JPH11298778A - 光通信装置およびその位置合せ方法 - Google Patents

光通信装置およびその位置合せ方法

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JPH11298778A
JPH11298778A JP10114314A JP11431498A JPH11298778A JP H11298778 A JPH11298778 A JP H11298778A JP 10114314 A JP10114314 A JP 10114314A JP 11431498 A JP11431498 A JP 11431498A JP H11298778 A JPH11298778 A JP H11298778A
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JP
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transmission
optical communication
image
unit
receiving
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JP10114314A
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English (en)
Inventor
Yoichi Murayama
洋一 村山
Makoto Yokoi
誠 横井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信接続準備時の位置合せ状態等を使用者が
簡単に認識し得る光通信装置およびその位置合せ方法の
提供。 【解決手段】 デジタルカメラの液晶ディスプレイ40
の画面41に送信可能範囲42を表示し、その中に相手
側装置(デジタルカメラ200)のスルー画像200’
が位置した場合に送信可能と判定し、赤外線データ送信
を行なう。図4で、(a)は送信可能範囲42にデジタ
ルカメラ200のスルー画像200’が入っていない場
合を示し、この場合は送信できない。(b)の場合も未
だ送信可能範囲42にスルー画像200’全体が入って
いないので送信できない。(c)ではスルー画像20
0’全体が送信可能範囲42に入っているので送信可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ、P
DA、等の携帯型端末機器やパーソナルコンピュータ
(以下、パソコン)等の光通信装置に関し、特に、これ
ら端末機器の間やこれら端末機器とパーソナルコンピュ
ータやプリンタ等の外部機器との間でデータ授受を行な
う光通信装置およびその位置合せ補助技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラやPDA(Personal Dig
ital Assistant (例えば、電子手帳))等の携帯型端
末機器においてフラッシュメモリー等の内部固定型記録
媒体に記録データを保存する形式のものがある。これら
携帯型端末機器間の間で記録データの授受を行なったり
パソコンやプリンタ等の外部機器に記録データを送信す
る場合に、送信ケーブルで互いを接続して記録データを
送信するように構成されたものや、内蔵の赤外線通信装
置を介して記録データを送信するものがある。
【0003】図18は、デジタルカメラ間の赤外線通信
によるデータ授受の従来例を示す説明図であり、デジタ
ルカメラ250,260はそれぞれ赤外線通信装置を内
蔵しており、図18ではそれらの赤外線受発光部25
2,262が示されている(なお、図18で記号25
1,261は撮像レンズを示す)。
【0004】デジタルカメラ250からデジタルカメラ
260に画像データを送る場合には、先ず、送信側と受
信側を対面させてからデジタルカメラ250、260を
送/受信設定してデジタルカメラ250の赤外線受発光
部252からの赤外線出射角がデジタルカメラ260の
赤外線受発光部262に対して一定の範囲(例えば、I
rDA(赤外線通信規格)によるものでは距離1m以上
で出射角15゜,入射角30゜)になるようにデジタル
カメラ250の位置合せを行なうと、通信プロトコル確
認後、通信接続がなされ、その後、画像データが送信さ
れる。この場合、デジタルカメラ250の赤外線受発光
部252が赤外線受発光部262に対して一定の範囲内
に位置付けられている場合には直ちに通信接続状態にな
り通信が開始されるが、一定の範囲内にない場合には、
送/受信設定がなされてから所定時間(赤外線受発光モ
ジュールの種類によって異なるが、例えば、20秒)内
に一定の範囲に入るように位置付けられない場合には通
信エラーとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の赤外線通信
装置を備えたデジタルカメラでは、赤外線受発光部25
2が赤外線受発光部262に対して一定の範囲に入れば
通信接続状態になり通信が開始されるが、使用者にとっ
て両者を通信可能範囲に位置合せをする(通常は、送信
側を移動させて位置合せをする)場合に位置が合ってい
るか否かを知る適切な手段が設けられていなかったの
で、位置合せを勘に頼らざるを得ないといった問題点が
あった。また、位置が合って通信が開始されてもそれに
気付かずに送信装置側(または受信装置側)カメラを動
かしてしまい、送信エラーになるという不具合もあっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の問題点や不具合を解
決するためになされたものであり、通信接続準備時の位
置合せ状態等を使用者が簡単に認識し得る光通信装置お
よびその位置合せ方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明の光通信装置は、撮像部および表示部
を備えた光通信装置であって、表示部の画面に送信可能
範囲を表示する送信可能範囲表示手段と、送信可能範囲
内に光通信モジュールを備えた受信側装置を被写体とす
る画像が位置した場合に送信可能と判定する送信可否判
定手段、を有することを特徴とする。
【0008】また、第2の発明の光通信装置は、撮像部
および表示部を備えた光通信装置であって、受信側装置
までの距離を得る距離取得手段と、取得された距離から
送信可能/不可能を判定する送信可否判定手段、を有す
ることを特徴とする。
【0009】また、第3の発明は上記第2の発明の光通
信装置において、撮像部はオートフォーカス機構を含
み、距離取得手段は受信側装置を注目被写体としてオー
トフォーカス機構が動作する時に派生する該受信側装置
までの距離を取得することを特徴とする。
【0010】また、第4の発明は上記第1または第2の
発明の光通信装置において、撮像部は、光通信モジュー
ルを備えた受信側装置から出力される特定の周波数の光
線または前記受信側装置から出力される光線の一部を通
過させるフィルタを含むことを特徴とする。
【0011】また、第5の本発明の光通信装置の位置合
せ方法は、撮像部および表示部を備えた光通信装置にお
いて、表示部の画面に送信可能範囲を表示する工程と、
送信可能範囲内に光通信モジュールを備えた受信側装置
を被写体とする画像を位置させる工程と、画像が送信可
能範囲内に位置した場合に送信可能と判定する工程、を
有することを特徴とする。
【0012】また、第6の発明は上記第5の発明の光通
信装置の位置合せ方法において、送信可能と判定する工
程は、画像が送信可能範囲内に位置したか否かによって
異なる音声を出力する工程を含むことを特徴とする。
【0013】また、第7の発明の光通信装置の位置合せ
方法は、撮像部および表示部を備えた光通信装置におい
て、表示部の画面の中心近傍に光通信モジュールを備え
た受信側装置を被写体とする画像を位置させる工程と、
画像が画面の中心近傍に位置した場合に前記受信側装置
までの距離を得る工程と、距離から送信可能/不可能を
判定する工程、を有することを特徴とする。
【0014】また、第8の発明は上記第7の発明の光通
信装置の位置合せ方法において、距離を得る工程はオー
トフォーカスを行なう工程を含むことを特徴とする。
【0015】また、第9の発明は上記第8の発明の光通
信装置の位置合せ方法において、送信可能/不可能を判
定する工程は、距離が所定の閾値以内か否かによって異
なる音声を出力する工程を含むことを特徴とする。
【0016】また、第10の発明は上記第5および第7
の発明の光通信装置の位置合せ方法において、画像を位
置させる工程は、受信側装置の光通信モジュールから出
力される特定の周波数の光線を通過させる工程または前
記受信側装置から出力される光線の一部を通過させる工
程を含むことを特徴とする。
【0017】また、第11の発明は上記第5および第7
の発明の光通信装置の位置合せ方法において、さらに、
送信可能と判定された後に光通信を開始する工程と、光
通信の開始後の通信状態を音声またはグラフ表示により
報知する工程を含むことを特徴とする。
【0018】更に、第12の発明は撮像部および表示部
も備えた光通信装置であって、前記表示部に、前記撮像
部によって撮像された画像と、光通信可能な範囲を示す
表示とを重ねて表示するようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本実施形態では本発明の位置合せ
方法を適用する光通信装置としてデジタルカメラを例と
し、デジタルカメラ間の赤外線データ通信を行なう場合
について説明するが、これに限られず、本発明の位置合
せ方法は、例えば、PDAやパソコンやプリンタ等の赤
外線通信装置としても適用でき、これら端末機器の間
や、これら端末機器とパソコンやプリンタ等の外部機器
との間で赤外線通信によるデータ授受を行なう場合に適
用できる。また、本発明の位置合せ方法は赤外線通信の
場合だけでなく光通信機能を備えた通信装置に適用でき
る。
【0020】<回路構成例>図1は、本発明の光通信装
置の一実施例としてのデジタルカメラの回路構成例を示
すブロック図である。図1で、デジタルカメラ100
は、光学系11、信号変換部12、信号処理部13、D
RAM(ダイナミックメモリー)14、赤外線受発光部
15、シリアルインターフェイス19、制御部20、操
作部30、表示部40、OSDデータ用ROM45、記
録部50および電源90を有している。なお、音声出力
部16を備えるようにしてもよい。また、デジタルカメ
ラ100に中心被写体までの距離を検出して自動的に合
焦動作を行なうオートフォーカス機構を備えるようにし
てもよい。
【0021】光学系11は、撮像レンズ111および自
動絞り機構112等を含み、撮像レンズ111を介して
集光された被写体像の光束を後段の撮像素子(CCD)
上に結像させる。
【0022】信号変換部12は、CCDおよび信号変換
回路等を含み、前段の光学系11を介してCCDに結像
した画像を電気信号に変換し、デジタルデータに変換し
て一定の周期で出力する。
【0023】信号処理部13は、信号変換部12からの
出力を処理して、デジタルの輝度、色差マルチプレクス
信号(YUVデータ)等の信号成分を得て、YUVデー
タのDRAM14を指定領域へ転送し、展開する。ま
た、記録保存の際にDRAM14に書込まれているYU
Vデータを読み出してJPEG圧縮処理を施し、再生時
に記録媒体(メモリーカード)51に保存記録されてい
た画像データに伸張処理を施してYUVデータを再生す
る。
【0024】赤外線受発光部15は赤外線受発光素子を
有し、受信時には外部から受信した赤外線信号を電気信
号に変調して制御部20に送り、送信(または受信応
答)時には制御部20からの応答信号または送信データ
を赤外線に変調して外部に送出する。
【0025】制御部20はCPU、RAM、ROMおよ
びタイマー等を有したマイクロプロセッサ構成を有して
おり、CPUは、上述の各回路および図示しない電源切
換えスイッチ等にバスラインを介して接続し、ROMに
格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ1
00全体の制御を行なうと共に、操作部30からの状態
信号に対応してデジタルカメラの各機能の実行制御、例
えば、記録モードや再生モード等の実行や、ROM或い
はフラッシュメモリ51に格納された赤外線通信制御手
段等の実行による赤外線通信によるデータ送受信処理の
実現のための実行制御に加えて、位置合せ検証手段12
0によるデジタルカメラの位置合せ状態の検証動作や通
信状態報知手段130による通信状態報知の実行制御を
行なう。
【0026】操作部30は、処理モード切換えスイッ
チ、機能選択用ボタン(複数個)、メインスイッチ、デ
ータ送受信設定スイッチ37、シャッターボタン、およ
び記録/再生モード切換えスイッチ等のスイッチやボタ
ンを構成部分とし、これらのスイッチ或いはボタンが操
作されると状態信号が制御部20に送出される。
【0027】表示部40は液晶ディスプレイ装置等の表
示装置から構成されており、撮像時の被写体画像表示お
よび再生時の再生画像表示の他、処理選択時の選択用メ
ニュー表示や位置合せ状態検証時の相手側装置の表示等
が行なわれる。
【0028】記録部50は記録媒体(実施例ではフラッ
シュメモリー)51上に信号処理部13からの画像デー
タを記録する。
【0029】また、音声出力部16を設けた場合には、
音声出力部16は位置合せ検証手段120や通信状態報
知手段130が起動されると位置合せ状態や通信時の状
態を音声出力する。受信時には受信した赤外線信号を赤
外線受発光部15で電気信号に変換し、制御部20に送
ると同時に音声出力部16に入力させる。音声出力部1
6は、先ず、入力された信号を可聴周波数に変換して音
を出力する。また、送信時には、制御部20から赤外線
受発光部15に送られる信号を同時に音声出力部16に
与え、受信時と同様に音信号に変換して音を出力する。
【0030】<通信装置の外観例>図2は図1のデジタ
ルカメラの一実施例の外観を示す斜視図であり、(a)
は背部外観図、(b)はレンズ部を背部側に回転させた
場合の背部外観図である。デジタルカメラ100は、本
体101と回転レンズ部102とからなり、回転レンズ
部102は前後に回転できる。本体101の側部および
背部にはデータ送受信設定スイッチ37とLCD(液晶
ディスプレイ)画面41の他、シャッターボタン,操作
用のスイッチやボタンおよび入出力端子口(図示せず)
が設けられており、前部には赤外線受発光部15用の赤
外線入出射窓(図18)が設けられている。なお、図示
のように音声出力部16を背部に設けてもよい。また、
データ送受信設定スイッチ37は左右に回転可能に構成
され、回転位置により赤外線送信,赤外線受信,ケーブ
ル送受信(ケーブル接続によるデータの送受信)に設定
できる。また、回転レンズ部102の前部には撮像レン
ズ111の他、ストロボ発光部や光量センサ等(図示せ
ず)設けられている。なお、回転レンズ部102にオー
トフォーカス用測距機構を設けてもよい。
【0031】<位置合せ検証手段,通信状態報知手段の
構成例>位置合せ検証手段120は、送信側装置と受信
側装置の位置合せ状態を検出する。送信側ではこれによ
り受信側装置を画面表示して使用者による位置合せ状態
の検証を可能にする。そして、赤外線通信制御手段に対
してデータの送信タイミングを与える。また、この場
合、位置合せ検証手段は位置合せ状態(通信可能か否
か)を音声で報知することもできる。通信状態報知手段
130は通信開始後の送受信状態を検出して音声で報知
する(図9)。通信状態報知手段130で通信開始後の
送受信状態を検出してグラフィック表示するようにして
もよい(図10)。また、位置合せ検証手段120およ
び通信状態報知手段130をハードウエア回路で構成し
てもよいが、本実施例ではプログラムで構成している。
なお、これらの各モジュールのうちのあるモジュールを
ハードウエア回路で、その他のモジュールをプログラム
で構成するようにしてもよい。また、通信状態報知手段
130をプログラムで構成した場合には通信状態報知手
段の各モジュールはROM等の記録媒体に記録され、制
御プログラムのコントロール下でCPUにより実行制御
され、本実施例の位置合せ検証機能および通信状態等報
知機能を実現する。
【0032】<実施例1> 送受信範囲と相手装置の表
示による検証 図3は位置合せ検証手段120の構成例を示すブロック
図であり、位置合せ検証手段120は、図3に示すよう
に、送受信設定判定手段121と、送信範囲表示手段1
22,受信装置表示手段123および送信可否判定手段
124と、送信範囲表示手段122’および受信装置表
示手段123’を有している。そして、位置合せ検証手
段120によって相手側装置が送信可能範囲内および受
信可能範囲内にあると判定された場合には赤外線通信に
よるデータの送信が行なわれる。また、通信状態報知手
段130を設けるようにしてもよく、この場合、通信状
態報知手段130は送信状態報知手段131および受信
状態報知手段131’からなり、位置合せ検証手段12
0による検証結果に基づいて通信が開始された場合に音
声出力または表示により通信状態を報知する。
【0033】(1) モード判定 送受信設定判定手段121は赤外線送信モードか赤外線
受信モードかを判定する。すなわち、赤外線データ送信
設定スイッチ37の状態フラグを周期的に調べて、赤外
線データ送信設定スイッチ37が赤外線送信位置に設定
されているか赤外線受信位置に設定されているか、それ
以外の位置に設定されているかを判定し、その結果によ
って受信範囲表示手段122か送信範囲表示手段12
2’のいずれに遷移する。
【0034】(2) 送信側での位置合せ表示および送
信状態報知 送信範囲表示手段122は、赤外線受発光部15から相
手側装置に赤外線データ送信する場合に相手側装置が位
置すれば送信可能な送信範囲(IrDA規格で角度15
゜,距離1m以内)を液晶ディスプレイ40の画面41
に送信可能範囲42として表示する(図4(a))。な
お、送信可能範囲42は枠で囲むかおよび/または表示
色を他の部分の表示色と異なる色にすることが望まし
い。受信装置表示手段123は、デジタルカメラ100
から赤外線データ送信する相手側装置、すなわち受信装
置を被写体画像として液晶ディスプレイ40の画面41
上にスルー画像表示する。すなわち、受信装置表示手段
123としてはデジタルカメラ100の通常の撮影動作
機能(撮像レンズ111およびCCDを介して取込んだ
画像のスルー画像表示)が相当する。
【0035】また、本実施例ではデジタルカメラ100
と同様の構成を有するデジタルカメラ200を相手側装
置(受信装置)の例として用いた。送信可否判定手段1
24は、画面41に表示された受信装置全体が送信可能
範囲42に入っているか否かを判定する。送信可否の判
定を手動によって行なう場合には送信可否判定手段12
4は使用者によって受信装置全体が送信可能範囲42に
入った旨の確認入力(確認ボタン(図示せず)の押し下
げ操作等)の有無を判定する。また、送信可否の判定を
自動的に行なうこともできる。この例については後述
(実施例2,3)する。送信状態報知手段131は送信
可否判定手段124の判定結果に基づいて通信が開始さ
れた場合に音声出力(図9)または表示(図10)によ
り通信状態を報知する。
【0036】(3) 受信側での位置合せ表示および送
信状態報知 上記受信装置としては赤外線受発光モジュールを備えた
装置であればよく、赤外線受発光モジュールを有するデ
ジタルカメラ、プリンタ、パソコン、モバイル、その他
の情報機器が相当するが、以下に述べる機能は受信装置
が撮像部および表示部を有していない場合には組込まれ
ない。受信範囲表示手段122’は、相手側装置(送信
装置(本実施例ではデジタルカメラ100)からの赤外
線データを受信する場合に相手側装置が位置すれば受信
可能な受信範囲(IrDA規格で角度30゜,距離1m
以内)を液晶ディスプレイ40’の画面41’に送信可
能範囲42’として表示する(図5(a))。受信装置
表示手段123’は、デジタルカメラ200に赤外線デ
ータ送信する相手側装置、すなわちデジタルカメラ10
0を被写体画像として表示装置の画面上に表示する。す
なわち、受信装置表示手段123’としてはデジタルカ
メラ200の通常の撮影動作機能が相当する。送信状態
報知手段131’は送信側からの赤外線データを受信し
たとき、すなわち赤外線データ通信が開始された場合に
音声出力または表示により通信状態を報知する。なお、
送信状態報知手段131’は設けなくてもよい。
【0037】[位置合せ表示例]図4は、送信側装置の
表示装置に表示される位置合せ表示の一実施例を示す図
であり、液晶ディスプレイ40の画面41に表示された
送信可能範囲42と相手側装置であるデジタルカメラ2
00のスルー画像200’の位置関係を示している。図
4で、(a)は送信可能範囲42にデジタルカメラ20
0のスルー画像200’が入っていない場合を示し、こ
の場合は送信できない。(b)は使用者がデジタルカメ
ラ100を時計廻り方向に動かして角度を調整してスル
ー画像200’を視野の中央近傍に入れた例であり、こ
の場合も未だ送信可能範囲42にスルー画像200’全
体が入っていないので送信できない。(c)は使用者が
デジタルカメラ100の回転レンズ部102を上下させ
て視野を調整してスルー画像200’全体を送信可能範
囲42に入れた例であり、送信可能である。また、図示
していないが、距離が遠過ぎる場合には送信可能範囲4
2に入っていても送信できず、使用者が誤って送信可能
として確認入力をしてもデータは送信されず、送信状態
報知がなされないので距離を近づける必要が生ずる。
【0038】図5は、受信側装置の表示装置に表示され
る位置合せ表示の一実施例を示す図であり、液晶ディス
プレイの画面41’に表示された受信可能範囲42’と
相手側装置であるデジタルカメラ100のスルー画像1
00’の位置関係を示している。図5で、(a)は受信
可能範囲42’にスルー画像100’全体が入っていな
い場合を示し、(b)はスルー画像100’全体が受信
可能範囲42’に入った例を示す。
【0039】[送信装置側の動作例]図6は、位置合せ
動作時の送信側装置(デジタルカメラ100)の動作例
を示すフローチャートであり、(a)は送信可能範囲表
示の後に受信側装置の表示を行なうようにした例、
(b)は受信側装置の画像を表示してから送信可能範囲
表示を行なうようにした例である。図6(a)で、使用
者がデジタルカメラ200のデータ送受信設定スイッチ
を回転させて赤外線受信位置に位置付けると状態信号が
制御部に送られ、赤外線受信モードが起動される(S
0)。
【0040】次に、使用者はデジタルカメラ100のデ
ータ送受信設定スイッチ37を回転させて赤外線送信位
置に位置付けて、赤外線送信モードを起動すると(S
1)、位置合せ検証手段120が起動され、液晶ディス
プレイ40の画面41に送信可能範囲42が表示される
(S2)。上記ステップS2の送信可能範囲42の表示
が終るとスルー画像が表示されるので(S3)、使用者
はスルー画像を見てデジタルカメラ200が送信可能範
囲42に入っているかを調べ、入っている場合には確認
入力を行なう。確認入力がなされるとS6に遷移する
(S4)。上記S3で、デジタルカメラ200が送信可
能範囲42に入っていない場合には、使用者はカメラア
ングルを調整する。カメラアングルの調整動作中には制
御はS3に戻される(S5)。
【0041】上記ステップS4で確認入力がされた場合
には、通信状態報知手段130が起動され、通信プロト
コルの状態やデータ通信の状態を図9に示すように音声
(または図10に示すようなグラフ表示)により使用者
に知らせる(S6)。また、制御部20は受信装置との
通信プロトコルを開始する。この場合、距離が1m以上
離れていると通信プロトコルが成立しないのでデータの
送信は開始されない(S7)。上記ステップS7で、通
信プロトコルが成立しない場合には、通信状態報知手段
130は接続不良信号を音声出力部16に与えて「ビ
ー、ビー、ビー、・・・」といったような音を出して
(液晶ディスプレイ40に「距離を近づけて下さい」と
いったメッセージを表示してもよい)距離不足を使用者
に知らせるので(S8)、使用者はデジタルカメラ20
0との距離を調整する。距離の調整動作中には制御はS
3に戻される(S9)。上記ステップS7で、通信プロ
トコルが成立し、通信接続がなされると制御部20は画
像データを赤外線通信データに変換して赤外線受発光部
15を介してデジタルカメラ200に送信する(S1
0)。
【0042】なお、図6(b)のように受信側装置の画
像を表示してから(S2’)送信可能範囲表示を行なう
ようにした場合(S3’)は、ステップS5,S9から
の戻り先をS2’とする。
【0043】[受信装置側の動作例]図7は、位置合せ
動作時の受信側装置(デジタルカメラ200)の動作例
を示すフローチャートである。図7で、使用者がデジタ
ルカメラ200のデータ送受信設定スイッチを回転させ
て赤外線受信位置に位置付けると状態信号が制御部に送
られ、赤外線受信モードが起動されて(T1)、位置合
せ検証手段120が起動され、液晶ディスプレイ40の
画面41に受信可能範囲42’が表示される(T2)。
上記ステップT2の受信可能範囲42’の表示が終ると
スルー画像が表示される(T3)。送信側装置のスルー
画像が表示されるとデジタルカメラ100からの赤外線
データの受信待ちモードとなる(T4)。デジタルカメ
ラ100から赤外線通信プロトコル開始信号が送信され
ると通信プロトコルが開始され(T5)、プロトコルが
成立するとデジタルカメラからの赤外線データを受信す
る(T6)。
【0044】<実施例2>本実施例は図1のデジタルカ
メラ100(光通信装置)がオートフォーカス機構を備
えている場合の位置合せの例であり、送信可否の判定を
自動的に行なうように構成した例である。図8は位置合
せ検証手段120’の構成例を示すブロック図であり、
位置合せ検証手段120’は、図8に示すように、送受
信設定判定手段121と、送信範囲表示手段122,距
離判定手段125,受信装置表示手段126および送信
可否判定手段127と、送信範囲表示手段122’およ
び受信装置表示手段123’を有している。そして、位
置合せ検証手段120’によって相手側装置が送信可能
範囲内および受信可能範囲内にあると判定された場合に
は赤外線通信によるデータの送信が行なわれる。なお、
本実施例では送信範囲表示手段122は設けなくてもよ
い。また、通信状態報知手段130を設けるようにして
もよい。
【0045】なお、上記位置合せ検証手段120’で、
距離判定手段125,受信装置表示手段126および送
信可否判定手段127以外の構成、すなわち、送受信設
定判定手段121,送信範囲表示手段122,送信範囲
表示手段122’および受信装置表示手段123’は、
実施例1の位置合せ検証手段120での対応する構成と
同じであり、また、通信状態報知手段130の構成も実
施例1の場合と同様である。
【0046】距離判定手段125は、受信側装置との距
離Rが所定の距離(実施例では1m)以内か否かを判定
し、判定結果を保持する。また、受信側装置との距離R
が所定の距離以内の場合と所定の距離以外の場合で液晶
ディスプレイ40に表示される受信側装置或いは送信可
能範囲42の表示色を変えるように表示色属性(カラー
コードまたはR,G,Bの構成比率値)を受信装置表示
手段126に渡すようにしてもよい。この場合、デジタ
ルカメラ100の注目被写体を受信側装置にすると、オ
ートフォーカス機構によって合焦動作がなされその際に
測距手段により得られる距離を受信側装置との距離Rと
して用いることができる。
【0047】受信装置表示手段126はデジタルカメラ
100から赤外線データ送信する相手側装置、すなわち
受信装置であるデジタルカメラ200を被写体画像とし
て液晶ディスプレイ40の画面41上にスルー画像表示
する。また、距離判定手段125から表示色属性を受取
った場合にはその表示色属性に基づいて表示色を変更す
る。
【0048】送信可否判定手段127は、距離判定手段
125の判定結果により赤外線データ送信の可否を自動
判定する。すなわち、使用者が送信可能範囲42の中心
近傍にデジタルカメラ200のスルー画像200’が位
置するようすればデジタルカメラ200が注目被写体と
なるので距離の判定が行なわれることから、距離が所定
の範囲内にあれば送信可能と判定して通信プロトコル開
始のために赤外線通信制御手段に制御を渡す。
【0049】なお、オートフォーカス機構を有する場
合、液晶ディスプレイ40の画面中心近傍に注目被写体
像を位置させると自動的に合焦がなされ、その際に注目
被写体との距離を得ることができるので送信可能範囲4
2は表示しなくてもよい(すなわち、送信範囲表示手段
122を設けなくてもよい)が、実施例では、送信側装
置が送信可能範囲42に入っていることを使用者に認識
しやすいように送信可能範囲42を表示している。
【0050】また、本実施例では送信の可否を自動的に
判定できるので、自動判定結果に基づいて特定の信号を
音声出力装置16に与えるようにすることもできる。特
定の信号の例としては、位置合せ状態がよい場合(すな
わち、受信装置の画像全体が送信可能範囲42内に入っ
ていない場合:図4(a),(b))は、「ピッ、ピ
ッ、ピッ、・・・」といった音に変換される信号、位置
合せ状態がよい場合(図4(c))は、「ピッー」とい
った音に変換される信号がある。位置合せの報知例とし
て、具体的には、図4の例で、(a)のように送信可能
範囲42に相手側装置の画像200’が入っていない場
合に送信不可と判定され送信不可報知音「ピッ、ピッ、
ピッ、・・・」が出力される。なお、この場合、画像2
00’または送信可能範囲42を警告の意味で薄い赤色
等の禁止色で表示するようにしてもよい。また、(b)
のように使用者がデジタルカメラ100を時計廻り方向
に動かして角度を調整して相手側装置200’を視野中
央近傍に入れた場合も未だ送信可能範囲42に相手側装
置200’全体が入っていないので送信不可と判定され
送信不可報知音が出力される(または警告色表示がされ
る)。また、(c)のように使用者が視野を調整して画
像200’全体を送信可能範囲42に入れた場合には、
送信可能と判定されて送信可能報知音「ピー」が出力さ
れる。なお、この場合、画像200’または送信可能範
囲42をOKの意味で薄い緑色等の許容色で表示するよ
うにしてもよい。
【0051】図9は送信状態報知手段131を音声出力
により送信状態を報知するよう構成した場合の信号音の
一実施例の説明図である。送信状態報知手段131は送
信可否判定手段124の判定結果が「送信可」を意味す
る場合に、デジタルカメラ100から赤外線受発光部1
5を介して送信データが送信されるときに、同時に送信
データ信号と同じ信号を制御部20から受取って可聴周
波数に変換して音声出力部16に与える。これにより音
声出力部16からはプロトコル時の信号音および送信時
の信号音が出力される。図9で、送受信レベルvが区間
Aの範囲の場合を送信状態良好、区間B,B’にある場
合を送信状態不良とし、送信状態良好の場合には可聴周
波数を耳に心地好い音程の連続音、区送信状態不良の場
合に可聴周波数を送信状態良好の場合とは異なる音程
(例えば、区間Bなら高い断続音、区間B’なら高い断
続音)等として、両者を差別する。
【0052】図10は送信状態報知手段131を表示に
より送信状態を報知するように構成した場合の一実施例
の説明図である。送信状態報知手段131は送信可否判
定手段124の判定結果が「送信可」を意味する場合
に、デジタルカメラ100から赤外線受発光部15を介
して送信データが送信されるときに、同時に送信データ
信号と同じ信号を制御部20から受取ってその受信レベ
ルを数値データに変換してグラフ化して液晶ディスプレ
イ40に表示する。図10では送受信レベルvがα≦v
≦βの場合を送信状態良好、v<αまたは、v>βの場
合を送信状態不良とし、送信状態良好の場合には緑色等
の許容色の帯で表示し、送信状態不良の場合に赤色等の
禁止色の帯で表示している。図10で(a)は送信状態
不良の場合(v<α)の例、(b)は送信状態不良の場
合(α≦v≦β)の例を示す。また、0<<α<β<<
1である。
【0053】[送信側の動作例]図11は、位置合せ動
作時の送信側装置(デジタルカメラ100)の動作例を
示すフローチャートであり、オートフォーカス動作によ
って得られる距離により送信可否の判定を自動的にする
場合の動作例を示すフローチャートである。なお、受信
装置側(デジタルカメラ200)の動作例は図7の例と
同様である。図11で、使用者がデジタルカメラ200
のデータ送受信設定スイッチを回転させて赤外線受信位
置に位置付けると状態信号が制御部に送られ、赤外線受
信モードが起動される(U0)。
【0054】次に、使用者はデジタルカメラ100のデ
ータ送受信設定スイッチ37を回転させて赤外線送信位
置に位置付けて、赤外線送信モードを起動すると(U
1)、位置合せ検証手段120が起動され、液晶ディス
プレイ40の画面41に送信可能範囲42が表示される
(U2)。上記ステップU2の送信可能範囲42の表示
が終るとスルー画像が表示されるので(U3)、使用者
はデジタルカメラ200のスルー画像200’の赤外線
受発光部が送信可能範囲42の中心近傍に位置するよう
カメラアングルを調整する(U4)。デジタルカメラ2
00が送信可能範囲42の中心近傍に位置するとデジタ
ルカメラ200が注目被写体となってオートフォーカス
機構によってデジタルカメラ200(望ましくはその赤
外線受発光部)との距離Rが求められ、自動合焦がなさ
れる(U5)。
【0055】距離判定手段126は距離Rを得て、R≦
1mか否かを判定し(U6)、R>1mの場合には送信
可能範囲42の表示色を薄い赤色に変えるように表示色
属性を設定する(U7)。この場合、受信装置表示手段
126は送信可能範囲42の表示色を表示色属性のよう
に変更し、デジタルカメラ200のスルー画像と重畳表
示する(U8)。この場合、送信可否判定手段127は
音声出力装置16に警告音出力信号を送り、音声出力装
置16から位置合せ(距離合せ)用警告音「ピッ、ピ
ッ、ピッ、・・・」を出力させて使用者の距離調整操作
を促し(U9)、使用者が距離調整を行なう間に制御部
は制御をU3に戻す(U10)。
【0056】上記ステップU7で、デジタルカメラ20
0との距離R≦1mの場合には、送信可否判定手段12
7は音声出力装置16に位置合せ成功音出力信号を送
り、音声出力装置16から位置合せ(距離合せ)成功音
「ピー」を出力させて(U11)、R≦1mの場合には
送信可能範囲42の表示色を薄い緑色に変えるように表
示色属性を設定して、通信状態報知手段130を起動す
る、以後、通信プロトコルの状態やデータ通信の状態を
図9に示すように音声(または図10に示すようなグラ
フ表示)により使用者に知らせる(U12)。また、制
御部20は受信装置との通信プロトコルを開始するが
(U13)、デジタルカメラ100または200が外力
等により動いて位置がずれたような場合には通信プロト
コルが成立しないのでデータの送信は開始されない(U
14)。
【0057】上記ステップU14で、通信プロトコルが
成立しない場合には、通信状態報知手段130は接続状
態不良信号を音声出力部16に与えて「ビー、ビー、ビ
ー、・・・」といったような音を出して位置調整を使用
者に促すので(U5)、使用者はデジタルカメラ100
または200の位置を調整する。距離の調整動作中には
制御はU3に戻される(U16)。上記ステップU14
で、通信プロトコルが成立し、通信接続がなされると制
御部20は画像データを赤外線通信データに変換して赤
外線受発光部15を介してデジタルカメラ200に送信
する(U17)。
【0058】<実施例3>本実施例は、画面42に受信
装置側から発光される赤外線を視認可能な色で表示し、
これにより自動的に送信可否判定を行なう例である。な
お、この例では可視光線ばかりでなく赤外光線を入力し
ても電気信号を出力するというCCDの性質を用いてい
る。
【0059】図12は受信装置表示手段の一実施例を示
すブロック図であり、受信装置表示手段123または1
26を受信装置側の赤外線受発光部から発光される赤外
線を視認可能な色(実施例では赤紫)で表示可能に構成
した例であり、受信装置表示手段123(126)は赤
外線フィルタ切換手段1231,色信号変換手段123
2および画像表示手段1233を有している。
【0060】赤外線フィルタ切換手段1231は、図1
3に示すように赤外線を全部吸収する特性を備えた赤外
線フィルタ3と,赤外線を部分的に透過するフィルタ4
を機械的に切換える手段であり、赤外線送信モードが設
定されると赤外線フィルタ機構に切換え信号を送出して
赤外線フィルタ3からフィルタ4に切換え、送信が開始
されると元に戻す。
【0061】色信号変換手段1232は、信号変換部1
2からの出力のうち赤外線に相当する部分を所定の可視
光線の波長に相当する信号に変換して信号処理部13に
与える。
【0062】画像表示手段1233は信号処理部13か
らの出力(YUVデータ)を液晶ディスプレイ40に表
示する。これにより、受信側装置の赤外線受発光部から
の赤外線が受信側装置と共に表示される(図18
(c))。なお、図14に示すように赤外線フィルタの
うち特定周波数の赤外線だけを通し、他の周波数の赤外
線を通さない特性の赤外線吸収フィルタを用いるように
した場合(図14)には、受信装置表示手段123(1
26)は色信号変換手段1232と画像表示手段123
3で構成できる。
【0063】図13は切換可能に構成した赤外線フィル
タ機構の部分図であり、通常モードでは(a)に示すよ
うに撮像レンズ2とCCD5の間には赤外線吸収フィル
タ3が位置しており、撮影時に可視光線1は撮像レンズ
2および赤外線吸収フィルタ3を経てCCD5で電気信
号に変換されるが、赤外線1’は撮像レンズ2を通るも
のの、赤外線吸収フィルタ3で吸収されるのでCCD5
に入射しない。一方、赤外線送信モードでは赤外線フィ
ルタ切換手段1231からの切換え信号により図示しな
いサーボ機構が駆動され赤外線フィルタ3からフィルタ
4に切換えられるので、(b)に示すように赤外線1’
の一部がフィルタ4を通過してCCD5に入射し、電気
信号に変換される。
【0064】図14は撮像レンズ2とCCD5の間に、
特定周波数の赤外線だけを通し、他の周波数の赤外線を
通さない特性の赤外線吸収フィルタ3を設けた例であ
り、撮影時に可視光線1は撮像レンズ2および赤外線吸
収フィルタ3を経てCCD5で電気信号に変換される。
また、赤外線1’は撮像レンズ2を透過して赤外線のう
ち特定の周波数の赤外線が赤外線吸収フィルタ3’透過
してCCD5に入射し、電気信号に変換される。この場
合、赤外線吸収フィルタ3’を透過する赤外線の周波数
の帯域は通常撮影時に表示されるスルー画像や記録する
画像に赤外線の影響がおよばない程度に限定されてい
る。
【0065】図15は、本実施例による、送信側装置か
ら出る赤外線の表示例であり、受信側装置としてパソコ
ン300を例としている。図15で、(a)は赤外線受
発光部310が設けられたパソコン300を示し、
(b)は画面41に表示された送信可能領域42とパソ
コン300のスルー画像300’(および赤外線受発光
部310からの赤外線310’が表示されている)を示
し、(c)は送信可能領域42内に位置したパソコン3
00のスルー画像300’と赤外線310’を示す。こ
の場合、赤外線310’を特定色(例えば、赤紫色)で
目視できるので、パソコン300の赤外線受発光部31
0のスルー画像を送信可能領域42に迅速に位置させる
ようにカメラアングルを調整できる。
【0066】[送信側の動作例]図16は位置合せ動作
時の送信側装置(デジタルカメラ100)の動作例を示
すフローチャートであり、相手側装置の赤外線を表示す
ると共にオートフォーカス動作によって得られる距離に
より送信可否の判定を自動的にする場合の動作例を示す
フローチャートである。なお、送信側の動作例は図11
の例と同様である。図11で、使用者がデジタルカメラ
200のデータ送受信設定スイッチを回転させて赤外線
受信位置に位置付けると状態信号が制御部に送られ、赤
外線受信モードが起動され、赤外線が赤外線受発光部か
ら出力される(V0)。
【0067】次に、使用者はデジタルカメラ100のデ
ータ送受信設定スイッチ37を回転させて赤外線送信位
置に位置付けて、赤外線送信モードを起動すると(V
1)、位置合せ検証手段120が起動され、液晶ディス
プレイ40の画面41に送信可能範囲42が表示される
(V2)。上記ステップV2の送信可能範囲42の表示
が終ると、赤外線吸収フィルタ3が赤外線フィルタ切換
え手段1231によってフィルタ4に切換えられる(V
3)。これにより赤外線の一部がフィルタ4を透過する
ので、CCD5は透過した赤外線および可視光線を電気
信号に変換する。すなわち、信号変換部12の出力のう
ち透過した赤外線に相当する信号を色信号変換手段12
32で特定の色信号(実施例では赤紫色)に変換し(V
4)、液晶ディスプレイ40に表示する(V5)。画面
41には送信可能範囲42とデジタルカメラ200のス
ルー画像200’が表示され、そのうち赤外線受発光部
が赤紫色で表示されて目立つので、使用者は赤外線受発
光部が送信可能範囲42の中心近傍に位置するようカメ
ラアングルを調整する(V6)。
【0068】デジタルカメラ200が送信可能範囲42
の中心近傍に位置するとデジタルカメラ200が注目被
写体となってオートフォーカス機構によってデジタルカ
メラ200(望ましくはその赤外線受発光部)との距離
Rが求められ、自動合焦がなされる(V7)。以下、ス
テップV8〜V19は図11のオートフォーカスによる
方法の場合のステップU6〜U17と同様である。ま
た、受信装置表示手段123(126)に赤外線フィル
タ切換装置を設けない場合(=赤外線吸収フィルタとし
て特定の周波数を通過させるフィルタを用いる場合)に
は上記ステップV3を省略すればよい。
【0069】<実施例4>本実施例は、画面42に受信
装置側から発光される赤外線を視認可能な色で表示し、
これにより手動で送信可否判定を行なう例であり、図1
7はこの場合の動作例を示すフローチャートである。図
17のフローチャートでステップW1〜W6は図16の
フローチャートのステップV1〜V6と同様であり、ス
テップW7〜W13は図6のフローチャートのステップ
S4〜S10と同様である。以上本発明のいくつかの実
施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、種々の変形実施が可能であることは
いうまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の光通
信装置または第5の発明の位置合せ方法によれば、画面
に表示された送信可能範囲に受信側装置の画像が位置し
た場合に送信可能と判断できるので、従来のように位置
合せができていてもそれを感知できないままに再度装置
を動かしてしまうといったことが起きず、位置合せが容
易になった。
【0071】また、第2,第3の発明の光通信装置また
は第7,第8の発明の位置合せ方法によれば、受信側装
置との距離によって送信の可/不可が判定されるので自
動的な送信開始ができる。
【0072】また、第4の発明または第10の発明の位
置合せ方法によれば、受信装置の光通信モジュールから
出力される特定の波長の光線のみを通過させるので、そ
の光線部分を特定の表示色で表示して目だ立たせること
ができ、送信可能範囲或いは画面中央近傍に光通信モジ
ュール周辺を簡単に位置させることができる。これによ
り、確実な位置付けを迅速に行なうことが可能となっ
た。
【0073】また、第6の発明の位置合せ方法によれ
ば、送信可能範囲と受信側装置の画像との位置関係によ
り異なった音声が出力されるので、より確実に位置合せ
ができる。
【0074】また、第9の発明の位置合せ方法によれ
ば、受信側装置との距離関係により異なった音声が出力
されるので、より確実に位置合せができる。
【0075】また、第11の発明の位置合せ方法によれ
ば光通信による送信開始後に通信状態を報知するので、
使用者は送信側装置または受信側装置の位置がずれたり
した場合に起こる送信不良状態や、送信側装置と受信側
装置の間が何等かの原因で遮蔽されたりした場合に起こ
る送信中断を直ちに知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置合せ方法を適用した光通信装置の
一実施例としてのデジタルカメラの回路構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラの一実施例の外観を示す
斜視図である。
【図3】位置合せ検証手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】送信側装置の表示装置に表示される位置合せ表
示の一実施例を示す図である。
【図5】受信側装置の表示装置に表示される位置合せ表
示の一実施例を示す図である。
【図6】位置合せ動作時の送信側装置(デジタルカメ
ラ)の動作例を示すフローチャート図である。
【図7】位置合せ動作時の受信側装置(デジタルカメ
ラ)の動作例を示すフローチャートである。
【図8】位置合せ検証手段の他の構成例を示すブロック
図である。
【図9】送信状態報知手段を音声出力により送信状態を
報知するように構成した場合の信号音の一実施例の説明
図である。
【図10】送信状態報知手段を表示により送信状態を報
知するように構成した場合の一実施例の説明図である。
【図11】図8の位置合せ検証手段に基づく位置合せ動
作時の送信側装置(デジタルカメラ)の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図12】受信装置表示手段の一実施例を示すブロック
図である。
【図13】切換可能に構成した赤外線フィルタ機構の部
分図である。
【図14】撮像レンズとCCDの間に、特定周波数の赤
外線だけを通す特性の赤外線吸収フィルタを設けた例の
説明図である。
【図15】送信側装置から出る赤外線の表示例である。
【図16】位置合せ動作時の送信側装置の動作例を示す
フローチャートである。
【図17】位置合せ動作時の送信側装置の動作例を示す
フローチャートである。
【図18】デジタルカメラ間の赤外線通信によるデータ
授受の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
3,3’ 赤外線フィルタ(フィルタ) 4 フィルタ 11 光学系(撮像部) 12 信号変換部(撮像部) 15 光受発光部(光通信モジュール) 40 液晶ディスプレイ(表示部) 41 画面 42 送信可能範囲 100 デジタルカメラ(光通信装置;送信側装置;受
信側装置) 122 送信範囲表示手段(送信可能範囲表示手段) 123,126 受信装置表示手段(送信可否判定手
段) 125 距離判定手段(送信可否判定手段) 124,127 送信可否判定手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/232

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像部および表示部を備えた光通信装置
    であって、前記表示部の画面に送信可能範囲を表示する
    送信可能範囲表示手段と、前記送信可能範囲内に光通信
    モジュールを備えた受信側装置を被写体とする画像が位
    置した場合に送信可能と判定する送信可否判定手段、を
    有することを特徴とする光通信装置。
  2. 【請求項2】 撮像部および表示部を備えた光通信装置
    であって、受信側装置までの距離を得る距離取得手段
    と、前記距離から送信可能/不可能を判定する送信可否
    判定手段、を有することを特徴とする光通信装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像部はオートフォーカス機構を含
    み、前記距離取得手段は受信側装置を注目被写体として
    前記オートフォーカス機構が動作する時に派生する該受
    信側装置までの距離を取得することを特徴とする請求項
    2記載の光通信装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像部は、光通信モジュールを備え
    た受信側装置から出力される特定の周波数の光線を通過
    させるフィルタまたは前記受信側装置から出力される光
    線の一部を通過させるフィルタを含むことを特徴とする
    請求項1または2記載の光通信装置。
  5. 【請求項5】 撮像部および表示部を備えた光通信装置
    において、前記表示部の画面に送信可能範囲を表示する
    工程と、前記送信可能範囲内に光通信モジュールを備え
    た受信側装置を被写体とする画像を位置させる工程と、
    前記画像が前記送信可能範囲内に位置した場合に送信可
    能と判定する工程、を有することを特徴とする光通信装
    置の位置合せ方法。
  6. 【請求項6】 前記送信可能と判定する工程は、前記画
    像が前記送信可能範囲内に位置したか否かによって異な
    る音声を出力する工程を含むことを特徴とする請求項5
    記載の光通信装置の位置合せ方法。
  7. 【請求項7】 撮像部および表示部を備えた光通信装置
    において、前記表示部の画面の中心近傍に光通信モジュ
    ールを備えた受信側装置を被写体とする画像を位置させ
    る工程と、前記画像が前記画面の中心近傍に位置した場
    合に前記受信側装置までの距離を得る工程と、前記距離
    から送信可能/不可能を判定する工程、を有することを
    特徴とする光通信装置の位置合せ方法。
  8. 【請求項8】 前記距離を得る工程はオートフォーカス
    を行なう工程を含むことを特徴とする請求項7記載の光
    通信装置の位置合せ方法。
  9. 【請求項9】 前記送信可能/不可能を判定する工程
    は、前記距離が所定の閾値以内か否かによって異なる音
    声を出力する工程を含むことを特徴とする請求項7記載
    の光通信装置の位置合せ方法。
  10. 【請求項10】 前記画像を位置させる工程は、前記受
    信側装置の光通信モジュールから出力される特定の周波
    数の光線を通過させる工程または前記受信側装置から出
    力される光線の一部を通過させる工程を含むことを特徴
    とする請求項5または7記載の光通信装置の位置合せ方
    法。
  11. 【請求項11】 さらに、送信可能と判定された後に光
    通信を開始する工程と、前記光通信の開始後の通信状態
    を音声またはグラフ表示により報知する工程を含むこと
    を特徴とする請求項5または7記載の光通信装置の位置
    合せ方法。
  12. 【請求項12】 撮像部および表示部を備えた光通信装
    置であって、前記表示部に、前記撮像部によって撮像さ
    れた画像と、光通信可能な範囲を示す表示とを重ねて表
    示するようにしたことを特徴とする光通信装置。
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