JPH11232056A - プリントシステム、処理装置、プリンタ、及び処理装置を動作させるプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

プリントシステム、処理装置、プリンタ、及び処理装置を動作させるプログラムを記憶した記憶媒体

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JPH11232056A
JPH11232056A JP10036260A JP3626098A JPH11232056A JP H11232056 A JPH11232056 A JP H11232056A JP 10036260 A JP10036260 A JP 10036260A JP 3626098 A JP3626098 A JP 3626098A JP H11232056 A JPH11232056 A JP H11232056A
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Application number
JP10036260A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Masuda
喜則 増田
Hachiro Iida
八郎 飯田
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で直ちに印刷を中止できるプリン
トシステムの実現。 【解決手段】 印刷データを一時的に記憶するプリント
バッファ6 と、プリンタ10とのインターフェース7 とを
備え、インターフェース7 の送信部分はプリンタ10への
印刷データの送信中には印刷データの送信に占有される
処理装置1 、及び印刷データを受信して印刷するプリン
タ10を備えるプリントシステムにおいて、処理装置1
は、実行中の印刷の中止を指示する印刷中止指示手段27
と、印刷の中止指示に応じてプリントバッファ6 の内容
を消去した後にプリンタ10に印刷中止指令を送出する中
止処理手段28とを備え、プリンタ10は、印刷中止指令を
受信すると処理中のプリント処理を中止する印刷中止手
段12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置とプリン
タで構成されるプリントシステム、そこで使用される処
理装置とプリンタ、及び処理装置を動作させるためのプ
ログラムを記憶した記憶媒体に関し、特に実行中の印刷
に不具合を発見した時の印刷を中止する操作を容易にす
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワードプロセッサなどで
作成された文書データや画像データなどの印刷データを
顕像化する装置としてプリンタが広く使用されている。
プリンタは、ケーブルなどでコンピュータやワードプロ
セッサなどの処理装置に接続され、処理装置からの印刷
指示信号に従って印刷データを受信し、印刷を行う。1
台の処理装置に1台のプリンタが接続されるプリントシ
ステムも、複数の処理装置に1台のプリンタを接続して
共用で使用するプリントシステムも、LAN(ローカル
エリアネットワーク)などで複数の処理装置と複数のプ
リンタを接続した大規模なプリントシステムもある。本
発明はこれらのいずれのプリントシステムにも適用可能
である。以下の説明では、説明を簡単にするために1台
の処理装置に1台のプリンタが接続されるプリントシス
テムを例として説明を行うこととする。
【0003】処理装置は、印刷データを作成する機能を
有しており、そこで作成した印刷データをプリンタに出
力して印刷する。近年、コンピュータなどの処理装置の
処理能力が向上し、処理装置が印刷のための印刷データ
をファイルから読み出してプリンタに出力する速度の方
が、プリンタで印刷する速度より速くなっている。その
ため、処理装置が印刷処理だけを行っているのでは処理
装置の使用効率が悪いので、処理装置ではマルチタスク
・ジョブ処理系を使用して、印刷処理と平行して印刷デ
ータの作成などの他の処理を並行して行うことで効率的
に運用できるようにしている。このため、処理装置内に
バッファ装置を備え、印刷データを一旦バッファ装置に
蓄え、プリンタの処理速度に合わせて印刷データを送信
するようにしている。
【0004】図1は、1台の処理装置に1台のプリンタ
が接続されるプリントシステムにおける基本的なハード
ウエア構成を示すブロック図である。ここでは、処理装
置1はコンピュータであり、ここではホストコンピュー
タと呼ぶこととする。ホストコンピュータ1は、コンピ
ュータの基本的な構成要素であるCPU、ROM及びR
AMなどで構成される演算処理部2と、キーボードやマ
ウスなどの入力装置3と、ディスプレイ4と、ハードデ
ィスクなどの外部記憶装置5とを有すると共に、印刷を
行うためのプリントバッファ6と、プリンタ10が接続
されるインターフェース7を有する。プリンタ10は、
ホストコンピュータ1との通信のためのインターフェー
ス11と、プリンタ全体の制御を行う制御手段12と、
印刷のための機構であるプリンタエンジン13と、ホス
トコンピュータ1から送信された印刷データを一時的に
記憶するバッファメモリ14とを有する。バッファメモ
リ14は、かならずしも備える必要はなく、また備える
場合でも1頁又は複数ページ分の容量である場合や小さ
な容量の場合などがある。なおインターフェース7、1
1はポートなどで構成され、通信のためのソフトウェア
を含めてインターフェースと称するが、たんにポートと
称することもある。
【0005】制御手段12は、プリンタ10の状態に関
する情報を処理装置1に通知するようになっており、ホ
ストコンピュータ1はこの情報を監視しながら印刷デー
タの送信を行う。プリンタを使用した印刷処理に関する
指示は、オペレータがディスプレイ4などを見ながら入
力装置3を操作して行われる。そのため、プリンタ10
には電源スイッチや、プリンタの状態を示す表示機能だ
けが設けられており、ホストコンピュータ1がプリンタ
10から送られた情報に基づいて作成して表示する指示
をオペレータが見てプリンタ10の操作を行う。例え
ば、電源オフ、用紙がセットされていないこと、紙詰ま
りなどがディスプレイ4に表示されるので、オペレータ
は必要な処置を行う。また、プリンタ10に故障が発生
したことがディスプレイ4に表示された時に、オペレー
タはプリンタ10の状態表示を見て故障の内容を判定
し、必要な処置を行う。出力された印刷物をみて不具合
を発見した時に印刷を中止する場合は、ホストコンピュ
ータ1から中止の指示を入力する。ホストコンピュータ
1は、この指示に応じて印刷データの送信を中止する
が、プリントバッファ6に蓄えられているすでに送信を
始めている印刷データはそのまま送信され、印刷され
る。
【0006】近年のコンピュータシステムでは、ユーザ
業務に直接関係するアプリケーション処理と、入出力処
理やアプリケーション処理の実行を管理する処理などの
管理処理とに分け、管理処理を行うプログラムをいわゆ
るオペレーティングシステム(OS)と呼んでいる。O
Sは汎用化されると共に高機能化されており、ディスプ
レイやプリンタなどの装置は共通のプログラムで取り扱
われるようになっている。例えば、ディスプレイやプリ
ンタ、TVカメラなどのグラフィック処理が可能な装置
は、グラフィック・デバイス・インタフェース(GD
I)と呼ばれる1つのプログラムで共通に扱われ、この
プログラムはドライバと呼ばれるプログラムを参照しな
がら動作するので、ドライバを装置毎に作成することで
装置毎の差に対応できるようにしている。これにより、
GDIがディスプレイ、プリンタ、プロッタなどの出力
デバイスが何であるかに依存せずにグラフィックスをサ
ポートするアプリケーションを作成可能にしている。
【0007】上記のようなOSを使用しているホストコ
ンピュータにプリンタを接続する場合、プリンタはホス
トコンピュータの1個のポートに接続され、OSはポー
トを通じてプリンタの状態を調べ、プリント可能であれ
ば、このポートを介してプリントバッファ6の内容を順
次プリンタに送出する。印刷データの通信形態は、複数
のモードが選択できるようになっているが、通信速度の
速いものでは通信ポートを占有して連続してデータの通
信が行われる。また、プリンタからホストコンピュータ
に送信される情報についてもあらかじめ定められてい
る。
【0008】図2は、上記のようなOSを使用したプリ
ントシステムにおける機能ブロック図である。図示のよ
うに、オペレーション・システム(OS)22には、ス
プーラと呼ばれる印刷のためのモジュールが設けられて
おり、アプリケーション21によって起動されてアプリ
ケーション21の印刷データをプリンタ10で印刷する
ための処理を行う。プリンタドライバ25は、プリンタ
毎に作成されたもので、OS22(及びアプリケーショ
ン21)にプリンタおよびプリントドライバ自体の情報
を伝え、OSの機能を使用してスプーラ23を起動す
る。スプーラ23は、印刷データに従って印刷を行うジ
ョブを管理するもので、プリントマネージャとも呼ばれ
る。スプーラ23は、プリンタポート26を介して印刷
データをプリンタ10に送信する。プリンタポート26
は、プリンタ10からの状態を示す信号を受けてランゲ
ージ・モニタ24に送る。ランゲージ・モニタ24はこ
のような情報を管理し、スプーラ23に随時その情報を
送る。印刷はジョブ単位で行われ、例えば、1文書を1
ジョブとして行われる。
【0009】プリンタ10の制御手段12は、受信した
印刷データを解読して、印刷データに含まれる印刷条件
に従って印刷データの画像を印刷するようにプリンタを
制御する。また、制御手段12はプリンタの状態や通信
ポートの状態に関する信号をホストコンピュータ1に戻
す。図2に示したプリントシステムの構成は広く知られ
ているので、ここではこれ以上の説明は省略する。な
お、上記以外のOSを使用することも可能であるが、プ
リンタに対するデータの入出力インターフェースの構成
は同様であり、特定のプリンタに対しては特定の入出力
ポートを占有して実行される。また、特定のポートに対
して複数のプリンタを割り当て、送出先プリンタの番地
を指定して目的のプリンタに送る構成をとる場合もある
が、この場合でも特定の番地と特定のプリンタを結び付
ければ同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなプリントシ
ステムで、印刷された結果が意図されたものと異なるこ
とが印刷の途中で発見された場合、すみやかに印刷の中
止ができることが望ましい。これは、用紙やプリンタの
消耗品の無駄を無くすためであり、特に印刷する用紙が
官製はがきなどの場合には、印刷ミスが直ちに金券の無
駄な消費を招くことから、不要な印刷は極力防止しなけ
ればならない。
【0011】従来のプリントシステムでは、このような
場合に印刷処理を即座に中止する方法がなかった。前述
のように、プリンタは処理装置(ホストコンピュータ)
からの指示で動作するように作られており、プリンタに
は印刷中止を指示するボタンなどの入力手段は設けられ
ていない。そのため、印刷中止は処理装置から指示する
ことになるが、従来の処理装置やOSには印刷中止を即
座に指示する機能は設けられておらず、スプーラ23の
ジョブは即座には削除されないため、プリントバッファ
にある印刷データをすべて送信するまで印刷を中止する
ことはできない。そこで、処理装置側からプリンタに印
刷の中止を指示する印刷中止コマンドを作成して、簡単
な操作でこの印刷中止コマンドを送出するように管理プ
ログラム(OS)に依頼できるようにすることも考えら
れるが、その時点でプリントバッファに未送出の印刷デ
ータが残っていると、管理プログラムはこの未送出の印
刷データを送出するために入出力ポートを占有している
ので、この送出を終えてからでないと印刷中止指示を送
出することができない。
【0012】プリンタの電源スイッチをオフすることも
考えられるが、印刷の途中で電源スイッチが切られる
と、用紙が途中で停止して紙詰まり状態になる。また、
静電方式や磁気印写方式のプリンタではプリントのため
の処理が途中まで行われているため、トナー像が途中ま
で形成されていたり、用紙にはトナー像が転写された
り、途中まで定着されているといった状態であり、この
状態でプリンタ全体が停止すると、回復処理が煩雑で、
内部が汚染されるといったために好ましくない。
【0013】また、プリンタに印刷中止を指示するボタ
ンを設け、そのボタンが押されたら印刷を中止する処理
を行うようにすることが考えられる。これであれば、印
刷中の状態に応じて適切な処理が行えるので、上記のよ
うな電源スイッチを切った場合の問題は生じない。しか
し、プリンタでの印刷を中止しても処理装置のスプーラ
23のジョブは削除されないため、プリンタが印刷可能
状態に復帰すると、プリントバッファに残っている印刷
データが送信されることになる。従って、この方法では
実質的に印刷の中止はできないことになる。
【0014】以上のように、従来のプリントシステムで
は簡単な操作では途中で印刷を中止することは難しいの
が現状である。上記のOSには、ジョブを途中で削除す
る処理が規定されており、この処理を使用して印刷ジョ
ブを削除し、その後に印刷中止のコマンドをプリンタに
送り、これを受けたプリンタが印刷を中止するようにす
れば、途中で印刷を中止することができる。しかし、こ
の操作を行うには、処理装置で使用しているアプリケー
ションを中断して印刷ジョブを削除する操作を行った上
で印刷中止のコマンドを送るように操作する必要があ
る。このような操作は煩雑で、すべての操作が終了する
まである程度の時間が必要である。60枚/分以上の高
速のプリンタを使用している場合には、このような処理
の間にも多数の用紙を無駄にすることが避けられない。
【0015】あるいは、別の方法として、プリントバッ
ファに未送出の印刷データが残っていても、これに優先
してプリンタに印刷中止指示を送出することが考えられ
るが、これを実現するには、この機能を管理プログラム
に例外的な処理として実現する必要がある。管理プログ
ラムは、全体の処理を効率的に行うために総合的に処理
を行うように作られており、この一部を変更するのは非
常に難しく、OSを使用する上では通常はこのようなこ
とは禁止されている。
【0016】以上のように、従来のプリントシステムで
は、簡単な操作で印刷を中止することはできなかった。
本発明は、このような問題を解決するためのもので、簡
単な操作で印刷を途中で中止することができるプリント
システム、及びそこで使用する処理装置とプリンタ、更
には処理装置でそのような処理を可能にするプログラム
を記憶した記録媒体を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明の第1の態様のプリントシステムは、処理装
置に、印刷中止指示手段と、印刷中止が指示された時に
は直ちに印刷ジョブを削除した後プリンタに印刷中止指
示を送信する手段とを設け、プリンタには印刷中止指示
に応じて印刷処理を途中で中止する手段を設ける。
【0018】本発明の第1の態様によれば、処理装置で
簡単な操作で印刷の中止を指示できるようになり、プリ
ンタに直ちに印刷中止が指示されるので、用紙の無駄を
最小限にできる。しかも、OSの公開された機能を組み
合わせるだけで実現できる。上記目的を実現するため、
本発明の第2の態様のプリントシステムは、プリンタに
印刷中止指示手段を設け、印刷の中止指示に応じて処理
中のプリント処理を中止すると共に処理装置から送信さ
れる印刷データの受信はそのまま行い、受信した印刷デ
ータについては処理を行わないようにする印刷中止手段
とを設ける。
【0019】本発明の第2の態様によれば、印刷中止指
示手段がプリンタに設けられているので、オペレータは
プリンタから出力された印刷物をみて直ちに印刷中止を
指示できる。また、印刷中止が指示された時には、プリ
ンタにおける印刷は直ちに中止されるので用紙の無駄を
最小限にできる。更に、プリンタは印刷を中止しても処
理装置からの印刷データの受信処理は、処理装置におけ
るジョブが終了するまでそのまま続けるので、処理装置
においては未送出の印刷データが残っていない状態にな
る。本発明の第2の態様によれば、プリンタにおいて新
たな処理を加えるだけであり、処理装置は従来のままで
よいので、実現も容易である。
【0020】本発明の第2の態様で、印刷中止が指示さ
れてから次に印刷可能な状態になるまでの時間は、受信
はするが印刷は行わない空読みを行う印刷データの量で
決定される。1つのジョブの印刷データの容量が大きい
と、空読みを行う時間が長くなるという問題が生じる。
そこで、処理装置に、印刷データを複数のグループに分
割し、各グループをジョブとして、ジョブ毎にジョブの
開始と終了を示すジョブ分離コードを付加するジョブ分
離コード付加手段を設け、プリンタには、ジョブ分離コ
ードを識別するジョブ分離コード識別手段を設け、印刷
の中止に応じて処理中のプリント処理を中止した後ジョ
ブ分離コードを識別するまで空処理を行うようにするこ
とが望ましい。
【0021】更に、プリンタは、印刷中止後ジョブ分離
コードを識別した時には、処理装置に印刷中止指令を送
信し、処理装置には、この印刷中止指令を受信するとプ
リントバッファの内容を消去する中止処理手段を設ける
ことが望ましい。更に、処理装置は、プリントバッファ
の内容を消去後、プリンタに中止アクノレッジ信号を送
信し、プリンタは、中止アクノレッジ信号を受信した
後、次の印刷データを受け付けられる状態になることが
望ましい。これにより、処理装置のプリントバッファに
残る未送出の印刷データが再び送信されて印刷されるこ
とを確実に防止できる。
【0022】上記の第1と第2の態様は、現状のOSを
使用し、何ら変更を加えないことを前提として印刷を途
中で中止できるようにしたが、将来的にOSが変更され
たりOSに別の機能を容易に加えられるようになった場
合を想定して、印刷を途中で中止できるようにするのが
本発明の第3の態様である。本発明の第3の態様のプリ
ントシステムは、プリンタに、実行中の印刷の中止を指
示する印刷中止指示手段と、印刷の中止指示に応じて処
理中のプリント処理を中止すると共に処理装置に印刷中
止指令を送信する印刷中止手段とを設け、処理装置に
は、印刷中止指令を受信すると、プリントバッファの内
容を消去する中止処理手段を設ける。
【0023】本発明の第3の態様によれば、印刷中止指
示手段がプリンタに設けられているので、オペレータは
プリンタから出力された印刷物をみて直ちに印刷中止を
指示できる。また、印刷中止が指示された時には、プリ
ンタにおける印刷は直ちに中止されるので用紙の無駄を
最小限にできる。更に、印刷中止指令は直ちに処理装置
に送られ、処理装置ではジョブを途中で削除するので、
直ちに次の印刷が可能な状態になる。
【0024】第3の態様においても、処理装置の中止処
理手段は、プリントバッファの内容を消去した後プリン
タに中止アクノレッジ信号を送信し、プリンタは、中止
アクノレッジ信号を受信した後、次の印刷データを受け
付けられる状態になることが望ましい。これにより、処
理装置のプリントバッファに残る未送出の印刷データが
再び送信されて印刷されることを確実に防止できる。
【0025】本発明はどのようなプリンタを使用するプ
リントシステムにも適用可能であるが、特に同じ印刷を
多数枚連続して高速に行う場合には、短時間のうちに無
駄になる用紙の量が大きいため特に効果的であり、この
ような点から磁気印写プリンタに適用した場合に効果が
大きい。プリンタにおいて印刷を途中で中止する場合、
すでに給紙が開始されている用紙はそのまま印刷して、
新たに給紙するのを停止することが考えられるが、用紙
に印刷が行われる前に、具体的には静電プリンタや磁気
印写プリンタであればトナーが転写される前に、インク
ジェットプリンタや熱転写プリンタであればインクが用
紙に付けられる前に、印刷中止指示が行われた時には、
印刷を中止すれば用紙は再利用できる。そのため、プリ
ンタの印刷中止手段は、処理中のプリント処理を中止す
る時、給紙された用紙が現像器前にある時には、現像器
を非動作状態にすることが望ましい。または、印刷処理
の途中にある給紙された用紙を、印刷処理の処理要素の
一部を通過させないようにするバイパス手段を備え、処
理中のプリント処理を中止する時の用紙の位置に応じて
バイパス手段を動作させるようにすることが望ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、プリンタとして
磁気印写プリンタを使用するプリントシステムに適用し
た実施例を説明する。まず、実施例で使用する磁気印写
プリンタについて簡単に説明する。磁気印写プリンタ
(磁気印写装置)は、一旦磁気記録媒体上に磁気潜像を
記録するとその磁気潜像により多数枚の複写が可能であ
るため、多数枚印刷時には印刷速度が高速であるという
特徴がある。磁気印写装置の基本的な原理は特公昭55
−34431号公報に開示されている。
【0027】図3は、磁気印写装置の基本構成を示す図
である。以下、図3に従って磁気印写装置の基本構成を
説明する。磁気記録ドラム51の表面には、Co−Ni
−Pの磁性メッキ及び非磁性Ni−Pの保護メッキ又は
同種の磁気記録媒体が形成されており、これに磁気記録
ヘッド52で画像に対応した磁気潜像を記録し、現像装
置53で磁気トナーを黒画像の部分に付着させた後、こ
のトナーを搬送される記録紙57に転写ローラ54の部
分で転写する。転写されたトナーは定着ローラ61で加
熱して記録紙57に定着する。また、磁気記録ヘッド5
2により磁気潜像を記録する前には、消去ヘッド56に
よりそれまで記録されていた磁気潜像が消去される。以
下、磁気印写装置におけるプロセスを説明する。
【0028】磁気印写装置におけるプロセスは、磁気記
録媒体に磁気潜像を記録する磁気潜像記録工程と、記録
された磁気潜像を顕像化して記録紙57に転写し、定着
する複写工程に分けられる。磁気潜像記録工程では、磁
気記録ドラム51が矢印の方向に高速に回転する。磁気
記録ドラム51は、図では時計回り方向に回る。ここで
は、その円周方向を主走査方向と呼ぶこととする。最初
に消去ヘッド56により、磁気記録ドラム51上の磁気
記録媒体を飽和レベルまで一方向(負の方向とする)に
均一に磁化することにより磁気記録潜像を消去する磁極
消去工程を行う。その後、待機位置にあった磁気記録ヘ
ッド52が磁気記録ドラム51の表面に近接するように
移動する。磁気記録ヘッド52は、磁気記録ドラム51
の回転に応じて母線方向に移動する。これにより、磁気
記録ヘッド52が記録ドラム51の全面を走査すること
になる。磁気記録ヘッド52は、走査位置に応じて入力
される画像信号に従って磁気記録媒体上に磁気潜像を記
録する。このようにして磁気潜像記録工程が終了する。
磁気潜像記録工程が終了すると、磁気記録ヘッド52
は、磁気記録ドラム51から離れ、待機位置に戻る。な
お、磁気記録ヘッド52の幅が、記録幅分あるフルライ
ンヘッドの場合には、磁気記録ヘッド52を走査させる
必要はなく、磁気記録ドラム51を回転させるだけで磁
気記録ドラム51の全面への磁気潜像記録が可能であ
る。
【0029】複写工程においては、磁気記録ドラム51
は磁気潜像記録工程と同じ方向に回転するが、回転速度
は遅くなる。磁気記録媒体上の磁気潜像は、磁気記録ド
ラム51の回転に従って現像装置53に達すると、そこ
で現像装置53に収容されている磁性トナーが磁気潜像
に磁気的に吸着されることによって顕像化される。磁気
記録媒体の表面で顕像化された文字や図形等の画像は、
やがて磁気記録ドラム51の回転に応じて転写ローラ5
4の部分に到達する。この顕像化された画像の回転に同
期して、用紙カセットに収容された記録紙57が給紙ロ
ーラにより搬送され、記録紙57の先端と磁気記録媒体
の表面の像の位置が一致するようにタイミング調整され
た上で、転写ローラ54と磁気記録媒体の間に記録紙5
7が送られる。転写ローラ54は磁気記録ドラム51に
圧接しており、記録紙57の表面に磁気トナーで顕像化
された画像が転写される。画像が転写された記録紙57
は、定着ローラ61の熱を受けて磁気トナーが記録紙5
7の面に溶融されて定着される。これにより記録紙への
複写が完了する。
【0030】他方、転写ローラ54の部分を通過した磁
気記録媒体51は、クリーナ部55において、ドラム面
に残留した磁気トナーがブレード等の適宜の掻き取り具
でドラム面から分離され、空気吸入によって回収され
る。これにより、ドラム面は磁気潜像が記録されただけ
の状態に戻る。このように、クリーナ部を通過した磁気
記録媒体には磁気潜像が依然として保持されているの
で、非動作状態の磁気記録ヘッド52の部分を通過して
現像装置53へ進めば、再度同じ磁気潜像が現像され
る。従って、上記の給紙・現像・転写・定着・クリーニ
ングの工程を繰り返せば同じ画像の複写を行うことがで
き、同一の画像を多数枚印刷するのであれば、1枚当り
の印刷時間は短くなり、非常に高速の印刷が可能であ
る。高速の印刷を行う場合には、前の用紙への転写が行
われている間に用紙カセットから次の用紙の供給が開始
されるように構成されている。なお、実施例で使用する
磁気印写プリンタは、用紙57の経路の途中に、通常の
経路と異なるバイパス経路に用紙57を導く経路変更手
段59、60が設けられている。経路変更手段59を動
作させると、転写ローラ54の部分に進む用紙57はバ
イパス経路に導かれ、転写ローラ54を通過せずにバイ
パス経路を通って排紙される。従って、給紙された後の
用紙でも、経路変更手段59の前にある場合には、トナ
ーを付着させずに排紙できる。また、経路変更手段を動
作させれば、定着ローラ61を通過させずに排紙させる
ことができる。
【0031】図4は、磁気印写プリンタの制御系の機能
ブロック図であり、これらの機能は磁気印写プリンタの
制御を行う制御用コンピュータのソフトウエアで実現さ
れるものである。図示のように、実施例の磁気印写プリ
ンタの制御系は、ホストコンピュータ1との通信インタ
ーフェース11と、主制御部72と、エンジン制御部7
3と、画像データ制御部74と、キーボード75とを有
する。エンジン制御部73は、磁気印写プリンタの内部
に設けられた各種センサ76の出力を取り込み、それに
基づいて各種のモータ77、パルスモータ78、クラッ
チ/ソレノイド79などを制御する。また、画像データ
制御部74は、ホストコンピュータ1から送信される印
刷データを磁気ヘッド52に印加するためのブロックで
ある。なお、印刷データを記憶するためにバッファメモ
リを設ける場合もあるが、実施例で使用する磁気印写プ
リンタにはバッファメモリを設けていない。図1に示し
た制御手段12は、主制御部72と、エンジン制御部7
3と、画像データ制御部74とから構成される。
【0032】図5は、本発明の第1実施例のプリントシ
ステムの機能ブロック図である。第1実施例では、ホス
トコンピュータ1は、汎用のOS(例えば、マイクロソ
フト社のWindows95 (商標名))を搭載したパーソナル
コンピュータである。また、プリンタ10は上記の磁気
印写プリンタであり、従来と同じ構成を有する。図2で
示したステータス・モニタ24は省略してあり、またプ
リンタ10の制御手段12を構成する要素としてコマン
ドインタプリタ83とコントローラ84を示してある
が、これらは従来のプリンタにも同様に設けられてお
り、実施例の説明に必要であるために示してある。
【0033】アプリケーション21は、プリンタ10で
印刷する印刷データを作成するアプリケーションソフト
ウエアであり、例えば、一太郎(商標名)、MS−Wo
rd(商標名)、PageMaker (商標名)等である。参照
番号22はオペレーティングシステム(OS)であり、
スプーラ23などのモジュールを有している。プリンタ
ドライバ25は、使用するプリンタに合わせて作られ、
OS22を経由したアプリケーションの指示に基づい
て、プリンタ10に対する具体的なコマンドを作成す
る。プリンタドライバ25で作成された印刷データは、
スプーラ23のスプールバッファに蓄積され、1ジョブ
分の印刷データが蓄積された後、ポート26を介してプ
リンタ10に送信される。
【0034】以上の構成は従来と同じであり、第1実施
例のホストコンピュータ1が従来のものと異なるのは、
印刷中止指示手段27と中止処理手段28が設けられて
いる点である。ホストコンピュータ1におけるソフトウ
エア処理は、大きく分けてユーザ業務に直接関係するア
プリケーション処理21と、入出力処理やアプリケーシ
ョン処理の実行を管理する管理処理などを行うオペレー
ティングシステム(OS)とに分けられるが、印刷中止
指示手段27と中止処理手段28は、アプリケーション
処理の一種として実現される。実際には、印刷中止指示
手段27は、印刷のアプリケーションが起動されている
間ディスプレイ4に印刷中止を指示する部分を表示し、
その部分がマウスで指示された時に印刷中止が指示され
たことを検出するか、キーボードの特定のキー又は組合
せを印刷中止指示ボタンに設定することにより実現され
る。中止処理手段28は、印刷中止が指示された時に、
まずスプーラ23内のスプールバッファ内のジョブを削
除し、その後にポート26を介してプリンタに印刷中止
指示を出力する。
【0035】プリンタ10は、従来と同じものである。
制御手段12は、ポート11を介して受信した印刷デー
タに基づいてプリンタエンジン13を制御して印刷を行
うと共に、プリンタエンジン13の状態をポート11を
介してホストコンピュータ1に通知する。図5では説明
の都合上、制御手段12を構成するコマンドインタプリ
タ83を示しており、それ以外の部分をコントローラ8
4として示してある。コマンドインタプリタ83は、受
信した印刷データから、用紙サイズ、印刷枚数などの印
刷制御データや文字コードなどを解読して、内容に応じ
てコントローラ84とプリンタエンジン13に送る。な
お、コマンドインタプリタ83は、上記のホストコンピ
ュータ1から送られる印刷中止指示コマンドを解読でき
るようになっている。
【0036】まず、通常の印刷処理について簡単に説明
する。アプリケーション21は、OS22に対して、
「ひとつのジョブ(ドキュメント)の印刷の開始指
示」、「ひとつのジョブの中のひとつのページの開始指
示」、「ひとつのジョブの中のひとつのページの終了指
示」、「ひとつのジョブの終了指示」などのAPI(ア
プリケーション・プログラム・インターフェース)を呼
び出して、ジョブの印刷を指示する。この他に、文字を
出力するAPIや図形を描画するAPIなどが使用され
る。OS22は、この指示をプリンタドライバ25に伝
える。プリンタドライバ25は、OS22からきた指示
をプリンタ10が解釈できるコマンドに変換し、そのコ
ードをOS22に渡す。OS22は、プリンタドライバ
25からきたコードを一旦スプーラ23のスプーラバッ
ファに書き込む。スプーラ23に1ページ分の印刷デー
タが蓄積されると、OS22はスプーラ23から印刷デ
ータを読み出してプリンタポート26を介してプリンタ
10に送信する。
【0037】プリンタ10で受信された印刷データは、
一旦コマンドインタプリタ83に送られて、ジョブとジ
ョブの分離が行われ、更にページとページの分離も行わ
れる。1ページ毎に分離された印刷データは、プリンタ
エンジン13に送られ、印刷される。以上が、通常の印
刷処理である。図6は、印刷中止指示手段27により印
刷の中止が指示された時の中止処理手段28の処理を示
すフローチャートであり、図7はそれに応じたプリンタ
10における処理を示すフローチャートである。
【0038】ステップ100で印刷中止が指示される
と、ステップ101でスプーラ23にジョブを書き込み
中であるかを判定し、書き込み中であればステップ10
2で「印刷を中止するか(その際にスプーラのジョブも
削除する)」の表示を行い、書き込み中でなければステ
ップ102で「印刷を中止します」の表示を行い、ステ
ップ104に進む。ステップ104では、上記の表示に
対する指示が入力されるのを待ち、入力が行われた時に
はステップ105で入力が印刷中止の指示か判定する。
印刷中止の指示でなければ何も行わずに終了し、通常の
状態に戻る。印刷中止の指示であれば、ステップ106
でスプーラ23にジョブが残っているか及び書き込み中
か、すなわちスプーラ23にジョブがあるか判定し、あ
ればステップ107でジョブを削除してスプーラを閉じ
た後ステップ108に進み、なければそのままステップ
108に進む。ステップ108ではプリンタ10に印刷
中止のコマンドを送信して通常の状態に戻る。
【0039】図7に示すように、プリンタ10では、コ
マンドインタプリタ83が印刷中止コマンドを監視して
おり、上記のステップ108でホストコンピュータ1か
ら印刷中止指示のコマンドが出されると、ステップ11
2に進む。そこで、給紙の状況を調べ、給紙前であれば
ステップ113で給紙を停止させる。給紙後であればス
テップ114に進んで、更に転写前であるか判定し、転
写前であればステップ115で転写を停止し、図3の経
路変更手段59を動作させて用紙をバイパス経路に導
き、ステップ117に進む。転写後であれば、ステップ
116に進み、定着の前であるか判定し、定着の前であ
ればステップ117に進み、定着後であればステップ1
18に進む。ステップ117では定着をオフにすると共
に、経路変更手段60を動作させて用紙をバイパス経路
に導く。ステップ118では排紙処理し、更にステップ
119でリセット処理を行い、新しい印刷データを受け
付けて印刷できる状態になる。なお、磁気印写プリンタ
であれば、たとえトナーが用紙に付着しても定着されて
いなければ、磁石などでトナーを除去することが可能で
あり、転写ローラ54を通過した用紙であっても再利用
可能である。
【0040】以上のように、本実施例では、印刷物をみ
て不具合を発見した時には、1操作で印刷の中止が行え
るため、印刷の中止までに要する時間が短く、用紙の無
駄を最小限にすることができる。また、すでに給紙が開
始された用紙でも、印刷が行われないようにすることが
できるため、用紙の無駄を更に少なくできる。なお、磁
気印写プリンタのような高速のプリンタでは、用紙の経
路中に複数枚の用紙が存在することがあるが、そのよう
な場合にはそれぞれの用紙の位置に応じて、図7の処理
を並行して行う。
【0041】LANなどで接続されたプリントシステム
では、ホストコンピュータとプリンタが離れて配置され
ていることがある。第1実施例では、ホストコンピュー
タ1から印刷の中止を指示するようにしたが、プリンタ
から出力された印刷物をみて好ましくない画像であるこ
とが分かった場合、ホストコンピュータの位置に行って
印刷の中止を指示する必要があり、印刷を中止するまで
の時間が長くなり、無駄にする用紙を量が多くなるとい
う問題がある。このような問題を解決するため、プリン
タで印刷の中止を指示できるようにしたのが第2実施例
である。
【0042】図8は、第2実施例のプリントシステムの
機能ブロック図である。図8に示すように、第2実施例
のプリントシステムでは、ホストコンピュータ1にジョ
ブ分離コード付加手段29と中止処理手段30が設けら
れており、プリンタ10に印刷中止指示手段85が設け
られている点が従来と異なる。ジョブ分離コード付加手
段29は、従来から設けられているモジュールであり、
ジョブの最初と最後にジョブとジョブの区切りを示す特
定のコードを挿入する。例えば、1文書を1つのジョブ
としたが、1文書のページ数が多い場合には、1文書を
ページ数の少ない複数のジョブに分けて印刷する。もち
ろんこれらの複数のジョブは連続して印刷されるように
指示される。中止処理手段30は、プリンタ10から送
られてくる印刷中止指示を受けた時に、スプーラ23の
バッファの内容を消去した後、アクノレッジ信号をプリ
ンタ10に送る。
【0043】プリンタ10の印刷中止指示手段85は、
例えば「印刷中止」などと表示された押しボタンであ
る。コントローラ84は、印刷中止指示手段85により
印刷中止が指示された時には、第1実施例と同様にプリ
ントエンジン13における印刷動作を中止させる。コマ
ンドインタプリタ83は、従来の機能に加えて、印刷中
止指示手段85により印刷中止が指示された時には、ホ
ストコンピュータ1から送られる印刷データは受信する
が、何ら処理を行わない空読み機能と、ホストコンピュ
ータ1から送られる上記のアクノレッジ信号を判定する
機能を有している。また、コマンドインタプリタ83に
は、従来のものと同様に、上記のジョブとジョブの区切
りを示す特定コードを識別する機能(ジョブ分離コード
識別手段831)も設けられている。
【0044】図9は、第2実施例のプリンタ10におけ
る制御手段12の印刷中止処理を示すフローチャートで
ある。ステップ131では、コントローラ84により印
刷中止指示手段85に相当する押しボタンが操作された
かが監視される。押しボタンが押された時には、ステッ
プ132でプリンタエンジン13の印刷動作を中止させ
る。この処理は、図7に示したのと同様の処理である。
ステップ132の処理が時間を要する場合には、その処
理と並行してステップ133でコマンドインタプリタ8
3に印刷中止が指示されたことを通知する。これを受け
て、ステップ134と135で、コマンドインタプリタ
83は分離コードが送られてくるまでホストコンピュー
タ1から送られてくる印刷データを空読みする。従っ
て、印刷は一切行われず、用紙を消費することはない。
分離コードが送られてきた時は、1つのジョブの送信が
終了した時であり、ホストコンピュータ1のポート26
は印刷のジョブに占有されていない状態である。そこ
で、ステップ136で、印刷中止が指示されたことを示
す信号を、ホストコンピュータ1に送る。
【0045】ホストコンピュータ1では、印刷中止信号
を受けると、これに応じて中止処理手段30が次のジョ
ブをスプーラ23のバッファに書き込む処理を中止さ
せ、もし書き込まれていればバッファの内容を消去した
後、アクノレッジ信号をプリンタ10に送る。コマンド
インタプリタ83はこのアクノレッジ信号を受信するこ
とによりホストコンピュータ1での印刷中止のための処
理が終了したことを検出して、次の印刷データを受けら
れる状態にする。
【0046】第1及び第2実施例は、現状のOSに変更
を加えず、ユーザに開放されている機能だけで容易に印
刷中止できるようにしたが、将来的にはOSが変更され
て印刷ジョブを実行中にもプリンタからホストコンピュ
ータへ印刷中止指示を送れるようになることが考えられ
る。第3実施例はそのような場合に容易に印刷を中止で
きるようにする実施例である。
【0047】図10は、第3実施例のプリントシステム
の機能ブロック図である。第3実施例のプリントシステ
ムでは、ホストコンピュータ1のOS22は、印刷ジョ
ブの実行中にプリンタ10からの印刷中止を指示する信
号を受信できるものとする。プリンタ10の印刷中止指
示手段85は、第2実施例と同じような押しボタンであ
り、コントローラ84は同様にプリンタエンジン13に
おける印刷中止処理を行う。コマンドインタプリタ83
は、ホストコンピュータ1から送られる上記のアクノレ
ッジ信号を判定する機能を有している。ホストコンピュ
ータ1の中止処理手段30は、プリンタ10から送られ
てくる印刷中止指示を受けた時に、スプーラ23のバッ
ファの内容を消去した後、アクノレッジ信号をプリンタ
10に送る。
【0048】図11は、第3実施例のプリンタ10にお
ける制御手段12の印刷中止処理を示すフローチャート
である。ステップ151から153は第2実施例のステ
ップ131から133と同じである。ステップ154で
は、ホストコンピュータ1に印刷中止信号を送る。ホス
トコンピュータ1では、ステップ161で印刷中止信号
を随時監視しており、印刷中止信号を受信するとステッ
プ162でジョブを削除し、ステップ163でプリンタ
10のアクノレッジ信号を送る。これで次の印刷を受け
付けられる状態になる。プリンタ10では、印刷中止信
号を送った後アクノレッジ信号が送られてくることをス
テップ155で監視しており、アクノレッジ信号を受信
するとステップ156でリセット処理を行って次の印刷
を受け付けられる状態になる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のよれば、
プリントシステムにおいて印刷を開始した後に不具合を
発見した場合に、簡単な操作で直ちに印刷を中止できる
ので、無駄にする用紙の量を削減できる。従って、印刷
コストを低減でき、省資源の点からも効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントシステムにおける基本的なハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図2】従来のプリントシステムのソフトウエアからみ
た機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施例で使用される磁気印写装置の基
本構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例で使用される磁気印写プリンタ
の制御系のブロック構成図である。
【図5】本発明の第1実施例のプリントシステムの機能
ブロック図である。
【図6】本発明の第1実施例のプリントシステムの処理
装置(ホストコンピュータ)の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第1実施例のプリントシステムのプリ
ンタの処理動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例のプリントシステムの機能
ブロック図である。
【図9】本発明の第2実施例のプリントシステムのプリ
ンタの処理動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例のプリントシステムの機
能ブロック図である。
【図11】本発明の第3実施例のプリントシステムの処
理装置(ホストコンピュータ)とプリンタの処理動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…処理装置(ホストコンピュータ) 2…演算処理部 3…入力装置 4…ディスプレイ 6…プリントバッファ 7、11…インターフェース(ポート) 10…プリンタ 12…制御手段 13…プリンタエンジン 21…アプリケーション 22…オペレーティングシステム(OS) 23…スプーラ 25…プリンタドライバ 27…印刷中止指示手段 28…中止処理手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを一時的に記憶するプリント
    バッファ(6)と、プリンタ(10)とのインターフェ
    ース(7)とを備え、前記インターフェース(7)の送
    信部分は、前記プリンタ(10)への前記印刷データの
    送信中には前記印刷データの送信に占有される処理装置
    (1)、及び前記印刷データを受信して印刷するプリン
    タ(10)を備えるプリントシステムにおいて、 前記処理装置(1)は、実行中の印刷の中止を指示する
    印刷中止指示手段(27)と、印刷の中止指示に応じて
    前記プリントバッファ(6)の内容を消去した後に前記
    プリンタ(10)に印刷中止指令を送出する中止処理手
    段(28)とを備え、 前記プリンタ(10)は、前記印刷中止指令を受信する
    と処理中のプリント処理を中止する印刷中止手段を備え
    ることを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 印刷データを一時的に記憶するプリント
    バッファ(6)と、プリンタ(10)とのインターフェ
    ース(7)とを備え、前記インターフェース(7)の送
    信部分は、前記プリンタ(10)への前記印刷データの
    送信中には前記印刷データの送信に占有される処理装置
    (1)、及び前記印刷データを受信して印刷するプリン
    タ(10)を備えるプリントシステムにおいて、 前記プリンタ(10)は、実行中の印刷の中止を指示す
    る印刷中止指示手段(85)と、印刷の中止指示に応じ
    て処理中のプリント処理を中止すると共に前記処理装置
    (1)から送信される前記印刷データの受信はそのまま
    行い、受信した印刷データについては処理を行わないよ
    うにする印刷中止手段とを備えることを特徴とするプリ
    ントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプリントシステムであ
    って、 前記処理装置(1)は、前記印刷データのグループであ
    るジョブ毎に、当該ジョブの開始と終了を示すジョブ分
    離コードを付加するジョブ分離コード付加手段(29)
    を備え、 前記プリンタ(10)は、前記ジョブ分離コードを識別
    するジョブ分離コード識別手段(831)を備え、前記
    印刷の中止に応じて処理中のプリント処理を中止した
    後、前記ジョブ分離コード識別手段(83)が次の前記
    ジョブ分離コードを識別するまで、前記印刷データの受
    信はそのまま行うプリントシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプリントシステムであ
    って、 前記プリンタ(10)は、前記印刷の中止に応じて処理
    中のプリント処理を中止した後、前記ジョブ分離コード
    識別手段(83)が次の前記ジョブ分離コードを識別し
    た時に、前記処理装置(1)に印刷中止指令を送信し、 前記処理装置(1)は、前記印刷中止指令を受信する
    と、前記プリントバッファ(6)の内容を消去する中止
    処理手段(28)を備えるプリントシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプリントシステムであ
    って、 前記処理装置(1)の前記中止処理手段(28)は、前
    記プリントバッファ(6)の内容を消去した後、前記プ
    リンタ(10)に中止アクノレッジ信号を送信し、 前記プリンタ(10)は、前記中止アクノレッジ信号を
    受信した後、次の印刷データを受け付けられる状態にな
    るプリントシステム。
  6. 【請求項6】 印刷データを一時的に記憶するプリント
    バッファ(6)と、プリンタ(10)とのインターフェ
    ース(7)とを備える処理装置(1)、及び前記印刷デ
    ータを受信して印刷するプリンタ(10)を備えるプリ
    ントシステムにおいて、 前記プリンタ(10)は、実行中の印刷の中止を指示す
    る印刷中止指示手段(85)と、印刷の中止指示に応じ
    て処理中のプリント処理を中止すると共に前記処理装置
    (1)に印刷中止指令を送信する印刷中止手段とを備
    え、 前記処理装置(1)は、前記印刷中止指令を受信する
    と、前記プリントバッファ(6)の内容を消去する中止
    処理手段(30)を備えることを特徴とするプリントシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプリントシステムであ
    って、 前記処理装置(1)の前記中止処理手段(30)は、前
    記プリントバッファ(6)の内容を消去した後、前記プ
    リンタ(10)に中止アクノレッジ信号を送信し、 前記プリンタ(10)は、前記中止アクノレッジ信号を
    受信した後、次の印刷データを受け付けられる状態にな
    るプリントシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項に記載の
    プリントシステムであって、 前記プリンタ(10)は、磁気印写プリンタであるプリ
    ントシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプリントシステムであ
    って、 前記プリンタ(10)の前記印刷中止手段は、処理中の
    プリント処理を中止する時、給紙された用紙が現像器前
    にある時には、前記現像器を非動作状態にするプリント
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のプリントシステムで
    あって、 前記プリンタ(10)は、印刷処理の途中にある給紙さ
    れた用紙を、前記印刷処理の処理要素の一部を通過させ
    ないようにするバイパス手段(59、60)を備え、処
    理中のプリント処理を中止する時の用紙の位置に応じて
    前記バイパス手段(59、60)を動作させるプリント
    システム。
  11. 【請求項11】 印刷データを一時的に記憶するプリン
    トバッファ(6)と、プリンタ(10)とのインターフ
    ェース(7)とを備え、前記インターフェース(7)の
    送信部分は、前記プリンタ(10)への前記印刷データ
    の送信中には前記印刷データの送信に占有される処理装
    置であって、 前記プリンタ(10)で実行中の印刷の中止を指示する
    印刷中止指示手段(27)と、 印刷の中止指示に応じて前記プリントバッファ(6)の
    内容を消去した後に前記プリンタ(10)に印刷中止指
    令を送出する中止処理手段(28)とを備えることを特
    徴とする処理装置。
  12. 【請求項12】 印刷データを一時的に記憶するプリン
    トバッファ(6)と、プリンタ(10)とのインターフ
    ェース(7)とを備える処理装置であって、 前記インターフェース(7)を介して、前記プリンタ
    (10)から印刷中止指令を受信することが可能であ
    り、 前記印刷中止指令を受信すると、前記プリントバッファ
    (6)の内容を消去する中止処理手段(30)を備える
    ことを特徴とする処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の処理装置であっ
    て、 前記中止処理手段(29)は、前記プリントバッファ
    (6)の内容を消去した後、前記プリンタ(10)に中
    止アクノレッジ信号を送信する処理装置。
  14. 【請求項14】 処理装置(1)から送られる印刷デー
    タを受信して印刷するプリンタ(10)であって、 実行中の印刷の中止を指示する印刷中止指示手段(8
    5)と、 印刷の中止指示に応じて処理中のプリント処理を中止す
    ると共に前記処理装置(1)から送信される前記印刷デ
    ータの受信はそのまま行い、受信した印刷データについ
    ては処理を行わないようにする印刷中止手段とを備える
    ことを特徴とするプリンタ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のプリンタであっ
    て、 前記印刷データは、グループであるジョブ毎に、当該ジ
    ョブの開始と終了を示すジョブ分離コードが付加されて
    おり、 前記ジョブ分離コードを識別するジョブ分離コード識別
    手段(83)を備え、前記印刷の中止に応じて処理中の
    プリント処理を中止した後、前記ジョブ分離コード識別
    手段(83)が次の前記ジョブ分離コードを識別するま
    で、前記印刷データの受信はそのまま行うプリントシス
    テム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のプリンタであっ
    て、 前記印刷の中止に応じて処理中のプリント処理を中止し
    た後、前記ジョブ分離コード識別手段(83)が次の前
    記ジョブ分離コードを識別した時に、前記処理装置
    (1)に印刷中止指令を送信するプリンタ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のプリンタであっ
    て、 当該プリンタ(10)は、前記印刷中止指令を送信後、
    前記処理装置(1)から送信される中止アクノレッジ信
    号を受信した後、次の印刷データを受け付けられる状態
    になるプリンタ。
  18. 【請求項18】 処理装置(1)から送られる印刷デー
    タを受信して印刷するプリンタ(10)であって、 実行中の印刷の中止を指示する印刷中止指示手段(8
    5)と、 印刷の中止指示に応じて処理中のプリント処理を中止す
    ると共に前記処理装置(1)に印刷中止指令を送信する
    印刷中止手段とを備えることを特徴とするプリンタ。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のプリンタであっ
    て、 当該プリンタ(10)は、前記印刷中止指令を送信後、
    前記処理装置(1)から送信される中止アクノレッジ信
    号を受信した後、次の印刷データを受け付けられる状態
    になるプリンタ。
  20. 【請求項20】 プリントバッファ(6)に一時的に記
    憶された印刷データをインターフェース(7)を介して
    プリンタ(10)に送信し、前記インターフェース
    (7)の送信部分は、前記プリンタ(10)への前記印
    刷データの送信中には前記印刷データの送信に占有され
    る処理であって、 前記プリンタ(10)で実行中の印刷の中止を指示する
    印刷中止指示を検出する工程と、 前記印刷中止指示に応じて前記プリントバッファ(6)
    の内容を消去した後に前記プリンタ(10)に印刷中止
    指令を送出する工程とを備える処理を行うためのプログ
    ラムを記載したことを特徴とする記憶媒体。
  21. 【請求項21】 プリントバッファ(6)に一時的に記
    憶された印刷データをインターフェース(7)を介して
    プリンタ(10)に送信する処理であって、 前記インターフェース(7)を介して、前記プリンタ
    (10)から印刷中止指令を受信する工程と、 前記印刷中止指令を受信すると、前記プリントバッファ
    (6)の内容を消去する工程とを備える処理を行うため
    のプログラムを記載したことを特徴とする記憶媒体。
JP10036260A 1998-02-18 1998-02-18 プリントシステム、処理装置、プリンタ、及び処理装置を動作させるプログラムを記憶した記憶媒体 Pending JPH11232056A (ja)

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