JPH11511923A

JPH11511923A - セルラ通信システム内でスリープ中の移動局へのショート・メッセージサービス・メッセージの配送を支援する方法及び装置

Info

Publication number: JPH11511923A
Application number: JP8535594A
Authority: JP
Inventors: エリックターコット; マイケルハウド; トムウェイン; ブードロー，アラン
Original assignee: テレフオンアクチーボラゲツトエルエムエリクソン（パブル）
Priority date: 1995-05-23
Filing date: 1996-05-03
Publication date: 1999-10-12
Also published as: US5797094A; WO1996038010A1; AU5848896A

Abstract

(57)【要約】セルラ通信システム（５０）は、通信が可能である待機動作モードと通信が不可能でありかつ電池電力が節約されるディープ・スリープ動作モードとの間で周期的に移行する移動局（１０）を含む。したがって、この移動局がディープ・スリープド動作モードにある間は、この移動局へのメッセージ伝送は不可能である（１０４）。しかしながら、このメッセージは後の配送のために記憶され（１０５）、かつ記憶された、配送されないメッセージの記録が将来のアクセスのために維持される。この移動局がディープ・スリープから抜け出るとき（１０６）、維持されたメッセージ記録が検査され（１０９、１１６）、かつ目覚めた移動局に対する記憶されたメッセージが検索されかつ配送される（１１１、１１８）。

Description

【発明の詳細な説明】セルラ通信システム内でスリープ中の移動局へのショート・メッセージサービス・メッセージの配送を支援する方法及び装置発明の背景発明の技術分野本発明は、移動セルラ電話通信システム、特にスリープ中の（sleeping）移動局へのショート・メッセージサービス（short message service; ＳＭＳ）メッセージの配送に関する。関連技術の説明セルラ電話システム内の移動局（電話機）が送話（talk）モードで動作している間大量の電力を消費することは、周知である。移動局が電話呼出しの受信又は発信を待機する待機（すなわち、空き）モードのときは、電力消費は、減少しはするが、可なりの割合で続けられる。現在出回っている携帯型電池式移動局に対しては、搭載電池（on-board battery）は、典型的に、待機モードで約８時間及び送話モードで約２時間の動作寿命を有する。このような時間が満了した後、移動局がセルラ電話サービスを続けるためには電池を再充電するか又は交換しなければならない。移動局の電力消費を減少させるために、そして充電又は交換間の電池寿命を延長させるために多くの方法及び装置が提案されてきた。移動局内に使用される１つの提案された装置は、いつセル内の呼出しメッセージ（ページ）放送を他の移動局に対して意図するか検出する。このような検出に応答して、受信機、ディスプレイ、又はプロセッサのような移動局の或る決まった電子構成要素への電力供給を止めたり又は減少させることによって電池の消耗（drain on battery）を減少させる。電力を回復する時刻であるその後のメッセージを受信する期待時刻まで続く時間間隔にわたって電力停止又は減少を維持するためにクロックを監視し、かつページの監視を続ける。電力消耗（power drain ）の危惧に対する他の提案された解決は、移動局内で処理責任を分割する。複雑であるが頻繁には使用されない機能は比較的多く電力を消耗するプロセッサによって必要とされるときに限り遂行される。逆に、比較的複雑でないがしかし頻繁に使用される機能は第２の少なく電力を消耗するプロセッサによって絶えず遂行され、このプロセッサは、更に、第１プロセッサを必要でないときは低電力消費を保つ状態に置くことによって電池からの電力の消耗を減少させるように機能する。更に他の提案された解決は、電力を節約するために移動局送信機を不活性化し、かつ肯定応答を返送するために移動局が受信した信号の終了で送信機を使用しなけばならない公算を受信した信号の早期部分から判定する。もしその公算が低いならば、送信機の不活性化が続く。しかしながら、もしその公算が高いならば、電力を送信機へ回復させ、かつ肯定応答が必要かどうか判定するために受信した信号の後部を監視する。前述の解決は、電力消耗を減少されるには確かに有効であるが、実現上のそれらの複雑性及び加わる費用のために有望視されない。しばしば無視されるのは、おそらく、移動局電力を節約するのに最も有効な手段、すなわち、移動局をターンオフすることである。この方法は、移動局がターンオフされているとき、ユーザが電話呼出しを受信又は発信するために移動局を使用することができないと云う事実を含む、使用する公衆及び技術の習熟者の両方に知られたいくつかの理由から望まれない。更に、移動局をターンオフすることの欠点は、ショート・メッセージサービス（ＳＭＳ）メッセージ及びなんらかの他のセルラ通信システム・メッセージがその移動局によって受信され得ないことである。これらのメッセージを受信するのが不成功であることは、技術の習熟者に知られた通り移動局の使用性及び運転性に悪影響するおそれがある。移動局の電力消耗の減少に様々な程度の成功をもたらす前述の解決及びその他の利用可能な解決の使用にかかわらず、移動局をターンオフさせることによって提供される移動局問題取扱いを介して電力の有効節約を容易にする方法及び装置の必要が引き続き存在する。このような解決は、好適には、いくつかの機能的理由から、更に移動局へのセルラ通信システム・アクセスをもたらすはずである。これらの機能的理由には、ショート・メッセージサービス・メッセージ及びその他のセルラ通信システム・メッセージの配送がある。発明の要約移動電話機が、移動局を「ディープ・スリープ（deep sleep）」動作モードに周期的に置くために、タイマ及びこのタイマに応答する電子回路を含み提供され、この動作モードでは移動局は或る決まった構成要素へ供給される電力を止めるか又は減少させることによって本質的にターンオフされる。ディープ・スリープ・モードにある間、電池電力の効率的かつ有効な節約が達成される。移動局は、タイマによって測定される所定時間期間の満了の後、ディープ・スリープ・モードから自動的に目覚めて、セルラ通信システムによる接触を許し、かつ電話による通信及び記憶されたメッセージを受信する。移動局は、ディープ・スリープ・モードにある間は、呼、メッセージ、特にショート・サービス（ＳＭＳ）メッセージを受信する能力を有さない。セルラ通信システムは、受信したがしかし現在配送不可能なメッセージを記憶することによって、これらの重要なメッセージの将来の配送と一緒に、移動局による電力節約を支援する。それゆえ、これらのメッセージは、移動局のディープ・スリープ・モードに起因して喪失されることはない。メッセージ待機標識フラグがまた、各移動局に対して記憶したメッセージを有する移動交換センタ、及び／又はビジタ・ロケーション・レジスタ及び／又はホーム・ロケーション・レジスタ内にセットされる。タイマが満了しかつ移動局がディープ・スリープ・モードから抜け出ると、移動局がいま目覚めており（awake）かつ動作中であると云う通知がもたらされる。この通知に応答して、かつ、更に、目覚めた移動局に対するセットされたメッセージ待機表示フラグに応答して、セルラ通信システムは、セットされたフラグをクリアし、その移動局がディープ・スリープ・モードに再び入るのを禁止し、記憶からメッセージを検索し、かつこのメッセージをその移動局へ配送する。それゆえ、本発明の方法及び装置で以て、重要なメッセージ配送ばかりでなく、電池電力の節約が達成される。図面の簡単な説明本発明の方法及び装置の完全な理解は、次の詳細な説明を添付図面と関連して参照することによって得られると云ってよい。これらの添付図面において、図１は、本発明によるセルラ通信網に使用される移動局の簡単化ブロック図である。図２は、図１の移動局がその中で動作するセルラ通信網の概略構成線図である。図３は、図２に示された本発明のセルラ通信網に使用される移動局交換センタ構成を簡単化ブロック図様式で示すブロック図である。図４は、本発明の移動局にメッセージを配送するセルラ通信網の動作を全般的に示す流れ図である。図５は、本発明の動作の第１シナリオを、図４に提供されたよりも更に詳細に示す通信の送信流れ図である。図６は、本発明の動作の第２シナリオを、図４に提供されたよりも更に詳細に示す通信の送信流れ図である。実施例の詳細な説明図１は、本発明によるセルラ通信網（図２参照）に使用される移動局１０の簡単化ブロック図を示す。移動局１０は、トランシーバ１４に接続されたプロセッサ１２を含む。アンテナ１６は、セルラ通信網にわたって（音声及びデータの両方）を送信しかつ受信するためにトランシーバ１４に接続される。移動局１０用電力は、典型的に電池を含む再生可能又は交換可能電源１８によって供給される。（送受器、キーパッド等のような）移動局１０に含まれた他の構成要素があり、図１には示されていないがそれらの性質、動作、及び図示の構成要素との相互接続は技術の習熟者に知られている。移動局１０は、３つの主動作モードに従って機能する。第１モードは「送話」モードを含み、送話モードでは加入者はセルラ電話網を経由して電話により通信するために移動局１０を使用する。技術の習熟者に周知のように、移動局１０の構成要素のほとんど全ては送話モードで働くので、この動作モードは電源１８から出力される多量の電力を消費する。このような電力消費は、電源１８を急速に消耗する。第２モードは「待機（stand-by）」モードを含み、待機モードでは移動局１０は電話呼出し又はメッセージを発信又は受信するに当たっての加入者による使用を待機する。待機モードにある間、移動局１０の構成要素の或るものは動作し続け、それゆえ電源１８によって供給される電力を必要としかつ消費する。しかしながら、他の構成要素は使用されず、動作せず、それゆえ電力を消費しない。したがって、全電力消費は、送話モードで経験するのに比較して低率で起こる。第３動作モードは「オフ」モードを含み、オフモードでは加入者は移動局１０を単にターンオフする。事実、移動局１０をオフモードに置くことは、多くの場合、電源１８を移動局構成要素の多くから切断するスイッチの使用を伴う。したがって、オフモードでは、移動局の構成要素が、たとえ動作しても、その少数のものしか動作を続けないので、僅かないしは全く電力が電源１８から消耗されない。移動局をオフモードに置くことは、電源１８によって供給される電力を節約する最も有効な手段である。本発明の移動局１０は追加の第４動作モードを含み、このモードは動作に関する限り前述の待機動作モードとオフ動作モードとの間のどこかに相対的に配置されるとして説明してよい「ディープ・スリープ」モードを含む。ディープ・スリープ動作モードでは、電源１８からの電力の消耗を節約するために、移動局１０の構成要素の必ずしも全てではないが、或る決まったものが一時的にシャットオフされる（電力を止められる）。このような構成要素への電力を止めることによって、移動局１０の総電力消費を待機モードで経験するのに比較して低減率で起こさせる。この第４動作モードを容易にするために、移動局１０はタイマ２０を更に含み、このタイマは所定時間間隔を計数しかつ出力を電源制御電子回路２２に接続される。タイマ２０が第１時間間隔を計数中であるとき、電源制御電子回路２２は電力を移動局１０の構成要素に供給し、かつ移動局１０は待機モードで動作して、前述のように送話モードに従事する及び／又はメッセージを受信するような移動局活動にあずかる用意を整える。第１時間間隔が満了すると、電源制御電子回路２２は、移動局１０の或る決まった構成要素（例えば、トランシーバ１４）への電力を止め、移動局をディープ・スリープ・モードに一時的に置き、このモードが待機モードによって提供される節約を超えて電力を消耗から節約する。次いで、タイマ２０が第２時間間隔を計数し、これが満了して後、電子回路２２が移動局１０の以前に止められていた構成要素への電力を回復する。次いで、移動局１０は、目覚めて待機モードに復帰して、（更に送話モードに入ることによって）電話呼出しを受信しかつ送信するばかりでなく、メッセージを受信する用意を整える。待機モードにおける移動局１０の動作は第１時間間隔の満了がタイマ２０によって再び測定されるまで（又はこれに代わり網が命令する長さの限り）続き、この再び測定された時刻にディープ・スリープ・モードに再び一時的に入る。送話モードの扇動によって、加入者の指図によって、又はセルラ通信網の指図（すなわち、命令）によって割り込まれない限り、タイマ２０による所定第１時間間隔及び第２時間間隔の測定に従って待機動作モードとディープ・スリープ動作モードとの間の循環が続く。電源制御電子回路２２が図１に示されたようにプロセッサ１２から分離している又は別々である必要はないことは、もちろん、云うまでもない。プロセッサ１２は、トランシーバ１４のような移動局の或る決まった構成要素を選択的に電力遮断する又はシャットオフするためにタイマ２０の出力に応答する（電子回路２２のように動作する）手段を含むことがある。したがって、プロセッサ１２は、タイマ２０の出力に応答して働くように、技術にとって望まれるなんらかの仕方でプログラムされる能力を有する。しかしながら、好適には、制御電子回路２２は分離している。なぜならば、プロセッサ１２自体は移動局１０の電力をより渇望する構成要素の１つを含み、かつ移動局内の電力消費の有効かつ効率的な減少をもたらす１つの選択はプロセッサばかりでなくトランシーバ１４のような可なりの電力消費要件を有する他の構成要素をシャットオフすることを含むからである。ディープ・スリープ動作モードにある間、好適には、節約するために少なくとも移動局１０の通信関連構成要素が電力をシャットオフされ、それゆえ移動局がセルラ通信網にわたって通信することができないことになる。それゆえ、ディープ・スリープ動作モードにある間、電話呼出し又は（ショート・メッセージサービス（ＳＭＳ）メッセージのような）メッセージは受信又は送信されないことになる。加入者への入呼が不可能であるだけでなく、セルラ通信網が移動局へのメッセージの配送を実施できないことになる。しかしながら、網から移動局１０への或る決まったメッセージの配送は、たとえディープ・スリープ動作モードに起因して直ちに完遂することができなくても、完遂することが実際に重要である。したがって、移動局１０へのこれらの重要なメッセージのその後の配送を講じるために或る装置及び方法を利用しなければならない。図２は、図１に示した移動局１０がその中で動作するセルラ通信網５０の概略構成線図を示す。網５０が可なりの数の移動局１０（概略的に円で表されている）にサービスし、これらの移動局のうちの少数のもののみが明確のためにこの図に示されていることは、もちろん、云うまでもない。網５０は、複数のサービス・エリア５２（これらの４つのみが太線で輪郭を描かれている）にセルラ通信サービスする。多くの場合或る地理的エリアをカバーするには４サービス・エリアより多くが必要であることは、云うまでもない。各サービス・エリア５２は、複数のセル５４（各サービス・エリア内に７つが示されている）からなり、ここで各セルは近くで位置検出された移動局との無線周波数通信を実施する基地局５６（方形によって概略的に示されている）を含む。異なるサービス・エリア５２が異なる数のセル５４を含むことがあること、及び或る決まったサービス・エリア内（例えば、高人口密度エリア又はセルラ使用エリア内）では示されたより多くのセルを、かつ他のエリア（例えば、農村エリア）内ではより少ないセルを含むことがあることは、もちろん、云うまでもない。したがって、７つのセル５４を含むと云うことは、図解上の方便に過ぎない。各サービス・エリア５２内の複数の基地局５６は、そのサービス・エリアに対する移動交換センタ５８（星で概略的に表されている）に接続される。このよううな接続は、有線通信リンク又は無線周波数通信リンクを通して行われてよい。複数の含まれた移動交換センタ５８は、公衆加入電話網（pubulic switched tel ephone network）及び／又は統合サービスディジタル網（integrated service d igital network）（どちらも図示されていない）に更に接続される。図示されていないが、もし必要ならば、２つ以上の移動交換センタ５８を各サービス・エリア５２が含んでよいことは、もちろん、云うまでもない。図３を参照すると、サービス・エリア５２に対する各移動交換センタ５８が、メッセージ・センタ６０、ホーム・ロケーション・レジスタ６２、及びビジタ・ロケーション・レジスタ６４を含む。代わりに、メッセージ・センタ、ホーム・ロケーション・レジスタ、及びビジタ・ロケーション・レジスタ機能を自立様式で実現してよいことは、もちろん、云うまでもない。メッセージ・センタ６０は、或る加入者プロファイルを維持し、かつ、更に、加入者移動局１０に配送するためにアドレス指定されたショート・メッセージサービス（ＳＭＳ）メッセージ、及びおそらくその他のメッセージを受信し、記憶し、かつ転送する。ホーム・ロケーション・レジスタ６２は、各加入者の現在位置に無関係であるその加入者に対する固定（ｐｅｒｍａｎｅｎｔ）データを記憶する。ホーム・ロケーション・レジスタ６２は、更に、いずれかのショート・メッセージサービス・メッセージについてのメッセージ・センタ６０内のアドレス及び移動局へ配送されようと待機しているメッセージの表示（ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）に関する一時的データを記憶する。ビジタ・ロケーション・レジスタ６４は、各加入者に対する移動局１０の現在又は最近知られた位置、移動局のオンオフ状態、安全パラメータ、及びこの移動局へ配送されようと待機しているメッセージの表示を含むその加入者に対する現在データを記憶する。図４は本発明の動作を示す流れ図を示す。この図を更に参照してディープ・スリープ・モード能力を有する移動局１０にメッセージを配送するセルラ通信網の全体動作に関して説明する。ショート・メッセージサービス（ＳＭＳ）メッセージが移動交換センタ５８内のメッセージ・センタ６０によって受信されると（ステップ１００）、メッセージは適正な移動局１０へ配送されるために網を通して転送される（ステップ１０１）。もし意図された受信（recipient）移動局１０が現在待機モードで動作中ならば（ステップ１０２）、メッセージはこの移動局によって受信されることになる（ステップ１０３）。他方、もし意図された移動局１０が電力を節約するディープ・スリープ・モードにあってシャットオフされるならば（ステップ１０２）、メッセージ配送は不成功である（１０４）。不成功に続いて、メッセージ待機標識フラグが、意図された受信移動局に対して移動交換センタ５８、ビジタ・ロケーション・レジスタ６４及び／又はホーム・ロケーション・レジスタ６２内にセットされ、かつそのメッセージが記憶される（ステップ１０５）。移動局１０内のタイマ２０によって測定されるように所定電力節約時間間隔が満了するとき、電力がその移動局に対して回復され、かつその移動局は目覚めて待機モードへ復帰してメッセージを受信する用意を整えることになる（ステップ１０６）。移動局が目覚めるとき、この移動局はそれがスリープに落ち込んだ際の移動局交換センタ５８を備えるサービス・エリア内で位置検出されるか、又は他の移動交換センタを備える新サービス・エリア内で位置検出されるかのどちらかになる。もし移動局１０が同じサービス・エリア内で目覚めるならば（ステップ１０７）、この移動局は再び動作可能になりかつメッセージを受信する用意を整えていることをサービスする移動交換センタ５８にまず通知をすることになる（１０８）。次いで、移動局１０は、そのメッセージ待機標識フラグがセットされるかどうか判定ステップ１０９で検査することになる。もしフラグがセットされていないならば、移動局は電力を節約するためにディープ・スリープ・モードに復帰することになる。もしフラグがセットされているならば、移動局はステップ１１０で目覚めており、その移動局に対するショート・メッセージサービス・メッセージが記憶から検索されかつその移動局へ配送される（ステップ１１１）。全てのメッセージの配送が完了した後、移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグがクリアされ（ステップ１１２）、かつその移動局が電力を節約するためにディープ・スリープ・モードに復帰する。もし移動局１０が異なるサービス・エリア内で目覚めるならば（ステップ１１３）、この移動局は再び動作可能になりかつメッセージを受信する用意を整えていることを現在サービスする移動交換センタ５８にまず通知をすることになる（１１４）。このメッセージはこの移動局に対するメッセージが記憶される所の以前にサービスした移動交換センタへステップ１１５で回送される。次いで、移動局１０は、そのメッセージ待機標識フラグがセットされているかどうか判定ステップ１１６で検査することになる。もしフラグがセットされていないならば、移動局は電力を節約するためにディープ・スリープ・モードに復帰することになる。もしフラグがセットされているならば、移動局はステップ１１７で目覚めており、その移動局に対するショート・メッセージサービス・メッセージが記憶から検索されかつその移動局へ配送される（ステップ１１８）。全てのメッセージの配送が完了した後、移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグがクリアされ（ステップ１１９）、かつその移動局が電力を節約するためにディープ・スリープ・モードに復帰する。図２及び図３の両方を再び参照すると、技術の習熟者に知られているように、１つのサービス・エリア５２が各移動局１０毎に「ホーム」サービス・エリアに指定される。ホーム・サービス・エリアは、典型的に、移動局１０がその中で最も頻繁に位置検出される又は加入者がその中に住んでいるサービス・エリア５２を含む。「ホーム」サービス・エリア５２に対する移動交換センタ５８内のホーム・ロケーション・レジスタ６２は、そのサービス・エリア内がホームである各加入者移動局１０に関連した固定データを記憶することになる。同様に、「ホーム」サービス・エリア５２に対する移動交換センタ５８内のメッセージ・センタ６０は、そのサービス・エリア内がホームである各加入者移動局１０に関連したいずれかの受信したメッセージを記憶することになる。加入者用移動局の現在又は最近知られた位置を記憶するビジタ・ロケーション・レジスタ６４を識別するコードがまた、ホーム・ロケーション・レジスタ６２に記憶される。ビジタ・ロケーション・レジスタには、もし移動局がその加入者に対する「ホーム」サービス・エリア内に位置検出されるならばこのホーム・サービス・エリアに対する移動交換センタ５８内のビジタ・ロケーション・レジスタ６４が、又は加入者が現在訪問中の他の異なるサービス・エリアに対する移動交換センタ内のビジタ・ロケーション・レジスタがある。移動局１０の現在又は最近知られた位置、移動局のオンオフ状態、安全パラメータ、及びメッセージが配送されようと待機していると云う表示に関するその加入者についてのデータは、現在サービス・エリア５２に対する移動交換センタ５８に記憶される。加入者によって携帯された移動局１０との、メッセージ伝送を含む全ての通信は、現在のサービス・エリア５２に対する移動交換センタ５８によって交換され、かつこのセンタを通して経路指定されることになる。図５は、本発明の動作の第１シナリオを示す通信の送信流れ図である。このシナリオに対して、移動局１０は、その加入者にとってホーム・サービス・エリア５２と同じ又は異なるかのどちらかであってよいサービス・エリア５２内で位置検出されると仮定する。図５は、図４に示された全般説明に関して先に提供されたよりも本発明の動作に関する更に詳細を開示する。通信の流れ１２２によって示されたように、加入者のホーム・サービス・エリア５２に対するメッセージ・センタ６０は、この加入者用移動局１０への配送を意図されたショート・メッセージサービス（ＳＭＳ）メッセージを受信しかつ受け入れる（accept）。この配送は、ＳＭＳ２地点間（ＳＭＳ point-to-point; ＳＭＳ＿ＰＰ）呼出し（invoke）伝送を使用して行われてよい。メッセージの受信及び受入れ（acceptance）に応答して、メッセージ・センタ６０はセンダへ肯定応答を伝送する（１２４）。もしメッセージ・センタ６０が加入者の現在位置を知る（又は知ると信じる）ならば、受信されたメッセージはその加入者が現在位置検出されるサービス・エリア５２に対する移動交換センタ５８へ伝送される（流れ１２６）。このサービス・エリアは加入者にとってのホーム・サービス・エリア５２又はその加入者が現在位置検出されている所の或る他のサービス・エリア５２のどちらであってもよいことは、もちろん、云うまでもない。この配送は、メッセージ・センタ６０に記憶されかつ加入者移動局１０へ配送されようと待機しているメッセージの内容及び／又はメッセージの数の計数を含むＳＭＳ２点間（ＳＭＳ＿ＰＰ）呼出し伝送を使用して行われる。応答して、移動交換センタ５８は、移動局１０へメッセージを配送するように企図することになる（破線の流れ１２８）。移動交換センタ５８からの配送が企図されるとき、移動局１０はディープ・スリープ動作モードにあり、それゆえこのメッセージを受信する能力がないことは、可能である。配送のためにメッセージを経路指定する移動交換センタ５８によってサービスされるサービス・エリア５２内に移動局１０が位置検出されないのでこの移動局が応答しないこともまた、可能である。その際、移動交換センタ５８は、前述の場合のどちらかに対して、メッセージ配送の不成功を表示するメッセージ・センタ６０に応答することになる（流れ１３０）。次いで、メッセージ・センタ６０は、流れ１２６及び１２８に従って配送を再試行するか、又は、代わりに、移動局１０の現在状態及び位置を知るために加入者６６のホーム・ロケーション・レジスタ６２に問い合わせるか選択してよい（流れ１３２）。この要求（request）は、移動局の位置を確かめるために重要であり、かつデータ・サービス要求（ＤＳＲＥＱ）呼出し伝送を使用して行われる。この伝送は、意図された受信移動局１０を識別し、かつどの１つの網構成要素又は複数の網構成要素がこの移動局に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるかについての識別を含む。この伝送によって指定された各位置内のメッセージ待機標識フラグは、ここに説明されたようにセットされることになる。この要求は、メッセージ・センタに記憶され、かつ加入者移動局へ配送されようと待機するメッセージの数の計数に関する情報を更に含むか、又は、これの代わりに、もし望むならばメッセージ自体を含むことがある。ホーム・ロケーション・レジスタ６２への伝送（流れ１３４）は、メッセージの意図された受信者である移動局１０を位置検出する企図の下に他のサービス・エリア５２内のビジタ・ロケーション・レジスタ６４（流れ１３４）及び移動交換センタ５８（流れ１３６）へと更に延長されることがある。移動交換センタ５８によって位置検出されかつディープ・スリープ・モードにあると発見された移動局１０は、スリープ表示を行うビジタ・ロケーション・レジスタ６４に応答する（流れ１３８）。この応答は、移動局１０のディープ・スリープ・モード特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報を更に含むことがある。このときに、もし移動交換センタ５８が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるならば（ＤＳＲＥＱ流れ１３２参照）、メッセージが記憶されておりかつ検索されようと待機中であることを表示するフラグＦが（１４０において）セットされる。もし移動局１０がビジタ・ロケーション・レジスタ６４によって（それ固有の手段によるか又は流れ１３８上の移動交換センタ５８からの応答の受信を通してのどちらかで）位置検出され、かつディープ・スリープ・モードにあると発見されるならば、このビジタ・ロケーション・レジスタは要求するホーム・ロケーション・レジスタ６２にスリープ表示で以て応答する（流れ１４２）。この応答は、移動局１０のディープ・スリープ・モード特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報を更に含むことがある。やはり、このときに、もしビジタ・ロケーション・レジスタ６４が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるならば（ＤＳＲＥＱ流れ１３２参照）、フラグＦが（１４４において）セットされる。移動局１０がホーム・ロケーション・レジスタ６２によって（それ固有の手段によるか又は流れ１４２上のビジタ・ロケーション・レジスタ６４からの応答の受信を通してのどちらかで）位置検出され、かつディープ・スリープ・モードにあると発見されるとき、このホーム・ロケーション・レジスタは要求するメッセージ・センタ５８にスリープ表示で以て応答する（流れ１４６）。この応答は、移動局１０のディープ・スリープ・モード特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報を更に含むことがある。もしホーム・ロケーション・レジスタ６２が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるならば（ＤＳＲＥＱ流れ１３２参照）、フラグＦが（１４８において）セットされる。移動局１０は、結局、ディープ・スリープ・モードから目覚め、この目覚めた移動局にサービスする移動交換センタ５８に通知する。この移動交換センタは、その後のいずれかの時刻にその移動局に目覚めているように命令してよい。次いで、その移動局に対するメッセージ待機標識フラグがセットされるかどうか判定する試験が行われる。もしセットされないならば、移動局はディープ・スリープ・モードに復帰してよい。もしセットされるならば、移動交換センタは移動局が目覚めていることをビジタ・ロケーション・レジスタ６４に通知する（流れ１５０）。この通知は、登録通知（ＲＥＧＮＯＴ）呼出し伝送を使用して行われてよい。もし移動交換センタ５８が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグ（ＤＳＲＥＱフラグ１３２参照）を維持するように指定されるならば、かつもし標識フラグが以前にセットされていなかったならば、フラグＦが（１５２において）セットされる。移動局１０のディープ・スリープ・モード特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報がまた、移動交換センタ５８によって送られることがある。移動交換センタ５８からの通知に応答して、ビジタ・ロケーション・レジスタ６４がホーム・ロケーション・レジスタ６２に通知する（流れ１５４）。この通知はまた、登録通知（ＲＥＧＮＯＴ）呼出し伝送を使用して行われてよい。もしビジタ・ロケーション・レジスタ６４が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるならば、フラグが（１５６において）リセットされる。移動局１０のディープ・スリープ特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報がまた、ビジタ・ロケーション・レジスタ６４によって送られることがある。この通知の肯定応答がホーム・ロケーション・レジスタ６２からビジタ・ロケーション・レジスタ６４へ送られ（流れ１５８）、更に、移動交換センタ５８へ送られる（流れ１６０）。その間に、移動交換センタ５８又はホーム・ロケーション・レジスタ６２のどちらかがメッセージ・センタ６０に通知してその記憶したメッセージを配送させる（流れ１６２ａ及び１６２ｂ）。この通知は、ショート・メッセージサービス通知（ＳＭＳＮＯＴ）呼出し伝送を使用して行われる。移動局１０の位置に関する情報、及び特に移動局１０にサービスする移動交換センタ５８のアドレスがまた、メッセージ・センタ６０へ送られる。メッセージ・センタ６０は、移動交換センタ６０又はホーム・ロケーション・レジスタ６２のどちらからか受信した通知に肯定応答する（流れ１６４）。もしホーム・ロケーション・レジスタ６２が移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグを維持するように指定されるならば、フラグが（１６６において）リセットされる。次いで、メッセージ・センタ６０は、サービスする移動交換センタ５８へのＳＭＳ２点間（ＳＭＳ＿ＰＰ）呼出し伝送を使用することによって移動局１０に対するいずれかの記憶したメッセージの配送を開始する（流れ１６８）。この伝送は、メッセージ・センタに記憶されかつ加入者移動局へ配送されようと待機しているメッセージの内容又はメッセージの数の計数のどちらかを含む。次いで、移動交換センタ５８は、この伝送を移動局へ転送し（流れ１７０）、かつ受信の肯定応答を受信する（流れ１７２）。移動局１０へのこの伝送の配送の確認に続いて、移動交換センタ５８が配送の肯定応答をメッセージ・センタ６０へ送り（流れ１７４）、かつ移動交換センタ内のメッセージ待機標識フラグが（１７６において）リセットされる。メッセージ・センタ６０に記憶された全ての未配送（outstanding）メッセージが移動局１０へ配送されるまで、通信の流れ１６８〜１７４は繰り返されることになる。全てのメッセージが配送されるまで、移動局１０へメッセージを連続的に配送すること及び適当な命令を伝送することによってこの移動局がディープ・スリープ・モードに再び入るのを防止する。全てのメッセージの配送が成功した際、かつ以前にこれが完遂されていない限り、メッセージ・センタに記憶されたかつ加入者移動局１０へ配送されようと待機しているメッセージの数の計数は零にリセットされ、かつ全てのメッセージ待機標識フラグがリセットされる。もし配送が不成功ならば、移動局１０にサービスする移動交換センタ５８はメッセージ・センタ６０へ不成功メッセージを伝送することになり、かつメッセージの企図された配送が流れ１２６又は流れ１３２のどちらかにおいて図５に従って再開始される。図６は、本発明の動作の第２シナリオを示す通信の送信流れ図である。このシナリオに対して、移動局１０は、その加入者６６にとってホーム・サービス・エリア５２と同じ又は異なるのどちらかであってよいサービス・エリア５２内で初期的に位置検出されると仮定する。しかしながら、移動局１０がディープ・スリープ・モードに入った後、その移動局は新サービス・エリア５２へ移動しかつこの新サービス・エリア内で目覚める。やはり、図６は、図４に関して先に提供されたよりも本発明の動作に関する更に詳細な説明を開示する。図６に示された第２シナリオでは、通信の流れ１２２〜１４８は図５の第１シナリオに関して実行されたのと同じである。したがって、図５からの流れ１２２〜１４８の開示を列挙することによってここに組み入れてある。移動局１０は、結局は、ディープ・スリープから目覚める。しかしながら、図６によって示されたこのシナリオでは、ディープ・スリープ・モードに入ってからの時間間隔中に、移動局１０は移動してしまっておりかつ異なるサービス・エリア５２内で目覚める。目覚めに応答して、目覚めている移動局に現在サービスするサービス・エリア内の新移動交換センタ５８が通知され、かつビジタ・ロケーション・レジスタ６４に更に通知する（流れ１７８）。この通知は、登録通知（ＲＥＧＮＯＴ）呼出し伝送を使用して行われる。移動局１０のディープ・スリープ特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報がまた、移動交換センタ５８によって送られることがある。移動交換センタ５８からの通知に応答して、現在サービスするサービス・エリア５２内のビジタ・ロケーション・レジスタ６４がホーム・サービス・エリア５２内のホーム・ロケーション・レジスタ６２に通知する（流れ１８０）。この通知はまた、登録通知（ＲＥＧＮＯＴ）呼出し伝送を使用して行われてよい。移動局１０のディープ・スリープ特性（例えば、スリープする時間間隔の長さ）に関する情報及び／又はアドレス情報がまた、ビジタ・ロケーション・レジスタ６４によって送られることがある。この通知の肯定応答がホーム・ロケーション・レジスタ６２から現在サービスするサービス・エリア５２内のビジタ・ロケーション・レジスタ６４へ送られ（流れ１８２）、更に、現在サービスするサービス・エリア５２内の移動交換センタ５８へ送られる（流れ１８４）。この肯定応答に伴って、かつもし初期サービス・エリア内のメッセージ待機標識フラグがセットされていたならば、現在サービスするサービス・エリア内に設置されたビジタ・ロケーション・レジスタ６４及び移動交換センタ５８の両方内のメッセージ待機標識フラグが（それぞれ、１８６及び１８８において）セットされることになる。ホーム・ロケーション・レジスタ６２は、更に、移動局１０がその中で以前に位置検出されていたサービス・エリア５２内の移動交換センタ５８及びビジタ・ロケーション・レジスタ６４に委ねられているこの移動局の登録を抹消し、かつこのセンタ５８及びレジスタ６４によって維持されたメッセージ待機標識をクリアする。この通知は、ビジタ・ロケーション・レジスタ６４への登録抹消（ＲＥＧＣＡＮＣ）呼出し伝送（流れ１９０）を使用して行われてよく、かつ、更に、移動交換センタ５８へ転送される（流れ１９２）。この通知の肯定応答が移動交換センタ５８から以前にサービスしたサービス・エリア５２内のビジタ・ロケーション・レジスタ６４へ送られ（流れ１９４）、更に、ホーム・サービス・エリア５２内のホーム・ロケーション・レジスタ６２へ送られる（流れ１９６）。次いで、その移動局に対するメッセージ待機標識フラグがセットされるどうか判定する試験が行われる。もしセットされないならば、移動局はディープ・スリープ・モードに復帰してよい。もしセットされるならば、図６に示された第２シナリオの残りの通信の流れは、図５の第１シナリオに関して実行された流れ１６２〜１７６と同じである。したがって、図５からの流れ１２２〜１４８の開示を列挙することによってここに組み入れてある。しかしながら、図６に関しては流れ１６２〜１７６において列挙された移動交換センタ５８は、移動局がその中で現在位置検出される所のサービス・エリア内の移動交換センタであって、その移動局の以前の位置にサービスした移動交換センタではないことは、もちろん、云うまでもない。前述のように、メッセージ・センタ６０に記憶された全ての未配送メッセージがサービス・エリア５２内の移動局１０へ配送されるまで、通信の流れ１６８〜１７６は繰り返されることになる。全てのメッセージの成功配送に続き、もし以前にリセットされていないならば、移動局１０に対するメッセージ待機標識フラグが（１７６おいて参照）リセットされる。小さいプロトコル修正のみで以て、本発明の方法及び装置を現存するＩＳ−４１通信規格信号プロトコル内に実現してよい。本発明によって利用されるＤＳＲＥＱメッセージ、ＳＭＳ＿ＰＰメッセージ、及びＳＭＳＮＯＴメッセージは、ＩＳ−４１Ｂプロトコルには含まれていない。更に、ＳＭＳメッセージ、ＳＭＳメッセージ計数、メッセージ待機標識、ディープ・スリープ・モードに起因する配送不成功、移動局スリープ特性及びフラグ・セットに関係する新パラメータをＩＳ−４１プロトコルに付加しなければならない。本発明の方法及び装置は、更に、比較的小さい修正で以て他の工業規格、及び所有権を主張できる（proprietar y）プロトコルと関連しての使用に利用可能であることは、云うまでもない。本発明の方法及び装置の好適実施例が添付図面に示されかつ前掲の詳細な説明において説明されたが、本発明は開示された実施例に限定されのではなく、次の請求の範囲によって記載されかつ定義される本発明の精神に反することなく極めて多数の再構成、修正、及び置換が可能であることは、云うまでもない。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年５月１６日【補正内容】請求の範囲１．各移動局が通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに移動局を一時的に置きかつ前記電力節約動作モードの終了を表示する通知を発生する手段をそれぞれ含む前記複数の移動局と、受信した通信メッセージを前記複数の移動局へ配送する通信網であって、前記移動局への配送を意図された受信した通信メッセージを記憶する手段と、前記通信網による通信メッセージの指定された移動局への配送が不成功のとき前記移動局のうちの指定された１つに対して受信した通信メッセージを記憶することを表示するメッセージ・フラグをセットする手段と、前記指定された移動局内の前記電力節約動作モードの終了についての前記移動局による通知とメッセージ・フラグのセットとの両方に応答して前記指定された移動局への配送のため記憶した前記通信メッセージを検索しかつ転送する手段とを包含する、無線通信システム。２．請求項１記載のシステムにおいて、前記電力節約動作モードに前記移動局を前記一時的に置く手段が第１時間間隔と第２時間間隔とを交互に計数するタイマと、前記移動局による電力消費を制御するために前記タイマによる前記第２時間間隔の計数に応答する回路手段とを含む、システム。３．請求項２記載のシステムにおいて、前記回路手段が前記移動局の或る決まった電力消費構成要素への電力を止める手段を含む、システム。４．請求項３記載のシステムにおいて、前記移動局がトランシーバ回路を更に含み、かつ前記止める手段が前記トランシーバ回路への電力の供給を制限する、システム。５．請求項２記載のシステムにおいて、前記回路手段が前記移動局の或る決まった電力消費構成要素による電力消費を減少させる手段を含む、システム。６．請求項１記載のシステムであって、前記記憶した通信メッセージの配送の完了まで移動局が前記電力節約動作モードに再度入ることを限定する手段を更に包含するシステム。７．複数の移動局の各々が通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに一時的に入るように機能しかつ前記電力節約動作モードの終了を表示する通知を発生するように更に機能する前記複数の移動局を含む無線通信システムに使用される通信メッセージ配送方法であって、指定された移動局へアドレス指定された通信メッセージを受信するステップと、前記指定された移動局へ受信した前記通信メッセージの配送を企図するステップと、もし前記受信した通信メッセージの企図された配送が不成功ならば、後の検索のために前記受信した通信メッセージを記憶し、前記指定された移動局に対する前記受信した通信メッセージを記憶することを表示するメッセージ待機フラグをセットし、かつ前記指定された移動局内の電力節約動作モードの終了についての前記移動局が供給した通知に応答し、かつ前記指定された移動局に対する前記メッセージ待機フラグのセットにも応答して、前記指定された移動局への配送のために記憶した前記通信メッセージを検索しかつ前記無線通信システムを経由して転送するステップとを包含する方法。８．請求項７記載の方法であって、電力が節約される動作モードの内へ及び外へ前記移動局を繰り返し置くステップを更に包含する方法。９．請求項８記載の方法において、前記繰り返し置くステップが前記移動局の或る決まった構成要素への電力供給を一時的に止めるステップを含む、方法。１０．請求項８記載の方法において、前記繰り返し置くステップが前記移動局の或る決まった構成要素へ供給される電力の量を一時的に減少させるステップを更に含む、方法。１１．複数の移動局との通信を提供するセルラ通信システムであって、移動交換センタと、前記移動交換センタによってサービスされるエリア内にホームしている前記移動局のうちの或る決まったいくつかに関連するデータを記憶するホーム・ロケーション・レジスタと、前記移動交換センタによってサービスされる前記エリア内に現在位置検出されると信じられる前記移動局のうちの或る決まったいくつかに関連するデータを記憶するビジタ・ロケーション・レジスタと、前記移動交換センタによってサービスされる前記エリア内にホームしている前記移動局のうちの或る決まったいくつかへの配送を意図されたメッセージを記憶するメッセージ・センタと、前記ホーム・ロケーション・レジスタと、前記ビジタ・ロケーション・レジスタと、前記メッセージ・センタとに接続され、意図された受信移動局へ受信したメッセージを経路指定する手段とを有し、その経路指定手段は、無効性に起因して前記意図された受信移動局への前記メッセージの配送の不成功に応答してフラグをセットする手段と、前記メッセージ・センタから記憶された前記メッセージを検索しかつ前記意図された受信移動局へ検索された前記メッセージを転送するに当たっての前記フラグのセットとそれと共に移動局から伝送されたその移動局の電力節約動作モードの終了を表示する通知とに応答する手段とを包含する、システム。１２．請求項１１記載のシステムにおいて、前記経路指定する手段が前記意図された受信移動局の位置を識別するために前記ホーム・ロケーション・レジスタと前記ビジタ・ロケーション・レジスタとに記憶されたデータを利用する、システム。１３．請求項１１記載のシステムにおいて、前記経路指定する手段が前記意図された受信移動局への前記検索されたメッセージの配送に続きセットされたフラグをクリアする手段を更に含む、システム。１４．請求項１１記載のシステムであって、前記意図された受信移動局へメッセージを経路指定しかつ配送するために他の移動交換センタと対話する手段を更に包含するシステム。１５．請求項１１記載のシステムにおいて、前記セットされたフラグが前記ビジタ・ロケーション・レジスタ内に維持され、かつ前記システムは移動局移動に伴って１つのビジタ・ロケーション・レジスタから他のビジタ・ロケーション・レジスタへ前記セットされたフラグを転送する手段を更に包含するシステム。１６．請求項１１記載のシステムであって、前記意図された受信移動局へのメッセージ配送に際して前記セットされたフラグをクリアする手段を更に包含するシステム。１７．複数のサービス・エリアと、前記サービス・エリアを通して移動する複数の移動局にして、各移動局がシステム通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに前記移動局を一時的に入れかつ前記電力節約動作モードの終了を表示する通知を発生する手段を含む前記複数の移動局と、前記移動局のための受信したシステム通信メッセージを記憶するメッセージ・センタと、前記複数のサービス・エリアのうちの各１つにサービスする移動交換センタとを有し、各移動交換センタが、移動局のサービス・エリア内で位置検出された前記移動局へ受信したシステム通信メッセージを伝送する手段と、指定された１つの移動局の電力節約動作モードのため前記指定された１つの移動局への前記システム通信メッセージの配送の不成功に応答して、前記メッセージ・センタにシステム通信メッセージを記憶しかつ前記移動局のうちの指定された移動局に対するメッセージ待機フラグをセットする手段と、前記指定された移動局内の前記電力節約動作モードの終了についての前記移動局による通知と、前記指定された移動局のメッセージ・フラグのセットとに応答し、前記メッセージ・センタ内の記憶から前記システム通信メッセージを検索しかつ前記伝送する手段を使用して前記指定された移動局へ検索された前記通信メッセージを転送する手段とを包含する、セルラ通信システム。１８．請求項１７記載のセルラ通信システムにおいて、前記移動交換センタが前記指定された移動局への前記メッセージの配送に続き前記セットされたメッセージ・フラグをクリアする手段を更に含む、セルラ通信システム。１９．請求項１７記載のセルラ通信システムであって、前記移動局が電力節約動作モードに入った所のサービス・エリアと異なるサービス・エリア内で電力節約動作モードを終了するとき他の移動交換センタに通知する手段を更に包含するセルラ通信システム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者ウェイントムカナダ国エィチ４アール２シー３ケベック，セントローレント，ブルゴインストリート 2590 (72)発明者ブードロー，アランカナダ国エィチ４ピー２エヌ２ケベック，ティー．エム．アール．ドカリー 8400，レガーデアー

Claims

【特許請求の範囲】１．各移動局が通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに移動局を一時的に置く手段をそれぞれ含む複数の移動局と、受信した通信メッセージを前記複数の移動局へ経路指定しかつ配送する通信網とを有し、その通信網は、前記移動局への配送を意図された受信した通信メッセージを記憶する手段と、前記通信網による通信メッセージの指定された移動局への配送が不成功のとき前記移動局のうちの指定された１つに対して受信した通信メッセージを記憶することを表示するメッセージ・フラグをセットする手段と、前記指定された移動局内の前記電力節約動作モードの終了の通知とメッセージ・フラグのセットとに応答して前記指定された移動局への配送のため記憶した前記通信メッセージを検索しかつ転送する手段とを包含する、無線通信システム。２．請求項１記載のシステムにおいて、前記電力節約動作モードに前記移動局を前記一時的に置く手段が第１時間間隔と第２時間間隔とを交互に計数するタイマと、前記移動局による電力消費を制御するために前記タイマによる前記第２時間間隔の計数に応答する回路手段とを含む、システム。３．請求項２記載のシステムにおいて、前記回路手段が前記移動局の或る決まった電力消費構成要素への電力を止める手段を含む、システム。４．請求項３記載のシステムにおいて、前記移動局がトランシーバ回路を更に含み、かつ前記止める手段が前記トランシーバ回路への電力の供給を止める、システム。５．請求項２記載のシステムにおいて、前記回路手段が前記移動局の或る決まった電力消費構成要素による電力消費を減少させる手段を含む、システム。６．複数の移動局の各々が通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに一時的に入るように機能する前記複数の移動局を含む無線通信システムに使用される通信メッセージ配送方法であって、指定された移動局へアドレス指定された通信メッセージを受信するステップと、前記指定された移動局へ受信した前記通信メッセージの配送を企図するステップと、もし前記受信した通信メッセージの企図された配送が不成功ならば、後の検索のために前記受信した通信メッセージを記憶し、前記指定された移動局に対する前記受信した通信メッセージを記憶することを表示するメッセージ待機フラグをセットし、かつ前記指定された移動局内の電力節約動作モードの終了に応答し、かつ前記指定された移動局に対する前記メッセージ待機フラグのセットにも応答して、前記指定された移動局への配送のために記憶した前記通信メッセージを検索しかつ前記無線通信システムを経由して転送するステップとを包含する方法。７．請求項６記載の方法であって、電力が節約される動作モードの内へ及び外へ前記移動局を繰り返し置くステップを更に包含する方法。８．請求項７記載の方法において、前記繰り返し置くステップが前記移動局の或る決まった構成要素への電力供給を一時的に止めるステップを含む、方法。９．請求項７記載の方法において、前記繰り返し置くステップが前記移動局の或る決まった構成要素へ供給される電力の量を一時的に減少させるステップを更に含む、方法。１０．複数の移動局との通信を提供するセルラ通信用移動交換センタであって、前記移動交換センタによってサービスされるエリア内にホームしている前記移動局のうちの或る決まったいくつかに関連するデータを記憶するホーム・ロケーション・レジスタと、前記移動交換センタによってサービスされる前記エリア内に現在位置検出されると信じられる前記移動局のうちの或る決まったいくつかに関連するデータを記憶するビジタ・ロケーション・レジスタと、前記移動交換センタによってサービスされる前記エリア内にホームしている前記移動局のうちの或る決まったいくつかへの配送を意図されたメッセージを記憶するメッセージ・センタと、前記ホーム・ロケーション・レジスタと、前記ビジタ・ロケーション・レジスタと、前記メッセージ・センタとに接続され、意図された受信移動局へ受信したメッセージを経路指定する手段とを有し、その経路指定手段は、無効性に起因して前記意図された受信移動局への前記メッセージの配送の不成功に応答してフラグをセットする手段と、前記メッセージ・センタから記憶された前記メッセージを検索しかつ前記意図された受信移動局へ検索された前記メッセージを転送するに当たっての前記フラグのセットと一緒に前記意図された受信移動局のその後の可用性に応答する手段とを包含する、移動交換センタ。１１．請求項１０記載の移動交換センタにおいて、前記経路指定する手段が前記意図された受信移動局の位置を識別するために前記ホーム・ロケーション・レジスタと前記ビジタ・ロケーション・レジスタとに記憶されたデータを利用する、移動交換センタ。１２．請求項１０記載の移動交換センタにおいて、前記経路指定する手段が前記意図された受信移動局への前記検索されたメッセージの配送に続きセットされたフラグをクリアする手段を更に含む、移動交換センタ。１３．請求項１０記載の移動交換センタであって、前記意図された受信移動局へメッセージを経路指定しかつ配送するために他の移動交換センタに対話する手段を更に包含する移動交換センタ。１４．複数のサービス・エリアと、前記サービス・エリアを通して移動する複数の移動局にして、各移動局がシステム通信メッセージの受信が不可能である電力節約動作モードに前記移動局を一時的に入れる手段を含む前記複数の移動局と、前記複数のサービス・エリアのうちの各１つにサービスする移動交換センタとを有し、各移動交換センタが、前記サービス・エリア内にホームしている前記移動局のうちの或るいくつかに対する受信したシステム通信メッセージを記憶するメッセージ・センタと、前記サービス・エリア内で位置検出された移動局へ受信したシステム通信メッセージを伝送する手段と、指定された１つの移動局の電力節約動作モードのため前記指定された１つの移動局への前記システム通信メッセージの配送の不成功に応答して前記メッセージ・センタにシステム通信メッセージを記憶しかつ前記移動局のうちの指定された移動局に対するメッセージ待機フラグをセットする手段と、前記指定された移動局内の前記電力節約動作モードの終了の通知と、前記指定された移動局のメッセージ・フラグのセットとに応答し、前記メッセージ・センタ内の記憶から前記システム通信メッセージを検索しかつ前記伝送する手段を使用して前記指定された移動局へ検索された前記通信メッセージを転送する手段とを包含する、セルラ通信システム。１５．請求項１４記載のセルラ通信システムにおいて、前記移動交換センタが前記指定された移動局への前記メッセージの配送に続き前記セットされたメッセージ・フラグをクリアする手段を更に含む、セルラ通信システム。１６．請求項１４記載のセルラ通信システムであって、前記移動局が電力節約動作モードに入った所のサービス・エリアと異なるサービス・エリア内で電力節約動作モードを終了するとき他の移動交換センタに通知する手段を更に包含するセルラ通信システム。