JPH11272708A - 文書作成支援システム - Google Patents

文書作成支援システム

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JPH11272708A
JPH11272708A JP10090898A JP9089898A JPH11272708A JP H11272708 A JPH11272708 A JP H11272708A JP 10090898 A JP10090898 A JP 10090898A JP 9089898 A JP9089898 A JP 9089898A JP H11272708 A JPH11272708 A JP H11272708A
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support system
keyword
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JP10090898A
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English (en)
Inventor
Atsuko Niimura
敦子 新村
Toshihiko Hashiguchi
俊彦 橋口
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書作成に付随する各種作業に要する手間を
省くことにより、文書作成作業の能率の向上を図ること
ができるようにする。 【解決手段】 ユーザが作成した文書概要から様式や文
書構造が抽出できたか否かに応じて、同一又は類似の文
書構造と組版情報とを取得したり、標準的な文書構造や
組版情報を取得したりして、ユーザが作成しようとする
新規文書の編集に必要な文書構造及び組版情報を取得す
る(ステップS31〜S41)。これら一連の処理動作
とは別に、ステップS32で上記文書概要から抽出した
文書内容又はキーワードを用いて、内容又はキーワード
が同一又は類似である文書を登録済みの文書中から検索
し(ステップS42)、検索した文書の文書内容を取得
する処理動作も実行される(ステップS43)。そし
て、ステップS41で取得した文書構造及び組版情報
と、ステップS43で取得した文書内容とを組合わせる
ことによって、ユーザが所望する文書を自動生成する
(ステップS44)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種文書の作成に
適用される文書作成支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)等のマシン上で動作する文書作成用のツールとし
て、種々の文書作成ソフト(DTPソフト)が開発され
ている。これらのソフトは文書作成の支援機能として、
高度な仮名漢字変換処理機能、作図機能、作表機能等を
有する。上記ソフトを利用した文書作成は、文書作成者
が作成すべき文書の構成や内容及びレイアウト等を考え
つつ、上記マシンのキーボードやマウス等を操作して文
字や線や図表等を、それらの体裁を参考にしながら上記
マシンに順次1つ1つ入力することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した入
力作業において、文書作成者が、データベース等に保存
されている過去に作成済みの文書(既存文書)の中から
参考になり得ると思料される文書を検索し、それを参照
しながら作成すべき文書の構成や内容等を考えることが
多い。しかし、元々文書検索自体、相当の手間を要する
作業であるため、文書検索作業を文書構成や文書内容等
を考える作業と並行して行うのは非能率であり実際的で
ないという問題がある。
【0004】また、新規文書の作成に際しては、検索に
より取得した既存文書の全体を新規文書に流用した上
で、新規文書の趣旨に適合するよう既存文書を手直しす
る手法や、取得した既存文書の一部を流用して新規作成
文書に貼付ける手法や、取得した複数の既存文書を組合
わせて新規文書にする手法等が採用され得る。しかし、
上述したいずれの手法においても、既存文書の検索や置
換等のような直接的な作業のみならず、文書構成やレイ
アウト等全体のバランスを考慮した編集作業を伴う手直
しや、貼付けや、組合わせ等の作業を必要とするので、
文書作成作業に相当な手間を要するという問題がある。
【0005】また、既存文書の検索作業において、既存
文書の中に新規に作成すべき文書に類似した文書が含ま
れているにも拘らず、文書作成者が、その存在や保管場
所を把握していなかったり、或いは検索しても見付け出
せなかったりしたこと等が原因で、折角の既存文書情報
が有効に活用されない虞もある。
【0006】更に、新規に作成する文書が様式の定まっ
た文書である場合には、既存文書の中に類似内容の文書
が存在していることが多いが、そのような場合であって
も、対応する様式の文書を検索して、その様式を取得す
る作業を伴うために、やはり相当の手間を要するという
問題があった。
【0007】従って本発明の目的は、文書作成に付随す
る各種作業に要する手間を省くことにより、文書作成作
業の能率の向上を図ることができるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う文書作成支援システムは、作成すべき新規文書の概要
情報が入力されたとき、その概要情報から、新規文書の
特徴を表わす情報を抽出する手段と、抽出された特徴情
報と同一又は類似の特徴情報を有する文書作成用情報
を、既存の複数の文書作成用情報中から検索する手段
と、検索された文書作成用情報を用いて概要情報に示さ
れる新規文書を生成する手段とを備える。
【0009】上記構成によれば、新規文書の概要情報か
ら抽出した特徴情報と同一又は類似の特徴情報を有する
文書作成用情報を検索し、その文書作成用情報を用いて
概要情報に示される新規文書を生成することとしたの
で、文書作成に付随する各種作業に要する手間を省くこ
とができる。
【0010】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、概要情報は、その構成要素としてフリーワードを
含んでおり、また、特徴情報は、様式、文書構造、文書
内容及びキーワード等の文書情報を含んでおり、更に、
文書作成用情報は、既存文書、即ち、過去に作成された
マシンのメモリ等に登録済みの文書データである。
【0011】上記実施形態では、検索手段は、特徴情報
として様式が抽出された場合に、その様式と同一又は類
似の様式を有する文書作成用情報を検索し、その文書作
成用情報を探し出せたときには、上記様式の文書構造及
び組版情報をその文書作成用情報から取出す。検索手段
は、また、特徴情報として様式が抽出されずに文書構造
が抽出された場合に、その文書構造と同一又は類似の文
書構造を有する文書作成用情報を検索し、その文書作成
用情報を探し出せたときには、その文書作成用情報から
文書構造及び組版情報を取出す。
【0012】なお、特徴情報として様式が抽出されずに
文書構造及びキーワードが抽出された場合に、その文書
構造と同一又は類似の文書構造を有する文書作成用情報
を検索し、その文書作成用情報を探し出せなかったとき
には、検索手段は、デフォルトとして予め定めた文書構
造及び組版情報とキーワードとから、標準的な文書構造
及び組版情報を取得する。また、特徴情報として様式及
び文書構造が抽出されずにキーワードが抽出された場合
には、検索手段は、そのキーワードと同一又は類似のキ
ーワードを有する文書作成用情報を検索し、その文書作
成用情報から文書構造及び組版情報を取得する。
【0013】検索手段は、更に、特徴情報として抽出さ
れた文書内容又はキーワードと同一又は類似の文書内容
又はキーワードを有する文書作成用情報を検索し、その
文書作成用情報の文書内容を取得する。
【0014】一方、生成手段は、検索手段から与えられ
る文書構造、組版情報及び文書内容に基づいて新規文書
を生成する。
【0015】本発明の第2の側面に従う文書作成支援シ
ステムは、作成すべき新規文書の概要情報が入力された
とき、その概要情報から、新規文書の特徴を表わす情報
を抽出する手段と、抽出された特徴情報と同一又は類似
の特徴情報を有する文書作成用情報を、既存の複数の文
書作成用情報中から検索する手段と、検索された文書作
成用情報を用いて概要情報に示される新規文書を生成す
る手段と、生成された新規文書の修正項目を指示する概
要情報が入力されたとき、その概要情報に基づき、検索
された文書作成用情報を再検索し、その再検索した結果
に基づいて新規文書を再生成する手段とを備える。
【0016】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、概要情報は、その構成要素としてフリーワードを
含んでおり、また、特徴情報は、様式、文書構造、文書
内容及びキーワード等の文書情報を含んでおり、更に、
文書作成用情報は、既存文書、即ち、過去に作成された
マシンのメモリ等に登録済みの文書データである。
【0017】上記実施形態では、検索手段は、特徴情報
として様式が抽出された場合に、その様式と同一又は類
似の様式を有する文書作成用情報を検索し、その文書作
成用情報を探し出せたときには、上記様式の文書構造及
び組版情報をその文書作成用情報から取出す。検索手段
は、また、特徴情報として様式が抽出されずに文書構造
が抽出された場合に、その文書構造と同一又は類似の文
書構造を有する文書作成用情報を検索し、その文書作成
用情報を探し出せたときには、その文書作成用情報から
文書構造及び組版情報を取出す。
【0018】なお、特徴情報として様式が抽出されずに
文書構造及びキーワードが抽出された場合に、その文書
構造と同一又は類似の文書構造を有する文書作成用情報
を検索し、その文書作成用情報を探し出せなかったとき
には、検索手段は、デフォルトとして予め定めた文書構
造及び組版情報とキーワードとから、標準的な文書構造
及び組版情報を取得する。また、特徴情報として様式及
び文書構造が抽出されずにキーワードが抽出された場合
には、検索手段は、そのキーワードと同一又は類似のキ
ーワードを有する文書作成用情報を検索し、その文書作
成用情報から文書構造及び組版情報を取得する。
【0019】検索手段は、更に、特徴情報として抽出さ
れた文書内容又はキーワードと同一又は類似の文書内容
又はキーワードを有する文書作成用情報を検索し、その
文書作成用情報の文書内容を取得する。
【0020】一方、生成手段は、検索手段から与えられ
る文書構造、組版情報及び文書内容に基づいて新規文書
を生成する。
【0021】本発明の第3の側面に従うプログラム媒体
は、作成すべき新規文書の概要情報が入力されたとき、
その概要情報から、新規文書の特徴を表わす情報を抽出
する手段と、抽出された特徴情報と同一又は類似の特徴
情報を有する文書作成用情報を、既存の複数の文書作成
用情報中から検索する手段と、検索された文書作成用情
報を用いて概要情報に示される新規文書を生成する手段
とを備える文書作成支援システムにおける上述した各手
段としてコンピュータを動作させるためのコンピュータ
プログラムをコンピュータ読取可能に担持する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0023】図1乃至図3は、本発明の一実施形態に係
る文書作成支援システムにおいて、ユーザによる文書作
成を支援するために適用される既存データ(支援用デー
タ)のイメージを示す説明図である。この支援用データ
とは、前述した過去に作成済みの文書(既存文書)のこ
とであり、上記支援用データは、本発明の一実施形態に
係る文書作成支援システムが構築されるパソコン等のマ
シンに蓄積されているものである。
【0024】図1は、上記データの上述したマシンから
の出力イメージの一例を示す説明図である。
【0025】図1に示した例では、上記データの出力イ
メージが、タイトル1と、日付3と、項目5、7及び9
と、項目5の内容11、項目7の内容13及び項目9の
内容15とから構成されている。
【0026】タイトル1の下欄には日付3が、日付3の
下欄には項目5、7及び9が、夫々表記されており、項
目5は項目番号「a」を、項目7は項目番号「b」を、
項目9は項目番号「c」を、夫々付された状態で表記さ
れている。そして、上記各項目5、7及び9の下欄に
は、夫々の内容11、13、及び15が表記されてい
る。なお、項目7(即ち、項目番号b)の内容13につ
いては、箇条書きの態様で表記されている。
【0027】図2は、上記データが上述したマシンのメ
モリに格納(登録)されているときの状態をイメージと
して示す説明図であり、図2に示す各領域は上記メモリ
内の記憶領域である。
【0028】図2において、まず、文書作成支援用デー
タとしての既存文書を識別するために文書様式名(この
例では、様式A)又は様式番号が図2で示す領域(上記
メモリ内の記憶領域のこと。以下同じ)17に登録さ
れ、続いて、文書構造及び文書内容が領域19に登録さ
れる。文書構造としては、図1で説明したタイトル1及
び日付3と、項目種類として各項目5、7及び9と、各
々の項目5、7及び9を構成する文字列とが、夫々領域
19に登録される。また、上記各項目5、7及び9につ
いて、夫々の内容を表現している文が領域19に登録さ
れる。なお、仮にユーザが様式名又は様式番号をマシン
に入力しなかったときは、領域17は空欄になる。
【0029】図3は、上記データと共に登録される、上
記データの様式名に係るデータを示す説明図である。
【0030】上記様式名に係るデータは、図2に示した
状態で上記メモリに登録されている上記文書作成支援用
データを、図1に示した態様で上記マシンから出力する
ために必要なデータである。
【0031】即ち、上記文書作成支援用データを上記メ
モリに登録するときに、ユーザから上記支援用データの
様式名として「A」が入力されると、その様式名「A」
に係るデータも上記メモリに登録される。
【0032】この様式名「A」に係るデータとは、例え
ば図示のように、文書構造情報としてタイトル、日付、
項目a、b、c等の項目種類がリストされ、組版情報と
して、上記各項目種類についての配列の順番1、2、
3、4、5や、頁中での表記位置(中央、左詰め、右詰
め)や、文字サイズや、その他の特記事項が登録され
る。ここで、特記事項としては、例えば項目a、b、c
のように番号1、2、3が夫々付与されるときには、そ
の番号(採番)が該当し、また、各項目の内容が箇条書
きで表記されているときには、その旨が該当する。
【0033】図4及び図5は、本発明の一実施形態に係
る文書作成支援システムの処理動作を示すフローチャー
トである。
【0034】図4及び図5において、ステップS31乃
至S45、及びステップS47乃至S56の各ステップ
で示す処理動作が、本発明の一実施形態に係る文書作成
支援システム上で実行される処理動作であり、ステップ
S46で示す処理動作のみが、上記支援システムではな
くDTPプログラム上で実行される処理動作である。
【0035】図4及び図5において、ユーザが、作成し
ようとする文書の概要を、自由な文章(フリーワード)
で作ってマシンに入力することにより、上記支援システ
ムが起動する(ステップS31)。上記支援システム
は、上記入力した文書概要から様式、文書構造、文書内
容、及びキーワード等の文書情報を抽出する。
【0036】ここで、様式とは、予め定まっている文書
のフォーマットのことであり、例えば、A伝票や特許明
細書等では、項目や見出しの種類、順序、レイアウト、
文字サイズ、頁行数、及び行字数等がフォーマットとし
て定まっている。上記文書概要において様式が特定して
あれば、それを抽出する。次に、文書構造とは、どのよ
うな種類の項目があるかというような、様式よりは曖昧
であるが或る程度の文書構造が特定できる情報のことで
ある。例えば特許明細書では、書類名、発明の名称、特
許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び図面の簡単な説
明が、文書を表わす項目である。このような文書構造が
上記文書概要に特定してあれば、これらも文書概要から
抽出する。また、文書内容とは、文書の本文に含まれる
内容を説明したもので、その代表的な例としては文章や
図表等であり、更に、キーワードとは、文書内容又は上
記文書概要に含まれる主要な用語である。これらも文書
概要から抽出する。
【0037】以下、文書概要から抽出した様式、又は文
書構造、又はキーワードに基づいてステップS33乃至
S41に示す処理動作が実行され、また、文書概要から
抽出した文書内容、又はキーワードに基づいてステップ
S42乃至S43に示す処理動作が実行される(ステッ
プS32)。
【0038】次に、上述した文書概要から様式の抽出を
行うと共に、抽出した様式が既に登録済みの様式か否か
をチェックする(ステップS33)。このチェックの結
果、上記文書概要から抽出した様式が登録済みの様式で
あることが確認できたときは、その様式の文書構造及び
組版情報を、既に登録済みの種々の様式の文書構造及び
組版情報の中から取出す。例えば、上記文書概要から抽
出した様式が、様式「A」であれば、図2で示した文書
作成支援用データから様式「A」のデータ内容を取出す
ことになる(ステップS37)。ここで、組版情報と
は、文書内データのレイアウトや文字の修飾等の文書と
しての体裁を定めるための情報のことである。
【0039】上記チェックの結果、登録済みの様式が上
記文書概要から抽出した様式が登録済みの様式であるこ
とが確認できなかったが、文書に書くべき項目(文書構
造)が上記文書概要から抽出できたとする(ステップS
34)。その場合、その文書構造と同一又は類似の構造
を有する文書を、例えば上述した登録済みの文書中の構
造の領域から検索することになる(ステップS35)。
この検索の結果、同一又は類似の構造を持つ文書が探し
出せれば、その文書構造と組版情報とを取得する(ステ
ップS36)。一方、上記検索の結果、同一又は類似の
構造の文書が登録済みの文書中から探し出せなければ、
デフォルトとして予め定めた文書構造及び組版情報を用
いて、それらに上記文書概要から抽出したキーワードを
あてはめ、そのキーワードを有する標準的な文書構造及
び組版情報を取得する(ステップS38)。
【0040】上述した文書概要から様式も文書構造(項
目)も抽出できなかったが(ステップS33、S3
4)、キーワードが抽出できたときは、そのキーワード
と同一又は類似のキーワードを用いた文書を、例えば上
述した登録済みの文書中から検索し(ステップS3
9)、探し出した文書から、その文書構造と組版情報と
を取得する(ステップS40)。
【0041】このようにして、ユーザが作成した文書概
要から様式や項目(文書構造)が抽出できたか否かに応
じて、同一又は類似の文書構造と組版情報とを取得した
り、標準的な文書構造や組版情報を取得したりして、ユ
ーザが作成しようとする新規文書の編集に必要な文書構
造及び組版情報を取得する(ステップS41)。
【0042】上述した一連の処理動作とは別に、ステッ
プS32で上記文書概要から抽出した文書内容又はキー
ワードを用いて、内容又はキーワードが同一又は類似で
ある文書を登録済みの文書中から検索し(ステップS4
2)、検索した文書の文書内容を取得する処理動作も実
行される(ステップS43)。そして、ステップS41
で取得した文書構造及び組版情報と、ステップS43で
取得した文書内容とを組合わせることによって、ユーザ
が所望する文書を自動生成する(ステップS44)。
【0043】次に、上記支援システムは、上記自動生成
した文書を、ユーザが編集に使用しようと意図している
DTPソフトのフォーマットに合せてデータ変換し、こ
の変換したデータをDTPソフトに渡し、動作を停止す
る(ステップS45)。上記変換されたデータを受け取
ると、DTPソフトが起動して上記作成された文書をマ
シンのディスプレイに表示する(ステップS46)。
【0044】ユーザが、この表示された文書を見て、ユ
ーザ自身が所望する文書が作成されたか否かを判断し
(ステップS47)、その判断結果を上記マシンに入力
すると、それによって上述した支援システムが再起動す
る。
【0045】即ち、ステップS47で所望の文書が作成
されていないと判断すると、ユーザは上記ディスプレイ
に表示されている文書中から修正したい項目を選択し、
その項目についての概要(文書内容)を再入力すること
ができる(ステップS48)。この再入力により、支援
システムは再起動し、再入力された項目毎の概要に基づ
いて、類似文書の内容を検索し(ステップS49)、そ
の検索した内容を、表示されている文書中の修正項目の
部分に入れ替えて文書の再編集を行う(ステップS5
0)。上述したステップS47からステップS50、及
びステップS46を経て再びステップS47に移行する
処理動作はユーザが所望する文書が作成されるまで継続
される。
【0046】また、ステップS47で所望の文書が作成
されていないと判断したときに、ユーザは、前述した登
録済みの文書中から関連する文書をユーザ自身で検索
し、探し出した文書を参照しながら、その文書の内容を
上記編集、表示されている文書に組込む等して修正する
こともできる(ステップS51)。或いは、上記マシン
のキーボードを使用してマニュアルで上記文書を修正す
ることもできる(ステップS52)。
【0047】上記のようなプロセスで文書を修正し、修
正した後の文書を表示してチェックするという作業を繰
り返すことにより、ユーザが所望する文書を取得するこ
とができる。
【0048】上記のようにして、ユーザが所望する文書
が作成されると(ステップS47)、その文書の文書構
造や組版情報や文書内容やキーワード等を抽出する(ス
テップS53)。そして、これを例えばテキスト形式の
ようなアプリケーションニュートラルな共通フォーマッ
トに変換してから(ステップS54)、データベースに
登録して(ステップS55)、一連の処理動作を終了す
る(ステップS56)。
【0049】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、過去に作成された同一又は類似の文書を活用
して新規文書を自動作成することができ、また、自動作
成された文書の一部を、必要に応じて検索された既存の
類似データに置き換えたり、検索結果に基づいて既存の
データを修正することもできる。
【0050】そのため、新規文書の作成時に、類似の文
書を検索したり、記述内容やレイアウトやストーリー等
を考えたり、文書を入力したりする文書作成作業を大幅
に削減することができる。
【0051】また、文書作成や業務等の経験の浅い人で
も、一定レベルの品質を有した文書を作成することがで
きるので、文書作成に熟練した従業員を育成することも
できる。更には、文書作成業務の削減により、オフィス
業務の生産性向上を図ることもできる。
【0052】なお、上述した内容は、あくまで本発明の
一実施形態に係る文書作成支援システムに関するもので
あって、本発明が上記内容のみに限定されることを意味
するものでないのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書作成に付随する各種作業に要する手間を省くことに
より、文書作成作業の能率の向上を図れるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書作成支援システ
ムで適用される文書作成支援用データの出力イメージの
一例を示す説明図。
【図2】図1のデータがマシンへの登録状態をイメージ
として示す説明図。
【図3】文書作成支援用データと共に登録される、その
支援用データの様式名に係るデータを示す説明図。
【図4】本発明の一実施形態に係る文書作成支援システ
ムの処理動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の一実施形態に係る文書作成支援システ
ムの処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 (文書作成支援用データとしての既存文書の)タイ
トル 3 (文書作成支援用データとしての既存文書の)日付 5、7、9 項目 11、13、15 項目内容 17、19 (メモリ内の)記憶領域 a、b、c 項目番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 350C

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成すべき新規文書の概要情報が入力さ
    れたとき、その概要情報から、前記新規文書の特徴を表
    わす情報を抽出する手段と、 前記抽出された特徴情報と同一又は類似の特徴情報を有
    する文書作成用情報を、既存の複数の文書作成用情報中
    から検索する手段と、 前記検索された文書作成用情報を用いて前記概要情報に
    示される新規文書を生成する手段と、 を備える文書作成支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記概要情報が、その構成要素としてフリーワードを含
    むことを特徴とする文書作成支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記特徴情報が、様式、文書構造、文書内容及びキーワ
    ード等の文書情報を含むことを特徴とする文書作成支援
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記文書作成用情報が、既存文書であることを特徴とす
    る文書作成支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出された
    場合に、その様式と同一又は類似の様式を有する文書作
    成用情報を検索し、その文書作成用情報を探し出せたと
    きには、上記様式の文書構造及び組版情報をその文書作
    成用情報から取出すことを特徴とする文書作成支援シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出されず
    に文書構造が抽出された場合に、その文書構造と同一又
    は類似の文書構造を有する文書作成用情報を検索し、そ
    の文書作成用情報を探し出せたときには、その文書作成
    用情報から文書構造及び組版情報を取出すことを特徴と
    する文書作成支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出されず
    に文書構造及びキーワードが抽出された場合に、その文
    書構造と同一又は類似の文書構造を有する文書作成用情
    報を検索し、その文書作成用情報を探し出せなかったと
    きには、デフォルトとして予め定めた文書構造及び組版
    情報と前記キーワードとから、標準的な文書構造及び組
    版情報を取得することを特徴とする文書作成支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式及び文書構造
    が抽出されずにキーワードが抽出された場合に、そのキ
    ーワードと同一又は類似のキーワードを有する文書作成
    用情報を検索し、その文書作成用情報から文書構造及び
    組版情報を取得することを特徴とする文書作成支援シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の文書作成支援システムに
    おいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として抽出された文書内
    容又はキーワードと同一又は類似の文書内容又はキーワ
    ードを有する文書作成用情報を検索し、その文書作成用
    情報の文書内容を取得することを特徴とする文書作成支
    援システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか1項
    記載の文書作成支援システムにおいて、 前記生成手段が、前記検索手段から与えられる前記文書
    構造、組版情報及び文書内容に基づいて前記新規文書を
    生成することを特徴とする文書作成支援システム。
  11. 【請求項11】 作成すべき新規文書の概要情報が入力
    されたとき、その概要情報から、前記新規文書の特徴を
    表わす情報を抽出する手段と、 前記抽出された特徴情報と同一又は類似の特徴情報を有
    する文書作成用情報を、既存の複数の文書作成用情報中
    から検索する手段と、 前記検索された文書作成用情報を用いて前記概要情報に
    示される新規文書を生成する手段と、 前記生成された新規文書の修正項目を指示する概要情報
    が入力されたとき、その概要情報に基づき、前記検索さ
    れた文書作成用情報を再検索し、その再検索した結果に
    基づいて前記新規文書を再生成する手段と、 を備える文書作成支援システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記概要情報が、その構成要素としてフリーワードを含
    むことを特徴とする文書作成支援システム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記特徴情報が、様式、文書構造、文書内容及びキーワ
    ード等の文書情報を含むことを特徴とする文書作成支援
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記文書作成用情報が、既存文書であることを特徴とす
    る文書作成支援システム。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出された
    場合に、その様式と同一又は類似の様式を有する文書作
    成用情報を検索し、その文書作成用情報を探し出せたと
    きには、上記様式の文書構造及び組版情報をその文書作
    成用情報から取出すことを特徴とする文書作成支援シス
    テム。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出されず
    に文書構造が抽出された場合に、その文書構造と同一又
    は類似の文書構造を有する文書作成用情報を検索し、そ
    の文書作成用情報を探し出せたときには、その文書作成
    用情報から文書構造及び組版情報を取出すことを特徴と
    する文書作成支援システム。
  17. 【請求項17】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式が抽出されず
    に文書構造及びキーワードが抽出された場合に、その文
    書構造と同一又は類似の文書構造を有する文書作成用情
    報を検索し、その文書作成用情報を探し出せなかったと
    きには、デフォルトとして予め定めた文書構造及び組版
    情報と前記キーワードとから、標準的な文書構造及び組
    版情報を取得することを特徴とする文書作成支援システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として様式及び文書構造
    が抽出されずにキーワードが抽出された場合に、そのキ
    ーワードと同一又は類似のキーワードを有する文書作成
    用情報を検索し、その文書作成用情報から文書構造及び
    組版情報を取得することを特徴とする文書作成支援シス
    テム。
  19. 【請求項19】 請求項11記載の文書作成支援システ
    ムにおいて、 前記検索手段が、前記特徴情報として抽出された文書内
    容又はキーワードと同一又は類似の文書内容又はキーワ
    ードを有する文書作成用情報を検索し、その文書作成用
    情報の文書内容を取得することを特徴とする文書作成支
    援システム。
  20. 【請求項20】 請求項11乃至請求項19のいずれか
    1項記載の文書作成支援システムにおいて、 前記生成手段が、前記検索手段から与えられる前記文書
    構造、組版情報及び文書内容に基づいて前記新規文書を
    生成することを特徴とする文書作成支援システム。
  21. 【請求項21】 作成すべき新規文書の概要情報が入力
    されたとき、その概要情報から、前記新規文書の特徴を
    表わす情報を抽出する手段と、 前記抽出された特徴情報と同一又は類似の特徴情報を有
    する文書作成用情報を、既存の複数の文書作成用情報中
    から検索する手段と、 前記検索された文書作成用情報を用いて前記概要情報に
    示される新規文書を生成する手段と、 を備える文書作成支援システムにおける前記各手段とし
    てコンピュータを動作させるためのコンピュータプログ
    ラムを担持したコンピュータ読取可能なプログラム媒
    体。
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