JPH11146109A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11146109A
JPH11146109A JP10018400A JP1840098A JPH11146109A JP H11146109 A JPH11146109 A JP H11146109A JP 10018400 A JP10018400 A JP 10018400A JP 1840098 A JP1840098 A JP 1840098A JP H11146109 A JPH11146109 A JP H11146109A
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Application number
JP10018400A
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English (en)
Inventor
Toshinori Arai
俊哲 新井
Takanori Masui
隆徳 益井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを蓄積手段に蓄積する時間分だ
け、画像読取装置での画像の読み取り開始から送信先装
置での処理開始までの時間が長くなる。 【解決手段】 本発明に係る画像読取装置では、読取手
段で読み取られた画像データの送信先装置とこの送信先
装置における処理内容とを選択するための処理ステップ
(S1,S2,S4,S5)と、選択された処理内容を
送信先装置で直ちに実行可能であるか否かを判定する処
理ステップ(S7,S8)と、直ちに実行可能であると
判定された場合に、読取手段での画像の読み取りと並行
して、その読み取った画像データを送信先装置に送信す
る処理ステップ(S9,S10)とを行うものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されて利用される画像読取装置に関し、特に、画像読
取装置で読み取った画像データをネットワークを介して
画像出力装置に送信する際の送信制御技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿の画像を読み取り可能な画像
読取装置は、LAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)等のネットワークに直接接続され、そこで読み取っ
た画像データをネットワーク上の所望の画像出力装置
(プリンタ等)に出力することが可能となっている。一
般に、この種の画像読取装置では、ネットワーク上で共
有される複数の画像出力装置を選択して利用するため、
その選択した画像出力装置が他の画像読取装置から出力
された画像データを処理していると、直ちに画像データ
を出力することができず、前の処理が終了するまで待た
されることになる。
【0003】そこで従来においては、画像読取装置から
ネットワーク上の画像出力装置に画像データを出力する
場合、実行待ちのジョブ数が最も少ない画像出力装置を
選択し、この選択した画像出力装置に画像データを出力
することで、出力待ち時間の短縮を実現した、画像読取
装置としてのデジタル複写装置が特開平7−31166
4号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、上述のようにネットワークを介して画像データ
の送受信を行う場合、画像読取装置で読み取られた画像
データは、画像読取装置側で一旦蓄積(スプール)され
てから画像出力装置へ送信されるか、或いは、画像出力
装置側で一旦蓄積(スプール)された後に画像出力され
るため、実際に画像出力装置で画像の出力が開始される
時期は、画像データの蓄積が完了した後になってしま
う。そのため、画像データを蓄積手段に蓄積する時間分
だけ、画像読取装置での画像の読み取り開始から、画像
出力装置での画像の出力開始までの時間が長くなるとい
う問題があった。
【0005】また、画像データの送信先となる画像出力
装置側で何らかの障害が発生した場合に、画像データの
送信元となる画像読取装置側で原稿の画像データの読み
取りが行われると、その読み取った画像データは、画像
出力装置側の障害が復旧するまでの間、画像読取装置側
の蓄積手段もしくは画像出力装置側の蓄積手段に継続し
て蓄積されることになるため、その蓄積手段を利用する
他の処理に悪影響を与えてしまうという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の画像読取装置においては、原稿の画像を読み取る読
取手段と、この読取手段で読み取られた画像データの送
信先装置とこの送信先装置における処理内容とを選択す
る選択手段と、この選択手段により選択された処理内容
を送信先装置で直ちに実行可能であるか否かを判定する
判定手段と、この判定手段により直ちに実行可能である
と判定された場合に、読取手段での画像の読み取りと並
行して、その読み取った画像データを送信先装置に送信
する送信手段とを備えた構成を採用している。
【0007】上記構成からなる画像読取装置では、原稿
の画像が読取手段によって読み取られるとともに、その
読み取られた原稿の画像データの送信先装置とこの送信
先装置における処理内容とが選択手段により選択され
る。そうすると、選択された処理内容を送信先装置で直
ちに実行可能であるか否かが判定手段によって判定さ
れ、直ちに実行可能であると判定された場合は、読取手
段での画像の読み取りと並行して、その読み取った画像
データが送信手段により送信先装置に送信される。これ
により、読取手段によって読み取られた画像データは、
画像読取装置で蓄積されることなく送信先装置へ送信さ
れるようになる。
【0008】本発明に係る請求項2記載の画像読取装置
においては、原稿の画像を読み取る読取手段と、この読
取手段で読み取られた画像データの送信先装置とこの送
信先装置における処理内容とを選択する選択手段と、こ
の選択手段により選択された処理内容を送信先装置で直
ちに実行可能であるか否かを判定する判定手段と、この
判定手段の判定結果に基づいて送信先装置に対する画像
データの送信モードを変更する変更手段とを備えた構成
を採用している。
【0009】上記構成からなる画像読取装置では、原稿
の画像が読取手段によって読み取られるとともに、その
読み取られた原稿の画像データの送信先装置とこの送信
先装置における処理内容とが選択手段を介して選択され
る。そうすると、選択された処理内容を送信先装置で直
ちに実行可能であるか否かが判定手段によって判定さ
れ、その判定結果に基づいて送信先装置に対する画像デ
ータの送信モードが変更手段により変更される。これに
より、変更手段による送信モードの変更例として、選択
手段により選択された処理内容を送信先装置で直ちに実
行可能な場合は、送信先装置側で画像データを一旦蓄積
せずにジョブを起動するような送信モードとし、送信先
装置で直ちに実行不可能な場合は、送信先装置側で画像
データを一旦蓄積してからジョブを起動するような送信
モードとすることで、画像データの蓄積による時間ロス
を最小限に抑えることが可能となる。
【0010】本発明に係る請求項3記載の画像読取装置
においては、原稿の画像を読み取る読取手段と、この読
取手段で読み取られた画像データの送信先装置を選択す
る選択手段と、この選択手段により選択された送信先装
置での障害発生の有無を検知する検知手段と、この検知
手段によって送信先装置での障害発生が検知された場合
に、読取手段による画像の読み取りを禁止する禁止手段
とを備えた構成を採用している。
【0011】上記構成からなる画像読取装置では、原稿
の画像が読取手段によって読み取られるとともに、その
読み取られた原稿の画像データの送信先装置が選択手段
を介して選択される。そうすると、選択された送信先装
置での障害発生の有無が検知手段により検知され、送信
先装置での障害発生が検知された場合は、読取手段によ
る画像の読み取りが禁止手段によって禁止される。これ
により、送信先装置で障害が発生している状況下におい
て、読取手段による画像の読み取りが行われることがな
くなる。
【0012】本発明に係る請求項4記載の画像読取装置
においては、原稿の画像を読み取る読取手段と、この読
取手段で読み取られた画像データをその送信先装置に送
信する際の処理モードとして、複数ページ分の画像デー
タを全て蓄積してから送信する第1の処理モードと、複
数ページ分の画像データを所定のページ単位に分割して
送信する第2の処理モードとを選択する選択手段と、こ
の選択手段により選択された処理モードに応じて送信先
装置に画像データを送信する送信手段とを備えた構成を
採用している。
【0013】上記構成からなる画像読取装置では、原稿
の画像が読取手段によって読み取られるとともに、その
読み取られた画像データを送信先装置に送信する際の処
理モードが選択手段を介して選択される。このとき、第
1の処理モードが選択された場合は、読取手段で読み取
られた複数ページ分の画像データを全て蓄積した後に、
それらの画像データが送信手段によって一括送信される
ため、原稿の読み取り動作が終了するまでの時間は短く
なる。一方、第2の処理モードが選択された場合は、読
取手段で読み取られた複数ページ分の画像データを所定
のページ単位に分割したかたちで、それらの画像データ
が送信手段により送信されるため、例えば送信先装置が
複写機、プリンタ等の画像出力装置であった場合は、1
ページ目の画像が出力されるまでの時間が短くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に
係る画像読取装置の一実施形態を示す概略構成図であ
る。図示した画像読取装置1は、CPU(中央演算装
置)2、スキャナ3、ROM(リード・オンリー・メモ
リ)4、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)5、ネ
ットワークインタフェース(ネットワークI/F)6、
操作表示部7、ハードディスク(HD)8から構成さ
れ、これらの機能部がアドレス・データバス9を介して
接続されている。また、画像読取装置1は、複数(図例
では2台)の画像出力装置10,11とともにネットワ
ーク12に接続されている。
【0015】スキャナ3は、図示せぬ原稿台にセットさ
れた原稿の画像を読み取るものである。ROM4は、ス
キャナ3で読み取った画像データの送信先装置で使用す
る機能のデフォルト値、及びCPU2の処理動作に必要
な各種の制御プログラムやデータを格納している。RA
M5は、プログラム実行時のワークメモリや、ネットワ
ークインタフェースの通信用バッファとして使用され
る。ネットワークインタフェース6は、ネットワーク1
2に接続された画像出力装置10,11との間で通信を
行うためのインタフェースである。
【0016】操作表示部7は、ユーザに対して各種の操
作メニューを表示する一方、スキャナ3による原稿画像
の読み取り開始をユーザ側で操作指示したり、これに表
示された各種の操作メニューにしたがって、ユーザが画
像データの送信先装置及びその送信先装置での処理内容
を選択するためのものである。画像出力装置10,11
は、プリンタやファクス送信等の機能を備え、画像読取
装置1から指示された処理内容(様式)に従って所定の
処理(画像のプリント出力、画像データのファクス送信
等)を行うものである。ハードディスク8は、スキャナ
3で読み取った原稿の画像データを蓄積するためのもの
である。
【0017】CPU2は、ROM4から読み出された制
御プログラムに従って処理動作を行い、画像読取装置1
全体の処理動作を制御するものである。例えば、操作表
示部7を介してユーザにより選択された処理内容を、画
像データの送信先装置で直ちに実行可能であるか否かの
判定処理を行う。また、その判定処理の結果に基づい
て、スキャナ3により読み取られた画像データの送信処
理や、送信先装置に対する画像データの送信モードの変
更処理を行う。さらに、送信先装置での障害の発生を検
知し、その検知結果に基づいてスキャナ3の読み取り動
作を制御する。
【0018】次に、CPU2の処理動作に従った画像読
取装置の動作手順につき、図2及び図3のフローチャー
トを用いて説明する。先ず、CPU2は、スキャナ3に
よって読み取られる画像データの送信先装置が選択表示
部7を介してユーザにより選択されたか否かを判定する
(ステップS1)。ここで、操作表示部7における選択
メニューには、ネットワーク12上で利用可能な画像出
力装置(10,11,…)の一覧が、例えば装置名や設
置場所情報とともに表示される。そしてユーザ側では、
操作表示部7に表示された情報を基に、所望の画像出力
装置をボタン操作等により選択することになる。
【0019】次に、ユーザによって画像データの送信先
装置が選択されると、CPU2は、ユーザにより選択さ
れた送信先装置、例えば画像出力装置10に対して装置
情報を問い合わせ、これに応答した画像出力装置10か
らの装置情報を取得する(ステップS2)。ここで取得
した装置情報には、紙詰まりなどの障害発生やオフライ
ン等の装置の状態情報とともに、画像データのスプール
蓄積が可能かどうか、さらにはカラー出力が可能かどう
かの能力情報などが記述されている。
【0020】次いで、先ほど取得した装置情報内に記述
された状態情報を調べて、データ送信先となる画像出力
装置10に紙詰まりなどの障害が発生していないかどう
かを判定する(ステップS3)。このとき、画像出力装
置10で障害が発生していれば、ユーザにより選択され
た送信先装置、即ち画像出力装置10に障害が発生して
いる旨のコメントやコード等を操作表示部7に表示した
のち、画像の読み取り開始を指示するスタートボタン(
図示せず) をロック状態(又は無効)にして、スキャナ
3による画像の読み取りを禁止する(ステップS11,
S12)。
【0021】これにより、送信先装置となる画像出力装
置10で障害が発生している状況下においては、スキャ
ナ3による画像の読み取りが実行されることがなくな
る。したがって、画像出力装置10が復旧するまでの
間、画像読取装置1または画像出力装置10の蓄積手段
に画像データが蓄積されることで、蓄積手段を利用する
他の処理に悪影響を与えることもなくなる。
【0022】一方、画像出力装置10で障害が発生して
いない場合は、ステップS3からステップS4へと進
む。ステップS4では、操作表示部7での操作状況を監
視しつつ、画像出力装置10での処理内容、即ちプリン
タ機能を使うか、ファクス送信機能を使うか、さらには
カラー出力を行うか否かなど、画像出力装置10で使用
する機能がユーザによって選択されたか否かを判定す
る。ここで、画像出力装置10で使用する機能をユーザ
ーが選択した場合はステップS6に移行し、使用する機
能をユーザが選択しなかった場合は、予め画像読取装置
1で設定されているデフォルト値をROM4から読み出
し、そのデフォルト値で規定される使用機能を、画像出
力装置10で使用する機能として自動的に選択したのち
(ステップS5)、ステップS6に進む。
【0023】ステップS6では、図示せぬ原稿台に原稿
がセットされた状態で、操作表示部7のスタートボタン
(不図示)が押下されたか否かを判定し、ユーザによっ
てスタートボタンが押下された時点でステップS7に進
む。ステップS7では、先のステップS1で選択した画
像出力装置10に対し、処理待ちとなっているジョブの
リストを問い合わせ、これに応答して画像出力装置10
から送られたジョブのリストを取得する。
【0024】続いて、CPU2は、先ほど取得したジョ
ブのリストを調べて、処理待ちのジョブがないかどう
か、つまり送信先装置である画像出力装置10が、画像
読取装置1側で選択された処理内容を直ちに実行可能で
あるかどうかを判定する(ステップS8)。このとき、
処理待ちジョブがなければ、原稿台(不図示)にセット
された原稿の画像をスキャナ3で読み取り、その読み取
り動作と並行して、さらに好ましくはスキャナ3による
画像の読み取りと同期して、読み取った画像データを非
スプールモードで画像出力装置10に送信する(ステッ
プS9,10)。
【0025】ここで、上述した「非スプールモード」と
は、送信先装置となる画像出力装置10がスプール蓄積
機能を有する場合でも、受信した画像データを一旦蓄積
してから出力するのではなく、画像データを受信すると
同時に所定のジョブ(プリントジョブ、ファクス送信ジ
ョブ等)を起動して画像を出力するよう、画像出力装置
10に指示する送信モードである。
【0026】これにより、スキャナ3で読み取った画像
データは、画像読取装置1のハードディスク8に蓄積さ
れることなく画像出力装置10へ送信されるため、ハー
ドディスク8への画像データのスプール蓄積時間分だ
け、画像読取装置1での原稿画像の読み取り開始から画
像出力装置10での画像の出力開始までの時間を短縮す
ることができる。また、画像出力装置10からのジョブ
リストに処理待ちジョブがない場合、即ち画像読取装置
1側で選択された処理内容を画像出力装置10側で直ち
に実行可能である場合は、画像出力装置10に非スプー
ルモードで画像データを送信するようにしたので、送信
先装置となる画像出力装置10がスプール蓄積機能を有
する場合であっても、画像出力装置10側にて画像デー
タを受信すると同時にジョブを起動させて、画像データ
の出力開始時期を早めることができる。
【0027】一方、ステップS8において、処理待ちジ
ョブがあった場合はステップS13に移行し、このステ
ップS13にて原稿台(不図示)にセットされた原稿の
画像をスキャナ3で読み取る。次に、CPU2は、先の
ステップS2で取得した画像出力装置10の装置情報内
に記述された能力情報を参照して、画像出力装置10側
で受信した画像データのスプール蓄積が可能であるかど
うかを判定する(ステップS14)。
【0028】このとき、画像出力装置10側でスプール
蓄積が可能であれば、ステップS13での画像の読み取
りとともに、その読み取った画像データをスプールモー
ドで画像出力装置10へ送信する(ステップS15)。
ここで、「スプールモード」とは、画像出力装置10が
スプール蓄積機能を有する場合に、受した画像データを
一旦蓄積してから出力するよう、画像出力装置10に指
示する送信モードである。
【0029】これに対して、画像出力装置10がスプー
ル蓄積機能を備えていない場合は、先のステップS13
で読み取った画像データをハードディスク8に蓄積する
(ステップS16)。その後、ステップS17では、画
像出力装置10に対して処理待ちとなっているジョブの
リストを再度問い合わせてこれを取得し、続くステップ
S18において処理待ちのジョブがないかどうか判定す
る。そして、処理待ちのジョブがなくなった時点、即ち
画像読取装置1側で選択された処理内容を画像出力装置
10側で直ちに実行可能となった時点で、ハードディス
ク8に蓄積された画像データを非スプールモードで画像
出力装置10へ送信する。
【0030】ところで、図4に示すように、LAN等の
ネットワーク20に接続されたスキャナ装置等の画像読
取装置21で原稿の画像を読み取り、その読み取った画
像データをプリンタ22、複写機23等の画像出力装置
に送信するネットワークシステムにおいて、画像読取装
置21が自動原稿送り装置(ADF)機能をもっている
場合、その自動原稿送り装置にセットされた複数枚の原
稿は、1ページずつ複数回に分けて読み取られる。そう
した場合、従来では複数回に分けて読み取られた画像デ
ータを一旦蓄積し、これを一つの処理単位(ジョブ)と
して取り扱うようにしている。
【0031】ところが、ネットワーク接続された画像読
取装置21と画像出力装置(22,23)は、必ずしも
遠隔地に設置して使用されるとは限らず、通常の複写機
と同様の使われ方、つまり画像読取装置21と画像出力
装置(22,23)とを互いに近くに設置して使用する
状況も考えられる。そうした場合、画像読取装置21で
読み取った画像データを一旦蓄積する方式では、その蓄
積時間分だけ1ページ目の画像出力時期が遅れてしまう
ため、例えばミスコピーがあった場合でも、これを早期
に発見することができない。そのため、発見の遅れによ
るミスコピーの増大や、それまで費やした作業時間の無
駄などが生じる。
【0032】そこで、そうした不具合を解消すべくなさ
れた本発明の他の実施形態につき、以下に説明する。図
5は本発明に係る画像読取装置の他の実施形態を示すハ
ードウェア構成図である。図示した画像読取装置30
は、CPU31、ROM32、RAM33、外部装置I
/F34、スキャナI/F35、スキャナ36、ハード
ディスクI/F37、ハードディスク38、通信部I/
F39から構成され、これらの構成部がシステムバス4
0を介して相互に接続されている。
【0033】CPU31は、ROM32に格納された制
御プログラムに従って各種の処理動作を行い、画像読取
装置30全体の処理動作を制御するもので、その制御処
理に必要なデータは随時RAM33に記憶される。外部
装置I/Fは、ケーブル等を介して外部装置を接続する
ためのインタフェースである。
【0034】スキャナ36は、ユーザによって原稿台
(プラテンガラス等)または自動原稿送り装置にセット
された原稿の画像を読み取るもので、これはスキャナI
/F35を介してシステムバス40に接続されている。
ハードディスク38は、スキャナ36で読み取られた画
像データを蓄積するためのもので、これはハードディス
クI/F37を介してシステムバス40に接続されてい
る。通信部I/F39は、ネットワーク41に接続され
たプリンタ、複写機等の画像出力装置(不図示)との間
で通信を行うためのインタフェースである。
【0035】図6は本発明の他の実施形態における制御
系の機能ブロックであり、これは上述したハードウェア
構成のなかで、CPU31とROM32内の制御ブログ
ラムによって実現されるものである。図6において、モ
ード選択設定部42は、装置内部で実行されるジョブの
処理モードとして、予め用意された2つの処理モード
(後述)の中からいずれか一方を選択し、これを実際に
実行する処理モードに設定するものである。
【0036】このモード選択設定部42で選択される処
理モードには、スキャナ36で読み取られた画像データ
をその送信先装置(複写機、プリンタ等の画像出力装
置)に送信する際の処理モードとして、複数ページ分の
画像データを全て蓄積してから送信する第1の処理モー
ドと、複数ページ分の画像データを所定のページ単位に
分割して送信する第2の処理モードとがある。
【0037】ジョブ制御部43は、ジョブ管理部44、
ジョブ分割/統合部45、モード制御部46、ジョブ情
報送受信部47を有している。
【0038】このうち、モード制御部46は、上記モー
ド選択設定部42で設定された処理モードに応じて、実
行すべき処理モードに第1,第2の処理モードのどちら
を採用するかを判断(認識)し、その判断結果をジョブ
分割/統合部45に通知するものである。
【0039】ジョブ分割/統合部45は、モード制御部
46から通知された処理モードにしたがってジョブの取
り扱い方式をジョブ管理部44に通知するものである。
即ち、モード制御部47から通知された処理モードが第
1の処理モードであった場合は、上記スキャナ36で読
み取られた複数ページ分の画像データをそのまま一つの
ジョブとして取り扱い、第2の処理モードであった場合
は、上記複数ページ分の画像データを所定のページ単
位、例えば1ページ単位のサブジョブの集合として分割
して取り扱うよう、ジョブ管理部32に通知する。
【0040】ジョブ管理部44は、ジョブ管理/統合部
45から通知されたジョブの取り扱い方式に応じてジョ
ブの処理状況を管理するものである。ジョブ情報送受信
部47は、画像データの送信先装置、即ち複写機、プリ
ンタ等の画像出力装置との間でジョブ情報の送受信を行
うもので、このジョブ情報送受信部47を介してジョブ
管理部44はジョブの進行状況を確認する。画像出力装
置との間で送受信されるジョブ情報としては、ジョブ開
始要求、ジョブ送信完了通知、ジョブ完了通知などがあ
る。
【0041】通信部48は、送信先装置となる画像出力
装置(複写機、プリンタ等)との間でジョブの受け渡し
を行うためのものである。ページ制御部49は、スキャ
ナ36で読み取られた画像データをページ単位で制御す
るもので、その一機能としてページ管理部50を有して
いる。ページ管理部50は、スキャナ36で読み取られ
た画像データをハードディスク38に蓄積する際の蓄積
状況をページ単位で管理するとともに、その蓄積状況を
ジョブ管理部44に通知するものである。印刷制御部5
1は、ジョブ分割/統合部45から通知される処理モー
ドに従って、画像データの送信先装置となる画像出力装
置(プリンタ等)側での印刷状況を管理する印刷管理部
52を有している。
【0042】ちなみに、画像データの送信先装置となる
画像出力装置側、例えばプリンタの構成としては、画像
読取装置30側から通知される処理モードに応じて印刷
出力するものであれば、特に、いずれの構成を採用して
もかまわない。具体的には、例えば、プリンタ側のハー
ドウェア構成として、図5におけるスキャナI/Fとス
キャナを、それぞれ印刷部I/Fと印刷部に置き換えた
構成を採用し、制御系の構成としては、図6におけるモ
ード選択設定部42を除いた構成を採用すればよい。
【0043】続いて、CPU31の処理動作に基づく画
像読取装置の動作手順につき、図7のフローチャートを
用いて説明する。先ず、印刷を指示するユーザ側では、
印刷すべき原稿をスキャナ36の原稿台または自動原稿
送り装置にセットしたのち、操作パネル等を介して所望
の処理条件を選択し、処理開始のスタートボタンを押
す。これにより、操作パネル等からの印刷指示を受信す
ると(ステップS20)、モード選択設定部42によっ
て設定された処理モードをモード制御部46が認識し
(ステップS21)、その認識結果をジョブ分割/統合
部45に通知する。
【0044】ここで、モード制御部46から通知された
処理モードが第1の処理モードであった場合は、スキャ
ナ36で読み取られた1ページ目の画像データをハード
ディスク38に蓄積する。このとき、1ページ分の画像
データの蓄積が完了すると、その都度、ページ管理部5
0から1ページ分の蓄積が完了した旨の通知がなされ
る。そこで、ジョブ管理部44では、ページ管理部50
からのページ蓄積完了通知を受信したか否かを繰り返し
判定し(ステップS22)、これを受信した時点で次ペ
ージの画像データの蓄積を開始する。
【0045】続いて、全ページ分の画像データの蓄積が
完了したか否かを判定する(ステップS23)。ここ
で、全ページ分の画像データとは、ユーザが印刷(コピ
ー)しようとしてセットした原稿枚数分の画像データの
ことである。ステップS23にて、全ページ分の画像デ
ータの蓄積が完了していない間は、スキャナ36によっ
て読み取られた各ページの画像データを順次ハードディ
スク38に蓄積し、その後、全ページ分の画像データの
蓄積が完了した時点でステップS24に進む。
【0046】ステップS24では、画像データの送信先
装置、例えば図4に示すプリンタ22や複写機23に対
して、ハードディスク38に蓄積された全ページ分の画
像データの送信を開始する。そして、続くステップS2
5においては、全ページ分の画像データの送信が完了し
たか否かを判定し、全ページ分の画像データの送信を完
了した時点で、一連のジョブの処理を終了する。
【0047】一方、先のステップS21において、モー
ド制御部46により認識された処理モードが第2の処理
モードであった場合は、ページ管理部50から1ページ
分の画像データの蓄積完了通知があった時点で、複写機
等の送信先装置にサブジョブ開始要求を送信する(ステ
ップS26,S27)。
【0048】続いて、蓄積完了した1ページ分の画像デ
ータを送信したのち(ステップS28)、送信先装置側
からサブジョブ終了通知を受信したか否かを判定する
(ステップS29)。このとき、サブジョブ終了通知を
受信した場合は、サブジョブ管理テーブルを更新する
(ステップS30)。このサブジョブ管理テーブルは、
スキャナ36によって読み取られた複数ページ分の画像
データを所定のページ単位に分割して取り扱う際に、各
々分割された所定ページ分の処理を一つのジョブ(サブ
ジョブ)として管理するためのテーブルである。
【0049】ちなみに、本実施形態においては、1ペー
ジ目の画像出力時期を極力早めるという観点から、スキ
ャナ36により読み取られた複数ページ分の画像データ
を1ページ単位に分割して取り扱うようにしている。た
だし、分割する際のページ単位としては、必ずしも1ペ
ージに設定する必要はない。例えば、原稿1枚に対して
複数の同一画像を出力する場合などでは、その出力部数
を分割ページ単位に設定するようにしてもよい。また、
分割するページ単位については、操作パネル等を介して
ユーザ側で任意に設定できるように構成することも可能
である。
【0050】次いで、全サブジョブが終了したか否か、
即ち全ページ分の画像データに対応するサブジョブ要求
およびページデータの送信が完了し、かつ各々のサブジ
ョブ要求に対する送信先装置側からのサブジョブ終了通
知を受信したか否かを判定する(ステップS31)。
【0051】このとき、全ページ分の画像データに対応
するサブジョブ要求およびページデータの送信が未完
了、または各々のサブジョブ要求に対する送信先装置側
からのサブジョブ終了通知を全て受信していない場合
は、上記ステップS26に戻って同様の処理を行い、全
サブジョブが終了した時点で、一連のジョブの処理を終
了する。
【0052】次に、上記画像読取装置側の処理手順に対
応した送信先装置側での処理手順につき、図8のフロー
チャートを用いて説明する。先ず、画像読取装置側から
送信された印刷指示を受信すると(ステップS40)、
その印刷指示のあったジョブの要求内容が通常のジョブ
要求であるか否かを判定する(ステップS41)。ここ
で、通常のジョブ要求とは、上記第1の処理モードに対
応したジョブ要求のことを言う。
【0053】画像読取装置側からのジョブ要求が通常の
ジョブであった場合は、受信したページの画像データを
印刷する旨の指示を発行する(ステップS42)。これ
により、1ページ分の画像データが印刷出力される。
【0054】次いで、1ページ分の画像データを印刷し
たら、その都度、全ページ分の印刷が完了したか否かを
判定し(ステップS43)、全ページ分の印刷が完了と
なったら、画像読取装置に対してジョブ終了通知を送信
したのち(ステップS44)、一連のジョブの処理を終
了する。
【0055】一方、ステップS41において、画像読取
装置側からのジョブ要求が通常のジョブではない、つま
り第2の処理モードに対応したサブジョブ要求であった
場合はステップS45に移行し、そこでサブジョブの処
理単位である1ページ分の印刷指示を発行する。
【0056】次いで、サブジョブ管理テーブルを更新し
たのち(ステップS46)、画像読取装置に対して上記
サブジョブ要求に関するジョブ(印刷出力)を完了した
旨のサブジョブ完了通知を送信する(ステップS4
7)。
【0057】続いて、全てのサブジョブ要求に関するジ
ョブが終了したか否かを判定し(ステップS48)、全
てのサブジョブ要求に対する印刷およびサブジョブ完了
通知の送信が終了したら、その旨のジョブ終了通知を送
信したのち(ステップS44)、一連のジョブの処理を
終了する。
【0058】ちなみに、プリンタ等の印刷動作中に用紙
切れ,ジャム(用紙詰まり)などの不具合が発生した場
合は、上記サブジョブ完了通知に代えて、例えば印刷不
可となった旨のジョブ状態変更通知を画像読取装置側に
送信することにより、画像データの送信処理を一時的に
中断させ、その後、用紙補給やジャム除去等によって不
具合が解消された段階で、例えば印刷再開が可能となっ
た旨のジョブ状態変更通知を画像読取装置側に送信する
ことにより、ジョブ序処理の再開を要求する構成とする
ことも可能である。
【0059】このように本発明の他の実施形態において
は、スキャナ36で読み取られた画像データを画像出力
装置に送信する際の処理モードとして、複数ページ分の
画像データを全て蓄積してから送信する第1の処理モー
ドと、複数ページ分の画像データを所定のページ単位に
分割して送信する第2の処理モードとをユーザ側で選択
できるようにしたので、画像読取装置と画像出力装置の
設置環境に応じて効率的な処理を行うことが可能とな
る。
【0060】例えば、画像読取装置と画像出力装置とが
離れて設置された環境においては、全ての原稿画像の読
み取りおよび蓄積を終えた後に複数ページ分の画像デー
タを一括送信する第1の処理モードを選択することで、
原稿の読み取り動作が終了するまでの時間が短くなる。
これにより、画像の読み取り動作に費やされるユーザの
作業時間(拘束時間)を極力短縮することができる。
【0061】これに対して、画像読取装置と画像出力装
置とが近くに設定された環境においては、複数ページ分
の画像データを分割して送信する第2の処理モードを選
択することで、1ページ目の画像が出力されるまでの時
間が短くなる。これにより、ミスコピー等が発生した場
合でも、これを早期に発見することができる。したがっ
て、ミスコピーによる不要紙の発生や、それまで費やさ
れる無駄な作業時間を極力抑えることが可能となる。
【0062】特に、ユーザが原稿を1枚ずつセットして
画像の読み取りを行う場合においては、複数ページ分の
画像データを1ページ単位に分割して処理することで、
1ページ目の画像出力時期が最短となるため、ミスコピ
ー時の対応をより迅速にとることができるとともに、通
常の複写機と同様に原稿1枚(1ページ分)を読み取る
ごとに出力画像が得られるため、ユーザに違和感を与え
ることもない。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る請求項1
記載の画像読取装置によれば、選択手段により選択され
た処理内容を送信先装置で直ちに実行可能であるか否か
を判定手段で判定し、この判定手段にて直ちに実行可能
であると判定した場合には、読取手段での画像の読み取
りと並行して、その読み取った画像データを送信手段に
より送信先装置に送信する構成を採用したことで、読取
手段により読み取られた画像データは画像読取装置側で
蓄積されることなく送信先装置へ送信されるようになる
ため、画像読取装置での画像の読み取り開始から、送信
先装置の処理開始までの時間を短縮することができる。
【0064】また、本発明に係る請求項2記載の画像読
取装置によれば、選択手段により選択された処理内容を
送信先装置で直ちに実行可能であるか否かを判定手段で
判定し、この判定手段の判定結果に基づいて送信先装置
に対する画像データの送信モードを変更手段で変更する
ようにしたので、例えば選択手段により選択された処理
内容を送信先装置で直ちに実行可能な場合は、送信先装
置側で画像データを一旦蓄積せずにジョブを起動するよ
うな処理モードに変更し、送信先装置で直ちに実行不可
能な場合は、送信先装置側で画像データを一旦蓄積して
からジョブを起動するような送信モードに変更すること
で、画像データの蓄積による時間ロスを最小限に抑える
ことができ、これによって画像読取装置での画像の読み
取り開始から、送信先装置の処理開始までの時間短縮を
図ることができる。
【0065】さらに、本発明に係る請求項3記載の画像
読取装置によれば、選択手段により選択された送信先装
置での障害発生の有無を検知手段で検知し、この検知手
段にて送信先装置での障害発生が検知された場合は、読
取手段による画像の読み取りを禁止手段で禁止するよう
にしたので、送信先装置で障害が発生している状況下に
おいて、読取手段による画像の読み取りが行われること
がなくなる。これにより、送信先装置の障害が復旧する
までの間、画像読取装置又は送信先装置の蓄積手段に画
像データが蓄積されたままになるという状況を回避でき
るため、その分の空き容量を他の処理を実行するために
有効に利用することが可能となる。
【0066】加えて、本発明に係る請求項4記載の画像
読取装置によれば、原稿の画像を読み取る場合に、その
読み取った画像データを送信先装置に送信する際の処理
モードとして、複数ページ分の画像データを全て蓄積し
てから送信する第1の処理モードと、複数ページ分の画
像データを所定のページ単位に分割して送信する第2の
処理モードとを選択できる構成としたので、さまざまな
使用環境(装置の設置環境)に応じて効率的な処理を実
現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読取装置の一実施形態を示
す概略構成図である。
【図2】 実施形態における画像読取装置の動作手順を
示すフローチャートである(その1)。
【図3】 実施形態における画像読取装置の動作手順を
示すフローチャートである(その2)。
【図4】 ネットワークの構成例を示す概略図である。
【図5】 本発明に係る画像読取装置の他の実施形態を
示すハードウェア構成図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る機能ブロック図
である。
【図7】 実施形態における画像読取装置の動作手順を
示すフローチャートである。
【図8】 実施形態における画像出力装置側での動作手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,30…画像読取装置、2,31…CPU、3,36
…スキャナ、4,32…ROM、7…操作表示部、8,
38…ハードディスク、10,11…画像出力装置、4
2…モード選択設定部、43…ジョブ制御部、45…ジ
ョブ分割/統合部、46…モード制御部、47…ジョブ
情報送受信部、48…通信部、49…ページ制御部、5
0…ページ管理部、51…印刷制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた画像データの送信先装置と
    この送信先装置における処理内容とを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された処理内容を前記送信先装
    置で直ちに実行可能であるか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により直ちに実行可能であると判定された
    場合に、前記読取手段での画像の読み取りと並行して、
    その読み取った画像データを前記送信先装置に送信する
    送信手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた画像データの送信先装置と
    この送信先装置における処理内容とを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された処理内容を前記送信先装
    置で直ちに実行可能であるか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記送信先装置に対
    する画像データの送信モードを変更する変更手段とを備
    えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた画像データの送信先装置を
    選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記送信先装置での障害
    発生の有無を検知する検知手段と、 前記検知手段によって前記送信先装置での障害発生が検
    知された場合に、前記読取手段による画像の読み取りを
    禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする画像読取
    装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた画像データをその送信先装
    置に送信する際の処理モードとして、複数ページ分の画
    像データを全て蓄積してから送信する第1の処理モード
    と、複数ページ分の画像データを所定のページ単位に分
    割して送信する第2の処理モードとを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された処理モードに応じて前記
    送信先装置に画像データを送信する送信手段とを備えた
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の処理モードが前記複数ページ
    分の画像データを1ページ単位に分割して送信する処理
    モードであることを特徴とする請求項4記載の画像読取
    装置。
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