JPH11289278A - 携帯無線端末装置 - Google Patents

携帯無線端末装置

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JPH11289278A
JPH11289278A JP10087858A JP8785898A JPH11289278A JP H11289278 A JPH11289278 A JP H11289278A JP 10087858 A JP10087858 A JP 10087858A JP 8785898 A JP8785898 A JP 8785898A JP H11289278 A JPH11289278 A JP H11289278A
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JP
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switching
terminal device
wireless terminal
portable wireless
communicating
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JP10087858A
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Shinichi Minazu
信一 水津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるシステム間でのハンドーオーバ時にお
いても、良好な通信を行うことが出来るマルチモードの
携帯無線端末装置を提供する。 【解決手段】 異なるシステム例えばGMSとPHS間
でのハンドーオーバ機能を有するマルチモードの携帯無
線端末装置において、通信モードの指定を行うことがで
きるようにする(S22)。モードを特に指定しない場
合は、最適な方を選択して、そのモードで待受け・通話
に入り(S23、S24)、ハンドオーバを行う。一
方、どちらかのモードを指定した場合(S25)は、選
択したシステムで待受け・通話に入り(S26〜S2
9)、原則的には、ハンドオーバは行われず、常に使用
者が選択したシステムで良好な通信を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つ以上の異なるシ
ステムを用いることが出来る、マルチモードの携帯無線
端末装置におけるハンドオーバ制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】2つ以上の異なる通信システムとして、
例えばGSMシステム、PHSシステムを組み合わせ
た、即ちGSM、PHS両方で通信可能な、携帯無線端
末装置を考える。通常このような携帯無線端末装置は、
通信中あるいは待ち受け中に、一つのシステムから他の
システムヘ切り替える機能、即ちシステム間ハンドオー
バ機能を有している。
【0003】このGSMとPHSのマルチモードシステ
ムに関して考えた場合、特徴としてGSMシステムはサ
ービスエリアが大きいのに対して、PHSシステムはサ
ービスエリアがスポット的(つまり全エリアをカバーし
ていない)である。ところが、伝送可能なデータのスピ
ードはPHSシステムの方が高速で、また、通話料金も
PHSシステムの方が廉価である。
【0004】従って、これらの両方のシステムで通信可
能になる場合、両方のシステムを使い分けることによっ
て、使用者にとっては非常に通信の幅も広がりメリット
もかなりある。
【0005】しかしながら、2つのシステム間でのハン
ドオーバを行う場合、異なるシステムパラメータ(プロ
トコル、データスピード、符号化方式等)のため、ハン
ドオーバに要する時間が長くなると考えられる。例え
ば、音声の場合、ハンドオーバ時に音声が聞こえない時
間が長くなり、使用者にとっては非常に耳障りあるいは
不快感が生じることが考えられる。また、2つの通信シ
ステムがともにディジタル方式の場合、プロトコルを変
えるの時間がかかるため、ハンドオーバに要する時間が
長くなる。特に、データ通信の場合、データのハンドオ
ーバ時の待ち時間により、通信に時間がかかるという問
題がある。
【0006】加えて、異なるシステムのため、一方のシ
ステムでのみサポートされるサービスも存在する。シス
テム間でのハンドオーバを行った場合、そのようなサー
ビスが、ハンドオーバのために途中で終了してしまうこ
とも発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、異なるシ
ステム間のハンドオーバを行った場合、音声が切れる時
間が長い、データの伝送に時間がかかる、一方のシステ
ムのみでサポートしているサービスが途中で切れる等の
問題が発生してくる。
【0008】そこで、本発明はこの問題点を除去し、異
なるシステム間でのハンドーオーバ時においても、良好
な通信を行うことが出来るマルチモードの携帯無線端末
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、2つ以上の異
なるシステムで通信可能な携帯無線端末装置において、
1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
手段と、所定の場合に、切り替え手段による切り替えを
行うことができないようにする手段とを備えたことを特
徴とする。
【0010】このような構成とすることにより、切り替
え手段による切り替え(ハンドオーバ)を行うことが好
ましくない場合に、切り替えが行われないようにするこ
とができ、良好な通信を行うことができる。
【0011】また、本発明は、2つ以上の異なるシステ
ムで通信可能な携帯無線端末装置において、1つのシス
テムから他のシステムに切り替える切り替え手段と、2
つ以上の異なるシステムのうち特定のシステムを選択す
るための選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような構成とすることにより、使用者
の希望に応じたシステムを選択することができ、通信の
最中に別の異なるシステムに切り替えられることがな
く、常に使用者が選択したシステムで良好な通信を行う
ことができる。
【0013】また、本発明は、2つ以上の異なるシステ
ムで通信可能な携帯無線端末装置において、1つのシス
テムから他のシステムに切り替える切り替え手段と、1
つのシステムに固有のサービスを受けており、他のシス
テムに切り替えたときそのサービスが受けられない場合
に、切り替え手段による切り替えを行うことができない
ようにする手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】このような構成とすることにより、1つの
システムに固有のサービスを受けている使用者が、別の
異なるシステムに切り替えられてそのサービスが受けら
れなくなるようなことがなく、サービスを継続して受け
ることができる。
【0015】また、本発明は、2つ以上の異なるシステ
ムで通信可能な携帯無線端末装置において、1つのシス
テムから他のシステムに切り替える切り替え手段と、1
つのシステムで通信中に、受信電界強度が所定のレベル
より低くなった場合、表示を行うとともに、切り替え手
段により切り替えを行うか否かを選択するための選択手
段とを備えたことを特徴とする。
【0016】このような構成とすることにより、使用者
は、使用状況によっては既システムの受信ができない場
合、別の異なるシステムに切り替えを行うように選択す
ることができ、また使用状況によっては既システムの受
信のままとする場合も、表示により通信断になる可能性
の予告を受けることができる。
【0017】また、本発明は、2つ以上の異なるディジ
タルシステムで通信可能な携帯無線端末装置において、
1つのディジタルシステムから他のディジタルシステム
に切り替える切り替え手段と、所定の場合に、切り替え
手段による切り替えを行うことができないようにする手
段とを備えたことを特徴とする。
【0018】このような構成とすることにより、特にデ
ィジタル方式間において、プロトコルを変えるためハン
ドオーバに要する時間が長くなるということをを防止す
ることができる。
【0019】また、本発明は、2つ以上の異なるシステ
ムで通信可能な携帯無線端末装置において、1つのシス
テムから他のシステムに切り替える切り替え手段と、デ
ータ通信中であるかどうかを判別する判別手段と、この
判別手段によりデータ通信中であると判別したとき、切
り替え手段による切り替えを行うことができないように
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】このような構成とすることにより、データ
通信中に、別の異なるシステムに切り替えられてデータ
通信が中断することを防止することができる。更に、本
発明は、2つ以上の異なるシステムで通信可能な携帯無
線端末装置において、電源投入時、または、1つのシス
テムから他のシステムに切り替えを行おうとするとき、
使用者に選択させるため、他のシステムに切り替え可能
か否かの別を少なくとも区別した動作モードの種類を報
知する手段と、この手段により報知された種類の中から
所望の動作モードを選択する手段と、この手段により選
択された動作モードにより通信を行う手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0021】このような構成とすることにより、使用者
は、報知された選択可能な動作モードの中から、所望の
動作モードを選択することができ、使用者がハンドオー
バを望まないときは、ハンドオーバを行わないように指
定することができる。
【0022】更にまた、本発明は、2つ以上の異なるシ
ステムで通信可能な携帯無線端末装置において、電源投
入時、または、1つのシステムから他のシステムに切り
替えを行おうとするとき、使用者に選択させるため、他
のシステムに切り替え可能か否かの別を少なくとも区別
した動作モードの種類を報知する手段と、この手段によ
り報知された種類の中から所望の動作モードを選択する
手段と、この手段により選択された動作モードにより通
信を行う手段と、通信中の動作モードを報知する手段と
を備えたことを特徴とする携帯無線端末装置。
【0023】このような構成とすることにより、使用者
は、報知された選択可能な動作モードの中から、所望の
動作モードを選択することができ、使用者がハンドオー
バを望まないときは、ハンドオーバを行わないように指
定することができるとともに、通信中の動作モードが報
知されるので、使用者はハンドオーバが行われる可能性
があるかどうかを認識することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る携帯無線端末装置の実施形態について詳細に説明す
る。なお、以下の図面において同一符号は同一部分また
は対応部分を示す。
【0025】図1は、本発明の一実施形態に係る携帯無
線端末装置の構成を示したものである。同図において、
1は送受信共用のアンテナで、2つ以上の異なる通信シ
ステムの通信帯域をカバーする。2、7は受信機でそれ
ぞれの通信システムの基地局からの信号を受信する。こ
の受信機2、7で受信、復調された信号(情報、デー
タ)が信号処理部3、8に伝達される。この信号処理部
3、8で、音声、データに復号され、その形態(音声、
データ)に応じて、信号変換部4からパーソナル・コン
ピュータ(PC)5やスピーカ6に送られる。
【0026】一方、送信時には、音声はマイク9から、
データは例えばパーソナル・コンピュータ5から入力さ
れ、受信の場合とは逆に信号変換部4から、信号処理部
3、8に入力する。そこで、各システムに応じた送信信
号に変換され、それぞれのシステムに対応した送信機1
0、11からアンテナ1を介して送出される。
【0027】尚、12は携帯無線端末装置上で使用者が
操作するキーパッド、13は各部に供給する電源部、1
4は各部の制御を行う制御部、15はLCD(表示
器)、また16はそれぞれのシステムに対応した周波数
の信号を生成するためのシンセサイザである。
【0028】この実施形態においては、使用者がこの図
1中のキーパッド12のキーにより通信システムの指定
を行うことにより、この実施形態における機能が実現さ
れる。
【0029】次に、この実施形態の動作を説明する。図
2乃至図4は、この実施形態におけるハンドオーバ機能
選択手順の例を示している。
【0030】図2は、通常の場合で、携帯無線端末装置
の電源をオンにした後の手順である。(実際の手順はも
っと複雑であるが、ここではハンドオーバ手順の選択に
関わるものを示している。) 同図に示すように、電源をオン(S21)とした後、通
信モードの指定を行う(S22)。モードを特に指定し
ない場合は、“Automatic mode”として
両方のモードの中から最適な方を選択して、そのモード
で待受け・通話に入る(S23、S24)。この間、も
う一方のシステムの状態をモニタ(監視)していて、そ
ちらの方が良くなった場合、ハンドオーバを行う(待受
け、通話両方で)。
【0031】一方、どちらかのモードを指定した場合
(S25)は、選択したシステムで待受け・通話に入る
(S26〜S29)。ただし、待受け中(S26、S2
8)にシステム間のハンドオーバが出来るように指定す
ることができる。なお、実際の使い方では、システムを
選択して通話に入った場合(S27、S29)、システ
ム間のハンドオーバを行うケースは後述する図4の例を
除いて少ないが、通信中(S27、S29)にシステム
間ハンドオーバが出来るように指定することも可能であ
る。
【0032】このように、使用者がどちらかのモードを
指定した場合、選択したシステムで待受け・通話に入
り、原則的には、通信の最中に別の異なるシステムにハ
ンドオーバすることがなく、常に使用者が選択したシス
テムで良好な通信を行うことができる。
【0033】特にディジタル方式間においては、プロト
コルを変えるためハンドオーバに要する時間が長くなる
ので、このように通信の最中に別の異なるシステムにハ
ンドオーバすることを防ぐことは、極めて有益である。
【0034】図3は、システム(ネットワーク)固有の
サービスを利用している場合の手順を含む例である。
“Automatic mode”で、例えばGSM固
有のサービス(GSMでのみサポートしているサービ
ス)に入った場合、自動的にGSM固定モードでの通信
状態に入るようにしている(S29)()。PHS固
有サービスの場合も同様である(S27)()。な
お、両方のシステムで可能なサービスの場合は両モード
対応の通信状態に入る(S24)()。そして、何れ
の場合も、通信終了後は“Automatic mod
e”での待受け状態(S23)に戻る。
【0035】このように、“Automatic mo
de”を選択した場合でも、1つのシステムに固有のサ
ービスを受けている使用者が、ハンドオーバによってそ
のサービスが受けられなくなるようなことがなく、サー
ビスを継続して受けることができる。
【0036】図4は、PHSで通信中、携帯無線端末装
置の移動、または周囲の状態の変化により電界が弱くな
った場合の例を示す。規定レベル1はハンドオーバの準
備のためのレベルで、PHSで通信中(S41)に、受
信電界強度RSSIがこの値より低くなった場合(S4
2)、GSMでもサポートしているサービス(音声、デ
ータ通信等)を受けている場合、警報を出してハンドオ
ーバを行うかどうかの指定をする(S43)()。こ
こで、ハンドオーバを行うように指定した場合はハンド
オーバの準備に入り(S44)、その後、GSMへのハ
ンドオーバを行う(S45)。
【0037】このようにして、使用者が選択した一つの
システムにおいて、近隣セルの受信状況を確認していて
既通信方式のサービスセルがなく、別の異なる通信方式
のみでしか通信の継続ができない場合には、使用者の選
択により、異なるシステムに移ることにより通信断を防
止することができる。
【0038】また、予め“Automatic mod
e”が選択されている場合は、受信電界強度RSSIが
規定レベル1より低くなった場合(S42)、自動的に
ハンドオーバの準備に入る(S43)()。
【0039】なお、GSMでサポートしていないサービ
スを受けている場合は、受信電界強度RSSIが規定レ
ベル1より低くなった場合(S42)でも、GSMへの
ハンドオーバが出来ない()。
【0040】また、規定レベル2は通常の圏外警報を行
うレベルである。即ち、受信電界強度RSSIが規定レ
ベル2より低くなった場合(S46)、圏外警報を行い
(S47)、その後通話断となる(S48)。この規定
レベル2になってからハンドオーバの準備をしたのでは
間に合わない可能性があるので、ハンドオーバ準備のた
めの警報を早めに(規定レベル1より低くなった段階
(S42)で)行うようにしている。
【0041】なお、警報を出してハンドオーバを行うか
どうかの指定をしている段階(S43)、ハンドオーバ
準備をして(S44)、GSMへのハンドオーバを行お
うとしている段階、または圏外警報を行った段階(S4
7)等において、電界が復帰した場合は、PHSでの通
信状態(S41)に戻る。
【0042】図5は、“Automatic mod
e”を選択して通信を行う場合に、データ通信中はハン
ドオーバを禁止するように制御する例を示す。即ち、通
信モード指定で、GSMまたはPHSを選択した場合に
は、データ通信中ハンドオーバが行われることがない
が、“Automatic mode”を選択した場
合、データ通信中にハンドオーバが行われるとデータの
ハンドオーバ時の待ち時間により、データ通信が中断す
るという問題がある。そこで、データ通信中はハンドオ
ーバを禁止するように制御することとする。
【0043】同図に示すように、“Automatic
mode”で通信を開始した場合(S51)、この通
信がデータ通信であるかどうかを監視し(S52)、例
えばパーソナル・コンピュータ5によりデータ通信中の
場合は、ハンドオーバを禁止するように制御し(S5
3)、データ通信中でない場合は両モード対応、即ちハ
ンドオーバができるように制御する(S54)。なお、
データ通信であるかどうかの判断は、携帯無線端末装置
の信号処理部3、8において、通信中の信号が、音声信
号であるかデータ信号であるかを判別することにより、
行うことができる。
【0044】次に、図6は、キーによりハンドオーバの
指定を行う場合の表示画面の例を示すもので、使用者は
LCD15の画面に従って、キーパッド12のキーによ
り操作を行う。
【0045】電源をオンとした後、使用者は、選択を指
示する表示画面(P61)を見て、Automati
c、GSM、PHSのいずれかをキーパッド12のキー
により選択することができる(例えば、図2、図3のS
22の場合)。
【0046】その後、それぞれのモードの表示画面にな
る。例えば、“1”のキーを押した場合は、“Auto
matic mode”を選択したことになり、“Au
tomatic mode”の表示画面(P62、P6
3)となる。“2”のキーを押した場合は、GSMを選
択したことになり、GSMモードの表示画面(P64)
となる。また、“3”のキーを押した場合は、PHSを
選択したことになり、PHSモードの表示画面(P6
5)となる。
【0047】PHSモードを選択していて、即ちPHS
モードの表示画面(P65)となっていて、電界が弱く
なった場合(例えば、図4のS43の場合)、LCD1
5の画面は、このことを表示し、GSM、またはPHS
の選択を指示する表示画面(P66)となり、使用者は
この画面を見て、GSM、またはPHSいずれかをキー
により選択することができる。“1”のキーを押した場
合は、GSMモードの表示画面(P64)に、また、
“2”のキーを押した場合は、PHSモードの表示画面
(P65)となる。
【0048】以上説明したように、電源をオンとした
時、または、1つのシステムから他のシステムに切り替
えを行おうとするとき、選択可能なモードをLCD15
の画面に表示し、その中から所望のモードをキーパッド
12のキーにより選択できるようにしたことにより、使
用者がハンドオーバを望まないときは、ハンドオーバを
行わないように指定することができる。また、通信中の
モードがLCD15の画面に表示されるので、使用者は
ハンドオーバが行われる可能性があるかどうかを常に認
識することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つ以上のシステムを使用することができる、マルチモ
ード携帯無線端末装置において、通信中の他の通信方式
への移行をするか否かを使用者が選択できるようにする
ことから、ハンドオーバ等による通信中の音声の途切れ
がなく良好な通話が行うことが可能となる。
【0050】また、通話エリアがスポット的なシステム
を選択した場合、エリア外への移動により通信が途中で
断じてしまう可能性があるが、この場合には、ある一定
時間後、自動的に他のシステムにハンドオーバすること
により、通信を継続することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る携帯無線端末装置
の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施形態におけるハンドオーバ機
能選択手順の例(通常の場合)を示す図。
【図3】 本発明の一実施形態におけるハンドオーバ機
能選択手順の例(システム固有のサービスを利用してい
る場合)を示す図。
【図4】 本発明の一実施形態におけるハンドオーバ機
能選択手順の例(電界が弱くなった場合)を示す図。
【図5】 本発明の一実施形態におけるデータ通信中ハ
ンドオーバを禁止する場合の処理手順の例を示す図。
【図6】 本発明の一実施形態におけるハンドオーバの
指定を行う場合の表示画面の例を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2、7…受信機 3、8…信号処理部 4…信号変換部 5…パーソナル・コンピュータ(PC) 6…スピーカ 9…マイク 10、11…送信機 12…キーパッド 13…電源部 14…制御部 15…LCD 16…シンセサイザ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
    手段と、 所定の場合に、前記切り替え手段による切り替えを行う
    ことができないようにする手段とを備えたことを特徴と
    する携帯無線端末装置。
  2. 【請求項2】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
    手段と、 前記2つ以上の異なるシステムのうち特定のシステムを
    選択するための選択手段とを備えたことを特徴とする携
    帯無線端末装置。
  3. 【請求項3】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
    手段と、 1つのシステムに固有のサービスを受けており、他のシ
    ステムに切り替えたとき前記サービスが受けられない場
    合に、前記切り替え手段による切り替えを行うことがで
    きないようにする手段とを備えたことを特徴とする携帯
    無線端末装置。
  4. 【請求項4】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
    手段と、 1つのシステムで通信中に、受信電界強度が所定のレベ
    ルより低くなった場合、表示を行うとともに、前記切り
    替え手段により切り替えを行うか否かを選択するための
    選択手段とを備えたことを特徴とする携帯無線端末装
    置。
  5. 【請求項5】2つ以上の異なるディジタルシステムで通
    信可能な携帯無線端末装置において、 1つのディジタルシステムから他のディジタルシステム
    に切り替える切り替え手段と、 所定の場合に、前記切り替え手段による切り替えを行う
    ことができないようにする手段とを備えたことを特徴と
    する携帯無線端末装置。
  6. 【請求項6】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 1つのシステムから他のシステムに切り替える切り替え
    手段と、 データ通信中であるかどうかを判別する判別手段と、 この判別手段によりデータ通信中であると判別したと
    き、前記切り替え手段による切り替えを行うことができ
    ないようにする手段とを備えたことを特徴とする携帯無
    線端末装置。
  7. 【請求項7】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 電源投入時、または、1つのシステムから他のシステム
    に切り替えを行おうとするとき、使用者に選択させるた
    め、他のシステムに切り替え可能か否かの別を少なくと
    も区別した動作モードの種類を報知する手段と、 この手段により報知された種類の中から所望の動作モー
    ドを選択する手段と、 この手段により選択された動作モードにより通信を行う
    手段とを備えたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  8. 【請求項8】2つ以上の異なるシステムで通信可能な携
    帯無線端末装置において、 電源投入時、または、1つのシステムから他のシステム
    に切り替えを行おうとするとき、使用者に選択させるた
    め、他のシステムに切り替え可能か否かの別を少なくと
    も区別した動作モードの種類を報知する手段と、 この手段により報知された種類の中から所望の動作モー
    ドを選択する手段と、 この手段により選択された動作モードにより通信を行う
    手段と、 通信中の動作モードを報知する手段とを備えたことを特
    徴とする携帯無線端末装置。
JP10087858A 1998-04-01 1998-04-01 携帯無線端末装置 Pending JPH11289278A (ja)

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