR8に対して録画開始要求を出す。そしてVTR
7のソース・プログラムの再生機能を実行して、VTR
6を再生状態にし、ダビングを開始する。このとき、ダ
ビング開始のタイミングを合わせるためにタイミング処
理などを行うことが好ましい。また、ここでユーザが録
画している番組の画像・音声データを視聴したい場合に
は、TV6に対応したVTR6のソース・プログラムを
実行するか、それが面倒な場合はソース・プログラム間
の通信によって制御することにより行う。
【0060】ダビング終了ポイントまでダビングを行っ
た時点で、VTR8のデスティネーション・プログラム
の停止機能を実行する。停止機能はまずVTR7のソー
ス・プログラムの停止機能を実行して、VTR7の再生
を停止する。次にVTR8のコントロール・プログラム
に対して録画停止要求を出し、VTR8の録画停止を行
って、ダビング作業を終了させる。このときもダビング
終了のタイミングを合わせるために、タイミング処理な
どを行うことが好ましい。
【0061】このようなダビングを行う際に必要なVT
R7のソース・プログラム及びコントロール・プログラ
ムの例を図12及び図13に示し、また、VTR8のデ
スティネーション・プログラム及びコントロール・プロ
グラムの例を図14及び図15に示して以下に説明す
る。なお、TV6のデスティネーション・プログラム及
びコントロール・プログラムは上記した[実施例1]と同
じであるので、その説明を省略する。
【0062】図12に示すVTR7のソース・プログラ
ムは、オペレータ1であるTV6にロードされて動作す
るものである。まず、機能が呼び出されたか否かを判断
し(ステップ61)、呼び出された場合には(ステップ
61→yes)、呼び出された機能を判別して、再生機能
の場合には(ステップ62→Play)、VTR7に対して
再生開始を要求し(ステップ63)、停止機能の場合に
は(ステップ62→Stop)、VTR7に対して再生停止
を要求する(ステップ64)。さらに、早送り機能の場
合には(ステップ62→Skip Forward)、VTR7に対
して早送りを行うように要求し(ステップ65)、巻戻
し機能の場合には(ステップ62→Skip Reward)、V
TR7に対して巻戻しを行うように要求する(ステップ
66)。以下、ステップ61以降を繰り返す。
【0063】図13に示すVTR7のコントロール・プ
ログラムは、VTR7内でVTR7自身に対して動作す
るものである。まず、TV6に格納されているソース・
プログラムからの機能要求を受信すると(ステップ71
→yes)、要求内容を判断して、再生開始要求の場合に
は(ステップ72→再生開始要求)、テープの再生を開
始して画像・音声データを送信し(ステップ73)、再
生停止要求の場合には(ステップ72→送信停止要
求)、テープの再生と画像・音声データの送信を停止す
る(ステップ74)。そして、早送り要求の場合には
(ステップ72→早送り要求)、テープの早送りを行い
(ステップ75)、巻戻し要求の場合には(ステップ7
2→巻戻し要求)、テープの巻戻しを行う(ステップ7
6)。そして、ステップ71に戻って、以降のステップ
を繰り返す。
【0064】図14に示すVTR8のデスティネーショ
ン・プログラムは、オペレータ1であるTV6にロード
され、VTR8のコントロール・プログラムに対して動
作する。なお、VTR7のソース・プログラムとの間で
プログラム間通信も行っている。まず、機能が呼び出さ
れたか否かを判断し(ステップ81)、呼び出された場
合には(ステップ81→yes)、呼び出された機能を判
別して、記録機能の場合には(ステップ82→Recor
d)、VTR8に対して録画開始要求を出すと共に(ス
テップ83)、ソース・プログラムの再生機能を実行し
て、VTR7のテープの再生を開始させる(ステップ8
4)。また、停止機能の場合には(ステップ82→Sto
p)、ソース・プログラムの停止機能を実行して、VT
R7のテープの再生停止を要求すると共に(ステップ8
5)、VTR8に対して録画停止要求を出す(ステップ
86)。以下、ステップ81以降を繰り返す。
【0065】図15示すVTR8のコントロール・プロ
グラムは、VTR8内でVTR8自身に対して動作する
ものである。まず、TV6に格納されているデスティネ
ーション・プログラムからの機能要求を受信すると(ス
テップ91→yes)、要求内容を判断して、録画開始要
求の場合には(ステップ92→録画開始要求)、画像・
音声データの受信とテープへの録画を開始する(ステッ
プ93)。そして、録画停止要求の場合には(ステップ
92→録画停止要求)、テープの録画と画像・音声デー
タの受信を停止する(ステップ94)。そして、ステッ
プ91に戻って、以降のステップを繰り返す。
【0066】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の操作を行う際に
クライアントに供給される各サーバのリクエスト・プロ
グラムを格納して、各サーバ間でのコンテンツデータの
送受信を制御する様にしたので、クライアントから複数
のサーバの動作を同時に制御することができる。
【0067】また、操作対象となるサーバのリクエスト
・プログラムを格納するだけなので、ネットワークに接
続されるAV機器が増加してもメモリ空間が足りなくな
ることはなく、また、ネットワークから削除された機器
のデータを保持することもないので、少ないメモリで済
むという効果がある。
【0068】そして、請求項2記載の家電機器の制御方
法は、HTTPプロトコルに基いて送受信を行っている
ので、ネットワークの管理が簡単になる。
【0069】また、請求項3記載の家電機器は、コンテ
ンツデータの送受信可能なサーバを抽出し、そのリスト
を作成してクライアントに送信しているので、サーバの
選択を容易に行うことができる。
【0070】さらに、請求項4記載の家電機器は、受信
したリクエスト・プログラムを実行してネットワークに
接続された家電機器間でのコンテンツデータの送受信を
制御しているので、コンテンツデータの送受信を行う家
電機器を直接操作することなく、コンテンツデータの送
受信を行わせることができる。
【0071】そして、請求項5記載の家電機器は、受信
した双方のリクエスト・プログラム間で通信を行って、
一方のリクエスト・プログラムに含まれる所定の制御要
求に対応して他方のリクエスト・プログラムに含まれる
所定の制御要求も送信するようにしたので、コンテンツ
データの送受信を行う家電機器を直接操作することな
く、一回の操作で、コンテンツデータの送受信を行わせ
ることができる。
【0072】また、請求項6記載の家電機器は、コンテ
ンツデータの送信または受信可能な家電機器のリストか
ら所望の家電機器を簡単に選択することができる。
【0073】さらに、請求項7記載の家電機器は、自分
自身の動作制御を行うコントロール・プログラムと、こ
のコントロール・プログラムに対して制御要求を行うリ
クエスト・プログラムとを少なくとも有し、受信したリ
クエスト・プログラムに含まれる制御要求に対応してコ
ントロール・プログラムを実行するよう構成したので、
ネットワークに接続された他の機器により、コンテンツ
データの送受信の制御が可能な家電機器を提供すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家電機器の制御方法の一実施の形態を
説明するための構成図である。
【図2】本発明の家電機器の制御方法の第1の実施例を
説明するための構成図である。
【図3】本発明の家電機器の制御方法の第2の実施例を
説明するための構成図である。
【図4】基本的なリクエスト・プログラムの例を示すフ
ローチャート図である。
【図5】基本的なコントロール・プログラムの例を示す
フローチャート図である。
【図6】基本的なセレクタ・プログラムの例を示すフロ
ーチャート図である。
【図7】プログラム起動時のネットワークの通信アルゴ
リズムの例を示す状態図である。
【図8】第1の実施例で使用されるチューナ5のソース
・プログラムの例を示すフローチャート図である。
【図9】第1の実施例で使用されるチューナ5のコント
ロール・プログラムの例を示すフローチャート図であ
る。
【図10】第1の実施例で使用されるTV6のデスティ
ネーション・プログラムの例を示すフローチャート図で
ある。
【図11】第1の実施例で使用されるTV6のコントロ
ール・プログラムの例を示すフローチャート図である。
【図12】第2の実施例で使用されるVTR7のソース
・プログラムの例を示すフローチャート図である。
【図13】第2の実施例で使用されるVTR7のコント
ロール・プログラムの例を示すフローチャート図であ
る。
【図14】第2の実施例で使用されるVTR8のデステ
ィネーション・プログラムの例を示すフローチャート図
である。
【図15】第2の実施例で使用されるVTR8のコント
ロール・プログラムの例を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 オペレータ 2 ソース 3 デスティネーション 4 セレクタ 5 チューナ 6 TV 7,8 VTR

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された複数の家電機器
    のうち、任意の家電機器間でのコンテンツデータの送受
    信を制御する家電機器の制御方法であって、 前記複数の家電機器から操作制御を行うクライアント
    と、コンテンツデータの送受信を行う複数のサーバとが
    選択され、 前記各サーバは、自分自身の動作制御を行うコントロー
    ル・プログラムと、このコントロール・プログラムに対
    して制御要求を行うリクエスト・プログラムとを少なく
    とも有し、 前記クライアントは、操作を行う際に供給される前記各
    サーバの前記リクエスト・プログラムを格納して、前記
    各サーバ間でのコンテンツデータの送受信を制御するこ
    とを特徴とする家電機器の制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の家電機器の制御方法におい
    て、前記ネットワーク上を送受信される各制御信号は、
    HTTPプロトコルに基いて送受信されることを特徴と
    する家電機器の制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の家電機器の制御方法によっ
    て制御される家電機器であって、 コンテンツデータの送受信を行う前記各サーバを選択す
    る際に、ネットワークに接続されている自分自身を含む
    全ての家電機器の中からコンテンツデータの送信または
    受信可能な前記サーバを抽出し、そのリストを作成して
    前記クライアントにそのリストを送信すると共に、 前記クライアントにより選択された前記サーバに対して
    コンテンツデータの受信または送信可能な前記サーバを
    抽出し、そのリストを作成して前記クライアントにその
    リストを送信することを特徴とする家電機器。
  4. 【請求項4】ネットワークに接続された自分自身を含む
    複数の家電機器のうち、任意の家電機器間でのコンテン
    ツデータの送受信を制御する家電機器であって、 自分自身の動作制御を行うコントロール・プログラムと
    このコントロール・プログラムに対して制御要求を行う
    リクエスト・プログラムとを少なくとも有する家電機器
    のうち、コンテンツデータの送受信を行う家電機器に対
    して前記リクエスト・プログラムの送信要求を行い、 受信した前記リクエスト・プログラムを実行してネット
    ワークに接続された家電機器間でのコンテンツデータの
    送受信を制御することを特徴とする家電機器。
  5. 【請求項5】請求項4記載の家電機器であって、送信側
    の家電機器と受信側の家電機器とを同時に制御する場合
    に、受信した双方の前記リクエスト・プログラム間で通
    信を行って、一方の前記リクエスト・プログラムに含ま
    れる所定の制御要求に対応して他方の前記リクエスト・
    プログラムに含まれる所定の制御要求も送信するように
    したことを特徴とする家電機器。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5記載の家電機器で
    あって、請求項3記載の家電機器に対してコンテンツデ
    ータの送信または受信可能な家電機器のリストを要求
    し、 受信した前記リストから所望の家電機器を選択して、そ
    の家電機器に対してリクエスト・プログラムの送信を要
    求することを特徴とする家電機器。
  7. 【請求項7】ネットワークに接続された家電機器であっ
    て、自分自身の動作制御を行うコントロール・プログラ
    ムと、このコントロール・プログラムに対して制御要求
    を行うリクエスト・プログラムとを少なくとも有し、 前記リクエスト・プログラムの送信を要求してきた家電
    機器に対して前記リクエスト・プログラムを送信すると
    共に、 受信した前記リクエスト・プログラムに含まれる制御要
    求に対応して前記コントロール・プログラムを実行する
    ことを特徴とする家電機器。
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