JPH11151370A - 遊技台の大当り情報処理システム - Google Patents

遊技台の大当り情報処理システム

Info

Publication number
JPH11151370A
JPH11151370A JP32304997A JP32304997A JPH11151370A JP H11151370 A JPH11151370 A JP H11151370A JP 32304997 A JP32304997 A JP 32304997A JP 32304997 A JP32304997 A JP 32304997A JP H11151370 A JPH11151370 A JP H11151370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
button
gaming machine
information
gaming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32304997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3844862B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Matsui
利之 松井
Takehide Ishibashi
健秀 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP32304997A priority Critical patent/JP3844862B2/ja
Publication of JPH11151370A publication Critical patent/JPH11151370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3844862B2 publication Critical patent/JP3844862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】大当り時の具体的な図柄を分析対象の遊技台情
報に取り込み、遊技店における管理をさらに適正に行
う。 【解決手段】遊技ユニット6の可変ディジタル表示部が
所定の大当り図柄、例えば「777」に揃ったことを係
員が確認すると、係員は、係員が携帯するリモコン装置
Tから、大当り図柄に対応する数字を押下し、台ランプ
8のリモコン受信部R1に向けてこの数字データを赤外
線光によって送出する。リモコン受信部R1は、受信し
た数字データを島コントローラ4を介してホール管理コ
ンピュータ1に送出し、ホール管理コンピュータ1は、
この数字データを含めた遊技台情報を記憶し、管理す
る。例えば、ある数字データとその発生回数を記憶す
る。また、ホール管理コンピュータ1は、この数字デー
タと特定の機種の大当り図柄との対応関係を保持してい
る。分析クライアント装置2は、この対応関係を用いて
大当り図柄を含めた遊技台情報の分析を行いその結果を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者に有利な特
別遊技状態を所定の確率で発生可能な遊技機の遊技台情
報を管理装置に収集し、該管理装置が該遊技機の遊技台
情報を一元的に処理することが可能な遊技台の大当り情
報処理システムに関し、特に特別遊技状態の発生時にど
のような図柄であったか、例えばラッキーナンバー、ス
ペシャルナンバー等の図柄であったかを管理装置が収集
し、遊技台の大当り情報を具体的に把握し、分析、出力
することができる遊技台の大当り情報処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体を用いた遊技装置とし
ては、例えばパチンコ機、アレンジボール機、雀球機、
メダルを用いたスロットマシン、球を用いたスロットマ
シン等があり、遊技店内に多数の遊技機を配置して遊技
者の遊技を可能にしている。
【0003】従来、始動入賞に基づき遊技領域に備えら
れた可変表示装置を変動させ、可変表示装置の停止結果
が予め定められた特別態様である場合に、変動入賞装置
を開放して遊技者に有利な大当り状態を発生させる遊技
機が知られている。また、従来より、遊技店における遊
技ルールとして、大当り図柄あるいは大当り発生により
決定する図柄(ラッキーナンバー決定図柄)に基づき、
大当りにより獲得した遊技球をそのまま使用して遊技を
許可するか、あるいは獲得球の景品交換を義務付けるか
を決定して客に強制する、いわゆるラッキーナンバー遊
技営業が知られている。
【0004】このようなラッキーナンバー遊技営業を行
う場合、遊技店においてはラッキーナンバー遊技を行っ
ている遊技機の上方部の島設備に、例えば”ラッキーナ
ンバー遊技中”といった表示をした表示プレートを係員
の判断により取り付けてラッキーナンバー遊技中の遊技
機を明確にしている。また、最近ではラッキーナンバー
を複数設定して、ラッキーナンバーの種類によりラッキ
ーナンバー遊技営業の種類を複数設定する場合がある。
例えば、大当り図柄が「3」、「5」の場合はラッキー
ナンバー遊技を開始し、「4」、「9」が発生するまで
持ち玉遊技を許可するものと大当り図柄が「7」の場合
はスペシャルラッキーナンバー遊技を開始し、この場合
は終日無制限、すなわち、どの図柄の大当りが発生して
も持ち玉の交換をしなくてもよい遊技にする場合等があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホール管理
コンピュータの機能として、遊技機毎の特賞履歴を格納
記録しておいて、その回数等のデータを記録管理するこ
とができるが、遊技台からどのような図柄が揃って大当
りになったかというデータが出力されていないので、大
当りで揃った図柄の管理ができていないのが現状であ
る。
【0006】一方、遊技店では、遊技機の可変表示装置
に表示される特定の図柄の並びによっては、遊技台を打
止めにしたり、他の遊技機との比較に基づき無制限やラ
ッキーナンバーの図柄指定を行っている。また、所定の
図柄が表示された場合に次に図柄が揃う確率を高くする
確率変動図柄の指定も行っている。
【0007】従って、遊技店においては、具体的にどの
図柄によって大当りしたのかを管理することができない
ため、上述した図柄指定を適正に設定することができ
ず、遊技店全体の営業方針や各遊技機の釘調整等が適正
であるかを判断することができないという問題点があっ
た。
【0008】また、大当り発生中に停電や遊技機の不良
が生じた場合に、実際にどの図柄が揃っていたのかを確
認することができず、遊技客に対する出玉保証等のサー
ビスを確実に行うことができないという問題点もあっ
た。
【0009】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、大当りの具体的な図柄を分析対象の遊技台情報に取
り込み、遊技店における管理をさらに適正に行うことが
できる遊技機の大当り情報処理システムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技者に
有利な特別遊技状態を所定の確率で発生可能な遊技機の
遊技台情報を管理装置に収集し、該管理装置が該遊技機
の遊技台情報を一元的に処理することが可能な遊技台の
大当り情報処理システムにおいて、前記遊技機が表示し
た前記特別遊技状態である大当り図柄に対応した釦を有
し、押下された該釦が示す情報を発信する発信手段と、
遊技機若しくは該遊技機の近傍に設けられ、前記発信手
段からの前記釦が示す情報を受信する受信手段と、前記
受信手段が受信した釦が示す情報を前記管理装置に伝送
する伝送手段とを具備し、前記管理装置は、前記釦が示
す情報と前記大当り図柄との対応関係を記憶し、少なく
とも前記発信手段からの前記釦が示す情報及びその回数
を含む遊技台情報を記憶する記憶手段と、前記対応関係
をもとに前記大当り図柄を含む遊技台情報を編集分析す
る編集分析手段と、前記対応関係をもとに前記大当り図
柄を含む遊技台情報の編集分析結果を出力する出力手段
とを具備したことを特徴とする。
【0011】第1の発明では、管理装置が大当り図柄を
も遊技台情報として保持し、編集分析、さらにはその編
集分析結果を表示あるいは印刷等の出力に際し、該大当
り図柄を用いることができる。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、前記
発信手段は、赤外線光を用いて前記釦が示す情報を発信
し、前記受信手段は、前記遊技台の上部に設けられた台
ランプ部若しくは前記各遊技機に設けられたカード処理
部のいずれか一方に設けられ、前記赤外線光を用いた前
記釦が示す情報を受信することを特徴とする。
【0013】第2の発明では、釦が示す情報を赤外線光
を用いて送受信するので、その指向性により、釦が示す
情報を所望の送信先のみに確実に送出することができる
とともに、受信手段を具体的に台ランプ部あるいはカー
ド処理部のいづれか一方に柔軟に設けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態である遊技店
内の遊技システムの概要構成を示す図である。図1にお
いて、この遊技システムは、ネットワークNを介してホ
ール管理コンピュータ1、分析クライアント装置2、カ
ンウタ部3、島コントローラ4、及び島端部5が相互に
接続されている。
【0016】ホール管理コンピュータ1は、メモリ1
b、ディスプレイ,プリンタ,店内放送装置,キーボー
ド等の入出力部1c、ハードディスク等の外部記憶部1
d、カード発行機1e及びこれらを制御する制御部1a
を有し、特に島コントローラ4を介して各遊技ユニット
6とデータ送受信を行う。外部記憶部1dには、毎日の
データが記憶され、ホール管理コンピュータ1は、この
記憶されたデータをもとに過去の遊技状態のデータ等を
収集し、必要に応じて過去の遊技状態のデータを呼び出
したり、各遊技ユニット6の稼動データを処理する。
【0017】分析クライアント装置2は、ホール管理コ
ンピュータ1からダウンロードされた所望のデータを保
持するメモリ2b、操作ガイダンスや必要なデータを表
示するCRT等の表示部2c、CD−ROMの読出装置
や店内の遊技ユニット6に対する指示を入力するキーボ
ードやマウス等の指示入力手段及びプリンタ等の印刷手
段を有する入出力部2d、各種ファイルを構築し、記憶
するためのハードディスク等の外部記憶部2e、及びこ
れらの制御を行う制御部2aを有する。分析クライアン
ト装置2は、入出力部2dのプリンタから必要な印字や
帳票的な出票を行うとともに、新規会員の申込が申込用
紙によって行われた場合、この申込用紙の記載を当該分
析クライアント装置2から入力し、登録する。すなわ
ち、客が店員に会員になりたいと言って、申込用紙に必
要事項を記入して店員に渡すと、店員は既にフォーマッ
トがされ、この店の固有データが書き込まれたバージン
カードを客に渡し、客がこのバージンカードをカード処
理機3cに挿入し、必要な暗証番号を自分でテンキーを
操作して入力すると、ホール管理コンピュータ1にこの
カードのIDとともに必要なデータと暗証番号とが登録
される。そして、店員は、分析クライアント装置2から
申込用紙に記入された顧客情報を入力し、ホール管理コ
ンピュータ1に転送する。このような新規会員の登録と
同様に、ホール管理コンピュータ1と分析クライアント
装置2とは、一体となって店内全体を管理する。ホール
管理コンピュータ1と分析クライアント装置2とは、会
員の貯玉、再プレイ及びポイントを更新する機能を有
し、会員の貯玉の景品交換やインターネット上のサイバ
ーモールでの景品交換ができるようになっている。ま
た、会員の来店状況や客層、勝敗情報等の分析を可能に
するとともに、遊技中の会員と遊技台との情報を管理し
て、特定の客が今どの遊技台で遊技しているかを探し、
表示部2cに表示することができる。さらには、遊技台
情報のデータを公開することもできる。
【0018】カウンタ部3は、ネットワークNに接続さ
れた景品交換管理部3aを有し、景品交換管理部3a
は、会員の持ち玉から客の要望に応じて景品に交換す
る。景品交換管理部3aは、1台の景品交換管理部3a
がマスター局となって複数のスレーブ局としての景品交
換管理部を接続することも可能である。景品交換管理部
3aには、貯玉からタバコや飲料水等を購入することが
できる図示しない自販機子機等が接続される。さらに景
品交換管理部3aには、カウンタ部3内でレシートのバ
ーコードを読み出すスキャナ3d、特殊景品を投出する
景品自動払出機3b、会員カードを読み込むとともに、
暗証番号の入力を受け付けるカード処理機3c、及び景
品交換の結果を出力するプリンタ3eに接続される。ス
キャナ3dは、客が持ち込んだレシートのバーコードを
読み込むとともに、所望する景品のバーコードを読み取
り、対価分の遊技媒体数を減算する。なお、貯玉を行う
場合、カード処理機3cで会員カードの挿入と暗証番号
とを打ち込むことにより、レシートに印字してあるバー
コードに示された玉数が当該会員の口座に追加される。
【0019】島コントローラ4は、複数の遊技ユニット
6をネットワークNNを介して接続し、各遊技ユニット
6を制御する。
【0020】島端部5には、プリペイドカードを販売す
るカード販売機や両替機等が設けられている。
【0021】遊技ユニット6は、カードユニット7、台
ランプ8、遊技機本体9、各台計数機10を有する各台
再プレイ機として機能する。なお、会員カードを用いる
ことにより、貯玉・再プレイ等の各種サービスが行え、
遊技客は、銀行等に預金するのと同じような感覚で、パ
チンコ店において自分が獲得したパチンコ玉を自己の口
座に預け入れ、そこから必要な玉数を引き出して再度遊
技したり、口座にある玉数の全部又は一部を景品に交換
したりすることができる。
【0022】遊技ユニット6は、大きく、カードユニッ
ト7、台ランプ8、遊技機本体9、及び各台計数機10
から構成され、遊技ユニット6の詳細構成とその周辺接
続関係は、図2及び図3に示される。
【0023】図2及び図3において、台ランプ8は、遊
技状態を表示するランプ8a〜8cを有し、係員の呼び
出し、ラッキーナンバーの表示、ラッキーナンバー遊技
中の表示、各種メッセージの表示等を行う。台ランプ8
には、表示部8dを有し、この表示部8dには、特賞回
数を表示する表示部8eと始動数を表示する表示部8f
と無制限、ラッキー、食事中等の台状況の表示を行う表
示部8gとを有する。この表示により、これまで特賞回
数が何回あったか、あるいは前回の特賞から何回可変デ
ィジタル表示部21の図柄を始動させたかを知ることが
できるとともに、無制限等の台の状況を店員が確認する
ことができる。呼出釦8hは、各種のサービスコールの
ための釦であり、この釦の押下により、サービス内容に
応じた色の点滅がなされる。また、台ランプ8は、カー
ドリーダー8iを有し、このカードリーダー8iへの会
員カードの挿入により、台選択の参考となる上述した特
賞回数や始動数をさらに詳細に表示するようにしている
とともに、各種の集計データも表示するようにしてい
る。また、台ランプ8は、後述するリモコン装置Tから
の信号を受信するリモコン受信部R1を有する。
【0024】カードユニット7は、カード挿入口7iに
挿入されたカードを認識し、この認識結果は、表示部7
dに表示される。また、遊技者による供給指令ボタン7
fの押下により、ノズル(玉投出器)7hを介して遊技
媒体を上玉受皿25に供給する。このカードの認識結果
や遊技媒体の供給状況等は島コントローラ4を介してホ
ール管理コンピュータ1と送受される。なお、表示部7
dの下部には、暗証番号やサービスコード等を入力する
ためのテンキー7e、再プレイの開始を指示する再プレ
イ釦7f、サービスの呼出を指示する呼出釦7g、カー
ドの返却を指示するカード返却釦7jを有する。さら
に、ランプ7a〜7cを有するとともにリモコン受信部
R2とを有する。このランプ7a〜7cあるいはリモコ
ン受信部R2とは、台ランプ8における表示あるいはリ
モコン受信部R1と重複する場合は、いずれか一方のみ
を設けるようにしてもよい。すなわちその他の機能を含
め、台ランプ8とカードユニット7との機能で重複する
部分は、いずれか一方のみを設けるようにすればよい。
【0025】各台計数機10は、遊技者が獲得した遊技
球を受け皿にある状態からその遊技球を計数し、計数結
果をカードに書き込む。また各台計数機10を使用しな
い場合、遊技者は、獲得した遊技媒体をカウンタ部3に
持参することにより、景品と交換することができる。す
なわち、各台計数機10は、遊技者が獲得した遊技媒体
を計数する計数部40、計数結果を表示する表示部4
1、及び計数した遊技媒体を貯玉することなく再度引き
出して遊技するための保留玉引落釦42とを有してい
る。
【0026】遊技機本体9の盤面には、3つの表示器2
1a〜21cからなる可変ディジタル表示部21が設け
られている。また、盤面には、特賞入賞口22が設けら
れており、この特賞入賞口22にパチンコ玉が入賞する
と、各表示器21a〜21cに文字あるいは絵柄からな
る図柄パターンが表示されるようになっている。また、
盤面下部に開閉部材23aで閉塞された大入賞口23が
設けられており、可変ディジタル表示部21の表示が所
定の表示、たとえば「777」等に揃った場合、この開
閉部材23aが前方に回転した状態で、盤面上を落下す
るパチンコ玉が開閉部材23aによって受け止め、大入
賞口23に案内するようになっている。なお、24はア
ウト玉口、25は上玉受皿、26は下玉受皿、27は玉
発射装置駆動用の操作ハンドルである。
【0027】玉投出器7hは、パルス出力回路を備えて
おり、遊技媒体を投出する度に売上信号のパルスを売上
信号カウンタ34に供給する。
【0028】なお、遊技ユニット6の裏側には、図示し
ないセーフ玉貯留容器が配設されており、このセーフ玉
貯留器に図示しない玉補給器からセーフ玉が供給され
る。このセーフ玉は、例えば10個のパチンコ玉を供給
する毎にパルスを生成するセーフ玉センサ35によって
検出され、このパルスはセーフ玉カウンタ36によって
計数される。また、アウト玉は、図示しないアウト玉回
収器に排出され、アウト玉センサ37によってアウト玉
に応じたパルスが生成され、このパルスはアウト玉カウ
ンタ38によって計数される。
【0029】リモコン受信部R1(R2)は、リモコン
装置Tから受信する。
【0030】上述した各部の処理結果は、CPU30の
制御のもと、バスB及び通信インターフェース50、及
び島コントローラ4を介してホール管理コンピュータ1
に送出される。
【0031】なお、ROM31は、遊技台全体の制御プ
ログラムやデータが記憶され、RAM32には、ROM
31に格納されたうちの必要なプログラムやデータが記
憶されるとともに、逐次に取得されたデータが記憶され
る。さらに、特賞高確率信号を中継する中継基板6a、
異なる遊技ユニット6が出力する確率変動時における特
賞信号等の処理を一元的な信号に変換するものである。
【0032】ここで、台ランプ8及びカードユニット7
におけるランプ8a〜8c,7a〜7cの各種表示態様
についてランプ7a〜7cをもとに説明する。
【0033】ランプ7aは「赤」、ランプ7bは
「緑」、ランプ7cは「黄」の各色を表示する。なお、
「点灯」とは連続的な点灯をいい、「点滅」とは0.5
秒毎に点灯、消灯を繰り返すことをいい、「フラッシ
ュ」とは0.2秒毎に点灯、消灯を繰り返すことをい
う。
【0034】まず、「呼出」の場合には、ランプ7a〜
7cのすべてが点灯するとともに、台ランプ8を点灯さ
せ、対応する島の代表ランプも点灯させる。「異常」の
場合、ランプ7aを点灯させ、台ランプ8及び対応する
島の代表ランプも点灯させる。獲得した遊技媒体を入れ
るための「ドル箱」を指示した場合には、ランプ7aが
フラッシュされ、台ランプ8及び対応する島の代表ラン
プも点灯する。ワゴン、タバコ、飲料、おしぼり等の
「オプション」指示があった場合、ランプ7aとランプ
7bとを交互に点滅させ、台ランプ8及び対応する島の
代表ランプも点灯する。遊技台が予約されていることを
示す「予約中」である場合には、ランプ7cが点滅する
とともに、予約中の内容を示す表示部7d等が点滅す
る。「食事中」である場合には、ランプ7cが点滅する
とともに、食事中の内容を示す表示部7d等が点滅す
る。「離席中」もランプ7cが点滅するとともに、離席
中の内容を示す表示部7d等が点滅する。「大当り」の
場合、ランプ7a〜7cのすべてが同時にフラッシュす
るとともに、台ランプ8が点滅し、対応する島の代表ラ
ンプが点灯する。「確変」すなわち確率変動中である場
合、ランプ7b及びランプ7cが交互点滅する。大当り
後の連続遊技を許可する「連続」である場合、ランプ7
bが点滅する。一日中、大当りの種類に関係なく連続遊
技を許可する「無制限」である場合、ランプ7bが点灯
する。なお、これらのランプの点灯等は、信号が入力さ
れなくなった時、リモコン装置Tのリセット釦が押下さ
れた時、設定釦を再度押下した時、条件解除コマンドを
受信した時、カード挿入の時等によって適宜解除され
る。
【0035】次に、図4を参照してリモコン装置Tにつ
いて説明する。図4はリモコン装置Tの外観を示す図で
あり、図4において、リモコン装置Tは、係員が特賞中
の遊技台に表示された図柄を見て、その図柄に対応する
番号を入力する数字釦63を有し、この釦63が押下さ
れると表示部62にその数字が表示され、係員はその数
字を確認した後、遊技台のリモコン受信部R1(R2)
に向けて送信釦71を押下すると、光変調されたデータ
(すなわち、釦の番号を示すデータ)がリモコン装置T
の送信部61から送出される。ここでは、赤外線光を伝
送媒体として用いている。遊技台に表示されている図柄
から何番の釦を押下するかは、リモコン装置Tに設けら
れた釦早見表等から係員が選択して押下するようにして
いる。
【0036】リモコン装置Tは、付加機能釦として、
「交換」、「リセット」、「食事中」、「呼出」、「ラ
ッキー」等の釦を有している。
【0037】「交換」釦66は、係員が賞球入れの箱
(ドル箱)が数個たまっている場合で客に計数をすすめ
た場合に、押下されると、各台計数機10が計数をして
計数した結果をホール管理コンピュータ1に送出すると
ともに、カードに書き込むことを指示する。
【0038】「リセット」釦67は、その押下により、
カードユニット7の表示をリセットし消灯することを指
示する。
【0039】「食事中」釦68は、その押下により、客
が店員に食事に行って来ると言った場合にランプの表示
を食事中として他の客に遊技台を取られないようにして
おくためのものであり、所定時間のタイマーが働き、残
時間が表示され、所定時間が過ぎると報知する。
【0040】「呼出」釦69は、客がタバコの箱などを
置いて、遊技台を占有したまま、どこかに行ってしまっ
た場合に「×××番台のお客様、遊技台にお戻り下さ
い。」といった呼出自動アナウンスを行うための釦であ
る。
【0041】「ラッキー」釦64あるいは「無制限」釦
65は、特賞が発生している場合の遊技台の表示がラッ
キー設定図柄あるいは無制限図柄である場合に押下さ
れ、カードユニット7あるいは台ランプ8の表示部にそ
の旨の表示を行わせるためのものである。
【0042】図5及び図6は、リモコン装置Tと遊技ユ
ニット6との対応関係を示す図であり、図5は、リモコ
ン受信部R1を台ランプ8に設けた場合を示し、図6
は、リモコン受信部R2をカードユニット7に設けた場
合を示している。すなわち、リモコン受信部R1及びリ
モコン受信部R2のいずれか一方が、遊技ユニット6に
設けられればよい。上述したように、係員はリモコン装
置Tを携帯し、特賞状態になっている遊技ユニット6が
ある場合に、その遊技ユニット6の特賞図柄を確認し、
この特徴図柄に相当する番号を押下して、遊技ユニット
6のリモコン受信部R1(R2)に向けて送信する。遊
技ユニット6は、受信した番号を島コントローラ4及び
ネットワークNを介してホール管理コンピュータ1に送
出する。ホール管理コンピュータ1は、例えば受信した
番号を機種毎に計数し、その結果を保持しておく。その
後、分析クライアント装置2を用いてホール管理コンピ
ュータ1が保持するデータをダウンロードして、遊技ユ
ニットの稼動状況等のデータを分析する。この際、ダウ
ンロードしたデータの中には、上述した図柄を示す番号
のデータも含まれ、予め設定されている番号と図柄との
対応関係をもとに、大当りした特賞図柄を適切に設定、
管理することができる。
【0043】図7は、分析クライアント装置2に予め設
定されている番号と機種毎の大当り図柄との対応関係を
示す図である。図7においては、番号「20」までの対
応設定が可能となっている。また、この対応関係は、分
析クライアント装置2によって設定され、適宜変更する
ことができる。具体的な対応関係は、例えば「アンタハ
エライ」の機種である場合、「1年」の3つ揃いの図柄
は、入力番号「1」が設定され、「主任」の3つ揃いの
図柄は、入力番号「10」が設定されている。なお、こ
の対応関係は、各リモコン装置Tに機種毎の早見表が設
けられるが、これに限らず、これらの対応関係を予めリ
モコン装置Tに保持させ、機種の指示あるいは選択によ
って、対応関係を表示部62に表示するようにしてもよ
い。この場合は、移動キーが必要となる。また、入力部
の数字釦等63を選択によりカナ入力可能として、機種
名あるいは機種名の略称をカナ入力することによって、
その機種の対応関係を順次表示するようにしてもよい。
【0044】次に、分析クライアント装置2による具体
的な表示例について図8を参照して説明する。図8は、
機種「RYU−OH」の図柄パターン毎の特賞回数とそ
の発生確率を処理した結果を示す図である。図8に示す
データ対象は、「RYU−OH」の遊技ユニット6が3
0台で、ある1週間の特賞回数である。特賞回数は30
50回発生し、各図柄毎に、特賞回数とその発生確率が
表示されている。これにより、確率変動の図柄やラッキ
ーの図柄、あるいはアンラッキーの図柄等の特賞回数が
適切か否かを確認し、これら確率変動等の図柄が不適
切、例えば極端に多い場合や少ない場合に、図柄決定を
適切なものに変更設定すべきであることを判断すること
ができる。
【0045】このようにして、一定期間毎に図柄決定を
見直すことにより、店全体のサービスを良くしたり、悪
くしたりでき、結果的に収益率を適切に操作することが
可能となる。
【0046】また、図9は、機種「アンタハエライ」の
特賞履歴表示例を示す図であり、時間毎に、図柄、始動
数、出玉等を表示している。なお、これらの履歴のう
ち、無制限の図柄やラッキーの図柄、あるいは確率変動
の図柄のみを表示することもできる。さらに、会員のみ
が利用した遊技ユニットの履歴のみを表示することも可
能である。
【0047】なお、これらの表示内容は、分析クライア
ント装置2によって印字出力することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明では、具体的な大当り図柄の情報も含めて管理
することができるので、遊技店全体の営業方針や釘調整
が正当なものか否かの判断を的確に行うことができる利
点を有する。
【0049】また、客に遊技機の情報を公開するときの
メニューに、大当り図柄を含めた情報を用いることによ
り、遊技店への集客力を高めることが期待できるという
利点も有する。
【0050】さらに、遊技台製造側が発表する大当り図
柄の確率値や各種遊技雑誌に発表された大当り図柄の確
率値と、実機とのデータ比較ができ、実際に、無制限、
ラッキーナンバーの図柄指定が適したものであるか否か
を確認することができるという利点を有する。
【0051】また、特賞履歴報告を画面及び帳票に大当
り図柄を含めて表示あるいは印字することができるの
で、停電が起きた場合や台不良が発生した場合における
客への出玉保証をすることができ、より良いサービスを
提供することができるという利点を有する。
【0052】さらに、図柄を用いた客へのサービス、例
えば、特定の大当り図柄が揃った場合にポイントの追加
をする等のサービスを追加することも可能になるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である遊技店内の遊技シス
テムの概要構成を示す図である。
【図2】遊技ユニット6の詳細構成を示す図である。
【図3】遊技ユニット6の詳細構成ブロック図である。
【図4】リモコン装置Tの外観構成を示す図である。
【図5】リモコン受信部R1を台ランプ8に設けた場合
におけるリモコン装置Tと遊技ユニット6との対応関係
を示す図である。
【図6】リモコン受信部R2をカードユニット7に設け
た場合におけるリモコン装置Tと遊技ユニット6との対
応関係を示す図である。
【図7】分析クライアント装置2に予め設定される番号
と機種毎の大当り図柄との対応関係を示す図である。
【図8】機種「RYU−OH」の図柄パターン毎の特賞
回数とその発生確率の結果を示す図である。
【図9】機種「アンタハエライ」の特賞履歴表示例を示
す図である。
【符号の説明】
1…ホール管理コンピュータ 1a,2a…制御部 1
b,2b…メモリ 1c,2d…入出力部 1d,2e…外部記憶部 1e
…カード発行機 2…分析クライアント装置 3…カウンタ部 3a…景
品交換管理部 3b…景品自動払出機 3c…カード処理機 3d…ス
キャナ 3e…プリンタ 4…島コントローラ 5…島端部 6
…遊技ユニット 7…カードユニット 8…台ランプ 9…遊技機本体
10…各台計数機 N,NN…ネットワーク T…リモコン装置 R1,R
2…リモコン受信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利な特別遊技状態を所定の確
    率で発生可能な遊技機の遊技台情報を管理装置に収集
    し、該管理装置が該遊技機の遊技台情報を一元的に処理
    することが可能な遊技台の大当り情報処理システムにお
    いて、 前記遊技機が表示した前記特別遊技状態である大当り図
    柄に対応した釦を有し、押下された該釦が示す情報を発
    信する発信手段と、 遊技機若しくは該遊技機の近傍に設けられ、前記発信手
    段からの前記釦が示す情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した釦が示す情報を前記管理装置に
    伝送する伝送手段とを具備し、 前記管理装置は、 前記釦が示す情報と前記大当り図柄との対応関係を記憶
    し、少なくとも前記発信手段からの前記釦が示す情報及
    びその回数を含む遊技台情報を記憶する記憶手段と、 前記対応関係をもとに前記大当り図柄を含む遊技台情報
    を編集分析する編集分析手段と、 前記対応関係をもとに前記大当り図柄を含む遊技台情報
    の編集分析結果を出力する出力手段とを具備したことを
    特徴とする遊技台の大当り情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記発信手段は、赤外線光を用いて前記
    釦が示す情報を発信し、 前記受信手段は、前記遊技台の上部に設けられた台ラン
    プ部若しくは前記各遊技機に設けられたカード処理部の
    いずれか一方に設けられ、前記赤外線光を用いた前記釦
    が示す情報を受信することを特徴とする請求項1に記載
    の遊技台の大当り情報処理システム。
JP32304997A 1997-11-25 1997-11-25 遊技台の大当り情報処理システム Expired - Fee Related JP3844862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32304997A JP3844862B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 遊技台の大当り情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32304997A JP3844862B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 遊技台の大当り情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11151370A true JPH11151370A (ja) 1999-06-08
JP3844862B2 JP3844862B2 (ja) 2006-11-15

Family

ID=18150543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32304997A Expired - Fee Related JP3844862B2 (ja) 1997-11-25 1997-11-25 遊技台の大当り情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3844862B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261397A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Namco Ltd 遊戯装置
JP2014097363A (ja) * 2013-10-09 2014-05-29 Glory Ltd 台間装置及び景品管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261397A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Namco Ltd 遊戯装置
JP2014097363A (ja) * 2013-10-09 2014-05-29 Glory Ltd 台間装置及び景品管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3844862B2 (ja) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002243715B2 (en) Method and program product for producing and using game play records in a bingo-type game
AU2002337936B2 (en) Electronic pull tab gaming system
US8235806B2 (en) Raffle game system and method
US8449373B2 (en) Server for coordinating manufacturing of on-demand lottery tickets
US8137178B2 (en) Gaming system and apparatus with player selected gaming modes
AU2002243715A1 (en) Method and Program Product for Producing and Using Game Play Records in a Bingo-Type Game
JP4183769B2 (ja) 遊技用装置
JP2001054653A (ja) 遊技機および遊技機管理装置
US20100210363A1 (en) Gaming system, machine and method with user selectable game interactive mode
JPH11151370A (ja) 遊技台の大当り情報処理システム
JP2006136529A (ja) 景品交換システム
JPH09253314A (ja) 遊技場システム
JP3874848B2 (ja) 特典付与装置
JPH10216345A (ja) 遊技媒体貸出装置
JPH10151259A (ja) 遊技機
JPH10151257A (ja) 遊技用管理装置
JPH06277352A (ja) 遊技用装置
JPH1099529A (ja) 遊技場システムにおける台ランプ設定装置
JPH06254236A (ja) 遊技用装置
JP2002018091A (ja) 遊技機の管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050906

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20051104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060817

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees